JPH0651012Y2 - 装置構造 - Google Patents
装置構造Info
- Publication number
- JPH0651012Y2 JPH0651012Y2 JP1989002622U JP262289U JPH0651012Y2 JP H0651012 Y2 JPH0651012 Y2 JP H0651012Y2 JP 1989002622 U JP1989002622 U JP 1989002622U JP 262289 U JP262289 U JP 262289U JP H0651012 Y2 JPH0651012 Y2 JP H0651012Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casters
- bottom plate
- slide rails
- auxiliary
- rails
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔概要〕 設置面積に比べ、高さの比率が大きいキャスタ付のコン
ピュータ用装置に関し、 装置運搬時の転倒を防止し安全性を向上することを目的
とし、 横断面の縦又は横の長さに比し高さ寸法が大きく、且つ
底面の四隅にキャスタを有する装置において、装置運搬
時の転倒を避けるように転倒防止用の補助キャスタを設
け、該補助キャスタは装置運搬終了後は装置内に収納で
きるように構成する。
ピュータ用装置に関し、 装置運搬時の転倒を防止し安全性を向上することを目的
とし、 横断面の縦又は横の長さに比し高さ寸法が大きく、且つ
底面の四隅にキャスタを有する装置において、装置運搬
時の転倒を避けるように転倒防止用の補助キャスタを設
け、該補助キャスタは装置運搬終了後は装置内に収納で
きるように構成する。
本考案は設置面積に比べ、高さの比率が大きいキャスタ
付のコンピュータ用装置に関する。
付のコンピュータ用装置に関する。
近年、コンピュータシステムの普及によるシステムの大
規模化に伴い、装置の設置面積が大きくなり、そのため
装置の小型化が要求されている。このため装置の設置面
積を小さくする必要があるが、高さ方向の寸法に比し設
置面積を小さくすると、安定性が悪くなり、装置運搬時
に転倒の恐れが生ずる。このため、装置を安全に運搬す
るための運搬設備が必要となる。
規模化に伴い、装置の設置面積が大きくなり、そのため
装置の小型化が要求されている。このため装置の設置面
積を小さくする必要があるが、高さ方向の寸法に比し設
置面積を小さくすると、安定性が悪くなり、装置運搬時
に転倒の恐れが生ずる。このため、装置を安全に運搬す
るための運搬設備が必要となる。
従来の装置運搬においては転倒防止のために、前記装置
とは別に荷台等を設け、荷台に前記装置を固定する等の
対策をとっていた。ところがこの方法では運搬のための
特別な荷台を用意する必要があると共に、荷台への積み
上げ、積み下ろしの手間がかかる等の問題があった。
とは別に荷台等を設け、荷台に前記装置を固定する等の
対策をとっていた。ところがこの方法では運搬のための
特別な荷台を用意する必要があると共に、荷台への積み
上げ、積み下ろしの手間がかかる等の問題があった。
本考案は上記従来の問題点に鑑み、装置運搬時の転倒を
防止し安全性を向上した装置構造を提供することを目的
とする。
防止し安全性を向上した装置構造を提供することを目的
とする。
本考案の装置構造に於いては、装置本体1の底板2の四
隅にキャスタA〜Dを有する装置において、上記装置本
体1の底板2の左右にそれぞれ1対のガイドレール4,
4′と、該ガイドレール4,4′に沿って摺動可能な左右2
個のスライドレール3,3′を設け、各スライドレール3,
3′の一端には補助キャスタE,Fを、他端にはピン5,5′
をそれぞれ設け、さらに該ピン5,5′に係合し且つ中央
を底板2に回動自在に枢着された回転レバー6を設け、
前記2個のスライドレール3,3′を連動して装置より出
し入れできるようにしたことを特徴とする。
隅にキャスタA〜Dを有する装置において、上記装置本
体1の底板2の左右にそれぞれ1対のガイドレール4,
4′と、該ガイドレール4,4′に沿って摺動可能な左右2
個のスライドレール3,3′を設け、各スライドレール3,
3′の一端には補助キャスタE,Fを、他端にはピン5,5′
をそれぞれ設け、さらに該ピン5,5′に係合し且つ中央
を底板2に回動自在に枢着された回転レバー6を設け、
前記2個のスライドレール3,3′を連動して装置より出
し入れできるようにしたことを特徴とする。
装置の運搬時にはスライドレール3,3′を図の如く装置
本体1より引出すことにより、接地面積は補助キャスタ
を引き出さないときに比し、ΔAFDとΔBECの面積が増加
し、安定性が向上する。装置の設置後は、補助キャスタ
E,Fはスライドレール3,3′と共に装置本体1内に収納す
ることができる。
本体1より引出すことにより、接地面積は補助キャスタ
を引き出さないときに比し、ΔAFDとΔBECの面積が増加
し、安定性が向上する。装置の設置後は、補助キャスタ
E,Fはスライドレール3,3′と共に装置本体1内に収納す
ることができる。
第2図は本考案の実施例を示す図であり、(a)は要部
の一部断面を示す正面図、(b)はa図のb-b線におけ
る断面図である。
の一部断面を示す正面図、(b)はa図のb-b線におけ
る断面図である。
同図において、1は装置本体であり、その底板2の四隅
にはキャスタA〜Dが設けられている。3,3′はスライ
ドレール3,3′であり、装置本体1の底板の左右端に設
けられた各1対のガイドレール4,4′で摺動可能に支持
され、装置本体1内に収容又は引出し可能になってい
る。また該スライドレール3,3′の一端にはそれぞれ補
助キャスタE,Fが装置本体四隅のキャスタA〜Dと同一
面に接地するように設けられている。さらに該スライド
レール3,3′は補助キャスタE,Fが設けられていない端部
にそれぞれピン5,5′が植設されている。6は装置本体
1の底板2中央にピン7で回動自在に設けられた回転レ
バーでその両端には長孔8,8′が穿設されており、その
長孔8はガイドレール3に植設されたピン5に係合し、
長孔8′はガイドレール3′に植設されたピン5′に係
合して、ガイドレール3と3′を連動して動かすことが
できるようになっている。また装置本体1の底板2のガ
イドレール4,4′の中心線の一端にストッパーピン9,9′
を挿入することができる孔10が設けられており、スライ
ドレール3,3′を装置本体1に収容又は引出したときに
前記孔10を通してストッパーピン9,9′を挿入すること
ができる2つの孔11,11′が各スライドレール3,3′に穿
設されている。
にはキャスタA〜Dが設けられている。3,3′はスライ
ドレール3,3′であり、装置本体1の底板の左右端に設
けられた各1対のガイドレール4,4′で摺動可能に支持
され、装置本体1内に収容又は引出し可能になってい
る。また該スライドレール3,3′の一端にはそれぞれ補
助キャスタE,Fが装置本体四隅のキャスタA〜Dと同一
面に接地するように設けられている。さらに該スライド
レール3,3′は補助キャスタE,Fが設けられていない端部
にそれぞれピン5,5′が植設されている。6は装置本体
1の底板2中央にピン7で回動自在に設けられた回転レ
バーでその両端には長孔8,8′が穿設されており、その
長孔8はガイドレール3に植設されたピン5に係合し、
長孔8′はガイドレール3′に植設されたピン5′に係
合して、ガイドレール3と3′を連動して動かすことが
できるようになっている。また装置本体1の底板2のガ
イドレール4,4′の中心線の一端にストッパーピン9,9′
を挿入することができる孔10が設けられており、スライ
ドレール3,3′を装置本体1に収容又は引出したときに
前記孔10を通してストッパーピン9,9′を挿入すること
ができる2つの孔11,11′が各スライドレール3,3′に穿
設されている。
このように構成された本実施例は、装置運搬時には、第
2図に示すように補助キャスタE,Fをスライドレール3,
3′により引出し、ストッパーピン9,9′でスライドレー
ル3,3′を固定して用いる。この場合、一方のスライド
レールを引出せば回転レバー6により他方のスライドレ
ールも引出される。このようにすることにより、装置の
接地面積は補助キャスタがない場合に比し、三角形AFD
と三角形BECの面積が増加するため、装置運搬時の安定
性は向上する。また装置設置後は第3図に示すようにス
ライドレール3,3′は補助キャスタE,Fと共に装置1内に
収容し、ストッパーピン9,9′で固定することにより、
何ら障害物とならない。
2図に示すように補助キャスタE,Fをスライドレール3,
3′により引出し、ストッパーピン9,9′でスライドレー
ル3,3′を固定して用いる。この場合、一方のスライド
レールを引出せば回転レバー6により他方のスライドレ
ールも引出される。このようにすることにより、装置の
接地面積は補助キャスタがない場合に比し、三角形AFD
と三角形BECの面積が増加するため、装置運搬時の安定
性は向上する。また装置設置後は第3図に示すようにス
ライドレール3,3′は補助キャスタE,Fと共に装置1内に
収容し、ストッパーピン9,9′で固定することにより、
何ら障害物とならない。
なお上述の実施例では、2つの補助キャスタをそれぞれ
装置の反対側に取り付けているが同じ側に付けてもよ
く、また補助キャスタは2つとは限らない。
装置の反対側に取り付けているが同じ側に付けてもよ
く、また補助キャスタは2つとは限らない。
以上説明した様に、本考案によれば、設置面積に比べ高
さの比率の大きい装置に隠顕自在な補助キャスタを設け
ることにより、装置運搬時の転倒を防止し、安定性及び
安全性を高めることができる。
さの比率の大きい装置に隠顕自在な補助キャスタを設け
ることにより、装置運搬時の転倒を防止し、安定性及び
安全性を高めることができる。
第1図は本考案の原理説明図、 第2図は本考案の実施例を示す図である。 第3図は本発明の実施例の補助キャスタを装置本体に収
容した状態を示す図である。 図において、 1は装置本体、 2は底板、 3,3′はスライドレール、 4,4′はガイドレール 5,5′,7はピン、 6は回転レバー、 8,8′は長孔、 9,9′はストッパーピン、 10,11,11′は孔、 A〜Dはキャスタ、 E,Fは補助キャスタ を示す。
容した状態を示す図である。 図において、 1は装置本体、 2は底板、 3,3′はスライドレール、 4,4′はガイドレール 5,5′,7はピン、 6は回転レバー、 8,8′は長孔、 9,9′はストッパーピン、 10,11,11′は孔、 A〜Dはキャスタ、 E,Fは補助キャスタ を示す。
Claims (1)
- 【請求項1】装置本体(1)の底板(2)の四隅にキャ
スタ(A〜D)を有する装置において、 上記装置本体(1)の底板(2)の左右にそれぞれ1対
のガイドレール(4,4′)と、該ガイドレール(4,4′)
に沿って摺動可能な左右2個のスライドレール(3,
3′)を設け、各スライドレール(3,3′)の一端には補
助キャスタ(E,F)を、他端にはピン(5,5′)をそれぞ
れ設け、さらに該ピン(5,5′)に係合し且つ中央を底
板(2)に回動自在に枢着された回転レバー(6)を設
け、前記2個のスライドレール(3,3′)を連動して装
置より出し入れできるようにしたことを特徴とする装置
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989002622U JPH0651012Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 装置構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989002622U JPH0651012Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 装置構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0295278U JPH0295278U (ja) | 1990-07-30 |
JPH0651012Y2 true JPH0651012Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31203547
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989002622U Expired - Lifetime JPH0651012Y2 (ja) | 1989-01-17 | 1989-01-17 | 装置構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0651012Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4915708B1 (ja) * | 2011-01-26 | 2012-04-11 | Necインフロンティア株式会社 | ブラケットの収納構造 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6408208B2 (ja) * | 2013-09-24 | 2018-10-17 | Necプラットフォームズ株式会社 | 転倒防止足付き筐体 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5424652U (ja) * | 1977-07-22 | 1979-02-17 | ||
JPS63145368U (ja) * | 1987-03-16 | 1988-09-26 |
-
1989
- 1989-01-17 JP JP1989002622U patent/JPH0651012Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4915708B1 (ja) * | 2011-01-26 | 2012-04-11 | Necインフロンティア株式会社 | ブラケットの収納構造 |
US8851433B2 (en) | 2011-01-26 | 2014-10-07 | Nec Infrontia Corporation | Bracket accommodation structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0295278U (ja) | 1990-07-30 |
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