JPH0652619U - 組立式ベッド - Google Patents
組立式ベッドInfo
- Publication number
- JPH0652619U JPH0652619U JP256993U JP256993U JPH0652619U JP H0652619 U JPH0652619 U JP H0652619U JP 256993 U JP256993 U JP 256993U JP 256993 U JP256993 U JP 256993U JP H0652619 U JPH0652619 U JP H0652619U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- side frame
- protective cap
- insertion hole
- spring
- joint
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組立式とすることにより搬送時の荷姿の大幅
な小型化を可能にし、かつ、連結部分の組付け補強部材
を少なく組立を容易にする組立式ベッドを提供する。 【構成】 中央部を上方に湾曲させた小幅板材からなる
スプリングの多数本を平行に配置し、それらの両端部を
管状のサイドフレームに嵌挿支持させることにより弾性
を有する床部を構成する組立式ベッドにおいて、左右の
サイドフレームはそれぞれ複数のサイドフレーム分割片
の端部に棒状ジョイントを蜜嵌することにより接合し、
上記蜜嵌状態において棒状ジョイントはサイドフレーム
分割片側面の保護キャップ挿入孔に重なり合う保護キャ
ップ挿入孔を設け、前記スプリングの端部には保護キャ
ップを嵌着し、該保護キャップ嵌着部分をサイドフレー
ムの内側側面に設けた保護キャップ挿入孔に挿入するこ
とによりスプリングをサイドフレームに支持した。
な小型化を可能にし、かつ、連結部分の組付け補強部材
を少なく組立を容易にする組立式ベッドを提供する。 【構成】 中央部を上方に湾曲させた小幅板材からなる
スプリングの多数本を平行に配置し、それらの両端部を
管状のサイドフレームに嵌挿支持させることにより弾性
を有する床部を構成する組立式ベッドにおいて、左右の
サイドフレームはそれぞれ複数のサイドフレーム分割片
の端部に棒状ジョイントを蜜嵌することにより接合し、
上記蜜嵌状態において棒状ジョイントはサイドフレーム
分割片側面の保護キャップ挿入孔に重なり合う保護キャ
ップ挿入孔を設け、前記スプリングの端部には保護キャ
ップを嵌着し、該保護キャップ嵌着部分をサイドフレー
ムの内側側面に設けた保護キャップ挿入孔に挿入するこ
とによりスプリングをサイドフレームに支持した。
Description
【0001】
本考案は、組立式ベッドに関するものである。
【0002】
容易に組立可能な部品のセットとして製造・販売され、それを小売店もしくは 購入した利用者が組み立てて使用できるようにしたものは、保管や展示のための スペースが小さくて済むから販売コストが低く、安価に販売できる利点があり、 簡易家具等に普及している。
【0003】 しかしながら、ベッドの場合は、組立式にしてもその長手方向に延びる骨格材 ・サイドフレームが2m近くにもなるから、できるだけ部品を細分化したとして も長いサイドフレームによって部品パッケージがかなり大きなものとなるのが避 けられず、販売店にとっても購入者にとっても扱いにくいものとなるという問題 点があった。
【0004】 また、組立式としても、組付け部分を補強するための組付け補強部材に複雑な 部分を多く必要とするという問題点もあった。
【0005】
そこで本考案の目的は、組立式とすることにより搬送時の荷姿の大幅な小型化 を可能にし、かつ、連結部分の組付け補強部材を少なく組立を容易にする組立式 ベッドを提供することにある。
【0006】
中央部を上方に湾曲させた小幅板材からなるスプリングの多数本を平行に配置 し、それらの両端部を管状のサイドフレームに嵌挿支持させることにより弾性を 有する床部を構成する組立式ベッドにおいて、左右のサイドフレームはそれぞれ 複数のサイドフレーム分割片の端部に棒状ジョイントを蜜嵌することにより接合 し、上記蜜嵌状態において棒状ジョイントはサイドフレーム分割片側面の保護キ ャップ挿入孔に重なり合う保護キャップ挿入孔を設け、前記スプリングの端部に は保護キャップを嵌着し、該保護キャップ嵌着部分をサイドフレームの内側側面 に設けた保護キャップ挿入孔に挿入することによりスプリングをサイドフレーム に支持した。
【0007】
サイドフレーム用管はサイドフレームを小分割したサイドフレーム分割片を嵌 接合してなり、その接合は、棒状ジョイントの1/2の部分を一方のサイドフレ ーム分割片端部に嵌入させ、残る1/2を他方のサイドフレーム分割片端部に嵌 入させることにより行なう。棒状ジョイントを嵌合させると、サイドフレーム用 管側面の保護キャップ挿入孔と棒状ジョイント側面の保護キャップ挿入孔が重な り合うから、そこにスプリングの保護キャップを嵌入させ、棒状ジョイントを引 き抜き不能にしてサイドフレーム分割片の接合構造を安定化する。
【0008】
図1に完成図を示した本考案実施例の組立式ベッドにおいて、床部1はサイド フレーム2、ヘッドサポートフレーム3、およびフットサポートフレーム4から なる床部フレーム5の左右のサイドフレーム2にスプリング6を12本掛け渡し てなるものである。
【0009】 このベッドを構成する主要部品について説明すると、サイドフレーム2は図2 に示したように断面が四角形の鋼管7から作られ、床部フレーム5において内側 になる側面に、スプリング6の先端を支持するための、スプリング6と同数のス プリング挿入孔8がほぼ等間隔で穿設されている。
【0010】 スプリング6は、図1に現われているように軽く弓なりに湾曲した小幅板材( 木製)からなるが、その先端には、図3に示したようなプラスチック製保護キャ ップ9が嵌着される。
【0011】 スプリング6を支持するサイドフレーム2は、その半分の長さの鋼管2本(7 a,7b)を嵌合式のジョイント10により接合したものである。接合用のジョ イント10は、外嵌はおおむね棒状のものであるが、図4および図5に示したよ うに、サイドフレーム2を構成する上記鋼管7の中空部に軽く変形した状態で嵌 合させて蜜嵌状態を形成させるため、長手方向全体にわたる細長い欠損部11と 湾曲部12を有する中空形状のものになっている。ジョイント10はまた、その 一方の側面に、サイドフレーム2の側面のスプリング挿入孔8と同一形状のスプ リング挿入孔8´を有する。
【0012】 ジョイント10の長さおよびジョイント10上のスプリング挿入孔8´の位置 は、図2に示したサイドフレーム2用鋼管7の接合端とそれに最も近いスプリン グ挿入孔8の反対側端部までの距離dを考慮して選定されている。すなわち、ジ ョイント10の長さは距離dの2倍よりも十分長くし、ジョイント10の1/2 を一方の鋼管7aに、残りの1/2を他方の鋼管7bに嵌入させたときジョイン ト10上のスプリング挿入孔8´が上記接合端に最も近いスプリング挿入孔8と 重なり合うように、位置を選定されている。
【0013】 上記ベッドを組み立てるときは、まず二本のサイドフレーム分割片7a,7b からサイドフレーム2を組み立てる。それには、ジョイント10の1/2を一方 のサイドフレーム分割片7aに、残りの1/2を他方のサイドフレーム分割片7 bに嵌入させる。ジョイント10上のスプリング挿入孔8´が上述のように穿設 されていることにより、完全に嵌合したジョイント10上のスプリング挿入孔8 ´は鋼管7上で接合端に最も近いスプリング挿入孔8と重なり合う(図6参照) 。図示の例ではサイドフレーム2を2分割しているが、3分割としても良い。ま たサイドフレーム2の材質を鋼管として説明しているが、特に鋼とは限らずアル ミニューム等の金属でも差し支えない。
【0014】 両側のサイドフレーム2を完成させた後、サイドフレーム2の片方にヘッドサ ポートフレーム3およびフットサポートフレーム4をボルトで固定する。次いで 、スプリング6の先端に保護キャップ9を嵌着し、保護キヤップ9が嵌着された スプリング6の先端を、サイドフレーム2のスプリング挿入孔8に挿入する。こ のとき、スプリング6は上方に凸になるように配置する。この過程で、サイドフ レーム分割片7a,7bの接合部に隣接する二つのスプリング挿入孔8において は、図6に示したように、挿入された保護キャップ9が鋼管7のスプリング挿入 孔8とジョイント10のスプリング挿入孔8´の両方を貫通するから、棒状ジョ イント10は引き抜き不能なロック状態になり、緩むおそれのない完全に一体化 したサイドフレーム2が完成する。
【0015】 全部のスプリング挿入孔8にスプリング6の先端を挿入したならば、同様にし てスプリング6の反対側端部を反対側サイドフレーム2のスプリング挿入孔8に 挿入する。反対側サイドフレーム2をヘッドサポートフレーム3およびボトムサ イドフレーム4に固定すると、スプリング6が平行に配列した床面が形成される 。
【0016】 以下、完成したフレーム5に脚部13用部品および頭部手摺り14用部品を固 定すると、ベッドが完成する。
【0017】 湾曲したスプリング6が床部フレーム5内に配列して形成された床面は垂直荷 重に対し弾性変形が可能であり、図示してないマットを、さらにその上に寝る人 を、弾性的に支持することができる。
【0018】
上述のように、本考案はサイドフレームを2分割し、それを棒状のジョイント 金具により接合して使用するようにしたので、部品パッケージを従来よりも大幅 に小さくし、保管、流通に便利なものとすることができる。また、ジョイントは サイドフレーム構成材に嵌合させ保護キャップを両者のスプリング挿入孔に挿入 するだけでよく、スプリングをセットする過程で自動的にサイドフレームの連結 固定が行なわれるから、分割したことによる組立て作業の工程数増加は最小限度 で済みサイドフレームを連結するための部材もジョイントが増加するだけで済み 、特にジョイント部分を固定するための新たな部材を必要とすることはない。
【図1】本考案によるベッドの完成状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】本考案サイドフレームの斜視図である。
【図3】本考案保護キャップの斜視図である。
【図4】本考案ジョイントの側面図である。
【図5】図4のV−V部断面図である。
【図6】Aは本考案ジョイントによるサイドフレーム分
割片接合の説明図である。Bは本考案ジョイント部分に
おけるスプリング挿入孔位置での断面図である。
割片接合の説明図である。Bは本考案ジョイント部分に
おけるスプリング挿入孔位置での断面図である。
1 床部 2 サイドフレーム 6 スプリング 7 鋼管 7a,7b サイドフレーム分割片 8 スプリング挿入孔 9 保護キャップ 10 ジョイント
Claims (1)
- 【請求項1】 中央部を上方に湾曲させた小幅板材から
なるスプリングの多数本を平行に配置し、それらの両端
部を管状のサイドフレームに嵌挿支持させることにより
弾性を有する床部を構成する組立式ベッドにおいて、左
右のサイドフレームはそれぞれ複数のサイドフレーム分
割片の端部に棒状ジョイントを蜜嵌することにより接合
し、上記蜜嵌状態において棒状ジョイントはサイドフレ
ーム分割片側面の保護キャップ挿入孔に重なり合う保護
キャップ挿入孔を設け、前記スプリングの端部には保護
キャップを嵌着し、該保護キャップ嵌着部分をサイドフ
レームの内側側面に設けた保護キャップ挿入孔に挿入す
ることによりスプリングをサイドフレームに支持したこ
とを特徴とする組立式ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP256993U JPH0652619U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 組立式ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP256993U JPH0652619U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 組立式ベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652619U true JPH0652619U (ja) | 1994-07-19 |
Family
ID=11533009
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP256993U Pending JPH0652619U (ja) | 1993-01-06 | 1993-01-06 | 組立式ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652619U (ja) |
-
1993
- 1993-01-06 JP JP256993U patent/JPH0652619U/ja active Pending
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