JPH06510594A - 高度に粘稠な石油生成物を回収及び流動化させる方法 - Google Patents

高度に粘稠な石油生成物を回収及び流動化させる方法

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JPH06510594A JP6502962A JP50296294A JPH06510594A JP H06510594 A JPH06510594 A JP H06510594A JP 6502962 A JP6502962 A JP 6502962A JP 50296294 A JP50296294 A JP 50296294A JP H06510594 A JPH06510594 A JP H06510594A
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マルコツーリオ アルマンド
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 高度に粘稠な石油生成物を回収 及び流動化させる方法 本発明は、高度に粘稠な石油生成物を掘削油井の穿孔又はパイプラインを通って 回収及び流動化させる改善された方法に係る。
高度に粘稠な石油生成物又は残渣(特にAPI等級15以下のもの)をダクト内 を流通させることは、高い粘度及びこれにより流動性が低いことにより困難であ る。
これらの高度に粘稠な生成物の流動性(及び回収性)を改善する方法は、軽質の 原油グレード(grades)又は炭化水素を該生成物に添加することでなる。
このような配合は系の粘度を低下させ、従ってその流動性は増大するが、かなり 大きい設備コストを必要とし、かなり高価であるとの欠点を示す。さらに、常に 軽質フラクション又は原油グレードを利用できるものでもない。
パイプライン内における高度に粘稠な生成物の流動性を改善する他の方法は、パ イプラインに沿って一定間隔で多数の加熱手段を設置するものである。このよう にして加熱された原油又は石油生成物は低い粘度を有し、従って容易に運ばれる 。これらの加熱手段は運ばれている生成物の一部を燃料として作動される。この 技術では、輸送される生成物の15〜20%が失われる。
パイプラインを通って重質の石油生成物又は残渣を運ぶ方法は、多少流動性の水 性エマルジョンとしてパイプライン内をポンプ輸送するものである。かかるエマ ルジョンは水中油型(0/ f)であり、運ばれるべき原油よりは明らかに流動 性である 乳化剤としては、高い油レベルを有する安定かつ流動性の水中油型エマルジョン を生成するものでなければならない。
有利な方法に関して、乳化剤は安価であり、ポンプ輸送の間に安定であるエマル ジョンを生成しうるちのであることが必要である。
これまでに提案された乳化剤は上述の要求を充分に満足するものではない。
たとえば、米国特許第4.246.920号、同第4.285.356号、同第 4.265.264号及び同第4.249.554号は、油レベルわずか50% のエマルジョンを開示する。これらの条件下では、パイプラインの容積の半分は 石油の輸送に利用されないことを意味する。
一方、カナダ国特許第1.108.205号、同第1.113.529号及び同 第1.117.568号に開示された方法では、米国特許第4.246.919 号と同様に粘度の低下はかなり小さく、しかも油割合は比較的低い。
これに対して、米国特許第4.770.199号には、カルボキシル化、エトキ ン化、プロポキシ化のものと非イオン系アルコキフル化界面活性剤との複雑なブ レンドでなる乳化剤が開示されている。このブレンドに含有される非イオン系界 面活性剤は温度に対して明らかに感受性であり、従って特定の温度条件下では水 に対して不溶性となる。さらに、上述の界面活性剤は非常に高価であり、方法の コストを増大させる。
最後に、ヨーロッパ特許第237.724号では、乳化剤としてカルボキシル化 エトキシレート及びスルフェートエトキシレートの混合物が使用されているが、 これら生成物は市販品ではなく、かなり高価である。
このように、本発明の目的は、非常に粘稠な石油生成物を回収及び流動化させる 方法にあり、該方法は従来法の上述の欠点を解消又は少なくとも部分的に低減さ せるものである。
これによれば、本発明の第1の態様は、高度に粘稠な石油生成物を回収及び流動 化させる方法において、前記高粘性石油生成物を、(A)イオウ含量少なくとも 10%(好ましくは11〜18%)、(B)20℃における水溶性少なくとも1 5重量%(好ましくは20〜60重量%)、(C)濃度1重量%におけろ水の表 面張力の低下10%以下(通常8%以下)の各特性を有する有機スルホネートの アルカリ金属塩又はアンモニウム塩(該スルホネートのナトリウム塩と対比され る)の中から選ばれるスルホネート分散剤の水溶液と接触させることにより水含 量少なくとも15%の水性分散液として回収及び流動化させることを特徴とする 高粘性石油生成物の回収及び流動化法に係る。
「高度に粘稠な」又は「高粘性」石油生成物とは、通常の技術によって油井から 抽出されない非常に高度に粘稠な原油、又は各種の源からの石油残渣(たとえば 大気圧残渣又は減圧残渣)をいう。いずれの場合にも、かかる非常に粘稠な石油 生成物はAPI比重15°以下、30℃における粘度40000mPas以上を 有する。
上述の特性(すなわち、水への溶解性、氷表面張力の低下が小さいこと、イオウ 含量)は、かかるスルホン化分散剤と通常のスルホン化界面活性剤とを明らかに 区別するものである。後者(通常の界面活性剤)は全(異った特性(すなわち、 水溶性に乏しいこと、氷表面張力をかなり低下させること、しばしば10%以下 となるイオウ含量)を示す。特に、上述の特性のうち初めの2つは、分散剤を界 面活性剤から区別するために重要なものである。
上述の要求を満足するスルホネート分散剤の代表的な例は、(アルキル)ナフタ レンスルホン酸及びホルムアルデヒドの縮合による生成物、スルホン化ポリスチ レン、リグノスルホネート、特殊な芳香族フラクションを二酸化イオウで処理す ることによって得られる酸化スルホン化反応生成物である。
一般に、分散技術を発揮する有機スルホネートは分子量1000以上の物質であ る。水に対するかなり大きい溶解性及び無機塩(通常スルフェート)の存在のた め、これらの分子量の正確な測定は極めて困難である。
しかしながら、上記分散剤スルホネートは本来大きい分子量を有しくたとえばリ グノスルホネート)、又は分子量を増大させる方法によって調製される。たとえ ば、(アルキル)ナフタレンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合反応から得 られる市販の分散剤が知られている。
「(アルキル)ナフタレンスルホン酸」とは、ナフタレンスルホン酸又はアルキ ルナフタレンスルホン酸(ナフタレン部分の1〜3個の水素原子が同数のCl− 4アルキル基で交換されている)又はこれらの混合物をいう。
上述のホルムアルデヒド−ナフタレンスルホン酸縮合物は市場で容易に見られる 生成物である。さらに、その分子量、又は実際には構成するナフタレンスルホン 酸とホルムアルデヒドとの異なる比により異なる各種のものが使用できる。
(アルキル)ナフタレンスルホン酸−ホルムアルデヒド縮合物の塩(rCANF ’ sJ)は、スルホン酸を(アルキル)ナフタレン酸と反応させ、ついで得ら れた(アルキル)ナフタレンスルホン酸をホルムアルデヒドと縮合させることに よって調製される。
ホルムアルデヒド/(アルキル)ナフタレンスルホン酸の比は、かかる比の値が 小さい場合には重合度が充分ではな(、大きすぎる値では縮合物を架橋して、得 られる生成物が水及び油の両方に対して不溶性となるため重要である。 代表的 なCANFの調製法については、U1mann’s Encylopedia  of Industrial Che+5istry、5thEd、、 Vol 、 八8. l)、 587に報告されている。
ナフタレン及びアルキルナフタレンの混合物又は純度レベル100%より小、常 に85%以上を有するナフタレンに由来する生成物は有効に作用する。
上述の特性を示すスルホネート分散剤は、特殊なフラクション(主に芳香族性) の「酸化スルホン化反応」法によって調製されるものである。ここでは、上述の フラクションを303で処理して、スルホン化させるだけでなく、分子量を増大 させる方法を表示するものとして「酸化スルホン化反応」との表現を使用する。
上述の方法(ヨーロッパ特許公開第379.749号に開示)は、 一液状又はガス状の三酸化イオウを、水蒸気クラッキングからの燃料油の802 溶液と、S03:燃料油の重量比0.7:1〜1.7 : 1 、Sow :  SOsの重量比0.5:1〜10:1、温度O〜120℃で803が完全に又は 実質的に完全に変化するまで接触させ; 一蒸発によってスルホン化燃料油から二酸化イオウを除去し; 一スルホン化燃料油をアルカリ金属又は水酸化アンモニウムの水溶液で中和し; 一中和されたスルホン化分散剤を回収する;ことからなる。
ここで、用語「水蒸気クラッキングからの燃料油」は、軽質オレフィン(特にエ チレン)を生成するために使用されるナフサ及び/又は軽油クラッキングからの 高沸点液状残渣を表示するものである。この燃料油は市販品の中には見られない ものであり、その価格はカロリー基準に基づいて算定される。
多くのエチレンは、世界的に、水蒸気の存在下において軽油及び/又はナフサを クラッキングすることによって生成されている(U1mann’s Encyl opedia ofIndustrial Chemistry、Vol、AI O,p、47参照)。
反応生成物は、一部は水素、メタン、アセチレン、プロパン等の如きガス;28 〜205℃の範囲の沸点を有する液状フラクション;及び高沸点残渣(いわゆる 「水蒸気クラッキングからの燃料油(FOK)J)で構成される。
この燃料油は、クラッキング装置の操作条件、中でも原料の種類を関数として各 種の収率で生成される。
燃料油の収率は、クラッキング装置に軽油を供給する場合には代表的には15〜 20%であり、ナフサを供給する場合には2〜5%である。得られる燃料油の化 学組成も前記パラメーターを関数として多少の変化を示す。
いずれの場合にも、かかる生成物は芳香族化合物の最小含量70%(通常80〜 90%) (ASTM D2549i::従イカラムクロマトグラフィーによっ て測定)を含有し、残余が飽和化合物及び極性化合物でなる。 、。
FOKの芳香族化合物部分は、その少な(とも75%が2以上の縮合環をもつ芳 香族及びアルキル芳香族化合物でなる。
FOKの少なくとも50%は340℃より低い温度(340℃−)で沸騰する。
一般に、FOKの炭素含量は80%以上であり、FORの粘度(15℃において )は0.970&v/ da”である。
FORを二酸化イオウに溶解し、得られた溶液を液状又はガス状の二酸化イオウ と接触させる。特に、0〜120℃の範囲の温度、反応混合物を液相に維持する 圧力(一般に1,5〜45バール)、三酸化イオウ: FOKの重量比0.7: l〜1.7:1において同時に反応混合物を撹拌しながら反応を行う。120℃ より高い温度での操作は、得られるスルホネート分散剤の特性が完全には満足で きるものではないため不利である。
好適な具体例では、三酸化イオウ: FOKの重量比0.8:1〜1.6:1に おいて反応温度は20〜100℃である。
二酸化イオウを反応混合物に徐々に添加して溶液中におけるFOK濃度を20〜 50%に維持することが有利である。
二酸化イオウを完全に又は実質的に完全に変化させるために必要な反応時間は一 般に10〜120分の範囲内であり、代表的には約70分である。
スルホン化の終了時、圧力を減すること及び任意に反応混合物を通して不活性ガ ス(たとえば窒素)を流動させること(極微量の二酸化イオウをも除去するため )によって反応混合物から二酸化イオウを除去する。
二酸化イオウを除去する間、反応混合物をスルホン化工程の間に採用したものと 同じ程度の温度に維持することが有利である。このようにして分離された二酸化 イオウは、予め凝縮された後、スルホン化工程に再循環されるか、又は他の用途 (たとえば硫酸製造設備)に送給される。いずれの場合にも、二酸化イオウは充 分な純度レベルを有しており、予め精製処理を行う必要がない。
二酸化イオウを分離した後に得られたスルボン化FOKを、アルカリ金属又はア ンモニウムの水溶液(好ましくは水酸化ナトリウム水溶液)での処理によって塩 化する。
得られた生成物は、実験条件下に応じて10000〜40000の分子量(Mf )(2つの検出器(屈折率及び示差粘度計)による液相でのゲル浸透によって測 定)を有する。このような分子量の増大は反応条件下におけるS03の酸化能力 (スルホン化能力以外に)によるものである。
このようにして、有機スルホネート100g当たりスルホン基0.35〜0.7 0モル(平均)を含有するスルホン化有機化合物75〜85%(乾燥基準)、残 余が少量の結晶水以外に硫酸塩又は亜硫酸塩でなるスルホン化分散剤の水溶液が 得られる。
本発明による方法に話を戻すと、用語「分散系」とは、1つの相が連続性であり 、少なくとも1つの他の相が微細に分散している多相系をいう。
「分散剤」とは、分散系の形成を促進するか又は分散系を安定化させる生成物又 は生成物のブレンドをいう。
本発明による分散系では、連続相が水であり、分散相(微細に分布している)が 重質石油生成物の粒子(固状又は液状)でなる。
本発明の水性分散液は、主に静電装置により、上述の如くして調製された分散剤 によって安定化される。
石油生成物:水の重量比は広い範囲で、たとえば9゜:10〜10:90で変化 される。もちろん、明らかに経済的理由により、石油残渣を高レベルで使用する ことが好ましいが、この場合、得られる分散液は過剰に大きい粘度を有すること になる。
分散液の最適組成(流動化されるべき石油生成物の種類に左右される)は、分散 液の全重量に対して15〜40%の範囲の水を含有する。
分散剤の量も被流動化生成物の種類に左右される。
いずれの場合にも、安定かつ流動性の分散液を得るために必要な分散剤のレベル は0.2〜2.5%、好ましくは0.4〜1.5%である。(いずれの百分率値 も水及び石油生成物の合計量に対する分散剤の量に基づくものである。) 重質石油生成物の水性分散液は次の如(して調製される。
初めにスルホン化分散剤の塩(好ましくはナトリウム塩)を水に溶解させる。
ついで、分散剤水溶液を被流動化石油生成物に添加し、得られた相をタービンに より、又はパドル型撹拌機、又は遠心ポンプで撹拌することによって分散液を調 製する。
重質の原油(通常の技術では流動化されない)を収容する油井の場合には、原油 を上述の操作法によって回収する。
詳述すれば、分散剤水溶液を、回収ポンプよりも深′い位置又はこれと等しい位 置で原油と接触するように油井に注入する。
この場合、ポンプによって生ずる機械的な混合作用により、油井水頭で流動性の 水性分散液を十分に生成できる。
これに関して、原油を水性分散液として効果的に回収するために必要な良好なレ オロジー特性が、分散液の均質性及び水相中に分散される粒子(固状又は液状) のサイズに左右されないことは重要である。
換言すれば、本発明による方法は特殊な混合様式を必要としないし、分散された 粒子に関する特殊なサイズに左右されない。実際のところ、分散された重質油が 顕微鏡サイズの粒子状である場合にも原油は流動、回収される。
本発明による分散液は長い保存期間にわたって非常に保存安定性である(実際、 数百時間後でも相分離が観察されない)。
このように、上述の分散液は必要に応じて好適なタンク内で保存され、所望時に パイプライン又はタンカーに移される。
さらに、水性分散剤溶液を使用することによって前記重質の石油生成物を回収又 は流動化させる技術は、低コストの生成物(極めて入手容易な物質を出発原料と して得られる)(分散剤として使用)による利点を有量後に、従来の有用な界面 活性剤とは異なり、非常に高度に水溶性である分散剤が水の表面張力をあまり低 下させないため、本発明による石油残渣水性分散液への泡止め剤の添加は必要で はない。
本発明をさらに良好に説明するため以下の実施例を本発明による化合物の分散特 性を示すため、出所の異なる2種類の非常に粘稠な石油生成物について実験を行 った。
第1のものは、API等級9;粘度(30”Cにおいて):本来の状態において 120000mPas及び30%軽油で希釈後800mPa5を有するr Ge 1aJ原油である。
第2の生成物は、API等級13及び粘度(30℃において) 80000mP asを有する+370℃蒸留残渣r BelaymJである。
融解させるために温度約60℃まで加熱した石油生成物を分散剤の水溶液に添加 し、ついで得られた混合物を約11000Orpで10〜50秒間タービン撹拌 機で撹拌することによって分散液を調製した。
得られた分散液を室温(約20〜22℃)に放置した。
時間毎に相分離について分散液をチェックし、分散液のレオロジー特性の測定を 行った。
これらの測定(その結果を表1に報告する)を行うため、降伏応力を示す物質に 代表的なスリップ現象を低減させるためにナールドポブ(knurled bo b)を有するクエット形レオメータ−Baake RV12 (モデルMVIP 。
ボブ半径20.04mm、トルク半径21.00mm、ボブ高さ60mm)を使 用した。このボブの分散液中への導入の間、エツジ効果を最少にさせる空気の泡 を保持するようにボブの底を後方に配置した。すべての測定を、ボブークエット システムの金属を湿潤させうるサンプル(相分離を生じさせない)のみを使用し て30℃で実施した。
応力の測定については、非常に短い時間(5秒)でせん断速度を100秒−1の 一定値まで増大させ、つづいて一定のせん新条件下で一定時間応力を変化させる ことによって測定を行った。
非常に短い時間で粘度が一定値に達した(表1に報告する)。
降伏応力(すなわち流動化原油の塊状物の流動を開始させるために必要な最小の 応力)を補性によって算定した。使用した方法はCa5sonモデル(せん断速 度の平方根を関数として応力の平方根を示すチャートを作成し、ついで得られた 曲線をせん断速度0に直線的に補性することでなる)に基づくものである。せん 断速度Oにおけるインターセプト値の2乗が所望の降伏応力値である。
実施例1−8 これらの実施例において使用した分散剤は、ナフタレンスルホン酸とホルムアル デヒドとの縮合物のナトリウム塩(イオウ含量:13.2%)である。その10 %水溶液の表面張力(25℃において)は、純粋な水が71,5dyne/cm であるのに対し?0.5dyne/ cmである。該分散剤の20℃における水 溶性は約44.5%である。
実施例8は、これらの分散剤濃度レベルでは通常のポンプで送給するには高すぎ る粘性の安定な懸濁液が得られるため比較例と見なされる。
表 1 実施例 原油 分散剤 H2O時間 粘度 降伏強さ 口E厘」(種類)(重量%)(重量%)(時間) (mPas)2股I Ge1 a O,429,81206701,6” ” ” ” 480 450 1. 02 Ge1a O,630,01203900,5〃” ” 〃384 31 0 0.6 3 Ge1a 1.5 29.6 72 270 0.7” ” ” ’126 4 400 1.04 Ge1a 1.5 29.5 72 260 0.9”  ” ” ” 288 340 1.15 Ge1a 2.4 29.6 96  220 0.7” ” ” ” 288 220 0.56 Ge1a O, 936,3721000,3” ” ” ” 288 110 0.47 Be laym 1.0 29.8 96 195 0.3” ” ” ” 288  1g5 0.38 Ge1a O,129,91209601,0//” ”  〃384 1000 2.6実施例4のテストに当たっては、石油残渣に分散剤 の水溶液を添加することによって実施した。その結果(実施例3のものとほぼ等 しい)は、分散液を調製するための両方法は等しいことを示している。
実施例9−12 実施例1に示したものと同じ方法に従って操作することによって、ヨーロッパ特 許公開第379.749号に開示された分散剤(Pr1olo (5icily )のクラッキング装置で生成された水蒸気クラブキング燃料油を303でスルホ ン化し、得られたスルホン化物をNaOH水溶液で中和することによって得られ たちの;以下、簡略化のためr FOKPJと表示する)を使用して分散液を調 製した。
特に実施例9ではSOx/ 50s/ FOKPの比= 1.47/ 0.80 /1、S03の添加中の温度21〜37℃、最終温度80℃の条件下で調製した 分散剤を使用している。分散剤は、本来の状態では、活性成分79重量%を含有 し、残余が硫酸塩及び亜硫酸塩16.3重量%及び結晶水4.7重量%でなる。
実施例10では、SOx/ SOs/ FOKPの比= 1.48/ 1.49 /1、S03の添加中の温度11〜33℃、最終温度100〜109℃の反応条 件下で調製した分散剤を使用した。該分散剤は、本来の状態では、活性成分70 重量%を含有し、残余が硫酸塩及び亜硫酸塩25.2重量%及び結晶水4.8重 量%でなる。
実施例11では、SO2/ SO3/ FOKPの比= 1.48/ 1.29 /1、SO3の添加中の温度15℃(初期温度)以上、最大111℃以下の条件 下で調製した分散剤を使用した。該分散剤は、本来の状態では、活性成分72. 9重量%を含有し、残余が硫酸塩及び亜硫酸塩22.1重量%及び結晶水5.0 重量%でなる。
実施例12では、SO2/ SO3/ FOKPの比= 1.55/ 0.97 /1、SOlの添加中の温度12〜36℃、最終温度79〜83℃の各条件下で 調製した分散剤を使用した。該分散剤は、本来の状態では、活性成分79.6重 量%を含有し、残余が硫酸塩及び亜硫酸塩14.8重量%及び結晶水5.6重量 %でなる。
ヨーロッパ特許公開第379.749号に開示された如(して調製した分散剤は いずれもイオウ11.6〜13.8%を含有し、水溶性41〜47%を有し、氷 表面張力の低下3〜8%を生ずる。
表2において、数字は異なる分散剤に係り、文字は異なる処方に係る。
表 2 実施例 原油 分散剤 ■20 時間 粘度 降伏強さ く番号)(種類)(重量%)(重量%)(時間) (+l’as)匣9a Ge 1a 1.0 29.5 264 800 2.01 ” ” 〃 576 1 150 2.0// /l // 〃 1464 1300 2.09b ”  0.6 30.0 50 250 1.010a Ge1a OJ 30.1  144 640 0.4” ” ” 〃 384 500 1.710b ”  0.6 29.7 72 190 0.0〃 // 〃 l/ 288 205  0.210c ” 1,0 30.3 24 70 0.0” ” /’ 〃 312 93 0.0” ” ” 〃912 75 0.0 10d Be1ay鳳 1.0 30.0 96 285 0.2” ” ”  / 288 205 0.011a Ge1a O,630,0502900, 011b / 1.0 29.4 264 270 0.0〃 // l/ 5 76 340 0.0// 〃 〃 1464 260 0.011c //  1゜0 29.9 600 200 0.0〃 l/ // 〃 936 23 0 0.0// // 〃 〃 1008 290 0.01id 〃 1.0  30.2 600 150 0.OI〆 〃 /l /l 936 150  0,5” ” ” ” 1008 140 0.012a /10.6 30. 0 50 290 0.3これらデータから、上述のスルホネートの流動化特性 及び得られる分散液の保存安定性が評価される。
実際の生産現場でのテストに係る実施例この実施例では、水性分散剤溶液を使用 してGELA105油井に関して実施した生産テストの傾向を報告する。
油井の状況を図1に報告する。
油井105は重質油を生産する井戸であり、原油に対して1o容量%のレベルで 軽油をチュービングとケーシングとの間でなる環状領域(環部A)に注入するこ とにより流動化され、深さ1115mに配置されかつ従来の種類の表面ユニット によって稼働されるロッドポンプ(B)によって人工的に回収される。軽油での 流動化におけるネットの油虫産量は約30m”7日である。
油井の設備に何ら変更を加えることなく、ただしテストの実施に当たり、軽油の 代わりに水性分散剤溶液を理論的0/l比が70/ 30となる流量で注入する ことにより水性分散液での生産テストを行った。
油井の条件の変化がほぼ無視できるものとなるようにすると共に、ネットの油の スルーブツトを一定に維持するよう試みた。かかる目的のため、軽油を分散剤の 水溶液に交換する前に、ロッドポンプのプランジャーのストロークを175cm  (70インチ)から212.5c膳(85インチ)に増大させたところ、理論 的油スルーブツトが28m”/日から39.5m’/日に増大した。
地上設備を図2に概略して示す。
以下の記載は、測定したパラメーター、採用した方法及びテストのタイムスケジ ュールを開示する。
測定したパラメーター テストの間に時間毎に次のパラメーター、すなわちグロスのスルーブツト;流動 化剤(軽油又はDfの流量);油井水頭の温度及び圧力;含水率を測定した。
さらに、生成された流体サンプルを6時間毎に取り出し、粘度、含水率、軽質分 のレベル(%)について評価した。−6時間毎に集められたサンプル中の軽質成 分/軽油のレベル(%)をストリッピングによって測定した。テストの間に生成 された原油中の軽油流動化剤の含量(%)の評価を、流動化剤を含有しない原油 サンプルとの比較によって実施した。
−含水率をMarcusson法によって測定した。
−粘度の測定を、ボブ−カップ形を有しかつナールドボブを使用する回転式粘度 計Haake RV12を使用することによって実施した。せん断速度を0〜4 00秒−1の範囲内で変化させることによって流動曲線を測定した。集められた 分散液サンプルの均質性が巨視的に失われるため、すべてのサンプルをUltr aturraxタービンを200Orpmで使用することによって均質化した。
一各テスト工程の間に、機械形の動力計を使用してポンピングサイクルの記録を 行った。
測定した主なパラメーターの傾向を図3.4及び5に示す。
テストにおけるタイムスケジュール テストは次の5つのステップでなり、各ステップにおいて異なる状況が生ずる。
(Fl):軽油(約10%)で流動化させ、油井をポンプでの回収状態に保持す る。
(F2):環流体(軽油)の1.2%D?による交換(注入量=16冨3/日) (分散剤の流量は0/lの比70/30を有する0/l分散液の総重量に関する 。
従って、注入される溶液の真の濃度は示された濃度に100/ 30= 3.3 3を掛けることによって得られる。) (F3):1.0%DW(注入量:13.5票3/日)で流動化させ、油井をポ ンプでの回収状態に保持する。
(F4):0.6%DW(注入量:13.5票3/日)で流動化させ、油井をポ ンプでの回収状態に保持する。
(F5):流動化させずに油井をポンプでの回収状態に保持する。
表3に代表的なパラメーター及び生成された流体の特性を5つのテストステップ に関して報告する。
テストに関するコメント 一ホルムアルデヒドと縮合させたナフタレンスルホン酸のナトリウム塩(分散剤 40重量%を含有する濃縮溶液として供給)を真水で希釈することによって好適 な濃度のDW浴溶液各々約3(b3のバッチとして調製した。
一交換ステップの間に、DW 1.2%溶液を流量24m3/日で注入した。こ のステップの間における過剰濃度及び高い流量値は、念のため、特定量の添加剤 の使用を可能にし、プロダクションチュービングの壁のぬれ性を変化させつるよ うにするためのものである。
−環部内における軽油の交換の間に生ずる生産率の強力な増大(図3)は、この ステップの間に得られる0/f分散液の極めて良好なレオロジー特性によるもの であろう。事実、注入されるDWの流量の値(24m3/日)及び回収された生 成物の流量の値(平均70m3/日)はO/fの比的65/ 35を示し、これ は150mPa5よりも低い粘度、すなわち軽油によって流動化された油の約8 0倍低い値に相当する。
−油井による油生産の突然の増大の場合には、地層水のスルーブツトの増大の危 険を回避するため油井水頭のチョークを部分的に閉じる。油井水頭チョークを部 分的に閉じたままでテストを続けた。
−生成する流体の粘度の時間に対する傾向を、含有される水の傾向と共に図5に 報告する。報告したすべての0/W比について、分散液が油井水頭に常に到達す るとのプラスの結果が強調される。特に、O/W比が80/ 20であっても、 連続相は常に水であり、分析したサンプルのすべてについて軽油での希釈によっ て得られるものよりも良好なレオロジー特性が保持されていた。
一流動化の効果を評価するため、下記の式として定義される油井水頭生産インデ ックス(pz、、、、)によってテストの傾向を表すことが好適であると考えら れる。
P1□、、= Q、、 、/ (ST)IP−FTI(P)(式中、Q。11は ネットの油の流量であり、5TOPは静油井水頭圧であり:及びFTHPは流動 油井水頭圧である。) 各ステップについて、静圧5THPは、チュービング内に収容された流体の静水 頭に基づいて算定される。
各テストステップの間におけるPl、、、、の挙動(図6に報告する)から、D Wによる系の流動化によって誘発された生産率の増大が明確に認められる。軽油 流動化系(Pl、、、、=2.5 (票3/日)(kg/C1す)を1重量%分 散剤によって分散させた系(PIb、、d=4.5(翼3/日)09/ CI” ))に交換する場合、ネットの油生産率は2倍となった。0.6重量%分散剤を 使用して分散液を生成する場合には、さらに生産率が増大した(Pl、、、、=  5 (諷3/日)(J!9/ cab”))。
−動力計による分析では、軽油による油の流動化及びDWによる油の流動化のい ずれの間においても、油井は自然に排出するが、流動化を行わない(ステップF 5)場合には、ポンプを稼働させる必要があることを示した。
この事実は、体積効率挙動(流動化剤(DW又は軽油)の存在下では100%、 及び流動化剤が存在しない油については80%である)によっても確認される。
いずれにしても、動力計での測定値から、両流勧化系(軽油又はDfによる)の 存在下におけるポンプ能率の重大な差異は観察されなかった。
−軽油によって流動化させた生成物の粘度と比較して、分散液の粘度の温度によ る影響がかなり少ないとの観察は重要である。かかる特徴は、両方の系に関して 25〜55℃の範囲内で移動する温度に対する粘度の挙動(図7に報告する)に よって証明される。
現地テストの結果、本発明による分散剤と混合した油の水性分散液として原油を 生成及び輸送することに関して、いずれも有効であることが認められた。特に、 下記の結論が導き出される。
原油生産の可能性 一ロッドボンプによって行われる機械的混合作用及び環部への水溶液の注入は、 流動性分散液の形成及び生成に充分である。
一〇/W比=70/30を有する分散液の粘度は、10〜12重量%の軽油で希 釈された石油よりも30〜50倍低い(250〜400mPa5に対して約12 500+Pa5)。
−O/W比が80/ 20に近いものである場合でも、油井から排出される生成 物は0/1分散液の特性を保持しており、軽油で流動化された石油よりも良好な レオロジー特性を発揮する。
一系を軽油による流動化から分散系に変換させる際に得られる粘度のかなりの低 下は、チュービングに沿った圧力低下をかなり低下させ、油井の高生産インデッ クスのため、ネットの石油生産量が30m”/日からピーク値100■3/日以 上へと増大する。生産量を油井水頭チョークに関する作用によって初期の値に戻 した。
一油井の生産量は、PIh*a<値が2.5(鳳3/日)(&9/ cm2)か ら5 (、”/日)(kg/Cl2)に増大する際に急激に増大した。−生成さ れた分散液のレオロジー特性及びPKead値は、分散剤添加剤を1重量%のレ ベルで使用する場合よりも0.6重量%のレベルで使用する場合に良好である。
フローライン内における分散液の輸送性−0/W分散液の良好なレオロジー特性 は、油井から原油貯蔵センターまでのフローライン(約l Am)においても圧 力低下値をかなり低下させる。事実、圧力低下は、流量34m”/日における3 ky/c■2(軽油による流動化システム)から流量43m3/日における0、  5h9/ cm2(分散システムの場合)に低下する。
−〇/W分散液の粘度は、軽油で希釈した石油よりも温度変化に対する感受性が かなり小さい(図7)。
表 3 生成物及び油井状況に関するデータの比較ポンプのストローク(インチ) 70  85 85 85理論的吐出量(冨’/d) 28 39.5 39.5 、  39.5流動化剤圧力(kg/C1l”) 43 29 26実際の吐出パラ メーター クロスのスルーブツト(冨”#) 42 64.8 43.2 30THP(k g/ cm”) 4.2 7.2 6.2 16THT(℃) 26.5 20  21 生成した流体 軽質乃クシ3ン(重量%) 15.6 4.6 5.4 4.5水含量(重量% ) 0.1 29.8 28.1 1.5フローラインへの輸送 グロスのスルー1フト(属”/d) 34 43−30圧力低下(719/Cl 11”) 3 0.5−10F 1 : 1993年2月19日午前12:00 に集められた原油サンプル0G105;流動化剤:軽油 F 3 : 1993年2月22日午後5二〇〇に集められた原油サンプル0G 105;流動化剤:DW1%F 4 : 1993年2月26日午後1=00に 集められた原油サンプル0G105;流動化剤:D?0.6%F5:流動化剤の 添加を中止して48時間後の1993年3月3日に集められた原油サンプルOG  105[1]:N=ニュートン流体(せん断速度から独立した粘性を示す) T=チキソトロピック流体(せん断速度の増大につれて又は一定のせん断速度条 件下において粘度が増大する) 図2aの使用符号の説明 1−油性水頭 2−DW注入ポンプ 3−DW輸送タンク 4−市販のDNM 5H40溶液の貯蔵タンク5−DW調製タンク 6−水/DNM 5H40調製溶液用ポンプ7−チョークマニホルド 8−ヒーター 9−ツイン測定タンク 1〇−生成した流体をCRO(原油センター)に輸送するためのポンプ 11−クラスター 12−含水率メーター 油井 GELA 105 の概略ダイアグラム 禮 [6/)…] −+cw−41M %iI 【龍dLLl] l轟 讃*♀ (6υdLu)′XI界 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、FR,GB、GR,IE、IT、LU、MC,NL、 PT、 S E)、 BR,CA、JP、 KZ、 NO,RU、 US (72)発明者 マルコツーリオ アルマントイタリー国ミラノ州サンドナトミ ラネーゼイ−20097ビア トレンド 4 (72)発明者 ボルガレーロ エンリーコイタリー国チューリン イー101 51 コルソ グロセット 274

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 高度に粘稠な石油生成物を回収及び流動化させる方法において、前記高粘性 石油生成物を、(A)イオウ含量少なくとも10%、(B)20℃における水溶 性少なくとも15重量%、(C)濃度1重量%における水の表面張力の低下10 %以下の各特性を有する有機スルホネートのアルカリ金属塩又はアンモニウム塩 (該スルホネートのナトリウム塩と対比される)の中から選ばれるスルホネート 分散剤の水溶液と接触させることにより水含量少なくとも15%の水性分散液と して回収及び流動化させることを特徴とする、高粘性石油生成物の回収及び流動 化法。 2 請求項1記載の方法において、前記分散剤が、(A)イオウ含量11〜18 %、(B)20℃における水溶性20〜60重量%、(C)濃度1重量%におけ る水の表面張力の低下8%以下の各特性を有するものである、高粘性石油生成物 の回収及び流動化法。 3 請求項1又は2記載の方法において、前記分散剤が、(アルキル)ナフタレ ンスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合物のアルカリ金属塩又はアンモニウム 塩の中から選ばれるものである、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 4 請求項1又は2記載の方法において、前記分散剤が、液状又はガス状の三酸 化イオウを、水蒸気クラッキングからの燃料油のSO2溶液と、SO3:燃料油 の重量比0.7:1〜1.7:1、SO2:SO3の重量比0.5:1〜101 、温度0〜120℃でSO3が完全に又は実質的に完全に変化するまで接触させ 、蒸発によってスルホン化燃料油から二酸化イオウを除去し、スルホン化燃料油 をアルカリ金属又は水酸化アンモニウムの水溶液で中和し、中和されたスルホン 化分散剤を回収することによって得られたナトリウム又はアンモニウムスルホネ ートの中から選ばれるものである、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 5 請求項4記載の方法において、スルホン化工程を、温度20〜100℃、三 酸化イオウ:燃料油の重量比0.8:1〜1.6:1で操作することによって行 う、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 6 請求項1記載の方法において、分散液における水含量が分散液の全重量に対 して15〜40%の範囲内である、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 7 請求項1記載の方法において、前記高粘性石油生成物がAPI15°より低 い比重を有するものである、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 8 請求項1記載の方法において、分散剤の量が分散液の全重量に対して0.2 〜2.5%の範囲内である、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 9 請求項8記載の方法において、分散剤の量が分散液の全重量に対して0.4 〜1.5%の範囲内である、高粘性石油生成物の回収及び流動化法。 10 ポンプ輸送可能な高粘性石油残渣の水性分散液において、非常に粘稠な石 油生成物60〜85%、請求項1記載の1以上の分散剤0.2〜2.5%を含有 し、残余が水でなることを特徴とする、ポンプ輸送可能な石油水性分散液。 11 請求項10記載のものにおいて、前記分散剤を0.4〜1.5%の量で含 有してなる、ポンプ輸送可能な石油水性分散液。
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