JPH0651386B2 - 積層体用ゴムシートとその製造方法並びに積層体 - Google Patents

積層体用ゴムシートとその製造方法並びに積層体

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JPH0651386B2
JPH0651386B2 JP15722489A JP15722489A JPH0651386B2 JP H0651386 B2 JPH0651386 B2 JP H0651386B2 JP 15722489 A JP15722489 A JP 15722489A JP 15722489 A JP15722489 A JP 15722489A JP H0651386 B2 JPH0651386 B2 JP H0651386B2
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rubber sheet
sheet
rubber
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polyfunctional monomer
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博之 橘
寛人 高良
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Risho Kogyo Co Ltd
Tigers Polymer Corp
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Risho Kogyo Co Ltd
Tigers Polymer Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、コンデンサパツキンなどに好適に使用される
積層体用ゴムシートとその製造方法並びに積層体に関す
る。
[従来の技術と発明が解決しようとする課題] 従来、コンデンサパツキンとして、フェノール樹脂を含
浸する複数の含浸紙で構成された樹脂含有シートと加硫
ゴムシートとが積層された積層体が使用されている。こ
のコンデンサパツキン用積層体には、樹脂含有シートと
ゴムシートとが強固に密着し一体化していることと、耐
熱性を有し、高温下でも特性の低下が小さいことが必要
とされている。
上記の点に鑑み、コンデンサパツキン用積層体は、通
常、加硫ゴムシートを表面処理して表面を活性化させた
後、上記樹脂含有シートを積層し、加熱加圧することに
より製造されており、上記表面処理として、紫外線照
射、硫酸処理などが行なわれている。
また耐熱性が加硫ゴムシートを構成するゴムの種類によ
り主に支配されているため、要望される耐熱性に応じて
加硫ゴムシートを構成するゴムの種類をその都度代えて
積層体を製造している。より具体的には、例えば、コン
デンサパツキンの耐熱性が85℃の仕様であるときはス
チレン−ブタジエンゴム、105℃の仕様であるときは
エチレン−プロピレンゴムまたはエチレン−プロピレン
−非共役ジエンゴム、125℃の仕様であるときはブチ
ルゴムが使用されている。
しかしながら、上記の製造方法では、表面処理工程を必
要とすることから、作業性および生産性が低下すると共
に、得られた積層体が高価なものとなるという問題があ
る。また表面処理による方法では、処理基材である加硫
ゴムシートの種類や処理条件により表面処理度が変化し
易いため、樹脂含有シートと加硫ゴムシートとの密着性
が変動し易く、密着性および一体性に優れた積層体を効
率よく製造することが困難である。さらには、ゴムの種
類を代えることにより加硫ゴムシートの耐熱性を調整す
る必要があるため、上記表面処理と相まって、作業性が
著しく低下するだけでなく、高温時における加硫ゴムシ
ートの耐熱性を高めるには限界がある。
一方、近年、電解コンデンサの小型化に伴い、電解液と
して、従来のエチレングリコール等から、誘電率の大き
なN,N−ジメチルホルムアミド等の極性溶媒が広く使
用されている。しかしながら、このN,N−ジメチルホ
ルムアミド等の極性溶媒は、従来のエチレングリコール
等よりも溶解力が強く、しかも揮発性が大きいので、従
来のコンデンサパツキンでは十分な封止性を確保するの
が困難である。すなわち、前記積層体の加硫ゴムシート
が極性溶媒により溶解乃至浸蝕され易く、しかも気体透
過性が大きいため、電解液の漏出、揮発や、コンデンサ
の腐蝕が発生し易く、長期に亘り封止性を確保するのが
困難である。特に高温下では、上記傾向が大きくなるだ
けでなく、前記樹脂含有シートと加硫ゴムシートとの密
着性が十分でないため、極性溶媒に対する封止性が著し
く低下する。
本発明の目的は、樹脂含有シートとの密着性、一体性及
び耐熱性に優れた積層体用ゴムシートを提供することに
ある。
本発明の他の目的は、複雑な工程を必要とせず、密着
性、樹脂含有シートとの一体性および耐熱性に優れたゴ
ムシートを簡便かつ生産性よく製造できる積層体用ゴム
シートの製造方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、樹脂含有シートとの密着
性、一体性及び耐熱性だけでなく、気体透過性が小さ
く、封止性に優れた積層体を提供することにある。
[発明の構成] 第1の発明は、熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シート
と積層されるゴムシートであって、該ゴムシートが、重
合開始剤と、重合性不飽和基を有する多官能性モノマー
とを接着可能な形態で保持する積層体用ゴムシートによ
り、上記課題を解決するものである。
また第2の発明は、重合性不飽和基を有する多官能性モ
ノマーを、少なくとも有機過酸化物を含有するゴムシー
トに塗布または混練する積層体用ゴムシートの製造方法
により、上記課題を解決するものである。
さらには、第3の発明は、重合性不飽和基を有する多官
能性モノマーと重合開始剤とを含有する重合性組成物
を、ゴムシートに塗布または混練する積層体用ゴムシー
トの製造方法により、上記課題を解決するものである。
第4の発明は、熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シート
と加硫ゴムシートとが積層された積層体であって、上記
加硫ゴムシートが、部分架橋したブチルゴムを少なくと
も含むゴムと、有機過酸化物を少なくとも含む重合開始
剤と、重合性不飽和基を有する多官能性モノマーとを含
む組成物が加硫された加硫物である積層体により、上記
課題を解決するものである。
以下に、本発明を詳細に説明する。
積層用ゴムシートのゴムとしては、種々のゴム、例え
ば、天然ゴム、塩化ゴム、塩酸ゴム、ブタジエンゴム、
イソプレンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロ
ニトリル−ブタジエンゴム、ブチルゴム、臭素化ブチル
ゴム、塩素化ブチルゴム等のハロゲン化ブチルゴム、部
分架橋したブチルゴム、クロロプレンゴム、エチレン−
プロピレンゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン
ゴム、アクリルゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴ
ム、シリコーンゴム、ウレタンゴムなどが例示される。
上記ゴムは一種または二種以上使用される。
これらのゴムは、コンデンサの電解液の種類等に応じて
適宜選択できるが、電解液が、N,N−ジメチルホルム
アミド等の溶解力が強く、揮発性を有する極性溶媒であ
るときは、耐熱性に優れ、気体透過性が小さな部分架橋
したブチルゴムが特に好ましい。このような部分架橋し
たブチルゴムとしては、例えば、イソブチレンとイソプ
レンとジビニルベンゼンとの共重合体が挙げられ、より
具体的には、ポリサーインターナショナル社製の商品名
ポリサーブチルXL10000、XL68102、XL30102等が
例示される。なお、部分架橋したブチルゴムは、該ブチ
ルゴムの特性を損わない範囲で、エチレン−プロピレン
ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエンゴム等の他
のゴムと併用してもよい。
なお、ゴムシートは、未加硫状態であってもよいが、積
層時の取扱い等を容易にするため、加硫されているのが
好ましい。ゴムシートの厚みは、積層体の用途に応じて
適宜設定することができるが、コンデンサパツキンとし
て使用される場合、通常、0.1〜5mm程度である。
重合開始剤としては、例えば、アゾビスイソブチロニト
リルなどの重合開始剤であってもよいが、有機過酸化物
が好ましい。この有機過酸化物は、多官能性モノマーの
重合開始剤として機能するだけでなく、前記ゴムの加硫
剤としても機能する。従って、少なくとも有機過酸化物
が保持されたゴムシートは、他の重合開始剤や、硫黄な
どの他の加硫剤を保持させなくてもよい。
有機過酸化物としては、例えば、過酸化ラウロイル、過
酸化ベンゾイル、過酸化2,4−ジクロロベンゾイル、
1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)3,3,5−ト
リメチルシクロヘキサン、エチルメチルケトンペルオキ
シド、n−ブチル−4,4−ビス(t−ブチルペルオキ
シ)バレル、ジクミルペルオキシド、t−ブチルクミル
ペルオキシド、ジ−t−ブチルペルオキシド、α、α−
ビス(t−ブチルペルオキシ)ジイソプロピルベンゼ
ン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−ブチルペルオ
キシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルペルオキシ)ヘキセン−3、t−ブチルペルオキ
シクメンなどの種々の有機過酸化物が例示される。上記
有機過酸化物は、一種または二種以上使用される。
多官能性モノマーの重合性不飽和基としては、重合開始
剤の作用により重合するものであればいずれであっても
よいが、アリル基、アクリロイル基またはメタクリロイ
ル基であるのが好ましい。上記多官能性モノマーとして
は、1分子中に重合性不飽和基を少なくとも2個以上有
していればよい。このような多官能性モノマーのうちア
リル基を有する多官能性モノマーとしては、例えば、ト
リアリルシアヌレート、トリアリルイソシアヌレートな
どが例示される。アクリロイル基を有する多官能性モノ
マーとしては、エチレングリコールジアクリレート、ジ
エチレングリコールジアクリレート、トリエチレングリ
コールジアクリレート、プロピレングリコールジアクリ
レート、ジプロピレングリコールジアクリレート、トリ
プロピレングリコールジアクリレート、ブタンジオール
ジアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート、ネ
オペンチルグリコールジアクリレート、フェニレンジア
クリレート、グリセリンジアクリレート、グリセリント
リアクリレート、ジグリセリンテトラアクリレート、ト
リメチロールプロパンジアクリレート、トリメチロール
プロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールトリ
アクリレート、ペンタエリスリトールテトラアクリレー
ト、N,N′−メチレンビスアクリルアミドなどの他、
エポキシ樹脂、ヒドロキシ基やカルボキシ基を有するポ
リエステルオリゴマー、イソシアネート基を有するウレ
タンオリゴマー、メチロール基やアルコキシ基を有する
メラミンなどと、アクリル酸、ヒドロキシエチルアクリ
レートなどとの反応により得られるエポキシアクリレー
ト、ポリエステルアクリレート、ウレタンアクリレー
ト、メラミンアクリレートなどが例示される。またメタ
クリロイル基を有する多官能性モノマーとしては、上記
アクリロイル基を有する多官能性モノマーに対応したモ
ノマーが例示される。上記重合性不飽和基を有する多官
能性モノマーは少なくとも一種使用される。
重合性不飽和基を有する多官能性モノマーのうち、1分
子中に3個以上の重合性不飽和基、特にアクリロイル基
またはメタクリロイル基を有する多官能性モノマー、中
でもトリメチロールプロパントリアクリレート、トリメ
チロールプロパントリメタクリレートが好ましい。
なお、樹脂含有シートとの密着性等を損わない範囲で、
メチルアクリレート、ブチルメタクリレートなどの他の
一官能性モノマーを併用していてもよい。
そして、未加硫または加硫状態のゴムシートは、重合開
始剤と重合性不飽和基を有する多官能性モノマーとを接
着可能な形態で保持している。接着可能な形態として
は、モノマーや該モノマーの低重合物等の形態が挙げら
れ、接着可能な形態の重合開始剤及び多官能性モノマー
は、ゴムシートの少なくとも表面に保持されていればよ
く、表面を含めてゴムシートの全体に亘り保持されてい
てもよい。
ゴムシートの表面に多官能性モノマーと重合開始剤とが
接着可能な形態で保持されている場合、前記樹脂含有シ
ートと積層した積層体は著しく大きな密着力を示し、通
常、樹脂含有シートとゴムシートが殆ど剥離せず、ゴム
シートでの破断や凝集破壊が生じる。なお、密着性を確
保するには、接着可能な形態の多官能性モノマーが50
g/m以下程度保持されていれば十分である。上記形
態のゴムシートを樹脂含有シートと積層した積層体で
は、樹脂含有シートと加硫ゴムシートとが、多官能性モ
ノマーと共に架橋しているものと推測される。なお、ゴ
ムシートの表面に多官能性モノマーと重合開始剤とが接
着可能な形態で保持されている場合、ゴムシートは、有
機過酸化物に限らず、硫黄等の他の加硫剤を含有する未
加硫ゴムシートや、上記他の加硫剤で加硫された加硫ゴ
ムシートであってもよい。
またゴムシート全体に多官能性モノマーと重合開始剤と
が接着可能な形態で保持されている場合、接着可能な形
態の多官能モノマーの量は、適宜設定することができる
が、ゴムシート100重量に対して0.1重量部以上、
好ましくは1重量部以上、さらに好ましくは5重量部以
上である。上記形態の多官能性モノマーの量が、0.1
重量部未満であると樹脂含有シートとゴムシートとの密
着性が十分でない。上記形態の多官能性モノマーの量が
1重量部以上であれば、著しく大きな密着力を示し、通
常、剥離時にゴムシートで凝集破壊が生じるとともに、
高温条件下でも特性の低下が少なく耐熱性に優れてい
る。なお、密着性を確保するには、ゴムシート100重
量部に対して接着可能な形態の多官能性モノマー30重
量部以下、特に20重量部以下で十分である。上記形態
のゴムシートにあっては、多官能性モノマーと共にゴム
シート全体が架橋した状態となるものと推測される。
ゴムシートは種々の添加剤、例えば、有機過酸化物以外
の硫黄、金属酸化物などの共加硫剤;グアニジン類、チ
オ尿素類、チアゾール類、スルフェンアミド類、チウラ
ム類、ジチオカルバミン酸塩類、キサントゲン酸塩類な
どの加硫促進剤;亜鉛華などの加硫助剤;スルフェンア
ミド系化合物などの加硫遅延剤;酸化防止剤、紫外線吸
収剤などの老化防止剤;カーボンブラック、無水ケイ
酸、ケイ酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マ
グネシウム、クレーや、レーヨン、ナイロン、ポリエス
テル、芳香族ポリアミドなどの合成繊維、炭素繊維、ガ
ラス繊維などの補強剤;炭酸カルシウム、タルク、硫酸
バリウム、硫酸アルミナ、リトポン、スチレン樹脂、フ
ェノール樹脂、石油樹脂、再生ゴムなどの充填剤または
増量剤;リノール酸、オレイン酸、トール油などの軟化
剤;可塑剤;アルキルフェノール系樹脂、クマロン−イ
ンデン樹脂、ロジン誘導体などの粘着付与剤;ステアリ
ン酸、ステアリン酸金属石鹸、ワックスなどの加工助剤
または滑剤;着色剤などを含有していてもよい。
また上記添加剤の含有量は、ゴムシートの特性に応じて
適宜選択することができる。例えば、含有量の多い添加
剤については、通常、ゴム100重量部に対して、補強
剤50〜100重量部、増量剤30〜75重量部程度で
ある。
本発明の積層体用ゴムシートと積層される樹脂含有シー
トは、熱硬化性樹脂を含有している。この熱硬化性樹脂
としては、フェノール樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、
フラン樹脂、エポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、不飽
和ポリエステル、ジアリルフタレート樹脂、ポリウレタ
ン、ポリイミドなどが例示され、一種または二種以上使
用される。上記熱硬化性樹脂のうち安価で耐熱性などに
優れるレゾール型フェノール樹脂が好ましい。
熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シートは、上記熱硬化
性樹脂単独で構成されていてもよいが、機械的強度など
を高めるため、紙に熱硬化性樹脂を含浸させた含浸紙、
織布、例えば、天然または合成繊維、ガラス繊維、炭素
繊維からなる織布に熱硬化性樹脂を含浸させた含浸織布
で構成されているのが好ましい。特に、レゾール型フェ
ノール樹脂を含浸させた含浸紙や含浸織布、中でも含浸
紙で構成されているのが好ましい。上記含浸紙等は、所
望する樹脂含有シートの厚みに応じて、例えば5〜20
枚など、適宜数使用でき、コンデンサパツキンとして使
用される場合、通常、0.1〜5mmである。
積層体用ゴムシートは、前記多官能性モノマーや、該モ
ノマーと重合開始剤とを含有する重合性組成物を用いて
製造することができる。すなわち、多官能性モノマーを
用いる場合、多官能性モノマーを、少なくとも有機過酸
化物を含有するゴムシートに塗布または混練しゴムシー
トを形成すればよい。また重合性組成物を用いる場合、
重合性組成物を、ゴムシートに塗布または混練しゴムシ
ートを形成すればよい。上記いずれの場合も、得られた
ゴムシートは未加硫状態であってもよく加硫状態であっ
てもよい。また重合性組成物を用いる場合、ゴムシート
は硫黄等の他の加硫剤を含有する未加硫ゴムシートや硫
黄等の他の加硫剤で加硫された加硫ゴムシートであって
もよい。より詳細には、未加硫ゴムシート及び加硫ゴム
シートの製造方法としては、次のような態様が挙げられ
る。
(A)未加硫ゴムと、少なくとも有機過酸化物を含有する
加硫剤とを混練し、未加硫ゴムシートを形成した後、未
加硫ゴムシートの表面に多官能性モノマーを塗布し、未
加硫ゴムシートを形成する方法。
(B)上記(A)の方法で得た未加硫ゴムシートを加硫し、加
硫ゴムシートを形成する方法。
(C)未加硫ゴムと、少なくとも有機過酸化物を含有する
加硫剤と、多官能性モノマーとを混練し、未加硫ゴムシ
ートを形成する方法。
(D)上記(C)の方法で得た未加硫ゴムシートを加硫し、加
硫ゴムシートを形成する方法。
(E)上記(A)(B)の方法において、多官能性モノマーに代
えて、重合性組成物を未加硫ゴムシートの表面に塗布
し、未加硫ゴムシートまたは加硫ゴムシートを形成する
方法。
(F)上記(C)(D)の方法で得た加硫ゴムシートの表面に多
官能性モノマーまたは重合性組成物を塗布する方法。
(G)未加硫ゴムと、少なくとも有機過酸化物を含有する
加硫剤とを混練し、加硫した加硫ゴムシートの表面に多
官能性モノマーまたは重合性組成物を塗布する方法。
(H)有機過酸化物以外の加硫剤を含有する未加硫ゴムシ
ートの表面、または有機過酸化物以外の加硫剤で加硫し
た加硫ゴムシートの表面に重合性組成物を塗布する方法
など。
上記種々の態様のうち前記(B)(D)(F)の方法が特に好ま
しい。前記(B)の方法によると、作業性、生産性に優れ
ると共に、塗布量が少量でも樹脂含有シートとの密着
性、一体性および耐熱性に優れたゴムシートを簡便に製
造することができる。また前記(D)の方法によると、加
硫ゴムシートが多官能性モノマーと共に全体に亘り架橋
し、密着性および一体性に優れる他、特に耐熱性に優れ
たゴムシートが得られる。また上記(F)の方法による
と、(D)の方法では十分な密着力を得ることが困難な多
官能性モノマー、例えばトリアリルイソシアヌレートな
どであっても、十分な密着性が得られる。
未加硫ゴムと混練する加硫剤の量は、適宜設定すること
ができ、通常、未加硫ゴム100重量部に対して加硫剤
1〜10重量部程度で十分である。
多官能性モノマーまたは重合性組成物をゴムシートの表
面へ塗布する場合、多官能性モノマーまたは重合性組成
物の塗布量は、樹脂含有シートとゴムシートとの密着性
に悪影響を及ぼさない範囲で適宜設定することができ、
通常、均一に塗布できる量で十分である。多官能性モノ
マーまたは重合性組成物が均一に塗布されていれば、密
着力が著しく大きく、通常、樹脂含有シートとゴムシー
トとを剥離させるのが困難であり、ゴムシートの破断が
生じる。密着性を確保するには多官能性モノマーまたは
重合性組成物の塗布量は50g/m以下で十分であ
る。
また未加硫ゴムと多官能性モノマーとを混練する場合、
多官能性モノマーの割合は、上記と同様、適宜設定する
ことができるが、未加硫ゴム100重量部に対して多官
能性モノマー0.1重量部以上、好ましくは1重量部以
上、さらに好ましくは5重量部以上である。多官能性モ
ノマーの割合が0.1重量部未満であると樹脂含有シー
トとゴムシートとの密着性および耐熱性が十分でない。
多官能性モノマーの量が1重量部以上であれば、密着力
が著しく大きく、ゴムシートで凝集破壊が生じるだけで
なく、耐熱性に優れる。なお、密着性および耐熱性を確
保するには、上記多官能性モノマーは未加硫ゴム100
重量部に対して、30重量部以下、特に20重量部以下
で十分である。なお、上記多官能性モノマーの量が多く
なるにつれて、通常、樹脂含有シートとゴムシートとの
界面剥離ではなく、ゴムシートでの凝集破壊が生じる傾
向を示す。
なお、上記未加硫ゴムシートの加硫は、例えば、100
〜200℃程度の温度で加熱することにより行なうこと
ができる。
上記のようにして得られたゴムシートと樹脂含有シート
とが積層された積層体は、積層工程で、前記樹脂含有シ
ートと未加硫ゴムシートまたは加硫ゴムシートとを積層
し、加熱加圧工程で、積層物を加熱し加圧することによ
り得ることができる。
なお、積層工程では、例えば、樹脂含有シートとゴム層
とを単に重ね合わせたり、加圧ローラなどにより加圧し
てもよい。加熱加圧工程は、積層体の一体性を損わない
適宜の条件、例えばプレス圧30〜150kg/cm2
度、温度100〜200℃程度の条件で30分〜6時間
程度加圧すればよい。この加熱加圧により、ゴムシート
が未加硫ゴムシートであるときはゴムの加硫、樹脂含有
シートの熱硬化性樹脂が未硬化状態であると熱硬化性樹
脂の硬化を行なうことができると共に、多官能性モノマ
ーや重合性組成物の重合を行なうことができる。従っ
て、樹脂含有シートとゴムシートとの一体性を著しく高
めることができる。
なお、積層体の製造に際して、上記(A)〜(H)の方法にお
いて、未加硫ゴムシートまたは加硫ゴムシートではな
く、前記樹脂含有シートの表面に多官能性モノマーまた
は重合性組成物を塗布または含浸させ、積層し加熱加圧
してもよい。その際、樹脂含有シート中の熱硬化性樹脂
として、ビニルエステル樹脂、不飽和ポリエステルなど
のラジカル重合性樹脂を用いると、上記ラジカル重合性
樹脂と共に前記多官能性モノマーまたは重合性組成物と
を共重合させることができ、積層体の一体性を高めるこ
とができる。
本発明の積層体用ゴムシートの製造方法によれば、ゴム
シートを表面処理する必要がなく、安価で優れた特性を
有する積層体を簡便かつ生産性よく製造することができ
る。
上記積層体のうち、部分架橋したブチルゴムを少なくと
も含むゴム、有機過酸化物を少なくとも含む重合開始剤
及び重合性不飽和基を有する多官能性モノマーとを含む
組成物が加硫された加硫物である加硫ゴムシートと、前
記熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シートとが積層され
た積層体は、電解液として、溶解力が大きく、揮発性を
有する極性溶媒を用いたコンデンサパツキンとして特に
好ましい。部分架橋したブチルゴム単独の架橋物は、極
性溶媒に対する溶解性、気体透過性が著しく小さく、し
かも耐熱性に優れている。なお、上記加硫ゴムシート
は、前記のように、部分架橋したブチルゴムの特性を損
わない範囲で他のゴムを含んでいてもよい。
上記積層体は、高温時におていも、樹脂含有シートと加
硫ゴムシートとの密着性に優れるだけでなく、部分架橋
したブチルゴムを少なくとも含んでいるため、極性溶媒
により溶解したり浸蝕されることがない。しかも部分架
橋したブチルゴムの加硫物は他のゴムに比較して気体透
過性が著しく小さく、耐熱性が大きいため、電解液の漏
出や揮発を防止でき、極性溶媒に対する封止性を長期に
亘り維持できる。
本発明の積層体用シートとその製造方法並びに積層体
は、コンデンサパツキンに限らず、密着性、一体性およ
び耐熱性が必要とされる種々のパッキン、絶縁シート、
保護シートなどに適用する上でも好適である。
[実施例] 以下に、実施例に基づいて、本発明をより詳細に説明す
る。
なお、実施例1〜11及び比較例1では、次のようにし
て作製した樹脂含有シート、未加硫ゴム組成物および未
加硫ゴムシートを用いた。
樹脂含有シート 紙をレゾール型フェノール樹脂に含浸させ含浸紙を調製
するとともに、所定枚数の含浸紙を積層し、フェノール
樹脂を硬化させることなく、樹脂含有シートを作製し
た。
未加硫ゴム組成物と未加硫ゴムシート 下記(1)〜(9)の成分からなる未加硫ゴム組成物を調製し
た。
(1)スチレン−ブタジエンゴム(旭化成(株)製、商品
名SBRソルプレン1204)90重量%および天然ゴ
ムであるRSS#4 10重量%からなる未加硫ゴム1
00重量部、 (2)補強剤としてのカーボンブラック(旭カーボン
(株)製、商品名旭35(SRF))27重量部、 (3)補強剤としてのタルク(商品名ミストロンベーバ
ー)41重量部、 (4)増量剤としての炭酸カルシウム(竹原産業(株)
製、商品名サンライト700)50重量部、 (5)加硫助剤としての亜鉛華1号(正月化学(株)製)
5重量部、 (6)加工助剤、分散剤としてのステアリン酸(日本油脂
(株)製)0.5重量部、 (7)粘着付与剤としてのロジン誘導体(荒川化学(株)
製、商品名タマノール520S)5重量部、 (8)共加硫剤としての硫黄0.4重量部、 (9)有機過酸化物としての1,1−ビス(t−ブチルペ
ルオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサン
(日本油脂(株)製、商品名パーヘキサ3M−40)3
重量部 なお、上記未加硫ゴム組成物を厚み1.0mmに形成し、
未加硫ゴムシートを作製した。
実施例1 未加硫ゴムシートに多官能性モノマーであるトリメチロ
ールプロパントリメタクリレート(精工化学(株)製、
商品名ハイクロスM)を10〜20g/m塗布し、未
加硫ゴムシートを160℃の温度で加硫させた後、樹脂
含有シートと積層し、プレス圧80kg/cm2、温度16
0℃の条件で2時間加熱加圧することにより、厚み2.
0mmの積層体を作製した。
実施例2 未加硫ゴムシートに実施例1の多官能性モノマーを塗布
した後、未加硫ゴムシートを加硫することなく樹脂含有
シートとを積層し、上記実施例1と同様に加熱加圧して
積層体を作製した。
実施例3 実施例1の未加硫ゴムシートを予め温度160℃の条件
で加硫させた後、前記実施例1の多官能性モノマーを塗
布し、実施例1と同様にして、塗布された加硫ゴムシー
トと樹脂含有シートとを積層し、加熱加圧して積層体を
作製した。
実施例4 前記(1)〜(9)の成分からなる未加硫ゴム組成物約232
重量部に対して、多官能性モノマーであるトリアリルイ
ソシアヌレートを5重量部添加して混練し、未加硫ゴム
シートを作製すると共に、温度160℃で加熱して加硫
させ、厚み1.0mmの加硫ゴムシートを形成した。次い
で、実施例1と同様にして、加硫ゴムシートに樹脂含有
シートを積層して、加熱加圧して積層体を作製した。
実施例5 実施例4と同様にして作製した未加硫ゴムシートの表面
にトリアリルイソシアヌレートを塗布し、実施例4と同
様にして加硫させ、厚み1.0mmの加硫ゴムシートを形
成した。次いで、実施例1と同様にして、加硫ゴムシー
トに樹脂含有シートを積層し、加熱加圧して積層体を作
製した。
上記実施例1〜5の積層体の積層体における樹脂含有シ
ートとゴムシートとの密着性を、JISK6301に準
じて以下の条件で試験したところ、表1に示す結果を得
た。
試験機:島津オートグラフAG−500C(島津製作所
(株)製) 供試サンプルの大きさ:幅25.0±0.5mm、長さ1
00mm以上 引張速度:50mm/分 表1より明らかなように、実施例1の積層体では密着力
が著しく大きく、樹脂含有シートと加硫ゴムシートとが
殆ど剥離せず、加硫ゴムシートが試験機のチャック部で
破断し、密着力を測定することができなかった。また実
施例2〜5の積層体では加硫ゴムシートの凝集破壊が観
察され、いずれも密着力が大きいものであった。
比較例及び実施例6〜11 前記(1)〜(9)の成分からなる未加硫ゴム組成物約232
重量部に、前記トリメチロールプロパントリメタクリレ
ート0重量部(比較例1)、2重量部(実施例6)、5
重量部(実施例7)、10重量部(実施例8)、12重
量部(実施例9)15重量部(実施例10)および20
重量部(実施例11)をそれぞれ添加して均一に混練
し、温度160℃で加熱して加硫させ、厚み1.0mmの
加硫ゴムシートを形成した。
次いで、実施例1と同様にして、上記各加硫ゴムシート
に実施例1の樹脂含有シートを積層し、加熱加圧して積
層体を作製した。
そして、前記密着性の試験方法と同様にして、密着性を
調べたところ、表2に示す結果を得た。
表2より明らかなように、比較例1の積層体では、界面
剥離が生じ、密着力が著しく小さいのに対して、実施例
6〜11の積層体は、いずれも密着力が大きく、実施例
6の積層体は樹脂含有シートと加硫ゴムシートとの界面
で剥離したものの、他の実施例の積層体は、いずれも加
硫ゴムシートで破壊が生じた。
また実施例9の積層体について、室温および温度85℃
におけるゴムシートの硬度、引張強さおよび伸びを測定
したところ、表3に示す結果を得た。なお、ゴムシート
の硬度はJIS A 6301に準じて測定した。
表3に示すように、室温のみならず高温下でもゴムの性
能の低下が少なく、耐熱劣化が著しく少ないことが判明
した。
実施例12及び比較例2 下記(11)〜(18)の成分からなる未加硫ゴム組成物を調製
した。
(11)部分架橋したブチルゴム(ポリサーインターナショ
ナル社製、商品名ポリサーブチルXL10000)100重
量部、 (12)前記カーボンブラック8重量部、 (13)補強剤としてのケイ酸マグネシウム(竹原化学工業
(株)製、商品名ハイトロンA)20重量部、 (14)前記炭酸カルシウム200重量部 (15)亜鉛華1号(正同化学(株)製)5重量部、 (16)前記ステアリン酸(日本油脂(株)製)0.5重量
部、 (17)前記硫黄0.4重量部、 (18)前記1,1−ビス(t−ブチルペルオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン3.5重量部 上記未加硫組成物337.4重量部に対して、トリメチ
ロールプロパントリメタクリレート(共栄社油脂化学工
業(株)製、商品名ライトエステルTMP)を0重量部
(比較例2)、3.0重量部(実施例12)添加し、実
施例4と同様にして厚み1.0mmの加硫ゴムシートを形
成した。次いで、実施例1と同様にして、加硫ゴムシー
トに樹脂含有シートを積層し、加熱加圧して積層体を作
製した。そして、樹脂含有シートと加硫ゴムシートとの
密着性を、前記と同様にして調べたところ、表4に示す
結果を得た。
表4に示すように、部分架橋したブチルゴムを用いて
も、樹脂含有シートと加硫ゴムシートとの密着性に優れ
た積層体が得られた。
[発明の効果] 以上のように、本発明の積層体用ゴムシートによれば、
ゴムシートが、重合開始剤と、重合性不飽和基を有する
多官能性モノマーとを接着可能な形態で保持するので、
樹脂含有シートとの密着性、一体性および耐熱性に優れ
ている。
また本発明の積層体用ゴムシートの製造方法によれば、
多官能性モノマーを、少なくとも有機過酸化物を含有す
るゴムシートに塗布または混練したり、重合性組成物
を、ゴムシートに塗布または混練するので、複雑な工程
を必要とせず、樹脂含有シートとの密着性、一体性およ
び耐熱性に優れた積層体用ゴムシートを簡便かつ生産性
よく製造することができる。
また本発明の積層体によれば、熱硬化性樹脂を含有する
樹脂含有シートと積層された加硫ゴムシートが、部分架
橋したブチルゴムを少なくとも含むゴムと、有機過酸化
物を少なくとも含む重合開始剤と、重合性不飽和基を有
する多官能性モノマーとを含む組成物が加硫された加硫
物であるため、樹脂含有シートとの密着性、一体性及び
耐熱性に優れ、気体透過性が小さい。従って、電解液と
して極性溶媒を使用するコンデンサパツキン等に適用し
ても、長期に亘り封止性を確保できる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シートと
    積層されるゴムシートであって、該ゴムシートが、重合
    開始剤と、重合性不飽和基を有する多官能性モノマーと
    を接着可能な形態で保持することを特徴とする積層体用
    ゴムシート。
  2. 【請求項2】重合性不飽和基を有する多官能性モノマー
    を、少なくとも有機過酸化物を含有するゴムシートに塗
    布または混練することを特徴とする積層体用ゴムシート
    の製造方法。
  3. 【請求項3】重合性不飽和基を有する多官能性モノマー
    と重合開始剤とを含有する重合性組成物を、ゴムシート
    に塗布または混練することを特徴とする積層体用ゴムシ
    ートの製造方法。
  4. 【請求項4】熱硬化性樹脂を含有する樹脂含有シートと
    加硫ゴムシートとが積層された積層体であって、上記加
    硫ゴムシートが、部分架橋したブチルゴムを少なくとも
    含むゴムと、有機過酸化物を少なくとも含む重合開始剤
    と、重合性不飽和基を有する多官能性モノマーとを含む
    組成物が加硫された加硫物であることを特徴とする積層
    体。
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