JPH06510830A - 燃料噴射ポンプ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 燃料噴射ポンプ 技術分野 本発明は、孔内に取り付けられた注入プランジャ、注入室を画成する注入（ポン プ）ブランンヤおよび孔、注入（ポンプ）室から燃料を移動するために注入プラ ンジャの内向運動を行うために作動し得るカム、注入室から移動された燃料がそ れを通って関連のエンジンに流れることができる注入室からの出口、カムによる 注入プランジャの内向運動前に注入室を燃料で完全に充填するための燃料供給手 段、注入室から燃料を流出しそれにより出口を通る燃料の量を制御すべく作動し 得る流出弁、該流出弁を通って流れる燃料がその中に流れるアキュムレータシリ ンダおよび該シリンダ内に弾力的に偏倚されたピストンからなり、該ピストンが シリンダ内に流れる流出燃料により移動されかつ注入プランジャの次の内向スト ロークの前に注入プランジャへ流出燃料を戻すべく作用する種類からなる、燃料 を内燃機関へ供給するための燃料噴射ポンプに関する。

従来技術 かかる装置の例はヨーロッパ特許第０３４７５９号および同第０４２３９５８号 に見られる。かかる装置においてピストンの最大ストロークは制限されかつその 内向ストロークの間中注入プランジャにより移動され得る燃料の合計容積を吸収 するのに少なくとも十分であるように配置される。かかる装置においてピストン そのシリンダ内で停止するかまたはピストンの弾力偏倚がそこで前者の場合に失 敗すると、ピストンは流出した燃料を吸収すべく動くことができずそして後者の 場合にピストンがすてにそのストロークの限界にない場合に、その制限位置を非 常に迅速に取る。両者の場合においてそれゆえ流出弁の作動にも拘わらず注入プ ランジャにより移動された燃料の合計容積が関連のエンジンに供給される。該エ ンジンへの燃料流れの増加はエンジンおよび該エンジンにより駆動される車両の 制御不能の加速を結果として生じる。

発明の開示 本発明の目的は上述した危険が最小にされる特定された種類の装置を提供するこ とにある。

本発明によれば、特定された種類の装置において安全弁手段は前記シリンダ内の 燃料圧力がその弾力付加の作用に抗してピストンを動かすのに必要とされる圧力 を超えるが前記出口を通って燃料を移動するのに必要とされる圧力より小さい値 に増加する場合において前記シリンダからの燃料の逃出を許容すべく設けられる 。

図面の簡単な説明 本発明による装置の例を添付概略図を参照して以下に説明する。

発明を実施するための最良の形態 図面を参照して、装置は孔１１が形成される本体ｌＯからなる。

孔１１の一端から延在しているのは使用中関連のエンジンの燃料噴射ノズル１２ Ａに接続される出口１２である。

孔内で摺動可能なのは注入プランジャ１３でありそして孔の内方端とともにプラ ンジャ１３の内方端は出口１２がそれから延びる注入室１３Ａを画成する。

プランジャはエンジン駆動カム９により内方に可動でありがつばね８によって外 方に可動である。注入プランジャの外向運動の間中孔１１の壁に形成されたポー ト１４はプランジャの内方端により被覆されずかつポート１４は注入室１３Ａが カムによるプランジャの内向運動の前に燃料により完全に充填されるように圧力 下で燃料源７に接続される。

出口１２を通って関連のエンジンに供給される燃料の量を制御するために符号１ ６で総括的に示される流出弁が設けられ、該弁は注入室１３Ａから延在する流出 通路１９のまわりに配置される座１８と係合可能な弁部材２０からなる。該流出 弁部材２０は流出ポート１９が形成されるその端壁２２においてノリシダ２１内 で摺動可能であるピストン１７の突起として好都合に形成される。ピストンは弁 部材２０が座１８と係合するように圧縮コイルばね２３の形の弾性手段により偏 倚される。

好都合には閉止位置において弁部材は実質上釣り合わされた圧力であるように配 置されかつこれはピストンに孔２５を設けることにより達成され、孔の内方端は 流出ポー１−１９と連通しておりかつ孔はプランジャ２６により専有されている 。プランジャの端部面積と孔２５の面積は弁部材の閉止位置において流出ポート １９に露出される弁部材２０の端部面積より僅かに小さい。

流出弁の作動は流出制御弁２７の形の弁手段により制御され、流出制御弁は孔１ １に開口しているポート２８およびプランジャの周辺部上の螺旋溝２９からなり 、該溝は注入室１３Ａと通路または溝を介して連通している。プランジャは公知 の方法において本体１０内で角度的に可動である。作動において、プランジャの 内向運動の間中ポート１４が被覆されるとすぐに、燃料は注入室から出口１２を 通って移動される。この燃料の移動は溝２９がポート２８と係合されるまで継続 し、その後注入室内の高圧力で燃料はピストンに作用するようにシリンダ２１に 許容されそれにより弁部材２ｏをその座から持ち上げて注入室１３Ａから移動さ れた残りの燃料が流出通路１９に沿ってシリンダ２１に流れるのを許容する。溝 ２９がポート２８と係合させられる位置はプランジャの角度的設定に依存しかつ これは関連のエンジンへ供給される燃料の量を可変にすることができる。プラン ジャがばね８により下方に動がされるとき、そのばね２３の作用によりピストン １７は弁部材が座に係合するまで移動された燃料を注入室１３Ａ内に戻させる。

ばね２３を収容するシリンダの端部は制限器３５を介して通気されかっこの制限 器の目的はピストンの運動量かつそれゆえ燃料が流出され得る量を制限すること である。

ピストンの最大移動量は燃料が関連のエンジンに供給されないことが可能なよう に配置することができるように注入プランジャの最大移動量より僅かに大きい。

ピストンがその最大移動位置において密着するならば、シリンダ２１内に流れた 燃料は注入室に戻されないが、注入室は入口ポート１４を介して燃料で完全に充 填され、そして注入プランジャの次の内向ストロークの間中プランジャ１３によ り移動されたすべての燃料が関連のエンジンに流れるように流出通路１９を通っ て流れることが可能である。この危険を最小にするために、安全弁が設けられか つこれは好都合にはばね２３によって弁部材から離れてピストンの端部と係合し て偏倚される板状弁要素３０からなる。該弁要素はピストン内に軸方向に延在す る複数の通路３１の隣接端を閉止しかつ弁要素が燃料圧力がピストンの通常の運 動を行うのに要求される圧力以上にしかも出口１２に接続される燃料噴射ノズル １２Ａの弁を開放するのに必要とされる圧力以下に上昇するとき通路３１を通る 燃料の流れを許容するためにピストンから離れて持ち上げられるように配置され る。それゆえピストン１７が離れないと、板弁要素３０は燃料が関連のエンジン に供給されないように燃料の流出を許容するためにピストンから持ち上げられる 。特別な例において、ピストンが座１８と係合して流出弁部材２０と離れないと しても、幾らかの燃料の流出は溝２９がポート２８を開放するとすぐに生じる。

しかしながら強調されることはポート２８および溝２９の寸法は通常の作動にお いて流出されるほとんとの燃料が流出ポート１９を通って流れるということであ る。

記載されたような配置はシリンダとピストンが分配部材の延長部に形成される回 転分配型の燃料注入装置に同様に適用し得る。高圧において燃料がピストンを作 動するのに利用される場合において幾らかの燃料の流出は流出制御弁が作動する とき発生するが、記載された例によるように、流出制御弁と連係する種々の通路 の寸法は制限されかつ燃料の流出は完全ではない。流出制御弁２７は電磁作動弁 の形にすることも可能である。ピストンの運動の開始が追加の対のプランジャか ら引き出される燃料により行われる場合において、流出弁部材の閉止位置におけ る燃料の流出は発生しない。

国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き （７２）発明者　トムセット、プレツク・ワラスイギリス国　ティーエヌ３１・ ６エスビー、イースト・サセックス、ライ、ベックレイ、ファーナンス・レイン 、ウォーターズ・エンド　（番地なし）

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．注入室（１３Ａ）を形成する孔（１１）内に取り付けられた注入プランジヤ （１３）、出口（１２）を通って燃料を移動するために前記注入プランジヤの内 向運動を行うために作動し得るカム（９）、前記カム（９）による前記注入プラ ンジヤ（１３）の内向運動前に前記注入室を燃料で完全に充填するための燃料供 給手段（７，１４）、前記注入室から燃料を流出しそれにより前記出口を通る燃 料の量を制御すべく作動し得る流出弁（１６）、該流出弁（１６）を通って流れ る燃料がその一端に流れ得るアキュムレータシリンダ（２１）、前記シリンダー の一端へ流れる流出燃料によって動かされ、流出燃料をプランジャの次の内向ス トロークの前に注入室（１３Ａ）へ戻すように作動する該シリンダ内に弾力的に 偏倚されたピストン（１７）、及び燃料圧力がその弾性負荷の作用に抗して前記 ピストンを動かすのに必要とされる圧力の過剰にあるが前記出口を通って燃料を 移動するのに必要とされる圧力以下である値に増加する場合に前記シリンダ（１ ２）の前記一端から燃料が漏出するのを許容すべく作動し得る安全弁（３０，３ １）からなることを特徴とする燃料を内燃機関へ供給するための燃料噴射ポンプ 装置。 ２．前記流出弁（１６）は前記ピストン（１７）に支持されかつそれにより可動 である弁部材（２０）を含み、前記装置が前記流出弁の開放が必要であるとき前 記注入室（１３Ａ）から前記支持体（２１）の前記一端に燃料を許容すべく作動 し得る流出制御弁（２７）を含むことを特徴とする請求の範囲第１項に記載の燃 料噴射ポンプ装置。 ３．前記流出制御弁（２７）が前記孔の壁に形成されたポート（２８）および前 記プランジヤ（１３）上の螺旋溝からなり、該溝が前記注入室（１３Ａ）と連通 していることを特徴とする請求の範囲第２項に記載の燃料噴射ポンプ装置。 ４．前記流出制御弁（２７）が電磁作動弁であることを特徴とする請求の範囲第 ２項に記載の燃料噴射ポンプ装置。 ５．前記安全弁が前記ピストンに支持されかつ該ピストンに形成された通路（３ １）を閉止すべの偏倚されかつ前記シリンダの前記一端と連通している弁要素（ ３０）からなることを特徴とする請求の範囲の前項いずれか１項に記載の燃料噴 射ポンプ装置。 ６．前記弁要素がピストンの弾性負荷を提供するばね（２３）により前記シリン ダの前記一端から離れて前記ピストンの端面と連通して押圧される板の形である ことを特徴とする請求の範囲第５項に記載の燃料噴射ポンプ装置。