JPH0652068A - 記録再生部の情報保持装置 - Google Patents
記録再生部の情報保持装置Info
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- JPH0652068A JPH0652068A JP3285972A JP28597291A JPH0652068A JP H0652068 A JPH0652068 A JP H0652068A JP 3285972 A JP3285972 A JP 3285972A JP 28597291 A JP28597291 A JP 28597291A JP H0652068 A JPH0652068 A JP H0652068A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】音声情報を蓄積し再生する記録再生部におい
て、その情報保持における記録再生部の取り扱いを簡単
化し、長期間情報保持を図る。 【構成】記録再生部の情報保持装置は、再生部2内蔵の
比較的小型の電源Vb1による第1のバックアップ回路
と大電流容量を持つ電源Vb0による第2のバックアッ
プ回路で2重化される電源回路で構成される。 【効果】記録再生部は小型簡便なる携帯用装置となり、
再生の場所的、時間的な自由度が増し、音声のデジタル
記録に関する応用が拡がる。
て、その情報保持における記録再生部の取り扱いを簡単
化し、長期間情報保持を図る。 【構成】記録再生部の情報保持装置は、再生部2内蔵の
比較的小型の電源Vb1による第1のバックアップ回路
と大電流容量を持つ電源Vb0による第2のバックアッ
プ回路で2重化される電源回路で構成される。 【効果】記録再生部は小型簡便なる携帯用装置となり、
再生の場所的、時間的な自由度が増し、音声のデジタル
記録に関する応用が拡がる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は音声情報を蓄積し再生す
る記録再生部の情報保持に係り、特に携帯型再生用カセ
ットテープレコーダに代わって記憶情報を長期保存し、
同再生部の小型化を達成する情報保持装置に関する。
る記録再生部の情報保持に係り、特に携帯型再生用カセ
ットテープレコーダに代わって記憶情報を長期保存し、
同再生部の小型化を達成する情報保持装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より携帯用記録再生部の情報保持装
置に関連するRAM(Randum Access Memory)タイ
プの情報記録装置の構成には、特公平2−108296
号公報に示される記憶蓄積モジュール(がある。
置に関連するRAM(Randum Access Memory)タイ
プの情報記録装置の構成には、特公平2−108296
号公報に示される記憶蓄積モジュール(がある。
【0003】またICカードの中に情報記憶を専門とす
るメモリカードがある。携帯用機器の情報記録は、メモ
リカードに示されるように低消費電力(情報保持の消費
電流は0.1μA)のスタティックRAMの使用が一般
である。
るメモリカードがある。携帯用機器の情報記録は、メモ
リカードに示されるように低消費電力(情報保持の消費
電流は0.1μA)のスタティックRAMの使用が一般
である。
【0004】一方、上記特公平2−108296号公報
では、ダイナミックRAMを用いて情報が存在する記憶
ブロックのみリフレッシュすることで、できるかぎり低
電力化することが示されている。
では、ダイナミックRAMを用いて情報が存在する記憶
ブロックのみリフレッシュすることで、できるかぎり低
電力化することが示されている。
【0005】さらに最近になり、ダイナミックRAMが
低電力化され携帯用カードとして有効なことが報告され
ている。例えばアイ・イー・イー・イー、インターナシ
ョナル・ソリッドステート・サーキット・コンファレン
ス、1991年2月刊、第268頁から269頁(IE
EE International Solid-State CircuitsCon
ference、February 1991、pp.268−269)に
よると、ダイナミックRAMと同じメモリセルを用いた
4Mビット擬似SRAMのメモリで、Vcc=2.6±
1V時に情報保持の消費電流は3μAと小さく、電池容
量190mAh、20Mバイトで2ケ月保持できると論
じられている。
低電力化され携帯用カードとして有効なことが報告され
ている。例えばアイ・イー・イー・イー、インターナシ
ョナル・ソリッドステート・サーキット・コンファレン
ス、1991年2月刊、第268頁から269頁(IE
EE International Solid-State CircuitsCon
ference、February 1991、pp.268−269)に
よると、ダイナミックRAMと同じメモリセルを用いた
4Mビット擬似SRAMのメモリで、Vcc=2.6±
1V時に情報保持の消費電流は3μAと小さく、電池容
量190mAh、20Mバイトで2ケ月保持できると論
じられている。
【0006】このようなダイナミックRAMは同世代の
プロセス技術で作られたスタティックRAMに比べてメ
モリ容量で4倍の集積度とビット価格で2〜3倍安価な
利点を持つので、音声情報のような多量の情報を記憶す
るにはダイナミックRAMが適している。しかし、ダイ
ナミックRAMの消費電流はスタティックRAMに比べ
てまだ約1〜2桁大であり、情報保持が短時間となる。
プロセス技術で作られたスタティックRAMに比べてメ
モリ容量で4倍の集積度とビット価格で2〜3倍安価な
利点を持つので、音声情報のような多量の情報を記憶す
るにはダイナミックRAMが適している。しかし、ダイ
ナミックRAMの消費電流はスタティックRAMに比べ
てまだ約1〜2桁大であり、情報保持が短時間となる。
【0007】一方、情報の長期保持を目的にした情報保
持装置として図2のようなバックアップ回路が特公昭6
2−55233号公報により提案されている。この図2
は、かかる従来技術に記載されているものである。同図
においてメモリパックの情報のバックアップは2次電池
で行ない、さらに太陽電池を組合せバックアップするも
のである。この2次電池には情報をバックアップすると
同時に太陽電池で充電される。これにより、メモリパッ
クの長期情報保持を可能とするものである。
持装置として図2のようなバックアップ回路が特公昭6
2−55233号公報により提案されている。この図2
は、かかる従来技術に記載されているものである。同図
においてメモリパックの情報のバックアップは2次電池
で行ない、さらに太陽電池を組合せバックアップするも
のである。この2次電池には情報をバックアップすると
同時に太陽電池で充電される。これにより、メモリパッ
クの長期情報保持を可能とするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】記録再生部は携帯型再
生用カセットテープレコーダに代わり音声情報を蓄積し
再生もしくは保持するものであり、その再生時間は例え
ば音声のサンプリング周波数44.1KHzで圧縮のな
い音声で16ビット量子化した場合に1Gビットの記憶
容量で再生時間は約25分となる。従って、記録再生部
のメモリ容量は、上記テープレコーダと同レベルの再生
時間にするため可能な限り大容量化することが必要とな
る。また情報を長く保持できること、さらに携帯用であ
ることが要請されるので、できる限りメモリ等で消費す
る電流が小さく、また内蔵電池のサイズは小型であるこ
とが望まれる。
生用カセットテープレコーダに代わり音声情報を蓄積し
再生もしくは保持するものであり、その再生時間は例え
ば音声のサンプリング周波数44.1KHzで圧縮のな
い音声で16ビット量子化した場合に1Gビットの記憶
容量で再生時間は約25分となる。従って、記録再生部
のメモリ容量は、上記テープレコーダと同レベルの再生
時間にするため可能な限り大容量化することが必要とな
る。また情報を長く保持できること、さらに携帯用であ
ることが要請されるので、できる限りメモリ等で消費す
る電流が小さく、また内蔵電池のサイズは小型であるこ
とが望まれる。
【0009】従って、上記従来技術の問題はまず第1
に、記録再生部が音声情報の再生動作をするため、再生
用メモリと再生制御回路の消費する電流量が多く、従っ
て電流容量が大となるため、その内蔵電池のサイズが大
きく、メモリを数多く搭載できない問題がある。そこ
で、大容量化するためダイナミックRAMを使用すると
上記理由で情報保持が短時間になる。また再生動作と情
報保持時間を長くするため電池を大きくすると携帯に不
向きとなる。この結果、記録再生部は頻繁な電池の充電
もしくは交換を要することとなる。なおDRAMを使用
した上記特開平2−108296号公報では、情報が存
在する記憶ブロックのみリフレッシュすることで低電力
化することが示されているが、音楽等の記憶ではメモリ
全てを活用することもあり、その効果は十分でないこと
が考えられる。
に、記録再生部が音声情報の再生動作をするため、再生
用メモリと再生制御回路の消費する電流量が多く、従っ
て電流容量が大となるため、その内蔵電池のサイズが大
きく、メモリを数多く搭載できない問題がある。そこ
で、大容量化するためダイナミックRAMを使用すると
上記理由で情報保持が短時間になる。また再生動作と情
報保持時間を長くするため電池を大きくすると携帯に不
向きとなる。この結果、記録再生部は頻繁な電池の充電
もしくは交換を要することとなる。なおDRAMを使用
した上記特開平2−108296号公報では、情報が存
在する記憶ブロックのみリフレッシュすることで低電力
化することが示されているが、音楽等の記憶ではメモリ
全てを活用することもあり、その効果は十分でないこと
が考えられる。
【0010】また第2に上記特公平2−108296号
公報に示す太陽電池での充電は再生部へ付加する場合に
コスト高となり、さらにメモリパックの使用もしくは保
管環境を少なくとも所定期間、光を入射することに制限
される問題がある。
公報に示す太陽電池での充電は再生部へ付加する場合に
コスト高となり、さらにメモリパックの使用もしくは保
管環境を少なくとも所定期間、光を入射することに制限
される問題がある。
【0011】本発明はこれら第1と第2の問題を解決
し、情報保持における記録再生部の充電もしくは電池交
換を簡単化し、長時間保持を図ることにある。
し、情報保持における記録再生部の充電もしくは電池交
換を簡単化し、長時間保持を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の一実施形態に従
えば、上記目的は次のように解決される。すなわち、記
録再生部(2)の電源回路はその情報を保持するためにバ
ックアップ回路を2系統設ける。第1のバックアップ回
路は記録再生部(2)内蔵の電源(Vb1)で構築される。
一方、記録再生部(2)を使用していないときの情報保持
は情報保持装置としてデータ保管ケース(16)の形態で
電源(Vb0)を持つ第2のバックアップ回路を新たに設
ける。
えば、上記目的は次のように解決される。すなわち、記
録再生部(2)の電源回路はその情報を保持するためにバ
ックアップ回路を2系統設ける。第1のバックアップ回
路は記録再生部(2)内蔵の電源(Vb1)で構築される。
一方、記録再生部(2)を使用していないときの情報保持
は情報保持装置としてデータ保管ケース(16)の形態で
電源(Vb0)を持つ第2のバックアップ回路を新たに設
ける。
【0013】さらに本発明の他の実施形態によれば、第
2のバックアップ回路の充電機能を有する録音装置(4
2)に記録再生部(2)に内蔵する電源(Vb1)の交換用
電源(Vb1’)を設け、また電源(Vb1)の電圧レベル
検出回路(45)を設け、両電源を自動もしくは手動で交
換する。
2のバックアップ回路の充電機能を有する録音装置(4
2)に記録再生部(2)に内蔵する電源(Vb1)の交換用
電源(Vb1’)を設け、また電源(Vb1)の電圧レベル
検出回路(45)を設け、両電源を自動もしくは手動で交
換する。
【0014】
【作用】本発明の代表的な実施形態(図1)では、再生
動作中に消費する電流が大きく、また携帯用とするため
内蔵電源が小容量であるため、記録再生部(2)の第1の
バックアップ回路による情報保持時間が短時間になる。
しかしながら、トータル的な情報保持時間は情報保持装
置である大きな電流容量の電源(Vb0)を持つ第2のバ
ックアップ回路で長時間保持可能となる。また電源(V
b0)は再生用メモリ(4)の情報保持と同時に充電さ
れ、内蔵電源(Vb1)も同様に充電される。かくして本
発明の代表的な実施形態は、記録再生部(2)単独の情報
時間に比べて、同再生部(2)を小型軽量化し、電源(V
b0)の大きな電流容量で決まるほど情報保持時間を延
長できる。
動作中に消費する電流が大きく、また携帯用とするため
内蔵電源が小容量であるため、記録再生部(2)の第1の
バックアップ回路による情報保持時間が短時間になる。
しかしながら、トータル的な情報保持時間は情報保持装
置である大きな電流容量の電源(Vb0)を持つ第2のバ
ックアップ回路で長時間保持可能となる。また電源(V
b0)は再生用メモリ(4)の情報保持と同時に充電さ
れ、内蔵電源(Vb1)も同様に充電される。かくして本
発明の代表的な実施形態は、記録再生部(2)単独の情報
時間に比べて、同再生部(2)を小型軽量化し、電源(V
b0)の大きな電流容量で決まるほど情報保持時間を延
長できる。
【0015】一方、本発明の好適な実施形態(図8)で
は、充電機能を有する録音部(42)では記録再生部(2)
が挿入されると電圧レベル検出回路(45)により、その
記録再生部(2)の電源(Vb1)の電圧レベルを検出す
る。その値が所定電圧レベル以下で交換を要する場合
は、手動もしくは自動的に同再生部(2)の電源(Vb1)
と交換用電源(Vb1’)を交換する。交換され録音部
(42)にセットされた電源(Vb1)は電源(Vb1’)に
代わって充電される。かくして、本発明の好適な実施形
態は記録再生部(2)の電源である電池交換を容易にし、
電池電圧レベルの低下による情報の消失を防止できる。
は、充電機能を有する録音部(42)では記録再生部(2)
が挿入されると電圧レベル検出回路(45)により、その
記録再生部(2)の電源(Vb1)の電圧レベルを検出す
る。その値が所定電圧レベル以下で交換を要する場合
は、手動もしくは自動的に同再生部(2)の電源(Vb1)
と交換用電源(Vb1’)を交換する。交換され録音部
(42)にセットされた電源(Vb1)は電源(Vb1’)に
代わって充電される。かくして、本発明の好適な実施形
態は記録再生部(2)の電源である電池交換を容易にし、
電池電圧レベルの低下による情報の消失を防止できる。
【0016】以上により、記録再生部(2)の情報保持時
間が飛躍的に向上し、かつ煩雑になる電池の交換を容易
にする。この結果、同再生部(2)は極めて小型簡便なる
携帯用装置となり、再生の場所的、時間的な自由度が増
す記録再生部(2)の情報保持装置を実現できる。
間が飛躍的に向上し、かつ煩雑になる電池の交換を容易
にする。この結果、同再生部(2)は極めて小型簡便なる
携帯用装置となり、再生の場所的、時間的な自由度が増
す記録再生部(2)の情報保持装置を実現できる。
【0017】本発明の他の目的および新規な特徴は、以
下に詳述する実施例から明らかとなろう。
下に詳述する実施例から明らかとなろう。
【0018】
【実施例】以下、図面を参照にして本発明の実施例を詳
細に説明する。
細に説明する。
【0019】図1は記録再生部の情報を保持する電源回
路の構成図を示す。同図において2はポケットサイズの
携帯用の記録再生部、4は音声デジタル信号を蓄積する
SRAMもしくはDRAMで構成される揮発性の再生用
メモリ、6は再生用メモリ4に音声デジタル情報を取り
込み記憶し、かつその音声情報を出力制御する再生制御
部を示す。例えば再生制御部6は音声情報のファイル
名、記録ナンバ等表示する再生表示部と再生時のスター
ト、ストップ、転送等指示する再生操作部もしくはデジ
タル/アナログ変換回路、ローパスフィルタ、出力増幅
回路で構成され、同再生部2全体を制御する。10は外
部接続端子であり、記録再生部2の入出力信号、制御信
号、電源端子等からなる。また16は記録再生部2の情
報を保持する電源回路内蔵のデータ保管ケースを示す。
12は記録再生部2とデータ保管ケース16との接続コ
ネクタ、13は同コネクタ12側の接続端子を示す。V
ccは再生制御部6と再生用メモリ4の電源供給線、さ
らにVb1は再生用メモリ4及び再生制御部6の電源、
Vb0はデータ保管ケース16の電源を示し、何れの電
源も充電することで再使用が可能な2次電池で構成され
る。またVc0は電源Vb0の出力で記録再生部2の電
源供給線を示す。14は交流から直流に変換する交流直
流変換回路、電源安定化回路等で構成され、電源Vb0
の充電制御回路であり、同時にVb1の充電制御を行な
う。8は電源供給線Vc0と電源Vb1の給電線切替及
び電源Vb1の充電を行なう充電兼切替回路を示す。こ
の回路は、抵抗もしくはダイオードもしくはトランジス
タ等の組合せで関連する電源を切替ると共に電圧レベ
ル、電流等を制限し、該当する電源を充電するものであ
る。さらにVextはデータ保管ケース16の外部から
供給する電源を示す。これには例えば商用電源であるA
Cの100Vを使用する。
路の構成図を示す。同図において2はポケットサイズの
携帯用の記録再生部、4は音声デジタル信号を蓄積する
SRAMもしくはDRAMで構成される揮発性の再生用
メモリ、6は再生用メモリ4に音声デジタル情報を取り
込み記憶し、かつその音声情報を出力制御する再生制御
部を示す。例えば再生制御部6は音声情報のファイル
名、記録ナンバ等表示する再生表示部と再生時のスター
ト、ストップ、転送等指示する再生操作部もしくはデジ
タル/アナログ変換回路、ローパスフィルタ、出力増幅
回路で構成され、同再生部2全体を制御する。10は外
部接続端子であり、記録再生部2の入出力信号、制御信
号、電源端子等からなる。また16は記録再生部2の情
報を保持する電源回路内蔵のデータ保管ケースを示す。
12は記録再生部2とデータ保管ケース16との接続コ
ネクタ、13は同コネクタ12側の接続端子を示す。V
ccは再生制御部6と再生用メモリ4の電源供給線、さ
らにVb1は再生用メモリ4及び再生制御部6の電源、
Vb0はデータ保管ケース16の電源を示し、何れの電
源も充電することで再使用が可能な2次電池で構成され
る。またVc0は電源Vb0の出力で記録再生部2の電
源供給線を示す。14は交流から直流に変換する交流直
流変換回路、電源安定化回路等で構成され、電源Vb0
の充電制御回路であり、同時にVb1の充電制御を行な
う。8は電源供給線Vc0と電源Vb1の給電線切替及
び電源Vb1の充電を行なう充電兼切替回路を示す。こ
の回路は、抵抗もしくはダイオードもしくはトランジス
タ等の組合せで関連する電源を切替ると共に電圧レベ
ル、電流等を制限し、該当する電源を充電するものであ
る。さらにVextはデータ保管ケース16の外部から
供給する電源を示す。これには例えば商用電源であるA
Cの100Vを使用する。
【0020】次に記録再生部2の動作とその情報を保持
する電源回路の動作原理を説明する。先ず記録再生部2
はそれ自体が再生用メモリ4に記憶した音声デジタル情
報を再生制御部6のデジタル/アナログ変換回路でアナ
ログ化し、ローパスフィルタによってスムージングし、
出力増幅回路で増幅し、音声情報として外部に出力す
る。このため記録再生部2の動作時は、再生用メモリ4
と再生制御部6で消費する電流である。例えばこの電流
が揮発性の再生メモリ4を音声の再生速度で動作させた
場合に5mA、再生制御部6で消費する電流を5mAと
した場合、音声情報は電池容量1Ahで100時間とな
り、数日で消失する結果となる。
する電源回路の動作原理を説明する。先ず記録再生部2
はそれ自体が再生用メモリ4に記憶した音声デジタル情
報を再生制御部6のデジタル/アナログ変換回路でアナ
ログ化し、ローパスフィルタによってスムージングし、
出力増幅回路で増幅し、音声情報として外部に出力す
る。このため記録再生部2の動作時は、再生用メモリ4
と再生制御部6で消費する電流である。例えばこの電流
が揮発性の再生メモリ4を音声の再生速度で動作させた
場合に5mA、再生制御部6で消費する電流を5mAと
した場合、音声情報は電池容量1Ahで100時間とな
り、数日で消失する結果となる。
【0021】次に本発明の電源回路の動作原理を説明す
る。同図に示すように記録再生部2の電源回路はその情
報を保持するためにバックアップ回路を2系統設ける。
第1のバックアップ回路は記録再生部2内蔵の電源Vb
1で構築される。その情報保持時間は、記録再生部2を
携帯用とするため電源Vb1が小電流容量となり、かつ
動作中に再生用メモリ4と再生制御部6で使用される消
費電流が大きいため、上述のように短時間となる。一
方、記録再生部2を携帯していないときの情報保持は、
大きな電流容量の電源Vb0を持つ第2のバックアップ
回路で行なわれる。この際、電源Vb0は再生用メモリ
4の情報保持と電源Vb1を充電し、また電源Vb0自
身を外部電源で充電する。
る。同図に示すように記録再生部2の電源回路はその情
報を保持するためにバックアップ回路を2系統設ける。
第1のバックアップ回路は記録再生部2内蔵の電源Vb
1で構築される。その情報保持時間は、記録再生部2を
携帯用とするため電源Vb1が小電流容量となり、かつ
動作中に再生用メモリ4と再生制御部6で使用される消
費電流が大きいため、上述のように短時間となる。一
方、記録再生部2を携帯していないときの情報保持は、
大きな電流容量の電源Vb0を持つ第2のバックアップ
回路で行なわれる。この際、電源Vb0は再生用メモリ
4の情報保持と電源Vb1を充電し、また電源Vb0自
身を外部電源で充電する。
【0022】この結果、再生用メモリ4の情報保持時間
は、充電電源Vb0の電流容量もしくはACの100V
の印加有無により決定され、記録再生部2単独時に比べ
て情報保持時間を延長できる。
は、充電電源Vb0の電流容量もしくはACの100V
の印加有無により決定され、記録再生部2単独時に比べ
て情報保持時間を延長できる。
【0023】以上、本実施例では、再生用メモリ4の情
報を第2のバックアップ回路により長時間保持できるた
め、記録再生部2に搭載する電源Vb1は携帯している
時間の小電流容量で良い。従って、内蔵の電池サイズが
小型化できるので、その分再生用メモリ4のメモリ容量
を増加できる利点がある。また記録再生部2を小型軽量
化できるので携帯が容易になる。
報を第2のバックアップ回路により長時間保持できるた
め、記録再生部2に搭載する電源Vb1は携帯している
時間の小電流容量で良い。従って、内蔵の電池サイズが
小型化できるので、その分再生用メモリ4のメモリ容量
を増加できる利点がある。また記録再生部2を小型軽量
化できるので携帯が容易になる。
【0024】なお電源Vb0に使用する電流容量は、記
録再生部2の数に応じて十分な充電と各再生部2の再生
用メモリ4の情報をバックアップ可能な大きさにすれば
良い。また第1のバックアップ回路の電源Vb1もしく
は第2のバックアップ回路の電源Vb0を1次電池にす
ることは容易である。その場合はそれぞれの電池寿命で
交換すれば良い。また、電源Vb1を2次電池、電源V
b0を1次電池にしても良く、その場合は充電制御回路
14と外部電源Vext等が不要になる。
録再生部2の数に応じて十分な充電と各再生部2の再生
用メモリ4の情報をバックアップ可能な大きさにすれば
良い。また第1のバックアップ回路の電源Vb1もしく
は第2のバックアップ回路の電源Vb0を1次電池にす
ることは容易である。その場合はそれぞれの電池寿命で
交換すれば良い。また、電源Vb1を2次電池、電源V
b0を1次電池にしても良く、その場合は充電制御回路
14と外部電源Vext等が不要になる。
【0025】図3に第2の実施例を示す。同図は2電源
を有する記録再生部の電源回路を示す。
を有する記録再生部の電源回路を示す。
【0026】図3において、図1と同一部分には同一番
号を付すことにより説明を省略する他、Vb3は再生制
御部6の電源、Vb2は再生用メモリ4の電源、Vc
1、Vc2はそれぞれの電源供給線を示す。19、20
は電源供給線Vc0と電源Vb3もしくは電源供給線V
c0と電源Vb2の各給電線切替及び電源Vb1の充電
を行なう充電兼切替回路を示す。
号を付すことにより説明を省略する他、Vb3は再生制
御部6の電源、Vb2は再生用メモリ4の電源、Vc
1、Vc2はそれぞれの電源供給線を示す。19、20
は電源供給線Vc0と電源Vb3もしくは電源供給線V
c0と電源Vb2の各給電線切替及び電源Vb1の充電
を行なう充電兼切替回路を示す。
【0027】基本的な動作は第1の実施例と同様である
ので付加された上記2つの充電兼切替回路の動作を説明
する。
ので付加された上記2つの充電兼切替回路の動作を説明
する。
【0028】本実施例では再生制御部6の電源Vb3と
再生用メモリ4の電源Vb2を配置し、それぞれを電流
容量、電圧レベル、電池の内部抵抗等考慮し動作に好適
な電池で駆動する。例えば、再生制御部6の電源供給線
Vc1は内部抵抗が比較的大きいが高電圧を供給できる
リチウム2次電池もしくは1次電池の3Vで駆動し、再
生用メモリ4は瞬時に大電流が流れるのでそれを供給で
きるニッケルカドミウム2次電池もしくはニッケル水素
2次電池の1.2V、もしくはマンガン、アルカリ1次
電池の1.5Vで駆動する。さらに第2のバックアップ
回路からは、電源Vb3、Vb2の充電と情報が存在す
る再生用メモリ4に給電する。なお、EEPROMの書
込み高電圧もしくは外部入出力回路等で高電圧電源を利
用できる。
再生用メモリ4の電源Vb2を配置し、それぞれを電流
容量、電圧レベル、電池の内部抵抗等考慮し動作に好適
な電池で駆動する。例えば、再生制御部6の電源供給線
Vc1は内部抵抗が比較的大きいが高電圧を供給できる
リチウム2次電池もしくは1次電池の3Vで駆動し、再
生用メモリ4は瞬時に大電流が流れるのでそれを供給で
きるニッケルカドミウム2次電池もしくはニッケル水素
2次電池の1.2V、もしくはマンガン、アルカリ1次
電池の1.5Vで駆動する。さらに第2のバックアップ
回路からは、電源Vb3、Vb2の充電と情報が存在す
る再生用メモリ4に給電する。なお、EEPROMの書
込み高電圧もしくは外部入出力回路等で高電圧電源を利
用できる。
【0029】このようにすることで、図1と同様の効果
が得られ、さらに再生制御部6と再生用メモリ4のそれ
ぞれに流れる電流と駆動電圧を最適化し、消費電力を低
減できる。
が得られ、さらに再生制御部6と再生用メモリ4のそれ
ぞれに流れる電流と駆動電圧を最適化し、消費電力を低
減できる。
【0030】図4に第3の実施例を示す。同図は再生制
御部の電源を切断するスイッチを有する記録再生部の電
源回路である。
御部の電源を切断するスイッチを有する記録再生部の電
源回路である。
【0031】同図において、図1と同一部分には同一番
号を付すことにより説明を省略する他、SW1は電源供
給線Vc1を電源供給線Vc0もしくは電源Vb1から
切り離すスイッチを示す。またAは記録再生部2の電源
スイッチと連動した活性信号を示す。同信号Aは電源ス
イッチがオンするとスイッチSW1の接続を指示し、オ
フすると切り離しを指示する信号である。さらに18は
記録再生部2がデータ保持ケース16に挿入されたこと
もしくは電源スイッチがオフ状態であることを検出する
検出回路であり、入力信号は上記信号Aと外部接続端子
10とコネクタ12との接続検出信号となる。例えば同
図では該当する検出回路18の入力端子を電源供給線V
c0(コネクタ12の端子13)に接続したか否かで検
出する。勿論、この検出はコネクタ12のグランド端子
との間で行なっても良い。
号を付すことにより説明を省略する他、SW1は電源供
給線Vc1を電源供給線Vc0もしくは電源Vb1から
切り離すスイッチを示す。またAは記録再生部2の電源
スイッチと連動した活性信号を示す。同信号Aは電源ス
イッチがオンするとスイッチSW1の接続を指示し、オ
フすると切り離しを指示する信号である。さらに18は
記録再生部2がデータ保持ケース16に挿入されたこと
もしくは電源スイッチがオフ状態であることを検出する
検出回路であり、入力信号は上記信号Aと外部接続端子
10とコネクタ12との接続検出信号となる。例えば同
図では該当する検出回路18の入力端子を電源供給線V
c0(コネクタ12の端子13)に接続したか否かで検
出する。勿論、この検出はコネクタ12のグランド端子
との間で行なっても良い。
【0032】以下、基本的な動作は第1の実施例と同様
であるので付加された上記回路ブロックの動作を説明す
る。
であるので付加された上記回路ブロックの動作を説明す
る。
【0033】図4の本実施例では通常、再生制御部6と
再生用メモリ4の電源供給線Vc1、Vc2が電源Vb
1で動作し、記録再生部2の第1のバックアップ回路は
電源Vb1が使用される。
再生用メモリ4の電源供給線Vc1、Vc2が電源Vb
1で動作し、記録再生部2の第1のバックアップ回路は
電源Vb1が使用される。
【0034】さらに記録再生部2がデータ保管ケース1
6に挿入されると検出回路18の出力は上記活性信号A
に優先してスイッチSW1の電源供給線Vc1を切り離
す指示をする。また記録再生部2が抜き取られても、電
源スイッチがオフ状態であり、検出回路18の出力はス
イッチSW1を切り離し続ける。また電源スイッチが投
入、オンされると検出回路18の出力は解除され、電源
供給線Vc1を電源Vb1に接続し再生制御部6に電源
が供給される。
6に挿入されると検出回路18の出力は上記活性信号A
に優先してスイッチSW1の電源供給線Vc1を切り離
す指示をする。また記録再生部2が抜き取られても、電
源スイッチがオフ状態であり、検出回路18の出力はス
イッチSW1を切り離し続ける。また電源スイッチが投
入、オンされると検出回路18の出力は解除され、電源
供給線Vc1を電源Vb1に接続し再生制御部6に電源
が供給される。
【0035】このように検出回路18とスイッチSW1
を用いることにより、記録再生部2の未使用時また同ケ
ース16保管時には再生制御部6に流れる電流を完全に
遮断でき、低電力化できる。
を用いることにより、記録再生部2の未使用時また同ケ
ース16保管時には再生制御部6に流れる電流を完全に
遮断でき、低電力化できる。
【0036】なお、検出信号では電源線の切り離しに限
定することなく、再生制御部6の内部回路の電流パスを
切り離すこともできる。また、記録再生部2に図示され
てないが記録再生部2に不揮発性メモリを内蔵すること
も考えられ、その場合でも再生制御部6と同様に切り離
すことができる。さらに同検出信号はDRAMのセルフ
リフレッシュ機能、又はSRAMが低電圧で動作するリ
テンション動作等の起動信号に利用できる。
定することなく、再生制御部6の内部回路の電流パスを
切り離すこともできる。また、記録再生部2に図示され
てないが記録再生部2に不揮発性メモリを内蔵すること
も考えられ、その場合でも再生制御部6と同様に切り離
すことができる。さらに同検出信号はDRAMのセルフ
リフレッシュ機能、又はSRAMが低電圧で動作するリ
テンション動作等の起動信号に利用できる。
【0037】図5に第4の実施例を示す。同図は記録再
生部に再生用メモリ4のバックアップ専用電源を有する
電源回路の構成図である。
生部に再生用メモリ4のバックアップ専用電源を有する
電源回路の構成図である。
【0038】同図において、図1と同一部分には同一番
号を付すことにより説明を省略する他、Vb4は再生用
メモリ4のバックアップ専用電源、24は電源供給線V
c0と電源Vb1、Vb4の各電源の切替及び充電回路
である充電兼切替回路を示す。
号を付すことにより説明を省略する他、Vb4は再生用
メモリ4のバックアップ専用電源、24は電源供給線V
c0と電源Vb1、Vb4の各電源の切替及び充電回路
である充電兼切替回路を示す。
【0039】基本的な動作は第1の実施例と同様である
ので付加された上記回路ブロックの動作を説明する。
ので付加された上記回路ブロックの動作を説明する。
【0040】図5の本実施例では通常、再生制御部6と
再生用メモリ4は電源Vb1で駆動している。一方、記
録再生部2の第1のバックアップ回路は、新たに配置さ
れるバックアップ専用電源Vb4で構築する。この電源
の切替は検出回路18の指示で行なう。また駆動用電源
Vb1のレベル低下で電源Vb4が自動的に活性化する
構成にしても良い。なお、その場合は記録再生部2にそ
の電池Vb1のレベル低下状況を表示することでユーザ
に充電を促すことができる。
再生用メモリ4は電源Vb1で駆動している。一方、記
録再生部2の第1のバックアップ回路は、新たに配置さ
れるバックアップ専用電源Vb4で構築する。この電源
の切替は検出回路18の指示で行なう。また駆動用電源
Vb1のレベル低下で電源Vb4が自動的に活性化する
構成にしても良い。なお、その場合は記録再生部2にそ
の電池Vb1のレベル低下状況を表示することでユーザ
に充電を促すことができる。
【0041】以上により、専用電源Vb4はメモリのバ
ックアップ電圧すなわち情報保持電源電圧の最小値に設
定できる。このため電池の小型化と長期の情報保持時間
を達成できる。従って、電池交換回数が少なくて良いた
め、電源Vb4は2次電池に比較して同一の大きさの場
合、電流容量の大きい1次電池を使用しても良い。
ックアップ電圧すなわち情報保持電源電圧の最小値に設
定できる。このため電池の小型化と長期の情報保持時間
を達成できる。従って、電池交換回数が少なくて良いた
め、電源Vb4は2次電池に比較して同一の大きさの場
合、電流容量の大きい1次電池を使用しても良い。
【0042】なおデータ保管ケース16による第2のバ
ックアップ回路は図1と同様であるが、電源Vb0に加
えてデータ保管ケース16に低電圧の電池を別に設けて
バックアップしても良く、また再生用メモリ4に印加す
る電圧が低いと流れる電流も少ないので記録再生部2の
内部で降圧した電源で効率良くバックアップしても良
い。
ックアップ回路は図1と同様であるが、電源Vb0に加
えてデータ保管ケース16に低電圧の電池を別に設けて
バックアップしても良く、また再生用メモリ4に印加す
る電圧が低いと流れる電流も少ないので記録再生部2の
内部で降圧した電源で効率良くバックアップしても良
い。
【0043】図6に第5の実施例を示す。同図はデジタ
ル系回路とアナログ系回路を分離した記録再生部の電源
回路である。
ル系回路とアナログ系回路を分離した記録再生部の電源
回路である。
【0044】図6において、図1と同一部分には同一番
号を付すことにより説明を省略する他、30は再生制御
部2の一部であるデジタル/アナログ変換回路、ローパ
スフィルタ、出力増幅回路で構成されるアナログ回路、
33は音声情報のファイル名、記録ナンバ等表示する再
生表示部、35は再生時のスタート、ストップ、データ
転送等指示する再生操作部を示す再生制御部2の一部で
ある。また32は再生用メモリ4、上記再生表示部3
3、上記再生操作部35からなるデジタル回路を示す。
さらにVc3はアナログ回路30の電源供給線、Vc4
はデジタル回路32の再生用メモリ4を除く電源供給
線、34は上記各回路の電源給電線Vc2、Vc3、V
c4と電源Vb4、Vb5、Vb6との電源給電線切替
及び各電源の充電を行なう充電兼切替回路を示す。
号を付すことにより説明を省略する他、30は再生制御
部2の一部であるデジタル/アナログ変換回路、ローパ
スフィルタ、出力増幅回路で構成されるアナログ回路、
33は音声情報のファイル名、記録ナンバ等表示する再
生表示部、35は再生時のスタート、ストップ、データ
転送等指示する再生操作部を示す再生制御部2の一部で
ある。また32は再生用メモリ4、上記再生表示部3
3、上記再生操作部35からなるデジタル回路を示す。
さらにVc3はアナログ回路30の電源供給線、Vc4
はデジタル回路32の再生用メモリ4を除く電源供給
線、34は上記各回路の電源給電線Vc2、Vc3、V
c4と電源Vb4、Vb5、Vb6との電源給電線切替
及び各電源の充電を行なう充電兼切替回路を示す。
【0045】電源切替回路34では、通常動作で電源V
b5がアナログ回路30に給電し、電源Vb6が再生用
メモリ2、、再生表示部33、再生操作部35に供給す
る。一方、記録再生部2がデータ保管ケース16に挿入
もしくは記録再生部2の電源スイッチがオフ時に、再生
用メモリ2の電源Vc2はバックアップ専用電源Vb4
に接続され、同時に電源Vb5、Vb6はそれぞれの機
能回路から切り離される。
b5がアナログ回路30に給電し、電源Vb6が再生用
メモリ2、、再生表示部33、再生操作部35に供給す
る。一方、記録再生部2がデータ保管ケース16に挿入
もしくは記録再生部2の電源スイッチがオフ時に、再生
用メモリ2の電源Vc2はバックアップ専用電源Vb4
に接続され、同時に電源Vb5、Vb6はそれぞれの機
能回路から切り離される。
【0046】このように本実施例ではアナログ系とデジ
タル系回路の電源供給線が分離されるため、相互のノイ
ズ混入が防止でき、回路の確実な動作が可能になる。特
にデジタル系ノイズはアナログ系に比べて一般に大であ
り、それによる微小なアナログ信号のひずみを防止でき
る。なお、再生用メモリ2の電源Vc2は電源Vb6に
接続し、バックアップ専用電源Vb4を無くすこともで
きる。
タル系回路の電源供給線が分離されるため、相互のノイ
ズ混入が防止でき、回路の確実な動作が可能になる。特
にデジタル系ノイズはアナログ系に比べて一般に大であ
り、それによる微小なアナログ信号のひずみを防止でき
る。なお、再生用メモリ2の電源Vc2は電源Vb6に
接続し、バックアップ専用電源Vb4を無くすこともで
きる。
【0047】次に記録再生部2の情報を保持するため、
バックアップ電源回路を2系統設ける具体的実施例を示
す。
バックアップ電源回路を2系統設ける具体的実施例を示
す。
【0048】図7に第6の実施例を示す。同図は記録再
生部2の情報を保持するデータ保管ケース16の具体的
な実施例であり、36は記録再生部2を収納するデータ
保管ケース16の一部、38はデータ保管ケース16の
台座であり、内部は充電制御回路14及び電源Vb0か
らなる第2のバックアップ回路で構成される。また40
はデータ保管ケース16の保護カバーであり、記録再生
部2を外部環境から保護する。
生部2の情報を保持するデータ保管ケース16の具体的
な実施例であり、36は記録再生部2を収納するデータ
保管ケース16の一部、38はデータ保管ケース16の
台座であり、内部は充電制御回路14及び電源Vb0か
らなる第2のバックアップ回路で構成される。また40
はデータ保管ケース16の保護カバーであり、記録再生
部2を外部環境から保護する。
【0049】図7のデータ保管ケース16の内部回路
は、図1もしくは図3ないし図4記載の回路と同様であ
る。特に充電制御回路14は記録再生部2、データ保管
ケース16の電源Vb0の充電電圧レベルの管理、制御
等行う機能を有する。この様なデータ保管ケース16を
活用することによって、記録再生部2の情報は長期保持
が可能になるとともにコンパクトディスク、フロッピィ
ディスク等と同程度に管理が容易になる。
は、図1もしくは図3ないし図4記載の回路と同様であ
る。特に充電制御回路14は記録再生部2、データ保管
ケース16の電源Vb0の充電電圧レベルの管理、制御
等行う機能を有する。この様なデータ保管ケース16を
活用することによって、記録再生部2の情報は長期保持
が可能になるとともにコンパクトディスク、フロッピィ
ディスク等と同程度に管理が容易になる。
【0050】図8に第7の実施例を示す。同図は記録再
生部の内蔵電池を交換する実施例である。
生部の内蔵電池を交換する実施例である。
【0051】同図において、図1と同一部分には同一番
号を付すことにより説明を省略する他、42はアナログ
/デジタル変換回路、録音用デジタルメモリ、録音表示
部及び録音操作部からなる録音制御部で構成され音声ア
ナログ情報を音声デジタル情報化し蓄積する録音部であ
り、記録再生部2に対して音声デジタル情報を転送す
る。また、Vb1'は録音部42にセットされる記録再
生部2の内蔵電源Vb1の交換用電池、さらに44は充
電制御回路14と交換用電池Vb1'との接続点、45
は電源Vb1の残量を検出する電圧レベル検出回路を示
す。
号を付すことにより説明を省略する他、42はアナログ
/デジタル変換回路、録音用デジタルメモリ、録音表示
部及び録音操作部からなる録音制御部で構成され音声ア
ナログ情報を音声デジタル情報化し蓄積する録音部であ
り、記録再生部2に対して音声デジタル情報を転送す
る。また、Vb1'は録音部42にセットされる記録再
生部2の内蔵電源Vb1の交換用電池、さらに44は充
電制御回路14と交換用電池Vb1'との接続点、45
は電源Vb1の残量を検出する電圧レベル検出回路を示
す。
【0052】次に本実施例の動作について説明する。通
常、第2のバックアップ回路の充電機能を持つ録音部4
2は記録再生部2が挿入されると、電圧レベル検出回路
45によりその記録再生部2の電源Vb1の電圧レベル
を検出する。その値が所定電圧レベル以下で交換を要す
る場合は、手動もしくは自動的に記録再生部2のVb1
と交換用電池Vb1'を交換する。交換用電池Vb1'
は、記録再生部2の内蔵電源Vb1が頻度高く交換され
ない限り、セットされた交換用電池Vb1'は録音部4
2において十分充電されるので、実用上は問題ない。さ
らに交換され録音部42にセットされた電池Vb1は電
池Vb1'に代わって充電される。
常、第2のバックアップ回路の充電機能を持つ録音部4
2は記録再生部2が挿入されると、電圧レベル検出回路
45によりその記録再生部2の電源Vb1の電圧レベル
を検出する。その値が所定電圧レベル以下で交換を要す
る場合は、手動もしくは自動的に記録再生部2のVb1
と交換用電池Vb1'を交換する。交換用電池Vb1'
は、記録再生部2の内蔵電源Vb1が頻度高く交換され
ない限り、セットされた交換用電池Vb1'は録音部4
2において十分充電されるので、実用上は問題ない。さ
らに交換され録音部42にセットされた電池Vb1は電
池Vb1'に代わって充電される。
【0053】例えば、電池を手動で交換する場合は、録
音部42もしくは記録再生部2に電圧レベル検出回路4
5の電池電圧レベルの検出結果を表示させ、それに基づ
いて交換すれば良い。また自動で交換する場合は、同検
出回路45の検出結果をもとに機械的な自動交換をして
も良いし、その電池電圧レベルの検出結果を表示させ、
ユーザが交換のための起動を掛けても良い。この際、再
生用メモリ4の情報は記録再生部2が挿入された状態で
行なうため電源Vb0でバックアップされる。なお、検
出回路45は録音部42側もしくは記録再生部2側の何
れに配置しても良い。また交換用電池Vb1'の電圧レ
ベルを表示して、交換可能な体制にあることを示しても
良い。さらに電池の交換は録音部42に限定することな
く、データ保管ケース16に交換用電池をセットした
り、電池の自動交換機もしくは自動販売機などで実施し
ても良い。
音部42もしくは記録再生部2に電圧レベル検出回路4
5の電池電圧レベルの検出結果を表示させ、それに基づ
いて交換すれば良い。また自動で交換する場合は、同検
出回路45の検出結果をもとに機械的な自動交換をして
も良いし、その電池電圧レベルの検出結果を表示させ、
ユーザが交換のための起動を掛けても良い。この際、再
生用メモリ4の情報は記録再生部2が挿入された状態で
行なうため電源Vb0でバックアップされる。なお、検
出回路45は録音部42側もしくは記録再生部2側の何
れに配置しても良い。また交換用電池Vb1'の電圧レ
ベルを表示して、交換可能な体制にあることを示しても
良い。さらに電池の交換は録音部42に限定することな
く、データ保管ケース16に交換用電池をセットした
り、電池の自動交換機もしくは自動販売機などで実施し
ても良い。
【0054】この様にすることで記録再生部2の電池交
換を容易にし、電池レベルの低下による情報の消失を防
ぐことができる。
換を容易にし、電池レベルの低下による情報の消失を防
ぐことができる。
【0055】図9に第8の実施例を示す。
【0056】同図は、図8に示した記録再生部2の電池
交換を可能とする電池ホルダーの構成図である。同図に
おいて46は電池を内蔵する電池ホルダー、48は電池
ホルダー46を除いた記録再生部2の本体、10は外部
接続端子、50は電池ホルダー46と記録再生部2の本
体48を接続する凹凸の溝を示す。なお、本体48と同
ホルダー46には、両者が通常使用状態で離れることの
ないように機械的に固定するラッチ機構を設けることは
言うまでもない。
交換を可能とする電池ホルダーの構成図である。同図に
おいて46は電池を内蔵する電池ホルダー、48は電池
ホルダー46を除いた記録再生部2の本体、10は外部
接続端子、50は電池ホルダー46と記録再生部2の本
体48を接続する凹凸の溝を示す。なお、本体48と同
ホルダー46には、両者が通常使用状態で離れることの
ないように機械的に固定するラッチ機構を設けることは
言うまでもない。
【0057】同図に示すように記録再生部2の電池交換
は、電池と電池ホルダーを一体化してホルダーを横から
スライドさせ挿入するか、垂直方向に脱着させることで
容易になる。
は、電池と電池ホルダーを一体化してホルダーを横から
スライドさせ挿入するか、垂直方向に脱着させることで
容易になる。
【0058】さらに図10に第9の実施例を示す。
【0059】同図の52は電池ホルダー46と一体化し
たホルダーカバーであり、図9の実施例に加えて同カバ
ー52の機構を付けることにより、電池ホルダー46の
機械的強度及び装着時の安定性向上並びに交換が簡単に
できる利点がある。
たホルダーカバーであり、図9の実施例に加えて同カバ
ー52の機構を付けることにより、電池ホルダー46の
機械的強度及び装着時の安定性向上並びに交換が簡単に
できる利点がある。
【0060】以上の図9、図10の実施例では、電池を
電池ホルダーで一体化するため複数の電池を例えば3種
類の電池を同時に効果できる利点もある。また、電池の
交換は上記実施例で述べたデータ保管ケース16に接続
し、第2のバックアップ回路で保持した状態で実施する
ことで情報保持を確実にすることもできる。一方、記録
再生部2は再生用メモリ4の電源と並列に大容量のコン
デンサを内蔵させ、電池を交換する場合に一時、電池の
役目を持たせることもできる。その場合のコンデンサの
大きさは少なくとも手動もしくは自動で交換する期間、
情報を保持できる電荷量を持つ容量であれば良い。
電池ホルダーで一体化するため複数の電池を例えば3種
類の電池を同時に効果できる利点もある。また、電池の
交換は上記実施例で述べたデータ保管ケース16に接続
し、第2のバックアップ回路で保持した状態で実施する
ことで情報保持を確実にすることもできる。一方、記録
再生部2は再生用メモリ4の電源と並列に大容量のコン
デンサを内蔵させ、電池を交換する場合に一時、電池の
役目を持たせることもできる。その場合のコンデンサの
大きさは少なくとも手動もしくは自動で交換する期間、
情報を保持できる電荷量を持つ容量であれば良い。
【0061】図11に第10の実施例を示す。同図はデ
ータ保管ケースの他の実施例を示す平面図及び一部断面
図である。
ータ保管ケースの他の実施例を示す平面図及び一部断面
図である。
【0062】同図の80は手帳サイズの大きさの携帯用
ケース、82は図1に示す電源Vb0及び充電制御回路
14、また記号B−B’は平面図の一部断面をに示す。
さらに84は再生用スピーカ、86は音声増幅回路であ
る。
ケース、82は図1に示す電源Vb0及び充電制御回路
14、また記号B−B’は平面図の一部断面をに示す。
さらに84は再生用スピーカ、86は音声増幅回路であ
る。
【0063】同携帯用ケース80の電源Vb0及び充電
制御回路82により、記録再生部2の第2のバックアッ
プ回路を構築できる。また記録再生部2の内容は増幅回
路86を介して聞くことができる。なお、増幅回路86
は記録再生部2の出力パワーによっては、スピーカを直
接駆動できるため内蔵してもしなくても良い。
制御回路82により、記録再生部2の第2のバックアッ
プ回路を構築できる。また記録再生部2の内容は増幅回
路86を介して聞くことができる。なお、増幅回路86
は記録再生部2の出力パワーによっては、スピーカを直
接駆動できるため内蔵してもしなくても良い。
【0064】このような携帯用ケース80を用いること
により、記録再生部2は情報の長期保存が可能となり、
また同時にスピーカにより多人数に情報を伝えることが
できる。なお、同ケース80は記録再生部2の収納数を
1つに限定するものではなく、携帯に支障のない大き
さ、重さであれば複数収納しても良い。また携帯用ケー
スが音声をアナログ信号に変えるマイク、アナログ/デ
ジタル変換回路等からなる録音機能を有しても良い。
により、記録再生部2は情報の長期保存が可能となり、
また同時にスピーカにより多人数に情報を伝えることが
できる。なお、同ケース80は記録再生部2の収納数を
1つに限定するものではなく、携帯に支障のない大き
さ、重さであれば複数収納しても良い。また携帯用ケー
スが音声をアナログ信号に変えるマイク、アナログ/デ
ジタル変換回路等からなる録音機能を有しても良い。
【0065】図12に第11の実施例を示す。
【0066】同図の90は手もしくは肩に掛け持ち運び
可能なバックもしくはケースであり、その内部の様子を
示すものである。同図において、92は携帯用パーソナ
ルコンピュータもしくはワードプロセッサ等の電子機
器、94は記録再生部2の収納ケース、例えば図11に
示す携帯用ケース80でも良い。また、96は充電制御
回路及び電池、98はAC100Vの電源コード、10
0は上記電子機器92、収納ケース94に給電する充電
用電源線をそれぞれ示す。
可能なバックもしくはケースであり、その内部の様子を
示すものである。同図において、92は携帯用パーソナ
ルコンピュータもしくはワードプロセッサ等の電子機
器、94は記録再生部2の収納ケース、例えば図11に
示す携帯用ケース80でも良い。また、96は充電制御
回路及び電池、98はAC100Vの電源コード、10
0は上記電子機器92、収納ケース94に給電する充電
用電源線をそれぞれ示す。
【0067】同図に示すようにケース90の内部は、充
電制御回路及び電池96を中心とする情報保持機構が施
されている。これにより記録再生部2と上記電子機器9
2の情報がバックアップでき、また記録再生部2と上記
電子機器92内蔵の駆動用の電池が充電できる。
電制御回路及び電池96を中心とする情報保持機構が施
されている。これにより記録再生部2と上記電子機器9
2の情報がバックアップでき、また記録再生部2と上記
電子機器92内蔵の駆動用の電池が充電できる。
【0068】なお、本実施例に示す同図の電子機器92
はなくとも、本実施例の目的である記録再生部2の第2
のバックアップ回路を構築できることは言うまでもな
い。
はなくとも、本実施例の目的である記録再生部2の第2
のバックアップ回路を構築できることは言うまでもな
い。
【0069】次に本実施例の使用方法について述べる。
【0070】記録再生部2は携帯型カセットテープレコ
ーダのように毎日使用することが多く、例えば録音部4
2から必要な情報を任意に取り出し使用することから、
録音部42は家庭、職場等に固定して、記録再生部2は
携帯して持ち運ぶことが多い。しかしながら、記録再生
部2が搭載できる電池の容量では高々数日間楽しむ程度
である。また一般に2次電池の充電には数10分から数
時間を要するので、毎日、本記録再生部2を再充電する
ことは実質的に困難なことと思われる。そこで本実施例
により、外出時もしくは寝ている間すなわち持ち運びし
ない間にAC100Vの商用電源等に接続して、電池9
6を充電する。さらにその電池96で記録再生部2の電
池を充電する。この結果、電車もしくは歩いている間は
記録再生部2を毎日十分利用可能となる。
ーダのように毎日使用することが多く、例えば録音部4
2から必要な情報を任意に取り出し使用することから、
録音部42は家庭、職場等に固定して、記録再生部2は
携帯して持ち運ぶことが多い。しかしながら、記録再生
部2が搭載できる電池の容量では高々数日間楽しむ程度
である。また一般に2次電池の充電には数10分から数
時間を要するので、毎日、本記録再生部2を再充電する
ことは実質的に困難なことと思われる。そこで本実施例
により、外出時もしくは寝ている間すなわち持ち運びし
ない間にAC100Vの商用電源等に接続して、電池9
6を充電する。さらにその電池96で記録再生部2の電
池を充電する。この結果、電車もしくは歩いている間は
記録再生部2を毎日十分利用可能となる。
【0071】なお録音部42は、常にAC電源が供給さ
れており、また電池の充電に必要な直流電流等は録音部
42の電源と兼用できるので、本発明の第2のバックア
ップ回路である情報保持機構を組み込むことは比較的容
易である。
れており、また電池の充電に必要な直流電流等は録音部
42の電源と兼用できるので、本発明の第2のバックア
ップ回路である情報保持機構を組み込むことは比較的容
易である。
【0072】以上説明したように本発明によれば、携帯
形の記録再生部2はその情報保持機構を少なくとも2重
化して、情報の第1のバックアップ回路と第2のバック
アップ回路を設ける。それにより記録再生部2の情報は
大容量の第2のバックアップ回路で長期に保持できるよ
うになる。さらに、記録再生部2に内蔵する第1のバッ
クアップ回路の電池は小容量となり、記録再生部2の軽
量、小型化に寄与できる。上記第2のバックアップ回路
では記録再生部2を使用してないときに、同再生部2の
内蔵電池を充電する。それは例えばデータ保管ケース1
6もしくは携帯用ケース80もしくは常に持ち運ぶバッ
ク80等に充電機構を設けることで達成できる。
形の記録再生部2はその情報保持機構を少なくとも2重
化して、情報の第1のバックアップ回路と第2のバック
アップ回路を設ける。それにより記録再生部2の情報は
大容量の第2のバックアップ回路で長期に保持できるよ
うになる。さらに、記録再生部2に内蔵する第1のバッ
クアップ回路の電池は小容量となり、記録再生部2の軽
量、小型化に寄与できる。上記第2のバックアップ回路
では記録再生部2を使用してないときに、同再生部2の
内蔵電池を充電する。それは例えばデータ保管ケース1
6もしくは携帯用ケース80もしくは常に持ち運ぶバッ
ク80等に充電機構を設けることで達成できる。
【0073】さらに、記録再生部2内蔵の電池は充電時
間が長くなるため、予め充電しておき、必要に応じて電
池交換できるようにする。これにより、記録再生部2は
電池交換時間だけで再使用可能となるので使い勝手が良
くなる。
間が長くなるため、予め充電しておき、必要に応じて電
池交換できるようにする。これにより、記録再生部2は
電池交換時間だけで再使用可能となるので使い勝手が良
くなる。
【0074】また使用する電池はその種類、例えばマン
ガン、リチウム、水銀系電池等の1次電池、ニッケルカ
ドミウム、鉛、ニッケル水素電池等の2次電池、またそ
の電池電圧レベルに限定することなく、記録再生部2の
小型化と全体の消費電流が最小になるような組合せで使
用すれば良い。なお2次電池は、第2のバックアップ回
路の充電制御回路14に、交流直流変換回路及び充電回
路を付加して商用電源AC100V/200Vに接続す
るか、車載用直流電源12Vもしくは24Vに接続する
か、太陽電池の出力に接続するか、の何れか1つもしく
はそれらの組合せで充電すれば良い。また電池は外部充
電器で充電したものを用いても良い、さらに従来例で述
べた太陽電池をデータ保管ケースに付加して充電できる
ことは言うまでもない。加えて、デジタル情報の送受信
に適する電話器はAC電源が接続され、情報の録音部4
2として活用できることから第2のバックアップ回路の
機能を設けることも考えられる。
ガン、リチウム、水銀系電池等の1次電池、ニッケルカ
ドミウム、鉛、ニッケル水素電池等の2次電池、またそ
の電池電圧レベルに限定することなく、記録再生部2の
小型化と全体の消費電流が最小になるような組合せで使
用すれば良い。なお2次電池は、第2のバックアップ回
路の充電制御回路14に、交流直流変換回路及び充電回
路を付加して商用電源AC100V/200Vに接続す
るか、車載用直流電源12Vもしくは24Vに接続する
か、太陽電池の出力に接続するか、の何れか1つもしく
はそれらの組合せで充電すれば良い。また電池は外部充
電器で充電したものを用いても良い、さらに従来例で述
べた太陽電池をデータ保管ケースに付加して充電できる
ことは言うまでもない。加えて、デジタル情報の送受信
に適する電話器はAC電源が接続され、情報の録音部4
2として活用できることから第2のバックアップ回路の
機能を設けることも考えられる。
【0075】一方、本実施例で述べた内容は半導体集積
回路に応用できる。その場合は半導体チップ上の電源用
ボンディングパッドを複数設け再生用メモリ4、再生制
御蔀を機能回路毎、もしくはアナログ信号系/デジタル
信号系回路別に電源を分離し、上記実施例同様に電源の
切替充電を制御すれば良い。この結果、チップ上での電
源分離から電源ノイズの相互干渉を少なくできる。また
デジタル系回路で発生するノイズはアナログ系回路をチ
ップ上でアイソレーションすることで低減できる。
回路に応用できる。その場合は半導体チップ上の電源用
ボンディングパッドを複数設け再生用メモリ4、再生制
御蔀を機能回路毎、もしくはアナログ信号系/デジタル
信号系回路別に電源を分離し、上記実施例同様に電源の
切替充電を制御すれば良い。この結果、チップ上での電
源分離から電源ノイズの相互干渉を少なくできる。また
デジタル系回路で発生するノイズはアナログ系回路をチ
ップ上でアイソレーションすることで低減できる。
【0076】以上のように、本発明はその骨子を逸脱し
ない範囲で種々変形して実施することができる。例え
ば、上記実施例ではDRAMもしくはSRAMのような
揮発性メモリを有する記録再生部2の情報バックアップ
を説明したが、EEPROM、EPROM等の不揮発性
半導体メモリで情報を記憶して再生する電子機器に対し
ても、内蔵電池の充電交換等に効果がある。さらに、第
2のバックアップ回路を有する保管ケースはマイクロプ
ロセッサ等設けて、記録再生部2の情報を表示、削除、
記録再生部2間の転送等々総合的に管理することもで
き、また大容量のメモリを内蔵してデータ収集装置とし
て活用しても良い。
ない範囲で種々変形して実施することができる。例え
ば、上記実施例ではDRAMもしくはSRAMのような
揮発性メモリを有する記録再生部2の情報バックアップ
を説明したが、EEPROM、EPROM等の不揮発性
半導体メモリで情報を記憶して再生する電子機器に対し
ても、内蔵電池の充電交換等に効果がある。さらに、第
2のバックアップ回路を有する保管ケースはマイクロプ
ロセッサ等設けて、記録再生部2の情報を表示、削除、
記録再生部2間の転送等々総合的に管理することもで
き、また大容量のメモリを内蔵してデータ収集装置とし
て活用しても良い。
【0077】
【発明の効果】本発明によれば記録再生部の情報は第1
のバックアップ回路と大電流容量を持つ第2のバックア
ップ回路で2重化するため、長期保持ができる。このた
め記録再生部内蔵の電池を小型軽量化でき、携帯を容易
にする。この結果再生音の場所的、時間的な自由度が増
し、音声のデジタル記録に関する応用が拡がる。また本
発明で示した上記電源バックアップ系導入によりDRA
Mを記録再生部に組み込むことができるので同再生部の
コストが低減できる。
のバックアップ回路と大電流容量を持つ第2のバックア
ップ回路で2重化するため、長期保持ができる。このた
め記録再生部内蔵の電池を小型軽量化でき、携帯を容易
にする。この結果再生音の場所的、時間的な自由度が増
し、音声のデジタル記録に関する応用が拡がる。また本
発明で示した上記電源バックアップ系導入によりDRA
Mを記録再生部に組み込むことができるので同再生部の
コストが低減できる。
【図1】本発明による記録再生部の情報を保持する電源
回路の構成図である。
回路の構成図である。
【図2】従来例を説明するメモリパックの電源回路の構
成図である。
成図である。
【図3】本発明による複数の電源を有する記録再生部の
電源回路の構成図である。
電源回路の構成図である。
【図4】本発明による再生制御部の電源を切断するスイ
ッチを有する記録再生部の電源回路の構成図である。
ッチを有する記録再生部の電源回路の構成図である。
【図5】本発明による記録再生部にメモリ専用バックア
ップ電源を有する電源回路の構成図である。
ップ電源を有する電源回路の構成図である。
【図6】本発明によるアナログ系回路とデジタル系回路
の各電源を分離した記録再生部の電源回路である。
の各電源を分離した記録再生部の電源回路である。
【図7】本発明による記録再生部の情報を保持するデー
タ保管ケースの具体的な実施例である。
タ保管ケースの具体的な実施例である。
【図8】本発明による記録再生部の内蔵電池を交換する
実施例である。
実施例である。
【図9】本発明による記録再生部の内蔵電池交換を可能
とする電池ホルダーの構成図である。
とする電池ホルダーの構成図である。
【図10】本発明による記録再生部の内蔵電池交換を可
能とする電池ホルダーの構成図である。
能とする電池ホルダーの構成図である。
【図11】本発明による記録再生部の情報を保持し再生
用スピーカを備えた携帯用ケースの平面図及び一部断面
図である。
用スピーカを備えた携帯用ケースの平面図及び一部断面
図である。
【図12】本発明による記録再生部の情報保持用電源付
き持ち運びケースである。
き持ち運びケースである。
2…記録再生部、4…再生用メモリ、6…再生制御部、
10…外部接続端子、16…データ保管ケース、12…
接続コネクタ、13…接続端子、Vb0、Vb1、Vb
3、Vb2、Vb4、Vb5、Vb6…電源、14…充
電制御回路、8…充電兼切替回路、Vext…外部電
源、Vc0、Vcc、Vc1、Vc2、Vc3、Vc4
…電源供給線、19、20…充電兼切替回路、SW1…
電源を切り離すスイッチ、A…電源スイッチと連動した
活性信号、18…挿入検出回路、24…充電切替回路、
30…アナログ系回路、33…再生表示部、35…再生
操作部、32…デジタル系回路、34…充電兼切替回
路、36…データ保管ケース16の一部、38…データ
保管ケース16の台座、40…データ保管ケースの保護
カバー、42…録音部、Vb1'…交換用電池、44…
接続点、45…電圧レベル検出回路、46…電池ホルダ
ー、48…記録再生部の本体、10…外部接続端子、5
0…凹凸の溝、52…ホルダーカバー、80…携帯用ケ
ース、B−B’…平面図の一部断面、82、96…電源
及び充電制御回路、84…再生用スピーカ、86…音声
増幅回路、90…バックもしくはケース、92…電子機
器、94…収納ケース、98…電源コード、100…充
電用電源線。
10…外部接続端子、16…データ保管ケース、12…
接続コネクタ、13…接続端子、Vb0、Vb1、Vb
3、Vb2、Vb4、Vb5、Vb6…電源、14…充
電制御回路、8…充電兼切替回路、Vext…外部電
源、Vc0、Vcc、Vc1、Vc2、Vc3、Vc4
…電源供給線、19、20…充電兼切替回路、SW1…
電源を切り離すスイッチ、A…電源スイッチと連動した
活性信号、18…挿入検出回路、24…充電切替回路、
30…アナログ系回路、33…再生表示部、35…再生
操作部、32…デジタル系回路、34…充電兼切替回
路、36…データ保管ケース16の一部、38…データ
保管ケース16の台座、40…データ保管ケースの保護
カバー、42…録音部、Vb1'…交換用電池、44…
接続点、45…電圧レベル検出回路、46…電池ホルダ
ー、48…記録再生部の本体、10…外部接続端子、5
0…凹凸の溝、52…ホルダーカバー、80…携帯用ケ
ース、B−B’…平面図の一部断面、82、96…電源
及び充電制御回路、84…再生用スピーカ、86…音声
増幅回路、90…バックもしくはケース、92…電子機
器、94…収納ケース、98…電源コード、100…充
電用電源線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永田 穰 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 浜本 信男 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 小川 勝男 東京都千代田区神田駿河台四丁目6番地 株式会社日立製作所内
Claims (36)
- 【請求項1】記録再生部の情報保持装置であって、 (1)情報を蓄積する再生用半導体デジタルメモリと該情
報を入出力制御し再生する再生制御部を有する記録再生
部と、 (2)上記メモリ及び上記制御部の駆動と情報保持を兼ね
る電源と電源の給電線切替及び電源の充電を行なう充電
兼切替回路とからなる第1のバックアップ回路と、 (3)上記第1のバックアップ回路の電源を充電し、上記
メモリの情報を保持する充電制御回路及び電源からなる
第2のバックアップ回路と、 を具備してなり、第1のバックアップ回路が上記再生部
に組み込まれ、上記第2のバックアップ回路が上記再生
部と分離してなることを特徴とする記録再生部の情報保
持装置。 - 【請求項2】請求項1記載の記録再生部の情報保持装置
であって、 上記記録再生部の電源が上記再生制御部の一部であるデ
ジタル/アナログ変換回路、増幅回路等のアナログ回路
の駆動用電池もしくは再生用半導体デジタルメモリ、再
生制御部の一部である再生表示部、再生操作部等のデジ
タル回路の駆動用電池もしくは上記再生用メモリのバッ
クアップ専用電池から少なくともなることを特徴とする
記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項3】請求項1記載の記録再生部の情報保持装置
であって、 上記記録再生部の第2のバックアップ回路が、上記記録
再生部に給電するための充電制御回路と1次電池で構成
されることを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項4】請求項1記載の記録再生部の情報保持装置
であって、上記記録再生部が低電圧レベルの低電圧電源
と高電圧レベルの高電圧電源を備えることを特徴とする
記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項5】請求項4記載の記録再生部の情報保持装置
であって、上記記録再生部の上記低電圧電源が再生制御
部を駆動し、上記高電圧電源が再生用メモリを駆動する
ことを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項6】請求項4記載の記録再生部の情報保持装置
であって、上記低電圧電源はニッケルカドミウムもしく
はニッケル水素等の1.2Vの2次電池、もしくはマン
ガン電池等の1次電池であり、高電圧電源はリチウム等
の3Vの1次電池もしくは2次電池であることを特徴と
する記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項7】請求項4記載の記録再生部の情報保持装置
であって、上記記録再生部の高電圧電源がEEPROM
もしくは外部入出回路の電源であることを特徴とする記
録再生部の情報保持装置。 - 【請求項8】請求項4記載の記録再生部の情報保持装置
であって、上記記録再生部の電源である低電圧電源が少
なくとも再生制御部の電源であることを特徴とする記録
再生部の情報保持装置。 - 【請求項9】請求項1記載の記録再生部の情報保持装置
であって、1個ないし複数個の上記記録再生部を情報保
持可能なデータ保管ケースであり、該保管ケースが上記
記録再生部の第2のバックアップ回路を有することを特
徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項10】請求項9記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記保管ケースの電源が充電可能な2次電
池もしくは充電が不可能な1次電池、もしくはそれらの
組合せであることを特徴とする記録再生部。 - 【請求項11】記録再生部の情報保持装置であって: (1)情報を蓄積する再生用半導体デジタルメモリと該情
報を入出力制御し再生する再生制御部を有する記録再生
部と、 (2)上記制御部の駆動用電源と電源の給電線切替、及び
電源の充電を行なう充電兼切替回路と上記メモリの駆動
と情報保持を兼ねる電源及び充電兼切替回路、とからな
る第1のバックアップ回路と、 (3)上記第1のバックアップ回路の電源を充電し、上記
メモリの情報を保持する充電制御回路及び電源からなる
第2のバックアップ回路と、 を具備してなり、第1のバックアップ回路が上記記録再
生部に組み込まれ、上記第2のバックアップ回路が上記
記録再生部と分離してなることを特徴とする記録再生部
の情報保持装置。 - 【請求項12】記録再生部の情報保持装置であって: (1)情報を蓄積する再生用半導体デジタルメモリと入出
力制御し再生する再生制御部を有する記録再生部と、 (2)上記メモリ及び上記制御部の駆動と情報保持を兼ね
る電源、及び電源の給電線切替と電源の充電を行なう充
電兼切替回路、とからなる第1のバックアップ回路と、 (3)上記制御部の駆動電源を第2のバックアップ回路と
再生部の挿入を検出した信号で、再生部の電源スイッチ
と連動して切断するスイッチと (4)上記第1のバックアップ回路の電源を充電し、上記
メモリの情報を保持する充電制御回路及び電源からなる
第2のバックアップ回路と、 を具備してなり、第1のバックアップ回路が上記記録再
生部に組み込まれ、上記第2のバックアップ回路が上記
記録再生部と分離してなることを特徴とする記録再生部
の情報保持装置。 - 【請求項13】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、音声アナログ情報を音声デジタル情報化し
記録再生部に該デジタル情報を転送する録音部が、上記
記録再生部の電池と交換する交換用電池を有することを
特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項14】請求項13記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記録音部が充電制御回路と電圧レベル
検出回路を有し、上記交換用電池を充電し、少なくとも
自動もしくは手動で、上記記録再生部の電池と交換する
ことを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項15】請求項9記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記保管ケースが有する第2のバックアッ
プ回路の電源である2次電池を充電するために太陽電池
を有することを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項16】請求項9記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記保管ケースが有する第2のバックアッ
プ回路の電源である2次電池を充電するためにAC10
0Vもしくは200Vの商用電源もしくは自動車用電源
に接続されることを特徴とする記録再生部の情報保持装
置。 - 【請求項17】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記記録再生部が電池を内蔵する電池ホル
ダーと該電池を除く本体に分離することを特徴とする記
録再生部の情報保持装置。 - 【請求項18】請求項17記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記記録再生部の筐体は再生用メモリ及
び再生制御部からなる本体と電池内蔵の電池ホルダーが
分離して、その両者の接続部が垂直方向もしくは横方向
からの差し込み挿入で、差し込み挿入ガイド用の凹凸溝
で構成されることを特徴とする記録再生部の情報保持装
置。 - 【請求項19】請求項17記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記記録再生部の電池ホルダーと上記本
体の両者を接続しラッチ固定する機構を設けることを特
徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項20】請求項17記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記記録再生部の電池ホルダーが上記本
体の一部をカバーするホルダーカバーを有することを特
徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項21】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記記録再生部を持ち運び容易とする携帯
用ケースが第2のバックアップ回路を有することを特徴
とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項22】請求項21記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記携帯用ケースが再生用スピーカを有
することを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項23】請求項22記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記携帯用ケースが音声増幅回路を有す
ることを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項24】請求項21記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記携帯用ケースが該記録再生部の電源
である電池の交換用電池を有することを特徴とする記録
再生部の情報保持装置。 - 【請求項25】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記第2のバックアップ回路の有する電源
が上記記録再生部の電源より大電流容量を有する電池で
あることを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項26】請求項21記載の記録再生部の情報保持
装置であって、上記携帯用ケースが音声をアナログ信号
に変えるマイク、アナログ/デジタル変換回路等からな
る録音機能を有することを特徴とする記録再生部の情報
保持装置。 - 【請求項27】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、第2のバックアップ回路の充電制御回路の
入力端子として、商用電源AC100Vもしくは200
V、自動車用電源12Vもしくは24V、太陽電池の出
力、の何れか1つもしくは複数の端子を具備することを
特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項28】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記記録再生部のアナログ回路とデジタル
回路の一部もしくは全てを同一半導体基体上に設け、上
記記録再生部のアナログ回路とデジタル回路の電源を分
離し、それぞれの電源のボンディングパッドを設けたこ
とを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項29】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記記録再生部の再生制御部と再生用メモ
リを同一半導体基体上に設け、上記再生制御部と再生用
メモリの電源を分離し、それぞれの電源のボンディング
パッドを設けたことを特徴とする記録再生部の情報保持
装置。 - 【請求項30】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、 アナログ/デジタル変換部、録音用デジタルメモリ、録
音表示部及び録音操作部からなる録音制御部で構成され
る録音部を有することを特徴とする記録再生部の情報保
持装置。 - 【請求項31】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記記録再生部の再生用半導体デジタルメ
モリが電気で書き込み、電気で消去できるEEPROM
形メモリか、または電気で書き込み、紫外線で消去する
EPROM形メモリか、フューズROM形メモリか、ス
タティックRAM形メモリか、電池でバックアップされ
たスタティックRAM形メモリもしくはダイナミックR
AM形メモリか、上記メモリの組合せか、のいずれかで
構成されていることを特徴とする記録再生部の情報保持
装置。 - 【請求項32】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、第2のバックアップ回路に上記記録再生部
の挿入を検出した検出信号で、ダイナミックRAMのセ
ルフリフレッシュ機能もしくはスタティックRAMのリ
テンション動作を活性せしめることを特徴とする記録再
生部の情報保持装置。 - 【請求項33】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記第2のバックアップ回路が電話器に設
けられたことを特徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項34】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記第2のバックアップ回路が持ち運び可
能なケースもしくはバックの内部に設けられたことを特
徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項35】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記第2のバックアップ回路を内蔵するデ
ータ保管ケースがマイクロプロセッサを有することを特
徴とする記録再生部の情報保持装置。 - 【請求項36】請求項1記載の記録再生部の情報保持装
置であって、上記第2のバックアップ回路を内蔵するデ
ータ保管ケースが大容量のデジタルメモリを有すること
を特徴とする記録再生部の情報保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285972A JPH0652068A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 記録再生部の情報保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3285972A JPH0652068A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 記録再生部の情報保持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0652068A true JPH0652068A (ja) | 1994-02-25 |
Family
ID=17698356
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3285972A Pending JPH0652068A (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 記録再生部の情報保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0652068A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001202096A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-07-27 | Micronas Gmbh | 長いデューティサイクル時間における再生および/または記録のためのライン独立装置用の回路装置および動作プロセス |
WO2008139629A1 (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Yoshiaki Takida | 携帯型コンポーネントオーディオ |
JP2015192565A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 日立工機株式会社 | 充電装置及び電源装置 |
-
1991
- 1991-10-31 JP JP3285972A patent/JPH0652068A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001202096A (ja) * | 1999-11-25 | 2001-07-27 | Micronas Gmbh | 長いデューティサイクル時間における再生および/または記録のためのライン独立装置用の回路装置および動作プロセス |
WO2008139629A1 (ja) * | 2007-05-09 | 2008-11-20 | Yoshiaki Takida | 携帯型コンポーネントオーディオ |
JP2015192565A (ja) * | 2014-03-28 | 2015-11-02 | 日立工機株式会社 | 充電装置及び電源装置 |
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