JPH06511216A - 圧縮可能な製品を包装するための、フレキシブルな材料製のバッグを開放する装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 圧縮可能な製品を包装するための、 フレキシブルな材料製のバッグを開 放する装置 本発明はおしめパンツのような、例えば衛生物品である圧縮可能な製品を包装す るための、フレキシブルな材料製バッグ用の開放装置に関係し、その際本バッグ が製品を囲んで圧縮状態に保つフレキシブルな包装材料から形成されるとともに 、充填後は二つの前後壁と、二つの側壁と，一つの底壁と、一つの頂壁、および 包装材料の上部周囲へ、接着領域によって固定した一つの付属ハンドルを含む実 質上の平行六面体を備えている。

ヨーロッパ特許出願ＥＰＡ−３４９０５０から周知の本タイブのバッグの開放装 置は、圧縮製品の圧縮方向に垂直なバッグの一つの壁、換言すれば一つの側壁に あけたせん孔ラインによって規定される。

開放したとき圧縮製品がバッグからとび出るのを阻止する目的で，せん孔ライン が規定する開口部が製品幅より狭《て、底へ行《ほど増大する幅をもつようにす るのが好ましい．さらにヨーロッパ特許出願ＥＰ−Ａ−３９１４６０には、一部 は圧縮製品の堆積による張力下にある壁の一つ（特に側壁）に、一部は応力のか かっていない隣りの壁（頂壁）に配列されて、製品表面の７５％までをカバーす る取り外し自在の開放領域を規定するために、端末が引き離し可能な舌になった 、弱《作った連続ラインから構成される開放装置を備えた、同じタイプの包装用 バッグが開示されている。

しかし貯蔵容積と移送容積を減少させて、包装用原材料を節約する目的で、おし めパンツのような衛生物品の場合に望まれる、包装中に含まれる製品容積が例え ば３０から５０％まで強く圧縮された特別な場合には、これらの包装物が真に満 足すべき状態でないことが使用した結果として判明している。実際上も最初の製 品を取り出すときは側壁を開けるか、または殆ど完全に引き裂くので、その結果 として一方では製品が希望しないのにとび出したり、他方では残留する製品を汚 染、特に衛生物品に対して重要な粉塵から防護するために、バッグの開口部を密 閉することの困難さとなって現れて（る。

さらにバッグの材料以外の、特にひき裂き抵抗の高いフレキシブル材料で作り、 これをバッグ頂壁の周囲に接着固定したこのタイプの付属ハンドルが包装バッグ 上に存在すると、バッグのこの領域に強化されたバンドが形成されて、その結果 この領域を通して予め切り込んだライン（ブレカットライン）をつけることで、 バッグのこの部分を開口することが一層困難になる。

本発明の目的は、包装製品が強く圧縮されているときでも、製品が誤ってとび出 る危険がなく、それと同時に直ちに使用しない製品の衛生上の包装条件を維持し て、包装から包装製品を一つずつ取り出すことを容易にする、圧縮可能な製品用 バッグの解放装置を提供するにある。

本発明の別の目的は、付属させたハンドルのバンド領域で、バッグ包装材料の増 加した引き裂き抵抗を容易に克服することを可能にする開放装置を提供するにあ る。

本発明の開放装置は、個々の前後壁の上部にそれぞれ位置し、個々の前後壁の上 縁と、接着で包装材料へ固定された付属ハンドルを形成するフレキシブルな材料 との両方に作られた、二つの第二ブレカットライン（ｐｒｅｃｕｔ　１ｉｎｅｓ ）によって実質上直線に延長された、二つの垂直な第一ブレカットラインからな るとともに、さらに頂壁に作った水平な第三ブレカットラインによって一緒に接 続された、第二ブレカットラインを本接着領域に含んで不連続な形状を形成する 、強度の劣る一つのラインから構成されている。

本発明によれば、本ブレカットラインはバッグの包装材料と、付属したハンドル とを形成するフレキシブルな材料に作ったせん孔からなっている。

本発明によれば、垂直な本第−ブレカットラインが前後壁に作ったプレカットラ インの長さの大部分を占めている本質上付属ハンドルを形成する材料と、ハンド ルの接着領域とに作るせん孔部分は、バッグの前後壁と頂壁の大部分に作るせん 孔部分より弱（作るのが好ましく、この部分の弱さの増加は単位の長さ当りのせ ん孔数を多くするか、または異なるタイプの形にせん孔することで達成できる。

さらに前後壁の高さの全部にわたって作るプレカットラインの方法は、少なくと も一つの水平堆積物として垂直に配列して、堆積物の水平方向に、換言すればバ ッグの前後壁に平行な方向に圧縮された、おしめパンツのような包装製品の寸法 の実質上半分と２７３の間にとることができる付属ハンドルを形成するフレキシ ブルな材料に作るプレカットラインは、本ブレカット部分、および／または付属 ハンドルのこの領域を弱くする凹所領域を使用者が引き裂き易くする、つまみ様 のひき離し手段の採用によって有利に延長することができる。

添付した略図を参照しつつ、本発明の開放装置をつけた包装バッグの若干の実施 例について、更に詳細に次に説明するが、本実施例が本発明を制限するものでは ない。

図１は本発明の包装バッグ用開放装置の好ましい実施例の斜視図である。

図２は充填していない図１の本バッグを、スケールを拡大して示した部分正面図 であって、付属したハンドルの固定とプレカットラインを示す。

図３は図２の■−■線に沿った断面図であって、プレカットラインの境界設定を 示す。

図４は代替案の実施例に従ってハンドルを固定した、本バッグの部分正面図であ る。

図５は図４の■−Ｖ線に沿った断面図である。

第６図は包装バッグ用開放装置の第二の実施例を示す斜視図である。

図７は開口後の本発明に従った包装バッグの斜視図である。

図１に例示する通り、おしめパンツ（ｎａｐｐｙ　−ｐａｎｔｓ　）のような、 例えば衛生物品（ｈｙｇｉｅｎｅ　ｐｒｏｄｕｃｔｓ　）である圧縮可能製品を 包装するためのバッグｌは、製品を囲んでこれを圧縮状態に保つ、好ましくはプ ラスチックシート製のフレキシブルな包装材料２からできている０図工の実施例 では、ここに例示していないおしめパンツが垂直に配列されて、横方向と堆積物 の水平方向に、換言すればバッグの二つの大きな前後壁５，６、底壁７および頂 壁８で全体として本質上平行六面体の形をもつバッグの、二つの小さな側壁３． ４に垂直に圧縮される。

さらにバッグ１にはハンドル９が付属して、これの一部ｌＯ１またはベース部分 が、バッグの頂壁８が垂直壁３゜４．５．６と接続する領域でバッグ周囲に接着 固定され、ハンドルのほかの部分は本頂壁８より上に出て、これにハンドルを握 るための切り欠き１１がついている。

図１．２および３に示す通り、付属ハンドル９のベースをバッグ１の包装材料の 外側に配置して、垂直壁３．４゜５．６の実質上の上縁領域３０にある包装材料 の全周に走る接着ライン、またはストリップ１２によってこの包装材料へ固定す ることができる。ここで本付属ハンドル９のベースの下方水平縁３１が突出して 、縁３０の僅か下方に位置することが分かる。しかし図４と図５に示した別の実 施例にあっては、付属ハンドル９のベースを、ライン１２によって垂直壁の内側 へ、特にバッグ製作時内部ベロー（蛇腹）様に折り重ねた頂壁８上へ接着するこ ともできる。この場合には、付属ハンドル９のベースの下縁３１が、壁５．６の 上縁と重なることはない。

本バッグにはまた、バッグがまだ平坦な製作時にバッグ上に形成した、各種のプ レカットライン１３．１４．１５からなる開放装置がついている。

図２から図５までに示す通り、そして更に付属ハンドルの実施例とは無関係に、 バッグの個々の前後壁５．６の上部にそれぞれ配置した二つの垂直プレカットラ イン１３を、適当なせん凡用工具の第一部分を用いて高さｈｌにわたって作る。

このせん孔段階で、プレカットライン１４の大部分も、内部へロー状に折り重ね た頂壁８に作る。さらにライン１３の延長として配置した二つのプレカットライ ン１５を、せん凡用工具の第二部分を用いて高さｈ２にわたって、主として付属 ハンドル９を形成するフレキシブル材料の端末縁２９までと、さらにバッグの前 後壁５，６と、頂壁とにある僅かな距離にわたっても作る。ライン１４で一緒に 接続されたこれらのプレカットライン１３と１５が、包装バッグ用の不連続形状 をした、弱さをもつラインを形成する。

バッグの包装材料と、付属ハンドルとの製作にそれぞれ使用するフレキシブル材 料の引き裂き抵抗の差を考慮すると、単位長さ当りのせん孔数は高さｈ２に対す る方が、換言すればプレカットライン１５に対する方が、高さｈｌに対するより も、換言すればバッグの壁にあるプレカットライン１３と１４に対する数より多 くなる。

従って付属ハンドルの領域と、ハンドルのバッグへの接着領域とにあるプレカッ トラインを優先的に弱く作った。

この結果は１３と１５の個々のせん孔に対して、異なるタイプのせん孔を採用す ることでも達成できたであろう。

垂直のプレカットライン１３を一つの側壁の縁から少なくとも製品の厚みに等し い距離をとって配置するのが好ましく、その結果最初のおしめパンツの取り出し が一層容易になる。

さらに本プレカットライン１３を図７に示す通り、少なくとも一つの水平堆積物 の形でバッグ中に配列して、堆積物の水平方向に少なくとも３０％まで圧縮した おしめパンツの縦方向の寸法の半分と、２／３の間にほぼ収まる高さまで延長す ることができる。

代替実施例の図６に示す通り、付属ハンドル９を形成するフレキシブル材料に作 ったプレカット１５は、使用者がハンドルのこの部分の縁をつまむのを一層容易 にするためのつまみ１７でできた凹所領域１６で終わる。実際にバッグを開放す るには、使用者がまずそれぞれのつまみ１７を個々の手の親指と人さし指間でつ まみ、それぞれのっまみ１７に外向に均一な引っばり力をかけるだけで、簡単に プレカット部の引き裂きを開始することができる。

図７は１３から１５までのせん孔ラインが規定するバッグの部分１８を引っばっ て取り去ったあとの、おしめパンツ用包装バッグの最終状態を例示したものであ る。

このとき対になった最初のおしめパンツ１９に、生成したポケット状の開口部を 通して手が届くので、難な（一つずつ引き出せるのは続くおしめパンツについて も同じである。しかしおしめパンツはバッグ中で完全な位置を保っていて、部分 的に離れた部分１８を頂壁８の縁へ折りもどし、この部分１８の縁２１に例えば 汚染、またはじみの危険への防護を確実に改善する、再取りつけが可能な自己接 着性留め具のような固定用素子を用いて縁へ固定することで、いつでもバッグを 密閉することができる。

添付図面に例示して以上に説明した実施例は単に例示目的のためのもので、これ でもって本発明を制限する意図のないことと、多くの変更と代替案が本発明の範 囲内で可能なことに留意されたい。

おしめパンツ以外の製品でもかまわない本包装物品を、本バッグまたは包中に、 並列にまたは重ねた複数の水平堆積物の形で収容することもできる。さらに図７ に示す通り大きい縁を垂直にして縦に配列する代りに、平行な垂直面に配列した 長方形物品を、大きい縁を水平にして横に配置することもできよう。

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. １．特におしめパンツのような衛生物品である圧縮可能な製品を包装するための 、フレキシブルな材料から作られたバックのための開放装置であって、前記バッ グは製品を囲んでこれを圧縮状態に保つフレキシブル包装材料で形成されていて 充填後は二つの前後壁と、二つの側壁と、一つの底壁、および一つの頂壁とから なる実質上平行六面体をした形を有しかつ包装材料の上部周囲へ接着領域で固定 された付属ハンドルとからなる、かかるバック用の開放装置において、前記開放 装置が不連続形状を形成する一つの脆弱線からなり、これは個々の前後壁（５， ６）の上部にそれぞれ形成された二つの垂直な第一プレカットライン（１３）か らなり、これらは個々の前後壁（５，６）の上縁と接着で包装材料へ固定された 付属ハンドル（９）を形成するフレキシブルな材料との両方に形成された、二つ の第二プレカットライン（１５）によって実質上直線に延長されており、前記接 続領域（１２）において、前記第二プレカットライン（１５）は頂壁（８）に形 成された水平な第三プレカットライン（１４）によって一緒に接続されているこ とを特徴とする開放装置。
2. ２．前記プレカットライン（１３，１４，１５）が、バッグ（１）と付属ハンド ル（９）を形成するフレキシブルな材料に作ったせん孔からなることを特徴とす る請求の範囲第１項の装置。
3. ３．垂直な第一プレカットライン（１３）が、前後壁（５，６）に作ったプレカ ットラインの長さの大部分を占ることを特徴とする請求の範囲第１項の装置。
4. ４．本質的付属ハンドル（９）を形成する材料と、接着領域（１２）とに作った せん孔部（１５）が、前後壁（５６）の包装材料の大部分と、バックの包装材料 の頂壁（８）とに作ったせん孔部（１３）よりも弱くて、この弱さの程度が単位 長さのせん孔数、または異なるタイプの形状のせん孔によって得られることを特 徴とする請求の範囲第２項の装置。
5. ５．前後壁（５，６）の高さ全部にわたって作ったプレカットライン（１３，１ ５）の寸法を、少なくとも一つの水平堆積物として垂直に配列して、堆積物の水 平方向、換言すればバック（１）の前後壁（５，６）に平行な方向に圧縮された 、おしめパンツ（１９）のような包装製品の寸法の実質上半分と２／３との間に とることを特徴とする請求の範囲第１項から第４項のいずれか一つによる装置。
6. ６．垂直なプレカットライン（１３）が、好ましくは側壁（３，４）の一つの縁 から、少なくとも製品の厚みに等しい距離に配置していることを特徴とする請求 の範囲第１項から第５項のいずれか一つによる装置。
7. ７．付属ハンドル（９）を形成するフレキシブルな材料に作ったプレカットライ ン（１５）がつまみ（１７）様の引き離し手段によって延長されていて、つまみ を引っぱることで、プレカットライン（１３，１４，１５）により境界が決定さ れるバック部分を使用者が引き裂き初めるのを可能にすることを特徴とする請求 の範囲第１項から第５項のいずれか一つによる装置。
8. ８．プレカットライン（１５）が、引き離し手段に隣接するラインの端末に、付 属ハンドル（９）の領域を弱くする凹所領域（１６）を含むことを特徴とする請 求の範囲第７項の装置。
9. ９．バッグを開放したとき、プレカットライン（１３，１４）に沿った包装材料 の残り部分から、部分的に離れたバックの壁の部分（１８）がポケット状の開口 部（２０）を形成し、この部分は折り戻しができるうえに、特に再取りつけが可 能な接着用具を備えた縁（２１）によって、頂壁（８）へ一時的に固定できるこ とを特徴とする前記請求の範囲のいずれか一つによる装置。