JPH0652210B2 - アキユムレ−タのガス封入圧力測定方法 - Google Patents

アキユムレ−タのガス封入圧力測定方法

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JPH0652210B2
JPH0652210B2 JP62211720A JP21172087A JPH0652210B2 JP H0652210 B2 JPH0652210 B2 JP H0652210B2 JP 62211720 A JP62211720 A JP 62211720A JP 21172087 A JP21172087 A JP 21172087A JP H0652210 B2 JPH0652210 B2 JP H0652210B2
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宣行 杉村
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、油圧回路において油圧の蓄積に用いるアキ
ユムレータに関するもので、更に述べると、アキユムレ
ータのガス封入圧力測定方法に関するものである。
従来の技術 ブラダ形アキユムレータは容器主体内に気密的にブラダ
を取付け、このブラダ内に充填手段により気体を充填さ
せ、前記容器主体内へブラダ内の気体圧力に対抗させて
液体を出入させるものであるが、ブラダ内の気体がブラ
ダのガス透過、或は給気口などからの漏洩等により気体
圧力が低下した時は、容器主体内へ規定以上の液体が入
り、ブラダは許容圧縮限界を越えて圧縮され、そして蓋
の給気口等に押し込まれてブラダは破損する。
このようにブラダが破損すると、ガスが液体側に漏れて
しまい、アキユムレータは、圧力液体の蓄積作用を行な
うことができないので、アキユムレータにとつて致命的
な欠陥となる。
そこで、従来ブラダ内の気体圧力、即ち、ガス封入圧力
を検出するため、容器主体の蓋に、ブラダ内に突出する
ホルダを設け、該ホルダの先端部に検知器を設け、ブラ
ダの許容圧縮限界、例えば、容器主体の3/4まで液体
が入り、ブラダ1/4まで圧縮された時に、ブラダが検
知器に接近若しくは、接触して検知器の発する超音波を
反射させ,その反射波で検知し、信号を発する位置検知
器付アキユムレータが用いられている。(特願昭59−16
800号参照) 発明が解決しようとする問題点 従来例の位置検知器付アキユムレータは、ブラダ内に突
出するホルダの先端部に検知器を設けているので、ブラ
ダが軸方向の浮力を受ける状態、即ち、縦置で使用する
のに適しているが、横置、或は傾斜状態で使用すると、
浮力を受けてブラダの中心軸が上方にずれてしまい、ブ
ラダは縦置の場合と異なる変形を示すので、確実なガス
封入圧力を測定することが困難である。
そのため、このアキユムレータを横置で使用することは
不可能である。
又、構造が複雑であり、組立や分解が極めて困難である
上、ブラダがホルダに部分的に強圧接触して、破損する
ことがある。
この発明は、上記事情に鑑み、簡単に、しかも確実にガ
ス封入圧力を測定する方法を提供することを目的とす
る。
問題点を解決するための手段 この発明は、アキユムレータの液体圧力を一定時間間隔
で順次測定し、前記時間間隔の前後に測定した液体圧力
間の圧力差を求め、該圧力差が最初に所定範囲内に達し
た時の液体圧力をガス封入圧力とすることを特徴とする
アキユムレータのガス封入圧力測定方法である。
作用 アキユムレータのブラダ内に設定圧のガスを充填した
後、該アキユムレータを液圧回路に配設すると、液圧回
路に圧力が加わつた時から一定時間間隔で液体圧力の測
定が行なわれると共に、前記時間間隔の前後に測定した
液体圧力間の圧力差が計算される。
そして、この圧力差が最初に所定範囲に達した時の液体
圧力を求め、その圧力をガス封入圧力とする。
又、アキユムレータの液体圧力をガス封入圧力より高い
値から低い値まで変化させ、一定時間間隔で液体圧力の
測定を行なうと、前記時間間隔の前後に測定した液体圧
力間に圧力差が生じる。そして、この圧力差の最初に所
定範囲内に達した時の液体圧力を求め、その圧力をガス
封入圧力とする。
実施例 この発明の実施例を添付図面により説明すると、ポンプ
等の液圧源1と連結する液圧回路2にはアキユムレータ
3と、圧力センサ等の圧力測定器4が接続されている。
このアキユムレータ3はブラダ5により液体室6と気体
室7に仕切られている。
圧力測定器4はコンピユータCOMの入力装置8に接続さ
れている。
入力装置8には圧力測定器4より一定間隔で測定せしめ
るタイマーなどの時間測定器9が接続されている。
コンピユータCOMは入力装置8の他、中央処理装置19、
補助記憶装置10、表示装置12を有する出力装置11を備え
ている。21はガス充填温度を測定する温度センサで、気
体室7に圧力測定器4を設けた場合に、このセンサ21に
よりガス温度変化を検出し、そのデータに基いて、測定
ガス封入圧力値を修正する。
次に、この実施例の作動につき説明すると、液圧回路2
上に、ガス容積Vsが16のアキユムレータ3を取り付け
ると共に気体室7にガスを充填し、アキユムレータのガ
ス封入圧力Pを103Kg/cm2とする。
そして、液圧源1を駆動して液圧回路2に圧力を加える
と、液体圧力はガス封入圧力Pに達するまで、第2図
の曲線aで示す様に急上昇し、その後は、曲線bに示す
ようにゆるやかに上昇する。
このような圧力変化は、液体が非圧縮性であるのに対
し、気体(ガス)が圧縮性であることにより生ずるもの
である。
そこで、ガス封入圧力Pを求めるには、急上昇する曲
線aとゆるやかに上昇する曲線bとの境界点Dにおける
液体圧力を求めれば良いことがわかる。
この境界点Dは、アキユムレータの液体圧力を一定時間
間隔で順次測定し、前記時間間隔の前後で測定した液体
圧力間の圧力差が所定範囲内となる最初の時点である。
この所定値及び所定範囲は、実険的に定められ、例え
ば、所定値は1Kg/cm2、所定範囲は液体圧力が加圧され
る場合は、1Kg/cm2以下、逆に、減圧される場合には、
1Kg/cm2以上とされる。
そこで、時間測定器9により、一定時間間隔、例えば、
0.01秒間隔で圧力測定器4を昨動させて、順次、液圧回
路2の液体圧力を測定し、前記時間間隔の前後に測定し
た液体圧力間の圧力差(絶対値で示される。)を求める
と、第1表のような結果となる。
この第1表において、0.13秒以降の圧力差が、1Kg/cm2
以下、即ち、所定範囲内となるので、最初の所定値以下
の時点Dは、0.13秒時となり、この時の液体圧力103.2K
g/cm2が求めるガス封入圧力である。
これらのデータは、コンピユータCOMに入力されて処理
されると共に求めるガス封入圧力は表示装置12に自動的
に表示される。
また前記実施例と逆に、液体回路2の圧力をガス封入圧
力Pより高い値から低い値まで低下させられると、第
2図に示す様に圧力曲線は、ゆるやかな曲線Cから急降
下する曲線eに変化する。
この時の圧力変化を前記要預で測定すると、前記第2表
の通りとなる。
この表において、0.31秒以降の圧力差が1Kg/cm2以上、
即ち所定範囲内となるので、最初の所定値以上の時点D
は、0.31秒となり、この時の液体圧力102.3Kg/cm2
求めるガス封入圧力である。
前記実施例においては、液圧回路2にアキユムレータ3
を1本だけ設けた場合について説明したが、多数本のア
キユムレータを設けても良いことは勿論である。
この場合には第3図に示す様にアキユムレータ3と液圧
回路2との間に常時開の第1バルブ30を介在せしめると
共に該アキユムレータ3と第1バルブ30との間に枝管31
を配設し、該枝管31に常時閉の第2バルブ32を設ける。
この第2バルブ32は、先端に絞り弁を備えたドレン33に
接続している。
そして測定の対象となつているアキユムレータ3の第1
バルブ30を閉め、該アキュムレータの第2バルブ32を開
け、圧力センサ33により枝管31内の圧力を測定し、ガス
封入圧力を検出する。測定後、前記バルブ32を閉め、次
に前記第1バルブ30を開けて、圧力の加わつた液体をア
キユムレータ内に流入させ、前記実施例と同様な要領に
より液体圧力の変化を測定し、ガス封入圧力を求める。
発明の効果 この発明は、以上のように構成したので、圧力差が最初
に所定範囲内に達した時の液体圧力を求めることによ
り、ガス封入圧力を確実に、しかも簡単に検出すること
ができる。
従つて、このようにして求めたガス封入圧力と設定時の
ガス封入圧力とを比較すると、ガス漏れがあつたか否か
を知ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例を示すフローチヤート、第2
図は測定時間と回路圧力との関係を示す図、第3図は、
他の実施例を示す図である。 3……アキユムレータ 4……圧力測定器 9……時間測定器

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アキユムレータの液体圧力を一定時間間隔
    で順次測定し、前記時間間隔の前後に測定した液体圧力
    間の圧力差を求め、該圧力差が最初に所定範囲内に達し
    た時の液体圧力をガス封入圧力とすることを特徴とする
    アキユムレータのガス封入圧力測定方法。
  2. 【請求項2】アキユムレータの液体圧力を加圧しながら
    一定時間間隔で順次測定することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のアキユムレータのガス封入圧力測定
    方法。
  3. 【請求項3】アキユムレータの液体圧力を減圧しながら
    一定時間間隔で順次測定することを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のアキユムレータのガス封入圧力測定
    方法。
  4. 【請求項4】圧力差の所定範囲が、所定値以下であるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアキユムレ
    ータのガス封入圧力測定方法。
  5. 【請求項5】圧力差の所定範囲が所定値以上であること
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載のアキユムレー
    タのガス封入圧力測定方法。
  6. 【請求項6】アキユムレータの液体圧力が、気体室に設
    けた圧力センサにより測定されることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載のアキユムレータのガス封入圧力
    測定方法。
  7. 【請求項7】気体室に温度センサが設けられていること
    を特徴とする特許請求の範囲第6項記載のアキユムレー
    タのガス封入圧力測定方法。
JP62211720A 1987-08-26 1987-08-26 アキユムレ−タのガス封入圧力測定方法 Expired - Lifetime JPH0652210B2 (ja)

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DE4116482A1 (de) * 1991-05-21 1992-11-26 Hydac Technology Gmbh Verfahren zum messen des druckes eines gases in einem gasdruckspeicher und vorrichtung zum durchfuehren desselben
HUT64224A (en) * 1991-08-13 1993-12-28 Dana Farber Cancer Inst Inc Process for the production of the medical preparatives containing rodacimin applicable for treatment of cancer
DE19923689A1 (de) * 1999-05-22 2000-11-23 Bosch Gmbh Robert Elektrohydraulisches Bremssystem und Verfahren zu seiner Steuerung

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