JPH0652014A - システムダウン回避方式 - Google Patents

システムダウン回避方式

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JPH0652014A
JPH0652014A JP4202105A JP20210592A JPH0652014A JP H0652014 A JPH0652014 A JP H0652014A JP 4202105 A JP4202105 A JP 4202105A JP 20210592 A JP20210592 A JP 20210592A JP H0652014 A JPH0652014 A JP H0652014A
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JP
Japan
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svp
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flag
state
communication area
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Pending
Application number
JP4202105A
Other languages
English (en)
Inventor
Iwao Fukutani
巌 福谷
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP4202105A priority Critical patent/JPH0652014A/ja
Publication of JPH0652014A publication Critical patent/JPH0652014A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、システムダウン回避方式に関し、
本体がSVP生存状態を確認できるようにし、DIAG
命令実行時などに本体がSVP生存状態をチェックし、
SVPがダウンしていれば命令の実行を止め、生存して
いれば命令を実行させ、本体のCPUの長時間の中断の
回避を可能にすることを目的とする。 【構成】 SVP4と本体1との通信領域31にフラグ
32を設け、本体1が所定時間毎に通信領域31中のフ
ラグ32を所定状態に設定すると共に、SVP4が所定
時間毎に通信領域31中のフラグ32を他の所定状態に
設定して生存状態を知らせることを繰り返し、本体1が
SVP4に処理代行依頼するときに、フラグ32を参照
して他の所定状態に設定されて生存状態であったとき
に、命令発行してSVP4に処理代行依頼し、一方、生
存状態でなかったときに、命令発行を中断するように構
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、SVPの異常を検出し
てシステムダウンを回避するシステムダウン回避方式に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図2に示すように、複数の本体
(電子計算機の本体)A、Bを持つ計算機システムは、
通常、SVP(サービスプロセッサ)が各種サービスを
提供している。このSVPが本体の一部のCPU命令
(例えばDIAG命令)を代行している場合、DIAG
命令が実行されたとき当該SVPがハードウェア故障あ
るいはソフトウェアバグなどでダウンしていると、SV
PはDIAG命令を実行できなく、しかもダウンしてい
ることを通知することができない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、本体のCP
UはDIAG命令のタイムアウトになるまで、待ち続
け、長時間のSTOP状態となってしまうという問題が
あった。更に、本体のCPUがDIAG命令をSVPに
発行して代行処理を依頼し、タイムアウトになるまでの
間、相互に監視している計算機システムにおいて、他系
監視に応答できなくなり、SVPの部分故障で済むとこ
ろが、当該応答ができなくなった本体までも故障とみな
されてしまい、システム全体がダウンしてしまうという
問題もあった。以下図2の構成および動作を簡単に説明
する。
【0004】図2は、従来技術の構成図を示す。図2に
おいて、本体A、Bは、相互に監視して処理を行う計算
機である。SVPは、本体A、Bなどに各種サービスを
提供したり、代行処理したりするものである。
【0005】次に、動作を説明する。は、計算機であ
る本体Aと本体Bが相互に監視する。は、SVPがハ
ードウェア故障、あるいはソフトウェアバグなどのエラ
ーでダウンする。
【0006】は、本体AがDIAG命令の処理を依頼
し、その応答を待っている。SVPは、のときにエラ
ーでダウンしているので、応答ができない。は、本体
Bが本体Aの監視を行うが、当該本体Aから応答無とな
る。
【0007】は、本体のCPU間での監視時間経過す
る(この間、CPUはSTOP状態のままである)。
は、本体Bが監視時間切れとなり、で本体Aをダウン
とみなす。
【0008】は、本体AがDIAG命令に対するタイ
ムオーバとなる。この状態では、既にで本体Bからの
監視に無応答で監視時間をタイムオーバしていたので、
本体Aがダウンと見なされてしまい、本体Aの全体がダ
ウンしてしまう。
【0009】本発明は、これらの問題を解決するため、
SVPから本体に定期的にSVP生存通知を行ってフラ
グを設定すると共に、本体が定期的にSVP障害状態と
することを繰り返して本体がSVP生存状態を確認でき
るようにし、DIAG命令実行時などに本体がSVP生
存状態をチェックし、SVPがダウンしていれば命令の
実行を止め、生存していれば命令を実行させ、本体のC
PUの長時間の中断の回避を可能にすることを目的とし
ている。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1を参照して課題を解
決するための手段を説明する。図1において、本体1
は、各種業務処理を行うものであって、計算機である。
【0011】通信領域31は、本体1とSVP4が相互
に通信するための領域であって、ここでは、フラグ32
を設けるためのものである。フラグ32は、SVP4の
生存状態を表すフラグである。
【0012】SVP4は、本体1に各種サービスを提供
するものであって、ここでは、依頼された処理を代行す
るものである。
【0013】
【作用】本発明は、図1に示すように、本体1が所定時
間毎に通信領域31中のフラグ32を所定状態に設定す
ると共に、SVP4が所定時間毎に通信領域31中のフ
ラグ32を他の所定状態に設定して生存状態を知らせる
ことを繰り返し、本体1がSVP4に処理代行依頼する
とき、フラグ32を参照して他の所定状態に設定されて
生存状態であったときに、命令発行してSVP4に処理
代行依頼し、一方、生存状態でなかったときに、命令発
行を中断するようにしている。
【0014】従って、SVP4から本体1に定期的にS
VP生存通知を行ってフラグ32を設定すると共に、本
体1が定期的にSVP4の障害状態とすることを繰り返
して本体1がSVP4の生存状態を確認できるように
し、DIAG命令などの実行時に本体1がSVP生存状
態をチェックし、SVP4がダウンしていれば命令の実
行を止め、生存していれば命令を実行させることによ
り、本体1のCPUの長時間の中断を回避することが可
能となる。
【0015】
【実施例】次に、図1を用いて本発明の実施例の構成お
よび動作を順次詳細に説明する。図1は、本発明の1実
施例構成図を示す。
【0016】図1において、本体1は、計算機であっ
て、CPU2および主記憶3などから構成されるもので
ある。計算機システムは、本体1を複数接続し、相互に
監視している。
【0017】CPU2は、プログラムに従って各種処理
を行うものであって、ここでは、SVP生存監視処理2
1などを行うものである。SVP生存監視処理21は、
SVP4の生存を監視するものであって、ここでは、所
定時間毎にSVP障害状態を表す“FFFF”を通信領
域31内のフラグ32にセットしたり、DIAG命令の
発行時にこのフラグ32の内容を読み出して“000
0”(SVP生存を表す)のときにSVP4が生存して
いると判断したりなどするものである。
【0018】主記憶3は、プログラムやデータなどを格
納するものであって、ここでは、CPU2とSVP4と
が通信するための通信領域(SPV−CPU通信領域)
31を設けるものである。
【0019】通信領域31は、CPU2とSVP4とが
データを設定して相互に通信を行うための主記憶3上に
設けた領域であって、ここでは、フラグ32などを設け
るものである。
【0020】フラグ32は、SVP4の生存状態を設定
するフラグである。ここでは、SVP4が所定時間毎に
フラグ32に“0000”を設定して当該SVP4が生
存している旨を表すと共に、CPU2が所定時間毎にフ
ラグ32に“FFFF”を設定してSVP障害状態を設
定するようにしている。従って、CPU2が他の所定時
間毎(例えば15秒毎)にSVP障害状態“FFFF”
をフラグ32に設定し、SVP4が所定時間毎(例えば
7秒毎)にSVP生存状態“0000”をフラグ32に
設定する。従って、CPU2がフラグ32の状態を読み
出すことにより、SVP4が生存しているか否かを知る
ことが可能となる。
【0021】SVP4は、本体1に各種サービスを提供
するものであって、ここではCPU命令の一部を変わっ
て代行処理を行うものである。このSVP4は、ここで
は、SVP生存通知処理41などから構成されている。
【0022】SVP生存通知処理41は、所定時間毎に
通信領域31中のフラグ32に、SVP生存中を表す
“0000”を書き込んだりなどするものである。次
に、図1の構成の動作を詳細に説明する。
【0023】図1において、は、SVP4が生存通知
を行う。これは、SVP4を構成するSVP生存通知処
理41が本体1の主記憶3上に設けたSVP−CPU通
信領域31中のフラグ32に、生存を表す“0000”
を書き込む。
【0024】は、本体1のCPU2がSVP障害状態
を書き込む。これは、本体1のCPU2のSVP生存監
視処理21が、主記憶3上に設けたSVP−CPU通信
領域31中のフラグ33に、SVP障害状態を表す“F
FFF”を書き込む。
【0025】は、SVP4が生存通知を行う。これ
は、SVP4を構成するSVP生存通知処理41が本体
1の主記憶3上に設けたSVP−CPU通信領域31中
のフラグ32に、SVP障害状態“FFFF”となって
いたものを、生存を表す“0000”を書き込む。
【0026】は、本体1のCPU2がSVP障害状態
を書き込む。これは、本体1のCPU2のSVP生存監
視処理21が、主記憶3上に設けたSVP−CPU通信
領域31中のフラグ32に、生存を表す“0000”と
なっていたものを、SVP障害状態を表す“FFFF”
を書き込む。
【0027】は、SVP4がエラーでダウンする。S
VP4がエラーでダウンしたので、通信領域31中のフ
ラグ32に、“FFFF”となっていたものを、“00
00“に更新できず、“FFFF”のままとなる。
【0028】は、CPU2がDIAG命令の発行を行
うに先立ち、主記憶3上に設けたSVP−CPU通信領
域31中のフラグ32の内容を読み出す。ここでは、S
VP障害状態“FFFF”が読みだされる。
【0029】は、で読みだされたフラグ32の内容
が障害か判別する。YESの場合には、SVP4に何ら
かの障害が発生したと判明したので、のYESとな
り、でDIAG TIME OVERとみなす。即
ち、で通信領域31から読み出したフラグ32の内容
が、障害発生状態“FFFF”であったので、DIAG
命令がタイムオーバしたとみなす。一方、のNOで障
害が発生しないと判明した場合には、DIAG命令の実
行依頼をSVP4に通知する。
【0030】は、のYESの場合に、でDIAG
TIME OVERとみなし、当該で障害処理(マ
シンチェック)を行う。そして、DIAG命令の実行完
了する。
【0031】以上によって、主記憶3上のSVP−CP
U通信領域31中にフラグ32を設け、SVP4のSV
P生存通知処理41が所定時間毎にSVP−CPU通信
領域31中のフラグ32にSVPが生存している旨の
“0000”を設定すると共に、CPU2のSVP生存
監視処理21が他の所定時間毎にSVP−CPU通信領
域31中のフラグ32にSVP障害状態を表す“FFF
F”を設定する。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
SVP4から本体1に定期的にSVP生存通知を行って
フラグ32に設定すると共に、本体1が定期的にSVP
障害状態をフラグ32に設定することを繰り返して本体
1がSVP生存状態を確認できるようにし、DIAG命
令などのCPU命令の一部の命令の代行実行時に本体1
がSVP生存状態をチェックし、SVP4がダウンして
いれば命令の実行を止め、生存していなければ命令を実
行させ、本体のCPUの長時間の中断を回避することが
できる。これにより、SVP4がダウン状態にあるか否
かを、DIAG命令などの代行依頼する前に、主記憶3
上の通信領域31のフラグ32の内容を読み出して判定
することが本体1内だけで行うことができ、SVP4の
障害による本体1の長時間のSTOPを回避し、システ
ムダウンを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例構成図である。
【図2】従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1:本体(計算機本体) 2:CPU 21:SVP生存監視処理 3:主記憶 31:通信領域(SVP−CPU通信領域) 32:フラグ 4:SVP 41:SVP生存通知処理

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SVPの異常を検出してシステムダウンを
    回避するシステムダウン回避方式において、 SVP(4)と本体(1)との通信領域(31)にフラ
    グ(32)を設け、 本体(1)が所定時間毎に通信領域(31)中のフラグ
    (32)を所定状態に設定すると共に、SVP(4)が
    所定時間毎に通信領域(31)中のフラグ(32)を他
    の所定状態に設定して生存状態を知らせることを繰り返
    し、 本体(1)がSVP(4)に処理代行依頼するときに、
    上記フラグ(32)を参照して他の所定状態に設定され
    て生存状態であったときに、命令発行してSVP(4)
    に処理代行依頼し、一方、生存状態でなかったときに、
    命令発行を中断するように構成したことを特徴とするシ
    ステムダウン回避方式。
JP4202105A 1992-07-29 1992-07-29 システムダウン回避方式 Pending JPH0652014A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4202105A JPH0652014A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 システムダウン回避方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4202105A JPH0652014A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 システムダウン回避方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0652014A true JPH0652014A (ja) 1994-02-25

Family

ID=16452050

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4202105A Pending JPH0652014A (ja) 1992-07-29 1992-07-29 システムダウン回避方式

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JP (1) JPH0652014A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4836140A (en) * 1985-12-23 1989-06-06 Hoshin Kagaku Sangyosho Co., Ltd. Photo-CVD apparatus
KR100421041B1 (ko) * 2001-06-19 2004-03-04 삼성전자주식회사 광픽업 액튜에이터, 광픽업 장치 및 광기록/재생 장치
WO2011061828A1 (ja) * 2009-11-19 2011-05-26 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US4836140A (en) * 1985-12-23 1989-06-06 Hoshin Kagaku Sangyosho Co., Ltd. Photo-CVD apparatus
KR100421041B1 (ko) * 2001-06-19 2004-03-04 삼성전자주식회사 광픽업 액튜에이터, 광픽업 장치 및 광기록/재생 장치
WO2011061828A1 (ja) * 2009-11-19 2011-05-26 富士通株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及び制御プログラム

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19991026