JPH0651314U - 角支柱との連結構造 - Google Patents

角支柱との連結構造

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JPH0651314U
JPH0651314U JP9204692U JP9204692U JPH0651314U JP H0651314 U JPH0651314 U JP H0651314U JP 9204692 U JP9204692 U JP 9204692U JP 9204692 U JP9204692 U JP 9204692U JP H0651314 U JPH0651314 U JP H0651314U
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顯 松田
誠 久保田
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株式会社イトーキクレビオ
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 例えば地レールと角支柱下端までの距離を短
くでき、しかも施工が容易であるとともに、固定金具の
位置決め等を必要としない間仕切パネル等における角支
柱との連結構造として利用することができるのである。 【構成】 中空の角支柱1と;前記角支柱1上端の開口
端と連結させる被取付部材と;前記角支柱1を斜め方向
から開口部内に嵌入して立起状態を保持できる保持片11
を前記被取付部材に取り付ける取付片9から下設した固
定金具3とよりなるものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、間仕切パネル、陳列什器、スチール棚、机、テーブル等における角 支柱と被取付部材とを連結させる、角支柱との連結構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、従来の間仕切パネルにおける角支柱と被取付部材である天レールの連 結構造としては、まず天井に固定された天レールに固定金具の一方の片をネジ止 めして取り付け、この固定金具の下から角支柱を垂直に押し上げて、角支柱上端 の開口端内に固定金具の他方の片を位置させ、この他方の片と角支柱とをネジ止 めすることにより連結し、角支柱下端に設けたアジャスターボルトで高さ調整を して地レール上を支持してなるものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の連結構造では、固定金具の下から角支柱を垂直に押し上げて設 置する必要があるので、地レールと角支柱下端までの距離をある程度必要とし、 しかも作業性が悪く、更に固定金具と角支柱、固定金具と天レールをそれぞれネ ジ止めする必要があるので、取り付け時の位置決めが大変に面倒であり、加えて ネジ止めの作業が面倒であるという問題点がある。
【0004】 そこで、本考案は、例えば地レールと角支柱下端までの距離を短くでき、しか も施工が容易であるとともに、固定金具の位置決め等を必要としない間仕切パネ ル等における角支柱との連結構造を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、中空の角支柱と;前記角支柱上端の開口端と連結 させる被取付部材と;前記角支柱を斜め方向から開口部内に嵌入して立起状態を 保持できる保持片を前記被取付部材に取り付ける取付片から下設した固定金具と よりなる連結構造である。
【0006】
【作用】
以上の如く本考案の角支柱との連結構造によれば、天レール等の被取付部材に 固定金具をネジ止め等で固定し、固定金具の保持片に対して角支柱を斜め方向か ら開口上端部内に嵌入し、該保持片を角支柱内に位置させることにより、角支柱 と被取付部材が連結固定されるのである。
【0007】
【実施例】
本考案の詳細を更に図示した実施例により説明する。 図1から図3に示したものは、本考案の代表的実施例の角支柱との連結構造A を用いて組み立てた間仕切パネルBである。
【0008】 間仕切パネルBは、図1及び図2に示すように中空の角支柱1、該角支柱1上 端の開口端を固定する被取付部材である天レール2、固定金具3、アジャスター ボルト4を設置する地レール5、角支柱1と角支柱1の間に固定する横梁部材6 ・・、該横梁部材6に掛けるパネル7で構成されている。そして、本考案のポイ ントは、角支柱1と天レール2を固定金具3を用いて連結する連結構造Aにある 。
【0009】 角支柱1は、図3のように四角形の支柱であり、両側面1a,1bに等間隔に 係止穴8・・を穿設したものである。
【0010】 天レール2は、図3のように断面コの字形状の部材である。
【0011】 固定金具3は、図3のように前記天レール2内面に当接する大きさの板状の取 付片9を有し、角支柱1上端の開口部内に嵌入可能にやや幅狭とした垂下片10を 該取付片9端部から下設し、該垂下片10端部から略垂直に且つ前記取付片9側に 、角支柱1の開口部内に位置する保持片11を延設したものである。更に、固定金 具3には、図3の如く取付片9に取付ネジ12の先端を挿通させる取付孔13を穿設 している。
【0012】 固定金具3は、図1から図5に示した第1実施例のものに限らずさまざまな形 状を用いることができ、例えば特に図示しないが板状の取付片9下面の途中から 垂下片10を下設したものでもよいのである。
【0013】 また、図6に示した第2実施例の固定金具3は、第1実施例の固定金具3とほ ぼ同じ形状であるが、該垂下片10端部から取付片9と逆の方向に保持片11を延設 したものである。
【0014】 図7に示した第3実施例の固定金具3は、取付片9の両側に折返部9aを延設 し、角支柱1の開口部内に嵌入可能な幅で、取付片9端部から垂直下方に一対の 三角形の保持片11,11を並行配設したものである。
【0015】 而して、本実施例の連結構造Aによれば、天井に固定された天レール2と天レ ール2の継ぎ目14が途中に位置するように、天レール2,2内に固定金具3の取 付片9を位置させた状態で、該取付片9の取付孔13から取付ネジ12先端を挿入し てネジ止めすることにより、天井の天レール2と固定金具3が固定され、図4の 如く固定金具3の垂下片10及び保持片11に対して角支柱1を斜め方向から開口部 内に嵌入し、図4中想像線にて示すように角支柱1を立起させ、角支柱1下端に 設けたアジャスターボルト4の長さ調整をして地レール5上で支持することがで きる。更に、離間して同様に複数個の角支柱1を立設し、図1及び図2の如く複 数個の横梁部材6を固定し、パネル7を掛けることにより間仕切パネルBを組み 立てることができる。尚、連結構造Aにおける角支柱1内では、図5のように上 下の伸縮は可能であるが、固定金具3保持片11が当接してガタつくことなく、強 固に連結固定されるのである。
【0016】 また、第2実施例の固定金具3及び第3実施例の固定金具3を用いた場合も同 様に、固定金具3の保持片11に対して角支柱1を斜め方向から開口部内に嵌入し 角支柱1を立起させて固定保持することができる。
【0017】 尚、上述した例では、角支柱1と天レール2の連結を示しているが特に限定さ れず、上述した角支柱1との連結構造Aを用いることより、陳列什器、スチール 棚、机等を組み立てることができる。
【0018】 次に、上記固定金具3を用いて組み立てたテーブルCについて説明する。 テーブルCは、図8に示すように天板15下面に固定金具3を取付ネジ12にて取 り付け、この固定金具3の垂下片10及び保持片11を、角支柱1を用いてL字型状 とするとともにキャスター16,16を設けた脚体17における支柱1内に斜めから挿 入して立設し、固定保持することにより組み立てたものである。
【0019】 このように本実施例の連結構造Aによれば、図4の如く固定金具3の垂下片10 及び保持片11に対して角支柱1を斜め方向から開口部内に嵌入し、図4中想像線 にて示すように角支柱1を立起させ、角支柱1下端に設けたアジャスターボルト 4の長さ調整をして地レール5上で支持することができるので、従来の固定金具 のように角支柱1を下方から垂直に取り付けるものに比べて、図1中距離mにて 示した地レール5と角支柱1下端までの距離を短くでき、アジャスターボルト4 の調整する時間を大幅に軽減することができる。しかも、角支柱1を斜め方向か ら開口部内に嵌入できるので、施工が大変に簡単となる。
【0020】 更に、角支柱1と固定金具3との連結はボルト等で固定せずに上下に伸縮が可 能であるので、固定金具の位置等が問題とならず、加えて図5のように角支柱1 内に固定金具3の保持片11が当接して保持されるので、ガタつきがないのである 。
【0021】 また、固定金具3の取付片9は、天井に固定された天レール2と天レール2の 継ぎ目14が途中に位置するように、天レール2,2内に固定金具3の取付片9を 位置させた状態でネジ止めされているので、天レール2と天レール2の継ぎ目14 の位置がずれるのを防止することができる。
【0022】
【考案の効果】
本考案に係る角支柱との連結構造によれば、被取付部材に固定金具をネジ止め 等で固定し、固定金具の保持片に対して角支柱を斜め方向から開口上端部内に嵌 入し、該保持片を角支柱内に位置させることにより、角支柱と被取付部材が連結 固定されるので、例えば地面と角支柱下端までの距離を短くすることができる。 しかも、角支柱を斜め方向から開口部内に嵌入できるので、施工も大変に簡単と なる。
【0023】 また、角支柱と固定金具との連結はボルト等で固定せずに上下に伸縮が可能で あるので、固定金具の位置等が問題とならず、加えて角支柱内に固定金具の保持 片が当接して保持されるので、ガタつきがないのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】角支柱との連結構造を用いて組み立てた間仕切
パネルの一部を示す正面図
【図2】同じく角支柱との連結構造を用いて組み立てた
間仕切パネルの縦断面図
【図3】同じく角支柱との連結構造の分解斜視図
【図4】同じく角支柱との連結構造の組み立て状態を示
す説明図
【図5】同じく角支柱との連結構造の横断面図
【図6】第2実施例の固定金具の側面図
【図7】第3実施例の固定金具の斜視図
【図8】角支柱との連結構造を用いて組み立てたテーブ
ルの側面図
【符号の説明】 A 角支柱との連結構造 B 間仕切パネル C テーブル 1 角支柱 2 天レール 3 固定金具 4 アジャスターボルト 5 地レール 6 横梁部材 7 パネル 8 係止穴 9 取付片 10 垂下片 11 保持片 12 取付ネジ 13 取付孔 14 継ぎ目 15 天板 16 キャスター 17 脚体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空の角支柱と、 前記角支柱上端の開口端と連結させる被取付部材と、 前記角支柱を斜め方向から開口部内に嵌入して立起状態
    を保持できる保持片を前記被取付部材に取り付ける取付
    片から下設した固定金具と、 よりなる角支柱との連結構造。
JP1992092046U 1992-12-18 1992-12-18 角支柱との連結構造 Expired - Lifetime JP2587008Y2 (ja)

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JPH0651314U true JPH0651314U (ja) 1994-07-12
JP2587008Y2 JP2587008Y2 (ja) 1998-12-14

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Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6136660U (ja) * 1984-08-09 1986-03-06 大阪富士工業株式会社 ゴルフテイ−
JPH03241136A (ja) * 1990-02-19 1991-10-28 Toyo Bussan Kk 間柱及びその設置方法
JPH0411142A (ja) * 1990-04-26 1992-01-16 Jiyuuken Sangyo:Kk 壁の枠組材
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JP3027412U (ja) * 1996-01-31 1996-08-09 章 西影 空気清浄用フィルタ

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