JPH06509940A - ボンベシン様ペプチドに対するレセプター - Google Patents

ボンベシン様ペプチドに対するレセプター

Info

Publication number
JPH06509940A
JPH06509940A JP4510596A JP51059692A JPH06509940A JP H06509940 A JPH06509940 A JP H06509940A JP 4510596 A JP4510596 A JP 4510596A JP 51059692 A JP51059692 A JP 51059692A JP H06509940 A JPH06509940 A JP H06509940A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
receptor
grp
gastrin
dna
bombesin
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4510596A
Other languages
English (en)
Inventor
バッティ,ジェームズ エフ., ジュニア
コージェイ,マーサ エイチ.
ファシー,ザーラ
フェルドマン,リチャード アイ.
ハーキン,リチャード エヌ.
スレッテリー,ティモシー ケー.
ワダ,エツコ
ウー,ジェームズ エム.
Original Assignee
バーレックス ラボラトリーズ,インコーポレイティド
アメリカ合衆国
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by バーレックス ラボラトリーズ,インコーポレイティド, アメリカ合衆国 filed Critical バーレックス ラボラトリーズ,インコーポレイティド
Publication of JPH06509940A publication Critical patent/JPH06509940A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K16/00Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies
    • C07K16/18Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans
    • C07K16/28Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants
    • C07K16/286Immunoglobulins [IGs], e.g. monoclonal or polyclonal antibodies against material from animals or humans against receptors, cell surface antigens or cell surface determinants against neuromediator receptors, e.g. serotonin receptor, dopamine receptor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P35/00Antineoplastic agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07KPEPTIDES
    • C07K14/00Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • C07K14/435Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • C07K14/705Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants
    • C07K14/70571Receptors; Cell surface antigens; Cell surface determinants for neuromediators, e.g. serotonin receptor, dopamine receptor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K38/00Medicinal preparations containing peptides

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Immunology (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Genetics & Genomics (AREA)
  • Pharmacology & Pharmacy (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • Biophysics (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Proteomics, Peptides & Aminoacids (AREA)
  • Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
  • Cell Biology (AREA)
  • Toxicology (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Gastroenterology & Hepatology (AREA)
  • Peptides Or Proteins (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はGRP及びNj’lBそれぞれに対するレセプターであるサブタイプR IBP及びR2BPを含むボンベシン様ペプチドに対する様々なレセプター(R BP) 、並びにその他の類似のレセプター分子、例えばR3BPの遺伝子及び タンパク質配列を提供する。
本発明は組換核酸、及び単離した又は実質的に純粋な核酸を提供し、これらはボ ンベシン様ペプチドに対するレセプター又はそのフラグメントをコードする配列 と実質的に相同性である。融合ポリペプチドをコードする核酸はかかる核酸を含 んで成るベクターとして、細胞として、及び生物として考慮される。典型的な態 様は種々のRBPサブタイプ、即ち、RIBP(GRPレセプター) 、I?2 BP(NMBレセプター)及びR38P (そのリガンドが未だ同定されていな い、レセプター様タンパク質に関する第3の近縁遺伝子)である。
これらのRBPタンパク質配列配列来する組換ポリペプチド、及び単離した又は 実質的に純粋なポリペプチドは本発明に包括される。
融合ポリペプチドを、このポリペプチドを含んで成る細胞及び生物と一緒に提供 する。これらのポリペプチドを含んで成る組成物は本発明に包括される。典型的 な態様はここでもGRPレセプター、NMPレセプター及びR3BPである。
本発明はボンベシン様ペプチドに対するレセプターに固有な又は特徴的なエピト ープに対して特異的な抗体を提供する。これには、ボンベシン様ペプチドに対す るレセプターの属によって共有されているエピトープ、又は種々のレセプターサ ブタイプ間で異なるエピトープのいづれかに特異的に結合する抗体が含まれる。
任意のこれらの組成物を含んで成るキットが本発明に包括される。
従って、様々な核酸分子、ポリペプチド及び抗体は様々な診断又は治療用キット の基礎を担うことができる。
様々な組成物は、特に異常なレセプター機能、例えば増殖細胞症状に苦しむ者の ような宿主を処置せしめる方法の基礎も担い、それは有効量のこれらの試薬を投 与することによるか、又は生物学的サンプルをそれと接触せしめることによる。
該組成物、例えばりガント結合性フラグメントは関連のレセプターサブタイプに 関する更なる作動因子及び拮抗因子についての選別及びスクリーンのための手段 も担う。リガンド結合性領域とは別のポリペプチド領域において相互作用するり ガント及び分子の両者である選別化合物が獲得される。特に有用なのは、多重レ セプターサブタイプに影響を及ぼす化合物、例えば生物学的活性を調節すること に関して所望の範囲の特異性を示すものである。
RBPサブタイプのグループは、実質的な類似性及び臨界的な相違の両方を備え たレセプターポリペプチドのグループを提供するうえで非常に有用でもある。グ ループとしてのこれらのRBPは、単一のブタイブの特徴付けからは不可能な方 法で、クラスについての構造的及び機能的な分類を可能にする。
以下の説明はほとんどマウスのRIBP(Gl?Pレセプター)について詳しく 記述しであるが、11(Qの概念をボンベシン様ペプチドに対するその他の近縁 レセプター、例えばヒトRIBP(GRPレセプター)、ラノ) R2BP ( N闘しセプター)、ヒトR2BP (N肝しセプター)及びヒトR3BP(不完 全に特性化された相同推定レセプター)に適用することができる。特に、ボンベ シン様ペプチドに対するその他の類似のレセプターに由来する類似の用途及び試 薬が開発されうるであろう。新たなレセプターサブタイプに対する新たな生物活 性リガンドの同定も得られるであろう。
本発明は、宿主細胞においてGRPレセプターをコードするDNAを発現させる (例えば転写及び翻訳)ことに関連し、これにより天然のGRPレセプターのア ミノ酸配列を有し、起源の種の他のタンパク質を実質的に有さないGRPレセプ ター組成物の合成が可能となり、そして新規の突然変異GRPレセプターの合成 が更に可能となる。
更に、本発明は欠陥GRPレセプターDNA又はa+RNAのハイブリダイゼー ション診断におけるGRPレセプター又はそのフラグメントをコードするDNA の利用、及び天然起源からGRPレセプターをコードするDNA[得することに 関連する。ボンベシン様ペプチドに対するその他のレセプター(RBP) 、例 えばR2BP (NMBレセプターサブタイプ)、R3BP、又はその他の近縁 の関連レセプターについての遺伝子の類似の利用を同様に提供する。
より詳しくは、本発明は、例えば対応のレセプターに対する適当な結合親和力を 有する化合物についての薬剤スクリーニングアッセイにおける、組換RIBP、  l?2BP又はR3BP及び近縁タンパク質、 RIBP。
R2BP又はI?38P及び近縁タンパク質の発現を導くベクターによりトラン スフェクトされた細胞系;かかる細胞系由来の膜;の独立又は組合せでの利用; 更にはそれらより獲得した抗体及びその他の試薬に関連する。
更により詳しくは、本発明は、患者&ll織における関連のレセプターサブタイ プの発現レベルを決定するための診断アッセイにおいて有用である、組換RIB P(GRP−R)、 R2BP(N)IB−R)又はR3BP、及びこれらのレ セプターのタンパク質フラグメント、更にはそれらに対する抗体に関する。レセ プターに対する抗体の検出及び/又はレセプターの検出に基づくアッセイは予後 的有用性も有しうる。
更に、本発明は組換レセプター又はそのフラグメントもしくは誘導体を、例えば これらのレセプターもしくはフラグメントに対する抗体のような試薬を作製する ために、又はスクリーングアソセイにおいて定義付けする特定のレセプター作動 因子もしくは拮抗因子を単離するために利用することに関する。
好ましい態様の詳細な説明 吉−麗 ■、 一般事項 ■、核酸 ■、レセプター変異体 ■、レセプターの作製 ■、レセプターの単離 ■、レセフ“ター類イ以体 ■、抗体 ■、レセプターの他の用途 ■、リガンド:作動因子及び拮抗因子 X、 キット Xl、治療的用途 X■、レセプターのサブタイプ ■、一般事項 本発明はボンベシン様ペプチドに対する様りなレセプター、例えばRIBPとも 呼ばれ、ガストリン放出性ペプチド(GRP) レセプターに相当する、ボンベ シン様ペプチドに対するマウスレセプターサブタイプ1のアミノ酸配列及びDN A配列を提供する。これらの配列は、1118P又はGRPレセプター(GRP −11)を精製し、そしてこのレセプターのトリプシンフラグメントのアミノ酸 配列を決定した後に獲得できた。ヒトRIBP(GRP−R)と類似の配列であ る、ボンベシン様ペプチドに対するラットレセプターサブタイプ2、即ち、ニュ ーロメジンBレセプター(NMB−R) 、ヒトNMB−R及びR3BPで記述 するヒトの第3レセプターサブタイプを提供する。下記の詳細は通常、マウスの RIBP(GNP−R)に対して向けられているが、しがしながらその他のレセ プターサブタイプに同様に適用可能である。ヒ) RIBP、ラッ) R2BP 。
ヒトR2BP及びヒトR3BPはRBPのクラスの典型的な態様である。
精製したRIBPから獲得した部分アミノ酸配列をDNAプローブを推定するた めに用い、次いでそれを遺伝子のRIBP cDNA形態を単離するために用い た。いくつかの標準的な方法が、例えばManiatisら(1982) Mo 1ecular C1onin 、 A Laborator Manual、  Co1d SpringHarbor Laboratory、 Co1d  Spring 1(arbor Press i Sambrookら(198 9)Molecular C1onin : A LaboraLor Man ual (第2版)、第1〜3巻、C3HPress+ NY ; 八usub el ら旦1仝19盈yl Greene Publishing As5oc iates。
Brooklyn、 NY ;又はAu5ubelら(1987及び付録) C urrent Protocolsin Mo1ecular Bioio 、  Greene/Whitney、 New Yorkに記載又は論しられ、そ れらは本明細書に参考として組込んだ。このRIBP遺伝子の単離は相同性の第 2サブタイプ、R2BP (一般にN?’lBレセプターと呼ぶ)についての遺 伝子の単離を可能とし、これはR3BPと記述する第3のサブタイプの単離を更 に導く。これらの遺伝子はボンへシン様ペプチドに対するその他のレセプター遺 伝子の単離を可能とし、本明細書に記載している3つのサブタイプを超える科及 び5つの特定の態様にまで及ぶ。その手順は以下におおまかに記載しである。
ラムダgtlOバクテリオファージにおいて構築したcDNAライブラリーをス イス3T3細胞から単離したRNAより調製した。このライブラリーをオリゴヌ クレオチドでプローブする際に、cDNAクローンの単離に関連する問題を解消 するためにいくつかの改質及び固有の技法を利用した。特に、RIBPをコード するcDNAの種についてのライブラリーを富化する必要があり、それは富化せ しめていないcDN^ライブラリーにおけるかかる種の表現の低さに原因する。
オリゴヌクレオチドプローブは最も適当なコドン用法に基づくヌクレオチド配列 を有するようにデザインした。cDNAライブラリーをプレートアウトし、cD NAインサートを含むラムダファージをそれらのE、コリ(E、coli)宿主 を溶菌するようにさせて、それぞれが個りのcDNAインサートを含むプラーク を形成せしめた。これらのプラークをラベル化オリゴヌクレオチドプローブによ ってRIBP DNA配列についてスクリーンした。サブタイプI RPB c DNA種が単離されたが、これらは不完全な1118Pをコードした。
RIBP部分(GRP−R)並びにその5′及び3′フランキング領域をコード する更なるcDNA種を単離するためにポリメラーゼ連鎖反応技法を利用した。
レセプタ−サブタイプ1翻訳生成物全体をコードする単一のcDNAクローンを 獲得するために遺伝子特異性プライマー特異的cDNAクローニングを次に利用 した。ここで利用した実際のクローニング技法は下記の実施例12及び13に詳 しく記載した。マウス由来の単離化サブタイプルレセプター遺伝子を用い、ラッ トから相同性の第2サブタイプ(R2BP又はNMBレセプター)を単離した。
同様に、ヒトRIBP及びR2BP配列を第3のサブタイプ(R3BPと呼ばれ 、これは未だ完全に特性化されていない)と共に単離した。
レセプターサブタイプ1についてのcDNAがマウスから単離できたら、それを シーケンス化に付する。そのヌクレオチド配列はGI?Pレセプターの一次翻訳 生成物のアミノ酸配列、即ち、任意の後翻訳改質前のアミノ酸配列を示す。
完全なマウスアミノ酸配列を表1に示す。この配列はSEQ ID NO:1に 相当する。表1はGRPに結合するレセプターサブタイプ1のヌクレオチド配列 、及びその推定アミノ酸配列の両者を開示し、それは本明細書に参考として組入 れたBatteryら(1991) す四JI」工Acad、Sci、 USA  88 : 395−399においても公開されている。インタクトレセプター サブタイプ1タンパク質及びレセプターに対する単離化トリプシンペプチドの実 験決定アミノ酸配列を下線を付して示している。推定トランスメンプラン配列を 1〜■で表示している。N−=結合グリコジル化のための共通配列を枠で囲った 。
−−1′:1N″′ 〜 〜 本明細書で用いている用語「ボンベシン様ペプチドに対するレセプターサブタイ プ1」、rRIBPJ又はr GRPレセプター」は、表1に示すアミノ酸配列 を有するタンパク質もしくはペプチド、又はそのフラグメントを含むものとして 定義する。これは少な(とも約1100n、通常は約30nMより優れた、好ま しくは約10nMより優れた、そしてより好ましくは約3nMより優れた高い親 和力でGRPタンパク質に機能的に、且つ、似たように結合するポリペプチドも 称する。この用語はサブタイプルセブター遺伝子、マウスサブタイプルセブター 又はマウスにおけるその他のサブタイプ1の対立遺伝子、並びにマウス以外の種 、例えばヒト及びその他の哺乳動物のサブタイプルセブターを称するためにも用 いられうる。この用語はリガンドに結合する天然の抗体は包括しておらず、なぜ なら抗体の結合部位の構造的特徴はリガンドの結合部位とは異なるからである。
ヒトサブタイプ2レセプター(I12BP)配列を表2に示す。この配列は5E II110 NO: 3に相当する。
表2:ヒトゲノムRIBP(GRP−P)クローン及びヒト5CLC細胞系NC l−H345cDNAの両者に由来するヌクレオチド配列及び推定アミノ酸。
逆三角形はゲノムクローンより決定したイントロン位置を示している。
マウスサブタイプルレセプターDNAをプローブとして用いて、ラント第2サブ タイプレセプター遺伝子配列(表3参照)及びヒトサブタイブルセプター遺伝子 配列(表2参照)を単離した。このサブタイプルレセプター配列をR3BPと表 示するヒト配列を単離するプローブとして用いた。 RBP科の構成員としての この表示はレセプターサブタイプ1及び2に対するその高い相同性に由来する( 表12を参照のこと)。サブタイプルセブタ−(ボンベシン様ペプチドに対する )は一般にGRPレセプターと呼ばれ、他方、サブタイプ2レセプター(ボンベ シン様ペプチドに対する)は一般にNI’lBレセプターと呼ばれる。表3にお ける配列はSEQ 10 No : 5に相当し;そして表4における配列はS EQ 10 No : 7に相当し;そして表12における配列はSEQ In  No : 9に相当する。単離せしめたラットサブタイプ2レセプター遺伝子 配列を次にヒトサブタイプ2レセプター遺伝子配列(表4参照)を単離するため に用いた。偵たような手順が、その他の種から相同性レセプターを単離するため に、又は同一の種から別のレセプター、例えばヒトサブタイプ3レセプターを単 離するために適用可能であろう。特に、その他のボンベシン様ペプチドに対する レセプターが単離されうるであろう。下記の実施例29、図20及び表12を参 照のこと。
表3二2種類の独立したラットサブタイプ2レセプター(NMB−R)cDNA クローンに由来するヌクレオチド配列及び推定アミノ酸配列。ヌクレオチドとア ミノ酸の配列との間の水平下線は、その他のGクンバク質複合化レセプター超科 員に対する相同性に基づき、7つの推定トランスメンブランドメイン(順に番号 を付した)の位置を示す。
大きな点はN−結合グリコシル化の陽性部位の位置を示す。この配列は−ada ら(1991) Neuron −6: 421−430(本明細書に参考とし て組込む)にも開示されである。
g : : 6 g 呂 0 ・・ ++? −1 表4=ヒトに由来するヌクレオチド配列及び推定アミノ酸配列、ヒトゲノムレセ プターサブタイプ1 (GRP−R) クローン及びヒト5CLC細胞系NCl −H345cDNAは共に同一のタンパク質配列を示す。逆三角形はゲノムクロ ーンより決定したイントロンの位置を示す。
本発明は更に、表1.2.3もしくは4又はSE口ID NO: 10における アミノ酸配列との実質的なアミノ酸配列相同性を有するタンパク質又はペプチド をも包括するが、しかしながら物質り又は物質にのレセプターと実質的に同程度 又はより低めのアミノ酸配列相同性を示す任意のタンパク質又はペプチドを除く 。この物質にレセプターを表6に、マウスGRPレセプターと対比して示す。
ポリペプチド「フラグメント」又は「セグメント」は少なくとも約8個のアミノ 酸、一般には少なくとも10個のアミノ酸、より一般には少なくとも12個のア ミノ酸、しばしば少なくとも14個のアミノ酸、よりしばしばには少なくとも1 6個のアミノ酸、典型的には少なくとも18個のアミノ酸、より典型的には少な くとも20個のアミノ酸、通常は少な(とも22個のアミノ酸、より通常には少 なくとも24個のアミノ酸、好ましくは少なくとも26個のアミノ酸、より好ま しくは少なくとも28個のアミノ酸、そして特に好ましい態様においては少なく とも約30個又はそれより多くのアミノ酸のアミノ酸残基数の鎖である。
アミノ酸の配列相同性又は配列同一性は残基対合を最適化することにより、必要 ならば、必要なだけギャップを導入することにより決定される。保存性置換を対 合として考えるとこれは変わる。保存性置換には下記の群の中での置換が含まれ るニゲリシン、アラニン;バリン、イソロイシン、ロイシン;アスパラギン酸、 グルタミン酸;アスパラギン、グルタミン;セリン、スレオニン;リジン、アル ギニン;及びフェニルアラニン、チロシン。相同アミノ酸配列は天然の対立配列 及び各対応レセプター配列における種間変異を含むことを意図する。典型的に相 同なタンパク質又はペプチドは表1.2゜3もしくは4、又はSE[] 10  NO: 10のアミノ酸配列と25〜100%の相同性(もしギャップを導入で きるなら)から50〜100%の相同性(もし保存性置換が含まれるなら)を有 するであろう。相同性の尺度は少なくとも約35%、一般には少なくとも40% 、より一般的には少な(とも45%、しばしば少なくとも50%、よりしばしば 少なくとも55%、典型的には少なくとも60%、より典型的には少なくとも6 5%、通常は少なくとも70%、より通常には少なくとも75%、好ましくは少 なくとも80%、そしてより好ましくは少なくとも80%、そして特に好ましい 態様においては少なくとも85%又はそれより高いであろう、いくつかの相同性 タンパク質又はペプチド、例えば様々なレセプターサブタイプは表1.2.3も しくは4、又はSEo 10 No :lOのボンベシン様ペプチドに対するレ セプターと様々な生物活性を共有するであろう。本明細書で用いる用語「生物活 性」には、ボンベシン様タンパク質リガンド結合性、天然起源に由来する各対応 レセプターに対して発生せしめた抗体との交差反応性、及びグアニルヌクレオチ ド調節タンパク質(G−タンパク質)への結合性が含まれるが、それらに限定さ れない。G−タンパク質結合は一般に、タンパク質のリン酸化及び封鎖Ca”の 放出を含む機能的な下流生化学作用の原因となり、これら両者はしばしばレセプ ター機能をアッセイするために用いられる。様々の種異なるボンベシン様ペプチ ドは同−又は異なる細胞タイプにおいて異なる細胞応答を及ぼすことに注目すべ きである。「リガンド関連活性」とはリガンド結合自体を活性を言う。
[リガンドjなる語はペプチドリガンド結合に包括されるセグメントに結合する 、通常はボンベシン様ペプチド科の構成員である分子に関する。更に、リガンド はレセプター又はその類領体が結合する天然リガンドとして機能する分子、又は 天然りガントの機能的類似体である分子のいづれかである。その機能的類似体は 構造上の改質を有するリガンドでありうるか、又は適当なりガント結合決定基と 相互作用する分子の形を有する完全に無関係な分子でありうる。
リガンドは作動因子又は拮抗因子として働きうる。例えばGoodmanら(& 1)(1990) Goodsan & Gi1man’s : The Ph  rsacolo 1cal Ba5esロー恒7(第8版) Pergamo n Pressを参照のこと。
ポリペプチド又はフラグメントの溶解度は環境及びそのポリペプチドに依存する 。数多くのパラメーターがポリペプチドの溶解度に影響を及ぼし、それには温度 、電解質環境、ポリペプチドのサイズ及び分子特性、並びに溶媒の種類が含まれ る。典型的には、ポリペプチドを用いる温度は約4°Cから約65°Cに範囲す る0通常利用する温度は約18°C以上、そしてより通常には約22゛C以上で ある。診断目的のためには、その温度は通常室温又はそれより高いが、しかしな がらアッセイにおける成分の変性温度より低くする。治療的目的のためには、そ の温度は通常体温の温度、典型的にはヒトに関しては約37°Cであろうが、し かしながら一定の状況のもとではその温度はインシトウ(生体内)又はインビト ロにおいて高めても低めてもよいことがある。
電解質は通常はぼ生体内生理学的条件であろうが、しかしながら好都合な場合に はより高め又はより低めにイオン強度を変えてよい。
実際のイオンは生理学的又は分析的状況において用いる標準緩衝液に合うように 改質されうる。
ポリペプチドのサイズ及び構造は一般的に実質的に安定な状態にすべきであり、 そして通常は変性状態に°すべきではない。このポリペプチドは第四構造におい てその他のポリペプチドと会合して、例えば溶解性が授けられているか、又は天 然の脂質の二層相互作用に近い状況で脂質もしくは清浄剤と結合していることが ある。
溶媒は通常生物活性を保持のために用いるタイプの生物学的適合性緩衝液であり 、そして通常はほぼ生理学的な溶媒であろう8通常この溶媒は中性p8を有し、 典型的には約5〜10、そして好ましくは約7.5であろう。ある場合、清浄剤 、典型的には緩やかな非変性的なもの、例えばCHS又はCIIAPSを加える ことがあろう。
溶解度は通常スベドバーグ(Svedberg )単位において測定され、これ は特定の条件下での分子の沈降速度の尺度である。沈降速度の決定は伝統的に分 析用超遠心機において行われるが、しかしながら現在は標準の超遠心機において 一般に行われている。本明細書にそれぞれを参考として組込むFreifeld er(1982) Ph 5jcal Biochewistr(第2版)、  W、H,Free+wan ;及びCan torとSchimmel(198 0) 旦ヨb互国al−q至影濾復l 第1〜3部、W、H,Freeman  & Co、、 San Pranciscoを参照のこと。大まかな決定として 、予想の可溶性ポリペプチドを含むサンプルを標準のフルサイズ超遠心機におい て約50Krpmで約10分間遠心し、これにより可溶性分子は上清液に残るで あろう。可溶性粒子又はポリペプチドは、典型的には約30S以下、より典型的 には約15S以下、通常は約10S以下、より通常には約6S以下、そして特定 の態様において、好ましくは約4S以下、そしてより好ましくは約3S以下であ ろう。
■、核酸 本発明はボンベシン様ペプチドに対するこれらのレセプター、例えば対応のレセ プターサブタイプをコードする単離されたDNA又はフラグメント、又はレセプ ターポリペプチドに相当する生物学的活性体をコードする任意のそれらのフラグ メントの利用を考慮している。更に、本発明はレセプター活性を有する生物学的 活性タンパク質又はポリペプチドをコードし、そして表1.2.3.4又は12 に示すDNA配列と適当な条件下でハイブリダイズすることが可能な単離又は& llI換DNAを包括する。前記生物学的活性タンパク質又はポリペプチドはレ セプター自体又はフラグメントであってよく、そして表1.2.3もしくは4、 又はSEQ I[l No : 10に示すアミノ酸配列を有する。更に、本発 明は対応のレセプターサブタイプそれぞれと相同性であるタンパク質をコードす る、又はボンベシン様ペプチドに対するレセプターをコードするcDNAをプロ ーブとして用いて単離された、単離もしくは組換DN^又はそのフラグメントの 利用を包括する。この単離DNAは5′及び3′の隣りに関連の調節配列、例え ばプロモーター、エンハンサ−、ポリーA付加シグナル及びその他を有すること ができる。
「単離」核酸は、RNA、 DNA又は複合ポリマーのような核酸であり、これ は当然付随する天然配列、例えば起源種に由来するリポソーム、ポリメラーゼ及 びフランキングゲノム配列であるその他の成分から実質的に分けられている。こ の用語はその天然の環境から取出された核酸配列を包括し、そして組換もしくは クローン化DNA単離及び化学合成類似体、又は異種の系によって生物合成され た類似体を含む。実質的に純粋な分子には分子の単離形態が含まれる。
単離核酸は一般に分子の均質組成物であるが、しかしある態様においては、若干 の不均質性を含むであろう。この不均質性は典型的には所望の生物機能又は活性 に重要でないポリマー末端又は領域にて見い出せる。
r&Ill換」核酸はその製造方法又はその構造のいづれかによって定義される 。その製造方法に関すると、生成物は、例えばヌクレオチド配列におけるヒト介 在配列を包括する組換核酸技術を利用する方法により作られる。他方これは、天 然では互いに対して隣り合っていない2本のフラグメントの融合体を含んで成る 配列を作製することによって作られた核酸であることができるが、しかしながら 天然の生成物、例えば天然の突然変異体は排除することを意味している。
従って例えば、任意の天然でないベクターにより形質転換された細胞により作ら れた生成物は、任意の合成オリゴヌクレオチド方法を利用して誘導した配列を含 んで成る核酸と同様に包括される。これは通常、典型的には配列認識部位を導入 又は除去しながら、コドンを同−又は保存性アミノ酸をコードする重複コドンに 置き換えるために行う。他方これは、−Mに入手できる天然形態において見い出 せない機能の所望の組合せを含んで成る一本の遺伝子体を作り上げるために所望 の機能の核酸セグメントを互いにつなげるために行われる。制限酵素認識部位を 通常かかる人工操作体の標的とするが、しかしながらその他の部位特異的標的、 例えばプロモーター、DNA複製部位、調節配列、コントロール配列又はその他 の有用な特徴をデザインによって含ませることができる。類似の概念は組換、例 えば融合ポリペプチドにも向けられる。特に含まれるのは合成核酸であり、これ はこれらのレセプターのフラグメントに類似するポリペプチド及び様々な種々の サブタイプに由来する配列の融合体をコードする。
核酸に関する「フラグメントJは少なくとも約17個のヌクレオチド、一般には 少なくとも20個のヌクレオチド、より一般には少なくとも23個のヌクレオチ ド、たいていは少なくとも26個のヌクレオチド、よりたいていには少なくとも 29個のヌクレオチド、しばしば少なくとも32個のヌクレオチド、よりしばし ば少なくとも35個のヌクレオチド、典型的には少な(とも38個のヌクレオチ ド、より典型的には少なくとも約41個のヌクレオチド、通常は少なくとも44 個のヌクレオチド、より通常には少なくとも47個のヌクレオチド、好ましくは 少なくとも50個のヌクレオチド、より好ましくは少なくとも53個のヌクレオ チド、そして特に好ましいB様においては少なくとも56個又はそれより多くの ヌクレオチドの連続セグメントである。
ボンベシン様ペプチドに対するレセプターについてコードするDNAは、近緑又 は相同レセプターをコードする遺伝子、mRNA及びcDNA体を同定するのに 、並びにレセプターサブタイプ及び異なる種に由来するレセプターをコードする DNAを同定するのに特に有用である。
GRPに特異的に結合するサブタイプとは別のボンベシン様ペプチドに対する選 択性を有する記述のレセプターサブタイプ、例えばNMBへの結合に特異的な第 2のサブタイプ(サブタイプ2)が少なくとも1つあり、そしてその他にもある ようである。特に、その他の推定RBPをコードする遺伝子配列が単離されてお り、そして「サブタイプ3」又はr R3BP Jと呼ばれているが、それらは 完全に特徴付けされていない。種々のボンへシン様ペプチドレセプターサブタイ プは高い相同性を有するようであり、従って本発明に包括される。しかしながら 、RIBPとはかなり離れた発生関係を有し、そしてガストリン放出性ペプチド に結合しないレセプタータンパク質でさえも、もしそれらが十分なる相同性を有 するならばこれらのボンベシン様ペプチドレセプター配列を用いて単離されるこ とができる。ラットN?IBレセプター並びにヒトGRP及びN?IBレセプタ ーはヒトR3BPと同様に近縁レセプターの典型例である。哺乳動物のレセプタ ーに特に感心がもたれる。
かかるスクリーンにとって好ましいプローブは種々のレセプターサブタイプ間で 保存されるレセプターの領域である。特に、表1のヌクレオチド345〜410 にほぼ相当する第3トランスメンプランセグメントはその他のレセプターサブタ イプの対応領域と高い相同性を示すと予測される。その他の保存領域はその他の 類慎のレセプター又はレセプターサブタイプ、例えば第6、第7及び第2トラン スメンプランセグメントとの比較により同定されるであろう。
本発明は本明細書に記載の単離DNAと同−又は相同性の高いDNA配列を有す る組換DNA分子及びフラグメントを更に包括する。特に、これらの配列は通常 転写、翻訳及びDNA複製をコントロールするDNAセグメントに作動連結して いるであろう。
相同性核酸配列同志は比較したときに顕著な類似性を示す。核酸における相同性 の基準は配列対比による当業界において一般に利用されている相同性についての 、又はハイブリダイゼーション条件に基づく相同性についての尺度である。この ハイブリダイゼーション条件は下記により詳しく記載しであるが、しかしながら 物質P及び物質にのレセプターのいづれかに対する相同性によって更に限定して いる。任意の記載のパラメーターに加えて、相同性の尺度は、物質P又は物質K にとってのレセプターに対するかがる類似性を超えることが制限されうるであろ う。
核酸配列対比に関する実質的な相同性とはそのセグメント又はその相補鎖のいづ れかを比較し合ったときに、正しく並べた際に、適当なヌクレオチド挿入又は欠 失を伴って、ヌクレオチドの少なくとも約50%、一般には少なくとも56%、 より一般には少なくとも59%、たいていは少なくとも62%、よりたいていに は少なくとも65%、しばしば少なくとも68%、よりしばしばには少なくとも 71%、典型的には少なくとも74%、より典型的には少なくとも77%、通常 は少なくとも80%、より通常には少なくとも約85%、好ましくは少なくとも 約90%、より好ましくは少なくとも約95〜98%、又はそれより高く、そし て好ましい態様においては約99%又はそれより高いほどのヌクレオチドにおい て同一である。他方、実質的な相同性はセグメントが選択的なハイブリダイゼー ション条件下で鎖、又はその補体と、典型的には表1.2,3.4又は12に由 来する配列を利用してハイブリダイズするときに存在する。典型的には、選択的 なハイブリダイゼーションは少なくとも約14個のヌクレオチドの鎖にわたって 少なくとも約55%、好ましくは少な(とも約65%、より好ましくは少な(と も約75%、そして最も好ましくは少なくとも約90%の相同性があるときに生 ずるであろう。Kanehisa (1984) Nuc、Ac1ds Res 。
12 : 203−213(本明細書に参考として組入れる)を参照のこと。相 同性対比の長さは記述の通り長い鎖であってよく、そして一定の態様において少 なくとも約17個のヌクレオチド、通常は少な(とも約20個のヌクレオチド、 より通常には少なくとも約24個のヌクレオチド、典型的には少なくとも約28 個のヌクレオチド、より典型的には少なくとも約40個のヌクレオチド、好まし くは少なくとも約50個のヌクレオチド、そしてより好ましく少なくとも約75 〜100又はそれより多くのヌクレオチドの鎖にわたるであろう。
ハイブリダイゼーションの文脈における相同性に関連する緊縮条件は塩、温度、 有機溶媒及びその他のハイブリダイゼーション反応において典型的にコントロー ルされるパラメーターの緊縮複合条件であろう。緊縮温度は通常約30°C以上 、より通常には約37°C以上、典型的には約45°C以上、より典型的には約 55°C以上、好ましくは約65°C以上、そしてより好ましくは約70°C以 上の温度を含むであろう。
緊縮塩条件はたいていは約100軸り以下、通常は約500s+M以下、より通 常には約400+*M以下、典型的には約300mM以下、好ましくは約200 IIM以下、そしてより好ましくは約150mM以下であろう、しかしながら、 パラメーターの組合せは任意の単独パラメーターの値よりも重要である0例えば −etmurとDavidson (1968) J、Mo1.Biol、 3 1 : 349−370(本明細書に参考として組入れる)を参照のこと。
■、レセプター変異体 単離レセプターDNAはヌクレオチド置換、ヌクレオチド欠失、ヌクレオチド挿 入及びヌクレオチド鎖の反転によって容易に改質されうる。これらの改質はGR Pレセプター活性を有するそれらのレセプター、その誘導体又はタンパク質をコ ードする新規のDNA配列をもたらす、これらの改質配列は突然変異レセプター を作るために、又はレセプター種の発現を高めるために利用できうる。高められ た発現性は、遺伝子増幅、高められた転写、高められた翻訳及びその他のメカニ ズムを包括しうる。かがる突然変異レセプター誘導体は関連のレセプター又はそ のフラグメントの予備設定された又は部位特異的な突然変異を含む。「突然変異 GRPレセプター」は本明細書において、上記したGRPレセプターの相同性の 定義に属する何らかのポリペプチドを包括するが、しがしなから欠失、置換又は 挿入のいづれかにより天然において見い出せるGRPレセプターのアミノ酸配列 とは異なるそれを有するポリペプチドである。特に、「部位特異的突然変異GR Pレセプター」とは、表1.2.3もしくは4、又はSEQ In No :  10のレセプターとの相同性を有し、且つ、それらのレセプターと様々な生物学 的活性を共有するものとして定義する。類似の概念がマウス及びヒトのRIB、 P(GRPレセプター)、ラット及びヒトのR28P (NMPレセプター)、 ヒトR3BP、並びにボンベシン様ペプチドに対するその他のレセプター、特に 温血動物、例えば哺乳動物及び鳥類において見い出せるようなレセプターのそれ ぞれに適応する。
前述した通り、これらの説明はボンベシン様ペプチドに対する全てのレセプター を包括することを一般に意味し、特別に記載しであるGRPレセプターの例に限 定されないことを強調する。
部位特異的な突然変異部位を予め決定できるが、突然変異は部位特異的である必 要はない。GRP突然変異誘発はアミノ酸挿入又は欠失を行うことにより実施で きる。置換、欠失、挿入又は任意の組合せは最終構築体に現われるように作り上 げることができる。挿入にはアミノ−又はカルボキシ−末端融合が含まれる。ラ ンダムな突然変異誘発は標的コドンにて実施でき、そして発現されたGRPレセ プター変異体は所望の活性についてスクリーンされうる。既知の配列を有するD NAにおける予め決定した部位にて置換突然変異を行うための方法、例えばM1 3プライマー突然変異誘発は当業界によく知られている。Sawbrookら( 1989)及びAu5ubelら(1987及び付録)も参照のこと。
DNAにおける突然変異誘発は通常、解読枠の外にコード配列を置(べきでなく 、そしてループ又はヘアーピンのような二次mRNA構造を作るようにハイブリ ダイズしうる相補性領域を作りあげないことが好ましいであろう。
本発明はまた組換タンパク質、例えばこれらのレセプター由来のセグメントを利 用する異種融合タンパク質を提供する。異種融合タンパク質は同し状況において 天然では通常融合し合っていないタンパク質又はセグメントの融合体である。従 って、イムノグロブリンとレセプターポリペプチドとの融合生成物は、典型的な ペプチド結合で融合した配列を有する連続タンパク質分子であり、典型的には単 一翻訳生成物として作られ、そして各起源ペプチドに由来する特性を示すもので ある。’W44以の概念が異種核酸配列に適応する。
更に、新規の構築体が、他のタンパク質に由来する類(以機能のドメインを組合 せることによって作られうる。例えば、リガンド結合性又はその他のセグメント を、別の新たな融合ポリペプチド又はフラグメント間で「スワップJさせること ができる。本明細書に参考として組入れた、例えばCunn inghamら( 1989) 5cience 243 : 1330−1336 ;及びO’  Dowdら(1988) J、Biol、Chem、 263 : 15985 −15992を参照のこと。従って、特異性の新たな組合せを示す新たなキメラ ポリペプチドは、リガンド結合特異性領域と細胞内領域との機能的連結に由来す るであろう。例えば、その他の近縁レセプターに由来するリガンド結合性ドメイ ンを加えるか、又はこれらのレセプターの別の結合性ドメインと置換さゼること かできる。得られるタンパク質は通常バイブリドな機能及び特性を有するであろ う。
BeaucageとCarruthers (1981) Tetra、Let ts、 22 : 1859−1862により述べられているホスホラミジット 法は適当な合成りNAフラグメントをもたらすであろう。二本鎖フラグメントは 通常、相補鎖を合成し、次いで適当な条件のもとて鎖を互いにアニールさせるこ とにより、又はDNAポリメラーゼを用いて相補鎖に適当なプライマー配列を付 加せしめることによって得られるであろう。
■、レセプターの作製 GRPレセプター又はそのフラグメントをコードするDNAは化学合成、cDN Aライブラリーのスクリーニング、又は広範囲にわたる様々な細胞系もしくは組 織サンプルより調製したゲノムライブラリーのスクリーニングにより得ることが できる。
このDNAは、全長レセプター又はレセプターのフラグメントの合成のために( これは言い換えれば、ポリクローナル又はモノクローナル抗体の作製のために利 用できる);結合性の研究のために;改質レセプター分子の構築及び発現のため に;並びに構造/II能の研究のために広範囲にわたる様々な宿主細胞において 発現されうる。
各レセプター又はそのフラグメントは、適当な発現ベクターにより形質転換又は トランスフェクトされた宿主細胞において発現されうる。これらの分子はその組 換宿主に由来するもの以外のタンパク質又は細胞性夾雑物を実質的に含まないこ とができ、従って薬理学的に許容される担体及び/又は希釈剤と組合せたときに 薬理学的組成物において特に有用となる。このレセプター、又はその一部は、他 のタンパク質との融合して発現されうる。
発現ベクターは典型的には、所望のレセプター遺伝子又はそのフラグメントを含 む自己復製型のDNA又はl?NA構築体であり、通常は適切な宿主細胞におい て認識される適切な遺伝子コントロール要素と作動連結している。これらのコン トロール要素は適切な宿主の中で発現を及ぼすことが可能である。発現を及ばず のに必要な特定のタイプのコントロール要素は利用する実際の宿主細胞に依存す るであろう。一般に、遺伝子コントロール要素は、原核系プロモーターシステム 又は真核系プロモーター発現コントロールシステムを含むことができ、そして典 型的には転写プロモーター、転写の開始をコントロールする任意のオペレーター 、−RNAの発現レベルを高揚させる転写エンハンサ−1適当なリポソーム結合 部位をコードする配列、並びに転写及び翻訳を終結させる配列を含む。発現ベク ターはまた、宿主細胞とは独立してベクターが複製することを可能にする複製起 点を含む。
本発明のベクターは、ボンへシン様ペプチドに対するレセプターをコードするD NA、又は生物学的に活性なレセプターポリペプチドをコードするそのフラグメ ントを含んでいる。このDNAはウィルスプロモーターの制御下にあることがで き、そして選別マーカーをコードすることができる。本発明は更に原核系又は真 核系宿主においてレセプターをコードする真核系cDNAを発現せしめることの できるかかる発現ベクターの利用を考慮しており、ここでこのベクターはその宿 主に適応し、そしてここでこのレセプターをコードする真核系c、DN^はベク ターの中に挿入されていてベクターを含む宿主の増殖が問題のcDNAを発現さ せるようにする。通常、発現ベクターはそれらの宿主細胞におLJる安定な複製 のために、又は細胞当りの所望の遺伝子のコピーの総数を大いに高める増幅のた めにデザインされている。宿主細胞の中で発現・・フタ−が複製する必要性は常 に必要であるわけではなく、例えばGRPレセプター又はそのフラグメントの一 過性発現は、宿主細胞により認識される複製起点を含まないベクターを利用する ことで様々な宿主において及ぼされることが可能である。また、GRPレセプタ ー又はそのフラグメントの組換えによる宿主DNAへの組込みを起こさせるベク ターを用いることができる。
本明細書で利用するベクターはプラスミド、ウィルス、バクテリオファージ、組 込み性DNAフラグメント、及び宿主のゲノムの中へのDNAフラグメントの組 込みを可能とするその他の媒体を含んで成る。発現ベクターは作動連結した遺伝 子の発現を及ぼす遺伝子コントロール要素を含む特別のベクターである。プラス ミドが最も一般的に利用されているベクターの型であるが、同等の機能を担い、 そして当業界に知られている、又は知られるようになるであろうベクターのその 他の型金てもここでの利用に適する。例えば、本明細書に参考として組入れるP ouwelsら(1985及び付録)U並uL■且■旦A Laborator  Manual、Elsevier、 N、Y、及びRodriquezら(編 )Vectors : A 鎖■胚of Mo上ecular CIonir4  Vectors and Their Uses+Buttersworth 、 Boston、 1988を参照のこと。
形質転換細胞は、&g換DNA技術を利用して構築したレセブターヘクターによ り形質転換された又はトランスフェクトされた細胞、好ましくは哺乳動物細胞で ある。形質転換細胞は通常このレセプター又はそのフラグメントを発現するが、 しかしながらそのDNAをクローニング、増幅及び操作するためには、このレセ プターを発現させる必要はない。本発明は更に栄養培地において形質転換細胞を 培養せしめることを考慮しており、これによってこのレセプターを培養物の中に 蓄積させることが可能となる。このレセプターは培養物又は培養培地のいづれか から回収できる。
本発明の目的のため、DNA配列は互いに機能的に対応しているときに作動連結 している。例えば、もしDNAがプレタンパク質とじて発現されるか、又はポリ ペプチドを細胞膜に導くことを担う、もしくはポリペプチドの分泌を担うなら、 プレ配列又は分泌リーダーについてのDNAはポリペプチドに作動連結している ことになる。プロモーターがポリペプチドの転写をコントロールするなら、それ はコード化配列に作動連結している。リポソーム結合部位が翻訳を可能とするよ うに位置しているなら、それはコード化配列に作動連結している0通常、作動連 結は連続的であり、そして解読枠の中を意味するが、しかしながら一定の遺伝子 要素、例えばレプレッサー遺伝子はつながっている必要はないが、ただしオペレ ーター配列に結合し続け、発現をコントロールする。
適切な宿主細胞には原核細胞、下等真核細胞及び高等真核細胞が含まれる。原核 細胞にはグラム陰性及びダラム陽性の生物、例えばE、コリ(E、coli)及 びB、スブチリス(B、5ubti lis )が含まれる。
下等真核細胞には酵母、例えばS、セレビジア(S、cerevisiae)及 びピヒア(Pichia) 、並びにタマホコリカビ(DicL osteli um)属の種が含まれる。高等真核細胞には、非呻乳動物起源、例えば昆虫細胞 及び鳥類、並びに哺乳動物起源、例えばヒト、霊長類及びげっ歯頻の両者に由来 の樹立された組織培養細胞系が含まれる。
原核宿主ベクター基には、数多くの様々な種のための広範囲にわたる様々なベク ターが含まれる。ここで用いているE、コリ及びそのベクターはその他の原核細 胞において用いられる同等のベクターを包括するように一般的に利用されるであ ろう。DNAを増幅させる代表的なベクターはpBR322又はその数多くの誘 導体である。レセプター又はそのフラグメントを発現させるのに利用できるベク ターには、 Iacプロモーター(pUc−シリーズ) ; trpプロモータ ー(pBR322−trp) ; Ippプロモーター(plN−シリーズ); ラムダ−pPもしくはpRプロモーター(pOTs) ;又はバイブリドプロモ ーター、例えばptac (pDR540)を含むようなベクターが含まれるが 、それらに限定されない。本明細書に参考として組入れるBros iusら( 1988)rExpression Vectors Employing L amda−、trp−+ 1ac−、and Ipp−derived Pro *oters」、 Vectors : A 5urve of Mo1ecu lar andTheir Uses(RodriguezとDenhardt W)、 Buttersworth+ Boston 、第10章、第205〜 236を参照のこと。
下等真核細胞、例えば酵母及びタマホコリカビはGRPレセプター配列含有ベク ターにより形質転換されうる0本発明の目的のため、最も一般的な下等真核宿主 はパン酵母、即ち、サッカロマイセスセレビジア(Saccharos ces  cerevisiae)である、これは下等真核細胞を代表するように一般的 に利用されるが、しかしながら数多くのその他の株及び種も有用である。酵母ベ クターは典型的には複製起点(組込み型を除<)、選別遺伝子、プロモーター、 レセプター又はそのフラグメントをコードするDNA、並びに翻訳終止、ポリア デニル化及び転写終止のための配列より成る。酵母のために適切な発現ベクター には3−ホスホグリセラードキナーゼ及び様々なその他の解糖酵素遺伝子のプロ モーターのような構成プロモーター、又はアルコールデヒドロゲナーゼ2プロモ ーターもしくはメタロチオコンプロモーターのような誘発性プロモーターが含ま れる。適切なベクターには下記のタイプの誘導体が含まれる:自己複製型低コピ ー数のタイプ(例えばYRp−シリーズ)、自己複製型窩コピー数のタイプ(例 えばYEp−シリーズ);組込みタイプ(例えばYlp−シリーズ)、又はミニ 染色体のタイプ(例えばYCp−シリーズ)。
高等真核系組織培養細胞は機能的に活性なGRPレセプタータンパク質の発現に とって好ましい宿主細胞である。原理的には、無を椎又はを椎起源にかかわらず 全ての高等真核系組織培養細胞系、例えばバクロウィルス発現系が有用である。
しかしながら、哺乳動物細胞が好ましい、かかる細胞の形質転換又はトランスフ ェクション及び増殖は日常の手順となっている。有用な細胞系の例には、HeL a細胞、チャイニーズハムスター卵母(CHO)細胞系、ベビーラントの腎1i  (BRに)細胞系、昆虫細胞系、鳥類細胞系及びサル(CO3)細胞系が挙げ られる。かかる細胞系にとっての発現ベクターは通常、複製起点、プロモーター 、翻訳開始部位、RNAスプライス部位(もしゲノムDNAを用いたなら)、ポ リアデニル化部位及び転写終止部位を含む。これらのベクターはまた選別遺伝子 又は増幅遺伝子を通常含む。
適切な発現ベクターはプラスミド、ウィルス又はレトロウィルスであって、例え ばアデノウィルス、SV40、バーボウイルス、ワタシニアウィルス又はサイト メガロウィルスに由来するプロモーターを保有するものでありうる。適切な発現 ベクターの代表例にはpcI]NAI 1pCD (Okaya+iaら(]9 85) Mo1.Ce1l Biol、 5 : 1136−1142を参照の こと) ; pMc1neoポリA (Thomasら(1987) Ce旦5 1 : 503−512を参照のこと);及びバクロウィルスベクター、例えば pAC373又はpAc610が挙げられる。
レセプターポリペプチドは、特定の又は規定のグリコジル化パターンを施すシス テムの中で発現させることがしばしば所望されるであろう。この場合、通常のパ ターンは発現系によって当然に施されるであろう。しかしながら、このパターン は、グリコジル化されていない状態のようなポリペプチドを、異種の発現系に導 入せしめた適当なグリコツル性タンパク質に暴露せしめることによって改変でき るであろう。例えば、このレセプター遺伝子を哺乳動物の又はその他のグリコジ ル性酵素をコードする1又は複数の遺伝子と一緒に形質転換させることができる 。この手法を用いることにより、一定の哺乳動物グリコジル化パターンが原核系 又はその他の細胞において達成されるであろう。
■、レセプターの単離 ti GRPレセプターは下記に概略する方法によって活性の損失を伴うことな く活性状態において膜から可溶化され、そして精製されうる。ここでも、この方 法はGRPレセプターに適用しているが、ボンへシン様ペプチドに対するその他 のレセプターも同様に挙動し、従って似たような方法を利用して単離可能される であろう。
GRPレセプターの起源は前記した通り組換GRPレセプターDNAを発現せし めることのできる真核系又は原核系宿主でありうる。この起源はマウスのスイス 3T3繊維芽細胞のような細胞系であってもよいが、その他の哺乳動物の細胞系 も本発明に考慮され、そして好ましい細胞系はヒトのそれである。
該活性GRPレセプターを安定化剤及び清浄剤を利用してGRPレセプターを含 む膜から可溶化せしめた。この安定化剤は好ましくは可溶性コレステリルエステ ルである。特に良好な結果はコレステリルヘミスクシネート(C)Is)を用い て得られた。この清浄剤は非イオン性、双イオン性等でありうる。特に良好な結 果は双イオン性清浄剤、即ち、3−C(3−コラミドプロピル)ジメチルアンモ ニオツー1−プロパンスルホネート(CHAPS)を用いて得られた。
GNPレセプターを含む細胞膜は、培養させたGRPレセプターを含む細胞系、 例えばスイス3T3繊維芽細胞の溶解、それに続く遠心によって調製される。得 られるペレットを再懸濁によって洗い、そして再び遠心した。
上記及び実施例1に記載の通りに適当な細胞系から膜を獲得したら、タンパク質 の最終濃度をU/4節する。適当な最終タンパク質濃度は約15+mg/mlと する。
これらの膜を次にGRPレセプターの可溶化の前に塩洗浄する。これらの膜を緩 衝液と塩化ナトリウム(NaCI )で2回洗い、次いで可溶性緩衝液で洗い、 そして最後に可溶性緩衝液の中で調節タンパク質濃度で9濁させる。最初の2回 の洗浄にとっての適切な緩衝液組成は媒質、例えば50+Mの4−(2−ヒドロ キソエチル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸01EPES) 、pH7,5 、キレート剤、例えば211PIのエチレンジアミン−四酢酸(EDTA)及び プロテアーゼインヒビターを含んで成る。適切なNaC1濃度は1.0Mである 。洗浄及び懸濁の両方のための可溶性緩衝液は典型的には50+MのHEPES 、 pH7,5,2111MのEDTA、その他のキレート剤、例えば1mMの 〔エチレンビス−(オキシエチレンニトリロ)]四酢酸(ECT八)、1005 MのNaCl及びプロテアーゼインヒビターを含んで成る。タンパク質濃度は例 えば約7mg/mlに合わせる。塩洗浄工程は2倍の精製度を提供する。似たよ うな結果が、膜を2Mの尿素、高いp)Iの緩衝液(pHlO) 、又はカオト ロピック塩、例えばヨウ化カリウム(Kl)で洗うことにより得られる。この手 順は抽出物中のGl?Pレセプターの安定性も高める。
緩衝液のその他の構成成分には、例えばスクロース、及び適当なプロテアーゼイ ンヒビター、例えばアプロチニン、ロイペプチン、ペプスタチン、バシトリン及 びフェニルメチルスルホニルフルオリド(PMSF)が含まれる。
次に清浄剤((Jl^PS)と可溶性コレステリルエステル安定化剤(C)Is )との混合物をこの膜懸濁物にゆっくりと加えて設定の最終清浄剤濃度にする。
清浄剤の可溶性コレステリルエステルに対する重量比は約200:1〜5:2の 範囲内、好ましくは約10=1でありうる。他方、清浄剤を膜懸濁物に加え、続 いて可溶性コレステリルエステルを加えてよい。この場合、まず清浄剤100% が存在し、次いで可溶性コレステリルエステルを清浄剤のエステルに対する重量 比が約zoo:i〜5:2の範囲、好ましくは約10:1となるように加える。
GRPレセプターの可溶化のため、清浄剤の濃度は0.4〜3.0重量/容量% (w/v)とずべきであり、そして最適には約15mg/@11の膜濃度(膜洗 浄工程前)に対して約0.75%(w / v )に設定する。同様に、可溶性 コレステリルエステルの濃度は約0.0015〜1.2%(W/ v )の範囲 内にする。同様に、4約15mg/mlの膜濃度に関して、可溶性コレステリル エステルの濃度は約0.075%(W/V)が好ましい。
この抽出物を次に約0〜37°Cの範囲内の温度、典型的には室温、例えば21 °Cでインキュベートし、次いで0〜21°C1典型的には4°Cに冷却する。
この可溶性材料を次に包括される容置に依存して高速、好ましくは約100,0 00gにて、標準の遠心機において適当な時間遠心して、可溶化レセプターを含 む抽出物(即ち、可溶性抽出物)を得る。
高い清浄剤濃度(0,4〜3.0%)ではこのレセプターは生物学的活性を損失 する。しかしながら、緩衝液による希釈により、このレセプターは再活性化する 。安定化剤として働(可溶性コレステリルエステルの存在は、レセプターが低清 浄剤濃度で再活性化するために必要である。結合活性を示すように活性可溶化G RPレセプターを利用するアッセイに関して、懸濁物中の清浄剤の最終濃度は約 0.025〜0.2%(w / v )の範囲内に希釈すべきである。清浄剤の 可溶性コレステリルエステルに対する重量比は約200:1〜5:2の範囲内、 好ましくは約l0=1に維持すべきである。従って、可溶性コレステリルエステ ルにとっての適切な範囲は約0.000125〜0.08%(W/v)とする。
好ましいアッセイ濃度は0.075%(W/V)の清浄剤と約0.0075%( W / V )の可溶性コレステリルエステルである。
活性状態における可溶化レセプターを次に精製して、夾雑タンパク質を取除く。
GRPレセプターの精製は上記した可溶化手順に続く下記の工程を含む多段手順 を包括している。
(1)ポリエチレングリコール沈殿、ポリエチレングリコール(PEG)の添加 によってGRPレセプターを可溶性抽出物から沈殿させる。PEGの添加は20 %(w/v)の最終濃度となるように行うのが好ましい。この沈殿物を次に遠心 によって集め、次いで緩衝溶液にg濁させる。この緩衝溶液は典型的には25d の)IEPES、 pl+ 7.5.251のトリス/C1,2+l1MのED TA、0.075%(w/v )の清浄剤、0.0075%(W/V)の可溶性 コレステリルエステル及びプロテアーゼインヒビターを含んで成りうる。この懸 濁物の最終容量はもとの可溶性抽出物の25%とするのが好ましい。懸濁物の中 に残っているタンパク質を遠心によって集める。この工程は2倍の精製度を提供 し、そしてレセプターの安定性を高める。
(2)小麦胚芽凝集素クロマトグラフィー。この可溶性抽出物を、50−hのI IEPEss pH7,5,2+++MのE[lTA、0.25%(w/v)の 清浄剤、0.025%(W/v)のコレステリルエステル及びプロテアーゼイン ヒビターを典型的に含んで成る緩衝溶液で平衡にした小麦胚芽凝集素アフィニテ ィーカラムに適用した。このカラムをカラム緩衝溶液と5−11のN−N’−N “−トリアセチルーチトトリオースで溶出させた。次に(JPレセプターを含む 画分を”I−GRP結合アッセイによって同定した。この工程は炭水化物を含ま ないタンパク質を取除くことによって5倍の精製度を提供する。良好な収率を得 るため、このカラムをチトトリオース又はチトビオースで溶出させることが必要 である。その収率は清浄剤濃度を約0.2%以の清浄剤に、そして0.02%の 可溶性コレステリルエステルに維持せしめることによって高めることもできる。
(3) GRP−アフィニティークロマトグラフィー。小麦胚芽凝集素カラム溶 出物をGRPアフィニティ〜カラムで更に分画した。好ましい態様において、こ のカラムは、ペプチドヒト(NIe14.273 GI?P1.3−27 (G RPのC末端領域)が2mgのペプチド/充填ゲルmlで結合して有しているビ ーズマトリックスを含んでいる。このカラムは25tsMのトリス、25mMの HEPES、 pH7,5,2IIMのEDTA、、0.075%(w/v)の CIt A P S、0.0075%(W/V)のCH3及びプロテアーゼイン ヒビターを典型的に含んで成る溶液で平衡にしである。小麦胚芽凝集素カラム溶 出物中の清浄剤の濃度は、25−MのHEPES、25+wMのトリス、pH7 ,5,2mMのEDTA及びプロテアーゼインヒビターを典型的に含んで成る溶 液による希釈によって0.075%(W/V)に調節することが好ましい。サン プルの適用及びカラムの過剰の洗浄の後、結合したタンパク質を0.2M以上の 濃度の塩で溶出させる。0.5MのNaC1が特に適切である。Gl?Pレセプ ターを含む両分を次に”’I−GRP結合アッセイによって同定する。利用した GRPベプ千F ((NIe14.271Gl?P13−27 )は、酸化に耐 性なTriton Biosciences Inc、(^lameda。
CA)により作られた類イ以体である。有用なその他のGRPペプチド及びマト リックスには、限定することなく、GRPl−27,Gl?P1.4−27及び (1,ys3)ボンベシンも含まれるが、最適収率及び溶出濃度の調節が必要で あろう。レセプター結合活性が維持され、且つ、良好な収率が得られることを理 由に、塩による結合タンパク質の溶出は重要である。カラムに載せられたサンプ ル中の清浄剤の濃度は慎重に最適化する。清浄剤の適切な範囲は約0.025〜 0.2%(w/v )である。清浄剤の安定化剤に対する比も同様に、200: 1〜5:2、好ましくは1071にする。
(4)第2アフイニテイーカラム。このアフィニティーカラムから溶出させたG RPレセプターを含む両分を脱塩し、そしてそのサンプルを第2のGjtPアフ ィニティーカラムに適用し、そして工程(3)に記載の通りに溶出させた。レセ プターを含む両分を結合アッセイにより同定した。この工程における2木の連続 アフィニティーカラムの利用は高い度合いの精製度をもたらすのに好ましい。
(5)ゲル濾過。これはより純粋な生成物をもたらす任意的な工程である。ゲル 濾過工程はまたプロテアーゼインヒビター、塩及び残留清浄剤をレセプターから 除去するのに有用である。
一般に、本発明の可溶化した未精製の、及び可溶化した精製GRPレセプターは 少なくともKn =10nHの親和力でガストリン放出ペプチドと結合する0本 発明にかかわるマウスのスイス3T3繊維芽細胞系由来のGRPレセプターは下 記の特徴を有することが認められた:約70〜100キロダルトンの見かけ上の 分子量で5DS−PAGE上でブロードバンドとして泳動する;ボンベシン型の ポリペプチドに特異的に結合する;約10〜loOpMのに0値を存する;結合 したGプロティンを有さない;N−結合化炭水化物を含む;脱グリコジル化した とき、5O3−PAGE上で36±5キロダルトンの見かけ上の分子量を有する ;そしてN−末端付近にて −Leu−^5n−Leu−へ5p−Val−Asp−Pro−Phe−Leu −3er−の部分アミノ酸配列を有する。
全体の配列がこれでわかるため、GRPレセプター、そのフラグメント又は誘導 体は、ペプチドを合成するための常用の方法によって製造できる。これらの方法 には、本明細書にそれぞれの全体を組入れる、 StewartとYoung  (1984) 5olid上hase Pe tide S nthesis。
Pierce Chemical Co、、 Rockford、IL ; B odanszkyとBodanszky (1984)7he Practic e of Pe tide S nthesis、 Springer−Ver lag、 New York ;及びBodanszky (1984) Th e Pr1nci les of Pe tide S nthesis。
Springer−Verlag、 New Yorkに記載されているような 方法が含まれる。例えば、アジド法、酸塩化物法、酸無水物法、複合無水物法、 活性エステル法(例えば、p−ニトロフェニルエステル、N−ヒドロキシスクシ ンイミドエステル又はシアノメチルエステル)、カルボジイミダゾール法、酸化 還元法、又はジシクロへキシルカルボジイミド(DCCD) /添加法が利用で きる。固相及び溶液相合成は共に上記の方法に適用できる。
GRPレセプター、フラグメント又は誘導体は、ペプチド合成において典型的に 採用される上記の方法に従って適切に製造され、一般には、末端アミノ酸にアミ ノ酸を1個づつ順に縮合することを含んで成るいわゆる逐次工程によって、又は 末端アミノ酸にペプチドのフラグメントを結合させることのいづれかによって行 われる。結合反応において利用されないアミノ基は不適切な配置での結合を防ぐ ために保護されていな(ではならない。
面相合成を採用するなら、C末端アミノ酸を不溶性担体又は支持体にそのカルボ キシル基を介して結合させる。不溶性担体は、反応性カルボキシル基に対する結 合能力を有する限り特に限定されない。
かかる不溶性担体の例にはハロメチル樹脂、例えばクロロメチル樹脂又はブロモ メチル樹脂、ヒドロキシメチル樹脂、フェノール樹脂、第三−アルキルオキシカ ルボニルヒドラジド他樹脂等が挙げられる。
アミノ基保護化アミノ酸を順に、その活性化カルボキシル基と、予め作られてい るペプチド又は鎖の反応性アミノ基との縮合を介して結合させてペプチドを順々 に合成させる。完全な配列が合成された後、このペプチドをこの不溶性担体から 切り離してペプチドを得る。この固相手法は一般にMerrtfieldら(1 963)のJ、A−、Che(Soc。
85 : 2149−2156(本明細書に参考として組入れる)に述べられて いる。
製造せしめたレセプター及びそのフラグメントはペプチド分離、例えば抽出、沈 殿、電気泳動及び様々な形態のクロマトグラフィーによってこの反応混合物から 単離及び精製できる。本発明のレセプターはその所望の用途に応じて様々な程度 の純度で得ることができる。精製は本明細書に開示しであるタンパク質精製技術 の利用によって、又は本明細書に記述しである免疫吸着アフィニティークロマト グラフィーにおける抗体の利用によって成し遂げることができる。
この免疫吸着アフィニティークロマトグラフィーはまず抗体を面相支持体に連結 し、次いでこの連結した抗体を小細胞肺癌細胞の可溶化リゼートと、GRPレセ プターを発現するその他の細胞のリゼートと、又はDNA工学の結果としてGI ?Pレセプターを生産する細胞のリゼートもしくは上清液と接触させることによ って実施する(下記を参照のこと)。
■、レセプター類似体 GRPレセプターの「誘導体」にはアミノ酸変異体、グリコジル化変異体、及び その他の化学成分との共有結合又は凝集複合体が含まれる。共有結合誘導体は当 業界によく知られる手段により、GRPレセプターのアミノ酸側鎖又はN−もし くはC−末端において見い出せる基と官能基とを連結させることによって製造で きる。これらの誘導体には、限定することなく、カルボキシル末端又はカルボキ シ側鎖含有残基の脂肪式エステル又はアミド、ヒドロキシル基含有残基のO−ア シル誘導体、及びアミノ末端のアミノ酸又はアミノ基含有残基、例えばリジンも しくはアルギニンのN−アシル誘導体が挙げられる。アシル基はC3〜C1Bの 通常のアルキルを含むアルキル成分の群より選ばれ、従ってアルカノイルアロイ ル種を形成する。
特に、例えばポリペプチドの合成及びプロセシング中又は更なる処理工程におい てそのグルコシル化パターンを改変させることによってなされるグリコジル化変 異が含まれる。これを成し遂げる特に好ましい手段は、ポリペプチドを、かかる プロセシングを通常施す細胞に由来するグリコジル性酵素、例えば哺乳類グリコ ジル性酵素にaf!せしめることによる。脱グリコジル化酵素も考慮される。ま た、リン酸化アミノ酸残基、例えばホスホチロシン、ホスホセリン又はホスホス レオニンを含むその他の小さな改質を有する同じ一次アミノ酸配列の型も包括さ れる。
誘導体は組換培養物、例えばN−もしくはC−末端融合体においてに好ましいG RP誘導体の箇所は自由なアミノ基、炭水化物成分及びシスティン残基である。
レセプターと他の相同性又は異種タンパク質との融合ポリペプチドも提供する。
相同性ポリペプチドは異なる増殖因子レセプターの融合体であってよく、その結 果例えば一方のレセプターのリガンド特異性と他方の細胞内領域を示すバイブリ ドタンパク質、又は幅広いもしくは狭い結合特異性を有しうるレセプターがもた らされる。
同様に、誘導タンパク質の組合わさった特性又は活性を示すであろう異種融合体 が構築されうる。典型的な例はリポータ−ポリペプチド、例えばルシフェラーゼ と、レセプターのセグメント又はドメイン、例えばリガンド結合性セグメントと の融合体であり、これにより所望のりガントの存在又は位置は容易に決定されう る。例えば本明細書に参考として組入れたDullらの米国特許第4,859, 609号を参照のこと。その他の遺伝子融合体のパートナ−には細菌性β−ガラ クトシダーゼ、trpE、プロティンA1β−ラクタマーゼ、アルファーアミラ ーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼ及び酵母アルファー交雑因子が含まれる。例 えばGodowskiら(198B) 5cience 241 : 812− 816を参照のこと。
BeaucageとCarruLhers (1981) TeLra、Let ts、 22 : 1859−1862に記述のホスホセリント法は適切な合成 りNAフラグメントをもたらずであろう。二本鎖のフラグメントは通常、相補鎖 を合成し、次いで適当な条件下で鎖を「いにアニールさせることにより、又は適 当なプライマー配列をDNAポリメラーゼによって相補鎖に付加することによっ て得られるであろう。
かかるポリペプチドは、リン酸化、スルホン化、ビオチニル化又はその他の成分 、特にリン酸基と似たような分子形態を有するものの付加もしくは除去によって 化学的に改質されているアミノ酸残基も有しうる。ある態様において、この改質 は試薬をラベルするのに、又は精製標的、例えばアフィニティーリガンドとして 働くために有用であろう。
融合タンパク質は典型的には組換核酸法又は合成ポリペプチド法のいづれかによ って作られる。核酸操作及び発現のための技術は一般に例えば本明細書に参考と して組入れる5atabrookら(1989)艶凡咀(1)づ)桓」土[国呟 1WL力王旦(第2版)、第1〜3巻、Co1d Spring Harbor  Laboratoryに記述されている。ポリペプチドの合成のための技術は 、例えばMerrifield (1963) J、Amer、Chcv、So c。
85 : 2149−2+56 ;Merrifie!d (1986) 5c ience 232 ; 341−347 ;及びAthertonら(198 9) 5olid Phase Pe tide S nthesjs :AP ractical卸肛懸並、 IRL Press、 0xfordに記述され ている:それぞれ本明細書に参考として組入れる。
本発明はアミノ酸配列における改変又はグリコジル化以外のGRPレセプターの 誘導体の利用も考慮している。かかる誘導体は化学成分との共有又は凝集会合を 包括しうる。これらの誘導体は一般に3種類のクラスに分かれる: (1)塩類 、(2)側鎖及び末端残基共を結合改質体、並びに(3)例えば細胞膜との吸着 複合体。かかる共有結合又は凝集誘導体は免疫原として、ガストリン放出ペプチ ド又はその他のりガント結合性リガンドのイムノアッセイ又は精製方法、例えば アフィニティー精製における試薬として有用である。例えばGRPレセプターは 、例えば当業界によく知られている方法によって固相支持体、例えばシアノゲン ブロミドー活性化七ファロースに共有結合させることにより、又はグルグルアル デヒド架橋を伴ってもしくは伴わないでポリオレフィン表層に吸着させることに よって、抗GRPレセプター抗体又はガストリン放出ペプチドのアッセイ又は精 製において利用するために固定化することができる。 GRPレセプターは例え ばクロラミン工手順によって放射ヨウ素化させることによって検出基でラベルせ しめる、稀土類キレ−1・剤に共有結合させる、又はその他の蛍光成分に複合さ せて診断アッセイに用いることができる。
本発明の可溶化GRPレセプターは、このレセプター又は任意のそいる様々な状 態の不純な調製品による免疫化によって作られたモノクローナル抗体又は抗原結 合性フラグメントをスクリーンするために利用できる。特に、「抗体」なる語は 天然の抗体の抗原結合性フラグメントをも包括している。精製レセプターは高い レベルのガストリン放出ペプチド又はGI?Pレセプターを含む細胞フラグメン トの存在に応答して作られた任意の抗体を検出する試薬としても利用できる。更 に、GRPレセプターフラグメントは下記に記載の通り、本発明の抗体を製造す るだめの免疫原として働くこともできる。例えば、本発明は表1.2.3もしく は4、又はSEQ ID NO: 10、あるいはそれらのフラグメントに対し て結合親和性を有する、又はそれらに対して発生された抗体を考慮している。特 に、本発明は脂質二層の外側にあると予測される特定のフラグメントに対する結 合親和性を有する又はそれらに対して発生された抗体を考慮している。これらの フラグメントはN−末端付近に以下の10個のアミノ酸配列(残基9〜18に至 る)を含む: −Leu−Asn−Leu−^5p−Val−Asp−Pro−Phe−Leu −5er−0更に、本発明は膜の細胞外側上にあると予測されるGl?Pレセプ ターのフラグメント、即ち:残基1〜39;残基98〜115;残基176〜2 09;及び残基288〜300;を包括し;そして膜の細胞内側にあると予測さ れるレセプターの下記の領域、即ち:残基64〜77;残基138〜157;残 基236〜266;及び残基330〜385;のフラグメントを包括する。ボン ベシン様ペプチドに対するその他のレセプターの類似領域も利用されるであろう 。
■、抗体 抗体は様々なサブタイプのRBP、例えばGRP及び近縁レセプター、並びにそ れらのフラグメントに対して、その天然形態において、又はそのm換形態の両方 において発生されうる。更に、抗体はその活性形態におい°ζ又はその不活性形 態のいづれかにおいてGRPレセプターに対して発生されることがあり、この相 違は活性レセプターに対する抗体が活性レセプターにおいてのみ存在しでいるエ ピ1−一ブを認識する傾向にあることにある。抗イデイオタイプ抗体も考慮され る。
GRPレセプターの予め決定されたフラグメントに対する、結合性フラグメント 及び一本積型を含む抗体は、免疫原タンパク質を伴うフラグメントのコンジュゲ −1・による動物の免疫によって発生する。
モノクローナル抗体は所望の抗体を分泌する細胞から調製される。
これらの抗体は正常もしくは欠陥GRPレセプターに対する結合性についてスク リーンされつるか、又は作動性もしくは拮抗性GRPレセプター活性についてス クリーンされうる。これらのモノクローナル抗体は通常少なくとも約1@MのK n、より通常には少なくとも約300μM、典型的には少なくとも約10μM、 より典型的には少なくとも約30μM、好ましくは少なくとも約10μM、そし てより好ましくは少なくとも約3μM又はそれより優れて結合するであろう。
以上はGRPレセプターについて向けられているが、ボンベシン様ペプチドに対 するその他のレセプター、又はレセプターのサブタイプに対して似たような抗体 が発生されるであろう。
抗原結合性フラグメントを含む本発明の抗体は有意義な診断的又は治療的価値を 有しうる。これらはGRPレセプターに結合し、そしてレセプターへのりガント の結合を阻止する又は生物学的応答を誘発するガストリン放出ペプチドの能力を 阻止する潜在的な拮抗因子でありうる。これらは非中和性抗体としても有用であ り、そして毒素又は放射性核種に結合してこの抗体がレセプターに結合したとき に、その細胞自体を殺傷せしめることもできる。更に、これらの抗体は薬剤又は その他の治療剤に、直接に、又はリンカ−によって間接的に複合化されうる。
本発明の抗体は診断用途においても有用でありうる。捕獲又は非中和性抗体とし て、それらはりガントの結合性を阻止することなくGRPレセプターに結合でき る。中和性抗体としては、それらは競合結合アッセイにおいて有用となりうる。
これらはGRP又はGRPレセプターを検出又は定量するうえでも有用であろう 。
レセプターフラグメントは、免疫原として利用されるべき融合した又は共有連結 したポリペプチドとし7て、その他の物質、特にポリペプチドに連結させてよい 、GRPレセプター及びそのフラグメントを様々な免疫原、例えばキーホールリ ンベットヘモシアニン、牛血清アルブミン、破傷風毒素等に融合又は共存結合さ せてよい。
炬り印■ユ酊z、tloeber Medical Division、 Ha rper とRow、1969 ;Landsteiner (1962) S  ecificit of 5erolo 1cal Reactions。
Dover Publications、 New York、及び−i I  l iamsら (1967) Methodsin rsnunolo an d T+u+unochemistr 第1巻、Academic PreSS +New Yorkを参照のこと。それぞれは、ポリクローナル抗血清を調製す る方法の詳細に関して、本明細書に参考として組入れている。典型的な方法は抗 原による動物の超免疫を包括する。動物の血液を反復免疫のすぐ後に集め、そし てガンマ−グロブリンを単離している。
ある状況において、様々な哺乳動物宿主、例えばマウス、げっ歯頚、霊長類、ヒ ト等からモノクローナル抗体を製造することが所望される。かかるモノクローナ ル抗体を製造するための技術の詳細は例えば5tilesら(績)ハ護旦lせ」 U加μ叫1斐y匹国■(第4版)。
Lange Medical Publications、 Los Alto s、 CA及びその中の引用文献; HarlowとLane (1989)  Antibodies : A↓仲犯1ユD51nua!、 C3HPress  ; Goding (1986) Monoclonal Antibodi es : Pr1nci les andPractice (第2版) Ac ades+ic Press、 New York ;そして特にモノクローナ ル抗体を作り上げる一方法を述べているKohlerとMilstein(+9 75) Nature 256 : 495−497において見い出すことがで きる。それぞれは本明細書に参考として組入れる。簡潔すると、この方法は動物 に免疫原を注射することを包括する。次にこの動物を殺し、そして肺臓から細胞 を取出し、これらはミエローマ細胞と融合させる。
インビトロで再生可能なバイブリド細胞又は「ハイブリドーマ」が得られる。次 にこのハイブリドーマの集団をスクリーンに付して個々のクローンであってそれ ぞれが免疫原に対する単独の抗体物質を分泌するものを単離する。これにより、 獲得できる個々の抗体物質は、免疫原物質において認められる特異的な部位に応 答して作り上げられた、免疫動物に由来する不死化され、且つ、クローンされた 単独B細胞の生成物である。
その他の適当な技術には、抗原性ポリペプチドに対するリンパ球の暴露、又はそ うでなければファージもしくは類領のベクターにおける抗体のライブラリーの選 別が含まれる。Huseら(1989)rGeneration of a L arge Combinatory Library of the Immu noglubinRepertorie in Phage Lamda JS cience 246 : 1275−1281 i及び−ardら(1989 )ハU朋341 : 544−546を参照のこと。それぞれ本明細書に参考と して組入れる。本発明のポリペプチド及び抗体は改質を伴を共存的に又は非共有 的に結合させることによりラベル化されうる。
広範囲にわたる様々なラベル及びコンジュデーション技術が知られており、そし て科学及び特許文献の両者によく報告されている。適当なラベルには放射性核種 、酵素、基質、補因子、インヒビター、蛍光成分、ケミルミネンセント成分、磁 性粒子等が含まれる。かがるラベルの利用を教示する特許には、米国特許第3, 817,837号;第3、850.752号;第3,939,350号;第3. 996,345号;第4.277.437号;第4.275,149号;及び第 4,366.291号が挙げられる。更に、組換イムノグロブリンが製造されう る。Cabillyの米国特許第4,816,567号を参照のこと。これらの 特許は本明細書に参考として組入れる。
本発明の抗体はレセプターを単離するうえでのアフィニティークロマトグラフィ ーのためにも利用できうる。カラムは抗体を固相支持体、例えば粒子、例えばア ガロース、セファデックス等に結合させることにより調製でき、細胞リゼートを このカラムに通過させ、このカラムを洗い、続いて緩やかな変性剤の濃度を上昇 させることで精製レセプタータンパク質が放出されるであろう。
抗体は特定の発現生成物についての発現ライブラリーをスクリーンするためにも 利用できうる。通常、かかる手順において用いられる抗体は、抗体結合によって 抗原の存在の容易な検出を可能とする成分によってラベルされているであろう。
各レセプターに対して発生された抗体は抗イデイオタイプ抗体を発生させるため にも利用されるであろう。これらは対応のレセプターの発現に関連する様々な免 疫学的症状を検査又は診断するうえで有用であろう。
■、レセプターの他の用途 本発明のボンベシン様ペプチドに対するレセプターの天然及び組換形態は、レセ プターに対する結合活性についての化合物をスクリーンすることのできるキット 及びアッセイ法において特に有用である。自動アッセイのいくつかの方法がここ 数年において開発されており、年間当り数万の化合物のスクリーニングが可能と なっている。
例えばFodorら (1991) 5cience 251 : 767−7 73を参照のこと。これは本明細書に参考として組入れており、そして固相支持 体上で合成されたいくつかの一定のポリマーによる結合親和力の試験のための手 段が述べられている。適切なアッセイの開発は、本発明により提供されるような 活性状態における大量の精製された可溶性レセプターを利用することによって大 いに促進されうる。
例えば、レセプター、この場合はGRP及びNMBのレセプターが薬理学的に定 義付けされたら、拮抗因子を見い出すことが通常できる。
潜在的なレセプター拮抗因子の試験はこれにより、精製レセプターを用いる大い に自動化されたアッセイ法の開発に基づいて可能となる。特に、新規の作動因子 及び拮抗因子が、ここで有用となったスクリーニング技術を用いることによって 発見されるであろう。特に重!なのは、多重レセプターサブタイプに対する複合 結合活性を有するものと認められた化合物、例えばGRPレセプター及びNMB レセプターの両者に対する拮抗因子として働きうる化合物である。かがる化合物 は多重レセプターサブタイプに同時に影響を及ぼす手段を担う。
本発明は任意の様々な薬剤スクリーニング技術において組換レセプターを利用す ることによる化合物のスクリーニングにとって特に有用である。レセプター反応 性薬剤についてスクリーニングするうえでの組換レセプターの利用の長所には:  (a)特定の起源に由来するレセプターの改善された更新性起源; (b)ア ッセイにおいて優れたシグナル対ノイズ比を担う、細胞当りの潜在的により多い 数のレセプター;及び(C)レセプターサブタイプの特異性(理論的には高い生 物学的及び疾病特異性を担う)が挙げられる。
薬剤スクリーニングの一方法は、レセプターを発現する組換DNA分子により安 定に形質転換されている真核系又は原核系宿主細胞を利用する。単独のレセプタ ーサブタイプ単離体を発現する細胞を他から単離できる。活動又は固定化形態の いづれかにあるかがる細胞は標準のレセプター/リガンド結合アッセイのために 利用できる。
Parceら (1989) 5cience 246 : 243−247  ;及び0w1ckiら (1990)Proc、Nat’l Acad、Sc+ 、 [JSA 87 : 4007−4011 も参照のこと。これらは本明細 書に参考として組入れ、そして細胞応答を検出する高感度な方法が述べられてい る。競合アッセイが特に有用であり、ここでは細胞(例えばRBPの起源)をレ セプターに対する既知の結合親和力を有するラベル化リガンド、例えば”’r− GRPと接触及びインキュベートさせ、次いでGRPレセプターに対する結合親 和力を測定すべき化合物を試験する。結合リガンドと自由リガンドとを分けてリ ガンドの結合性の程度を評価する。試験化合物の量は測定すべきラベル化リガン ド結合性の値に反比例する。真人な数の技術のいづれがを、自由リガンドから結 合型を分けてリガンド結合性の程度を評価するために用いることができる。この 分離工程は典型的にはフィルターへの付着、それに続く洗浄、グラス千ノ夕べの 付着、それに続く洗浄、又は細胞膜の遠心のような手順を含む、活動細胞は、G RPレセプター仲介機能、例えば第2メツセンジヤーレベル(即ち、Ca”)  ;細胞増殖;イノシト−ルリン酸プール変動;他、に及ぼず薬剤の作用について スクリーンするためにも利用できうる。いくつかの検出法、例えば近位感度検出 系は分離工程の省略を可能にする。
カルシウム感受性色素はフルすりメーター又は蛍光セルソーティング装置でCa ”レベルを検出するのに有用であろう。
他の方法はGRPレセプターの起源として、形質転換された真核系又は原核系宿 主細胞由来の膜を利用する。これらの細胞はGRPレセプターの発現をもたらす DNAベクターによって安定に形質転換されている0本質的に、これらの膜は細 胞から調製でき、そして任意のレセプター/リガンド結合アッセイ、例えば前記 した競合アッセイに利用できる。
更に別の手法は、形質転換された真核系又は原核系宿主細胞由来の可溶化された 未精製の、又は可溶化された精製レセプターの利用である。これは高められた特 異性、自動化の能力、及び高い薬剤試験処理能力の長所を有する「分子」結合ア ッセイを可能にする。
薬剤スクリーニングのための別の技術は、ガストリン放出ペプチドレセプターに 対する適当な結合親和力を有する化合物についての高い処理能カスクリーニング を担う手法を包括し、そして本明細書に参考として組入れる、1984年9月1 3日に公開されたGeysenのヨーロッパ特許出願第84103564号に詳 しく記載されている。第1に、数多くの種々の小さなペプチド試験化合物を固相 支持体、例えばプラスチックビン又はいくつかのその他の適切な表面の上で合成 する。
Fodorら(1991)を参照のこと。次に、全てのビンを可溶化された未精 製の、又は可溶化された精製GRPレセプターと反応させ、次いで洗う。次の工 程は結合化GRPレセプターの検出を包括する。
合理的な薬剤デザインはレセプター及びその他のエフェクター又はリガンドの分 子形態の構造的研究にも基づくことがある。エフェクターは、リガンド結合に応 答してその他の機能を仲介するその他のタンパク質、又はレセプターと通常相互 作用するその他のタンパク質でありうる。どの部位が特定のその他のタンパク質 と相互作用するかを決定するための一手段は物理構造決定、例えばX線結晶グラ フィー又は2次元NMR技術である。これらはどのアミノ酸残基が分子接触領域 を構成するかの指針を担うであろう。タンパク質の構造決定についての詳細は、 例えば旧undellとJohnson(1976) Protein−ql互 υ杜上」「見1α、 Academic Press、 New Yorkを参 照のこと(本明細書に参考として組入れている)。
精製レセプターは前記の薬剤スクリーニング技術における利用のためにプレート 上に直接コートされうる。しかしながら、これらのレセプターに対する非中和性 抗体は、固相上の対応のレセプターを固定化するための捕獲抗体として利用でき うる。
■、リガンド:作動因子及び拮抗因子 ボンへシン様ペプチドに対する生理学的応答のブロッキングは、レセプターに対 するリガンドの結合の阻止、同様に競合阻害を介して得られうる。従って、本発 明のインビトロアッセイは通常、組換レセプターを発現する細胞に由来する単離 膜、これらのレセプターのりガント結合性セグメントを含んで成る可溶性フラグ メント、又は固相支持体に結合させたフラグメントを利用するであろう。これら のアッセイは結合性セグメントの突然変異体及び改質体、又はリガンド突然変異 体及び改質体、例えばりガント類似体の作用の診断決定を可能にするであろう。
本発明は更に競合薬剤スクリーニングアッセイの利用も考慮しており、例えばこ こではレセプターに対する結合に関して試験化合物と競合する、レセプター又は レセプターフラグメントに対する抗体を中和させている。これにより、これらの 抗体はレセプターの1又は複数の結合性部位を共有する任意のポリペプチドの存 在を検出するために用いることができ、従ってボンへシン様ペプチドにより占拠 されうるレセプター上の結合性部位を占拠するように用いることもできる。
更に、高い親和力のりガント結合性部位を含むレセプター及びレセプターの可溶 性フラグメントに対する中和性抗体は、癌組織、例えば増殖異常となっている組 織におけるガストリン放出ペプチドレセプター機能の阻止に利用されうる。
X、キット 本発明は、ガストリン放出ペプチドレセプターの存在を検出するための樺ノンな 診断キット及び方法におけるGIIPレセプター、そのフラグメント、ペプチド 及びその融合生成物の利用も考慮する。典型的なキットは規定のレセプターペプ チドもしくは遺伝子セグメント、又はその一方もしくは他方を認識する試薬のい づれかを含む区分を有するであろう。
ガストリン放出ペプチドに対する試験化合物の結合親和力を決定するためのキッ トは典型的には、試験化合物;ラベル化合物、例えばガストリン放出ペプチドレ セプターに対する既知の結合親和力を有するリガンド又は抗体;ガストリン放出 ペプチドレセプターの起fA(天然又は組換体);及び自由ラベル化合物から結 合化合物を分動するための手段、例えばガストリン放出ペプチドレセプターを固 定化するための固相を含んで成るであろう。化合物がスクリーンされたら、GR Pレセプターに対する適切な結合親和力を有するものを当業界によく知られる通 りの適切な生物学アッセイで評価して、それらが作動因子又は拮抗因子として働 くかどうかを決定することができる。&11換レセプターポリペプチドの有用性 はかかるアッセイを検量化せしめるためのよく規定されている標準品も担う。
サンプル中の例えばガストリン放出ペプチドレセプターの濃度を決定するための 好ましいキットは典型的には、ラベル化合物、例えばガストリン放出ペプチドレ セプターに対する既知の結合親和力を有するリガンド又は抗体、ガストリン放出 ペプチドレセプターの起m<例えば天然又は組換体)、及びラベル化合物から結 合化合物を分離するための手段、例えばガストリン放出ペプチドレセプターを固 定化するための固相を含んで成るであろう。試薬及び仕様書を含んでいる区分を 通常提供する。
サンプル中のガストリン放出ペプチドレセプターの濃度を決定するための一方法 は典型的には下記の工程:(1)GRPレセプター起源を含んで成るサンプルか ら膜を準備する; (2)この膜を洗い、次いでそれらを緩衝液の中で洗う;  (3)これらの膜を、清浄剤及び可溶性コレステリルエステルの加えた培養培地 の中でインキュベートすることによってGRPレセプターを可溶化せしめる;  (4)可溶化レセプターの清浄剤濃度を調節する; (5)前記希釈物を放射ラ ベルGRPと接触及びインキュベートさせてGRP: GRPレセプターの複合 体を生成せしめる; (6)この複合体を例えばポリエチレンイミン処理フィル ターを介する濾過によって回収する;そして(7)回収した複合体の放射活性を 測定する;ことを含んで成る。同様の方法はRBPO科の他の構成員にも適応す るであろう。
レセプター又はレセプターフラグメントに対して特異的な抗原結合性フラグメン トを含んでいる抗体は、レセプター及び/又はそのフラグメントの高揚したレベ ルの存在を検出する診断用途において有用である。かかる診断アッセイはリゼー ト、活動細胞、固定化細胞、免疫蛍光体、細胞培養物、体液を採取することがで き、そして更に血清等の中のGRPレセプターに対応する抗原の検出を包括する 。
診断アッセイは均質系(自由試薬とレセプター−リガンド複合体との分離工程を 有さない)又は不均質系(分離工程を伴う)でありうる、様々な商品化アッセイ キット、例えばラジオイムノアッセイ(RIA) 、酵素結合型免疫吸着アッセ イ(ELISA) 、酵素イムノアッセイ(EIA) 、酵素複合型イムノアッ セイ技法(EMIT) 、基質ラベル化蛍光イムノアッセイ(SLFIA)等が 存在している0例えば、ラベル化されていない抗体は、ラベル化されており、且 つ、GRPレセプター又はその特定のフラグメントに対する抗体を認識する第二 抗体を利用することによって採用できる。これらのアッセイは論文の中にもかな り述べられている9例えばHarlowとLane (198B) Antib odies :V農抑n違口弘V規al、 CH3を参照のこと。
抗−イディオタイプ抗体も、例えば様々な異常な症状の診断でありうるレセプタ ーに対する抗体の存在の診断に同様の用途を有しうる0例えば、RBPの過剰生 産は様々な免疫学的反応の発生をもたらし、これは異常なレセプター発現、特に 癌のような増殖細胞症状の特徴でありうる。
しばしば、アッセイの感度を最適化するために診断アッセイのための試薬をキッ トの中に供給する。本発明のためには、アツセイの種類、プロトコール及びラベ ルに応じて、ラベル化もしくはラベル化されていない抗体、又はラベル化レセプ ターを提供する。これは通常その他の添加剤、例えば緩衝剤、安定剤、シグナル 発生に必須なIFI質、例えば酵素のための基質等を伴う。好ましくは、このキ ・ントは適切な使用及び使用後の廃棄のための仕様書も含むであろう。
典型的にはこのキットは各有用な試薬のための区画を有する。所望するには、試 薬は凍結乾燥粉末として提供し、試薬はアッセイを行うのに適当な濃度を有する 水性媒体の中で再構成化されうる。
薬荊スクリーニング及び診断アッセイの上記の構成品のいづれも、改良を伴わな いで、又は様々な方法で改良されて利用されうる0例えば、ラベル化は検出シグ ナルを直接的に又は間接的に担う成分を共有結合的に、又は非共有結合的に連結 させることによって達成されうる。これらのいづれのアッセイにおいて、リガン ド、試験化合物、GRPレセプター、又はそれに対する抗体は直接的に又は間接 的のいづれかによってラベル化されうる。直接ラベル化に可能なものはラベル基 、即ち、放射性ラベル、例えば+!5■、酵素(米国特許第3,645,090 号)、例えばベルキシダーゼ及びアルカリ性ホスフ1ターゼ、並びに蛍光ラベル (米国特許第3,940.475号)であって蛍光強度、波長シフト又は蛍光の 局在における変化をモニターせしめるものが含まれる0両方の特許は本明細書に 参考として組入れる。
間接的なラベル化に可能なのは、一方の構成成分のビオチニル化、それに続く上 記のラベル基のいづれかにカップル化させたアビジンへの結合を含む。
更に、自由リガンドから結合物を分離する、又はそうでなければ自由試験化合物 から結合物を分離する真人な数の方法がある。レセプターは様りなマトリックス 上に固定化されてよく、続いて洗浄に付される。適切なマトリックスにはプラス チック、例えばELISAプレート、フィルター及びビーズが含まれる。マトリ ックスへのレセプターの固定化の方法には、限定することなく、プラスチックへ の直接吸着、捕獲抗体の利用、化学結合及びビオチン−アビチンが含まれる。こ の手法における最後の工程は、例えば有機溶剤、例えばポリエチレングリコール 、又は塩、例えば硫酸アンモニウムの利用を含むいくつかの方法のどれかによる 、レセプター/リガンド複合体の沈殿を包括する。その他の適切な分離技術には 、限定することな(、Rattleら(1984) Cl1n、Chem、 3 0 (9) : 1457−1461に記載の蛍光抗体磁性粒子法、及び米国特 許第4,659,678号に記載の二重抗体磁性粒子分離が含まれ、それぞれ本 明細書に参考として組入れる。
タンパク質レセプター又はそのフラグメントを様々なラベルに結合させるための 方法は論文においてかなり報告されており、従ってここで詳細に説明する必要は ない。数多くの技法には、ペプチド結合を生成するためのカルボジイミドもしく は活性エステルの利用のいづれかを介する活性化カルボキシル基の利用、メルカ プト基を活性化ハロゲン、例えばクロロアセチルと反応させることによるチオエ ーテルの形成の利用、又は結合のための活性化オレフィン、例えばマレイミドの 利用等を包括する。融合タン、eり質もこれらの用途において有用であることが 見い出されるであろう。
本発明の他の診断的観点は、GRP又はボンベシン様ペプチドに対するレセプタ ーより得たオリゴヌクレオチド又はポリヌクレオチド配列の利用を包括している 。これらの配列は増殖細胞症状、例え番f癌を有すると予測される患者において そのレセプターのレベルを検査するためのプローブとして利用できる。RNA及 びDN^ヌクレオチド配列の両者の調製、この配列のラヘル化、及びこの配列の 好ましいサイズは論文において豊富な説明及び解説がされてし)る。一般に、オ リゴヌクレオチドプローブは少なくとも約14個のヌクレオチド、通常は少なく とも約18個のヌクレオチドを有すべきであり、そしてポリヌクレオチドプロー ブは数キロベースに至ることカベできる。様々なラベルが採用でき、最も一触に は放射性核種、特に31pである。
しかしながら、その他の技法は、例えばポリヌクレオチドへの導入のためのビオ チン修飾化ヌクレオチドの利用も採用できる。ビオチンは広範囲にわたる樟りな ラベル、例えば放射性核種、蛍光団、酵素等によってラベル化されうるアビジン 又は抗体に対する結合のための部位を担う。他方、[lN八へ量体、RN^二量 体、[lNA −RNA/−イブリドニ量体又はDNA−タンパク質二量体を含 む特定の二量体を認識できる抗体を採用することができる。逆に抗体をラベルし てアツセイを実施してよく、この場合二量体を表層に結合させ、従ってこの表層 上での二量体の形成に基づき、この二量体に結合した抗体の存在が検出できる。
新規のアンチセンスRNAに対するプローブの利用は任意の常用の技術、例えば 核酸)1イブリダイゼーシヨン、正とfi(7)スクIJ−=ング、組換ブロー ビング、Aイブリド開放翻訳(HRT)、及びバイブリド阻害翻訳(HART) において実施できる。これに番よ増幅技術、例えばポリメラーゼ連鎖反応(PC R)も含まれる。
その他のマーカーの定性的又は定量的な存在についても試験する診断キットも考 慮する。診断又は予後はマーカーとしての複数の表示体の組合せに依存する。従 って、キ・ノドはマーカーの組合せについて試験できる。例えばViallet ら(1989) Pro ress in GrowthFactor Res 、 1 : 89−97を参照のこと。
類似の試薬が、その他のボンベシン様ペプチドに対するレセフ゛ターへのこれら の概念の用途のために有用である。
Xl、治療的用途 本発明は有意義な治療的価値を有する試薬を提供する。 GRPレセプター(天 然又は組換体)、そのフラグメント及びそれに対する抗体は、GRPレセプター に対する結合親和力を有すると同定された(ヒ合物と一緒になって、例えば癌& ll織、例えば前立腺腫瘍及び膵臓腫瘍のような繁殖的増殖を示す症状の処置、 特に小細胞肺癌の処置において有用であろう。更に、本発明はGl?P又はその 他のボンベシン様ペプチドに対するレセプターの異常な発現又は異常な誘発に関 連する任意の疾患又は障害において治療的価値を有するであろう。例えば、GR Pレセプターは神経学的機能におpsで一役かうこと力(イ言しられており、そ して胃腸、肺及び脳組織に影響を及ばずことがある。
前記した通り、GRPレセプターについての本説明のちととなる基本的な原理は 、ボンベシン様ペプチドに対する他のレセプターにも適応するであろう。
組換GRPレセプター又はGRPレセプターの抗体を精製し、次いで患者に投与 することができる。これらの試薬は追加の活性成分と一緒に治療的用途のため、 常用の薬理学的に許容される担体又は希釈剤の中で、生理学的に無害な安定剤及 び補助剤を伴って組合されうる。これらの組合せ物は滅菌濾過してよく、そして 投与バイヤルの中での凍結乾燥により投与形態にするか、又は安定化水性調製品 において保存する。本発明は抗体又は補体に結合しないその結合性フラグメント の利用も考慮している。
GRPレセプター又はそのフラグメントを利用する薬剤スクリーニングはGRP レセプターに対する結合親和力を有する化合物を同定するために実施できる。そ の後の生物学的アッセイは、その化合物が固有の刺激活性を有し、従ってガスト リン放出ペプチドの活性を阻害するブロッカ−又は拮抗因子であるかどうかを決 定するために利用できる。同様ニ、固有の刺激活性を有する化合物がこのレセプ ターを刺激することができ、従ってガストリン放出ペプチドの活性を刺激する作 動因子である。本発明は更に拮抗因子としてのGRPレセプターに対する抗体の 治療的用途を考慮する。この手法はボンへシン様ペプチドに対するその他のレセ プターに極めて有効であろう。
例えば、N)IBレセプターに対する有効な拮抗因子は発見されておらず、そし てR3BPに対するリガンドの同定は未だ行われていない。
有効な治療にとって必要な試薬の量は数多くの様々な要因、例えば投与の手段、 標的部位、患者の生理学的状態及び投与する他の医薬品に依存するであろう。従 って、処置投与量は安全性及び薬効を最適化するために力価検定すべきである。
典型的には、インビトロで用いる投与量がこれらの試薬のインン1−ウ投与にと って有量な量の有効な指針を担うであろう。特定の障害の処置のための有効な投 与量の動物試験はヒトへの投与量の更なる予測的な方針を担うであPergam on Press ;及びRe5in ton’s Pharmacentic al 5ciences、第17版(1990) Mack Publishi ng Co、、 Easton+ Penn、に記述されており、それぞれ本明 細書に参考として組入れる。投与のため方法、例えば経口、flP脈内、腹腔内 、又は筋肉的投与、経皮拡散等についてか本明細書の中にそして下記に述べであ る。薬理学的に許容されている担体には水、食塩水、緩衝液及び例えばMerc k Indeに、 Fjerck &Co、、 Rahway、 Ne!、4J erseyに記述の他の化合物が含まれる。ボンベシン様ペプチドとそのレセプ ターとの高い親和結合性のため、これらの試薬の低い投与量が有効であろうとま ず予期されうる。従って、適当な担体を伴う投与量はたいていは11以下の濃度 、典型的には約10μM以下の濃度、通常は約1100n以下の濃度、好ましく は約1゜pM(ピコモル)以下の濃度、そして最も好ましくは約1fM(フェム トモル)以下の濃度の量であると予期されうる。遅延放出型製剤、又は遅延放出 装置がしばしば連続投与のために利用されるであろう。
GRPレセプター及び近縁レセプターの両方のレセプターの細胞内セグメントは 下記に詳細の通り追加の用途が認められるであろう。
該GNPレセプター、そのフラグメント及びこのレセプター又はそのフラグメン トに対する抗体、拮抗因子及び作動因子は、処置すべき宿主に直接投与せしめる か、又はこの化合物のサイズに依存して、それらを投与する前に担体タンパク質 、例えばオハルミン又は血清アルブミンにコンジュゲートせしめることが所望さ れうる。治療的製荊は任意の常用の投与製剤において投与されうる。活性成分は 単独で投与されることが可能ではあるが、それを薬理製剤として提供することが 好ましい。製剤は前記した少なくとも一種の活性成分を、その1又は複数の薬理 学的に許容される担体と一緒に含んで成る。
各担体はその他の成分と適合し、且つ、患者に損傷を与えない意味で薬理学的及 び生理学的の両方で許容されなくてはならない。製剤には経口、直腸、経鼻又は 非経口(皮下、筋肉内、静脈内及び皮肉を含む)投与に適するものが含まれる。
この製剤は単位投与形態において好適に提供されてよく、そして薬理学業界によ く知られている任意の方法によって調製されうる。例えばCilmanら(W)  (1990)Goodman and Gi1man’s : The Ph armacolo 1cal Ba5es of Thera euttc刀B 第8版、Pergamon Press ;及びRe5in ton’s Ph armaceutica±−3ciences。
第17版(1990) 、Mack Publtshing Co、、 Eas ton、 Pennを参照のこと;それぞれ本明細書に参考として組入れる。本 発明の治療はその他の化学治療的又は化学予防的試薬と組合せる又は−緒に利用 することができる。
X11. Iノセブターのサブタイプ 本発明はその他のボンベシン様ペプチドに対する更なる密接に近縁したレセプタ ーの単離を考慮する。前記した通り、これらは種々の機能を有する様々なタイプ のボンへシン様ペプチドである。例えば、本明細書に参考として組入れるLeB acq−Verheydenら(1990)を参照のこと。様々なこれらのペプ チドは消化ホルモン、代謝の中枢調節剤、増殖因子又は神経ペプチドとして機能 的に分類されている。
広範囲にわたる様々な薬理学的作用がこれらのベプチ1′によって仲介される。
本発明は構造、発現性及び機能において相違性及び類僚性の両者を示す近縁レセ プターのグループを分ける直接的な手段を提供する。
ボンベシン様ペプチドの数多くの生理学的作用の解釈はこのレセプター科の個々 の構成員の単離及び特性化によって大いに促進されるであろう。特に、本発明は 実施例29に記述の通り、更なる相同性タンパク質を同定するための有用なプロ ーブを提供する。ヒ) R38Pが一例である。これらの更なるタンパク質はそ の他のボンベシン様ペプチド、例えばフィロリドリン又はリドンに結合するレセ プターの候補である。
単離遺伝子は近縁レセプターの発現性を欠く細胞、例えば対応のレセプターを欠 き、そして陰性バンクグランド活性を示す種のタイプ又は細胞のいづれかの形質 転換を可能にするであろう。形質転換遺伝子の発現は規定の又は単独のレセプタ ーサブタイプを有する薬理学的に純粋な細胞系の単離を可能にするであろう。こ の手法は他から単離された各レセプターサブタイプの薬理学的作用のより高感度 な検出及び区別を可能にするであろう。サブ細胞フラグメント、例えば細胞質又 は膜フラグメントが単離されて利用できる。
様々なレセプターは無関係な機能をよく有するが、それらは有意な構造類憤性を 共有する。レセプターにより提供される様々な生理学的機能を及ぼすその構造要 素の分析は、近代の分子生物学の標準技術、特に近縁のクラスの構成員を対比す る技術を利用して可能である。例えば、Cunninghamら (1989)  5cience 243 : 1339−1336に記載のホモログスキャニ ング突然変異誘発技術;並びに0”Dowdら(1988)明細書に参考として 組入れる。
特に、リガンド結合性セグメントは、どの構造的特徴がリガンド結合親和力及び 特異性の両方において重要であるかを決定するためにレセプター間で交換されう る。細胞外リガンドに受容されうるしセプターのセグメントがかがるアッセイの 第一標的であろう。一連の種々のレセプターが、種々のレセプターサブタイプと の相互作用の複合特性を示すリガンドのスクリーンのために利用されるであろう 、これらのレセプターのうちで特に興味深いセグメントは、限定することなく、 第三トランスメンプランセグメント、細胞質セグメントのアミノ末端、第二細胞 質ループ、及び細胞質C00H−尾部におけるシスティン残基である。
細胞内機能は細胞質ゾルに通常受容されるレセプターのセグメントをおそらく含 むであろう。しかしながら、一定の環境のもとではレセプターの内在化が起こる ことがあり、そして細胞内成分と設計した「細胞外セグメント」との相互作用が 起こることがある。これらの細胞内機能は通常リガンド結合に由来するシグナル 変換;及び報告されているG−プロティン相互作用を含む。レセプターとG−プ ロティンとの相互作用の特定のセグメントは突然変異誘発により、又は直接生化 学手段、例えば架橋もしくはアフィニティー法によって同定されうる。結晶グラ フィー又はその他の物理学的手法による構造分析も適用可能であろう。異なる機 能を示すレセプターサブタイプ間の類似性及び相違性の同定は新たな診断及び治 療的試薬又は処置をもたらすであろう。
これらのレセプターサブタイプの発現及びコントロールの更なる研究が有用であ ろう。レセプターと一体化したコントロール要素は異なる発生組織特異性、又は その他の発現パターンを示す。上流又は下流の遺伝子領域、例えばコントロール 要素が注目される。
レセプターサブタイプの構造的研究は新たなりガント、特に作動的又は拮抗的特 性を示す[(具体の設計をもたらすであろう。これは所望の域の活性を示すリガ ンドを単離するために、前記したスクリーニング法と組合せることができる。
その他の細胞タイプにおける発現は特定のレセプターにおけるグリコノル化の相 違性をしばしばもたらすであろう。様々のレセプターサブタイプはアミノ酸配列 以外の構造的相違に基づいて異なる機能を示すことがある。異なる改質は異なる 機能のちととなることがあり、これにより作用の解釈をすることが可能となる。
従って、本発明はボンベシン様ペプチドに対する数多くのレセプター及びそれよ り開発した試薬を提供する。以上の説明はGRPに主として焦点を当ててきたが 、当業者は本発明がその他のボンベシン様ペプチド、例えばNMIIレセプター 及びR3BPに対するレセプターを包括していることを直ちに理解するであろう 。
本発明の幅広い範囲は、本発明を何ら限定することを意図しない下記の実施例を 参照することで最も良く理解できる。
大騒 夫旌燃上 マウス3T3 のill マウスのスイス(Swiss) 3T3線維芽を、T850ローラーボトルの中 の10%(v/v)胎児仔ウシ血清(100のロット)を補充したダルベツコ変 性イーグル培地の中で37°Cにおいて10%のCo、790%の空気の環境中 でコンフルエントに生長させた。収穫すると、培地を注ぎ出し、そして各ボトル を501のカルシウム/マグネシウム不合リン酸塩緩衝液(PBS−C門F)で 2回すすいだ、細胞を25〜30m1のPBS−CrIF中の0.04%(w/ v)のEDTA (37°Cに加温した)を室温において15分間インキュベー ションした。次いで、細胞を強打で取り出し、そして氷上の円錐形の25(1w lの遠心管の中にピペットで入れた。6本のローラーボトルからの細胞を一緒に して各遠心管の中に入れた。
ローラーボトルを最後に25m1のPBS−CMFですすいだ。細胞を180O rpmで10分間4°Cにおいてソーハル(Sorvall)RC−3B遠心機 の中で沈澱させた。各ペレットを50m lの新鮮なPBS−CMFの中に4  ’Cにおいて再懸濁させた。2〜3本の遠心管からの細胞を一緒にし、沈澱させ 、そして追加の1201のPBS−CMFで洗浄した。最終の細胞のペレットを 200m1(7)溶解緩衝液(50mM(7)HEPES、 pH7,5,2m M(7)MgCh、 1+nMのEG丁A、 50tIg /mlのロイペプチ ン、2.5μg/mlのペプスタチン、IOμg/mlのアプロチニン、および 0.51のフェニルメチルスルホニルフルオライド(PMSF) )の中に再懸 濁させた。細胞をN2のキャビテーションにより熔解さセた。簡単に述べると、 100m1の細胞懸濁液を密閉した鋼製容器の中の氷の中に入れ、これを900 ps iのN2に加圧した。この懸濁液をチャンバーから小さいオリフィスを通 して収集管の中にゆっくり解放し、そして細胞の急速な分解および溶解を引き起 こした。細胞の溶解は微鏡検査の可視化により完結したように見えた。膜を39 ,0OOX gで30分間4°Cにおいて沈澱させ、溶解緩衝液の中に再懸濁さ せ、そして再び沈澱させた。ペレットを貯蔵緩衝液(5(1wMのIIEPEs 、 pH7,5,1mMのECT八、 0.25Mのスクロース、50Mg/− 1のロイペプチン、2.5μg/+++Iのペプスタチン、IOμg/lのアプ ロチニン、および0.5mMのPMSF )の中に15+wgの膜タンパク質/ 閘1の濃度で懸濁させた。膜を1および5mlの体積のアリコートに分割し、液 体N2の中でフラッシュ凍結し、そして80°Cにおいて貯蔵した。
夫施撚又 GRPレセプターの可溶化のための清浄剤の比較他の系におけるレセプターの抽 出のために使用されるいくつかの清浄剤を試験して、スイス(Swiss) 3 73線維芽の膜からGRPレセプターを可溶化するそれらの能力を測定した。ジ ジトコン、トリトンχ−100,CHAPS、およびCHAPS + CH5の すべてを0.50%の清浄剤濃度で使用して膜を抽出し、そしてすべては”’  I−GRPへの架橋により放射線標識したレセプターを可溶化するために有効で あった。
”’ I −GRP (0,02%M)の結合を、カウント7分(CPM)とし て測定し、第1図に示すように、Gl?P(GRP14−27)の非標1111 4−27C−末端のアミノ酸の抽出およびいくつかの濃度において使用した清浄 剤(0,1%)の存在下にアッセイした。CHAPS + CH3を使用する抽 出のみは検出可能な結合活性を生した。すべての清浄剤はGRPレセプターの可 溶化において有効であったので、ジジトコン、トリトンX−100またはC)I APSを使用して個々に調製した抽出物の中で結合活性を観測できなかったこと は可溶化プロセスの間のレセプターの不活性化の結果であった。しかしながら、 CIIAPS (C1fSなし)で抽出したレセプターの部分的反応性はCH3 の引き続く添加により達成することができることが認められた。これにより、C H5は活性Gl?Pレセプターを促進するとき安定剤として作用することが確立 された。
GRPレセプターの可溶化のための清浄剤濃度の比較実施例1におけるように調 製したスイス373線維芽の膜を、種々の濃度の清浄剤CIIAPSとインキュ ベーションした。遠心により不活性物質の分離後、上清液中の可溶性GRPレセ プターの結合活性を測定した。0.75%(w / v )のCHAPSを使用 してGRPレセプターを可溶化したとき、第2図に示すように、最大のレセプタ ーの結合が観測された。しかしながら、タンパク質の最大の可溶化を得るために 、1.0%(w/v )またはそれより大きいCHAPS濃度を使用した。
GRPレセプターの結合はより高い清浄剤濃度において着実に減少した。C)I APsにより可溶化されたレセプターへの特定のGRPの結合を観測するために 、可溶化剤のCH5を含めることは有用であった。
CHAPS : CHAPSの比は抽出およびアッセイの両者の条件下に10= 1に維持された。
GRPレセプターの可溶化のための安定剤の濃度の比較実施例1におりるように 調製したスイス3T3線維芽の膜を、種々の濃度のコレステリルヘミスクシネー ト(C)Is)の存在下に、o、75%0.075%(w/v)のCHAPSi 1度および可溶化工程において使用したよりIO倍少ないCll5濃度において 、上澄み液の中で測定した。第3図に示すように、CtlAPS/ CtlSの 最適な比は約10:1であった。
可溶化GRPレセプターの結合活性のために清浄剤濃度の比較清浄側の濃度への 結合活性の依存性を研究した。第4図に示すよウニ、シー11=フ’ターへ(7 ) GRP(7)結合は、0.075および0.1%(7) CHAPSの間で 狭い最適さを有し、そして比結合は0.4%より大きいCHAPS濃度で著しく 低下する。0.4%の濃度より上の清浄剤のレベルは、また、アッセイにおいて 非特異的バックグラウンドの大きい増加を引き起こし、これは多分清浄剤の凝集 物の形成のためである。GRPレセプターは高度に阻止性である清浄剤のレベル (0,75%)で膜から最大に抽出されるが、CII A P Sによるレセプ ターの分子の不活性化は可逆的であるように思われた。0.75%のCHAPS および0.15%のCIIAPSの中でインキュベーションしたレセプターの完 全な結合特性は、透析により清浄剤の濃度を減少したとき、回復することができ /こ。
GRPの結合のために最適なpH 500μlの2(1wMのMES、 20mMのCHES、 20a+MのHE PES、2 mllのEDTA。
10μg/+ilのBSA、 30μg 7閘lのバシトラシン、 0.02n FIの1257−GI’IP 、および5ngの(JIAPS抽出した膜タンパ ク質の中でpl+5〜10の範囲の種々の1H値において、 ”5l−GRPの 結合を決定した。15°Cにおいて30分間インキュベーションした後、試料を 氷上で冷却した6 これに引き続いて5.Qmiの50mMのIIEPEs、  pH7,5を添加して、pl+を中和し、次いで結合したおよび遊離のりガント を分離した。レセプターの結合はPH7,5において最適であることが発見され た。しかしながら、レセプターは活性を損失しないでp)110. 4°Cにい て少なくとも24時間インキ1ヘーシヨンすることに耐えることができる。
対照的に、レセプターをρ)(5の緩衝液と4 ”Cにおいてインキュベーショ ンすると、結合活性の急速な損失を引き起こした。
尖旅貫主 アッセイのためのGRPレセプターの可溶化実施例1において調製したスイス3 73線維芽の膜を、501mMのHEPES、 pH7,5,1,0mMのEG TA、 1005MのNaC1,、0,25Mのスクロース、50μg/mlの ロイペプチン、5μg/mlのペプスタチン、10μg/I11のアプロチニン 、30μg/mlのバシトラシンおよび0.5mMのフェニルメチルスルホニル フルオライドの中で1.5atgのタンパク質/囮1において懸濁させた。3− [(3〜コラミドプロピル)ジメチルアンモニオ]−1−プロパンスルホネート ヘミスクシネート(CHS)の10:1の混合物をゆっくり添加して、最終濃度 を0.75%のCHAPSにした。抽出物を21°Cにおいて30分間インキユ ヘーンヨンし、4°Cに冷却し、そして不溶性物質を100,OOOX重力で6 0分間遠心により除去した。透明な上澄み液を液体N2の中で凍結し、そして− 80°Cにおいて活性を損失しないで貯蔵した。
完全な膜または清浄剤で可溶化した膜(20〜50μg、実施例3におけるよう に調製した)に対する特異的”51−GRP (3−( lfslヨードチロシ ル−15)ガストリン放出ペプチド、1900〜2000C i / mmo  l )結合を、50mMのIIEPEs, pl(7.5+ 2 mMのEDT A. IOB/−1のウシ血清アルブミン(BSA) 、0μg/mlのバシト ラシンおよび0、02%Mの”’ I−GRPの中でアッセイした。清浄剤で可 溶化した膜抽出物のアッセイのために、最終のCHAPS清浄剤の濃度を0.0 5%〜0、20%に調節した, CHSの濃度をCIIAPSの濃度の115〜 1/10に維持した。BSAを省略した試料をまた調製した。15°Cにおいて 30分間インキュベーションした後、試料を0”Cに冷却した。結合したリガン ド(”J−GRP : GRPリポータ−複合体)をポリエチレンイミンで処理 したワットマン(Wha Lauan ) GF / Bフィルターを通す急速 濾過により回復し、次いで4閘lの氷冷TRIS緩衝液(5h+MのTRIS/ CI。
p)17.5)で4回洗浄した。フィルターをイソダタ(Isodata)50 0ガンマカウンターで計数した。アッセイにおいて100nMの非標i Gl? Pを含めて特異的結合部位について競争させることによって、非特異的バックグ ラウンドを決定し、そして典型的には結合した特異的放射能の1.5〜2%を表 した。非特異的結合はフィルターへの1251−GRPの小さい程度の結合に帰 属させることができた。可溶化されたレセプターの結合活性は清浄剤の濃度に高 度に依存することが発見された。第4図に示すように、レセプターGこ結合する GRPは、0、075%のCIIAPSlo.015%のCHSと0. 10% のCI(APSlo.025%のCHSとの間の狭い最適さを存し、そして特異 的結合は0.4%10.08%の大きいC 11 A P S /’ C H  S il1度において著しく低下する。存在する約0、4%のCIIAPS+0 .08%のCIISより上の清浄剤レベルは、また多分清浄剤の凝集の形成のた めに非特異的ハックグラウンドを大きい増加を引き起こす。レセプターは高度に 阻止性である清浄剤レベル(0.75%のCHAPS)で膜から最大に抽出され るので、CIIAPSによるレセプターの不活性化は可逆的であるように思われ た。事実、0.75%のCHAPS 4− 0. 15%のCHSの中でインキ ュベーションしたレセプターの完全な結合部位は、透析により清浄剤の濃度を減 少することができた。
実施例5 レセプターの反応速度論 アッセイをインキュヘーンヨンの種々の時間について実施し、そしてBSA(1 0mg/ml )をアッセイにおいて含めるか、あるいは省略した。15°Cに おいて可溶性レセプターへの12’ [−GRPの結合は20分で安定し、そし て2時間まで一定に止まった。リガンドのタンパク質分解を防止するために添加 したBSAの省略は、結合の反応速度論に有意の作用をもたなかった。
実施例6 G−プロティンの複合体 スイス3T3線維芽の膜の中のGRPレセプターはG−プロティンがカップリン グしていることが発見された。したがって、可溶性レセプターに結合する” l −Gl?Pへのグアニルヌクレオチドの作用を研究した。最終の清浄剤の濃度は 0.075%のCIIAPSであり、そして0、015%のCHAPSが存在し た。完全なスイス3T3線維芽の膜の中のGRPレセプターのG−プロティンの カンプリングは、レセプターのリガンドの親和性がヌクレオチドのGDPおよび GTPおよび非加水分解性GTPII似体のGMPPNPの存在下に約10倍減 少したという観察から推定された。旬゛2の存在下に、グアニルヌクレオチドは 商い親和性のりガント/レセプター/Gープロティンの3成分複合体からのG− ブ「コナインの解離を誘発し、より低い親和性を表すリガンド/レセプターの複 合体の形成を生ずると推定される。CIIAPSにより膜から抽出されたGI? Pレセブクーは、?1g−2及びGTPまたはGMPPNPの存在下に膜のGR Pの結合を約80%だけ減少するレベルにおいて、それらのりガントの結合性質 の変化を示さなかった。M g ″の存在下のGRPの結合へのGTPの作用の 欠如は、レセプターとG−タンパク質との相互作用が清浄剤の抽出において維持 されないことを示す。表5における対照はMgC+□を含有する。
表5ニゲアニルヌクレオチドの存在下のGRPの結合可溶化した膜 計数7分の結合LJ、: ”’ I −GRP添加した合計の%とじて測定した 対照 28 対照+10mMのAMPPNP 27.8対照+10a+MのGTP 27.5 対照+10−hのGMPPNP 26.5対照+losMのGMPPNP + 1100nのGRP 1−27 2.0可溶化した膜 計数7分の結合した”’ I −GRP添加した合計の%とじて測定した 対照 28.9 対照+5mMのATP 29.7 対照+5mMの^MPPNP 33.4対照+5mMのGTP 10.7 対照+5+sMのGMPPNP 10.5対照+5mMのGMPPNP + 1100nのGRP 1−27 1.4実施例7 可溶性GRPレセプターのスキャッチャード分析完全なスイス3T3線維芽の膜 および可溶化したスイス373線維芽の膜へのIt’ I−GRPの結合のスキ ャッチャード分析を実施した。
1つの特定の実験を下に論考し、ここでレセプターの可溶化した形態および膜に 結合した形態の結合のパラメーターを同様な条件下に決定した。アッセイを15 °Cにおいて決定した。可溶化した膜または完全な膜のアッセイについて、反応 は、それぞれ、30分および180分に停止した。次は結合のパラメーターであ り、ここでに、は解離定数であり、そしてBIllは最大の結合能力である:K O(完全な膜) = 37pM Kn(可溶化した膜) =10p門 8m (完全な膜) −0,79pmol / mgタンパク質Bm (可溶化 した膜) = 1.0 pmol / mgタンパク質スキャソチャード分析は 高い親和性の結合活性の存在を明らかにした。データの多少の非直線性および散 乱は低い値の結合したリガンド/遊離のリガンドにおいて観測され、ここで正確 な結合のデータの決定は最も困難であった。可溶性レセプター(10pM)へ結 合するりガントの解離定数は、観測された可溶性レセプターにカップリングする G−プロティンの欠如にかかわらず、完全な膜の中のレセプター(37pM)が 示したものより小さかった。前述したように、このようなG−プロティンのカッ プリングは1桁の大きさで膜のレセプターの親和性を促進する。しかしながら、 アッセイはG−プロティンの相互作用により損失した親和性について補償されて いることができる可溶性レセプターへのGRPについて最適化された条件下に実 施した。他の実験において、可溶化したレセプターの解離定数を10〜30pM の範囲と計算された。データは、レセプター結合部位の機能的コンフォメーショ ンが清浄剤の溶液の中で維持されていることを証明した。
この実験からのスキャッチャードのデータは、また、粗製のスイス3T3線維芽 の膜の中に0.79pmolのレセプター/lsgのタンパク質が存在し、そし てレセプターの結合部位が清浄剤で膜を抽出することによって可溶化されること を示した。レセプターの活性の最も効率よい可溶化のために必要であることが発 見された因子のいくつかは、NaCl (> 10100nを含めること、2価 のカチオンの排除、および室温における膜の抽出であった。 NaC1はレセプ ターの最適な可溶化のために必要であったが、塩はスイス373線維芽の膜およ び清浄剤可溶化したの両者へのGRPの結合を阻止する(tCS。=はぼ5hM )。
しかしながら、1.0Mまでの濃度のNaC1によるレセプターの阻止は完全に 可逆的であることが発見された。
尖施1 可溶性膜抽出物の中のGRP結合部位のりガント特異性可溶化した3T3膜への ”’ I−GRPの結合を、種々の非標識競争ペプチドの存在下にアッセイした 。GRP (GRP20−27 )のC−末端の8アミノ酸は、全細胞の中のG RPレセプターへの高い親和性の結合にとって必須であることが発見された。完 全なGRP配列(GRP 1−27) 。
GRP (GRP 1−16)のN−末端部分、物質P、物質P拮抗因子、フイ サレミン(それらのすべてはペコンスラ・ラボラトリーズから入手した、カリフ ォルニア州ベルモント)、および(NIC14,27) GRP13−27と呼 ぶメチオニンがノルロイシンで置換したGRPのC−末端部分(すなわち、Ly s−N1e−Tyr−Pro−Arg−Gly−Asn−H45−Trp−A  la−Va I−c+y−旧5−Leu−1(Nz)を、可溶性373線維芽の 膜の抽出物へのI!5l−GRPの結合について競争するそれらの能力について 試験した。可溶性レセプターへの”5l−GRPの結合の50%の阻止を引き起 こすために要求される(NIe14.27 ) GRP 13−27の濃度(r cso=o、3nM)は、GRPI−27のそれ(ICs。= 0.1nM)よ りわずかに高かった。対照的に、N−末端部分(GRP 1−16)は、可溶性 レセプターへの結合について”’ I−GRPと競争することができなかった。
さらに、物質P、物質P拮抗因子、およびフィサレミンは試験濃度(1000n M)までにおいて阻止作用をもたなかった。これらの結果は、全細胞および分離 された膜の中の同様な研究において見いたされるもとに密接に匹敵する。
尖旌炭■ 目うI−GRP レセプターの架橋 可溶化したスイス3T3膜の中のGRPレセプターの分子量は、結合した”’  I−GNPにそれをホモ2官能性架橋剤のビス(スルホスクシニミジル)スベレ ート(BS3)を介して共有結合で架橋し、そして標識したレセプターの親和性 をドデシル硫酸ナトリウム−ポリアクリルアミドゲルの電気泳動(SDS−PA GE )により分析することによって推定した。この架橋側は第17ミノ基に対 して特異的である。可溶性373線維芽の膜のタンパク質(40μg)を、50 0μIの最終体積の501のHEPES、 2 sHのEDTA、 0.075 %のCHAPS、 0.015%のC)IAPS。
30μg/mlのハンドラシン、および0.2r+rlの”5l−GRPO中で 15°Cにおいて30分間インキユヘーンヨンした。結合反応を0°Cに冷却し 、そしてBS’を添加して最P濃度を31とした。架橋は0.10…1のTRl 5緩衝液(1,0MのTRl5/CI、 pH7,5)の添加によりクエンチン グした。さらに10分のインキュヘーション後、0.1mlのTCA (100 %)を添加し、そしてこの溶液をさらにO′Cにいて30分間インキュベーショ ンした。沈澱した物質を遠心により集め、水冷アセトンで洗浄し、そして5O3 −PAGE試料緩衝液の中で3分間95°Cに加熱した。試料を7.5%のゲル の5O5−PAGEにかけ、そしてゲルをフルオログラフィーにかけた。5O5 −PAGE技術の詳細な説明はLaemmliら(1970)ハture227  : 680(その開示をここに引用によって加える)の中に見いだされる。第 5図はゲルの表示を示す。
レーン 組成 A 添加なし 8 0.1nHの非標識GRP C0,5nMのレーンGRP D 1.0nHの非標識GRP E 1100nのレーンGRP 強く標識された種は、約75〜100kDaの見掛けの分子量をもつ拡散バンド で移動した。低いレベルの非標識GRPはこの種の標識っけを阻止し、標識っけ が高度に特異的であることを示す。標識したバンドの広さは、GRPレセプター が炭水化物を含有することが発見されたという事実と一致する。標識した生成物 は、全細胞または膜の架橋の実験から誘導されたものに類似する。架橋された全 細胞から誘導された試料のN−グリカナーゼ処理は、標識した生成物がN一連鎖 した炭水化物を含有するであることを示した。脱グリコジル化したタンパク質は 5DS−PAGE上に38kDaの見掛けの分子量を表した。
夫隻炎刊 GRPレセプターの精製 GRPレセプターの可溶化 スイス373線維芽の膜(2〜3gのタンパク質)を実施例1に記載するように 調製し、そして20抛1の貯蔵緩衝液(実施例1を参照のこと)の中に懸濁させ た。膜を50m1のNaC1(5,0M )と混合し、NaCl濃度を約IMに し、40,0OOX gで30分間遠心することによって沈澱させ、そして4° Cにおいて200m lの高い塩の緩衝液(50wMのHEPES、 pH7, 5+ 2 mMのEDTA、 1.0MのNaCl、 25μg /mlのロイ ペプチン、10μg/mlのアプロチニン、2.5μg/mlのペプスタチン、 および0.5m1lのPMSF )で2回洗浄した。次いで、膜を低い塩の緩衝 液(50wMの)IEPES、 pH7,5,2mMのEDTA、 25μg/ n++のロイペプチン、10μg/mlのアプロチニン、2.5μg/mlのペ プスタチン、および0、5mMのPMSF )で洗浄し、そして200m1の5 0mMの!(EPES、 pH7,5+ 211MのEDTA、 1.0(]w MのNaCl、 0.03μg/mlのバシトラシン、25ng/lのロイペプ チン、10μg/mlのアプロチニン、2.5μg/mlのペプスタチン、およ び0.5mMのPIISFの中に再懸濁させた。CHAPSおよび(JISの混 合物を含有する原溶液を膜にゆっくり添加して、最終濃度を0.75%のCHA Psおよび0.075%のCll5にした。この混合物を21°Cにおいて30 分間インキユヘーソヨンし、4°Cに冷却し、そして100.000x&で4° Cにおいて60分間遠心した。上澄み液は可溶化したGRPレセプターを含有し た。
ポリエチレングリコールによる゛ 可溶化した抽出物(190ml)に、1261の水冷したポリエチレングリコー ル(PEG)8.000(H2O中の50w/v%)を添加した。よく混合した 後、形成した沈澱を100,0OOX gで10分間遠心することによって集め た。ベレットを25mMのHEPES、 25o+MのTRl5.pH7,5, 2mMのEDTA。
0.075%のCl5.5 u g /mlのロイペプチンおよび1101I/ mlのバシトラシンの中に50n+Iの合計の体積でボッター〜エルヘージェム (Potter−Elvehjem)ホモジナイザーの助けにより懸濁させた。
この懸濁液は、多少の不溶性タンパク質を含有し、これを69,000x gで 10分間遠心し、そしてペレットを廃棄した。
コムギ・7のアプロチニンのクロマトグラフィーPεGによる沈澱後、GI?P レセプターをレクチン親和クロマトグラフィーによりさらに精製した。コムギ胚 芽のアグルチコンーアガロース樹脂を含有するカラム(1,6X9cm)(3〜 5mgのレクチン/mgの湿潤ゲル)(E−Yラボラトリーズ、カリフォルニア 州すンメイテオ)を、5(1wMのHEPES、 pH7,5,2−門のEDT A、 0.25%のCHAPS。
0.025%のCl5. 5ngのロイペプチン、および10mg/mlのバシ トラシンと4°Cにおいて平衡化した。可溶性抽出物を1体積のカラム緩衝液で 希釈し、そして最終の清浄剤濃度を0.25%のCHAPSおよび0.025% のCl5に調節した。試料をレクチンのカラムに1.5ml/分の流速で適用し た。次いでカラムを抗体10カラム体積の緩衝液で洗浄し、そしてカラム緩衝液 +51のN、N’ 、N’ −1リアセチル−キトトリオースで溶離した。GR Pレセプターの結合活性を含有する分画をプールし、そして2.3体積の251 1IIMの)IEPEs、pH7,5,2,0dのEDTへ、5ngのロイペプ チン、および10μg/II+1のバシトラシンアクチゲルのスーパーフロー樹 脂(1,0m1) (ステロジーン、カリフォルニア州サンガブリエル)を5体 積の1001のKPOa、 pH7,0で洗浄した。この樹脂を2mg/mlの (NIe14.27 ”J GRP 13−27を含有する10削1の10(b 、+MのKPO4,pH7,0,100mMのNaCNBH3,pH7,0とお だやかに攪拌しながら2時間インキュベージジンした。この樹脂を100mMの KPO,、pH7,0で洗浄し、次いで100mMのKAc、 pH4,0,0 ,5MのNaCl ;および1001のTRl5. pH8,0,5MのNaC lで交互に洗浄した。
この樹脂のカラム(1,6X 5 Cm)を25NIHのTRl5.25mMの HEPES、 pH1,5゜2.01のEDTA、 0.075%のCHAPS 、 0.0075%のCl5. 5μg/mlのロイペプチン、および10μg /−1のバシトラシンと4°Cにおいて平衡化した。レクチンのカラムから溶離 された粗製のGI?PレセプターをGRP親和カラム上に0.1i1/分で負荷 した。次いでカラムを約20体積の平衡化緩衝液で洗浄した。結合したレセプタ ーをカラムから平衡化緩衝液+0.5MのNaClで0.2ml/分の流速で溶 離した。レセブターを含有する両分を”’ 1−GRP結合活性のアッセイによ り同定し、そしてプールした。(10〜131)。溶離のプールをセントリコン プ(Centriprep) 10装置(アミコン、マサチュセソッ州デンバー ス)を使用する限外濾過により約11に濃縮した。次いで、試料を15体積の親 和カラJ、の平衡化緩衝液で希釈し、そして試料を11に再濃縮することによっ て、試料を脱塩した。この脱塩工程を反復し、そして生ずる11の塩を親和カラ ムの緩衝液で5+ilに希釈した。精製したGRPレセプターのPAGE分析は 有意のレベルの汚染の存在を明らかにした。
この準純粋なレセプターの溶液を、前述したように調製した、第2 CN1e1 4.27 ) GRP 13 27−アクアゲルスーパーフローのカラム(1, OX3cm)の上に1.8ml/時間で負荷した。カラムを20力ラム体積の平 衡化緩衝液で洗浄し、そして結合したレセプターを平衡化緩衝液+0.5MのN aClで0.1ml/分の流速で溶離した。GRPレセブクーの結合活性を含有 する分画をプールし、そして限外濾過により0.3mlに濃縮した。
r土4通 精製したレセプターを、スバロース(Superose ) 611R10/  30カラム(ファーマシアLKB、ニュージャーシイ州ピスカタウェイ)のクロ マトグラフィーによる脱塩した。このカラムを20mMのHEPES。
pH7,5,2+wMのEDTA、 0.075%のCIIAPS、 0.00 75%のCN5.および100+1MのNaClと平衡化した。レセプターを0 .4ml/分でクロマトグラフィーにかけた。このレセプターをカラムから約2 mlで溶離した。
精製したGRPレセプターの特性決定 粗製の可溶化した抽出物からの純粋なGRPレセプターの全体の収率は、高い親 和性の”’ 1−GRP結合活性に基づいて、10〜20%の範囲であった。精 製したレセプターを使用して得られた結合のスキャノチャード分析により、GI ?Pについてのその親和性(K、=10〜30pM )は粗製の清浄剤の可溶化 し、た抽出物の中のレセプターと本質的に同一であることが示された。データが 示すように、30〜50pMのレセプター部位は典型的には、この実施例におい て概説したように、レセプターの最終の精製した分画の中に得られた。脱グリコ ジル化レセプターが5O5−PAGEゲル上で3645キロダルトンの見掛けの 分子量を示すことを考慮すると、これは約1〜2μgのレセプタータンパク質に 相当する。
レセプター調製物の銀染色5O5−PAGEゲルは、70〜100kDの見掛け の分子量をもつ単一の強く染色された拡散バンドを示した。レセプター調製物は 夾雑物を木質的に含まなかった。第6図は精製したGRPレセプターの銀染色し たゲルの表示を示す。GRPレセプターの銀染色の相対的レベルを既知の量のタ ンパク質と比較して、ゲルに負荷したレセプターのタンパク質の概算量を決定し た。得られた荒い値は”’ I−GRPの結合データのスキャノチャード分析に より存在すると推定された範囲内にあり、これはゲル上の強く染色されたバンド がGRPレセプターであることを確証した。さらに、精製したGRPレセプター の見掛けの分子量は親和標識したレセプターを使用して得られたものに相当する 。これは全細胞、完全な膜、または粗製の可溶性抽出物の中のレセプターに”’  I−GRPを結合させ、そしてレセプターリガンド複合体をホモ2官能性架橋 剤と架橋させることによって得られた。
5O5−PAGE上のGRPレセプターのハンドの拡散の性質は、炭水化物を含 有するタンパク質の特性である。精製したレセプターの小さい部分をヨードゲン (Iodogen) (ピアース、イリノイ州ロックフォード)の存在下に”’  l−Na1でヨウ素化して、ゲル上のレセプターの検出を増大した。放射線標 識したレセプターをN−グリカナーゼで処理すると、70〜100kDaのバン ドが損失し、そして脱グリコジル化されたレセプターを表す約36±5キロダル トンにおける新しいハンドが発生した。
GRPレセプターの。′・アミノ 配置の゛精製したGRPレセプターのN−末 端の部分的配列は順次のエドマン分解により決定した。残基8−17について得 られた配列は、次の通りであったニ ー1.eu−Asn−Leu−八5p−Val−^5p−Pro−Phe−1, eu−5et−0裏適桝U 精製したGRPレセプターは実施例10に記載するようにして調製した。スパロ ース−6のクロマトグラフィー後、40pMのレセプターが1t’ I−GRP の結合のデータのスキャノチャード分析に基づいて得られた。これは約1.6μ gのタンパク質に相当する。試料(3ml )を、セントリコン(Centri con) 10装置(アミコン)を使用する限外濾過により、約1001Ilに 4縮した。次いで試料を2mlの820で希釈し、そして100μmにa縮した 。もう一度、試料を2mlの820で希釈し、そして100μmに濃縮し、そし て最後に1mlのn、oで希釈し、そして138μmに濃縮した。レセプターを トリプシンで消化するために、0.1μgのl・リプシンを添加し、そして試料 を37°Cにおいてインキエヘーノヨンした。2時間後、追加の0.1μgのト リプシンを添加し、次いで他の0.2μgのトリプシンを5時間のインキュヘー ノヨン後に添加した。37°Cにおいて22時間インキユヘーンヨンした後、試 料を液体N2の中で9速凍結し、そして−80°Cにおいて貯蔵した。
トリプシン消化したGRPレセプターを室温に融解し、そしてジチオスレイトー ル(1)TT)で10mMの最終濃度で37゛Cにおいて30分間還元した。次 いで、全体のDTT処理したトリプノン消化物を逆相高圧液体クロマトグラフィ ー(HPCL)により分別し、ここで2.1mm X 3 cmのC4カラム( ブロウンリー、アクアポアーブチル、300オングストロームの孔サイズ)およ び水中の0.05%のトリフルオロ酢酸(TFA )(溶媒A)から100%の アセトニトリル中の0.05%のTFA (溶媒B)の直線の勾配を使用した( 第7図参照)。HPLCの勾配のための条件・は60分で0.2ml/分の流速 において0%の溶媒Bがら100%の溶媒Bであった。流出液の分画を215r ++wにおいて検出し、1分の間隔で集め、そして4°Cにおいて貯蔵した。
ペプチドの配列の分析のために、連続的両分をプールし、そしてスピード・ハタ (Speed Vac) (ソバント、ニューヨーク州ファーミングデール)で ほぼ50μmの最終体積に濃縮した。バイオブレン(Biobrene) (ア プライド・バイオシステムス、カリフォルニア州フォスターシティ)で処理しそ して前取てサイクリングしたガラス繊維のフィルターの上に、試料全体を負荷し た。自動化したアミノ酸配列の分析を、Hewichら(1981) J、 B iol、 Chem、 256 : 7990−7997に従い^Bl型475 八気相配列決定装置で実施し、この装置はフェニルチオヒダントイン(PHT− )アミノ酸の同定のためのABI型120^オンライン検出11PLC系を装備 した。PHT−アミノ酸の定量は、へBl型900データンステムにより60p Mの1&[lの既知のPTH−アミノ酸貯蔵(ABI)を使用して実施した。こ の方法において、−緒にしたHPLCの画分56〜59をアミノ酸配列MASF LVFYVIPLAII (T56159と表示する)を与えた;トリプシンノ HPLC分画44はアミノ酸配列QLTSVGVSV (T44と表示する)を 生じ、そしてトリプシンのHPLC分画50はアミノ酸配列PNLFISXLA LG (T2Oと表示する)を与え、ここでXは同定することができなかった残 基である。
試料をFI20で洗浄し、そしてセントリコン10限外濾過装置(アミコン、マ サチュセノツ州デンハース)で試料を濃縮した後、NHz−末端の配列の分析を 完全な精製したGRPレセプターについて実施した。
試料(95%すなわちほぼ95μl)をバイオブレン(Biobrene) ( ABI)の前取てサイクリノグしたガラスファイバー上に負荷し、そしてARI の475^気相配列決定装置により自動化エドマン分解の30サイクルを通して 、NH2−末端の配列分析を実施した(Hewichら(1981) )。
PTH−アミノ酸の同定および定量を、ABI 120A PTH−アミノ酸分 析装置およびへ〇+900データシステムを使用して実施した。Gl?Pレセプ ターの2つの精製した調製物についての2つの別々の1f82−末端の配列の実 験後、次のコンセンサス)IL−末端アミノ酸配列がj7残基に・ついて得られ 、ここでXは特定のアミノ酸の正確な帰属がなされなかった残基を、意味する: 1 5 ’10 15 APNXXSXLNLI]VrlPFLS。
実迦律12 スイス3T3GRPレセプターをコードするcDNAクローンの同定 予備的研究において、7ズミ胚線維芽細胞系()\ルブ[B、11bl13T3 )は存在量および分布がGRPレセプターを発現するスイス3T32ズミ線維芽 細胞系に非常に類憤するmRNAのレパートリ−を発現するが、標準の結合アッ セイにおいて検出可能な細胞表面のGRPレセプターをもたないことが確立され た、次の文献を参照: Kr1sら(1987)こに引用によって加える。これ らの観察は、GIIPレセプターのmRNAはスイス3T3の中に存在するが、 バルブ3T3のmRNAの中に存在しない、制限された数の転写体の1つであろ うことを示唆した。ポリアデニル化mRN^スイス3T3およびバルブ3T3の 両者から分離し、そして発表された方法、例えばTim1inら(1990)  Nucl、 Q−値士と18+ 1587−1593 (これを引用によってこ こに加える)の方法に従い、スイス3T3mRNAに由来するが、バルブ3T3 mRNAの中で発現できないcDNAについて濃縮されたスイス3T3の消去し た(subtracted) cDNAを発生させるために使用した。その長さ が300塩基対を越えるcDN^インサートをラムダgtloバクテリオファー ジcDNAクローニングベクターの中に結合し、そしてライブラリーを確立され た方法、例えばDavisら(1986) (Basic Methods i n Mo1e鼎セrB1010g、z) ElsevierScience P ublishin)HCompany、二1.・−ヨークを使用して増幅した。
このライブラリーをオリゴヌクレオチドのプローブでスクリーニングし、ここで このプIコープの配列は精製したGRPI/セプターのタンパク質のトリプノン 消化物から)IPLCにより精製した内部のトリプシン断片(T56159)の アミノ酸配列に基づいた。内部のペプチドのアッセイ系(?IASFLVFYV IPLAIl)を使用して、長い非同義性のアンチセンスのオリゴヌクレオチド をデザインし、このヌクレオチドの配列は文献Lathc(1985) Mo1 . Biol、 183: 1 12に記載するように最適なコドンの使用頻度 に基づき、13と呼ふ44塩基長さのプローブを生成した: (5′ 八TGATGGCCAGGGGGATCACATAGAAGACCAG GAAGGAGGCCAT3 ’ )このI3プローブを、Davisら(19 86)の確立された技術に従い、ガンマ”P−ATPおよびポリヌクレオチドキ ナーゼを使用する5′末端のリン酸化により標識した。この標識したプローブを 使用して、記載したようなハイブリダイゼーションおよび洗浄の条件下に、消去 したライブラリーから100,000の構成員のクローンをクロ−ニングした。
Wood (1987)第48章、Methods in Enzπカ至■15 2 :443−447 (これをここに引用によゲで加える)を参照のこと。二 重反復のスクリーニングは5つの陽性のクローンを同定し、これらをプラーク精 製した。5つのクローンからのEcoRIインサートをプラスミドのヘクターp GEM4 (プロメガ)の中にサブクローニングし、そしてハイブリダイゼーシ ョンのインサートのヌクレオチド配列をセクエナーゼ(Sequenase)  2.0二本鎖配列決定キット(USバイオケミカル)を使用して決定した。5つ のクローンのうちの2つ(丁1およびT2)は、オリゴヌクレオチドのプローブ をデザインするために使用した内部のペプチドをコードするオーバーラッピング DNA配列の同一領域を有した。断片をプラスミドのヘクターからEcoRI消 化により取り出し、そしてDavisら(1986)に記載されているようにゲ ル電気泳動および電気溶離により精製した。精製したインサートの断片を商業的 に入手可能なキットおよび供給会社の推奨(ヘセスダ・リサーチ・ラボラトリー ズ)を使用するランダムプライマー伸長により標識して、 100 、000の ライブラリー構成員の第2スクリーニングにおいて、消去したライブラリーから 他のオーバーラッピングcDNAクローンを同定するためのプローブを発生させ た。同定された9つのlのクローンのヌクレオチド配列の分析は単一の長いオー プンリーディングフレームを明らかにし、その予測された翻訳生成物は内部のト リプシン断片のアミノ酸配列を含み、その配列は複合配列内の終止コドンで終わ っていた。オープンリーディングフレームのアミノ末端は、消去したライブラリ ーから分離されたクローンのいずれの中にも存在しなかった。
cDNAの5′末端およびオープンリーディングフレームのアミノ末端における 配列を得るために、in vitroポリメラーゼ連鎖反応の増幅(PCR)  cDN^クローン手順(5’ RACE)を、本質的にFrohmanら(1, 988) ?roc、 Naす、 Acad、 Sci、 ll5A 85 : 8998−9002に記載されているように、前に分析されたcDNAクローン の既知のヌクレオチド配列から誘導された2つの入れ子型遺伝子特異的オリゴヌ クレオチド(EXT 3 : 5 ’ GGGGAGCCAGCAGAAGGC 3’ : EXT 2 : 5 ’CCATGGAATGGATTTTA)を使 用して実施した。EXT 3をスイス3T3のmRNAの逆転写のために遺伝子 特異的プライマーとして使用し、そしてEXT 4をTaqポリメラーゼ触媒P CRのための遺伝子特異的プライマーとして使用した。19の5 ’ RACE のcDNAを分離しそして特性決定し、そして最長距離を伸長したクローンの5 つを従来記載されたように配列決定した。ヌクレオチド配列の分析により、イニ シエイターのメチオニンのコドンで開始する、内部のトリプシンペプチドのアミ ノ酸配列をコードする長いオープンリーディングフレームの伸長が明らかにされ た。オープンリーディングフレームの予測されたアミノ酸配列を、精製したGR Pレセプターから誘導されたアミノ末端の配列と比較した(実施例11を参照の こと)。実験的に決定されたアミノ酸配列は推定された配列の位置1にメチオニ ンを含有しなかったが、残基2−18によく対応した。推定されたアミノ酸2− 4および8−18(表1)は同一であった。合致しないアミノ酸(アミノ酸5− 7、表1)は、多分それらがN−結合したグリコジル化部位に位置する(Asn −Cys−3er)ので、もとのアミノ酸配列において不明確であった。さらに 、内部のトリプシンのペプチドT44から誘導された7−、/酸配列([1LT SVGVSV)およびT2O(PNLFISCLALG) (精製したスイス3 T3GRPレセプター(実施例11)から誘導された)は、複合GIIPレセプ ターコドンの長いオープンリーディングフレーム内のセグメントと合致した。
遺伝子特異的プライマー特異的cDNAのクローニングを使用して、全体の中断 されないオープンリーディングフレームをコードする単一のcDNAクローンを 得た。この手順において、GRPレセプターのmRNAの3′未翻訳領域の18 ヌクレオチドの断片に対して相補的な遺伝子特異的オリゴヌクレオチド(EXT 7 : 5 ’ TACTTTGAGATACAATGG3 ’ )を使用して 、MuLν逆転写酵素により第1 鎖cDNAの合成をブライミングした。二本 鎖cDNAが発生し、そしてDavisら(1986)の標準の方法を使用して ラムダgL10の中にクローニングした。cDNAの5′未翻訳領域の中に伸長 した5 ’ RACEのcDNAクローンの1つから誘導されたcDNA断片の プローブで、500.000のクローンをスクリーニングした。20を越えるク ローンが同定され、そして10をプラーク精製し、そしてDavisら(198 6)の標準の方法によりプラスミドのヘクターの中にサブクローニングした。ヌ クレオチド配列の分析により、クローンはGRPレセプターのタンパク質の全体 の中断されないオープンリーディングフレームを含有することが確証された。マ ウスからのGRPレセプターのDNA配列およびその推定されたアミノ酸配列を 表に示す。
オープンリーディングフレームのヌクレオチド配列の分析は、予測されたタンパ ク質のいくつかの興味ある特徴を明らかにした。このタンパク質の予測された分 子量は約43.100ダルトンであり、実施例10に記載する、スイス3T3細 胞からのN−グリカナーゼ処理したGRP結合結合タンパクワいて報告された分 子量によく一致する。疎水性の分析を第8図を示し、そして7つの推定上のトラ ンスメンブレンドメインの存在を予測し、これはGRPレセプターがグアニン− ヌクレオチド結合タンパク質(G−プロティン)にカップリングしているという 前の観察と一敗する。Fischerら(198B) J、 Biol。
劫μw、 263 : 2808 2816を参照のこと。G−プロティンがカ ップリングしたレセプター遺伝子の超料は、典型的には、7つのトランスメンブ レンドメインの内部か、あるいはそれに隣接するある種の保存された残基を共有 する、Masuら(1987) Nature 329 : 836−838゜ これらの観察されたアミノ酸は、マウスGRPレセプター配列のオーブンリーデ ィングフレーム内の予測された位置において見いだされる(表1)。N−結合し たグリコジル化のための5つの潜在的部位(Asn−X−3er/ Thr)が 認められ、GRPレセプターが高度にグリコジル化されていること、そしてGR Pレセプターの糖タンパク質のN−グリカナーゼ処理が5O5−ポリアクリルア ミドゲルの中のタンパク質の見掛けの分子量を約70〜100キロダルトンから 約38±5キロダルトンに減少するという観察と一致する(実施例10)。表6 はGRPレセプターと物質にレセプターとの間の比較を示す。
表6 : GRPレセプターおよび物質にレセプターのアミノ酸の比較384  v” 、、、、385 「 380ν5TEP” 385 几側、エ 表6 ■ GRPレセプター ム 物質にレセプター ノザンプロット分析を実施して、スイス3T3GRPレセプターをコードする転 写体の性質を同定した。スイス3T3細胞およびバルブ3T3細胞から誘導され たポリアデニル化5RNAのjugを精製し、そしてホルムアルデヒドを含有す る1%のアガロースゲルの電気泳動により分割し、これを引き続いてニトロセル ロースのフィルターに移した。このフィルターをカルボキシ末端のトランスメン ブレンドメイン5.6および7ならびに3′未翻訳配列の一部分をコードする、 450塩基対のcDNA断片のプローブとハイブリダイゼーションした。
このプローブを32pで商業的に入手可能なランダムプライマー伸長キット(ヘ セスダ・リサーチ・ラボラトリーズ)を使用して比活性500cpm /ピコグ ラムに標識した。2つの…I?NAはこのプローブに特異的にハイブリダイゼー ションし、それらの大きさはマウス28S(5,0kb)および18S(2,0 kl))のマーカーとの比較により7.5kbおよび3.0kbであると推定さ れた。期待するように、2つのmRNAの形態はスイス3T3細胞からのmRN Aの中でのみ検出され、バルブ3T3細胞からのmRNA0中でGRPレセプタ ーの転写体は検出されなかった。
実施例13 マウスGRPレセプターcDNA に対して相同性のヒトmRN^種 ノザンブロ7)分析を実施して、ヒト胎児肺細胞の中で発現されたGRPレセプ ター(Krisら(1987) J、 Biol、 Che+w、 262:  11215−11220を参照のこと)とスイス3T3GRPレセプターとの間 の相同性の程度を決定した。ポリアデニル化llRNAをヒト胎児肺細胞から分 離し、そして実施例12に記載されているように、プローブとしてスイス3T3 細胞のGRPレセプターの同一の450塩基対のcDNA断片を使用してノザン 分析したが、ただしハイブリダイゼーシぢンフィルターの洗浄工程のストリンジ エンシーを減少した。はぼ7.0および3.Okbの2つの−RNA種がヒト細 胞系において検出され、これらはマウスのスイス3T3細胞の−RNAにおいて 観察されたものに相当する。プロットについて使用した条件に基づいて、同定さ れたs+RNA種はスイス3T3GRPし仕ブタ−のプローブに対して少なくと も80%相同性であった。結果は、実施例12に記載するマウスGRPレセプタ ーのcDNAを使用して、ヒトを包含する他の哺乳動物スペーサーの中のGRP レセプターをコードするcDNAまたはゲノムのDNA断片を容易に同定するこ とができることを示す。これらの相同性のレセプターは、同様な技術を使用して 他の相同性レセプターを分離するために利用可能であろう。
実施ル レセプターの機能を実証するためのアフリカッメガエル(Xenopus )卵 母細胞の中のcDNAクローンから誘導されたマウスGRPレセプターの発現 !!ll6RNAポリメラーゼおよびDavisら(1986)の確立された方 法を使用して、転写−・フタ−pGEM4 (プロメガ)の中でクローニングし たマカスGI?PレセプターのcDNAレセプターcDNAタンパク質の解読領 域(表1)から、センスin vitro転写体を調製した。合成した転写体( 抗体20ng)をアフリカッメガエル(Xenopus )の卵母細胞の中に注 入した。16時間後、卵母細胞を電圧でクランプし、そして10−9MのGRP を含有する溶液の中に入れた。第11図に示すように、GRPリガン[依存性塩 化物電流(約160ナノアンペアの大きさ)はりガントの添加と同時に発生した 。これらの結果は、G−プロティンを通してCa”依存性塩化物チャンネルへカ ップリングする、アフリカッメガエル(Xenopus )の卵母細胞の表面上 のtn vitro転写体依存性G11l”レセプターの発現を証明する。リガ ンド依存性塩化物電流は、アンチセンスin vitro転写体を注入した対照 卵母細胞において観測されず、こうして応答の特異性を証明する。
ス新lI腫 ILL、N 11 B −RのcDNA9U−7(D分離ヘキサマーでブライミ ングしたcDNAライブラリーをラットの食道から構成し、そして低いストリン ジエンシーにおいてスイス3T3のGIiP−RのcDNAプローブとのハイブ リダイゼーションによりスクリーニングした。いくつかの候補のクローンを分翻 し、これらの2つは長いオープンリーディングフレームの全体の解fHf、l域 を含有した。
いくつかの基準を使用して、cDNAクローンがIIMBを好むボンベシンレセ プターのタンパク質は最初に分離したGRP−、Rと区別されることを確立した 。これらの2つのボンベシンレセプターのサブタイプを区別する性質は、タンパ ク質の構造、特定の拮抗因子4に対するレセプターの感受性、ボンへジンペプチ ドのりガントに対する相対的結合活性、および発現の&1IIiIiの分布を包 含する。食道のcDN^ライブラリーから低いストリンジエンシーで分離したc DNAクローンを使用しζ、これらの性質を研究した。
実施■亜 NMB−RのcDNAのヌクレオチド配列およびアミノ酸配列推定上のNMB− Rをコードする2つの独立のクローンの中に存在する単一の長いオープンリーデ ィングフレームのヌクレオチド配列および予測されたアミノ酸配列を、表3に示 す。これらのcDNAは、43kDaの計算された分子量をもつ、390アミノ 酸長さのタンパク質をコードするmRNAから誘導される。予測されたNMB− Rタンパク質のヒドロパン−の分析は、疎水性アミノ酸の7つのストレッチを明 らかにし、これらはG−)”ロチインとカンブリングしたレセフ゛ターに典型的 な7つのトランスメンブレン構造と一致する。第12図を参照のこと。N−結合 したグリコジル化のための3つの潜在的部位(八sn’、 Asn”、Asn1 9りが存在し、これらはNMB−Rタンパク質が、GRP−Rに似て、糖タンパ ク質であることがあるという予測と一致する。表3を参照のこと。
表7において、マウスのスイス3T3GRPレセプターおよびラット11MB− Rタンパク譬を比較する。N阿B−1?アミノ酸配列は、今日まで報告された他 の配列GRP−Rに対してより高いff(El性を有する(54%の同一性)。
ラントの物質Pおよび物1fKのレセプターの従来報告された比較は、これらの 2つのタキキニンのレセプターのサブタイプの間の匹敵するアミノ酸配列の同一 性を示す(48%の同一性)、Yokotaら(1989) J、 Biol、  Chew、 264. 17649−17652を参照のこと、対照的に、推 定上のラットNMB−RおよびマウスGRP−IIの間の配列の同一性は、物質 にのレセプターをウシ(Masuら(1987) Nature329、 83 6−838を参照のこと)、およびラット(Yokotaら(1989)シュ」 坦L1一旦枦びユ264. i、7649−17652を参照のこと)、からと 比較するとき観測される(85%)よりかなり低い。
表7:ラノト)fMB−RとマウスGRP−Rとの予測されたアミノ酸配列の比 較。ラントNMB−R(表3)およびマウスのスイス3T3のGRP−It(表 1)の予測されたアミノ酸配列を、ライスコンシン大学のジェ不ティソク・コン ピューター・グループのソフトウェアパッケージの中のGAPプログラムを使用 して、整列させて相同性を最大にする。
Dcvereauxら(1984) Nucl、^cjds Res、 12  : 387−395を参照のこと。多数の他の既知の6−プロティンがカンブリ ングしたレセプターの上科の構成員において典型的には保存されるアミノ酸残基 の間の実線は、ボンクスの中に囲まれている。
NtIB−11および(I;−タンパク質がカップリングし7にレセプターの部 材の他の構成Hム二ついて1−測されたアミノ酸配列の間の比較により、この族 において保存された多数のア、ミ7)酸残基はNMB−R配列の中の対応する位 置も一存在することが示される。第1および第2の細胞外のレープの中に位置す −る〕;スルフィド結合を形成することができる2つのシスティン残基は、予測 されたNMB−11配列の中の位置116および198において保存される。血 WI’lIにベータ・アドレナリン作動性レセプターを定着するとき重要である と考えられる、他のよく保存されたシスティン残基は、また、NMB−Rの予測 された配列の中の第7トランスメンブレンドメインの末端から14アミノ酸残基 下流に存在する。さらに、G−プロティンがカップリングした部材の構成員にお いて典型的に保存される、多数の他のアミノ酸残基は、また、NMB−11の予 測されたアミノ酸配列の中に見いだされる(表7のボックスで囲んだ残基)。こ れらの類似性が示すように、GRP−Rに似て、NMB−RはG−タンパク質が カップリングした部材の構成員である。
災Mffi NMB−Rの機能的性質の分析 NMB−RのcDN^の機能的同一性を確証するために、全体のNMB−Rタン パク質の解読ドメインを含有するcDNAクローンからin vitro転写し たRNAを、アフリカッメガエル(Xenopus)の卵母細胞に注入した。
製造業者(プロメガ)により推奨されるようにT7RNAポリメラーゼを使用し てNMB−RまたはGRP−RのcDNAクローンからRNAを転写し、そして inν1tro−Fヤノビングした。脱卯胞した卵母細胞を約10ngのmRN A/卵母細胞でマイクロインジェクションし、そしてLupu−Meiriら( 1989) 11−罰6ers Arc、h、 413 : 498−504の ND卵母細胞のND温溶液中に20゛Cに保持し、た。24〜48時間後、卵母 細胞を潅流チャン/N−の中に入れ、そして−60mVの保持電位で電圧クラン プした。リガンドをチャンバーに直接添加t2、そしてリガンド依存性C1電流 を測定した。GRPI−27およびNMBペプチドをベニンスラ(Penins ula)(カリフォルニア州へ−リンゲイム)から購入(71、そ1,7て(D −Phe’)BN (6−13)エチルエステル 旦−191.q回竺. 265 : 15695−1.’5703に記載されて いるようにして合成した。
Nl’111(10−6門)またはGRP(10−’M)は、IP.またはCa ”が仲介するチャンネルのオープニングについて典型的である、消極電流を引き 起こす。より低い作動因子濃度(10−”M)において、NMBのみは検出可能 な応答を引き出す。食道のライブラリーから分離されたcDNAクローンは機能 的N)1B−Rをコードし、このNMl’1.、llは、GRP−Itと対照的 に、GRPより低い濃度のNMBに対して応答することを、これらのデータは確 立する。
卵母細胞の中で発現されたNMB−Hの機能へのGRP−Rに対して特異的な拮 抗因子の作用を試験した。des−Metボンへシン類似体([D−Phe6]  BN (6−13)エチルエステル)は膵臓のGRP−Rに対して特異的な拮 抗因子として機能するが、食道のNMB−Hについて機能しない。
この拮抗因子は、マイクロモル濃度のGRPまたは8M8作動因子とともに10 :lのモル比で適用するとき、クローニングしたスイス3T3のGRP−Rを発 現する卵母細胞の電気生理学的応答を完全にブロックする。対照的に、この拮抗 因子をNMBまたはGRP作動因子と一緒に(10:1のモル比)添加するとき 、アフリカッメガエル(Xenopus)の卵母細胞の中で発現されたクローニ ングしたNMB−Rの応答は減少しなかった。
N?IBおよびGRPに対するレセプターの生理学的応答の差が相対的結合の親 和性のためであることを確立するために、バルブ3T3の線維芽の中でを発現さ れたクローニングしたレセプターのりガント結合性πを検査した。予備的結合の 研究において、バルブ3T3細胞は非常に低いレベルの内因性の変位可能なボン へシンの結合を有するので、クローニングしたNMB−Rを発現する適当な宿主 であろうことが示された。
全体のオーブンリーディングフレームをコードする最長のNMB−RのcDN^ クローンからのEcoRI断片を、Wadaら(1989) Nature 3 42 :684 − 689からのpc[12プラスミドの修飾したバージョン の中にサブクr−s − −=− 7グした。バルブ3T3細胞を、Graha mら(1973) 誼遅旦u52: 456−467のリン酸カルシウム沈澱法 に従い、わずかの変更を加えて、40μgのlIMBRを発現するプラスミド構 成体でトランスフェクションした、Ilavisら(1986)を参照のこと。
安定にトランスフ−クツダンされた細胞をアミノグリコシドG418(800μ g/l)に対する耐性について選抜した。3週の選抜期間後、10クローンを高 い親和性の結合についてスクリーニングした。高い1ノヘルの特異的結合を丞す 1つの細胞系をより詳細な分析のために選抜した。
トランスフェクションしたバルブ3T3細胞についての結合および置換の研究を 、Krisら(1987)J. βーiーof. Ch9!. 262 : 1 1215−11220に従来記載された,J、うに、24ウエルの組織培養皿の 中で、逆用高圧液体りt−+−=′l−ゲラノイーにより標識後精製した25p 門の12S1標識したボンベシンを使用して実施した(von Sc.hren ckら(1990) APaer。
J.、、 −P.hy−≦ーリl 、 259 : G468 − G473) 。置換曲線上の各点を4回決定し、そして平均埴をプロ、トシた。膵臓および食 道の組織の切片上のNI’lB. GRI)およびエチルエステルの拮抗因子に ついてのK。値を決定づるために実施したボンへシンの置換の研究は、von  SchrenCkら( +990 )に記載されているようにして実施した。
I・ランスフ丁6:′7ノ4二′したNMB 17の相対的リガ〕/ドの親和性 を、非標識N肝またはGIIP4こよる!2′I標識1−7た.rソー1シン( BN)の結合の定量的置換により評価した。IIMBは標識したBNの置換にお いてGRPより効力があった( NMBについてのKP = 2 nM i G RPについてのKP =43nM)。トランスフェクションした細胞について決 定されたりガントの置換性質を、表8において、N?lB−1?ならびに膵臓の 豚房細胞系AR42Jを発現することが知られている食道組織の切片、およびス イス3T3のGRP−Rに類似する性質をもつGRP−Rを発現することが知ら れている膵臓組織の切片から得られた性質と比較する。食道ltIlseの切片 において観測されるように、NMBはNMB−1?を発現するトランスフェクシ ョンしたバルブ3T3細胞に結合したIt5I BNの置換においてGRPより 効力があった。対照的に、GRPは膵臓の豚房細胞、AR42J、またはスイス 3T3細胞へのl!J−ボンベシンの結合のKm!において、NMBより効力が ある。これらの結果が示すように、研究しているcDNAは機能的NMBを好む ボンベシンのレセプターをエンコードし、ここで結合性質は従来報告された食道 のIIMB優先ボンへシンのレセプターに類似する。期待するように、特定のG RP−R拮抗因子(D−Phe6] BN ( 6 13)エチルエステルはG RP優先レセプター(膵臓、AR42J、スイス3T3)に高い親和性(K.=  1.6〜5、3門M)で結合するが、クローニングしたNMB−Rを発現する 食道またはバルブ3T3細胞十のNMB優先レセプターについて非常に低い親和 性を有する(K. >]、000nM) (表8)。
表8=異なるBNレセプターのサブタイプにおけるGRP、 NMBおよび(D −Phe’) RN (6−13)エチルエステルの拮抗因子による1−BN結 合の置換 畦胸勿ヱ Ki (nM) 桔−抗−1L ぜ1 り伊 バルブ3T3/N門B−R243>1000食道 0゜3 30 >1000 膵臓 351 15 5.3 AI+42J 287 2 2.1 スイス3工3 62 2 1 、6 * GRPI−27,NMBおよびGIIP−R拮抗因子(D−Phe’) B N (6−13)エチルエステルに結合するIxsIBNの置換を、異なるボン へシンのレセプターのサブタイプを発現する組織および培養した細胞の中で分析 した。細胞系(バルブ3T3/NMB−Rのトランスフェクション体、スイス3 T3)についての細胞の結合の研究を、本質的にKr1sら(1987)ム19 U−1262,11215−1,1220に記載されているようにして実施した 。組織の切片およびAR42J細胞の結合の置換の分析は、von 5chre nckら(1990) Amer、 J、 Ph 5io1.259 : G4 6B−0473の方法に非常にR4Qする、わずかの変更を加えた、方法で実施 した。
トランスフェクションしたバルブ373線維芽上で発現されたN?IB−1?の 結合性質は、食道のN?IBを好むレセプターに密接に類似し、そして膵臓の線 屑細胞、スイス3T3細胞、およびAR42J細胞上で見いだされるGRPが好 むレセプターのサブタイプと明瞭に異なる。
実111律 11」(7) m RN人q朝織−q分布ボンベシンのレセプターは神経の組織 および神経以外の組織の両者、ならびに種々の細胞系において記載されてきてい る。cDNAクローンの中にコードされたNMB(jE先ボンへシンのレセプタ ーのサブタイプをどの細胞が発現するかを決定するために、a+RNAを種々の &[l織および細胞系においてノザンブロノトハイブリダイゼーション分析によ り検査した。ラットの脳、嗅覚領域、食道、およびC6グリオーマ細胞系から分 離したポリ(A) ’ RNAの各々は、高いストリンジエンソーの洗浄後に存 在する2つのハイブリダイゼーションするmRNA種を含有し、これらの種はほ ぼ3.2kbおよび2.7kbの推定された大きさをもつ。両者のバンドはすべ てを発現する組織の中に一緒に観察され、そして高いストリンジエンシーの洗浄 後にさえ存在し、それらが同一遺伝子からの転写体であることを示唆する。対照 的に、NMB−RのmRNAは、各々がGl?P−1’iのMRNAを発現する ことが従来示された膵臓、AR42Jラット膵臓の豚房細胞系およびスイス3T 3細胞から分離されたポリ(A) ’ mRNA0試r4の中に検出されなかっ た。肺、胸腺およびバルブ3T3細胞からの試料において、ハイブリダイゼーシ ョンするmRNA種はGRP−RまたはIIMB−Rのプローブにより検出され なかった。これらの結果が示すように、この研究において報告するクローニング したNMB−RのmRNAは脳ならびに食道において発現される。脳内のNl’ 1B−RのmRNAは、喫味、NMB優先ボンベシンのレセプターのための結合 部位を相対的に高いレベルで発現することが報告された脳領域に局在化された。
夫癒撚■ 異なる脳領域におけるNMB−RおよびGRP−RのmRNANMB−Rプロー ブおよびスイス3T3のGRP−1?プローブの両者を使用するラットの脳のm RNAについてのRNAプロットハイブリダイゼーションの研究において、両者 のボンへシンのレセプターのサブタイプは脳の中で発現されることが示された。
ラットCNSの中のNMB−RおよびGRP−11のmRNAの発現をin 5 ituハイブリダイゼ一シヨン組織化学によりいっそう詳細に検査して、特定の クローニングしたNMB−RおよびGl?P−11遺伝子を発現する領域と、従 来のリガンド結合オートラジオグラフィーの研究において脳ボンベシン結合部位 を発現することが示された領域との間の相関関係を決定した。wadaら(19 90)J、凡eurosci。10 F 2917−2930の方法を、5it uハイブリダイゼーシヨンについて使用した。簡単に述べると、成体の雄のマウ スを4%のバラホルムアルデヒド、0.05%のグリタルアルデヒドで潅流する ことによって固定した。潅流後、脳を取り出し、そして後固定溶液(4%のバラ ホルムアルデヒド 10%のスクロース)の中に4°Cにおいて一夜入れた。切 片(25ミクロンの厚さ)をポリリジンで被覆したスライド上に取り付け、次い でプロテイナーゼK (10g /Ml。
37°C130分)、無水酢酸で処理し、そして50%、70%、95%および 100%のエタノールの中に連続的に浸漬することによって脱水した。
” S [識したセンスまたはアンチセンスのcRNAプローブ(比活性、約2  Xl09cp鋼/μg)をpGE門−4プラスミトヘクター(プロメガ)から 合成し、このヘクターはSP6およびT7RNAポリメラーゼのプロモーターの 間のポリリンカー領域においてサブクローニングしたう、 ) NMB−Rまた はラット GRP−Rをコードする2、0kbのcDNAフラグメントを含有し た。ハイブリダイゼーションを50%のホルムアミド、0.3MのNaCl、1 0%の酢酸デキストラン、10mMのDTTの中で55°Cにおいて一夜実施し 、プローブの濃度は5 X 1106cp / mlのハイブリダイゼーション 緩衝液であった。次いで、切片を4 X5SC(1xssc :150mMのN aC1,15mMのクエン酸ナトリウム、pl+7.0)および1mMのDTT を含有する溶液の中で室温において洗浄し、RNアーゼA(20gg/ml、3 7°C130分)とインキュベーシヨンし、そして室温において漸進的により低 い濃度のSSCおよび1mMのDTTの溶液で洗浄し、2xsscで開始し、そ して0.5のsscで19jillシた。最終の高いストリンジエンシーの洗浄 を0. I X SSCおよび1++MのDTTを含有する溶液の中で55ax c30分間実施した。スライドを50%、 70%、95%および100%のエ タノールの中で脱水し、そしてβWaXフィルム(アマ−ジャム)に室温におい て3〜7日間露出した。
プローブを嗅覚領域からの環状ラット脳切片ならびに視床および視床下部の領域 にハイブリダイゼーションし、ここで視床および視床下部の領域において標識し たボンベシンおよびNMBの結合は前の研究において優勢であった。全体で、N MB−Rの発現は嗅覚および中央の視床領域において最も顕著であったが、GR P−Rの発現は視床下部においてもっとも優勢であった。切片のいっそう詳細な 分析は、JtMB−Rの鱈NAの発現が前方の嗅覚核、蓋ひもおよび型状皮質に おいて最高であった。さらに、多数の他の領域、例えば、付属の喫味、前頭皮質 、視床核(室傍、前方背側、内側中心、外側中心、および菱外)、歯状向、アミ グダロビリフォーム(amygdalopiriforv)核、および背側継ぎ 目は、また、NMB−Rを発現した。GRP−RのmRNAの発現は、交差上核 、室傍核、外側嗅索の核、大形細胞の複索前核、および外側乳頭核において最高 であった。中程度の発現は付属の複索の床核、外側の視床下部区域、複索上積、 歯状向、アンモン角のCA3野、同種皮質、内側扁桃核、および疑核において見 られた。これらの結果が示すように、NMB−RおよびGRP−Rの搦RNAは 異なるラット脳領域において選択的に発現される。同様な選択的発現は他の種に おいて見いだされるであろう。
実施−例神 ヒトのG)IP−Rの生殖系列の配列を決定するために、胎盤のゲノムのライブ ラリーをプl′−1・−ブとしてスイス3T3のGRP−17のc、D N A の解読領域を使用(7てスクリーニングした。
ヒ[−胎盤ゲノムのライブラリー(ストラタジーン、カリフズルニア州うジョラ )からのほぼlXl0hの組み換え体を、解読領域を含有する3 t p 標識 したスイス3T3のGRP−Rプローブでスクリーニングした。フィルターのハ イブリダイゼーションをDavisら(1986)の従来記載された方法に従い 37°Cにおいて実施した。フィルターを室温において15分間300+++M のNaC1,30mMのクエン酸ナトリウム、0.1%のドデソル硫酸ナトリウ ム(SO3)の中で2回洗浄し、そして50°Cにおいて15分間15mHのN aCl、1.5+mMのクエン酸ナトリウム、0.1%のSDSの中で2回洗浄 した。陽性のクローンをプラーク精製し、そしてより小さいハイブリダイゼーシ ョンする断片をpGEM4 (プロメガ、ウィスコンシン州メディソン)の中に サブクローニングした。
ゲノムのヒトGRP−Rクローンの3′−未翻訳領域を同定した後、プライマー をこの領域から合成し、そして第1鎖cDNAの合成をDavisら(1986 )の従来記載された方法によりNCl−H345オリゴdTセルロース選抜ml ?NAからブライミングするために使用した。MCl−8345細胞系はGRP 応答性S CL C細胞系である、Cuttittaら(1985)ハture 、 316 :823−825を参照のこと。このライブラリーから4つの陽性 クローンをプラーク精製し、そして配列決定した。 5CLCからのこれらのク ローンのタンパク質解読配列を決定する1152ヌクレオチドは、ゲノムのヒト GRP−R配列の中に見いだされるエクソンのそれらと同一であることが発見さ れた。この結果が示すように、GI?P−Rタンパク質解読配列はこの5CLC 細胞系において変更されていない。
ヒ) cpp−pl!v読領域の配列を表2に示す、ヒ) G11P−Rは3つ のエクソンの中に含有され、そして予測されたアミノ酸配列は長さがスイス3T 、3マウスGl?P−!?Mついて決定されたものに同一である384−アミノ 酸のタンパク質をコードする。ヒトクローンから誘導されたアミノ酸配列をマウ スのスイス3T3配列のそれと比較すると、90%のアミ2ノ酸の同一性が証明 された(表9において垂直の線)、マウスとヒトとの間のGRP−Rタンパク質 のアミノ末端における保存は非常に少なかった(表9)e予測されたヒトGRP −Rタンパク質のヒトロバシー分析(第13図を参照のこと)は、疎水性アミノ 酸の7つの領域を明らかにし、これらはG−プロティンがカンプリングしたレセ プターに典型的な7つのトランスメンブレン構造と一致する(Dohlman  ら(1987) Biochenす互封1226 : 2657−2663を参 照のこと)。また、潜在的なタンパク質のキナーゼCのリン酸化の4つのBio chem、 161 : 177−184を参照のこと)(表9において潜在的 なリン酸化部位の上の星印)。
表9;マウスのスイス3T31の配列)およびヒトGRP−R(下の配列)につ いて誘導されたアミノ酸配列の比較。全体のアミノ酸の同一性は90%であった 、垂直の線で示されている。アミノ酸の上の番号をイ1した肉太の線は、7つの 予測された疎水性トランスメンブレンドメインの位置を示す。星印はタンパク質 のキナーゼCのリン酸化のための部位を示す。
実施1」 Uハ携1ンニ変馳NA(7)、IIX的評」仇クローニングしたNCl−113 45ヒトGRP−RcDNAの機能および薬理学を評価するために、アフリカッ メガエル(Xenopus)の卵母細胞にNCl−H345GRP−RcDNA の解読領域を包含するin vitro転写体を注入した。
製造業者(プロメガ)により推奨されるようにT7RNAポリメラーゼを使用し てCIIP−RのcDNAクローンから、RNIIを転写およびin vitr 。
キャップした。脱卵胞した卵母細胞を約10ngの−RNA /卵母細胞でマイ クロインジェ’) シg :/し、そし7Lupu−Meiriら(1989)  町旦rpArch、 413 : 498−5040)NDi’#液の中ニ2 0″cに保持した。24〜48時間後、卵母細胞を潅流チャンバーの中に入れ、 そして−60e+Vの保持電位で電圧クランプした。リガンドをチャンバーに直 接添加し、そしてリガンド依存性c1−電流を測定した。
ナノモル濃度で適用したGRPは、転写体を注入した卵母細胞における消極応答 を引き出すことが示された。この応答は、GRP−Hに対して特異的なt古抗因 子、(1:D−Pbe”) BN (613)エチルエステル)により拮抗因子 ;作動因子のto:iのモル比においてブロックされることが示された。これら のデータを一緒にすると、NCl−1(345がら分離されたcDNA+よ、ス イス3T3細胞がら分離されたもと機能的にかつ薬理学的に区別できない機能的 GRP−Rをコードすることが示される。
実$122 ノザンブロントおよびl?Nアーゼ保護分析によるGRPレセプターのmRNA の発現の分析にRP−1?(7)#ll?1JA(7)発現を、5CLC細胞系 、NCl41345ニおいて、ノザンプロット分析により検査した。この細胞系 における優勢なハイブリダイゼーションするmR86種は、3.1kbの推定さ れる大きさを有した。
ヒトGRP−Rフ゛ローフ゛は、また、スイス3T3細胞からの−RNへの2つ の大きさのもの(はぼ7.2kbおよび3.1kb)にハイブリダイゼーション した。MCl−H345において観察されたGRP−Rの−R1iAのレベルは 低く、検出の限界近くであった。RNAのプロント分析は低いが、有意なレベル のGRP−Rの鵬RNAを検出することができないので、より感受性のRNアー ゼ保護のアッセイを使用して、5ctcおよび非5CLC肺癌細胞系のパネルに おいてGl?P−RのmRNAを検出した。
肺癌細胞系はJ、ミンチ(旧nna )博士およびA、ガズダ(Gazda)博 士室しそして&1lII学的に型別した。合計のRNAを細胞から、Davis ら(1986)に記載されているように、グアニジンチオソア不一トのホモジナ イゼインヨンおよびCsCl勾配の精製により分離した。このアッセイのための プローブを、製造業者(プロメガ)の指示に従いpGEM4の中にクローニング したBglll−Hindlllの600bpのゲノムの断片からT7ボリメラ ーゼで転写した。DNAの鋳型を5単位のRΩIRNアーゼ(プロメガ)で消化 して除去した。生ずる反応における組み込まれなかったヌクレオチドを多数回の エタノール沈澱により除去し、そして生ずるペレットを101のトリスHCI、 pH7゜4;11のDTTの中に再懸濁させた。このプローブを2.5X IO ’cps/μlの濃度に希釈した。ハイブリダイゼーションすべきRNAの試料 (30μl)を乾燥し、そして50μmのハイブリダイゼーション混合物の中に 再懸濁させた(20mMのトリスHCI、 pH1,4: 500mMのNaC l : 2’+MのE[lTA 。
78%のホルムアミド; 1 p I 、2.5X10’cpmのGRP−Rプ ローブ)。
試料を80°Cに2分間加熱し、そして43°Cにおいて16〜18時間ハイブ リダイゼーションした。
保護されなかったINN^を88単位のRNアーゼA(ユナイテッド・ステーク ・バイオケミカル);20mMのトリスHCI、 pH7,4; 300mMの NaCl ;および11のEDTAから成る反応において350μmの最終体積 で消化した。次いで反応をSDSの中で0.5%とし、そして0.05Mgのプ ロテイナーゼK(BRL)を添加し7、そして37°Cにおいて15分間インキ ユヘーションした。次いで反応混合物をフェノール/クロロホルムで抽出し、そ してエタン・−ル沈澱させた。ベレットを遠心により集め、そして5μlの次の 溶液の中に再懸濁させた; 50μlMのトリス; 50mMのホウ酸塩;11 mMのEDTA; 0.1%のブロモフェノールブルー;0.1%のキシレンシ アツール。試料を95°Cにおいて2分間変性し、次いで6%の変性ポリアクリ ルアミドゲルの電気泳動にかけた。
このゲルを乾燥し、そして増強スクリーンの存在下にX線フィルムに対して露出 した。
上で使用したGRP−Rプローブは299bpのエクソン2を含むヒトゲノムの GRP−Rクローン(ヌクレオチド465−764 、表2)から誘導し、そし て第2イントロンの中に301bp伸長した。したがって、このプローブはGR P−RのmRNAの299塩基の領域によりリボヌクレアーゼの消化から保護さ れるであろう。
GRP−RのmRNAは検査した肺癌のすべての組織学的型からの細胞系の中で 検出されたが、任意の1つの組織学的グループのすべての構成員がGRP−17 のmRNAを発現するわけではないことが発見された。種々の肺癌細胞系からの データを表10に要約する。アッセイの結果の代表的なオートラジオグラフを第 19図に示し、そして実施例26においていっそう詳細に説明する。さらに、G NP−Rのメツセージのレベルは発現する細胞系の間で変化した。発現の最高の レベルは5CLC細胞系NCl−H345において見いだされた。
表10 : RNアーゼ保護アッセイにより決定された肺癌細胞系におけるGR PおよびIJMBのレセプターのmRNA、生ずるオートラジオグラフ上のシグ ナルの強さをアッセイし、そして他の細胞系に関して任意の値を割り当てた。ま た、実施例26の中の説明を参照のこと。
W液朱五夫び ス省Itじ 21ンヘシン1王プチドのための日 なレセプ −の’Ji且ヱ旬I■ボンヘソ ン様ペプチドは、NCl−8345細胞系において細胞内カルシウムの増加を誘 発する。ボンへシン刺激Ca”の動員化の研究を、ヒト肺癌細胞系NCT−H3 45において、フィン(Quin) 2−フルオレセンスを使用して実施して、 1または2以上のボンベシンのレセプターのサブタイプがこれらの細胞の中で活 性できるかどうかを決定した。
NCl−[3455CLC細胞をSIT培地(RPMI 1640. (GIB GO) 110mMのuEPEs (pH7,4)および30MMのセレン酸ナ トリウム、56 g /allのインスリン、および10Mg/mlのトランス フェリン)の中で培養した。
細胞を0.015MのNaPOa、 0.15MのNaCl、 0.01MのH EPES、 pl+7.4の中で3回洗浄し、そしてSIT培地の中で1回洗浄 した。洗浄した細胞をSIT培地の中にlXl0’細胞/slで懸濁させた。こ れらの細胞を5μMのフィン−2−アセトキシメチルエステル(フィン−2;モ レキユラー・プローブ、オレゴン州エウジーン)と37°Cにおいて90分間イ ンキユヘーションした。インキュヘーシヲン後、細胞を1回洗浄し、そしてフィ ン−2を含まないSIT培地の中にlXlO7細胞/m+で再!!濁させた。は ぼ5X106の細胞を沈澱させ、そしてニルカイ・ラブ・システム(Elkay  Lab Sy+tems)のアクリル「ウルトラ−[IVJの4側面の101 w−のクヘノトの中の21のHEPESIl衝化生理的塩順化生理的塩類溶液の NaCl、5ml’lのMCI、1mMのCuCIx、 1s+MのMgCh、 511−のグルコース、および20mMのIIEPEs、 pH7,4)の中に 再懸濁させた。
パーキン・エルマー(Perkin Elmer)1.5Bルミネセンス分光光 度計を使用して、339n−の励起波長および492nmの放射波長(スリット =5rv)で、リガンドの添加後の蛍光の変化を測定した。タペットの中の細胞 を一定温度(37’C)に保持し、そして磁気攪拌機で連続的に懸濁させると同 時に蛍光の測定を実施した。安定な蛍光の読みが得ら罎またとき、通常5分以内 、リガ:/ドを細胞に添加し、た。インヒビター [If−Phe&]Bl−( 6−I()エチルエステルをリガンl′の添加の5分前に細胞に添加した。合計 の〔Ca” )Hを決定するために、細胞を10μmの10%のトリトン−Xの 添加により溶解してF 1laxを得た。次いで、 1007/lの0.4Mの EGTAをクヘノトに添加して、蛍光のバ、クグラウンF (Fm1n )を決 定した。[Ca”°]、は蛍光の測定値から代: を使用して計算した。
ボンベシンおよび)tMBの両者は、これらの細胞において直ちのカルシウムの 応答を引き出した(第14図)。いくっがの実験において、NMBにより仲介さ れた細胞内カルシウムの増加はTyr’−ボンへシンにより引き出されるものよ り首尾一貫していっそう持続された。細胞内カルシウムの増加は<1nPの濃度 のNMB作動因子において検出され、そし、てN門BおよびTyr’−ボンベシ ンの両者について約100nHにおいて最大であっ人・。いずれかのペプチド単 独は1〜10nHのレベルにおいて検出iJ能な応答を引き出した(第15図) 。これらの観測が示すように、カルシウム動員化の応答の少なくとも一部分は、 食道NMB−Rに薬理学的に類似する、高い親和性でNMBに結合するボンへジ ンレセプターのサブタイプにより仲介される。
第16図が示すように、Tyr’−ボンへシンにより引き出される細胞内カルシ ウムの増加のほぼ50%は、GRPレセプター特異的拮抗因子であるCD−Ph e’) BN (6−13)エチルエステルにより30%Mの濃度においてブロ ックされるが、BN仲介されるカルシウムの応答のそれ以りの阻止は1000〜 10.000nMの拮抗因子の添加後に完結する。NMBが引き出したカルシウ ムの応答は拮抗因子に対して不感受性であった(第16回に示すように、> i ooonMの濃度において力ルシウ1、の応答に対して最小の作用)。これらの データがさらに示すように、NCl−11345においてボンへシン様ペプチド に対するカルシウムの応答は少なくとも2つの明確なレセプタ〜により仲介され 、そしてヒトGRP優先ボンベシンのレセプターおよびNMB優先ボンベシンの レセプターの両者は発現され、そし、てヒト肺癌細胞の中で機能的である。
ボンへシン様ペプチドはヒト5CLCの中で発現され、そしてオートタリン成長 因了として機能すると考えられる。これらの結果が示すように、S CL (: 細胞系NCl−H345は2つの薬理学的に明確なボンベシン−ペプチドレセプ ターを発現し、それらの1つはGRPを優先し、そして拮抗因子であるCD−P he6) BN (613)エチルエステルによりブロックされ、そして他方は NMB優先であり、そしてその拮抗因子によりブロックされなかった。検査した 肺癌細胞系のサブセットはいずれかのレセプターまたは両者のレセプターを、感 受性のRNアーゼ保護アッセイにより検出可能なレベルで発現させるが、そのレ ベルはしばしば合計のRNAのノザンプロット分析による検出のレベルより低い (下の説明、実施例26を参照のこと)。GRP−RおよびNMB−RのmRN Aの低いレベルは、5000レセプター/細胞より小を示した肺癌細胞系におけ るボンへシンリガンドの結合の研究と一致する。
尖施匪A 見上−81寸ブタ−の分離 ボンベシン刺激したカルシウムの動員化の性質は、■より多いボンへシンのレセ プターのサブタイプがNCl−0345の中に存在することを示した。こうして 、明確なヒトGRP−RおよびN?IBのレセプターのcDN^クローンは、プ ローブ゛とじて、ネズミのスイス3T3 GRP−RcDNA。
を参照のこと、を使用して検出可能であるべきである。ヒトGRP−Rの分離は 実施例20に記載されている。簡単に述べると、ヒトゲノムのNMR−11クロ ーンを胎盤および末梢血液のゲノムのライブラリーの両者から分離して、NCl −8345腫瘍細胞から誘導されたレセプターのcDNAクローンの配列を、そ れらの正常のゲノムの相手と比較した。
り圀力み一机よp■y0ノ□ワ二4(ハ)皇ヒト胎盤ゲノムのライブラリー(ス I・ラタジーン、カリフォルニア州うジョラ)およびヒト末梢血液ゲノムのライ ブラリー(プロメガ、ウィスコンシン州マディソン)からのほぼlXl0hの組 み換え体を、解読領域を含有するizp標識ラッうニューロメジンーBプローブ でスクリーニングした。ヒトGRPレセプターの分離のための前述の一般的手順 (実施例20参照)に従った。
ヒトニューし1メジンBレセプターのcDNAを得るために、解読領域を直ちに フランキングする5′−および3′ −未翻訳ドメインからの配列に対して相補 的である、オリゴヌクレオチド(5′センスプライマー: 5’ GTGGGC GTTCAGTCCTCAGG 3’ : 3’アンチセニ/スフ゛ライマー:  5’ GTTCTCTCCAGGTAGTGAGTT 3 ’ )を、ポリメ ラーゼ連鎖反応(PCR)のプライマーとして使用するために合成した。次いで 、これらのプライマーを、Pct?において、ポリ−A 4− NCl−834 5mRNAから逆転写された20%gのヘキザマープラ・イム化cDNA鋳型と ともに使用した。緩衝液およびヌクレオチドをギーンアンブ(GeneAmp)  PCRキット(パーキン・エルマー)の中に準備した。サイクリングの条件は 次の通りであった:94°C,1分;60’C,1分;72°C,2,5分、4 0ザイクルについて。生ずる生成物の末端をT、DNAポリメラーゼで平滑にし 、そし、75′末端をT、ポリヌクレオチドキナーゼでリン酸化して、pGEM −4の5′脱リン酸化されたSma 1部位の中へのサブクローニングをjiJ 能とし、た。陽性のコ1に一を→ノト二1−ロメジンーBレセプターのプローブ へのハイブリダイセーンゴンにより同定した。
2つのクローンを配列決定した。
ヒトN門Bレセプターのゲノムのクローンの全体のアミノ酸の解読配列を、両者 の鎖について、遺伝子特異的合成オリゴヌクレオチドのプライマーを使用して配 列決定した。表4参照。ライスコンシン大学のジエ不ティノク・グループの配列 分析ソフトウェアのパンケージ(ヒトロバシーの分析のためのペプロソトプログ ラム)およびVAXコンピューターを使用して実施した。Devereuxら( 1,984) Nucl。
Ac1ds Resユ 12: 387−395を参照のこと。ヒトロバシーの 分析を第17図に示す。
ヒ) GRP−Rの解読領域は3つのエクソンの中に含有されており、そして予 測されたアミノ酸配列は前述したように384−アミノ酸のタンパク質をコード する。ヒl−NMB−1?は、また、3つのエクソンの中に含有され、そして予 測されたアミノ酸配列は390−アミノ酸のタンパク質をコートする。MCl− 8345から分離された2つのNMB−RのcDNAクローンの分析により、こ れらのクローンのタンパク質解読領域の配列はヒトゲノムのNMB−R遺伝子の 中に見いだされるエクソンの配列と同一であることが明らかにされた。正常細胞 系および5CLC細胞系からのGRP−R配列の同様な比較は、上に報告されて おり抗体同一の同一性を示す。こうして、l’;RP−RまたはNMR−Rのタ ンパク質の解読配列のいずれも、この5CLC細胞系において体細胞突然変異に より構造的に変更されない。
占−ヒー8町−&圭へius+見1升2し分圧り遺市47」す勿1斤−ヒl−G RP−RおよびNMB−Rの解@領域の両者は、それらの1歯類の相手と高いア ミノ酸の同一性を示す(GRP R90%の同一性、NMB R89%の同一性 )。予測されたGRP−I!およびNMB−Rのタンパク質のヒドロパン−の分 析は疎水性アミノ酸の7つの領域明らかにしく表2および4:表11、ボックス )、これらはG−タンパク質がカップリングしたレセプターに典型的な7つのト ランスメンブレンの構造と一致する。ヒ) GRP−RおよびNMB−11の配 列を比較すると、アミノ酸!ノベルにおいて55%の同一性を示す(垂直線、表 11)。また、GRP−RおよびNMB−Rの両者の中に潜在的なタンパク質キ ナーゼCリン酸化の2つのコンセンサス部位が存在する(表11において破線の 輪郭のボックスは潜在的なリン酸部位を囲む)。興味あることには、タンパク質 解読領域を分割Vる2つのイントロンはGRP−RおよびNMB−Itの両者の 遺伝子の中の類偵する位置に見いだされ(表1および4)、両者のレセプター遺 伝子が共通の祖先の複製により発生したことを示唆する。
ヒトGRP−RおよびNMB−Illのいくつかの構造の特徴は注目に値する。
ヒト[;IIP−RおよびヒトNMB−Rの予測されたアミノ酸配列の比較(表 IIが示すように、第3トランスメンブレンドメインはこれらの2つのレセプタ ーのサブタイプの間に極めてよく保存される;この領域における95%の同一性 /全体のアミノ酸配列について55%の同一性)。
対照的に、このドメインは、他の既知のG−プロティンがカップリングしたレセ プターと比較したとき、とくによく保存される(<25%の同−一性)。これら の結果が示唆するように、この領域はりガントの結合に関係することができるか 、あるいは同様な密接に関係するレセプターのサブタイプの間で期待されるが、 G−プロティンがカップリングしたレセプターの族すべての構成員に対して共通 ではない他の機能的性質に関係することができる。NMB−RおよびGRP−1 +のゲノムの配列は、最初のイントロンが両者の遺伝子の中の同一位置に位置し 、第3トランスメンブレンドメインに対して直ちにカルボキシ末端であることを 示す(表2および4 ; Asp ヤITyr)。いくつかの他のイントロンを 含有するG−プロティンがカップリングしたレセプターの遺伝子、例えば、物質 Pのレセプター、D2およびり、ドパミンのレセプター、およびオプシンは、ま た、この位置にイントロン、例えば、Asp A!J−Tyrを含有する。この 保存されたflImの特徴は、G−プロティンがカップリングしたレセプターの 部材のこれらの構成員が共通の祖先から発生したことを示唆する。
表11:ヒトGRP−R(上の配列)およびヒトNMB−1? (下の配列)か ら誘導されたアミノ酸配列の比較。全体のアミノ酸の同一性は55%であった( 垂直線で示す)。陰影を施したボックスは、7つの予測された疎水性トランスメ ンブレンドメインの位置を示す。破線の輪郭のボックスはタンパク質キナーゼC リン酸化の保存された潜在的部位を囲む。
978;!? 二ニヱミた芝×ヌ組量 n貫例 クローニングしたNCI−)1345ヒトGRP−RおよびNl’1B−Rの機 能的性質および薬理学を評価するために、NCI−)1345のGRP−Rまた は+IMB−12のcDNAの解読領域を包含するin vitro転写体をア フリカッメガエルの卵母細胞に注入した。
製造業者(プロメガ)により推奨されるようにT7またはSF3 RNAポリメ ラーゼを使用して、RNAをGl?P−RおよびNMB−RcDNAクローンか らin vitro転写しそしてキャップした。脱卵胞した卵母細胞にほぼ10 ngのmRN^/卵母細胞をマイクロインジェクションし、そしてこれらをNl )?W液(96nMのNaCl、2!IMのKCI、1 dの−gc1g+ 5  mMのNa’ HEPES、 1.13+MのCaCIt)の中で20°Cに 保持した。24〜48時間後、卵母細胞を潅流チャソバ−に入れ、そして60− νの保持電位で電圧クランプした。リガンドをチャンバーに直接添加し、そして リガンド依存性CF電流を測定した。
はぼ]OngのGRP−11転写体を注入した卵母細胞において、10−’Mの 濃度で適用したGRPは10” MのNMBに対する応答より大きさ大きい消極 応答を首尾一貫して引き出した(第18A図)。この応答はGRP−Hに対して 特異的な拮抗因子である(D−Phe”3 BN (613)エチルエステルに より、第18A図に示すように、拮抗因子二作動因子の10:Iのモル比でブロ ックされた。対照的に、1nlB−1?転写体を注入した卵母細胞は、等しい濃 度のGRPに対するより10−@MのIIMBに対して大きい応答を示した。N MB−IIを注入した卵母細胞の応答は、GRPレセプターに対して特異的な拮 抗因子である(D−Phe’) BN (6−13)エチルエステルによりブロ ックされなかった(第18B図)。これらの結果は1歯類のボンベンンのレセプ ターのサブタイプの前の研究と−敗する6NCI−11345から分離されたり 1゛】−コングしたGtIP−ItおよびNMI’l−1?の卵母細胞の発現の 研究は、完全なMCl−H345細胞の中でボンへシンペプチドの作動因tによ り引き出されたCa”の応答の性質と−敗し2、ここでボンへシンに対する拮抗 因子感受性応答および拮抗因子不感受性NMBの応答の両者が観測された(第1 4図)。
ボンベシンペプチドの作動因子の反復した適用は、アフリカッメガエルの卵母細 胞の中で発現されたGRP−RまたはNMB−Rを通して仲介された応答、ある いはMCl−8345において観察されたボンへシンに対するカルシウム移動化 の応答の急速な脱感作を生ずる。5CLCの中のボンベシンレセプターの機能の 前の研究において、タンパク質キナーゼC(PK−C)を活性化するホルポル化 合物PMAは、5CLC細胞系NCl−H345において細胞内Ca”濃度に作 用をもたなかったが、ボンへシン刺激の細胞内Ca”の増加を弱くした。リガン ドによるスイス373 GRPレセプターの刺激後の早期の細胞の応答は、PK −Cのための80kDaのタンパク質基質のボンへシン刺激リン酸化により証明 されるように、タンパク質キナーゼCの活性化を含むことが証明された。
これらの観察を一緒にすると、示唆されるように、ボンへシンレセプターはレセ プターの活性化後にレセプタータンパク質の中に存在するPK−C認識部位にお いてリン酸化され、そしてこれらの部位のリン酸化は引き続(活性化に対してレ セプターを脱感作することができる。顕著なことには、2つのコンセンサスPK −Cリン酸化部位は、ヒトGRI’−RおよびNMB−Rの両者の配列の中に、 細胞内であることが予測されたタンパク質のセグメント(第3細胞質ループおよ びカルボキシ末端のドメイン)において保存される。
これらの部位の一方または両者のPK−C仲介リン酸化は、レセプターを一時的 に脱感作するメカニズムを提供することができる。これらの部位を変更するため のGRP−RcDNAおよびNMB cDNAの部位特異的突然変寮へ発を使用 −(−る研究は、下の実施例2Hに記載されている。
丈顛7β 肺M独−□□□車へ−NfiLハ列峠U至発](此Ju膨陣則A二」1■1の勿 訴 NCl−8345肺癌細胞は機能的なGIIP−RおよびNMB−t+の両者を 発現するので、他の肺癌細胞系のパネルにおける両者のレセプターについての発 現のパターンをまた検査した。 GRr’−RおよびNMB−RのmRNAはN Cl−1!345のmRNAにおいて比較的希な転写体であり、好ましくは長い オートラジオグラフィーの露出後にRNAプロット分析により検出可能である。
低いが有意なレベルのGRr”−RmRNAおよびNMB−RmRNAを検出す るために、実施例22に記載するように、いっそう感受性のRNアーゼ保護の分 析を使用して、肺癌mRNA試料をこれらのタンパク質のレセプターの発現につ いて分析した。
ム太z1旦ヱ上分狐 合計のRNA (10μg)をアガロース/ホルムアルデヒドゲルの電気泳動に より分割し、そしてDavisら(1986)の方法を使用してニトロセルロー ス膜にプロッティングした。80°Cにおいてベーキングした後、膜を全体の解 読領域を含有する3tp標識したヒトベーターアクチン断片にハイブリダイゼー ションさせた。プロットを高いストリンジエンシーにおいて洗浄した(65°C ,15mMのNaC1,1,5mMのクエン酸ナトリウム、0.1%のSDS、 各々15分の2サイクルについて)。
叩ヱニ叉促1□□□況折 このアッセイはGRP−R転写体について前述した手順に従い実施した。
肺癌細胞系はJ、ミンチ(Minna)博士および^、ガズダ(Gazdar) 博士から入手した。合計のRNAをDavisら(1986)に従いそして前述 したように、グアニジンチオシアネートのホモジナイゼイションおよびCsC1 勾配の精製により分離した。NMB−Rプローブは400bpのHindllI ゲノム断片であった。断片をpGEM−4の中にクローニングし、そして製造業 者(プロメガ)の指示に従い転写した。DNAの鋳型を5単位のRQIRNアー ゼ(プロメガ)で消化して除去した。生ずる反応において組み込まれなかったヌ クレオチドを多数回のエタノール沈澱により除去し、そして生ずるベレノ1〜を 10mMのトリスHCI。
pH7,4; l dのDTTO中に再懸濁さセた。このプローブを2.5 X  10’cps/μmの濃度に希釈した。ハイブリダイゼーションすべきRNA の試料(30μg)を乾燥し、そして50μIのハイブリダイゼーション混合物 の中に再懸濁させた(20dのトリスHCL pH7,4; 500n+MのN aC1; 2mMのEDT^ニア8%のホルムアミド; l 711 、 2. 5X10scpmのNMB−Rプローブ)、、試料を80’Cf、1m2分間加 熱し、そしテ43°Cにおいて16〜18時間ハイブリダイゼーションした。
RNアーゼ保護の分析乙こおいて使用したNMR−Rプローブは、第2インドI Jンの一部分を含有しそして第3エクソンの中に219bp (ヌクレオチド7 7L−990、表4)伸長した、ヒトゲノムのNMB−Rクローンのほぼ400 bpの1IindlIl断片であった。したがって、プローブはN門B−RmR Nへの219塩基の領域により保護されるであろう。
このアッセイの結果を示す代表的なす− 1−ラジオグラフは第19図(第19 A図、GRP−R、第198図、llfMB−R)に示されており、そし2で検 査し、たずべての肺癌細胞系からのデータは表10に要約されている。
GRPRmRNAは、検査し7た肺癌のすべての組繊学的型からの11細胞系の うちの10において検出さ才また。すべての5CLC細胞系がGRP−Rを発現 するわけではない(7のうちの4)。さらに、GRP−RmRNAのレベルは発 現する細胞系の間で変化した。発現の最高のレベルは5CLC細胞系NCl−1 1345の中に見いだされた。Nl’1B−11’の発現は22の肺癌細胞系の うちの5つにおいて発現され、最高のレベルはNCI−)1209において見い だされた。レセプターのサブタイプの発現は他のサブタイプの発現を排除しなか った。SC1,C細胞系NCl−H345およびNC[−H2O2の両者はGR P−RおよびNMB−Rの両者のmRNAを発現する。
ヒト肺癌細胞の中の成長UN節遺遺伝の構造の分子遺伝学的研究は、2エンコー ドされたタンパク質の調節または機能を変更する体細胞突然変異または遺伝子の 欠失の証拠をしばしば示した。5CLC細胞系NCl−H345から分離された いくつかのGRP−RおよびNMB−RcDNAのヌクレオチド配列は、タンパ ク質解読領域を通してこれらのレセプターのための代表的なゲノムのクローンの 配列と同一である。こうして、肺癌細胞において観察されたGRP依存性の成長 の刺激は、GRP−Rタンパク質またはNMB−Rタンパク質における構造の変 化を必要としない、すなわち、天然のレセプターが存在しそして発現される。
その代わり、ボンへノン様ペプチドのレセプターのりガント依存性活性化により 発生し5た、正常の細胞内有意のにより、悪性細胞を成長するように刺激するこ とができるようにいっそう思われる。多数の異なる推定上のG−プロティンがカ ップリングしたニューロペプチドのレセプター、例えば、パオプレシン、ブラデ ィキニン、コレサ、イトキニン、ガラコン、およびニューロテンシンは5CLC において細胞内カルシウムを一時的に増加することができることが報告された。
前の研究が示すように、個々の5CLC細胞系は特定のニューロペプチドに応答 して大きい不均質性を有するが、少なくとも1つのニューロペプチドに応答して 細胞内カルシウムを増加する能力をもつおいうことにおいて大きい類似性を有す る。これらのニューロペプチドのためのレセプターはすべてのG−プロティンが カップリングされており、そして5CLCの成長または細胞の経済性に対して重 要であることがある、同様なシグナルの形質導入経路を潜在的に活性化する。
拮抗因子(D−Phe’) BN (613)エチルエステルは、500nMの 濃度において、NCl−11345scLc細胞の中で50nHの(Tyr’)  BNにより引き出されたカルシウムの応答を部分的にのみ阻止し、これは拮抗 因子感受性GRP−Rおよび比較的不感受性のNMB−Rの両者によりボンへシ ンの応答が仲介されるという、分子遺伝学の研究からの結論と一致する。非常に 高い濃度の拮抗因子(10nM)は50nHの(Tyr’) ONに対するNC l−H345のカルシウムの応答を完全にブロックすることができるが、同様な 高いレベルの拮抗因子は同様な環境下でアフリカッメガエルの卵母細胞の中で単 独で発現されたクローニングしたNMB−Rから引き出された応答をブロックし ないことに注意すべきである。
この感受性の差についての説明は現在明らかでない。ある方法におけるGRP− RおよびNMB−IIの共発現は、NCl−H345細胞の中のCTyr’ ) BNに対する)i?IB−1’!仲介のカルシウムの応答の拮抗因子の感受性を 多分増加する。 GRP−RおよびNMB−Rの両者を発現する細胞の中のボン へノンペプチドにより引き出される応答の性質の追加の研究は、2つのレセプタ ーが独立に応答を発生するか否か、あるいはいくつかのより複雑な方法で相互作 用するか否かを決定するであろう。
GRPリガンドの発現は5CLC細胞系に制限されるが、GRP−RおよびNM R−R霧RNAの発現はS CL C肺癌細胞系に限定されない。これらの非S CI、C細胞系はプレプロGRP @RNAを発現しないので、GRP−Rのオ ートクリン成長刺激はこれらの非5CLC細胞系において不可能であるように思 われる。ボンへシン様ペプチドのレベルの増大はヘビースモーカーの気管支の分 泌物の中に認められてきている。 GIliPを発現することが知られている肺 の中の他の細胞、例えば、肺の内分泌細胞により合成されるボン−・シン様ペプ チドはバラタリンの方法で作用して、ボンへシンのレセプターを発現するいくつ かの非s c 1.c IIl瘍の成長を刺激するようである。GRP−Rの発 現は、多分、これらの特定の非5CLCil瘍の病因におけるある段階において 重要である。これらの挿瘍の逆転またはブロックは、ここにおいて入手可能とな った種々の試薬を治療的に投与すると、生成することができる。
ボンへシン依存性成長を示すと報告された少なくとも1つの5CLC系01cI −)1417)は、GIIP−RまたはNMII−Rについて検出可能なa+R NAを発現しなかった。これはGRP−Rおよび/またはNMB−RllRNA が存在するが、RNアーゼ保護アッセイによる検出のレベルより低いという事実 のためであろう。別の説明は、これらの細胞がまだ同定されてきていないボンへ シンのレセプターのサブタイプを発現することである。このようなレセプターを 分離するためのプローブはここにおいて提供され、そしてそれらの使用方法は、 例えば、実施例29に記載されている。
尖癒桝銘 9−R」門ニーR結4i )11旦ユ」えヂp二ンζJ彎1矢L〕喝づ都嘴謬書 1in vitroまたは部位特異的突然変異誘発の方法は、標準の参考文献、 例えば、Sa+wbrookら(1989)またはAu5ubelら(1987 および補遺)、それらの各々をここに引用によって加える、に記載されてL)る 。突然変異誘発はレセプターの種々の異なる活性および機能の分析に向けること ができる。とくに、翻訳後の修飾部位の突然変異誘発は、例えば、種々の活性へ のグリコジル化の効果を決定するために重要である。融合タンパク質は標準の技 術、典型的には組み換え法により作られるであろう。他のG−プロティン結合レ セプクーの同定されたリン酸化部位に対して相同性のセグメントの突然変異誘発 または置換は実施されるであろう。問題の活性は、結合の結合、G−タンパク質 の連鎖、リン酸化活性、およびCa−のキレート形成を包含する。各活性のため の標準のアッセイは既知であり、そしてそれらと相関関係をもつ構造の特徴を特 異的に同定するために使用されるであろう。
実美朋毅 柑Mlレセプターq分離 本発明は、ボンへシン様ペプチドのための追加のレセプターのための少なくとも 4つの全長のプローブを提供する。とくに、マウスGI?Pレセプター、ラット ニューロメゾインBレセプター、およびヒトGI?PおよびNMBレセプターが 提供される。これらの核酸またはその断片は、単独であるいは組み合わせて使用 して、他のoNAsを種々のレベルの相同性を有する配列についてスクリーニン グすることができる。とくに、第3トランスメンブレンセグメントはボンベシン 捧ペプチドのための種々のレセプターの間で高い相同性を示したが、他の断片を また使用することができる。EcoRI消化したヒトゲノムのDNAへのGRP −RおよびNMB−1?プローブの低いストリンジエンノーのハイブリダイゼー ションは少なくとも6つの新規な断片を示し、これらの断片はいずれかあるいは 両者のプローブにハイブリダイゼーションするが、早期のに同定されたヒトGR P−RまたはNMB−R遺伝子ではない。第20図参照。これらの断片は、ボン へシン様ペプチドのための追加のレセプターのサブタイプのエクソンをエンコー ドするようである。ゲノムクローニング、配列決定、および発現の分析は、上で 通用したように、これらのハイブリダイゼーションする断片の性質を確立するで あろう。
15μgのヒトゲノムのDNAをEcoRIで消化し、そして断片を電気泳動に より分割し、そしてニトロセルロースに毛管的に移した。ニトロセルロースのフ ィルターを約300cpm/pgの比活性にエンタ翻訳により標識したマウスG RP−RのcDNAプローブ(cDN^の全体のオープンリーディングフレーム からなる)にハイブリダイゼーションさせた。ハイブリダイゼーション緩衝液は 40%のホルムアミド、5×SSC,20mMのトリス、1×デンハルト溶液、 20//g/mlの変性したサケ精子DN^、106cpm/mlの変性標識し たプローブであった。ハイブリダイゼーションを一夜37゛Cにおいてインキュ ベーションした。
フィルターを2 X5sc、 0.1%の5DSO中で室温において2回洗浄し 、そして15分間0.lX5SC,0,1%のSO5の中で37°Cにおいて2 回洗浄した。プロットをXAR−5フイルムに数日間露出した。6つの新しいバ ンドが検出された、第20図参照。
フィルター上の陽性のハイブリダイゼーションの結果に基づいて、ライブラリー のスクリーンのための条件を決定し、そしてクローンを分離した。1つの分離さ れたクローンの配列を表12に示す。ヌクレオチド配列を配列識別番号;9とし てエンターし、そして対応するアミノ酸配列は配列識別番号i10である。この レセプターの遺伝子の配列はヒ) RIBPと約60%のヌクレオチドの相同性 を有し、そしてその対応するアミノ酸配列は約50%のアミノ酸配列の同一性を 有する。表13は2つの間のアミノ酸配列の比較を示す。
表12:ヒl−1?311Pのヌクし一メ(1配列、、准定コード領域はヌクし ・オチド172にて開始する開始コドン及びヌクレオ(ド1371で終わる終止 コドンUGAを有する。
I GAAACACAI”;A ACTGMGCM AGGAGTATCT G GATGTCTTG GATrTrCTTC51CCATrCTGTT CTG TTCTGTT CTCCTAATACCATCTCGTrA CTAGACG TAGlol GCATTGGACG TGACAATCAA CTGCATT TG八 八CTGAGAAGA AGAAATATrA151 AAGACAC AGT CTTCAGAAG八 八ATGGCTCAA AGGCAGCCTC ACTCACCTAA201 TCAGACTTrA ATTTCAATCA  CAAATGACACAGMTCATCA AGCTCTATGG251 TT TCTAACGA TAACACAAAT AAAGGATGGA GCGGG GACAA CTCTCCAGGA301 ATAGAAGCAT TGTGT GCCAT CTATATTACT TATGCTGTGA TCATTTCA GT351 GGGCATCCTT GGAAATGCTA TTCTCATC AA AGTCTTTTrCAAGACCAAAT401− CCATGCAA ACAGTTCCAAAT ATTTTCATCA CCAGCCTGGCTT rTGGAGAT451 CTTTTACTTCTGCTAACTTG TGT GCCAGTG GATGCAACTCACTACCTTGC501AGAAG GATGG CTGTTCGGAA GAATTGGTrG TAAGGTGC TCTC:rTTCATCC551GGCTCACTTCTGTTGGTGTG  TCAGTGTTCA CATTAACMT TCTCAGCGCT601  GへCAGATACA AGGCAGTTGT GAAGCCACTr GAG CGACAGCCCTCCMTGC651CATCCTGMG ACTTGTG TM AAGCTGGCTG CGTCTGGATCGTGTCTATGAEI OI GAAGCTCTTG CAAGAAATACATTCTCTGCT G TGCTTCTTA GTG’T’rCTACA851 TTATTCCACT  CTCTATrATCTCTGTCTACT A’n’CCTrGAT TG CTAGGACC901CTTTACAAAA GCACCCTGAA CAT ACCTACT GAGGAACAAA GCCATGCCCG951 TAA GCAGATT GMTCCCGM AGAGMTTGCCAGAACGGTA  T’rGGTGTTGG1001 TGG(?TCTGTT TGCCCTC TGCTGGTTGCCAA ATCACCTCCT GTACCTCTAC1 051CATTCATTCA (?TTCTCAAACC’I’八TGへAGA CCCCTCTGCCA TGCATTTCATllol TTテCACCAT I’ TrCTCTCGGG TTTTGGCTTT CAGCAATT(ゴT GCGTAAACC115:L CCTTrGCT(?T CTACTGGCT G AGCAAAAGCr TCCAGMGCA TTrTAAAGCT120 1 CAGTTGTTCT GTrGCMGGCGGAGCGGCCT GAG CCTCCTG TTGCTGACAC1251CT(?TCTTACCACC CTGGCTG TGATGGGMCGGTCCCGGGCA、CTGGGAG CAl:lOl TACAGATGTCTGAAATTAGT GTGACCT CGT TCACTGGGTG TAGTGTGAAGl:151 CAGGC AGAGG ACAGATTCTA GCTTTTCAAG GAAAAATG CT GCTrCTαテC1401CCAGCGTGTG TATCCGACT CTMGCTGTGT GCAGGTGTAT GGTGTCC’AGA145 1 TrTTTGTTGT TTGAAjliAGTG TGTTGMATCT TAGGAGTGA AGGATCCCTA1501 TAAGTAAGTA  AAATACAAACCATTACTITCTTCAAAGTACAAATAG TAAT1551 GTCATCGGCT TCTAATAAAT GAGCC CACTA GTGCAGAAAG ACAにTTTATA1601 TATG CC 表13:ヒトR3[IPとヒトRIBI’ (GRP−R) ノア’ミノ酸配タ リの対比、 R3BPは上であり、RIBPは下である。
増幅方法、例えばポリメラーゼ連鎖反応技術を、これらのプローブと共に更なる レセプターを単離及び精製するために利用することができる。
他方、抗体又は活性アッセイを利用するその他のスクリーニング方法を新たなレ セプターの単離を評価又は補助するめたに用いることができるであろう。レセプ ターの発現は抗体により又は適当なレセプター配列を発現する細胞の内分泌刺激 によってスクリーンされる。
本明細書における全ての公開物及び特許出願はあたかもそれぞれの公開物又は特 許出願を特別に、且つ、独立して参考として組入れるように本明細書に参考とし て組入れる。本発明を完全に説明してきたが、本発明は請求の範囲を逸脱するこ とな(変更及び改良がなされることが当業者にとって明らかであろう。
表14:請求の範囲において、下記のSE口TDNO:は下記に相当する: SEo 10 No : その相当物 1 表1 マウスIIIBP (GRP−1?)核酸2 〃1 マウスRIBP  (GRP−1?>アミノ酸3 〃2 ヒトRIBP (GRP−R)核酸4  〃2 ヒトR1,BP (GRP−R)アミノ酸5 〃3 ラット1i2BP  (NMB−)1)核酸6 〃3 ラットR2BP (N?IB−!l)アミノ酸 7 〃4 ヒトR2BP (NMB−1?)核酸8 〃4 ヒトR2BP (N 門B−R)アミノ酸9 〃12 ヒトR3BP核酸 lOヒト R3BPアミノ酸 配列表 (1)一般情報: (1)出願人: Battey Jr、、 James F。
Corjay、 Martha H。
Fathi、 Zahra Feldwan、 Richard I。
Harkins、 Richard N。
5lattery、 Timothyに。
Wada、 Etsuk。
Mu、 Javaes M。
(1、発明の名称:ポンベシン梯ペプチドに対するレセプター(ii)配列の数 :10 (iv)宛先: (A)受信人: Edwin P、 Ching(B)通り: 1501 Ha rbor Bay Parkway(C) 市 : Alameda (D) 州 : C八 (E)国: USA (F)ZIP :94501 (v)コンピューター解読形態 (A)媒体タイプ:フロンピーディスク(B)コンピューター: IB?I P Cコンパチブル(C)作動システム: PC−005/MS−DO5(D)ソフ トウェア: Patentln Re1ease #1.0+ Version  11.25(vi)現出願データー: (A)出願番号: (B)提出日: TCA にTG CGG GTG TCT CTCTTC^CAC了丁 ACC CCA CTG τCAGC丁 CAC八(、C794S@r Vlll Gl y Val 5ar’ Val Ph@Thr L@u Thr Ala Le u Ser^1aλsp ArgTACAAA GCC入子τ G1八 C(、 G CCA 入子CC入゛r 入TCCへGGC^ 丁CCC入T GCCCT C842ATCAAG ATCTGT CTCAAA GCT GCT TTに  ATCTGG 入TT GTCTCT 入TG TTCE190TTG GC CATCCCA CAG GCT GTG 丁τT TCT G入c CTa  CACCCCTTCCAT G’l[938Leu 八la 工is Pro  Glu Ala Val Phe Ser 入sp Lsu His Pro  Phe His Va1人入A CAT 八ec へACC入A ACCTTC ATT ACτ TCT GCCCCCThCCCA CACTCC9e6人A T GAG CTA CAC00丁 入^A ATCCAT TCCATCGC T TCC,T丁TCτG GTT TTC1034^sn Glu Lau  Hls Pro Lys X1e His Ser Hsセ 入1a Sur  Ph@L@u Vat PhaTACGTT ATCCCA CTG GCG  ATCATCTCT CTCTAG TACTACTTCATT GCC10B 2CC^ 入AT CTG ATT CAに ^GT、GCCTAC八人T C TT CCCGTG CAA (、GO入^T 入τへ 11R0 CAT GTCAAG 入AG CAG 八TCGAA TCCCGG 八^G  CGII; CTr GCCkAG 八CA GTA 1P78 C丁G GTC: TrT GTG Gl’;CCTCTTT CCCTTCT ll;CTGG CTCcec 入^CCAT にTC12Q6 Leu Val Ph@ Val GLy Leu Phe 八La Phe  Cys Trp Leu Pro 入sn )us Va1ATCTACCTG  丁ACCGτ TCCTACCACTAC丁CT CAA GTG GkC入 CCTCCATに 1274CTCCACTTT にTCACCAGC入子CT GT GCCCACCTCCTCGCCTTCACC入AC1322L@u ) ILs Phe Val 丁hr Ser 工1e Cy@ 八la Hlm  Leu L@u Ala Ph@ Thr 八6■ !00 305 310 315 kkG CAG TTCAAC^CT CAA CTT CTCTCC7+1; CCJIG CG? +1;COCTGλW AAC141奄P ATTGTATCTCA 1700 (2)SEo 10 NO: 2に関する情報:(i)配列の特徴: (A)長さ:384アミノ酸 (B)タイプ:アミノ酸 (D)トポロジー;線状 (ii)分子のタイプ:タンパク質 (xi )配列の詳細:5IEQ ID No : 2 :XL@Phe C2 S Thr VaILylI5er Met Arg Asn Val Pro ^an Lau Phs rleSar Sur Lau Ala Leu G ly^*p Lau Lau Leu Lau Valτhr C2S AIJ I Pr。
(:ly Arg S@r Thr Thr C2S Mat Thr Sar  Phe Lym5@rτhr^−n Pro S@r:(2)SEQ ID  NO: 3に関する情報:(i)配列の特徴: (A)長さ: 1726塩基対 (B)タイプ:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー二線状 (11)分子のタイプ: cDNA−mRNA(ii)ハイボセティカル:N0 (vi)起源: (A)生物二人類 (G)細胞のタイプ:小細胞肺癌腫 (H)細胞系: NCl−8345 (vi)直接の起源: (A)ライフ゛ラリー名: Lamba GTIO(ix)特徴: (A)名称/キー: CD5 (B)位i1 : 399..1553(xi)配列の詳細:SEQ ID N o : 3 :TTTGAJtThCCATAGTTACTA TAThTGT ACT CkG^C;TATTTTTkTTk)JkGk AGGCkMCl、  300 CCCGGCATAG A丁CTTATC’T? CATCTTCACT CG Gτ″rGCAAk ATCAATAGTT AAcAAAsAにC360 ^τC丁AAGGGA ACTTTTAGGT GGGAAAAAAA ATC TAGM; ATCGCr CTA AAT GAC413ccc CTc 入 Tτ CCC入^CA丁CAC丁 丁TG へTCA入G ATC丁τCTC丁  ^C^ GτCA入G 605丁CC入子CCGA AACGTT CCA  八ACCTCTTCATT TCCPIGT CTG GCT TTG (、G ^ 653GACCTG CTCCTCCTA ATA ACG TGT GC T CCA GTG CAT GCCAGCACG TAC701CTG GC T CACAGI TCG CTA TTT GGCACfl; ATT (、 GCTCC入入A CrG ATCCCC74X TT? ATA CACc′Tτ 八CCTCT GTT (、CG GTG  TCT GTCT?c ^C入 0τCACG GCG 7X7 Phs Ila cln Lau Thr Set VaL にly Val  S@r Val Phe Thr Lau Thr AlaGCCTCCCAT  GCCC’rG ATに AAG ATCTGCCTCAAA GCCGCC TTT ATCT(、G 893^τCATC丁CCATCCTG CTに G CC入TT CCA CACCCCGTG TTr TCT にACCTC94 1Val Glu C1y Asn II@H1s Val LyIILys  にin工1@ Glu 5er Arg Lys ArgMet Thr Se r Leu Ly++ Ser Thf Agn Pro 5er Val 八 la Thr Phe Ser La■ 11e^an Gly Asn IIs Cys HlsC1u Arg Ty r Va1CCCCC?GAGG GAC(、GTTTTG CTTTATGC CT ACACAC4AACCCTTGCA丁CCATTGT丁GTGs 16 コO CCAA^丁にATG c入子CACCAT丁 入子へτT丁丁GAA AGA A(、C172g(2)SEQ ID No : 4に関する情報:(1)配列 の特徴: (A)長さ=384アミノ酸 (B)クイプ:アミノ酸 (D)トポロジー−線状 (11)分子のタイプ:タンパク質 (xi)配列の詳細:SEo 10 No : 4 :Phe Cys Thr  Val Lys Ser Met 八rg Asn Val Pro Agn  Leu Phs IIs 5arVal Phs S@r Asp Leu  Hls Pro Phe T+Ltr Glu Glu 5ar Thr As n Gin T■■ Ala Lau Tyr Lau Lau Sar Lys Ser Phe  入rg Lys Gin Phs 入an Thr (inLsu Lsu C ys Cy@Gin Pro Gly Lau Il@工1@Arg 5er  Hls sar Thr Gly八rg S@r Thr Thr Cys M @t Thr S@r Lau LYII 5@r Thr ^―n Pro  Sar VaP (2)SEQ 10 NO: 5に関する情報:(i)配列の特r′I1.: (A)長さ: 1584塩基対 (B)タイプ:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー:綿状 (11)分子のタイプ: cDNA=mRNA(ij)ハイポセティカル:N0 (vi)起源: (A)生物: Rattus rattus(F)&[l織タイプ: Esop hgus(tx)特徴: (A)名称/キー: CD5 (B)位置: 132..1304 (xi)配列の詳細:SEo 10 No : 5 :にAAAGGACACC ATG CCCCCC^ec TCT CTCCCCAACCTCτCC丁TG  CCCACC170GAG GCG AGOGACACCGAG TTG C AA CCCにAG GTG TGG CAA AAT G入T TTC218 CTG CCT にACTCA CACGGG ACCACCCCCGAG T TG にTA ATCCGCTGT GTG 266ATA CCA 丁CCC TC丁ACCTA ATCATCATCTGG GTG GCCTTG CTG  GGCuc 314CAT TTC八^CAGO(JUG CTCTGT T CT GGG CAc JLjLC+rcC〒1’? C(’! ChQ lv a@11711 TCT kcc AGCTACCTCCTCkGc TCT TCA GCA  GTA kGA ATII; ACT TCT CTG 1Q26 AAA AにCAACGCG kAG AAT GTG GTG 八CC入Aτ  丁CT CTCCTG CTC入ACGGA 1274(2)SE口IDN0 ニアに関する情報:(i)配列の特徴: (A)長さ: 1352塩基対 (B)クイプ:核酸 (C)鎖の数:二本鎖 (D)トポロジー二線状 (ii )分子のタイプ: cDN八〜m RN A(ii)ハイボセティカル 二N0 (vi)起源: (A)生物二人類 (G)細胞のタイプ:小細胞肺癌腫 (H)細胞系: NCl−11345 (1x)特徴: (A)名称/キー: C05 (B)位置: 140..1312 (xi )配列の詳細:SEQ 10 NO: 7 :CTCTにCTGGA  AAGGAGATC^τc ccc TCT 入Aに TCT CTT 丁CC AACC’rCTCに GTG 1V2 τC丁 GTG ATCCCG TCCC’TCTACCTG CrCATCA TCAce GTG GGCTTG CTG 316GTG TTG CTに  GCA CTT CCCCAA GCG GTG TTT TCA GAA G TG GC’T eGCATC7O0 AGT AGCTTG GAT 入AT AGCAGCTTCACA にCA  TGT ATCCCA TACCCT CM 748ACA GAT GAA  TTA CAT CCA kkG AT’T CAT TCA GTG CTC AT’T TTCTTCGTC7Xg Thr Asp Glu Lsu His Pro Lym Xis HLm  5er Val Lau工1@Pha Lau Va1丁AT TTCCTC^ TA CCA CTT GCT ATT ATT AGCATT TAT TA T TAT CAT ATT B4S (:CA AAG ACCTTA ^丁τ へ人^ AGCGCk CACAA T CTr CCT GGA Gkk TAC入AT 89Q GAA CAT ACCAAA AAA CAG ATCCAA ACA CG G 入入A (Jl;CCτGGCτ 八AA ATT 9S0 (2)SE[] 10 No : 8に関する情報:(i)配列の特f2I[: (A)長さ:390アミノ酸 (B)タイプ:アミノ酸 (D)トポロジー:線状 (11)分子のタイプ:タンパク質 (xi)配列の詳細:SEo 10 NO: 8 :Phs 工is s@r  A11n Lau 入1a Ala Gly kmp L@u L@u L@u  L@u Lau Thr Cy■ Lys VaI Gly Cy@ Lys Lau XLa Pro Val  !le Gin L4Iu 丁hr 5*r Val Gl■ 11@ Val Afin Pro )4@t Asp M@t Gin Th t S@r Gly Ala Lau Iau Arg T■■ Cym Val Lye Ala Mst Gly 工is Trp Van  Val 5er Val Leu Lau Ala Va1165 1フ0 1 75 Lmu Ala工1e工1e Ser工le Tyr Tyr Tyr )Ii s工1a A11l Lys Thr L@u工1e(2)SEQ 10 No  : 9に関する情報:(1)配列の特徴: (A)長さ: 1606塩基対 (B)タイプ:核酸 (C)鎖の数二二本鎖 (D)トポロジー二線状 (ii )分子のタイプ=DNへ(ゲノム)(iii )ハイポセティカル:N 0 (vi)起源: (A)生物二人類 (ix )特徴: (A)名称/キー: C05 (B)位置: 172..1371 (xi)配列の詳細:SEQ IQ No : 9 :+4at 入1a CAA A(J CAG CCT CACTCA CCT AAT CACAC T TTA 八T? TCA ATCACA 入AT 22T Gin Arg Gin Pro His Ser Pro Asn Gin  Thr Leu 工1a Ser 工1e Thr AsnGGA TGG A GCGGG CAC入ACTCT CCA GGA 入子へ G入^ CCA  TTCTCT GCCATC321丁八丁へATT ACT TAT GCT  GTG ATCATT TCA GTG にGCATCCTT GCA 八^T  GCT 36X ^TT CTCATCAAA GTCTTr TTCAAG ACC入入A T CCkTG CAA ACA GTT CCJ 411AAT ATT ”IT CATCACCAGCCTG GC’r m GGA CAT CTr TTA  CTr CTG CTA 465ACT TGT GTG CCA CTG  GAT GCA ACT CACTACCTT GCk CAA GGA TG G CTG 5P3 TTCGGA AGA ATT GGT TGT AAG にTOCTCTCT  TTCATCCGG CTCACT TCT 561GTT GCT GTG  TCA GTG ffc ACA TTA ACA ATT cre AGC GCT CACACA TAc 6O9 CCT CCT GTT GCT GACA(:CTCT CTT Ace A CCCTG GCT GTG ATCGCA ACG 12W1 にGTCCCG GCCACT (、GCAGC^T八 CIG ATCTCT  GAA ATT A0丁 CTG ACCTCG 1コ2X Val Pro Gly Thr Gly Ser XL@Gin Met S er Glu Il@Ser Val Thr 5exT丁CACT GGG  丁GT MAT GTG AAG CM; にCA GAG CACAGA T TCτ^GCTT丁丁CA lコツW (2) SEQ 10 No : 10に関する情報:(i)配列の特徴: (A)長さ:399アミノ酸 (B)タイプ:アミノ酸 (D)トポロジー:線状 (11)分子のタイプ:タンパク質 (xi)配列の詳細:SE[l 10 No : to:Met Ala Gi n krq Gin Pro HLm Ser Pro Asn Gin Th r 、Leu Ile Ser X1■ L@u L@u Thr Cys Val Pro Val 八sp Ala  Thr )Its Tyr Lsu Ala にlu GIx loo 105 110 C1y Thr Val Pro Gly Thr Gly S@r 工1m  Gin Met 5er Glu Ila Sex Vt1ABC口 [ ビ、WIkDq) − 図面の簡単な説明 図1はRIBP(GRPレセプター)を可溶化せしめるためのいくつかの清浄剤 の能力の比較のグラフであり、そして結合活性に及ぼすこの可溶化の効果を示す 。
図2は清浄剤(C)IAPS)の濃度の関数としてのGRP−結合活性及びRI BP(GRPレセプター)の可溶化のグラフである。
図3は可溶性コレステリルエステル安定化剤(CH3)の濃度の関数としてのR IBPの可溶化及び活性のグラフである。
図4は清浄剤(CHAPS)の濃度の関数としてのGRP結合活性のグラフであ る。
図5は粗可溶性抽出物中のRIBP (GRP−R)に架橋した”5I−GRP の5DS−PAGE分析のゲルの表示である。
図6は精製RIBPの5O3−PAGE分析の銀染色ゲル表示である。
図7は逆相1(PLCによるRIBPのトリプシン処理フラグメントの分離を示 す。
図8はマウスRIBP(GRP−R)の推定アミノ酸配列のバイトロバシー(h ydropa thy )分析を示す。これは−1sconsin大学のGen eticsグループのシーケンス アナリシス ソフトウェア−パッケージにお けるベプロノ)(Pepρ1ot)(窓枠−20個のアミノ酸)を用いて作製し た。Devereauxら(1984) Nuc、Ac1ds Res、 12  : 387−395(本明細書に参考として組入れる)を参照のこと。正の領 域は相対的に疎水性であり、そして負の領域は相対的に親水性である。推定トラ ンスメンブランドメインは順に1番から1番と番号付けした。実線: Kyte −Doolittlei準、点線: Goldman基m。
図9はスイス3T3細胞に由来するmRNAのノーザンハイブリダイゼーンゴン 分析を示す。
図10はヒト胎児肺細胞()IFL)に由来するmRNAのノーザンハイブリダ イゼーシタン分析を示す。
図11はRIBP(GRP−R)cDNAクローン由来のインビトロ転写体を発 現するアフリカッメガエルの卵母細胞における塩素電流のGRPリガンド依存性 誘発を示す。
図12はラットNMBレセプターの推定アミノ酸配列のバイトロバシー分析プロ ットを示す。
図13はヒトGRPレセプターに由来するハイドロバシープロットを示す。
図14は2種類のボンベシン様ペプチドに対するレセプターの生物学的応答を示 す。この図はTyr’−ボンベシン(BN)及びニューロメジンB (NMB) に応答するMCl−14345細胞の細胞内Ca”の上昇を示している。492 nmでの蛍光の上昇は表示のリガンドの添加後に認められる。このリガンドは1 00n−の最終濃度が達せられるように加えた。
10%のトリトン−X 10μmを実験測定の終りにて示す通りに加えた。−回 の測定当り5X10’個の細胞を用いた。タイムスケールはこの図の右側の下部 に表示している。
図15はNCT−H345細胞におけるN?IB又はBNの濃度効果関係を示す 。
データーは休息基底からのnM変化として示す。その値は2〜3回の別々の測定 の平均値である。5X10’個の細胞を各アッセイにおいて用いた。X:NMB 作動応答、ム:ボンヘシン応答。
図16は、NCl−H345細胞における50nMのNMB又はBNの存在下に おける、拮抗因子又はインヒビターCD−Phe”) 8N (613)エチル エステルの濃度効果関係を示す。このインヒビターを細胞と5分間、リガンドの 添加前にインキュベートした。(Ca”)iにおける%変化は前記の通りに決定 した。その値は2回の独立した測定の平均値である。測定当り5XlO”個の細 胞を利用した。 X : NMB応答、ム:ボンベシン応答。
図17はヒトR2BP (NMB−R)に由来するハイドロバシープロットであ る。
図18はヒトRIBP (GRP−R)及びヒトR2BP (NMB−R)の機 能発現を示す。
電気生理学的応答(塩素電流対時間)は、インビトロでのcDNAクローン鋳型 より転写した、注入せしめたヒトGRP−レセプターmRNA又はNMB−レセ プターの発現の後のGRP又はNMB適用に対するアフリカッメガエルの卵母細 胞のそれで示している。パネルAは作動因子(10nM)に対する、及びCD− Phe6) BN (6−13)(1it M)と作動因子(10nM)に対す る、GRP−11応答を示す。パネルBは作動因子(10e+M)に対する、及 びCD−Phe6) BN (6−13)(1μM)と作動因子(10nM)に 対するNMB−R応答を示す。未注入の卵母細胞はGRP又はNMBに対して応 答しなかった。
図19は種々の癌細胞系における定常状態のRIBP(GRP−R)mRNA及 びR2BP(NMB−R)mRN^のレベルのRNase保護分析を示す。30 ugの全RNAを記載の32P−ラベル化GRP−11又はNMB−RcRNA プローブとハイブリダイズさせた。得られるオートラジオグラフの一部を示す; A) RIBP(GRP−R) 、増強スクリーンの存在において5日間の暴露 ;B ) 112BP(NMB−12)、増強スクリーンの存在において12日 間の暴露。
調べた全ての細胞系からの結果を表10にまとめている。得られるオートラジオ グラフ上のシグナル強度を評価し、そして図19において下記のように示す相対 値で示す: ++NCI−)1345 + NCl−N592+r NCI−f1510 − NCI−820g当量のインタクトRNAが分析されたかをW1認するため、分 析した各サンプル由来の全RNAを電気泳動にかけ、プロットし、そしてヒトヘ ーターアクチンでプローブせしめることもした。全てのRNAサンプル由来のシ グナルは同等であり、分析したRNAが分解していないことを示す、ヒトグリオ ブラストーマ細胞系U118由来のRNAをGRP−R実験において陽性コント ロールとして含ませた。
図20はEcoRIで切ったヒトDN^の低緊張ゲノムプロットの結果を示す、 マウスRIBP(GRP−R)プローブを用い、6つの新たなフラグメントが示 され、どれも本明細書で初めに特性化したレセプターと対応しなかった。この6 つの新規のバンドを矢印で表示している。
20に− W FIG 9. FIG 10゜ リガンド濃度(nM) FIG、15゜ インヒビター濃度(nN) FIG、/6゜ FIG、/9A。
+m−−A−1m+h+ N+ ρCT/us 92102091国際調査報告 フロントベージの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号C07K 13100  8318−4HC12N 5/10 C12P 21102 C8214−4B21108 8214−4B C12Q 1/68 A 7823−48GOIN 331566 8310− 2J//(C12N 15/12 C12R1:91) (C12P 21102 C12R1:91) (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、ES、PR,GB、GR,IT、LU、MC,NL、SE)、AU、CA 、JP、N。
(72)発明者 バッティ、ジェームズ エフ3. ジュニア アメリカ合衆国、メリーランド 20817゜ベゼスダ、サバンナー コート  13 (72)発明者 コージェイ、マーサ エイチ。
アメリカ合衆国、プラウエア 19808.ウィルミントン、プロークン アベ ニュ I (72)発明者 ファジー、ザーラ アメリカ合衆国、メリーランド 20904゜シルパースプリンゲス、キャッス ル ブールバード 13811−43 (72)発明者 フェルトマン、リチャード アイ。
アメリカ合衆国、カリフォルニア 94530゜エル セリット、ポモナ アベ ニュ 100(72)発明者 バーキン、リチャード エフ。
アメリカ合衆国、カリフォルニア 94501゜アラメダ、シー ビュー パー クウェイ(72)発明者 スレッテリー、ティモジ−ケー。
アメリカ合衆国、カリフォルニア 94403゜マウンテン ビュー、クライア −コート(72)発明者 ワダ、エツコ アメリカ合衆国、メリーランド 20852゜ロックビル、ビレッジ スクエア  テラス(72)発明者 ウー、ジエームズ エム。
アメリカ合衆国、カリフォルニア 94530゜エル セリット、ザラ アベニ ュ 5514

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ヒトガストリン放出ペプチドレセプターに相当するアミノ酸配列を有するポ リペプチドについてコードするDNAセグメント、又はその固有の領域。 2.前記DNAがSEQ ID NO:7において示す配列を有する請求項1に 記載のDNAセグメント、その対立遺伝子もしくは種変異体、又はその固有の領 域。 3.前記DNAセグメントがSEQ ID NO:8に記載のアミノ酸配列をコ ードする請求項1に記載のDNAセグメント、その対立遺伝子もしくは種変異体 、又はその固有の領域。 4.天然に結合したタンパク質を有さず、そしてヒトガストリン放出ペプチドレ セプターに相当するアミノ酸配列を有するポリペプチド又はその固有の領域。 5.固相支持体に結合しており、そしてヒトガストリン放出ペプチドレセプタに 相当するアミノ酸配列を有するポリペプチド又はその固有の領域。 6.前記ポリペプチドがSEQ ID NO:8に記載のアミノ酸配列を有する 請求項4又は5に記載のポリペプチド、その対立形質もしくは種変異体、又はそ の固有の領域。 7.ベクター及び請求項1に記載のDNAセグメントを含んで成る組換DNA分 子。 8.請求項7に記載の組換DNA分子を含む細胞。 9.ヒトガストリン放出ペプチドレセプターに相当するアミノ酸配列を有するポ リペプチドを製造する方法であって、前記DNAセグメントが発現され、従って 前記ポリペプチドが生産される条件のもとで請求項8に記載の細胞を培養し、次 いで前記ポリペプチドを単離することを含んで成る方法。 10.組換ヒトガストリン放出ペプチドレセプターに対する結合親和力を有する 抗体又はその固有の領域。 11.前記レセプターがSEQ ID NO:8に記載のアミノ酸配列を有して いる請求項10に記載の抗体、その対立形質もしくは種変異体、又はその固有の 領域。 12.ニューロメジン−B−優先ボンベシンレセプターに相当するアミノ酸配列 を有するポリペプチドについてコードするDNAセグメント、又はその固有の領 域。 13.前記DNAセグメントがSEQ ID NO:5に示す配列を有する請求 項12に記載のDNAセグメント、その対立遺伝子もしくは種変異体、又はその 固有の領域。 14.前記DNAセグメントがSEQ ID NO:6に記載のアミノ酸配列を コードする請求項12に記載のDNAセグメント、その対立遺伝子もしくは種変 異体、又はその固有の領域。 15.天然に結合したタンパク質を有さず、そしてニューロメジン−B−優先ボ ンベシンレセプターに相当するアミノ酸配列を有するポリペプチド又はその固有 の領域。 16.固相支持体に結合しており、そしてニューロメジン−B−優先ボンベシン レセプターに相当するアミノ酸配列を有するポリペプチド又はその固有の領域。 17.前記ポリペプチドがSEQ ID NO:6に記載のアミノ酸配列を有す る請求項15又は16に記載のポリペプチド、その対立形質もしくは種変異体、 又はその固有の領域。 18.ベクター及び請求項12に記載のDNAセグメントを含んで成る組換DN A分子。 19.請求項18に記載の組換DNA分子を含む細胞。 20.ニューロメジン−B−優先ボンベシンレセプターに相当するアミノ酸配列 を有するポリペプチドを製造する方法であって、前記セグメントが発現され、従 って前記ポリペプチドが生産される条件のもとで請求項19に記載の細胞を培養 し、次いで前記ポリペプチドを単離することを含んで成る方法。 21.組換ニューロメジン−B−優先ボンベシンレセプターに対して結合親和力 を有する抗体又はその固有の領域。 22.前記レセプターがSEQ ID NO:6に記載のアミノ酸配列を有する 請求項21に記載の抗体、その対立形質もしくは種変異体、又はその固有の領域 。 23.ボンベシン様ペプチドに対するレセプター又はそのフラグメントをコード するヌクレオチド配列に対して実質的な相同性を示す配列を含んで成る、組換又 は実質的に純粋な核酸。 24.第二ポリペプチド又はそのフラグメントをコードする配列を更に含んで成 る請求項23に記載の核酸。 25.請求項23に記載の核酸を含んで成るベクター、細胞又は生物。 26.ボンベシン様ペプチドに対するレセプターのアミノ酸フラグメントに対し て実質的な同一性を示す領域を含んで成る、組換又は実質的に純粋なポリペプチ ド。 27.第二ポリペプチドのフラグメントを含んで成る、請求項26に記載のポリ ペプチド。 28.請求項26に記載のタンパク質を含んで成るサブ細胞構造、細胞又は生物 。 29.請求項23に記載の核酸を発現せしめることを含んで成る、ボンベシン様 ペプチドに対するレセプター又はそのフラグメントを製造する方法。 30.ボンベシン様ペプチドに対するレセプターに対して結合親和力を有する化 合物についてスクリーニングする方法であって、下記の工程: a)請求項29に記載の方法によって前記レセプターを製造し、次いで b)前記レセプターに対する前記化合物の結合性についてアッセイすること、 を含んで成る方法。 31.ボンベシン様ペプチドに対するレセプター又はそのフラグメントに対して 結合親和力を有する抗体。 32.ボンベシン様ペプチドに対する複数のレセプターのサブタイプの生物活性 を同時に調節する方法であって、前記レセプターとの接触に基づいて前記活性を 調節する化合物と前記レセプターとを接触せしめることを含んで成る方法。 33.下記のもの: a)マウスのR1BP、又はそのフラグメント;b)ヒトのR1BP、又はその フラグメント;c)ラットのR2BP、又はそのフラグメント;d)ヒトのR2 BP、又はそのフラグメント;及びe)ヒトのR3BP、又はそのフラグメント ;より成る群から選ばれる、ボンベシン様ペプチドに対する少なくとも1種のレ セプターへの結合に特異性を示す抗体。 34.ボンベシン様ペプチドに対するレセプターの生物活性を調節する方法であ って、前記レセプターを、下記のもの:a)前記レセプターに結合する抗体; b)非GRPボンベシン様ペプチドに対するレセプターに対する既知の作動因子 又は拮抗因子;及び c)ボンベシン様ペプチドに対するレセプターに由来するリガンド結合性フラグ メント; より成る群から選ばれる組成物と接触させることを含んで成る方法。 35.癌又はボンベシン様ペプチドに対するレセプターの異常な発現を示す宿主 を処置する方法であって、前記宿主に:a)ボンベシン様ペプチドに対するレセ プターに結合する抗体;b)非GRPボンベシン様ペプチドに対するレセプター に対する作動因子もしくは拮抗因子;又は c)ボンベシン様ペプチドに対する結合性レセプター、もしくはそのフラグメン ト; を含んで成る治療的に有効な量の組成物を投与することを含んで成る方法。 36.宿主生物における癌について診断する方法であって、下記の工程; a)前記宿主に由来するサンプルを、 i)ボンベシン様ペプチドに対するレセプターをコードする遺伝子;又は ii)ボンベシン様ペプチドに対するレセプター;に対して特異的な試薬と接触 させ;次いでb)前記サンプルに対する前記試薬の結合性のレベルを測定するこ と、 を含んで成る方法。 37.ボンベシン様ペプチドに対するレセプターへの試験化合物の結合親和力を 評価する方法であって、下記の工程:a)前記レセプターを含むサンプルを、i )前記レセプターに対する既知の親和力を有するラベル化合物;及び ii)前記試験化合物; と接触させ;次いで b)結合したラベル化合物のレベルを測定することを含んで成り、前記値が、前 記レセプターに結合した試験化合物の量に反比例している方法。 38.サンプル中のボンベシン様ペプチドに対するレセプターの量を決定するた めのキットであって、前記レセプターに対する既知の結合親和力を有するラベル 化合物を有する区画を含んで成るキット。 39.サンプル中のボンベシン様ペプチドに対するレセプターに対する抗体をア ッセイするためのキットであって、前記レセプター及び抗体検出手段を有する区 画を含んで成るキット。 40.下記の方法: a)前記化合物を、ボンベシン様ペプチドに対する単離もしくは組換レセプター 、又はそのフラグメントと接触させ;次いでb)前記接触に基づいて生物活性に 及ぼされる影響を評価すること; によって選ばれる、ボンベシン様ペプチドに対するレセプターの活性を調節する ことが知られている化合物。 41.生物学的に活性なガストリン放出ペプチドレセプターをコードする単離D NA、又はガストリン放出ペプチドレセプターポリペプチドをコードするそのフ ラグメント。 42.ガストリン放出ペプチドレセプター活性を有し、そしてSEQID NO :1のDNAにハイブリダイズすることの可能な生物学的に活性なタンパク質を コードする単離DNA。 43.前記タンパク質がSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を有する、請求 項42に記載のDNA。 44.ガストリン放出ペプチドレセプターに対して相同性のタンパク質をコード しそしてプローブとしてガストリン放出ペプチドレセプターcDNAを用いるこ とによって単離される、単離DNA。 45.5′及び3′フランクにおいて関連の調節配列を更に含んで成ることを特 徴とする、請求項41,42又は44に記載のDNA配列。 46.請求項41,42又は44に記載のDNA配列とハイブリダイズし、そし てヌクレオチド置換、ヌクレオチド欠失、ヌクレオチド挿入及びヌクレオチド鎖 の反転より成る群から選ばれる突然変異を含み、そしてガストリン放出ペプチド レセプター活性を有するタンパク質をコードする、DNA配列。 47.請求項41,42又は44に記載のDNA配列を含んで成ることを特徴と する、組換DNA分子。 48.遺伝子コントロール要素に作動連結している請求項41,42又は44に 記載のDNA配列を含んで成ることを特徴とする組換DNA分子。 49.前記コントロール要素が原核系プロモーターシステム及び真核系発現コン トロールシステムより成る群から選ばれることを特徴とする、請求項48に記載 の組換DNA分子。 50.前記分子が原核系又は真核系宿主においてガストリン放出ペプチドレセプ ターについてコードする真核系cDNAを発現するための発現ベクターであり、 前記ベクターが前記宿主と適合しており、そしてここでこのガストリン放出ペプ チドレセプターについてコードする真核系cDNAが前記ベクターの中に挿入さ れており、前記ベクターを含む宿主の増殖が前記cDNAを発現せしめる、請求 項47に記載の組換分子。 51.請求項47に記載の組換DNA分子が前記宿主に導入されており、そして 前記DNAによりコードされるタンパク質を発現することを特徴とする宿主。 52.E.コリを含む、グラム陰性及びグラム陽性生物を含む原核細胞;酵母を 含む下等真核細胞;並びにヒトを含む動物細胞及び哺乳動物細胞を含む高等真核 細胞;より成る群から選ばれる、請求項51に記載の宿主。 53.請求項47に記載のDNA配列によってコードされ、そして組換宿主に由 来するもの以外のタンパク質又は細胞夾雑物を実質的に有さない、組換タンパク 質。 54.請求項53に記載の組換タンパク質並びに常用の薬理学的に許容されてい る担体及び/又は希釈剤を含んで成る薬理学的組成物。 55.ガストリン放出ペプチドレセプターをコードするDNA又は生物学的に活 性なガストリン放出ペプチドレセプターポリペプチドをコードするDNAを含ん で成るベクター。 56.前記DNAがウィルスプロモーターのコントロール下にある、請求項55 に記載のベクター。 57.選別マーカーをコードするDNAを更に含んで成る、請求項55に記載の ベクター。 58.前記DNAが、SEQ ID NO:2のガストリン放出ペプチドレセプ ターと約50%以上のアミノ酸相同性を有する予め決定された部位特異的突然変 異ガストリン放出ペプチドレセプターをコードし、そしてSEQ ID NO: 2のガストリン放出ペプチドレセプターと共通の生物活性を示す、請求項55に 記載のベクター。 59.請求項55に記載のベクターにより形質転換された、多重細胞生物に由来 する細胞。 60.哺乳動物細胞である、請求項59に記載の細胞。 61.請求項59に記載の細胞を栄養培地の中で培養し、この培養物の中でこの レセプターを蓄積させ、そしてこの培養物からこのレセプターを回収することを 含んで成る方法。 62.前記レセプターを培養培地から回収する、請求項61に記載の方法。 63.組換ガストリン放出ペプチドレセプター又はそのフラグメントに対する結 合親和力を有する抗体。 64.ガストリン放出ペプチドレセプター又はそのフラグメントに対して発生さ れた、請求項63に記載の抗体。 65.前記レセプターがSEQ ID NO:2のアミノ酸配列を有する、請求 項63又は64に記載の抗体。 66.前記フラグメントが下記の部分アミノ酸配列:残基1〜39;残基64〜 77;残基98〜115;残基138〜157;残基176〜209;残基23 6〜266;残基288〜300;及び残基330〜385より成る群から選ば れる、請求項65に記載の抗体。 67.非中和性抗体である、請求項63に記載の抗体。 68.中和性抗体である、請求項63に記載の抗体。 69.毒素に複合した、請求項63に記載の抗体。 70.放射性核種に複合した、請求項63に記載の抗体。 70.サンプル中のガストリン放出ペプチドレセプターの濃度を決定するための キットであって、このガストリン放出ペプチドレセプターに対する既知の結合親 和力を有するラベル化合物、組換ガストリン放出ペプチドレセプター、及び自由 ラベル化合物から結合物を分離するための手段を含んで成るキット。 72.分離のための前記の手段がガストリン放出ペプチドレセプターを固定化す るための固相である、請求項71に記載のキット。 73.前記ラベル化合物がリガンドである、請求項71に記載のキット。 74.前記リガンドがガストリン放出ペプチドである、請求項73に記載のキッ ト。 75.前記ラベル化リガンドが抗体である、請求項71に記載のキット。 76.前記固相が捕獲分子を含む、請求項72に記載のキット。 77.前記捕獲分子がガストリン放出ペプチドレセプターに対する抗体である、 請求項76に記載のキット。 78.ガストリン放出ペプチドレセプターに対する試験化合物の結合親和力を決 定するためのキットであって、試験化合物、このガストリン放出ペプチドレセプ ターに対する既知の結合親和力を有するラベル化合物、組換ガストリン放出ペプ チドレセプター、及び自由ラベル化合物から結合物を分離するための手段を含ん で成るキット。 79.分離のための前記の手段がガストリン放出ペプチドレセプターを固定化す るための固相である、請求項78に記載のキット。 80.前記ラベル化合物がリガンドである、請求項78に記載のキット。 81.前記リガンドがガストリン放出ペプチドである、請求項80に記載のキッ ト。 82.前記ラベル化リガンドが抗体である、請求項78に記載のキット。 83.前記固相が捕獲分子を含む、請求項79に記載のキット。 84.前記捕獲分子がガストリン放出ペプチドレセプターに対する抗体である、 請求項83に記載のキット。 85.ガストリン放出ペプチドレセプターの異常な発現又は異常な誘発に関連す る疾患又は障害を有する患者を処置する方法であって、組換ガストリン放出ペプ チドレセプターに対する結合親和力を有する抗体を投与することを含んで成る方 法。 86.ガストリン放出ペプチドレセプターの異常な発現又は異常な誘発に関連す る疾患又は障害を有する患者を処直する方法であって、組換ガストリン放出ペプ チドレセプター又はそのフラグメントを投与することを含んで成る方法。
JP4510596A 1991-03-15 1992-03-13 ボンベシン様ペプチドに対するレセプター Pending JPH06509940A (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US67060391A 1991-03-15 1991-03-15
US670,603 1991-03-15
US77133291A 1991-10-03 1991-10-03
US771,332 1991-10-03
PCT/US1992/002091 WO1992016623A2 (en) 1991-03-15 1992-03-13 Receptors for bombesin-like peptides

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06509940A true JPH06509940A (ja) 1994-11-10

Family

ID=27100353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4510596A Pending JPH06509940A (ja) 1991-03-15 1992-03-13 ボンベシン様ペプチドに対するレセプター

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP0576609A1 (ja)
JP (1) JPH06509940A (ja)
AU (1) AU1793092A (ja)
CA (1) CA2105306A1 (ja)
WO (1) WO1992016623A2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6190912B1 (en) * 1998-03-31 2001-02-20 Thomas Jefferson University Blk genes and uses thereof in apoptosis
US6143521A (en) * 1998-07-22 2000-11-07 Smithkline Beecham Corporation Human bombesin receptor subtype-3sb
GB9925115D0 (en) * 1999-10-22 1999-12-22 Pfizer Ltd Novel polypeptide
WO2003093830A1 (en) * 2002-05-02 2003-11-13 Bayer Healthcare Ag Diagnostics and therapeutics for diseases associated with neuromedin b receptor (nmb)
US9757330B2 (en) 2013-10-18 2017-09-12 Industrial Technology Research Institute Recipe for in-situ gel, and implant, drug delivery system formed thereby
BR102014007315A2 (pt) * 2014-03-27 2016-08-09 Ziel Biosciences Pesquisa Desenvolvimento E Diagnostico Ltda kit e processo para detecção de lesões displásicas e/ou neoplásicas uterinas, peptídeo antigênico, construção gênica, anticorpo e processo para sua obtenção

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB8806644D0 (en) * 1988-03-21 1988-04-20 Imp Cancer Res Tech Neuropeptide antagonists
CA2067766A1 (en) * 1989-10-24 1991-04-25 Richard I. Feldman Gastrin releasing peptide receptor

Also Published As

Publication number Publication date
CA2105306A1 (en) 1992-09-16
AU1793092A (en) 1992-10-21
WO1992016623A3 (en) 1992-10-29
WO1992016623A2 (en) 1992-10-01
EP0576609A1 (en) 1994-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6329197B2 (en) DNA encoding galanin GALR3 receptors and uses thereof
CA2407304A1 (en) Human pf4a receptors and their use
KR20010033486A (ko) 신규한 g 단백질 결합 수용체
AU721644B2 (en) Hypothalamus-specific polypeptides
JPH11502420A (ja) 哺乳動物ケモカインccf8およびケモカインレセプターcckr3
US6723841B2 (en) Corticotropin-releasing factor2 receptors
WO1994021670A9 (en) Human serotonin receptors, dna encoding the receptors, and uses thereof
JPH06509940A (ja) ボンベシン様ペプチドに対するレセプター
EP0524173B1 (en) Solubilization and purification of the gastrin releasing peptide receptor
JPH07298886A (ja) インターフェロンα/β結合タンパク質およびその製造法
US6441133B1 (en) Thyrotropin-releasing hormone receptor 2(TRHR-2)
WO1995004756A1 (en) Complement inhibitor proteins of non-human primates
JPH1143499A (ja) 新規タンパク質およびそのdna
WO2001004298A1 (fr) Nouvelle substance physiologiquement active, procede de production et utilisation
EP0860501A2 (en) Corticotropin-releasing factor2 receptors
JP4676608B2 (ja) 新規タヒキニン様ポリペプチドおよびその用途
CA2097705A1 (en) Human retrovirus receptor and dna coding therefor