JPH0651151A - 光部品 - Google Patents
光部品Info
- Publication number
- JPH0651151A JPH0651151A JP5169777A JP16977793A JPH0651151A JP H0651151 A JPH0651151 A JP H0651151A JP 5169777 A JP5169777 A JP 5169777A JP 16977793 A JP16977793 A JP 16977793A JP H0651151 A JPH0651151 A JP H0651151A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drops
- fiber
- adhesive
- substratum
- lateral
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G02—OPTICS
- G02B—OPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
- G02B6/00—Light guides; Structural details of arrangements comprising light guides and other optical elements, e.g. couplings
- G02B6/24—Coupling light guides
- G02B6/26—Optical coupling means
- G02B6/30—Optical coupling means for use between fibre and thin-film device
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Optics & Photonics (AREA)
- Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
- Optical Couplings Of Light Guides (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 分離のおそれを少なくして部品にファイバを
接続すること。 【構成】 接着剤の複数の滴(11i、12i)よりなる
接着手段によってファイバが部品に接続される。その接
着剤の滴はそれぞれアレイの1と(N−1)の間の隣接
したファイバを部品に固着し、これらの滴はそれぞれ少
なくとも他の1つに対して非連続であり、かつそれらの
滴のうちの少なくとも1つがそれら複数の滴の少なくと
も他の1つに対して長手方向および横方向に偏倚されて
いる。
接続すること。 【構成】 接着剤の複数の滴(11i、12i)よりなる
接着手段によってファイバが部品に接続される。その接
着剤の滴はそれぞれアレイの1と(N−1)の間の隣接
したファイバを部品に固着し、これらの滴はそれぞれ少
なくとも他の1つに対して非連続であり、かつそれらの
滴のうちの少なくとも1つがそれら複数の滴の少なくと
も他の1つに対して長手方向および横方向に偏倚されて
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバのアレイに接
続された光部品に関し、詳細にはガラスサブストレ−ト
(glass substrate)中に集積されたんNの導波路よりな
る集積光部品に関する。さらに詳細には、本発明は一方
では導波路の出力側に面したファイバ端部において他方
ではこの出力側から離れた場所においてファイバが上記
サブストレ−トに接着されたこの種の部品に関するもの
である。
続された光部品に関し、詳細にはガラスサブストレ−ト
(glass substrate)中に集積されたんNの導波路よりな
る集積光部品に関する。さらに詳細には、本発明は一方
では導波路の出力側に面したファイバ端部において他方
ではこの出力側から離れた場所においてファイバが上記
サブストレ−トに接着されたこの種の部品に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】このような集積光部品は例えばフランス
特許第2612301号により公知である。ベルコア・
ラボラトリイ(Bellcore Laboratory)(米国)によって1
990年11月に発表された予備仕様書T.A.NWT 000 442の仕
様によれば、このような光部品は、特にファイバ/サブ
ストレ−ト付着(fiber/substrate attachment)の機械的
強度および光信号の良好な伝送品質を確保する予め定め
られた試験に合格しなければならない。機械的強度はフ
ァイバ/サブストレ−ト付着は-40℃から+85℃までの範
囲にわたって、または60℃における93%相対湿度の雰囲
気内で、あるいは85℃において2000時間の経年変化時に
5Nの力に耐えなければならない。さらに、伝送される光
信号について観測される信号損失は、予め定められた閾
値、例えば1つの入力と2つの出力を有する部品の場合
には0.3dBを超えてはならない。
特許第2612301号により公知である。ベルコア・
ラボラトリイ(Bellcore Laboratory)(米国)によって1
990年11月に発表された予備仕様書T.A.NWT 000 442の仕
様によれば、このような光部品は、特にファイバ/サブ
ストレ−ト付着(fiber/substrate attachment)の機械的
強度および光信号の良好な伝送品質を確保する予め定め
られた試験に合格しなければならない。機械的強度はフ
ァイバ/サブストレ−ト付着は-40℃から+85℃までの範
囲にわたって、または60℃における93%相対湿度の雰囲
気内で、あるいは85℃において2000時間の経年変化時に
5Nの力に耐えなければならない。さらに、伝送される光
信号について観測される信号損失は、予め定められた閾
値、例えば1つの入力と2つの出力を有する部品の場合
には0.3dBを超えてはならない。
【0003】前述のフランス特許に記載されている形式
の集積光部品は、サブストレ−ト内に集積された少なく
とも1つの導波路が出力側で光ファイバに結合され、そ
の光ファイバが前記出力側およびそれから分離された領
域において、それぞれ少なくとも第1および第2の接着
剤滴によってサブストレ−トに付着されており、このよ
うな光部品がフランス特許出願第91 03089号に記載され
ている。ファイバ/サブストレ−ト組合せ体の光学的連
続性ならびにこの組合せ体の機械的強度に影響を及ぼし
うる差膨張が、それら2つの接着剤滴のガラス遷移温度
を適切に選択することによって吸収される。
の集積光部品は、サブストレ−ト内に集積された少なく
とも1つの導波路が出力側で光ファイバに結合され、そ
の光ファイバが前記出力側およびそれから分離された領
域において、それぞれ少なくとも第1および第2の接着
剤滴によってサブストレ−トに付着されており、このよ
うな光部品がフランス特許出願第91 03089号に記載され
ている。ファイバ/サブストレ−ト組合せ体の光学的連
続性ならびにこの組合せ体の機械的強度に影響を及ぼし
うる差膨張が、それら2つの接着剤滴のガラス遷移温度
を適切に選択することによって吸収される。
【0004】上記の特許に記載されている解決策を、互
いに平行で隣接したN本の光ファイバに接続された集積
光部品に適用しようとする場合には、Nが増大すると、
困難に遭遇する。それは、例えば部品サブストレ−トに
形成された8つの整列された導波路出力に対して例えば
350μmのステップをもって平行に接続された8本の光フ
ァイバを一端部において具備した1×8カプラのような
部品を実現しようとする場合である。このような部品の
製造時には、これらのファイバの8つの端部が、適当な
顕微操作によって、サブストレ−ト内に形成された8つ
の導波路出力と同軸状に心合され、そしてファイバおよ
び導波路の光学的連続性を保証する光学品質を有する接
着剤の8つの滴によってそれらの位置に付着される。上
記の特許明細書に記載された設計および方法に従って、
ファイバは、それらの接着剤滴の上流において、ファイ
バをサブストレ−トにしっかりと付着させるためにすべ
てのファイバを横切って広がった接着剤の1つの滴によ
ってサブストレ−トに付着される。
いに平行で隣接したN本の光ファイバに接続された集積
光部品に適用しようとする場合には、Nが増大すると、
困難に遭遇する。それは、例えば部品サブストレ−トに
形成された8つの整列された導波路出力に対して例えば
350μmのステップをもって平行に接続された8本の光フ
ァイバを一端部において具備した1×8カプラのような
部品を実現しようとする場合である。このような部品の
製造時には、これらのファイバの8つの端部が、適当な
顕微操作によって、サブストレ−ト内に形成された8つ
の導波路出力と同軸状に心合され、そしてファイバおよ
び導波路の光学的連続性を保証する光学品質を有する接
着剤の8つの滴によってそれらの位置に付着される。上
記の特許明細書に記載された設計および方法に従って、
ファイバは、それらの接着剤滴の上流において、ファイ
バをサブストレ−トにしっかりと付着させるためにすべ
てのファイバを横切って広がった接着剤の1つの滴によ
ってサブストレ−トに付着される。
【0005】このような部品が前述の予備仕様書に定義
された機械的強度、温度および湿度試験を受ける場合に
は、特にそれの2つの横方向の端部においてファイバを
横切って堆積された接着剤滴の分離が観察され得る。こ
の現象はファイバ/導波路境界面の近傍の1つの点にお
けるファイバ/サブストレ−ト付着の固体性に非常に重
大な影響を及ぼしうることが明らかである。このレベル
の不具合はさらにファイバ/導波路境界面を通って伝送
される光信号の有害な減衰を生じうる。
された機械的強度、温度および湿度試験を受ける場合に
は、特にそれの2つの横方向の端部においてファイバを
横切って堆積された接着剤滴の分離が観察され得る。こ
の現象はファイバ/導波路境界面の近傍の1つの点にお
けるファイバ/サブストレ−ト付着の固体性に非常に重
大な影響を及ぼしうることが明らかである。このレベル
の不具合はさらにファイバ/導波路境界面を通って伝送
される光信号の有害な減衰を生じうる。
【0006】
【本発明が解決しようとする課題】したがって、本発明
はN本の隣接した光ファイバのアレイに接着手段によっ
て接続され、かつ多数N本ファイバを部品に接続した場
合でも、部品にファイバを付着させるために用いられた
接着手段の外れを回避するように設計された光部品の製
造を目的とする。
はN本の隣接した光ファイバのアレイに接着手段によっ
て接続され、かつ多数N本ファイバを部品に接続した場
合でも、部品にファイバを付着させるために用いられた
接着手段の外れを回避するように設計された光部品の製
造を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のこの目的および
下記の説明から明らかとなるであろう他の目的は接着手
段によって(N)の隣接した光ファイバの平面状のアレ
イに接続された光部品によって実現される。それらの接
着手段は接着剤の複数の滴よりなり、各滴はそのアイレ
の1と(N−1)との間の隣接したファイバを部品に固
定し、それらの滴はそれぞれそれらの滴の少なくとも他
に対して非連続であり、かつそれらの滴のうちの少なく
とも1つは前記複数の滴のうちの少なくとも他の1つの
滴に対して軸線方向および横方向に変位されている。
下記の説明から明らかとなるであろう他の目的は接着手
段によって(N)の隣接した光ファイバの平面状のアレ
イに接続された光部品によって実現される。それらの接
着手段は接着剤の複数の滴よりなり、各滴はそのアイレ
の1と(N−1)との間の隣接したファイバを部品に固
定し、それらの滴はそれぞれそれらの滴の少なくとも他
に対して非連続であり、かつそれらの滴のうちの少なく
とも1つは前記複数の滴のうちの少なくとも他の1つの
滴に対して軸線方向および横方向に変位されている。
【0008】本発明による部品を製造する好ましい方法
によれば、前記滴のそれぞれの延長の限界を定めるため
に横方向および長手方向の溝が部品に形成される。
によれば、前記滴のそれぞれの延長の限界を定めるため
に横方向および長手方向の溝が部品に形成される。
【0009】本発明による部品の他の特徴および利点は
添付図面による下記の説明から明らかとなるであろう。
添付図面による下記の説明から明らかとなるであろう。
【0010】
【実施例】本発明による光部品は上記フランス特許およ
び特許出願に記載された形式のものである。したがっ
て、さらに詳細には、本発明による光部品は集積光学系
(integrated optics)で使用される形式のものであり、
例えばイオン交換によって導波路(図示せず)が形成さ
れる例えばガラスのサブストレ−ト1を具備する。
び特許出願に記載された形式のものである。したがっ
て、さらに詳細には、本発明による光部品は集積光学系
(integrated optics)で使用される形式のものであり、
例えばイオン交換によって導波路(図示せず)が形成さ
れる例えばガラスのサブストレ−ト1を具備する。
【0011】この部品はサブストレ−トの平面状の表面
2の近傍に形成されたNの導波路を具備しており、これ
らの導波路はサブストレ−トに形成された横方向の溝4
の1つの側面3において平行に現れる。光ファイバ(図
1ではN=8)の平面状アレイの平行な剥離端部51〜
58が溝4と他の横方向溝7との間において部品上に形
成されたステップ61、62上に休止している。ステップ
61、62より高さの低いステップ8がファイバの被覆さ
れた部分91〜98を受入れるために溝7の背後において
サブストレ−ト1上に形成されている。この部品の製造
時に、ファイバの端部が溝4の側面3に現れた導波路の
対応した出力部上に顕微操作によって中心に位置決めさ
れ、そしてファイバとそれに関連した導波路の光学的連
続性を確保する適当な透明度を有する接着剤の滴101
〜108によってそれらに付着されっる。これらの事項
はすべて公知であり上記フランス特許および特許出願に
詳細に記載されている。
2の近傍に形成されたNの導波路を具備しており、これ
らの導波路はサブストレ−トに形成された横方向の溝4
の1つの側面3において平行に現れる。光ファイバ(図
1ではN=8)の平面状アレイの平行な剥離端部51〜
58が溝4と他の横方向溝7との間において部品上に形
成されたステップ61、62上に休止している。ステップ
61、62より高さの低いステップ8がファイバの被覆さ
れた部分91〜98を受入れるために溝7の背後において
サブストレ−ト1上に形成されている。この部品の製造
時に、ファイバの端部が溝4の側面3に現れた導波路の
対応した出力部上に顕微操作によって中心に位置決めさ
れ、そしてファイバとそれに関連した導波路の光学的連
続性を確保する適当な透明度を有する接着剤の滴101
〜108によってそれらに付着されっる。これらの事項
はすべて公知であり上記フランス特許および特許出願に
詳細に記載されている。
【0012】例示としては、ファイバのステップは350
μmであり得る。光ファイバの数が多い場合には、これ
らのファイバによって覆われた表面の幅が比較的重要と
なり得る。ファイバのアレイの全幅にわたって広がった
接着剤の単一の滴によって標準的な方法でファイバとサ
ブストレ−トの機械的接合を確保しようとすると、冒頭
で引用された予備仕様書に定義された温度および湿度試
験の結果として、サブストレ−トからそれの横方向の端
部をはじめとして分離する上記滴の分離が観察される。
接着剤の滴が大きいと、すなわちファイバのNが多い
と、この分離の程度が大きくなる。その結果、部品のフ
ァイバとサブストレ−トとの間の機械的付着が弱まる
が、本発明はそれを回避することを目的とする。このよ
うにして、本発明は主としては例えば1×4、1×8ま
たは1×16カプラの場合のようにNが大きい光学部品
を対象としている。一般的には、本発明は部品に接続さ
れるべきファイバの本数が2より多く、上述したのと同
様のステップを有する部品に関する。
μmであり得る。光ファイバの数が多い場合には、これ
らのファイバによって覆われた表面の幅が比較的重要と
なり得る。ファイバのアレイの全幅にわたって広がった
接着剤の単一の滴によって標準的な方法でファイバとサ
ブストレ−トの機械的接合を確保しようとすると、冒頭
で引用された予備仕様書に定義された温度および湿度試
験の結果として、サブストレ−トからそれの横方向の端
部をはじめとして分離する上記滴の分離が観察される。
接着剤の滴が大きいと、すなわちファイバのNが多い
と、この分離の程度が大きくなる。その結果、部品のフ
ァイバとサブストレ−トとの間の機械的付着が弱まる
が、本発明はそれを回避することを目的とする。このよ
うにして、本発明は主としては例えば1×4、1×8ま
たは1×16カプラの場合のようにNが大きい光学部品
を対象としている。一般的には、本発明は部品に接続さ
れるべきファイバの本数が2より多く、上述したのと同
様のステップを有する部品に関する。
【0013】本発明によれば、Nの剥離されたファイバ
およびそれらがその上に休止するサブストレ−トのステ
ップ61、62との間の接合が、それぞれ上記アレイの1
と(N−1)の隣接したファイバの間で部品に固着する
接着剤の複数の滴によって確保される。これらの種々の
滴は非連続でありかつ軸線方向および横方向に互いに対
して偏倚されており、ここで「軸線」方向とはステップ
61、62上におけるファイバの方向によって定義され
る。
およびそれらがその上に休止するサブストレ−トのステ
ップ61、62との間の接合が、それぞれ上記アレイの1
と(N−1)の隣接したファイバの間で部品に固着する
接着剤の複数の滴によって確保される。これらの種々の
滴は非連続でありかつ軸線方向および横方向に互いに対
して偏倚されており、ここで「軸線」方向とはステップ
61、62上におけるファイバの方向によって定義され
る。
【0014】図1では、ファイバとサブストレ−ト1の
間の接合が接着剤の滴の2つの横方向の列(111、1
12)および(121、122)によって確保され、各滴
は2本の隣接したファイバを覆っており、かつ2つの隣
接した滴は一方が他方に対して長手方向に偏倚されてい
ることが明らかである。このようにして、各滴は全ての
ファイバを覆う単一の滴よりもはるかに小さい横方向寸
法を有する。気温と湿度の変化が各滴の膨張/収縮を生
じさせ、これが上述した接着剤の分離を生じさせるの
で、各滴の容積を減少させることによって、これらの減
少の程度を、その接着剤の容積の関数として、自動的に
軽減させることが理解される。このようにして、小さい
滴の分離が防止され、かつファイバとサブストレ−トの
間の機械的接合がそれの強度を完全に保持する。
間の接合が接着剤の滴の2つの横方向の列(111、1
12)および(121、122)によって確保され、各滴
は2本の隣接したファイバを覆っており、かつ2つの隣
接した滴は一方が他方に対して長手方向に偏倚されてい
ることが明らかである。このようにして、各滴は全ての
ファイバを覆う単一の滴よりもはるかに小さい横方向寸
法を有する。気温と湿度の変化が各滴の膨張/収縮を生
じさせ、これが上述した接着剤の分離を生じさせるの
で、各滴の容積を減少させることによって、これらの減
少の程度を、その接着剤の容積の関数として、自動的に
軽減させることが理解される。このようにして、小さい
滴の分離が防止され、かつファイバとサブストレ−トの
間の機械的接合がそれの強度を完全に保持する。
【0015】横方向に整列された数箇の滴でもって形成
された接合を想像することができる。流体状態でサブス
トレ−ト上に適用された接着剤の滴は広がりかつそれら
が過度に接近していることによって事実上互いに接合す
るから、このような解決策は実行が困難である。図1に
示されているように滴を多数の横方向の列として配置す
れば、それらの滴の間の間隔が大きくなることによっ
て、この問題は回避される。
された接合を想像することができる。流体状態でサブス
トレ−ト上に適用された接着剤の滴は広がりかつそれら
が過度に接近していることによって事実上互いに接合す
るから、このような解決策は実行が困難である。図1に
示されているように滴を多数の横方向の列として配置す
れば、それらの滴の間の間隔が大きくなることによっ
て、この問題は回避される。
【0016】本発明の好ましい実施例によれば、サブス
トレ−トがさらに横方向4、7、13および長手方向1
41、142、143の間隙溝を有しており、これらの間
隙溝が各滴111、112、121、122の拡張表面を限
定する。本発明による部品の製造時に、接着剤を構成す
る製品が上記溝によって限定されたステップ61、62の
4つの場所に流体状態で適用される。それらの間で、本
発明によれば、シテップ61、62を2つの部分に分割す
る付加的な横方向溝が注目される。表面張力現象の結
果、溝によって画成された矩形状の表面のエッジにおい
て流体滴の散開が停止する。したがって、分離した領域
上に堆積された滴が事実上互いに接合して、より大きな
滴となり、したがって分離現象をより受けやすい滴とな
るのが回避される。
トレ−トがさらに横方向4、7、13および長手方向1
41、142、143の間隙溝を有しており、これらの間
隙溝が各滴111、112、121、122の拡張表面を限
定する。本発明による部品の製造時に、接着剤を構成す
る製品が上記溝によって限定されたステップ61、62の
4つの場所に流体状態で適用される。それらの間で、本
発明によれば、シテップ61、62を2つの部分に分割す
る付加的な横方向溝が注目される。表面張力現象の結
果、溝によって画成された矩形状の表面のエッジにおい
て流体滴の散開が停止する。したがって、分離した領域
上に堆積された滴が事実上互いに接合して、より大きな
滴となり、したがって分離現象をより受けやすい滴とな
るのが回避される。
【0017】もちろん、図1に示された滴の配列は、滴
の膨張/収縮の作用による分離を受けにくい複数の小寸
法の滴の助けによってファイバとサブストレ−トとの間
に強固な機械的接合を確立し得る唯一の配列ではない。
したがって、図2および図3は同じ結果を達成し得る他
の2つの形式の滴配列を示している。図2には、それぞ
れ2本の隣接したファイバを覆った一列の滴151、1
52、153が示されており、これらの滴は1本のファイ
バだけを覆った他の列(161、162)における1つの
滴によって分離されている。図3には、2つの列の滴1
71〜174、181〜184が配置されており、それらの
滴は1本のファイバを覆っており、隣接した2本のファ
イバが長手方向に偏倚された2つの滴によって付着され
ている。もちろん、本発明は上述の滴配列に限定される
ものではなく、滴がより多くのフィバを覆ったあるいは
2つ以上の横方向の列上に配列された他の多くの配列を
利用することも可能である。
の膨張/収縮の作用による分離を受けにくい複数の小寸
法の滴の助けによってファイバとサブストレ−トとの間
に強固な機械的接合を確立し得る唯一の配列ではない。
したがって、図2および図3は同じ結果を達成し得る他
の2つの形式の滴配列を示している。図2には、それぞ
れ2本の隣接したファイバを覆った一列の滴151、1
52、153が示されており、これらの滴は1本のファイ
バだけを覆った他の列(161、162)における1つの
滴によって分離されている。図3には、2つの列の滴1
71〜174、181〜184が配置されており、それらの
滴は1本のファイバを覆っており、隣接した2本のファ
イバが長手方向に偏倚された2つの滴によって付着され
ている。もちろん、本発明は上述の滴配列に限定される
ものではなく、滴がより多くのフィバを覆ったあるいは
2つ以上の横方向の列上に配列された他の多くの配列を
利用することも可能である。
【0018】図1を再度参照すると、部品のサブストレ
−トの端部において、接着剤の長い横方向の滴19がフ
ァイバの被覆された部分91〜98上に配置されている
が、これは前述の設計および処理とは明らかに相反して
いることが判る。一方では、この滴19はファイバに対
して直接作用するものではなくて、そのファイバの被覆
に対して作用するものであり、したがってサブストレ−
トに対するファイバの実際の付着に対して直接関与する
ものではない。この滴は被覆だけをサブストレ−トに付
着させるものであり、被覆は差膨張の場合にファイバを
それらの被覆の内側で案内する作用をする。他方、図1
に示されたもののような部品は通常、直接にまたは適当
な被覆樹脂を介して滴19とファイバの被覆された部分
91〜98をサブストレ−トに圧着する保護ケ−ス内に閉
じ込められる。したがって、この滴19が分離する危険
は事実上存在しない。しかし、この滴19は必要に応じ
て例えば滴111、112、121、122のような滴に分
割される。
−トの端部において、接着剤の長い横方向の滴19がフ
ァイバの被覆された部分91〜98上に配置されている
が、これは前述の設計および処理とは明らかに相反して
いることが判る。一方では、この滴19はファイバに対
して直接作用するものではなくて、そのファイバの被覆
に対して作用するものであり、したがってサブストレ−
トに対するファイバの実際の付着に対して直接関与する
ものではない。この滴は被覆だけをサブストレ−トに付
着させるものであり、被覆は差膨張の場合にファイバを
それらの被覆の内側で案内する作用をする。他方、図1
に示されたもののような部品は通常、直接にまたは適当
な被覆樹脂を介して滴19とファイバの被覆された部分
91〜98をサブストレ−トに圧着する保護ケ−ス内に閉
じ込められる。したがって、この滴19が分離する危険
は事実上存在しない。しかし、この滴19は必要に応じ
て例えば滴111、112、121、122のような滴に分
割される。
【0019】前述のフランス特許出願第91 0308
9号に記載された設計および方法によれば、本発明によ
る光部品で使用される接着剤は特に遊離基重合をともな
ったアクリルまたはビニル樹脂で構成され得る。したが
って、1つ以上の二重結合を含んだアクリルまたはビニ
ル形式のモノマ−またはオリゴマ−を使用することがで
き、それらは光(例えば可視光または紫外線)の作用で
遊離基を生ずる光開始剤(photoinitiator)によって開始
される遊離基重合を生ずる。本発明で使用される接着剤
を作成するためには多数の市販されている樹脂が適して
いる。例えば、ファイバと導波路との間に結合を確保す
る滴101〜108を作成するのに適した接着性樹脂はVI
TRALIT 6128,7104,7105および7106という商品名でエ
ロゾル・リミテッド・コ−ポレイション(ELOSOL LTD.
Corporation)から市販されている。滴111、112、1
21、122を作成するのに適した接着剤はEPOTECHNYと
いうフランスの会社からNOA 81、NOA61という商品名
で、またインペリアル・ケミカル・インダストリイズと
いうイギリスの会社からLCR 000およびLCR 050、LCR000
V、LCR 000/1.52という商品名で市販されている。
9号に記載された設計および方法によれば、本発明によ
る光部品で使用される接着剤は特に遊離基重合をともな
ったアクリルまたはビニル樹脂で構成され得る。したが
って、1つ以上の二重結合を含んだアクリルまたはビニ
ル形式のモノマ−またはオリゴマ−を使用することがで
き、それらは光(例えば可視光または紫外線)の作用で
遊離基を生ずる光開始剤(photoinitiator)によって開始
される遊離基重合を生ずる。本発明で使用される接着剤
を作成するためには多数の市販されている樹脂が適して
いる。例えば、ファイバと導波路との間に結合を確保す
る滴101〜108を作成するのに適した接着性樹脂はVI
TRALIT 6128,7104,7105および7106という商品名でエ
ロゾル・リミテッド・コ−ポレイション(ELOSOL LTD.
Corporation)から市販されている。滴111、112、1
21、122を作成するのに適した接着剤はEPOTECHNYと
いうフランスの会社からNOA 81、NOA61という商品名
で、またインペリアル・ケミカル・インダストリイズと
いうイギリスの会社からLCR 000およびLCR 050、LCR000
V、LCR 000/1.52という商品名で市販されている。
【0020】もちろん、上述の実施例は単に例示のため
のものにすぎず、本発明はそれに限定されるものではな
い。したがって、本発明は集積されたオプティックスと
して実現されるかどうかに関係なく、カプラだけではな
くて分割器、マルチプレクサ、等の実現のためにも適用
されるものである。
のものにすぎず、本発明はそれに限定されるものではな
い。したがって、本発明は集積されたオプティックスと
して実現されるかどうかに関係なく、カプラだけではな
くて分割器、マルチプレクサ、等の実現のためにも適用
されるものである。
【図1】本発明に従って光ファイバの平面状アレイに接
続された集積光部品の好ましい実施例の部分的な斜視図
である。
続された集積光部品の好ましい実施例の部分的な斜視図
である。
【図2】本発明の他の実施例で使用可能な接着剤の滴を
示す平面図である。
示す平面図である。
【図3】本発明のさらに他の実施例で使用可能な接着剤
の滴を示す平面図である。
の滴を示す平面図である。
4 溝 51〜58 剥離端部 61、62 ステップ 91〜98 ファイバの被覆された部分 101〜108、111、112、121、122、141、
142、143滴151、152、153、171〜174、
181〜184、19 接着剤の滴
142、143滴151、152、153、171〜174、
181〜184、19 接着剤の滴
Claims (6)
- 【請求項1】 接着手段によってN本の隣接した光ファ
イバの平面状アレイに接続された光部品であって、前記
接着手段が接着剤の複数の滴(11i、12i、15i、
16i、17i、18i)よりなり、前記滴のそれぞれは
前記滴の少なくとも他の1つに対して非連続であり、か
つ前記滴のうちの少なくとも1つが前記複数の滴のうち
の少なくとも他の1つに対して軸線方向および横方向に
偏倚されていることを特徴とする光部品。 - 【請求項2】 少なくとも2つの横方向の列の滴を具備
し、これら2つの列は前記部品に形成された横方向の溝
(13)によって分離されていることを特徴とする請求
項1の部品。 - 【請求項3】 少なくとも1つの隣接した滴の横方向の
広がりを限定するために前記部品に形成された少なくと
も1つの長手方向の溝(141、142、14 3)を具備
していることを特徴とする請求項1および2のうちの1
つによる部品。 - 【請求項4】 2つの異なる列に属する接着剤の2つの
滴(11i、12i)の横方向の広がりを限定するために
前記部品に形成された少なくとも1つの長手方向の溝を
具備することを特徴とする請求項2の部品。 - 【請求項5】 Nの導波路が集積されたサブストレ−ト
を具備しており、これらの導波路の横方向に整列された
出力が光ファイバのNの対面した端部に軸線方向に付着
されているものにおいて、それらの接合端部の隣りにお
いて前記サブストレ−トに形成された横方向の溝(4)
が、接合された端部の側において、ファイバをサブスト
レ−トに固着する滴の列の長手方向の広がりを限定する
ことを特徴とする請求項1〜4のうちの1つによる部
品。 - 【請求項6】 ファイバをサブストレ−トに固着する滴
の上流において、各ファイバの被覆された部分(91〜
98)をサブストレ−トに固着するための手段(19)
を具備するものにおいて、この手段の隣りおいて前記サ
ブストレ−トに形成された第2の横方向の溝(7)がフ
ァイバの被覆された部分の側における1つの列の隣接し
た滴の長手方向の広がりを限定することを特徴とする請
求項5の部品。
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