JPH06511415A - 固定部材 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 固定部材 この発明は、骨に固定されるべきシャフトと、ロッドに接続するためのヘッドと を備える固定部材に関し、ヘッドの断面は実質的にＵ字形であり、そのベースは シャフトに接続され、ヘッドはロットを受入れるためのチャネルを規定する２つ の自由脚を含み、これらの自由脚は内ねじと外ねじとを備え、この固定部材はさ らに、自由脚の外側を囲み、かつ外ねじと協働する内ねじを有する部材と、この 自由脚の内ねじと協働するねじ山を有する固定部材とを備える。

そのような固定部材は、文献ＥＰ−Ａ−０，４８７，８３０から既知である。ロ ッドの断面は三角形であり、これはねじり運動からの抑制手段としての役割を果 たす。意図した形状矯正に対応して湾曲されたプレートにより、長手方向の安定 化手段が設けられる。本質的に、このプレートは比較的スペースをとる。さらに 、２つの脚の間のベースはスリットの長手方向に平坦に形成される。実際的な応 用においては、ロッドに作用する力によって、交番応力がかなり繰返される。し たがって、ロッドは、いくらか時間がたつとスリットのベースの端部の所で折れ やすい。

この発明の目的は、そのサイズを縮小しかつより大きい継続的な応力に耐えられ るように固定部材を形成することである。そのような固定部材およびそれに接続 されるへきロッドは人のを柱の矯正インブラントのための構成部品として用いら れるため、このことは特に重要であり、したがって寸法を小さくすることおよび 負荷の下で非常に大きな安定性が得られることが望ましい。

この目的は、Ｕ字形の窪みのベースがＵ字形の断面に対して垂直な方向に湾曲部 分を存することにおいて達成される。したがって、曲がったロッドでも固定部材 内に完全に固定できるため、形状矯正に対応して曲げられた丸いロッドを、形状 矯正手段のためのプレート部材の代わりに用いることができる。さらに、継続的 な負荷の下での安定性は、まっすぐなロッドに対してだけではなく、特に湾曲し たロッドに対してもかなり大きくなる。

この発明のさらなる特徴および利点は、図面を参照して説明したこの発明の実施 例から明らかになるであろう。

図において、 図１は、固定部材の第１の実施例の側面図である。

図２は、図１に示す装置の正面図である。

図３は、図１の線ＩＩＩ−ＩＩＩに沿った断面図である。

図４は、図２の線ＩＶ−ＩＶに沿った断面図である。

図５は、第２の実施例の側面図である。

図６は、変形実施例の対称面に沿った拡大断面図である。

図８は、まっすぐなロッドを装着した、図７に対応する図である。

図９は、凸状に湾曲したロッドを備える同じ実施例を示す図である。

図１Ｏは、凹状に湾曲したロッドを備える同じ実施例の図である。

図１に示す固定部材は、ねじ切りされたシャフト２とヘット３とを有する、を柱 に導入されるへきねじ１を含む。

ヘッド３は、ねじ切りされたシャフト２の中心軸に関して対称であり、かつねじ 切りされたシャフト２の方向に向けられたベース５を存するＵ字形の窪み４を備 える。Ｕ字形の窪み４を規定するヘッドの側壁は、自由脚６．７によって形成さ れる。図３、図４および図５において最良に示されるように、ねじ切りされたシ ャフト２の中心軸と同軸でありかつ内ねし８を有するボアは、チャネルの内側に 設けられる。ヘッド３自体は円筒形であり、図４において最良に示されるように 、自由脚６．７の領域に外ねじ９を備える。

ロッドをこのねじを用いて固定できるようにするために、ねじ切りされたボルト として形成される固定部材１１が設けられる。固定部材１１は、内ねじ８と協働 し、Ｕ字形の窪み４にねじ込むための外ねじを備える。この固定部材は、ベース ５と反対側の面に、ねじ回しと係合するためのスリットまたは他のいずれかの適 切な窪みを有する。さらに、Ｕ字形の脚６．７の外側を囲む囲み部材が、スピゴ ット１２として形成され、これは外ねじ９と協働するねし山を存する。内ねじ８ とそれに関連する固定部材１１との回転方向は、外ねじ９とスピゴット１２との 回転方向と反対である。図３において最良に示されるように、Ｕ字形の窪みのベ ース５の半径は、その中に受入れられるべきロット１０の半径よりも、ロットを Ｕ字形の窪みに容易に挿入しかつそこから取除くことかできるだけのわずかな量 だけ大きい。

内ねじ８および外ねし９はともに、下方向に、すなわちへ−ス５の方向に延在し 、その対称軸に関する突起と、ベース５との間隔か、受入れられるべきロッド１ ０の直径よりも小さくされる。

図５に示す実施例では、ヘッドは、ねじ切りされたシャフトにではなく、フック １６として形成されるシャフトに接続される。このシャフトもを柱の部分に接続 するために用いられ、フックは椎骨の弓に導入される。

図６に示す実施例では、Ｕ字形の窪みのベースは、内ねじ８の中心軸と同軸のさ ら穴１７を備える。ベースの２つのリム１８．１９は上反りにされ、シャフトに 向かって外側に傾斜している。したかって、湾曲したロッドを受入れると、Ｕ字 形の窪み４のベース上に点状の支持だけではなく、より大きい支持領域が形成さ れる。シャフトに向かったキャンバは、シャフトの方向に湾曲したロッドと形状 か確実により良く適合するようにするために役立つ。

図７ないし図１０において、別の実施例のヘッドが、それに接続されるべきロッ ドと接続された状態で示されている。ヘッドに接続されるシャフトは、ねじ切り されたシャフト２として形成されてもよく、またはフック１６とじて形成されて もよい。

これらの図に示すように、それぞれのＵ字形の窪みのベースは湾曲している。こ の湾曲した部分は、内部の凹部２０と、ねじの中心軸に関してそれと対称であり 、かつ上方向に突き出た上反りにされた２つの領域２１．２２とを備える。ビー ド形の突起２１および２２のそれぞれの最頂部とねじの中心軸との間の距離は、 内ねじ８の半径と外ねじ９の半径との間の差の中心２３と、ねじの中心軸との間 の距離に実質的に等しい。

図１、図３および図５に最良に示されるように、ヘッド３は、互いに関して１８ ０°でオフセットされ、かつＵ字形の窪みに関して実質的に９０°でオフセット され、かつプライヤ等の工具と係合するための２つの窪み１３．１４を備える。

使用時、ねじｌをまずを柱にねじ込む。その際にロッド１０または１５．１５′ をＵ字形の窪み４に配置し、固定部材１１をねじ山８にねじ込むことによって固 定する。その後、スピゴット１２を嵌め込む。今、固定部材およびスピゴット１ ２は、これらの２つの部分の各々がロッド１０．１５．１５′に所望の保持力を 与える程度に、ベース５に向かって別々に回される。したがって、固定部材１１ によるロッドの固定およびスピゴット１２によるロッドの固定は、別々に調整可 能であるという利点が得られる。さらに、クランプすることによってねじの最終 的な固定およびロッキングが得られる。

Ｕ字形の窪みのベースの湾曲した形状、特に図７ないし図１０に示すような間隔 のあけられた突き出た上反りにされた支持領域を上述の位置に有する形状のため 、まっすぐなロッド１０として形成されていても、凸状または凹状に湾曲したロ ッド１５．１５’として形成されていても、固定されるべき各々のロッドは２つ の平坦領域２１．２２の上に置かれることになる。図７において最良に示される ように、固定部材１１およびスピゴット１２のロッドに面する下方の端部２４． ２５はさらに丸くされているか、または凸状に湾曲されている。したがって、固 定されるべきロッドに接触するすべての係合点は、鋭い縁部を用いずにロッドに 作用する。さらに、上述の配置により、ベースの２つの突起領域２１．２２の係 合領域を固定部材Ｉｔの係合点とスピゴット１２の係合点とのちょうど間に配置 できる。

この態様で、特に優れた固定および特に低い応力を達成できる。図８ないし図１ Ｏにおいて最良に示されるように、どのように湾曲したロッド１０，１５．１５ ′に関しても優れた固定が得られる。上述の実施例では、ヘッド３は、ねじ切り されたシャフトまたはフック形のシャフトにそれぞれしっかりと接続される。変 形実施例に従えば、それぞれのシャフトおよびヘッドはヒンジを介して接続され る。

特表平６−５１１４１５　（４） ど　− ＡＩ’Ｊｌ−（ＡＮＧ　ＡＮＮＦ’Ｘ　ＡＮＮＥＸＥフロントページの続き （７２）発明者　ビーダーマン、ルッッドイツ連邦共和国、７８０４８　ファウ ・ニス・フィリンゲン、シェーファーシュタイク、８

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．骨に固定されるべきシャフト（２、１６）と、ロッド（１０、１５）に接続 するためのヘッド（３）とを備え、ヘッドの断面は実質的にＵ字形であり、その ベース（５）はシャフト（２、１６）に接続され、このヘッドはロッド（１０、 １５）を受入れるためのチャネルを規定する２つの自由脚（６、７）を含み、 脚（６、７）は内ねじ（８）および外ねじ（９）を含み、さらに、 脚（６、７）の外側を囲み、かつ外ねじと協働する内ねじを有する部材（１２） と、脚の内ねじ（８）と協働するねじ山を有する固定部材（１１）とを備える固 定部材であって、 Ｕ字形の窪み（４）のベース（５）が、Ｕ字形の断面に対して垂直な方向に、湾 曲した部分を有することを特徴とする、固定部材。
2. ２．ベース（５）のリム（１８、１９）が、シャフト（２、１６）に向かって下 方向に外側に傾斜するように形成されることを特徴とする、請求項１に記載の固 定部材。
3. ３．窪み（１７）が、第１の内ねじ（８）と同軸のチャネルのベース（５）に設 けられることを特徴とする、請求項１または請求項２に記載の固定部材。
4. ４．湾曲部分が、中心に向かって窪んだ部分を含むことを特徴とする、請求項１ ないし請求項３のいずれかに記載の固定部材。
5. ５．湾曲部分が、中心から間隔のあけられたそれぞれ突き出た上反り部分（２１ 、２２）を含むことを特徴とする、請求項４に記載の固定部材。
6. ６．上反り部分（２１、２２）の間隔が、内ねじ（８）の半径と外ねじ（１１） の半径との間の差の中心（２３）の間隔と実質的に一致することを特徴とする、 請求項４に記載の固定部材。