JPH06509297A - 自己誘導回収可能航空測定器モジュール - Google Patents

自己誘導回収可能航空測定器モジュール

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JPH06509297A
JPH06509297A JP5503694A JP50369493A JPH06509297A JP H06509297 A JPH06509297 A JP H06509297A JP 5503694 A JP5503694 A JP 5503694A JP 50369493 A JP50369493 A JP 50369493A JP H06509297 A JPH06509297 A JP H06509297A
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JP5503694A
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ラウリッツェン ディーン ケント
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ユニバーシティ コーポレーション フォー アトモスフェリック リサーチ
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    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64DEQUIPMENT FOR FITTING IN OR TO AIRCRAFT; FLIGHT SUITS; PARACHUTES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF POWER PLANTS OR PROPULSION TRANSMISSIONS IN AIRCRAFT
    • B64D1/00Dropping, ejecting, releasing, or receiving articles, liquids, or the like, in flight
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01WMETEOROLOGY
    • G01W1/00Meteorology
    • G01W1/08Adaptations of balloons, missiles, or aircraft for meteorological purposes; Radiosondes

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 自己誘導回収可能航空i1!+1定器モジュール杢光去り技■公団 本発明は、大気条件の測定を行なう測定器パッケージに関し、特に測定器パッケ ージを有し、また所定の着陸サイトに自分自身を誘導もする回収可能航空測定器 モジュールに関する。
肋た[ゾ]因 測定分野においては、対費用効果のよい方法で大気条件を正確に測定することが 課題である。通常ベースで行われる大気条件の測定には多くの測定項目があり、 最もありふれた測定項目としては、気温、温度、気圧及び風速が含まれる。
これらの測定に使われるシステムは、2つの一般的分類に分けることができる= 固定基地運用と航空機運用である。航空n1iI用では、航空機が測定するサイ ト上空を飛び測定器パッケージを投下すると、それはパラシュートで地上に運ば れる。この航空機から投下される測定器パッケージは投下ゾンデと呼ばれる。固 定基地運用では、測定器パッケージは飛行場などの固定された放出サイトから気 球に載せられる。気球は高度が高くなると膨張し最後には破裂する。気球が破裂 すると測定器パッケージが放出され、パラシュートが開いて落下を抑制しながら 測定器パッケージを地上に戻す。これら両方の運用におりる問題は、測定器パッ ケージがパラシュートで制御されないで落下し、たまにしか回収されないことで ある。従って、これらの測定器パッケージは使い捨てできるように作らなければ ならず、このことにより、これらの中に搭載できる機器のコストには限度がある 。
この問題の例として、日常の概観的観測に無線側風気球ゾンデを使いたいという 要求が従来から強かった。しかしながら、ゾンデが高コストのために日常の探査 を減らしたり、止めてしまいそうな世界的探査網の中のサイトが幾つかある。
探査が高くつくのは、ゾンデが概略40%しか回収されないからである。それで 、現在のゾンデよりも高性能で低価格の無線側風気球ゾンデをめる強いニーズが ある。無線側風気球ゾンデによる測定の質は、測定器の主たる基準がその低価格 であるため限られている。例えば、風のデータはゾンデが放出された後のゾンデ の位置の変化を追跡することによって収集される。ゾンデの位置は方位角と距離 を測定して計算される。気球に積まれたゾンデが放出サイトから離れて行く程1 位置データの正確度は低下する。これらの測定からのデータを2〜4分間隔で平 均化するというのが典型的な方法であるが、こうすると約1kmの分解能になっ てしまう。従って、現在の大気条件データを得る方法は、正確さが不十分で費用 が掛かるのである。
課8を ”するための 「 正確に現在位置を決定し、このデータを使って所定の着陸サイトに誘導しながら 降下する回収可能航空測定器モジュールによって、上記の課題は解決され、また この分野における技術的進歩が得られる。これは、少なくとも1つの可動制御面 をその上に持つ、回収可能測定器モジュールの空気力学的外部筐体の中に、測定 器パッケージの積載物を積むことによって達成される。空気力学的筐体の中に含 まれる航法回路が、少なくとも1つの所定の着陸サイトの位置だけでなく、測定 器パッケージの地理的な位置までも決定する。決定された位置データを使って、 誘導制御回路に回収可能測定器モジュールを選択された所定の着陸サイトに向け て制御可能に降下させる飛行経路を動的に計算する。
運用においては、航空回収可能測定器モジュールは従来のように気球に載せられ て運ばれ、その中に含まれる測定器パッケージは一連の大気条件の測定を行うこ とができる。飛行と気球から解放されると、誘導制御回路が作動され、航空回収 可能測定器モジュールを着陸まで自己誘導する。航空測定器モジュールの外部筐 体は、可変方向舵を持つ三角翼機体のような空気力学的形状をしている。航法回 路が複数のビーコンの無線周波数送信を参照して測定器パッケージの地理的位置 と高度を計算する。そして、計算された測定器パッケージの現在位置は、放出サ イトの近辺の多くの所定着陸サイトを表すメモリ中のデータと比較される。測定 された高度と位置を使って、航法回路は所定着陸サイトの内の選択された1つの サイトへの飛行経路を動的に計算する。誘導制御回路は制御された降下をしなが ら滑空する航空回収可能測定器モジュールを、選択された所定着陸サイトに向け て方向舵を使って操縦する。航空回収可能測定器モジュールは従来のグライダ− の形式で着陸サイトに着陸させるか、又は更に垂直な飛翔経路で回収可能測定器 モジュールを着地させるために、着陸サイトのすぐ上空で補助パラシュートを開 いてもよい。
地上局へ収集データを送信するために、当然ながら、小型の無線周波数送信機が 測定器パッケージに内蔵されている。この無線周波数送信機は着陸に先立って計 算した位置と高度を地上局に送信することもできる。回収チームにその位置を知 らせるために、回収可能測定器モジュールにはビーコンが内蔵されている。
ビーコンは電池電力を節約するために周期的に動作させるとよいし、また無線周 波数送信機をビーコンとして働かせてもよい。ビーコンを使ったこの自己誘導飛 行ら1回収チームは現在のゾンデ設計によるものより更に頻繁に回収可能測定器 モジュールの位置を知ることができる。従って、測定器パッケージに与えられる 測定器のコストはかなり増えることもあり得るが、測定器パッケージを載せて運 ぶために使う気球と浮上気体のコストが主たるものになるので、探査当りのコス トを適切なレベルに維持できる。加えて、飛行中の現在位置を正確に決定すると いうことは、風の測定の正確さをかなり高めもし、追尾レーダを備えていない場 所でもこの装置を使うことができる。
2面の簡単を説服 第1図は回収可能航空測定器モジュールとその気球の斜視図を示す、;第2図は 回収可能航空測定器モジュールの航法回路と誘導制御回路をブロック図の形で示 す。; 第3図は回収可能航空測定器モジュールの側面図を示す、;第4図は誘導制御回 路の付加的な詳細図を示す。; そして、第5図は回収可能航空測定器モジュー ルを回収サイトへ誘導する航法回路と誘導制御回路の動作ステップを流れ図の形 で示す。
光用Ω詳裡l説勇 飛行場などの典型的な固定サイト運用では、固定サイト周辺の様々な高度の温度 、湿度、気圧及び風の状態を測定するために、飛行場の操作者が定期的に測定器 パッケージを付けた1個又はそれ以上の気球(一般に無線側風気球ゾンデと呼ば れる)を放出する。無線側風気球ゾンデによる測定結果は、固定サイトの受信機 に無線周波数で送信される。気球とその測定パッケージの正確な位置は、それが 飛行している間の周囲の風の条件のみによって決まる。気球とその測定器パッケ ージは、当然ながら風によって水平綿の彼方、或いは測定パッケージの回収が困 難な地域に流される。従来の無線側風気球ゾンデの利用分野では、気球が所定の 高度に達して破裂すると、無線側風気球ゾンデが気球から放出され、無線側風気 球ゾンデを地面に制御可能に帰還させるためにパラシュートが開く。繰り返すが 、パラシュートでは空中を降下している間に無線側風気球ゾンデの位置を制御す ることは不可能で、周辺の風が無線側風気球ゾンデを更に遠くへ運んでしまうが 、これは固定サイトの操作者には制御できない、11地した無線側風気球ゾンデ な回収する可能性は、降下中又は地上でそのパッケージを見付けることができる かどうかにかかっている。このような運用における代表的な回収率は40%か、 又はそれ以下である。
ロ収ロ8−六 モジュールの 回収可能航空測定器モジュールは、その表面に少なくとも1つの可動制御面を持 つ空気力学的筐体を使って実施される。その筐体の中の航法回路が測定器パッケ ージの現在の高度と地理的位置を示すデータを与える。測定器モジュールのメモ リが放出サイトの近くの少なくとも1つの所定の着陸サイトの位置を表すデータ を記憶している。航法回路は計算した位置データを使って、誘導制御回路がこの 回収可能測定器モジュールを所定の着陸サイトの内の選択された1つに制御可能 に降下させることができるように飛行経路を動的に計算する。
実際には、測定器パッケージを積んだ回収可能航空測定器モジュールは気球に載 せられて運ばれ、測定器パッケージが一連の大気条件の測定を行えるようにする 。気球から放出されると航法回路と誘導制御回路が作動し、この航空回収可能測 定器モジュールを着陸サイトに自己誘導する。航空測定器モジュールの外部筐体 は、可変方向舵を持つ三角翼機体などの空気力学的形状をしている。航法回路が 複数のビーコンの無線周波数送信を参照して測定器パッケージの地理的位置と高 度を計算する。そして、計算された測定器パッケージの現在位置は、放出サイト の近辺の多くの所定着陸サイトを表すメモリ中のデータと比較される。測定され た高度と位置を使って、航法回路は所定着陸サイトの内の選択された1つのサイ トへの飛行経路を動的に計算する。ajl!導制御回路は制御された降下をしな がら滑空する航空回収可能測定器モジュールを、選択された所定着陸サイトに向 けて方向舵を使って操縦する。航空回収可能測定器モジュールは、従来のグライ ダ−の形式で選択された着陸サイトに着陸させるか、又は更に垂直な飛翔経路で 回収可能測定器モジュールを着地させるために着陸サイトのすぐ上空で補助パラ シュートを開いてもよい。
地上局へ収集データを送信するために、小型の無線周波数送信機が測定器パッケ ージに内蔵されている。この無線周波数送信機は着陸に先立って計算した位置と 高度を地上局に送信することもできる0回収チームにその位置を知らせるために 、回収可能測定器モジュールにはビーコンが内蔵されている。ビーコンは電池電 力を節約するために周期的に動作させるとよいし、またビーコン・モードで動作 する無線周波数送信機として搭載してもよい。ビーコンを使ったこの自己誘導飛 行ら、回収チームは現在のゾンデ設計によるものより更に頻繁に回収可能測定器 モジュールの位置を知ることができる。従って、測定器パッケージに与えられる 測定器のコストはかなり増えることもあり得るが、測定器パッケージを載せて運 ぶために使う気球と浮上気体のコストが主たるものになるので、探査当りのコス トは適切なレベルに維持できる。
ロ ロ 1 ゛モジュールの 。 ′ 第1図に測定器パッケージを含む積載物を積んだ回収可能航空測定器モジュール 100の外部筐体の斜視図を示す1回収可能航空測定器モジュール100と測定 器パッケージの積載物は、当然固定サイトから放出され、気球102に載せられ て運ばれる。この機器構成で飛行中の航空機がら投下されてもよい。第1図に回 収可能航空測定器モジュール100が気体を詰めた気球102のような上昇パッ ケージに支持ケーブル101でつながれているのが示されている。回収可能航空 測定器モジュール100に対する設計基準には1次の事柄がある: (1)空気 力学的な安定性が本質的に大きいこと、(2)制御が単純であること、(3)軽 量で壊れるときに容易にばらばらの小片になること(安全性の理由から)、(4 )コストが高くないこと。回収可能航空側定期モジュール100の典型的な設計 パラメータは、この装置の揚抗比が少なくとも3対1で、これによって風のない 空中で回収可能測定器モジュールlOOがlkmの降下に対して少なくとも3k m滑空できるのである。少なくとも20m/秒の前進速度がこの運搬手段に適切 な前進特性を与え、乱れた気流によって不安定になることを最小限にする。
回収可能航空測定器モジュール100の外部筐体には多くのデザインがあり得る が、第1図には本質的に安定であり構造が単純ということで選ばれた単純な三角 翼形状の機体を示している。
回収可能航空測定器モジュール100の外部筐体301(第3図と第4図)は、 成形発泡スチロールなどの軽量材料から成り、そのパッケージに揚力を与える三 角翼11.1と、そのパッケージに操縦能力を付与する少なくとも1枚の可動制 御面(方向舵310)を有する空気力学的形状に作られている。この装置は降下 の最後の段階で使うためのパラシュート(311)をその中に納めておくパラシ ュート格納室312を有してもよい、このデザインの回収可能航空測定器モジュ ール100の飛行制御は、回収可能航空測定器モジュール100の進行方向を調 整するためにヨー軸を操作するだけで済む、この操作は小型で軽量な機構的サー ボ機構を使って尾部の方向舵310を動かすことによってなし遂げられる。
外部筐体301の内部に積まれる測定器パッケージの積載物の部品の配置は、安 定して滑空するのに必要なピッチを決定する。この運搬手段の横揺れ軸は、三角 翼設計になっており、翼に多量の上反角が付いているので本質的に安定している 。この三角翼設計にすると、翼幅は50cm以下で、外部筐体301の長さもこ れとほぼ同じになる。測定器パッケージと外部筺体301の重量は400〜50 0グラム台である。
外部筐体301の中に内蔵されている別のモジュール要素はプラグ・イン式気象 学的センサ組立体301で、後で詳しく述べる測定器モジュールに内蔵されてい る回路に測定データを与える。測定器モジュール305は、遠隔測定電子モジュ ール308を介して、放出サイトと無線周波数リンクをさせる遠隔測定アンテナ 313に接続されている。GPSアンテナ307と航法装置306が高度データ と位置データを与える。この回路は電池317によって電力を与えられる。飛行 制御装置には、測定器モジュール305によって調節される方向舵310の位置 を制御する方向舵制御サーボ309が含まれている。パラシュート放出電池31 6は、所定の期間飛行したらパラシュート放出装置315を作動させるタイマ3 14に電力を与える。パラシュート放出装置315が作動することによってパラ シュート・カバー312が開放され、以って、パラシュート311が開くのであ る。測定器モジュールの気球への連結は連結ループ303によって果たされ、分 離は切り離し装置の放出機構304によって行われる。
訓迦匣■旦誘導回因 第2図は回収可能航空測定器モジュール100の中に内蔵されている大気計測回 路、航法回路及び誘導制御回路を機能ブロック図の形で示している。第2図に示 す回路は、概念的に次の2つの区分に分けることができる:データ収集と飛行制 御である。データ収集回路は測定器パッケージに位置する複数のセンサ(302 )を有し、各センサは信号出力を生成し、この信号はアナログ・データ多重化装 置と信号調整回路201によって多重化され調整される。多重化されたデータは 、マイクロコントローラ202から信号調整回路201に送られる制御信号の制 御のもとに、信号調整回路201からマイクロコントローラ202に転送される 。得られたデータはマイクロコントローラ202によってフォーマットされ、制 御信号を付して遠隔測定送信@203(第3図のモジュール308)に送られ、 この送信機は遠隔測定アンテナ204(第3図の要素313)に加えられる無線 周波数出力を生成する。このように、測定器パッケージのセンサ(302)によ って連続して収集されるデータは、例えば放出サイトにある受信機に向けて送信 され、測定器モジュールがその飛行中に行った大気条件の測定結果を表す連続し たデータの流れを与える。これらの測定結果というのは、例えば気温、湿度及び 気圧であろう。
飛行制御回路は測定器パッケージと一体化されて第2図に示され、このパッケー ジとマイクロコントローラ202を共用している。これら2セツトの回路も飛行 体と積載物のように完全に分けられるのは明らかである。簡単にするために、こ こではこれらの回路を一体化して示したのである。誘導制御回路は気球】02か ら回収可能航空測定器モジュール100を放出せよというマイクロコントローラ 202の制御によって動作する切り離し装置210を有する。飛行の内のデータ 収集段階が終了したら、回収可能航空測定器モジュール100を気球102から 放出するために、マイクロコントローラ202は飛行時間又は到達高度によって 切り離し装置210に内蔵されている放出機構304を作動させる。
位置決定機能 航法回路は、GPS航法装置212と、GPSアンテナ211と、測定器モジュ ール1.00の現在高度と地理的位置を決定するように動作するマイクロコント ローラ202中の制御ソフトウェアとから成る。アンテナ211は複数の送信機 ビーコンからの入力信号を受信するためにGPS航法装置212に供され、マイ クロコントローラ202が着陸サイトへの飛行経路を描くのに利用する地理的位 置データを得る。GPS航法装置212は市中で手に入る回路であって、正確な 地理的位置を計算するために複数のビーコンから送信された無線周波数データを fす用するものである。この位置決定機能に利用できるビーコンは多数配置され ている。静止型人工衛星もLORAW−Cや気球放出位置にある地域ビーコンな どの地上ビーコンのような固定サイト・ビーコンとして機能する。ここに開示す る実施例では、GPS航法装置212は、Navstar全地球位置発見システ ム(GPSIを使う市中で手に入る装置で、このNavstar G P Sは 、位置計算を行わせるために、地上II、000マイルの高度の周回軌道に配置 した24個の人工衛星を有している。少なくとも2組の無線周波数信号がアンテ ナ211によってこれらの送信機ビーコンから受信されて航法装置212に送ら れ、高度と地理的位置の決定が従来からの三角法によって行われるのである。ビ ーコン信号は超短波で低電力のマイクロ波信号であり、航法装置212がこれを 使って回収可能測定器モジュール100の現在位置を50フィート以内の正確さ で計算する。計算された位置は、航法回路212によってマイクロコントローラ 202に送られ、回収可能測定器モジュール100の高度と地理的位置を非常に 高い精度で割り出す。回収可能航空測定器モジュールlOOの位置に関する連続 したデータを固定サイト運用に与えるために、この高度と位置情報は収集したセ ンサ・データと共に遠隔測定送信機を介して送信してもよい、GPS航法装置2 12は三次元システムで、高度と二次元平面の地理的位置に関するデータを与え る。二次元の位置しか計算しない他の航法装置には、信号調整回路201を介し てマイクロコントローラ202に結合して高度データを与える圧力センサを付は 加えてもよい。
lΔ丈イエの1沢 マイクロコントローラ202が切り離し装置21O(第5図のステップ501) を動作させて回収可能航空測定器モジュール100を気球102から放出すると 、マイクロコントローラ202は、固定サイトの操作者が回収可能航空測定器モ ジュール100とその積載測定器パッケージを回収できるようにするために、着 陸サイトへの飛行経路を計算しなければならない。飛行経路は放出サイトの近辺 の少なくとも1つの着陸サイトの地理的位置を表す、メモリ217に記憶された データを使う飛行経路アルゴリズムを使ってマイクロコントローラ202が計算 する。当然、複数の着陸サイトがメモリ217にプログラムされており、周辺の 風の条件と、回収可能航空測定器モジュール100が気球に積まれて上昇してい る間に取ったコースとによって、マイクロコントローラ202がこれらの着陸サ イトの内の1つを選択できるのである。放出のとき、マイクロコントローラ20 2は、航法装置212の高度と地理的位置データ出力を、メモリ217にプログ ラムされた着陸サイトの位置データと比較して、回収可能航空測定器モジュール 100の現在位置に非常に近い着陸サイトを同一とみなす。
飛行経路制御 ステップ502において着陸サイトがマイクロコントローラ202によって選択 されると、地理的位置と海抜高度に間するデータがマイクロコントローラ202 にロードされ、ステップ503において航法装置212からの高度データと位置 データの幾つかのサンプルと比較される。ステップ504において、位置データ が正当であることが決定され、もし正当でなければ誘導飛行は打ち切られ、ステ ップ309でパラシュート311が開く。ステップ510において遠隔測定送信 機203が作動され測定器モジュール100の回収ができるようになる。ステッ プ504において位置データが正当であると決定されると、ステップ505にお いて、マイクロコントローラ202は位置の差と高度の差を使って、選択した着 陸サイトに回収可能航空測定器モジュール100が到達するための飛行経路を計 算する。前述のように、外部筐体の三角翼設計は操縦制御ができるようにするた めには、方向舵112を作動させる必要がある。この簡単な制御面は、方向舵1 12に機構的に結合した普通のサーボ機構になっている飛行体操縦サーボ21. 3を使って動かされる。ステップ506において、マイクロコントローラ202 は飛行体操縦サーボ213に制御信号を送り、回収可能航空測定器モジュール1 00を選択された着陸サイトに誘導する。回収可能航空測定器モジュール100 がこの飛行経路を交差しているとき、航法装置212はマイクロコントローラ2 02に高度データと地理的位置データを与え続け、マイクロコントローラ202 はメモリ217にプログラムされている選択された着陸サイトの位置と比較して 飛行経路を動的に調整する。
ステップ503〜507にかけて、マイクロコントローラ202は航法装置21 2による連続した位置データ入力をもとに飛行経路を動的に再計算し、ついには ステップ507において回収可能航空測定器モジュール100が選択された着陸 サイト上空の所定高度に達するか、又はステップ508で飛行時間を超過したと 決定されるのである8回収可能航空測定器モジュール100は着陸サイトにグラ イダ−のように着陸してもよいし、降下の最後の段階ではパラシュートを使って 降下してもよい。パラシュー1・で降下する場合に、コントローラ202は着陸 サイト上空の所定高度を表すデータに関連して、アナログ・データ多重化装置と 信号調整回路201からの受けた高度データを監視し、どのポイントでパラシュ ートを開(べきかを決定する。この所定高度に達すると、ステップ509におい てマイクロコントローラ202は、パラシュート放出装置215を作動し、回収 可能航空測定器モジュール100の尾部の格納室から周知の方法でパラシュート 311を開かせる。この代りに放出タイマ214を使って、回収可能航空測定器 モジエール100が降下を始めてから所定時間経過後にパラシェードを作動させ てもよい。パラシュート放出タイマ214は、切り離し装置210が作動させら れるのと同時に、マイクロコントローラ202によって作動させられる。何れの 場合も、回収可能航空測定器モジュールlOOが選ばれた着陸サイトの上か、又 は少なくともその近辺以内になったときパラシュートは開くのである。
′ 。モジュールの口 降下している段階の全期間、回収可能航空測定器モジュール100の高度と位置 が航法装置212によって計算され、回収可能航空測定器モジュール100のコ ースを追跡している、放出サイトか回収車の受信機に遠隔測定送信機203によ って送信される。回収可能航空測定器モジュールが着陸すると、航法装置212 が生成するデータは固定値になり、マイクロコントローラ202は電力を節約す るために測定器パッケージの全回路および誘導制御の全回路を切ってしまっても よい。マイクロコントローラ202は周期的に遠隔測定送信器203を作動させ て、回収可能航空測定器モジュール100の位置決定を支援するために回収チー ムに位置情報を送信する。マイクロコントローラ202は周期的に送信機を作動 させるので、電池の電力を節約し何日もの期間に渡ってビーコン・モードで動作 することができる。このビーコン・モードは回収の可能性が高めるが、誘導制御 システムの中の既存の回路をこの目的のために利用するのである。
以上1本発明の特定の態様を開示したが、当業者であれば付属の特許請求の範囲 に入る本発明の代替態様を考えることができるであろう。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.複数の地表の着陸サイトの内の1つのサイトに自己誘導式で滑空して帰還す る駆動力を持たない航空モジュール(100)であって、前記航空モジュールを 操縦するための少なくとも1つの可動制御面(310)を有する空気力学的形状 の翼を持つ外部筐体(301)と、前記航空モジュール(100)の地理的位置 を決定する手段(211、212)と、 前記複数の地表の着陸サイトの内の少なくとも1つのサイトの地理的位置を表す プログラムされたデータを前記滑空の期間記憶する手段(202)と、前記航空 モジュール(100)の前記地理的位置の前記決定に応動して前記複数の地表の 着陸サイトの内の前記少なくとも1つのサイトヘの前記航空モジュール(100 )のための飛行経路を、前記プログラムされたデータの前記記憶と前記航空モジ ュールの前記地理的位置の前記決定に応動して計算する手段(202502−5 05)と、 前記飛行経路の前記計算に応動して、前記可動制御面(310)を操作して前記 航空モジュール(100)を前記飛行経路に沿って誘導する手段(213、50 6)とを有する航空モジュール。 2.前記航空モジュール(100)の高度を測定する手段(201、202)を 更に有する請求項1の前記航空モジュール(100)において、前記計算手段( 202、502−505)が前記飛行経路を計算するために前記測定高度にも応 動ずる航空モジュール。 3.前記航空モジュール(100)の前記決定された地理的位置を表すデータを 無線通信を介して放送する手段(203、204)を更に有する請求項1の航空 モジュール(100)。 4.前記航空モジュール(100)が前記着陸サイトに着いたとき前記放送手段 を周期的に作動させる手段(202、510)を更に有する請求項3の航空モジ ュール(100)。 5.前記着陸サイトヘの前記航空モジュール(100)の降下を遅くするために 開くことが可能なパラシュート(311)を更に有する請求項1の航空モジュー ル(100)。 6.前記航空モジュールの高度を測定する手段(201、202)と、前記測定 された高度が所定値より小さいとき前記パラシュート(311)を開く手段(2 14、215、312)とを更に有する請求項5の航空モジュール(100)。 7.請求項1の航空モジュール(100)において、外部筐体(301)が方向 舵を有する可動制御面(310)を持つ三角翼形状になっている航空モジュール 。 8.請求項1の航空モジュール(100)において、前記決定手段(211、2 12)が、 前記航空モジュール(100)の外部で生成され前記航空モジュール(100) に放送された複数のビーコン信号を監視する手段(211)と、前記監視された ビーコン信号に応動して、前記航空モジュール(100)の地理的位置を表すデ ータを計算する手段(212)とを有する航空モジュール。 9.請求項8の航空モジュール(100)において、前記ビーコン信号が複数の 衛星から放送された信号を有する航空モジュール。 10.請求項8の航空モジュール(100)において、前記監視されたビーコン 信号をもとに前記決定手段(211、212)によって決定された前記航空モジ ュール(100)の前記地理的位置に応動して、前記計算手段(202502− 505)が連続して動的に前記飛行経路を計算する航空モジュール。 11.請求項1の航空モジュール(100)において、前記決定手段(211、 212)によって決定された前記航空モジュール(100)の前記地理的位置に 応動して前記計算手段(202、502−505)が連続して動的に前記飛行経 路を計算する航空モジュール。 12.複数の地表の着陸サイトの内の1つのサイトに自己誘導式の滑空によって 駆動力を持たない航空モジュール(100)を帰還させる方法において、前記航 空モジュール(100)は前記航空モジュール(100)を操縦するための少な くとも1枚の可動制御面(311)を有する空気力学的形状の翼を持つ外部筐体 (301)を含み、 前記航空モジュール(100)の地理的位置を決定するステップと、前記滑空の 期間複数の着陸サイトの地理的位置を表すプログラムされたデータを記憶するス テップと、 前記航空モジュール(100)の前記地理的位置の前記決定に応動して、前記複 数の地表の着陸サイトの内の1つのサイトの地理的位置を表す前記記憶データの 一部を検索するステップと、 前記プログラムされたデータの前記検索と前記航空モジュール(100)の前記 地理的位置の前記決定に応動して、前記複数の地表の着陸サイトの内の前記1つ のサイトヘの前記航空モジュール(100)の飛行経路を計算するステップと、 前記計算された飛行経路に基づいて、前記可動制御面(310)を操作して前記 航空モジュール(100)を前記飛行経路に沿って誘導するステップとを有する 方法。 13.前記飛行経路を計算するために前記航空モジュール(100)の高度を測 定するステップを更に有する請求項12の方法。 14.無線通信を介して、前記航空モジュール(100)の前記決定された地理 的位置を表すデータを放送するステップを更に有する請求項12の方法。 15.前記航空モジュール(100)が前記着陸サイトに着いたら前記放送する ステップを周期的に作動させるステップを更に有する請求項14の方法。 16.請求項12の方法において、前記航空モジュール(100)は前記着陸サ イトヘの前記航空モジュール(100)の降下を遅くするために開くことが可能 なパラシュート(311)を含み、前記航空モジュール(100)の高度を測定 するステップと、前記測定された高度が所定値より小さいとき前記パラシュート (311)を開くステップとを更に有する方法。 17.請求項12の方法において、前記決定のステップが、前記航空モジュール (100)の外部で生成され前記航空モジュール(100)に放送された複数の ビーコン信号を監視するステップと、前記監視されたビーコン信号に応動して、 前記航空モジュール(100)の地理的位置を表すデータを計算するステップと を含む方法。 18.複数の所定の地表の着陸サイトの内の1つのサイトに自己誘導式で滑空し て帰還する駆動力を持たない航空モジュール(100)であって、前記航空モジ ュールを操縦するための少なくとも1枚の可動制御面(310)を有する空気力 学的形状の外部筐体(301)と、前記航空モジュール(100)の外部で生成 され前記航空モジュール(100)に放送された複数のビーコン信号を監視する 手段(211)と、前記ビーコン信号の前記監視に応動して、前記航空モジュー ル(100)の地理的位置を表すデータを計算する手段(212)とを有する前 記航空モジュール(100)の前記地理的位置を決定する手段(211、212 )と、前記複数の所定の地表の着陸サイトの地理的位置を表す予めプログラムさ れたデータを前記滑空の期間記憶する手段(202)と、前記データの前記記憶 と前記航空モジュール(100)の前記地理的位置の前記決定に応動して、前記 複数の前記所定の地表の着陸サイトの内の少なくとも1つのサイトを目標着陸サ イトとして選択する手段(202、502)と、前記決定手段(211、212 )によって決定された前記地理的位置から前記目標着陸サイトヘの前記航空モジ ュール(100)のための飛行経路を計算する手段(202、502−505) と、 前記飛行経路の前記計算に応動して、前記可動制御面(310)を操作して前記 航空モジュール(100)を前記飛行経路に沿って誘導する手段(213、50 6)とを有する航空モジュール。 19.前記航空モジュール(100)の高度を測定する手段(201、202) を更に有する請求項18の航空モジュール(100)において、前記計算手段( 202、502−505)が前記飛行経路を計算するために前記測定高度にも応 動する航空モジュール。 20.前記航空モジュール(100)の前記決定された地理的位置を表すデータ を無線通信を介して放送する手段(203、204)を更に有する請求項18の 航空モジュール(100)。 21.前記航空モジュール(100)が前記目標着陸サイトに着いたとき前記放 送手段(203、204)を周期的に作動させる手段(202、510)を更に 有する請求項20の航空モジュール(100)。 22.前記目標着陸サイトヘの前記航空モジュール(100)の降下を遅くする ために開くことが可能なパラシュート(311)を更に有する請求項18の航空 モジュール(100)。 23.前記航空モジュール(100)の高度を測定する手段(201、202) と、 前記測定された高度が所定値より小さいとき前記パラシュート(311)を開く 手段(214、215、312)とを更に有する請求項22の航空モジュール( 100)。 24.請求項18の航空モジュール(100)において、前記外部筐体(301 )が方向舵を有する可動制御面(310)を持つ三角翼形状になっている航空モ ジュール。 25.請求項24の航空モジュール(100)において、前記ビーコン信号が複 数の衛星から放送された信号を有する航空モジュール。 26.請求項24の航空モジュール(100)において、前記監視されたビーコ ン信号をもとに前記決定手段(211、212)によって決定された前記航空モ ジュール(100)の前記地理的位置に応動して前記計算手段(202、502 −505)が連続して動的に前記雁行経路を計算する航空モジュール。 27.請求項18の航空モジュール(100)において、前記決定手段(211 、212)によって決定された前記航空モジュール(100)の前記地理的位置 に応動して前記計算手段(202、502−505)が連続して動的に前記飛行 経路を計算する航空モジュール。 28.複数の地表の着陸サイトの内の1つのサイトに自己誘導式の滑空によって 駆動力を持たない航空(100)モジュールを帰還させる方法において、前記航 空モジュール(100)は前記航空モジュール(100)を操縦するための少な くとも1枚の可動制御面(310)を持つ空気力学的形状の翼の外部筐体(30 1)を含み、 前記航空モジュール(100)の外部で生成され前記航空モジュール(100) に放送される複数のビーコン信号を監視するステップと、前記ビーコン信号の前 記監視に応動して、前記航空モジュール(100)の地理的位置を表すデータを 計算するステップとを含も前記航空モジュール(100)の地理的位置を決定す るステップと、 前記滑空の期間複数の地表の着陸サイトの地理的位置を表す予めプログラムされ たデータを記憶するステップと、 前記航空モジュール(100)の決定された前記地理的位置を表す前記データの 前記計算に応動して、前記複数の地表の着陸サイトの内の選択された1つのサイ トの地理的位置を表す前記記憶データの一部を検索するステップと、前記複数の 地表の着陸サイトの内の前記選択された1つのサイトの前記地理的位置を表す前 記データの前記検索と前記航空モジュール(100)の前記決定された地理的位 置に応動して、前記航空モジュール(100)の前記決定された地理的位置から 前記複数の着陸サイトの内の前記選択された1つのサイトヘの前記航空モジュー ル(100)の飛行経路を計算するステップと、前記計算された飛行経路に基づ いて、前記可動制御面(310)を操作して前記航空モジュール(100)を前 記飛行経路に沿って誘導するステップとを有する方法。 29.前記飛行経路を計算するために前記航空モジュール(100)の高度を測 定するステップを更に有する請求項28の方法。 30.無線通信を介して、前記航空モジュール(100)の前記決定された地理 的位置を表すデータを放送するステップを更に有する請求項28の方法。 31.前記航空モジュール(100)が前記着陸サイトに着くと前記放送のステ ップを周期的に作動させるステップを更に有する請求項30の方法。 32.請求項28の方法において、前記航空モジュール(100)が前記着陸サ イトヘの前記航空モジュール(100)の降下を遅くするために開くことが可能 なパラシュート(311)を含み、前記航空モジュール(100)の高度を測定 するステップと、前記測定した高度が所定値より小さいとき前記パラシュート( 311)を開くステップとを更に有する方法。
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