JPH0652293A - プローバの文字認識システム - Google Patents

プローバの文字認識システム

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JPH0652293A
JPH0652293A JP4201661A JP20166192A JPH0652293A JP H0652293 A JPH0652293 A JP H0652293A JP 4201661 A JP4201661 A JP 4201661A JP 20166192 A JP20166192 A JP 20166192A JP H0652293 A JPH0652293 A JP H0652293A
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JP
Japan
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character
prober
wafer
image
data
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP4201661A
Other languages
English (en)
Inventor
Eiji Kurokawa
英治 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH0652293A publication Critical patent/JPH0652293A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】プローバにおいて、ウエハ上にマーキングされ
た文字を、ウエハ表面状態にかかわらず読み取る事を可
能とする。 【構成】プローバにカメラ1を取付け、カメラ1で撮像
した画像をプローバ画像処理制御部3から、文字認識装
置の文字特徴データ抽出部8へ送信する。ここで画像中
の文字の二値化及び文字特徴データを求め、文字データ
確度演算部9及び文字判定回路10で画像の表わす文字
を認識し、プローバ制御部4及び外部装置12に対して
認識した文字コードを出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ウエハ上にマーキング
された文字を文字認識装置で認識させることにより、プ
ローバで文字認識に基づく処理を行うプローバの文字認
識システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のプローバにおけるウエハ上の文字
の認識方法を、図を用いて説明する。図6は従来のプロ
ーバにおける文字認識機構の構成図である。図6でプロ
ーバは、プローバ制御部28と画像処理制御部29とカ
メラ1とステージ2とモニタ5を備えている。プローバ
はカメラ1で撮影した画像を画像処理制御部29及び画
像メモリ30を介して二値化部31へ送信する。二値化
部31において、送信されてきた画像は任意のしきい値
(以下スレシュホールドと称す)において二値化処理を
行い、二値化データとして、二値化画像メモリ32へ記
憶される。ここで、標準文字データメモリ33には予
め、標準文字データを登録しておき二値化画像メモリ3
2の内容と標準文字データを文字比較部34で比較を行
う。
【0003】標準文字データメモリ33には、予めプロ
ーバから入力される文字を読みこませ、標準文字データ
として、文字のパターンを記憶させておく。この操作に
より、プローバのカメラ1により撮影された文字映像が
何の文字であるかの判断基準とする。文字判定部35で
は、カメラ1で撮影された文字が標準文字データに登録
されている文字の中で最も類似度の高い文字を判定す
る。判定結果に従い、文字データは文字判定部35から
プローバ制御部28へ送信される。この文字データをプ
ローバ制御部28で処理してプローバにおける様々な処
理を行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来のプロー
バにおける文字認識においては、プローバのカメラで撮
影した文字画像をそのまま二値化処理し、その二値化画
像と標準文字データとの比較による相関をとっている
為、文字の近くのウエハ面に傷があったり、文字のマー
キングされているウエハの表面状態が違っていたり、ウ
エハ上に回路パターンがありその上に文字がマーキング
されていたりすると二値化後のデータが、傷及び表面状
態の違い(以下ノイズと称す)による影響を受けること
により、文字認識で誤認識をおこす欠点が有った。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、プローバに文
字認識のカメラと、カメラからの画像を文字認識装置に
送信するための画像処理制御部と、送信された画像から
その画像に投影されている文字を判定する為の文字認識
と、認識された文字のデータを利用して処理を行う外部
装置とを備えている。
【0006】
【実施例】本発明について図面を参照して説明する。図
1は、本発明の実施例1の全体を示すシステム構成図、
図2は、文字特徴データ抽出部の動作説明図、図3は文
字データ確度演算部の動作説明図、図4は文字判定回路
の動作説明図である。
【0007】図1のプローバにおいて、ステージ2の上
に搬送されたウエハには表面に、半導体チップが形成さ
れている。このウエハ上の任意の位置に、例えばレーザ
マーキング装置により、文字をマーキングする。プロー
バはウエハ上の文字がカメラ1の撮像範囲に入るよう、
ステージ2を移動させ、上記説明のウエハ上の文字を、
カメラ1で撮像し、撮像した画像を電気信号に変換しプ
ローバ画像処理制御部3へ送信する。プローバ画像処理
制御部3は増幅器6を介して文字特徴データ抽出部8へ
カメラ1で撮像された画像を送信する。
【0008】次に、図2を用いて、文字特徴データ抽出
部8の動作を説明する。文字特徴データ抽出部8では、
プローバ画像処理制御部3より送信されてきた画像の電
気信号をA/D変換器13を介して画像メモリ14へ記
憶させる。画像メモリ14へ記憶された画像データは、
任意のスレッシュホールドで二値化処理15が行われ
る。このとき二値化のスレッシュホールドレベルは、画
像上で文字によって、投影される二値化レベルと、ノイ
ズによって投影される二値化レベルの間の値を設定す
る。二値化された画像データは、ソフトウエア処理によ
りノイズ除去16が行われ、画像上の文字部分以外のノ
イズが除去される。こうして、画像から文字のみを二値
化処理で取りだし、文字部分の範囲を決定する文字切り
出し17と大きさ補正18を行う。この操作により、文
字データをソフトウエア処理で規定の格子状に分割し、
その格子内の情報を文字特徴量抽出19の処理を行うこ
とにより、文字特徴データ確度演算部9へ送信する。
【0009】文字データ確度演算部9は、図3に示す様
に、入力21、中間層22、出力層23の階層構造をも
っている。文字データ確度演算部9においては、入力層
21に対応する中間層22と出力層23の出力値(以下
文字確度と称す)を計算する。出力層23の文字確度
が、任意のセルに於いて最大となる様に、ネットワーク
荷重データ24を調整することにより、任意の文字の出
力層23のセルを定義しておけば入力層21に対する文
字を確認する事が出来る。文字特徴データは、特徴量入
力バッファ20に記憶され、入力層21へ入力される。
ここで、例えば入力層21の入力を、9×11の格子に
よる文字特徴データとして99セルで表現されるものと
仮定する。ここで例えば文字「1」を出力層23では、
100…00(72セル)とするように定義する。1セ
ル目の1は確度を示しこの値は1以下となる。画像デー
タとして文字「1」を撮像し、文字特徴データ抽出部8
で得た文字特徴データを入力層21に入力し、出力層2
3の確度が、定義したデータに近づくように、ここで
は、文字「1」に対応した出力が100…00(72セ
ル)に近づくように、ネットワーク荷重データ24を任
意の文字特徴データの出力に対して調節することにより
定義された文字を割り付ける事が出来る。
【0010】図4は、文字判定回路10の動作を示す。
上記説明の文字データ確度演算部9によりカメラ1で撮
像した文字確度を求めている。文字判定回路10では、
入力した文字確度を認識し、文字確度の高い文字から第
1候補検出25及び第2候補検出26を行う。文字判定
回路10では、文字確度を任意の値で規定しておき、第
1候補と第2候補の文字確度結果を制御部11へ出力す
る。文字判定回路10で判定された文字は、制御部11
に送信され、I/O7を介して、プローバ制御部4及び
外部装置12に対して、文字コードとして送信される。
【0011】プローバ制御部4及び外部装置12では、
送信された文字コードを認識し各々の装置における処理
を行う。ここで言う処理とは、例えば、プローバにおい
て、ウエハに文字としてロット番号と、ウエハ番号をマ
ーキングしておく事によりプローバのカメラ1で撮像さ
れた文字を、文字認識装置部で文字認識を行い、プロー
バに対して文字コードとして送信することにより、プロ
ーバでその文字を認識する。ここでウエハの半導体チッ
プの検査結果をロット番号とウエハ番号に対応づけるこ
とにより、プローバで持つウエハの検査結果とロット番
号及びウエハ番号を1対1で対応させることが出来る。
【0012】また、プローバから外部装置12にプロー
バで認識した文字と、検査結果を送信し、外部装置12
に記憶しておくことにより、例えば、外部装置12での
検査結果の統計や、外部装置12と接続されたマーキン
グ専用のプローバを設けることにより、マーキング専用
プローバで、前述した文字認識を行い、ロット番号及び
ウエハ番号をマーキングプローバから外部装置12へ送
信することにより、外部装置12では送信されたロット
番号とウエハ番号に対応したウエハ検査結果、ここでは
ウエハ上の半導体装置の良否結果及びウエハに対するチ
ップの位置などをマーキングプローバに対して送信し、
マーキングプローバはこのデータに基づきチップに対す
る良否判定のマーキングを行う事が出来る。
【0013】図5は本発明の実施例2を示すシステム構
成図で、図1中の文字認識装置部の制御部11の処理
を、プローバ画像処理制御部3で行うようにした時のシ
ステム構成図である。本実施例においては、プローバ部
において、画像処理関係の制御を全て行う為、図1中の
I/O7を介しての文字認識装置とプローバとの通信手
段が不要になる。
【0014】
【発明の効果】本発明のプローバの文字認識システムに
よれば、文字認識の手段として、ニューラルネットワー
クを使用している為、ウエハの文字周辺の傷や、ウエハ
表面の違っている部分にマーキングされた文字の認識率
が向上する。また、半導体装置が形成されているパター
ンの上にマーキングされている文字などの読取が可能と
なる等の効果が有るとともに、ウエハにマーキングされ
た文字とウエハの検査結果を対応させる事により、ウエ
ハの検査結果の枚葉管理が可能となるという効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のシステム構成図である。
【図2】実施例1の文字特徴データ抽出部の動作説明図
である。
【図3】実施例1の文字データ確度演算部の動作説明図
である。
【図4】実施例1の文字判定部の動作説明図である。
【図5】本発明の実施例2のシステム構成図である。
【図6】従来のプローバの文字認識システム構成図であ
る。
【符号の説明】
1 カメラ 2 ステージ 3 プローバ画像処理制御部 4 プローバ制御部 5 モニタ 6 増幅器 7 I/O 8 文字特徴データ抽出部 9 文字データ確度演算部 10 文字判定回路 11 制御部 12 外部装置 13 A/D変換器 14 画像メモリ 15 二値化処理 16 ノイズ除去 17 文字切り出し 18 大きさ補正 19 文字特徴量抽出 20 特徴量入力バッファ 21 入力層 22 中間層 23 出力層 24 ネットワーク荷重データ 25 第1候補検出 26 第2候補検出 27 文字判定回路 28 プローバ制御部 29 画像処理制御部 30 画像メモリ 31 二値化部 32 二値化画像メモリ 33 標準文字データメモリ 34 文字比較部 35 文字判定部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プローバに、画像認識装置と、画像認識
    装置からの画像を文字認識装置に送信する為の画像処理
    制御部と、プローバの統括制御を行うプローバ制御部
    と、ウエハ上にマーキングされた文字の文字認識を行う
    文字認識装置部と、プローバと文字認識装置部との通信
    を行うI/Oとを有する事を特徴とするプローバの文字
    認識システム。
  2. 【請求項2】 前記文字認識装置部の文字認識手段とし
    てニューラルネットワークを構成した請求項1記載のプ
    ローバの文字認識システム。
  3. 【請求項3】 前記ウエハ上にマーキングされた文字を
    認識し、その認識された文字をプローバおよびプローバ
    以外の外部処理装置へ送信する請求項1記載のプローバ
    の文字認識システム。
JP4201661A 1992-07-29 1992-07-29 プローバの文字認識システム Withdrawn JPH0652293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4201661A JPH0652293A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 プローバの文字認識システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4201661A JPH0652293A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 プローバの文字認識システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652293A true JPH0652293A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16444805

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4201661A Withdrawn JPH0652293A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 プローバの文字認識システム

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JP (1) JPH0652293A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010538474A (ja) * 2007-08-31 2010-12-09 ケーエルエー−テンカー・コーポレーション ウエハの領域全体の半導体パラメータを予測するための装置および方法
US9280141B2 (en) 2012-04-11 2016-03-08 Bose Corporation Controlling table music system

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Date Code Title Description
A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19991005