JPH06510018A - コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物を含む化粧用または医薬用組成物 - Google Patents

コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物を含む化粧用または医薬用組成物

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JPH06510018A JP3514948A JP51494891A JPH06510018A JP H06510018 A JPH06510018 A JP H06510018A JP 3514948 A JP3514948 A JP 3514948A JP 51494891 A JP51494891 A JP 51494891A JP H06510018 A JPH06510018 A JP H06510018A
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デュマ、マルク
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エル・ヴェー・エム・アッシュ・ルシェルシュ
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、本質的に、コレウス・エスキロリ(Coleus esquiro lii)、コレウス・スキュートラリオイデス(Coleus 5cutelI arioides)、またはコレウス・ザンタンタス(C(+16us xan thanthus)の抽出物を含む化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成 物に関するものであり、特に皮膚または毛髪の色素沈着(pigmentati on)を促進することを意図したものであり、且つその製造法に関するものであ る。
更にこの発明は、コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスま たはコレウス・ザンタンタスの抽出物をこのような化粧用または医薬用組成物の 調製に使用することに関する。
コレウス種は、これとごく近い関係にあるプレクトランタス(plectran thus)種と同様ラビエイタエ(Labiatae)科に属し、しばしばそれ らが一般に同じ区(region)から発生していることもあってお互いに混同 される。このようにコレウス・バルバタス(Coleus barbatus) 種は一般にプレクトランタス・バルバタスという名前で呼ばれ、これに対しコレ ウス・ア07チイカス(Coleus aromaticus)種はプレクトラ ンタス・アロマティカスという名前が付いている。コレウスはアジア、アフリカ 、オーストラリアおよび太平洋諸島の熱帯および亜熱帯領域に広くわたって約2 00種が存在する。約9種はインドで索引に載せである。コレウスの10個の主 たる変種がインドの辞書の索引、特に「ザ・ウエルス・オン・インディア、ア・ ディクショナリー・オン・インディアン・ロー・マテリアルズ・アンド・インダ ストリアル・プロダクツ、ロー・マテエリアルズ(The Wea I th  of India、a Dictionary of Indian RawM ateriaIs and Industrjal Products、Raw Materia1S)」第■巻、デルヒ(De ] h 1)1950年、第3 08〜309頁:ケイ・エム・ナドカルニ(K、M、Nac(karnioS) 博士夫妻著、表題Uインディアン・マチリア・メゾイカ(Indian Mat eria Medica)Jで、エイ・ケイ・ナドカルニ(A、に、Nadka rni)により2巻に改定された第3版の第1巻、第372頁;およびゴー・ジ ェイ・ディー・フッカ−、ノー・ビー、ケー・ノー、ニス・アイ(Si r J 、D、Hooker、C,B、、K。
C,、S、 1.)著の表題[ザ・フロラ・オン・ブリティッシュ・インディア (The Flora of Br1t、ish India)Jの図書の第■ 巻で表題[アスクレピアデ・ツー・アマランタセア(Asclepjadae  to Amarant、aceae)J第624〜627頁、に載せられている 。
フォルスコリン(forskol in)の抽出用の原料物質としてのコレウス ・フォルスコリ(forskhol i i)の使用は特に文献フランス特許第 A −2336138号により既知である。フォルスコリンはまたグリーンウェ イ(GREENWAY)によるヨーロッパ特許第190165号の出版物から減 量作用を有することが知られている。
文献フランス特許第A−2336138号およびヨーロッパ特許第A 1.−0 243646号にはまた高血圧および中枢神経系に及ぼす鎮静作用のような、こ れらの物質の多くの医薬特性を記載している。
この発明は、フォルスコリンは含まないがコレウス・エスキロリ、コレウス・ス キュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物が、化粧および医 薬分野で使用することができる価値ある生物学的特性を備えていることを発見し たことに基づいている。特に発明者らは、これらの抽出物が、予期しなかったこ とであるが、皮膚や毛のう中に存在するメラニン細胞に対しメラニン形成−刺激 活性を有し、したがって皮膚や毛髪の色素沈着を促進することができ、より詳し くはメラニンの生合成を促進して皮膚や毛髪の色素沈着疾患を治療するができる ことを観察した。
この発明のひとつの目的は、したがって、特に皮膚や毛髪の色素沈着を促進する ことを意図して、新規な化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成物を提供す るにあたって存在する新しい技術的問題を解決することである。
この発明の別の目的は、皮膚または毛のう中に存在するメラニン細胞への優れた メラニン形成刺激活性を有する化粧用または医薬用組成物の新規な処方を提供す るに当たって存在する新しい技術的問題を解決することである。
この発明の別の目的は、何らの活性物質を単離する必要なく (これらの単離工 程は一般に長時間を要し費用かががる)、皮膚や毛のう中に存在するメラニン細 胞にそれ自体で優れたメラニン形成刺激活性を有する、特に容易に得られる植物 抽出物を提供するに当たって存する新規な技術的問題への解答を提供することで ・ 二 ある。
これらに新しい技術問題はすべて、産業規模で利用できる満足な方法でこの発明 によって初めて解決される。
こうして、第1の特徴として、この発明は化粧用または医薬用組成物、特に皮膚 用組成物に関するもので、活性原料としてコレウス・エスキロリ、コレウス・ス キュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物、またはこれらの 混合物を含む。
第1の特徴に極めて関係のある第2の特徴としてこの発明は皮膚または毛髪の色 素沈着の促進を目的とした化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成物に関す るものであり、この組成物は活性原料としてコレウス・エスキロリ、コレウス・ スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物またはその混合 物を含む。
もうひとつの特性によれば、特にインドで見付けられるコレウス・エスキロリ、 コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの有機薬抽出 物が用いられる。この抽出物は、酢酸エチル、メタノール、エタノールおよびジ クロロメタンからなる群からから選ばれる溶媒によって、少なくとも1回の抽出 工程を含む方法によって好都合に得られる。一般には、用いることのできる有機 溶媒は芳香族炭化水素、ハロゲン化された脂肪族または芳香族炭化水素類、ジア ルキルエーテル類、ジアルキルケトン類、アルカノール類、カルボン酸類および そのエステル類、またはジメチルホルムアミド、ジオキサン、エトラヒドロフラ ンおよびジメチルスルフォキサイドのような他の溶媒である。以上記載したもの の中で好ましい溶媒はベンゼン、トルエンまたはキンレン、メチレンクロライド 、クロロフォルム、酢酸エチル、メタノールまたはエタノールである。抽出剤に 対する植物物質の割合は重要ではなく、一般に1=5から1・20重量部、好ま しくは約110であろう。抽出は室温と抽出に使用する溶媒の沸点との間の温度 で行う。有利な抽出技術はいわゆるソックスレー抽出法である。例えば冷結真空 乾燥により溶媒を蒸発して除き、精製のために粗抽出物を取り出すことが望まし く、ある場合には必要かもしれない。この発明の範囲内で、アルコール抽出は特 に価値があり、とりわけアルコール類は通常低毒性のために抽出物を得るための 工程の最後には価値がある、そして特に有利なアルコールはエタノールである。
もうひとつの特に有利な溶媒は、優れた抽出効率のために、酢酸エチルである。
化粧用または医薬用組成物の調製のためにこの発明で用いられる抽出物の濃度は 一般に乾燥重量で表して、全組成物重量を基準にして0.001から2%の間、 好ましくは0.01から05%の間である。
この発明の化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成物は原則的に皮膚および 毛髪の色素沈着を促進するために局部的に使用でき、特にクリーム、ゲルまたは ローノヨノの形態の組成物として提供され、皮膚または毛髪への適用を意図した 組成で使用される。
このようにこの発明の化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成物は化粧分野 または皮膚分野、特に色素沈着の向上をめられるときに種々の適用が可能である 。例えば、これらの組成物は日焼けを加速しまたは強めるための日光用製品(s un product)として使用することができ、しばしばめられる美容的利 点に加えて、表皮のメラニン含有量の増加により、紫外線照射に対する自己防御 力を強化することがてきる。これら組成物はまた例えば皮膚をより日焼けした外 観に見せるクリームの形態で用いることもてきるし、または白髪の予防および治 療のためにローンタンの形態で使用してもよい。さらに、皮膚用途ではこの発明 の組成物は、そのものだけでまたは池の医薬と組み合わせて、特にメラニン形成 機能障害の治療用途に局部使用して、治療用医薬として用いることができる。
ひとつの有益な実施態様として、この発明の化粧用または医薬用組成物はまたキ サンチーン、特にI BMXまたはテオフィリンを、全組成物重量を基準にして 好ましくは0.01から2重量%の濃度範囲で、特に好ましくは0.01から0 ゜5重量%の濃度範囲で含んでいる。
もうひとつの実施態様では、この発明の化粧用または医薬用組成物はまたチロシ ンまたはその誘導体を、組成物の全重量を基準にして、好ましくは0.001か ら10重量%含んでいる。
またもうひとつの実施態様では、この発明の化粧用または医薬用組成物はまた、 ビタミン類、特にビタミンB類、キニンまたはその誘導体類、ニコチン酸メチル のような制光薬類、文献ヨーロッパ特許第A−272920号で定義されている にきび線維芽細胞(papi I Ia f 1broblast)培養の表面 浮遊物、ケラチン加水分解物、亜鉛、セレンおよび銅のような微量元素、プロゲ ステロン(progesterone)、ンブロテロンアセテーh (sypr oteroneacetate)およびミノキシジル(minoxicljl) のような5−α−レダクターゼ妨害剤、アゼライン酸およびその誘導体類、4− メチル−4−アザステロイド、特に17−β−N、N〜ジエチルカルバモイル− 4−メチル−4−アザ−5−a−アントロスタン−3−オン、またはセレノア・ レベンズ(Serenoa repens)の抽出物から選ばれる少なくともひ とつの他の活性物質を効果的な量含む。
第3の特徴として、この発明は更に、特に皮膚または毛髪の色素沈着を促進する ことを意図した化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組成物の製造法に関し、 その方法には、コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまた はコレウス・ザンタンタスの少なくともひとつの抽出物、またはそれらの混合物 を、化粧用または医薬用として許容できる賦形剤、ビヒクルまたはキャリア中へ 上記のように組む込むことを含む。
第4の特徴として、この発明は、特に皮膚または毛髪の色素沈着促進、および/ または皮膚および毛髪の色素沈着疾患の治療を目的とした、化粧用または医薬用 組成物、特に皮膚用組成物の調製のためにコレウス・エスキロリ、コレウス・ス キュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物またはそれらの混 合物の利用に関する。
最後に、もうひとつの特徴として、この発明は更に色素沈着を促進するために皮 膚または毛髪を処理する方法に関するものであり、その方法は、色素沈着をなす ために、コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレ ウス・ザンタンタスの抽出物の少なくともひとつまたはそれらの混合物の効果的 な量を、上記のように、化粧用または医薬用として許容できる賦形剤、ビヒクル またはキャリアに組み込んで適用することを含む。
上記のこの発明のすべての特徴においては、コレウスの上記抽出物は水和脂質ラ メラ相またはリポソーム中に組み込むこともできる。
「脂質ラメラ相」という表現に於ける「脂質(l 1pidic)Jという言葉 は一般に5個以上の炭素原子を含むいわゆる脂肪族炭化水素鎖を含む物質すべて を意味しており、この物質は通常「脂質(lipid)Jと呼ばれる。
この発明では、脂質ラメラ相またはリポソームを形成するために用いられる脂質 類は両親和性脂質類であり、即ちイオン性または非イオン性親水性基のどちらか と脂質親和性基とを有する分子からなる脂質類である。これらの両親和性脂質類 は、水相の存在で混合物中の水の量に依存して脂質ラメラ相またはリポソームを 形成することができる。
脂質類の中で特に次のものを取り上げることができよう・リン脂質類、リンアミ ノ脂質類、グリコリピド類、ポリオキソエチレン付加脂肪族アルコール類および ポリオキシエチレンを付加していてもよいポリオールエステル類。このような物 質は例えば、卵または大豆レンチン、フォスファティジルセリン(phosph atidylserine)、スフィンゴミエリン(sphngomye l  in)、セレブロシド(cerebroside)またはオキソエチレン付加ポ リグリセロールステアレートからなる。
この発明にとっては、両親和性脂質の少なくともひとつおよびコレステロールま たはβ−シトステロールのようなステロールの如き疎水性脂質の少なくともひと つからなる脂質類の混合物を使用することが好ましい。疎水性脂質の量は、モル 表現で、一般に両親和性脂質の量を越えてはならず、好ましくはその1/2を越 えてはならない。
この発明に使用される化合物またはこれらの化合物を含む抽出物は、例えば文献 ヨーロンパ特許第81−0087993号、そしてもし適当ならば文献ヨーロッ パ特許第81−0107559号と組み合わせてそれらに記載された既知の調製 法によって、水和脂質ラメラ相にまたはリポソームに組み込むことができる。
この発明の他の目的、特徴および利点は、いくつかの実施例での次の実験記述か らはっきりと明らかになるであろう。実施例では説明のために簡略に記載されて おり、したがって決してそれによってこの発明の範囲を制限しうるものではない 。
百分率は、特に断らない隔り、実施例では重量で表しである。
全コレウス・エスキロリ植物の500gを、植物を完全に浸漬するに充分な量の メタノールにより、還流下で3時間、ソックスレー抽出法により処理する。
メタノール抽出物を濾過し、メタノール濾液を減圧下で蒸発してコレウス・エス キロリの抽出物を得る。これを抽出物11と呼ぶ。
実施例 2 抽出物I2と呼ばれるコレウス・スキュートラリオイデスの抽出物を、用いる植 物がコレウス・スキ、−トラリオイデスであり、使用した溶媒が酢酸エチルであ る以外は実施例1に記載した方法にしたがって得る。
用いた植物がコレウス・ザンタンタスである以外は実施例1の方法に従う。溶媒 はやはりメタノールである。
これにより、抽出物I3と呼ぶコレウス・ザンタンタス抽出物を得る。
衷塵烈−A 乾燥し、細かく粉砕したコレウス・エスキロリの根(1kg)を、好ましくはソ ックスレー抽出法を用いて、70℃で数時間、ベンゼン(3×5リツトル)で数 回にわたって抽出する。得られたベンゼン抽出物を濾過し、ベンゼンを除くため に真空で濃縮する。
実施例 5 コレウス・エスキロリ抽出物の水和脂質ラメラ相またはリポソームへの組み込み 実施例1により得られたコレウス・エスキロリの抽出物を、以下の調製技術によ って水和脂質相またはリポソームに組み込む・つぎのちのを計量する。
一大豆しンチン 0.9g −β−ノドステロール・0,1g −実施例1のコレウス抽出物■2の冷結真空乾燥物・0.025gこれらの成分 を100m1のジクロロメタンと25m1のメタノールからなる混合物中に溶解 する。
得られる混合物を減圧下で45℃でロータリーエバポレーター上で蒸発させる。
得られる脂質の薄膜を取り出し、室温で2時間蒸留水で全量50gとする中に撹 拌して分散する。
得られる脂質小胞の懸濁物を超音波で、電力150Wて4℃で30分間処理して 均質化する。
このようにして得られるリポソームの平均の大きさは約212nmである。
好ましいひとつの応用として、この懸濁物を通常の方法で別に調製した1、25 %”カーボポール904” (登録商標)ゲル50gと混合してゲル化する。こ れにより、全懸濁物重量の約0.025%の濃度になるコレウス・エスキロリの 抽出物をカプセルで包んでいるリポソームのゲル化した懸濁物的100gが得ら れる。
ねずみ科のメラニン細胞を通常の方法で適当な媒体上で培養する。
日数D=Oで、試験製品を培養媒体中へ入れる。
日数D=5で、細胞を取り除き、遠心分離により単離し、細胞質残渣を回収して 0.5Nの水酸化ナトリウムに溶解する。
スペクトロメーター上の475nmの波長のところの光学密度を読み取り、濃度 既知のメラニン溶液の光学密度と比較して形成されるメラニンの量を評価する。
また細胞数を計数し、細胞1個あたりの形成メラニン量を、試験製品を加えない 比較用培養と比較して計算する。
コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザ ンタンタスの各抽出物を試験し、β−MH3(メラニン刺激ホルモン(MERA NIN STIMULATING HORMONE))を2・10′□!1モル の濃度で含んでいる培養を正の比較用として用い、種々の濃度(μIg/ml) で試験した。
この発明の生成物のメラニン刺激活性Aを次式によって計算する。
ここて量qは形成されたメラニンの量をあられし:q、=試験生成物を入れた培 養 q−=β−MSHをいれた培養 Qo”生成物を入れない比較用培養 上記の式によって計算したこれらの抽出物の活性を、コレウス・エスキロリ、コ レウス・スキュートラリオイデスおよびコレウス・ザンタンタスに対してそれぞ れ下の表Iから正に示す。
表l 5164±684±3+238 1、 O156±1091±3+3485161±496±3+403 10 159+2 108+2 +57 51149±854±3+l2S 2.5 162±22 54+4 +12 510 165+10 56+4  +14 3上の表Iから■は、この発明のコレウスの抽出物は相当程度メラニン の生成を刺激することを示しており、全体として当業者に予期できない結果を表 している。
皮膚の色素沈着疾患の治療に効果がある化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用 組成物の処方を表す種々の実施例を以下に示す。
実施例1によるコレウス抽出物(乾燥重量) 0.035 g1%“カーボポー ル940” (登録商標)ゲル 全量100 g実施例2によるコレウス抽出物 (乾燥重量) 0.03 gステアリン酸イソセチル 8.−g 水素化落花生油 10.− g 軽質液体鉱油 1.0.− g エチレンオキサイド(EO)セチルアルコールの中和リン酸モノエステル 3. −g オクチルメトキシンンナメート 5゜−gこの相を パントテノール(Pantothenol) 0.1 g防腐剤 0.2g を含む全量100gとなる水相により乳化させる。
アルコール 42.5 g ヒドロキシプロピルメチルセルローレス実施例2のコレウス抽出物(乾燥重量)  0.03 g香料の入った水性賦形剤 全量100 gこのローンタンは局部 的に使用し、好ましくは長期間太陽に当たる前に3〜8日間1日2回付ける。
太陽に当たっている間毎日使用を続けることができる。
実施例 10 白髪予防用のヘア・トニフク・ローノタン実施例3のコレウス抽出物 0.02  gIBMX 0.1 g 香料入りの賦形剤 全量100 g このローノタンは、3ケ月の治療コースで1日2回、髪および頭皮に付けるこ皮 膚の色素沈着促進用の皮膚用ゲル 実施例3のコレウス抽出物 0.03 gエタノール 30 g 蒸留水 20 g “カーホポール” (登録商標)ゲル 全11100 gこのゲルは治療すべき 皮膚面に局部的に1日1〜2回用いる。
実施例 12 白髪予防用のヘア・ロー/コン 実施例1のコレウス抽出物 0.03 gL−千ロノンエチルエーテル司(CI  1.、O gエタノール 40.0 g 香料 0.5 g 香料溶解剤 0.2 g 水 全量100 g このローンタンは、髪と頭皮に毎日つけて、白髪の発生を遅らせることができる 。
実施例1のコレウス抽出物 0.02 gサン・フィルター(“エウソレックス 232TS” (登録商標)(EUSOLEX 232 TS@)) 8.0  gエタノール 40.0 g “カーホポール940” (登録商標) 1.0 g水 全量100 g 実施例5のリポソーム懸濁物 50 g“カーボポール940” (登録商標)  0.05 gグルコースチロンネート 0.05 g微量元素複合体 0.1  g テオフィリン 0.01 g 防腐剤 0.05 g 蒸留水 全1100 ml この溶液は4ケ月の治療コースで、夜に頭皮の白髪部分に付ける。
もちろんこの発明は、記述した方法およびそれらの種々の組み合わせと等価な技 術すべてを含む。
国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 デュマ、マルタ フランス国92700コロンブス、リュ・ドウ・ランドウストリ54番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.活性原料としてコレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデス またはコレウス・ザンタンタスの抽出物またはそれらの混合物を含む化粧用また は医薬用組成物、特に皮膚用組成物。 2.皮膚または毛髪の色素沈着の促進を目的とした、活性原料としてコレウス・ エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタス の抽出物またはそれらの混合物を含む化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組 成物。 3.コレウスの抽出物がコレウスの有機薬抽出物であり、好ましくは酢酸エチル 、メタノール、エタノールまたはジクロロメタンからなる群から選ばれる溶媒に よる少なくとも1回の抽出工程を含む方法によって得られるコレウス有機薬抽出 物である請求項1または2の組成物。 4.上記のコレウスの抽出物の濃度が組成物の全重量を基準にして、乾燥重量で 0.001から2重量%の間、好ましくは0.01から0.5重量%の間である 請求項1から3のいずれかひとつの組成物。 5.組成物がまたキサンチーン、特にIBMXまたはテオフィリンをも含み、そ の濃度が組成物の全重量を基準にして、好ましくは0.01から2重量%、特に 、好ましくは0.1から0.5重量%である上記請求項のいずれかひとつの組成 物。 6.組成物がまたチロシンまたはその誘導体をも含み、その濃度が組成物の全重 量を基準にして、好ましくは0.001から10重量%である上記請求項のいず れかひとつの組成物。 7.ビタミン類、特にビタミンB類、キニンまたはその誘導体、ニコチン酸メチ ルのような引赤薬類、にきび線維芽細胞培養の表面浮遊物、ケラチン加水分解物 、亜鉛、セレンおよび銅のような微量元素、プロゲステロン(progeste rone)、シプロテロンアセテート(syproterone acetat e)およびミノキシジル(mjnoxidil)のような5−α−レダクターゼ (5−α−reductase)妨害剤類、アゼライン酸およびその誘導体類、 4−メチル−4−アザステロイド、特に17−β−N,N−ジエチルカルバモイ ル−4−メチル−4−アザ−5−α−アンドロスタン−3−オン、またはセレノ ア・レペンズ(Serenoarepens)の抽出物から選ばれる少なくとも ひとつの他の活性物質をも効果的な量含む上記請求項のいずれかひとつの組成物 。 8.組成物が局所的応用が可能な形態、特に皮膚または毛髪への適用のために、 クリーム、ゲルまたはローションの形態で提供される上記請求項のいずれかひと つの組成物。 9.皮膚および毛髪の色素沈着の促進を目的として、コレウス・エスキロリ、コ レウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物の少な くともひとつまたはそれらの混合物を、化粧用または医薬用として許容できる賦 形剤、ビヒクルまたはキャリア中へ組み込むことを含む化粧用または医薬用組成 物、特に皮膚用組成物の製造法。 10.コレウスの抽出物が有機薬抽出物、好ましくは酢酸エチルによる少なくと も1回の抽出工程を含む方法によって得られる請求項9の製造法。 11.キサンチーン類、特にIBMXまたはテオフィリン、チロシンまたはその 誘導体、ビタミン類、特にビタミンB類、キニンまたはその誘導体類、ニコチン 酸メチルのような引赤薬類、にきび線維芽細胞培養の表面浮遊物、ケラチン加水 分解物、亜鉛、セレンおよび銅のような微量元素、プロゲステロン(proge sterone)、シプロテロンアセテート(syproteroneacet ate)およびミノキシジル(minoxidjl)のような5−α−レダクタ ーゼ(5−α−reductase)妨害剤類、アゼライン酸およびその誘導体 類、4−メチル−4−アザステロイド、特に17−β−N,N−ジエチルカルバ モイル−4−メチル−4−アザ−5−α−アンドロスタン−3−オン、またはセ レノア・レペンズ(SerenoarepenS)の抽出物から選ばれる少なく ともひとつのものもまた効果的な量で組み込まれる請求項9または10のいずれ かひとつの製造法。 12.皮膚または毛髪の色素沈着の促進および/または皮膚および毛髪の色素沈 着疾患を治療することを目的とした、化粧用または医薬用組成物、特に皮膚用組 成物の製造のための、コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデ スまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物またはその混合物の利用。 13.コレウス抽出物が、酢酸エチルによる少なくとも1回の抽出工程を含む方 法によって得られる有機薬抽出物である請求項12の利用。 14.上記組成物がキサンチーン類、特にIBMXまたはテオフィリン、チロシ ンまたはその誘導体、ビタミン類、特にビタミンB類、キニンまたはその誘導体 類、ニコチン酸メチルのような引赤薬類、にきび線維芽細胞培養の表面浮遊物、 ケラチン加水分厚物、亜鉛、セレンおよび銅のような微量元素、プロゲステロン (progesterone)、シプロテロンアセテート(syprotero ne acetate)およびミノキシジル(minoxidil)のような5 −α−レダクターゼ(5−α−reductase)妨害剤類、アゼライン酸お よびその誘導体類、4−メチル−4−アザステロイド、特に17−β−N,N− ジエチルカルバモイル−4−メチル−4−アザ−5−α−アンドロスタン−3− オン、またはセレノア・レペンズ(Serenoa repens)の抽出物か ら選ばれる少なくともひとつの他の活性物質をもまた効果的な量含む請求項12 または13の利用。
JP3514948A 1991-09-04 1991-09-04 コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物を含む化粧用または医薬用組成物 Pending JPH06510018A (ja)

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JP3514948A Pending JPH06510018A (ja) 1991-09-04 1991-09-04 コレウス・エスキロリ、コレウス・スキュートラリオイデスまたはコレウス・ザンタンタスの抽出物を含む化粧用または医薬用組成物

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AU (1) AU666292B2 (ja)
DE (1) DE69117777T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005002025A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Nonogawa Shoji Kk 皮膚外用剤

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JP2005002025A (ja) * 2003-06-11 2005-01-06 Nonogawa Shoji Kk 皮膚外用剤

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DE69117777T2 (de) 1996-09-26
DE69117777D1 (de) 1996-04-11
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