JPH0652994A - 放電を利用する真空装置における放電検出装置 - Google Patents

放電を利用する真空装置における放電検出装置

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JPH0652994A JP4222093A JP22209392A JPH0652994A JP H0652994 A JPH0652994 A JP H0652994A JP 4222093 A JP4222093 A JP 4222093A JP 22209392 A JP22209392 A JP 22209392A JP H0652994 A JPH0652994 A JP H0652994A
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 真空装置においてプラズマ放電を自動的、か
つ確実に検知すること。 [構成] 放電検出装置Aは、電極4に高周波電圧を印
加するための電線路9に近接して、電線路9に流れてい
る高周波電流を検出するための高周波電流検出手段11
と、該高周波電流検出手段の検出出力端子に接続され、
高周波電源1の周波数成分を主として通すためのローパ
スフィルター12と、該ローパスフィルター12の出力
を検出するための高周波電流計17と、前記検出出力端
子に接続され、前記周波数成分の高次の高調波周波数成
分を主として通すためのハイパスフィルター13とを備
え、このハイパスフィルター13の出力が所定レベル以
上になることを検知して、前記プラズマ放電の発生を検
出するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、放電を利用する真空装
置、例えばスパッタリング、エッチング装置やCVD装
置などにおける放電を検出するための放電検出装置に関
する。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】図5は従来の真空装置の
概略を示すものであるが、RF電源、もしくは高周波電
源1の高周波電力をマッチング回路2を介して真空槽3
内の電極4内に印加している。真空槽3内には、これに
対向してアース側の電極6が配設されており、これら電
極間にプラズマ5を発生させることにより、スパッタリ
ングやエッチングなどの作用を行わせているのである
が、いずれにしてもプラズマ放電が生じたかどうかを知
る必要がある。
【0003】従来は、この方法として、(1)目視によ
る方法、(2)方向性結合器により進行波電力Pf及び
反射電力Prを検出する方法及び(3)放電時に電極に
発生する自己バイアス電圧を検出する方法があるが、
(1)の方法では電気的信号として取り扱えないので種
々の不都合があり、(2)の方法ではマッチング回路の
入力段の検出であり、最終負荷である電極4と、これに
対向するアース側電極の間で確実にプラズマ放電が起こ
っているという保証はない。又(3)の方法では自己バ
イアスが発生しないプロセスでは利用できない、という
欠点がある。
【0004】他方、放電を利用するスパッタリングやエ
ッチングなどのプロセスにおいては、RF電源1の供給
出力を最大効率で負荷へ伝送させる必要がある。このた
めにマッチング回路2が設けられているのであるが、こ
のマッチング回路2の入口側インピーダンスは電源1の
出力インピーダンスと同等(50Ω)になるように調整
される。マッチングがとれた状態では反射電力は最小と
なるが、負荷側で放電が発生している保証を与えるもの
ではない。
【0005】放電の発生をできるだけ早く検知し、二次
製品の生産量を高めることが要求される。又この放電の
発生を確実にキャッチすることにより、オートマッチン
グ起動のタイミングを的確に捕らえることができ、操作
時間のロスを減少させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】本発明は上述の問題
に鑑みてなされ、放電の発生を自動的、かつ迅速、確実
にキャッチすることができる放電を利用する真空装置に
おける放電検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【問題点を解決するための手段】以上の目的は、真空槽
内に配設される電極に高周波電源からの高周波電圧を印
加し、前記真空槽内にプラズマ放電を発生させるように
した真空装置の前記プラズマ放電の発生を検出するため
の放電検出装置を備えた、放電を利用する真空装置にお
ける放電検出装置において、前記放電検出装置は、前記
電極に前記高周波電圧を印加するための電線路に近接し
て、該電線路に流れている高周波電流を検出するための
高周波電流検出手段と、該高周波電流検出手段の検出出
力端子に接続され、前記高周波電源の周波数成分の高次
の高調波周波数成分を主として通すためのフィルターと
を備え、該フィルターの出力が所定レベル以上になるこ
とを検知して前記プラズマ放電の発生を検出するように
したことを特徴とする放電を利用する真空装置における
放電検出装置によって達成される。
【0008】又は、真空槽内に配設される電極に高周波
電源からの高周波電圧を印加し、前記真空槽内にプラズ
マ放電を発生させるようにした真空装置の前記プラズマ
放電の発生を検出するための放電検出装置を備えた、放
電を利用する真空装置における放電検出装置において、
前記放電検出装置は、前記電極に前記高周波電圧を印加
するための電線路に近接して、該電線路に流れている高
周波電流を検出するための高周波電流検出手段と、該高
周波電流検出手段の検出出力端子に接続され、前記高周
波電源の周波数成分を主として通すためのローパスフィ
ルターと、該ローパスフィルターの出力を検出するため
の高周波電流計と、前記検出出力端子に接続され、前記
周波数成分の高次の高調波周波数成分を主として通すた
めのハイパスフィルターとを備え、前記ハイパスフィル
ターの出力が所定レベル以上になることを検知して、前
記プラズマ放電の発生を検出するようにしたことを特徴
とする放電を利用する真空装置における放電検出装置に
よって達成される。
【0009】
【作用】真空槽内の電極に高周波電圧を印加するための
電線路に近接して配設されている高周波電流検出手段に
より、この電線路を流れている電流が検知され、これが
フィルターに通され、高周波電源の電流に乗っている高
調波成分を主として通すので、このフィルターの出力が
所定レベル以上にあると、プラズマ放電が発生している
と検出されるので、自動的、かつ確実にプラズマ放電の
発生を検出することができる。
【0010】又、高周波電流検出手段にローパスフィル
ターとハイパスフィルターとを接続させている場合に
は、ハイパスフィルターの出力が所定のレベル以上にな
ると真空槽内にプラズマ放電が発生したと検知されるの
であるが、更にローパスフィルターの出力を検出するこ
とにより、高周波電源の周波数の電流成分をローパスフ
ィルターに接続された高周波電流計により、その強度が
検出され、プラズマ放電の強度も検出することができ
る。
【0011】
【実施例】以下、本発明による真空装置における放電検
出器につき図面を参照して説明する。図1は本実施例の
概略を示すものであるが、従来装置を示す図5に対応す
る部分については同一の符号を付し、その詳細な説明は
省略する。なおマッチング回路2は更に詳細に示される
が、公知のように可変容量コンデンサC1、C2、誘導
素子Lなどから成る。このマッチング回路2の出力段
と、真空槽3内の電極4とを結ぶ電線路9に本発明に係
わる放電検出装置Aが設けられている。すなわち電線路
9に近接して高周波電流検出手段11が設けられ、この
検出出力が、後に更に詳述するローパスフィルター12
及びハイパスフィルター13に接続され、これらの出力
端子はそれぞれバッフアンプ14を介して高周波電流計
17及びコンパレータ15の一方の入力端子に供給さ
れ、他方の入力端子はスレッシュホールド設定器16
(可変抵抗)に接続される。このコンパレータ15の出
力により、真空槽3内にプラズマ放電が発生したことを
検知する。
【0012】本発明によれば、放電が発生している時
と、していない時とで電線路9に流れる電流の現象に顕
著な差があることを発見したことに基づいてなされたも
のである。
【0013】図2は電線路9に流れる電流のオシロ波形
を示すものであるが、図2のAは、未だ放電を発生して
いない時の電線路9に流れる電流波形を示し、これは高
周波電源1の周波数である13.56MHZ の交流を示
しており、わずかにリップルがのっているが、プラズマ
放電が発生すると、電線路9に流れている電流波形は図
2のBのようになり、高調波成分が13.56MHZ
高周波成分に大きくのっていることが観測された。
【0014】図3は放電を発生していない時と放電を発
生しているときの電線路に流れる電流の周波数スペクト
ルを示すものであるが、Aは放電が発生していない時
で、aが13.56MHZ 成分を表し、これの2倍(2
×13.56MHZ )の周波数成分b、3倍c、4倍
d、5倍eまでのが観測されている。しかしながら、今
真空槽内にターゲットとして銅を用いて放電が発生した
場合には図3のBに示すように多数の高調波成分が現れ
る。すなわち放電が発生していない時にはAに示すよう
に5次までの周波数成分しかないが、放電が発生すると
6次以上の高調波成分が多量に発生している。
【0015】図3のCはターゲットとしてアルミを用い
ているが、この場合にも同様に6次以上の高調波成分を
多数発生しているが、更に高次の高調波成分をも発生し
ている。そして、図3のDはターゲットとしてSUS
(ステンレス)を用いた場合には、図3のCの場合より
更に高調波成分が大きな強度で発生している。
【0016】本発明は図2及び図3に示す現象を利用す
るものである。
【0017】図4は図1のブロック図を更に詳細に示す
回路図であるが、図1に対応する部分については同一の
符号を付すものとする。本放電検出回路Aは主として電
流検出部X、高調波成分分離回路Y、及びコンパレータ
部Zから成っている。
【0018】電流検出部Xにおいては銅製でなる密閉ケ
ーシング40内には電源1の周波数13.56MHZ
共振回路が誘導素子L2 、容量素子C3 及び可変容量素
子C4 により構成されており、その出力は同軸ケーブル
20を介して高調波成分分離回路Y側に電送される。銅
製のケーシング40は電線路9に近接して配設される。
【0019】高調波成分分離回路Yにおいては抵抗R1
を介して、上述のローパスフィルター12及びハイパス
フィルター13が接続されるのであるが、ローパスフィ
ルター12は本実施例では誘導素子L34 及び容量素
子C5 とから成っており、この出力は抵抗R2 を介して
導出され、上述の高周波電流計17に接続される。
【0020】ハイパスフィルター13は本実施例では容
量素子C6 、C7 及び誘導素子L5及び抵抗R3 とから
なり、この出力はダイオードD1 及び容量素子C8 を介
して導出され、更にこの出力は可変抵抗VR4 により電
圧調節されて、上述のコンパレータ15の一方の比較入
力端子に接続される。これは容量素子C9 を介して接地
されている。他方の比較入力端子は可変抵抗VR5 を介
して直流電源VCCに接続されている。これが上述のス
レッシュホールド電圧を設定する構成である。
【0021】コンパレータ15の出力はトランジスタQ
のベース電極に供給され、このコレクターにはダイオー
ドD2 及び直流電源VCCが接続されているのである
が、ダイオードD2 には並列にリレーコイルL10が接続
されており、これに近接してリレー用の接点30が配設
され、これは接点31、32のいずれかに接触するよう
に構成されており、これら接点31、32は自動トリガ
ー装置Tの入力端子に接続されている。すなわちリレー
コイルL10及び接点30によりリレーRが構成されてい
る。
【0022】なお、電流検知部Xからの出力はローパス
フィルター12とハイパスフィルター13とに供給され
るのであるが、このカットオフ周波数は本実施例では4
0.68MHZ と設定されている。
【0023】本発明の実施例による真空装置における放
電検出装置Aは、以上のように構成されるのであるが、
次にこの作用について説明する。
【0024】図1に示すようにRF電源からは、13.
56MHZ の高周波が電線路9を介して真空槽3内の電
極4に印加されるのであるが、未だ真空槽3内で放電が
発生していないとすると、電線路9には図2のAで示す
ような交流が流れており、これをスペクトルメータにか
けると、図3のAに示すようなスペクトルが得られる。
すなわち、基本周波数成分aの13.56MHZ の2
次、3次、4次の周波数成分も出ているが、6次以上の
周波数成分は全く存在していない。
【0025】従ってこのとき図1又は図4においてハイ
パスフィルター13の出力はほとんど0であり、ローパ
スフィルター12の出力は、図2のAで示す高周波電流
を通すことにより、これがバッフアンプ14で増巾され
て、高周波電流計17により、この電流強度が測定され
る。
【0026】プラズマ放電が発生すると、電線路9には
図2のBで示すような電流が流れる。すなわち13.5
6MHZ の交流に対し、大きな高調波成分がのってお
り、この電流をスペクトルアナライザにかけると、図3
のBで示すようなスペクトルが得られた。すなわち放電
が発生すると13.56MHZ の基本周波数成分及びこ
の5次までの成分の他に6次以上の高調波成分が多量に
発生する。従って、この高調波成分は図1又は図4にお
いてハイパスフィルター13を通り、今やスレッシュホ
ールド設定器16の設定電圧より大となり、従ってコン
パレータ15から放電確認信号が発生する。他方、図4
の回路においてはコンパレータ15の出力が、トランジ
スタQのベース電極に加えられることにより、これがオ
ンとなり、リレーコイルL10に電流が流れ、これに近接
して配設されている接点30を吸引し、通常は図示する
ように接点31側に接続しているのであるが、これが接
点32側に切り替わり、オートマッチング回路Tを駆動
する。すなわち、放電を開始したことを検出すると共に
直ちにオートマチックなマッチング作用を行う。
【0027】本実施例は以上述べたような作用を行い、
かつ効果を奏するのであるが、更に次のような効果も奏
する。
【0028】すなわち、本実施例によれば電流検知部X
は誘導素子L2 、容量素子C3 及びC4 からなる共振回
路を銅製のケーシング40が内蔵しており、これを電線
路9に近接して、この電線路9に流れている電流を検出
するようにしているので、放電を発生することを検知す
るための必要最低限の高周波分のみをピックアップする
ことができる。従って、又真空槽内の電極に印加される
電圧にはほとんど影響を及ぼすことはない。
【0029】更に本実施例によれば、ローパスフィルタ
ー12に高周波電流計17が接続されているので放電強
度を検出することができ、この検出値に基づいて放電強
度を一定にする自動制御を行うこともできる。又、本実
施例によれば、13.56MHZ の共振回路を内蔵させ
た電流センサーに市販のスペクトラムアナライザーを接
続するだけで、不要輻射(スプリアス放射)、すなわち
高調波成分も観測でき、よって放電検出を容易に行うこ
とができる。更に放電電流の検出が可能なため、リアル
タイムに負荷インピーダンスが想定でき、この定値(電
流)制御も可能となる。よって上質の薄膜形成を行うこ
とができる。
【0030】以上、本発明の実施例について説明した
が、勿論、本発明はこれに限定されることなく、本発明
の技術的思想に基いて種々の変形が可能である。
【0031】例えば、以上の実施例では真空装置として
スパッタリング装置、エッチング装置及びCVD装置を
説明したが、これ以外のプロセスでも放電を利用す真空
装置全てに適用可能であり、この負荷が不定であって
も、この放電電流を検出して、一定の放電状態を保証す
ることができる。
【0032】又、以上の実施例では、ハイパスフィルタ
ーとしては13.65MHZ の6次以上の高調波成分を
通すようにしたが、更に高次の高調波以上の高調波を通
すようにしてもよい。
【0033】あるいは、真空装置内のターゲットの材質
により通すべき高調波成分の周波数領域を定めるように
してもよい。
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の放電を利用
する真空装置における放電検出装置によれば、真空槽内
に放電が発生したことを迅速、かつ確実に検出すること
ができ、これに対応して、例えばオートマチックなトリ
ガー操作を自動的に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による放電を利用する真空装置
の概略的なブロック図である。
【図2】本発明に適用される現象を示す電流波形で、A
は放電が未だ発生しない時の電流波形であり、Bは放電
が発生したときの電流波形である。
【図3】図2のA、Bの電流波形のスペクトルダイヤグ
ラムで、Aは放電が発生しない時のスペクトルダイヤグ
ラム、Bはターゲットとして銅を用いた場合で放電が発
生したときのスペクトルダイヤグラム、Cはターゲット
としてアルミを用いた場合であるが、放電が発生した時
のスペクトルダイヤグラム及びDはステンレスをターゲ
ットとして放電が発生したときのスペクトルダイヤグラ
ムである。
【図4】図1における放電検出器を具体的な回路図であ
る。
【図5】従来例の真空装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 高周波電源 9 電線路 11 高周波電流検出手段 12 ローパルスフィルター 13 ハイパルスフィルター 15 コンパレータ A 放電検出装置 C6 容量素子 C7 容量素子 L2 誘導素子 L5 誘導素子 R3 抵抗

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 真空槽内に配設される電極に高周波電源
    からの高周波電圧を印加し、前記真空槽内にプラズマ放
    電を発生させるようにした真空装置の前記プラズマ放電
    の発生を検出するための放電検出装置を備えた、放電を
    利用する真空装置における放電検出装置において、前記
    放電検出装置は、前記電極に前記高周波電圧を印加する
    ための電線路に近接して、該電線路に流れている高周波
    電流を検出するための高周波電流検出手段と、該高周波
    電流検出手段の検出出力端子に接続され、前記高周波電
    源の周波数成分の高次の高調波周波数成分を主として通
    すためのフィルターとを備え、該フィルターの出力が所
    定レベル以上になることを検知して前記プラズマ放電の
    発生を検出するようにしたことを特徴とする放電を利用
    する真空装置における放電検出装置。
  2. 【請求項2】 前記高周波電流検出手段は、前記高周波
    電源の周波数に共振する共振回路を備えている請求項1
    に記載の放電を利用する真空装置における放電検出装
    置。
  3. 【請求項3】 前記高周波電流検出手段は金属製のケー
    ス内に収容され、前記電線路に近接して配設されている
    請求項2に記載の放電を利用する真空装置における放電
    検出装置。
  4. 【請求項4】 前記フィルターは前記周波数成分の第6
    次以上の高調波周波数成分を主として通す請求項1に記
    載の放電を利用する真空装置における放電検出装置。
  5. 【請求項5】 真空槽内に配設される電極に高周波電源
    からの高周波電圧を印加し、前記真空槽内にプラズマ放
    電を発生させるようにした真空装置の前記プラズマ放電
    の発生を検出するための放電検出装置を備えた、放電を
    利用する真空装置における放電検出装置において、前記
    放電検出装置は、前記電極に前記高周波電圧を印加する
    ための電線路に近接して、該電線路に流れている高周波
    電流を検出するための高周波電流検出手段と、該高周波
    電流検出手段の検出出力端子に接続され、前記高周波電
    源の周波数成分を主として通すためのローパスフィルタ
    ーと、該ローパスフィルターの出力を検出するための高
    周波電流計と、前記検出出力端子に接続され、前記周波
    数成分の高次の高調波周波数成分を主として通すための
    ハイパスフィルターとを備え、前記ハイパスフィルター
    の出力が所定レベル以上になることを検知して、前記プ
    ラズマ放電の発生を検出するようにしたことを特徴とす
    る放電を利用する真空装置における放電検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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