JPH06509075A - GnRH及び他の生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体 - Google Patents

GnRH及び他の生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体

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JPH06509075A JP5501722A JP50172293A JPH06509075A JP H06509075 A JPH06509075 A JP H06509075A JP 5501722 A JP5501722 A JP 5501722A JP 50172293 A JP50172293 A JP 50172293A JP H06509075 A JPH06509075 A JP H06509075A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 IO9前記類縁体が非ペプチド性リガントを含む、請求項Iの類縁体。
11、下記の弐■を有する化合物。
X+ Xt Xs Xs Xs Xt Xi Xs Xt X+。 ■式中・ X+l;!Pyr、N−アシル−アミノ酸、a−C−アルキル−Pyr又はN− アアシーα−C−アルキル−アミノ酸であり;X、、X、、X4、X8、Xア及 びX、は、天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ酸又はα−C−アル キル−アミノ酸から独立に選ばれ、Xs Xtはγ−ラクタムを含有していても よく。
Xoはイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;XIOは−N (H) R(RはGlyNHz、アザG l y NHt、アルキル若しくはアルケニル 、シクロアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル又はアリ−ル(アルキル 、アルケニル又はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原子を有する)である)で あり:そして X、は下記の式I又は■から選ばれる。
式中 Xは存在しないか、H,R’、−〇R1,l\ライト、−CN、−CHolC( ハライド)5、−Al k−OH1−A l k−OR’、−AI k−CO, Hl−AIk−COtR’、−Alk−8H1−Alk−8R’、 A l k  C0NHz、−CO,Hl−cotR’、−COR’、−0CONHz、−0 CH1O)(、−OCH,OR’、−0COR’、−N、、−N、、−NHCO R’、−No、、−N H、、−NHR’、 N R’ t、−5OsH1−8 O2R’、−8COR’、−NC8、−8C8R’、 S Ot N H!、− 8OtNHRI、−3OtNR’、、−SO,Hl−PO,Hl Po4nt、 −5H1−8R’、−N=N−R’、−〇、−N11、=N−R’、= N−O H1=N−OR’、−CONH2、−CONHR’、−CONR’、、−NH8 O,R1、SiR’s、テトラゾール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換 のフェニル、−アルキルフェニル、−〇−フェニル、−〇−アルキルフェニル、 −〇−ベンジルオキシカルボニルから選ばれ。
R1は、l又は2以上の水素力かロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり。
R1、R$、R4、R5、R6、R7、R”及びR’ltX又は−OHから選ば れ、同一でも異なっていてもよく。
αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如 していても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよ(、置換若しくは無置換であ ってもよく; 該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、0、P又はCであってもよく;式■の前記芳香環又は式■の前記環は0 〜4のN、S又はO原子を有してもよく : 式Iの前記芳香環又は式■の前記環は、θ〜4のN、S又はO原子を含有しても よくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を 形成していてもよく; 式■はD−チロシンであってもよく、また式■はD−ヒスチジンであってもよい 。
但し、X1〜X9のいずれもがα−C−アルキル−アミノ酸でもイミノ酸でもな いときは、該化合物は以下の類縁体ではない。
(1)位置1.2又は3にD−アミノ酸を置換することによって得られる生殖腺 刺激ホルモン放出ホルモンのアンタゴニスト類縁体、又は位置2を欠如した類縁 体; (2)哺乳動物GnRHに基づく次のアゴニスト類縁体のうちの1つ・(A)  CD−Phe’l GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、アセチ ル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、トリチ ル、2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモベン ジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B) [Phe’l Gn RHl[AI a’Phe’)GnRH及び(Phe(N3)’)GnRH; (C) [Des”Phe’−D−Ala’ProNHR’)GnRHであって 、位置2がHis、TyrSTrp又はPhe (4’ NHt)であり、位置 7がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CHtCHtO H又はCHMe、であるもの。
(D) [Des”X5Pro−B”〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( Fs)であり;位置6がD−Ala(Y)C式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環子り−ル、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH[(CH2)、NHC(=NR 1)R1)Co (式中、nはI〜5であり、R5はアルキル又はNRR3(式 中、RはH又はアルキルであり、R1はH、アルキル、フルオロアルキル、シク ロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH,)。(R< )t (式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R1は1( 又はR5であり、又はC=NRtR+は環状であってもよい)である〕であり; 位置7がLeu、I le、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、G ln、Tyr又はLeuであり;そして、BがGIY NHt、NHB、(式中 、B、はアルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONH B3 (式中、B、H又はアルキルである)であるもの:(E)6〜7位におい てγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置lがPyr、N−アセチル、N −Pyr−イミノ酸又は(C,−7シクロアルキル)アシルであり1位置2及び 3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Thr又はAlaで あり;位置5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又はPheであり1位置8 が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸又は脂肪族アミノ酸で あり;位置10がGI yNHt、Al aNHt、NHEt、NHPr、NH CH2CH!OHであるもの;及び(F) 位置5がPhe、Tyr (Me)  、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN−アルキル −Tyr (Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子がアルキル 化されている)である類縁体。
12、式■の前記X1〜X、の少なくとも1つがα−C−アルキル−アミノ又は イミノ酸である、請求項11の化合物。
13、式■のX、がTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項12の化 合物。
14、 X、がα−C−アルキル−Tyr又はα−C−アルキル−Hlsである 、請求項11の化合物。
+5.前記化合物が式■に対応するように修飾されたヒスチジン残基を含む、請 求項11の化合物。
16、前記化合物がアンタゴニストであり、更にテストステロンと組み合わされ ている、請求項Uの化合物。
17、下記の式■を有する化合物。
XI L Xl N4 N6 Xs N7 XI L Xl。 ■式中: XlはPyr、N−アシル−アミノ酸、α−C−アルキル−Pyr又はN−アア シーα−C−アルキル−アミノ酸であり;X、及びX、は芳香族L−アミノ酸で あり;N4、N7及びX、は天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ酸 又はα−C−アルキル−アミノ酸から独立に選ばれ;N6は天然D−アミノ酸、 合成り一アミノ酸、又は保護されたD−アミノ酸、Gly又はα−C−アルキル −アミノ酸であって、Xs Xtはγ−ラクタムを含有していてもよく; N9はイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;XIOは−N (H) R(RはG I y NHt、アザG I y NHt、アルキル若しくはアル ケニル、シクロアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル又はアリール(ア ルキル、アルケニル又はアリール基はそれぞれl〜7の炭素原子を有する)であ る)であり;そして X、は下記の式I又は■から選ばれる。
していても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよ(、置換若しくは無置換であ ってもよく。
該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、0、P又はCであってもよ(;式Iの前記芳香環又は式Hの前記環はθ 〜4のN、S又はO原子を有してもよ(。
式■の前記芳香環又は式Hの前記環は、0〜4のN、S又はO原子を含有しても よくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を 形成していてもよく: 式■はD−チロシンであってもよく、また式■はD−ヒスチジンであってもよい 。
但し、Xl及びX4〜X、のいずれもがα−C−アルキル−アミノ酸でもイミノ 酸でもないときは、該化合物は以下の類縁体ではない。
(1)#乳動物GnRHに基づく次のアゴニスト類縁体のうちの1つ。
(A) CD−Phe6)GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、 アセチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、 トリチル、2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロ モベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B) (Phe5) GnRHl(Ala’Phe’)GnRH及び(Phe(Ns)’)GnRH; (C) (Des”Phe’−D−AIa”ProNHR’)GnRHであって 、位置2がHi s、Tyr、Trp又はPhe (4’ NHりであり、位置 7がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CHtCHtO H又はCHMetであるもの: (D) (Des”X’Pro−B”)GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe  (Fs)であり;位置6がD−Ala(Y)C式中、Yはナフチル、アントリル 、フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又はそれ 以上のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチ ル、アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジ シクロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキル アミン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH[(CH,)、NHC(= NR1)R,) CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3 (式中、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、 シクロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CHt)。( R4)! (式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R7は H又はR8であり:又はC=NR,R,は環状であってもよい)である〕であり ;位置7がLeu、I Ie、MeLeu又はTrpであり1位置8がArg、 Gln、Tyr又はLeuであり;そして、BがGly N Hy、NHBt  (式中、B、はアルキル、シクロアルキル又は/%ロアルキルである)又はNH CONHB、(式中、B、H又はアルキルである)であるもの;(E)6〜7位 においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置1がPyr、N−アセチ ル、N−Pyr−イミノ酸又は(C=−yシクロアルキル)アシルであり7位置 2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Thr又はA laであり1位置5が芳香族アミノ酸であるHisSTrp又はPheであり: 位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり:位置9がイミノ酸又は脂肪族アミ ノ酸であり:位置lOがGlyNHt、AI aNH,、NHEt、NHPr、 NHCHtCH,OHであるもの;及び(F)位置5がPhe、Tyr (Me ) 、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr (Phe)又はN−アル キル−Tyr (Et)(式中、少な(とも1つのアミド結合の窒素原子がアル キル化されている)である類縁体。
18、式■の前記X1及びX4〜X、の少なくとも1つがα−C−アルキル−ア ミノ又はイミノ酸である、請求項17の化合物。
19、式■のX、がTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項18の化 合物。
20、式■のX5がPhe(ハライド)、Phe(アルキル)、a−C−アルキ ル−Phe又はα−C−アルキル−Tyr(アルキル)である、請求項17の化 合物っ 21、式■のX4がSer (Me) 、Thr (Me) 、Aib、a−C −メチル−8et(Me)又はa−C−メチル−Thr(Me)である、請求項 17の化合物。
22、 X、がα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。
23、 XTがα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。
24、 Xsがα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。
25゜X6が側鎖保護基を有するD−アミノ酸である、請求項17の化合物。
26、前記アミノ酸が、Hi s、Ser/Thr、Cys、Tyr、Arg、 LyS、Orn/Lys、Asn/G1u、Asn/G1n又はTrpである、 請求項25の化合物。
27、 Xsの前記アミノ酸の前記保護基が、トリチル、トシル、ダンシル、ジ ニトロフェニル、ベンジルオキシメチル、t−ブチル、t−BoC、アシル、M tr、Pmc、キサンチル、ホルミル、又は置換されていてもよいベンジル若し くはベンジルオキシカルボニルである、請求項25の化合物。
28、 xsが、保護基であるトリチル、トシル、ダンシル、ジニトロフェニル 、ベンジルオキシメチル又は置換されていてもよいベンジルを有するD−His ;保護基であるトリチル、t−ブチル、アシル、置換されていてもよいベンジル 若しくはベンジルオキシカルボニルを有するD−8e r/Th r ;保護基 であるトリチル、t−ブチル、トシル、又は置換されていてもよいベンジルを有 するD−Cys;保護基であるトシル、トリチル、アシル、t−ブチル、置換さ れていてもよいベンジル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するD−Tyr ;保護基であるTos、Mt r又はPmcを有するD Arg;保護基である t−Boc、トリチル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを有 するD−Orn/Lys;保護基であるt−ブチル、トリチル又は置換されてい てもよいベンジルを有するD−Asn/G1u ;保護基であるトリチル又はキ サンチルを有するD−Asn/G1 n ;保護基であるホルミル又はt−Bo cを有するD−Trpである、請求項25の化合物。
29、 fi′ir記保護基炉保護基ル、t−ブチル、t−Boc、Mt r、 Pmc又はホルミルである、請求項25の化合物。
30 X、がアセチン−2−カルボキシルである、請求項17の化合物。
3+、 X、がデヒドロプロリンである、請求項17の化合物。
32、 X、がニベコチル又゛ある、請求項17の化合物。
33、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの普通に感度を低下させる類縁体又はそ の合成類縁体の少なくとも1つと組み合わされた請求項17の類縁体を含む組成 物。
;)4 生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの普通に感度を低下させる類縁体又は その合成類縁体の少なくとも1つと組み合わされた請求項29の類縁体を含む組 成物。
35、F記の式■のN末端配列を含むオピエートペプチド。
Xl −Xt Xs N4 Xs IV式中 N2、N5、N4及びX、は、天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ 酸又はα−C、−アルキル−アミノ酸から独立に選ばれ、この場合、前記X2〜 X5の少な(とも1つがα−C−アルキル−アミノ酸であり;Xlは下記の式■ 又はIlに対応するように選ばれるアミノ残基である。
式中 Xは存在しないか、H,R’、−OR’、ハライド、−CN、−CHolC(ハ ライド)3、−Alk−OH1−Al k−OR’、−Al k−CO2R1− A l k−CO,R’、−Al k−8H1−AI k−3R’、−Al k −CONHt、−Co、Hl−CO7R1、−CORl、−0CONH,、−0 CH,0H1−oc H20R’、−0COR’、 N3、 N2、−NHCO R’、−NO7、−NH,、−NHR’、−NR’、、−8O,Hl−8O,R ’、−5COR+、−NC8、−8C3R’、−8o、NH,、−S Ot N  HR’ 、S O! N R’ t、S 04 Hl−PO,Hl PO4H 1、−8H1−8R’、−N=N−R’、−〇、=NH1−N−幻、−N−OH 1=N−OR’、 C0NHt、−CONHR’、−CONR’、、−NHSO *R’、−5iR’s、テトラゾール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換 のフェニル、−アルキルフェニル、−0−フェニル、−〇−アルキルフェニル、 −〇−ベンジルオキシカルボニルから選ばれ; R1は、l又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり; R1、R1,R4、R6,R4、R7、R8及びRIはX又は−OHであり、同 一でも異なっていてもよ(: αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく。
該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、O又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、0、P又はCであってもよく:式Iの前記芳香環又は式■の前記環は0 〜4のN、S又はO原子を含有してもよく; 式Iの前記芳香環又は式■の前記環は、θ〜4のN、S又はO原子を含有しても よくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を 形成していてもよく:そして 式■はD−チロシンであってもよく、また式■はD−ヒスチジンであってもよい 。
36、式■のXlがTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項35の化 合物。
37、式■のXlがPhe(ハライド)、Phe(アルキル)、a−C−アルキ ル−Phe又はα−C−アルキル−Tyr(アルキル)である、請求項35の化 合38、 X、〜X、の少なくとも1つがα−C−アルキル−アミノ酸である、 請求項35の化合物。
39、 X、〜Xsの少なくとも1つが側鎖保護基を有するアミノ酸である、請 求項36の化合物。
40、前記アミノ酸が、Hi s、Se r/Thr、Cys、Tyr、Arg 、Lys、Orn/Lys、Asp/Glu、Asn/Gln又はTrpである 、請求項39の化合物。
什 X、又はX、の前記アミノ酸の前記保護基が、トリチル、トシル、ダンシル 、ジニトロフェニル、ヘンシルオキシメチル、t−ブチル、t−Boc、アシル 、Mtr、Pmc、キサンチル、ホルミル、又は置換されていてもよいベンジル 若しくはベンジルオキシカルボニルである、請求項39の化合物。
、12. X、又はN5が、保護基であるトリデル、トシル、ダンシル、ジニト ロフェニル、ヘンシルオキシメチル又は置換されていてもよいベンジルを有する HiS、保護基であるトリチル、t−ブチル、アシル、置換されていてもよいベ ンジル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するSer/Thr;保護基であ るトリチル、t−ブチル、トシル、又は置換されていてもよいベンジルを有する Cys;保護基であるトシル、トリチル、アシル、t−ブチル、置換されていて もよいヘンシル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するTyr;保護基であ るTos、Mt r又はPmcを有するArg;保護基であるt−Boc、トリ チル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを有するLys;保護 基であるt−Boc、トリチル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボ ニルを存するOrn/Lys;保護基であるt−ブチル、トリチル又は置換され ていてもよいヘンシルを有するAsp/Glu;保護基であるトリチル又はキサ ンチルを有するAsn/Gin;保護基であるホルミル又はt −BOCを有す るTrpである、請求項39の化合物。
43、1rir記保護基が、トリチル、t−ブチル、t−Boc、Mt r、P mc又はホルミルである、請求項39の化合物。
41、前記化合物が式■に対応するように修飾されたヒスチジン残基を含む、請 求項35の化合物。
45、オピエートペプチドの普通に感度を低下させる化合物又はその合成類縁体 の少なくとも1つと組み合わされた請求項35の類縁体を含む組成物。
46、オピエートペプチドの普通に感度を低下させる化合物又はその合成類縁体 の少な(とも1つと組み合わされた請求項38の類縁体を含む組成物。
47、末端アミノ酸を結合する手段としてクロロ−(オルトクロロ)トリチル樹 脂を用いて、ペプチド−樹脂結合の切断用に温和な酸性条件を使用できるように することを含む、酸感受性保護基を保持しながらペプチドを合成する方法。
48、前記方法により合成されたペプチドが請求項1の類縁体である、請求項4 7の方法。
49、前記方法により合成されたペプチドが請求項11の化合物である、請求項 47の方法。
50、前記方法により合成されたペプチドが請求項17の化合物である、請求項 47の方法。
51、前記方法により合成されたペプチドが請求項29の化合物である、請求項 47の方法。
52、前記方法により合成されたペプチドが請求項35のペプチドである、請求 項47の方法。
53、前記方法により合成されたペプチドが請求項43の化合物である、請求項 47の方法。
54、下記の式Iにより置き換えられた6員芳香環を含有する生物学的に活性な リガンドの類縁体を選択すること又は下記の式■により置き換えられた5員環を 含有する生物学的に活性なリガンドを選択することを含む、少なくとも1つの6 員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体 を選択する方法であって、得られる生物学的に活性なリガンドが、前記リガンド と生物学的に活性なレセプターとのその後の相互作用が実質的に前記レセプター を減衰させないようなものになるように、該類縁体を選択する方法。
式中 Xは存在しないか、I]、R+、−OR’、 lXライド、−CN、−CHol C(ハライド)1、−A l k−OH1−Al k−OR’、−Al k−C O2H1−A I k−CO,R’、−Alk−3H1−AI k−3R’、− Al k−CONHz、−C02H1−CO,R’、−COR’、−0CONH ,、−0CH20H1−OCH,OR’、−0COR’、−N、、 Nt、−N HCOR’、−No、、−NCS、−8C8R’、−3o、NHt、−3O2N HR’、−3O2NR’!、−5O,Hl−PO3H1PO4H2、−8H1− 3R’、−N=N−R’、=O1=NH1=N−R’、=N−OH1=N−OR ’、−CONH,、−C0NR’2 C0NR’2. NH30tR’、 Si R’3、テトラゾール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、− アルキルフェニル、−0−フェニル、−0−アルキルフェニル、−〇−ベンジル オキシカルボニルから選ばれ: R1は、1又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり。
R2、R3、R4、R5、R″、R?、R8及びR9はX、アルキル又は−OH から独立に選ばれ2 αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0又はPであっても よく; α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換のN、S、OlP 又はCであってもよく; 式Iの芳香環又は式■の環は0〜4のN、S又はO原子を有してもよく一式Iの 芳香環又は式Hの環は、0〜4のN、S又はO原子を含有してもよくまた式Iの 芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を形成していてもよく : 式■の環はD−チロシンであってもよ(又は式■の環はD−ヒスチジンであって もよい。
55、 R’が: (i) X又はOH(XはHではない)、又は(ii) Hである、請求項54 の方法。
但し、該類縁体は、哺乳動物GnRHに基づく次の類縁体のうちの1つではない 。
(A) CD−Phe’)GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、 アセチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、 トリチル、2.4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロ モヘンシルオキシカルボニルにより保護されているもの:(B) [Phe’) GnRHl(Ala’Phe’)GnRH及び[Phe(N=)’] GnRf (; (C) [Des”Phe5−D−A1a’ProNHR’)GnRHであって 、位置2がHis、Tyr、Trp又はPhe (4° NHx)であり、位置 7がLeu、IIe又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH,CH,O H又はCHMetであるもの。
(D) [Des”X’Pro−B’〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(+−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( Fs)であり1位置6がD−Ala(Y)C式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH((CH,)nNHC(=NR ,)R,)CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRRs(式中 、Rは■1又はアルキルであり、R1はH、アルキル、フルオロアルキル、シク ロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)−(R4 )! (式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R7はH又 はR8であり;又はC= N R,! R+は環状であってもよい)である〕で あり1位置7がLeu、I I e、MeLeu又はTrpであり;位置8がA rg、Gin、Tyr又はLeuであり;そして、BがGIYNHt、NHBt  (式中、B、はアルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNH CONHBs (式中、B、H又はアルキルである)から選ばれるもの。
(E)6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置lがPy r、N−アセチル、N−Pyr−イミノ酸又はCCs−7シクロアルキル)アシ ルであり;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer 、Thr又はAlaであり1位置5が芳香族アミノ酸であるHisSTrp又は Pheであり1位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸 又は脂肪族アミノ酸であり;位置lOがGlyNHz、Al aNH!、NHE t、NHPr、NHCHzCHtOHであるもの;及び(F) 位置5がPhe 、Tyr (Me) 、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr (Ph e)又はN−アルキル−Tyr (Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合 の窒素原子がアルキル化されている)である類縁体。
56、生物学的に活性なリガントの前記類縁体が、オピエートペプチドの類縁体 及び生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの類縁体から選ばれる、請求項54の方法 。
57、生殖腺刺激ホルモン族1+j 、tルモンの少なくとも1種の前記類縁体 を単独で又は少なくとも1種の普通に感度を低下させる生殖腺刺激ホルモン放出 ホルモン若しくはその合成類縁体と組み合わせて使用する、請求項56の方法。
58、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記少な(とも1種の類縁体と組み合 わせてトムペリトンを使用することを更に含む、請求項57の方法。
59、オピエートペプチドの少な(とも1種の前記類縁体を単独で又は少なくと も1種の普通に感度を低下させるオピエートペプチド若しくはその合成類縁体と 組み合わせて使用する、請求項56の方法。
60、前記オピエートペプチドの前記類縁体又は前記生殖腺刺激ホルモン放出ホ ルモンの前記類縁体のチロシン残基を式Iに対応するように選択した、請求項5 6の方法。
61、前記生物学的に活性なリガンドの非感度低下性を確認するのに、適当なレ セプター疑似環境で前記リガンドに蛍光寿命法及び/又はNMR分光分析法を用 いる、請求項54の方法。
62、前記類縁体が少なくとも1つの5員環を含有し、かつ式■に対応するよう に修飾された置換又は無置換のヒスチジン残基を含有するように選択される、請 求項54の方法。
63、前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンのチロシンが式■に対応するように 修飾されたヒスチジンで置換されており、かつ前記生殖腺刺激ホルモン放出ホル モンが哺乳動物、サケ又はニワトリI生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンである、 請求項56の方法。
64、生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が非ペプチド性リガンドを含む、 請求項54の方法。
65、前記非ペプチド性リガントが、置換又は無置換のステロイド、置換又は無 置換のカテコールアミン及び置換又は無置換の非ペプチドオピエートリガンドか らなる群から選ばれる、請求項64の方法。
66、前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項56の方法。
67、前記生物学的に活性なリガントの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項57の方法。
68、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なりガ ントの非感度低下性類縁体で、非感度低下様式で幣者を治療する方法であって以 下の段階を含む方法。
(A) −1:記の式Iにより置き換えられた6員環を含有する生物学的に活性 なりガ゛5、・トの非感度低下性類縁体を選択する段階又は下記の式IIにより 置き換えられた5貝環を含有する生物学的に活性なりガントの類縁体を選択する 段階及び (B)段階(A)で選択した生物学的に活性なリガンドの前記類縁体を(+)薬 学的に有効量の、段階(A)で選択しj−生物学的に活性なりガントの前記類縁 体、及び (ii)生物学的に活性なりガントの前記類縁体のための薬学的に許容できる製 剤上の担体 を含む組成物とじて気者に投与する段階。
式中 Xは存在しないか、I(、R’、−OR’、ハライド、−CN、−CHolC( ハライド)1、−Alk−OH1−A l k−OR’、−A l k−CO, Hl−A l k−CO,R’、 Alk−3H1−Al k−8R’、−Al  k−CONH2、−Co、Hl−CO,R’、−COR’、−0CONH,、 −0CH20H1−OCH,OR’、−0COR’、 N3、−N、、−NHC OR’、−No、、−NH,、−NHR’、−NR’2、−8o、Hl−3O2 R’、−8COR’、−NC3、−8CSR’、 S O! N Ht、S O ! N HR’、 S Ot N R’ t、S O4Hl−PO,Hl−PO ,H,−8)(、−8R’、−N=N−R’、−〇、−NH3−N−R’、=N −OH1=N−OR’、−CONI(t、−CONHR’、−CONR’、、− NH8O!R1、−8iR’s、テトラゾール、イミダゾール、又は置換若しく は無置換のフェニル、−アルキルフェニル、−〇−フェニル、−0−アルキルフ ェニル、−〇−ベンジルオキシカルボニルから選ばれ: R+は、1又は2以上の水素力仏ロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭稟原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり: R1、R8,R4、R11,R11、R7、R”及びR’liX、フルキル又i ;! −OHであり。
αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく。
αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0又はPであっても よく; α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換のN、S、0、P 又はCであってもよ(。
式■の芳香環又は式■の環はθ〜4のN、S又はO原子を有してもよく;式Iの 芳香環又は式■の環は、0〜4のN、S又は0原子を含有してもよ(また式Iの 芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を形成していてもよ( 。
式Iの環はD−チロシンであってもよく又は式■の環はD−ヒスチジンであ(i ) X又はOH(XはHではない):又は(ii) Hである、請求項68の方 法。
但し、該類縁体は、哺乳動物GnRHに基づく次の類縁体のうちの1つではない (A) CD−Phe’)GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、 アセデル、l−シル、ヘンジイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル 、トリデル、2.4−シクロロヘンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−プ ロモヘノシルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B) [Phe′ 〕GnR■L [Ala’Phe’)GnRH及び[Phe(Ns’l’)Gn R)(: (C) (Des”Phe’−D−Ala’ProNHR’)GnRHであって 、位置2がH4s、Tyr、Trp又はPhe (4’ NHりであり、位置7 がLeu、11e又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CHtCHtOH 又はCHM e !であるもの。
(D) [Des”XJ)ro−B’)GnR)(であって、位置3がTrp、 Phe又は3 (1−ナフチノげラニン)であり;XがHis、Phe又はPh e(Fs)であり9位置6がD−A!a(Y)C式中、Yはナフチル、アントリ ル、フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4 以上のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、ノ々−ヒドロナフ チル、アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、 ジシクロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキ ルアミン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH((CHt)−NHC( −NR1)R1)Co (式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR s(式中、RはH又はアルキルであり、R3はH。
アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキル モリホリノ又は(CH2)、 (R4)! (式中、nは1〜5であり、R1は アルキルである)であり、R7はH又はR3であり;又はC=NR1R+は環状 であってもよい)である〕であり;位置7がLeu、I le、MeLeu又は Trpであり9位置8がArg、Gln、Tyr又はLeuであり;そして、B がGIYNH!、NHB、(式中、Btはアルキル、シクロアルキル又は)\ロ アルキルである)又はNHCONHB、(式中、B、H又はアルキルである)で あるもの。
(E)6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置lがPy r、N−アセチル、N−Pyr−イミノ酸又は(Ci−tシクロアルキル)アシ ルであり;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer 、Thr又はAlaであり;位置5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又は Pheであり;位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸 又は脂肪族アミノ酸であり;位置lOがGIyNHt、A 1 a NHt。
NHEt、NHPr、NHCHICH!OHであるもの;及び(F) 位置5が Phe、Tyr (Me) 、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr  (Phe)又はN−アルキル−Tyr (Et)(式中、少なくとも1つのアミ ド結合の窒素原子がアルキル化されている)である類縁体。
70、生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が、オピエートペプチドの類縁体 及び生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの類縁体から選ばれる、請求項68の方法 。
71、前記オピエートペプチド又は前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記 類縁体のチロシンを式Iに対応するように選択的に修飾した、請求項70の方法 。
72、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの少なくとも1種の前記類縁体を単独で 又は少な(とも1種の普通に感度を低下させる生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン 若しくはその合成類縁体と組み合わせて使用する、請求項71の方法。
73、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記少な(とも1種の類縁体と組み合 わせてトムペリトンを使用することを更に含む、請求項72の方法。
74、オピエートペプチドの少なくとも1種の前記類縁体を単独で又は少なくと も1種の普通に感度を低下させるオピエートペプチド若しくはその合成類縁体と 組み合わせて使用する、請求項70の方法。
75、前記生物学的に活性なリガンドの非感度低下性を確認するのに、適当なレ セプター刺激環境で前記リガンドについての蛍光寿命法及び/又はNMR分光分 析法を用いる、請求項68の方法。
76、少な(とも1つの5員環を含有する前記類縁体が、式■に対応するように 選択的に修飾された置換又は無置換のヒスチジン残基として選択される、請求項 68の方法。
77、前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンのチロシンが、式Hに対応するよう に選択的に修飾されたヒスチジンで置換されており、かつ前記生殖腺刺激ホルモ ン放出ホルモンが哺乳動物、サケ又はニワトリI生殖腺刺激ホルモン放出ホルモ ンである、請求項68の方法。
78、生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が非ペプチド性リガンドを含む、 請求項68の方法。
79、前記非ペプチド性リガンドが、置換又は無置換のステロイド、置換又は無 置換のカテコールアミン及び置換又は無置換の非ペプチドオピエートリガンドか らなる群から選ばれる、請求項78の方法。
80、前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項70の方法。
67、前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項71の方法。
明細書 GnRH及び他の生物学的に活性なりガントの非感度低下性類縁体発明の背景 発明の分野 本発明は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性な リガンドの新規な非感度低下性類縁体、及び少なくとも1つの6員芳香環又は5 員環を含有する生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体を選択する方法 に向けられている。加えて、本発明は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環 を含有する生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体(non−dese nsitizing analog)で、非感度低下様式で患者を治療する新規 な方法に向けられている。
更には、本発明は、GnRH及びオピエートペプチドの新規で有用な非感度低下 性類縁体を製造する新規な方法、並びにそれによって調製される新規な非感度低 下性化合物に向けられている。
技術の現状 生きている生物において、生物学的応答を生じる生物学的に活性なリガンドとレ セプターとの相互作用は、該レセプターの感度低下を伴うことが多いので、該リ ガンドと該レセプターとのその後の相互作用が、該リガンドへのその後の生物学 的応答を減衰させてゆくことになる。しかしながら、本発明以前には、この感度 低下プロセスを取り巻(原因及び効果又はかかる有害な感度低下をどのように回 避できるかについて殆ど理解されていなかった。か(して、現時点までの主な関 心事は、生物学的に活性なリガンドのアゴニスト又はアンタゴニスト性類縁体を 開発することであり、それらの潜在的な感度低下作用は殆ど又は全く注目されて いなかった。
例えば、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)は、そのアゴニスト及び アンタゴニスト性類縁体の両方を産生ずるように修飾されたかかる生物学的に活 性な化合物の1つである。GnRHは、脳下垂体生殖腺刺激ホルモン産生細胞上 の膜関連高親和性レセプターとの相互作用により生殖腺刺激ホルモンの放出を刺 激する。その後、これら生殖腺刺激ホルモンは、生殖腺に作用してステロイド性 ホルモンの合成を刺激する。GnRHの拍動的な放出、及びそれによる生殖腺刺 激ホルモンの放出は、家畜及びヒトにおける生殖周期を制御している。
拍動的様式で投与されるGnRHアゴニストの急激な投与は、動物及びヒトの両 方において黄体化ホルモン(LH)及びステロイド性ホルモンのレベルを増加す ることができる。逆説的に言えば、これらアゴニストの急激又は緩慢な投与は、 LH及びステロイドホルモンのレベルを抑制する。更に、GnRHアゴニストの 複合投与の作用は、雌(女性)におけるエストロゲン形成を抑制すること及び雄 (男性)におけるテストステロン形成を抑制することである。従って、感度低下 を起こす分子的プロセスに関する知見は、前記レセプター感度低下作用を低減す る生物学的に活性なリガンドの類縁体の設計に非常に有用となろう。
かくして、本発明の目的は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する 生物学的に活性なリガンドの新規な非感度低下性類縁体を提供することにある。
本発明のなお他の目的は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生 物学的に活性なリガントの非感度低下性類縁体を選択する新規な方法を提供する ことにある。
本発明のいま1つの目的は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する 生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体で、非感度低下様式で患者を治 療する新規な方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、GnRH及びオピエートペプチドの新規で有用な類縁体 の新規な製造方法、並びにそれによって製造される新規な類縁体を提供すること にある。
発明の要旨 前述の目的に従って、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学 的に活性なりガントの非感度低下性類縁体を選択する方法が提供される。該方法 は、式Iに対応する6員芳香環を含有する生物学的に活性なリガンドの類縁体を 選択すること又は式Hに対応する5員環を含有する生物学的に活性なリガンドを 選択することを含む。
上の式I及びnl、mおいて、XはH,R’、−〇R1、ノ1ライド、−CN、 −CHolC(ハライド)8、−A1に一0H1−AI k−OR’、−AI  k−CO,HlAlk CChR’、−Alk−3H1−Alk−SR’、−A lk−coN)Iff、−Co、Hl−CO2R’、−COR’、−0CONH z、−ocH,0H1−OCH,OR’、−0COR’、−N、、−N、、−N HCOR’、 NOx、−NH,、−NHR’、−NR’!、−303H1−8 o、R’、−3CORI、−NC3、−8C3R’、 5OtNH!、−3o! NHRI、 S Ot N R’ t、−3O4H1−PO,Hl−PO,R2 、−8H1−8R’、−N=N−R’、=O1=NH1=N−R’、=N−OH 1=N−OR’、−CONH,、−C0NR’tル 又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル、−〇−フェニル、− 0−アルキルフェニル、−〇−ベンジルオキシカルボニルから選ばれる。更に、 R1は、1又は2以上の水素がハロゲン化されていてもよい1〜7炭素原子のア ルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子の シクロアルキルから選ばれる。同様に、R2、R$、R4、R5、R6、R7、 R8及びR1はX又は−OHから選ばれる基である。上式において、αはL−又 はD−のいずれかの配置にあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如していて も1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であってもよ LN0更Iこ、αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0又 はPであってもよく、α及び酸素に結合している炭素原子は置換若しくは無置換 のN、S、O1P又はCであってもよい。式Iの芳香環又は式■の環は0〜4の N、S又は0原子−を含有してもよい。同様に、式Iの芳香環又は式■の環は、 0〜4のN、S又は0原子を含有してもよくまた式■の芳香環と同じようにして 置換されていてもよい6員芳香環と縮合環を形成していてもよい。また、式I及 びHには、D−チロシン及びD−ヒスチジンが含まれる。
また、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なりガ ントの非感度低下性類縫体で、非感度低下様式で患者を治療する方法が提供され る。該方法は、上に定義した式Iに対応する6員芳香環を含有する生物学的をこ 活性なリガンドの類縁体を選択すること又は上に定義した式■に対応する5員環 を含有する生物学的に活性なリガンドを選択することを含む。該方法における次 の段階は、薬学的に有効量の該選択した類縁体と薬学的に許容できる製剤上の担 体とを共に含む組成物を、治療を必要とする患者に投与することを含む。
また、上に定義した式Iに対応する6員芳香環又は式■に対応する5員環を少な くとも1つ含有する生物学的に活性なリガンドの新規な非感度低下性類縁体力曵 提供されるが、次の化合物は除かれる。
(1)位置l、2又は3にD−アミノ酸を置換することによって得られるアンタ ゴニスト類緯体、及び位置2を欠如した類縁体;(2)ヒトGnRHに基づく次 のアゴニスト類縁体。
(A)CD−Phe’)GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、ア セチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、ト リチル、2.4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモ ベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの。
CB)CPhe5〕GnRH1(Al a’Phe’:l GnRH及び[P  h e (Ns)’]G n RH; (C)[DeslOPhe’−D−Ala’ProNHR”1GnRHであって 、位置2力用i s、Tyr、Trp又はPhe (4’ NHt)であり、位 置7カ1Leu、Tle又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH,CH ,OH又は(J(Metであるもの; (D)(Des”X’Pro−B”)GnRHであって、位置3カ(Trp、P he又は3(1−ナフチルアラニン) (3(1−napthylalanin e))であり;XがHis、Phe又はPhe(Fs)であり;位置6がD−A la(Y)C式中、Yはナフチル、アントリル、フルオレニル、フェナントリル 、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上のアルキル基を有するフェニル 若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、アダマンチル、パーヒドロベン ズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシクロヘキシル、ヘテロ環アリール 、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミン若しくはシクロアルキルアミ ン、又はNHCH((CHt)−NHC(=NR,)R1)CO(式中、nはI 〜5であり、R1はアルキル又はNRR$ (式中、RはH又はアルキルであり 、R1は11、アルキル、フルオロアルキル、シクロアルキル、フェニル、ベン ジル、アルキルモリホリノ又は(CHり。
(Ra)z (式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2 はH又はR8であり;そしてC−NRtR+は環状であってもよい)である〕で あり;位置7がLeu、I l e、MeLeu又はTrpであり;位置8がA rg、Gln、Tyr又はLeuであり;そして、BがGI YNH!、NHB 2 (式中、B、はアルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)及びN HCONHB、(式中、BSH又はアルキルである)から選ばれるもの;(E) 6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置1がPyr、N −アセチル、N−Pyr−イミノ酸又は(Cs−、シクロアルキル)アシルであ り;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Th r又はAlaであり:位置5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又はPhe であり;位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸又は脂 肪族アミノ酸であり;位置lOがG l y NHt、A 1 a NHt、  NHE t 。
NHPr、NHCH=CHtOHであるもの:及びCF)位置5がPhe、Ty r (Me) 、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr(Me)又はN −アルキル−Tyr (Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子 がアルキル化されている)である類縁体。
また、GnRH及びオピエートペプチドの新規で有用な類縁体の新規な合成法、 並びにそれによって生成する新規な類縁体が提供される。
また、式■を有する紛れもなく新規な非感度低下性類緩体が提供される。
L Xt I5−XI L Xs Xt L Xs XI。 ■1−の弐■にお いて、X、はI2−若しくはD−Pyr、N−アシル−アミノ酸、α−C−アル キル−Pyr又はN−アシル−α−C−アルキル−アミノ酸であり:Xt、X= 、I4、I8、X、及びI8は、天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミ ノ酸又はα−C−アルキル−アミノ酸から独立に選ばれ、又はL Xyはγ−ラ ククムを含有していてもよく;X、はイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸 であり、X、。は−N (H)R(RはGlyNHt、アザG l y NHt 、アルキル若しくはアルケニル、/クロアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシア ルキル又はアリールである)であり、そしてX、は」二で定義した式I又は■が ら選ばれる3、式■及び■に対応する化合物から除かれる化合物は、同じく式■ に対応する化合物から除かれる。
また、弐■に対応する新規なアゴニスト類縁体であって、XlがPyr、N−ア シル−アミノ酸、α−C−アルキル−PyrSN−アシル−α−C−アルキル− アミノ酸であり、X、及びX、が芳香族I7−アミノ酸であり;I4、I7及び X。
が独立しC1天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ酸又はα−C−ア ルキル−アミノ酸であり、I6が天然D−アミノ酸、合成り一アミノ酸又は保護 されたD−アミノ酸であり;又はXs Xtがγ−ラクタムを含有していてもよ く:X、がイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;Xl。が−N ( H)R(RはG l y N Ht、アザG I y N Ht、アルキル、ア ルケニル、シクロアルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル又はアリールで ある)であり;そしてX、が式I又は■に対応する類縁体が提供される。式I及 びHに対応する化合物から除かれる化合物は、同じく弐■に対応するこれら化合 物から除かれる。
発明の詳細な説明 生物学的に活性なりガン1−は多くの研究の主題とされてきた結果、多数のアゴ ニスト又はアンタゴニスト性類縁体が生み出されてきたが、実際に非感度低下性 である生物学的に活性なリガントのアゴニスト又はアンタゴニスト性類縁体を選 択することのできる駅準を開発するという試みは成功していない。このために、 本発明者らによる発見は、潜在的に非常に広い範囲に及ぶものである。即ち、本 発明者らは、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性 なリガンドを本発明による方法で選択的に修飾することにより、実際に非感度低 下性である生物学的に活性なリガンドの類縁体を製造することが可能であること を発見した。“非感度低下性”という用語は、少なくとも部分的に低減された感 度低下特性を有する生物学的に活性なリガンドを記述していると理解されるべき である。
本明細書で用いる場合、“生物学的に活性なリガンド”という用語は、生物学的 に活性なレセプター分子に結合して該レセプター分子の活性に直接又は間接に影 響を及ぼす分子のことを言う。従って、かかるリガンドのレセプター(アクセプ ター)分子への結合は、レセプター分子において生物学的活性を初発し、停止し 、変化させ又は妨げるのに必要な前提条件である。レセプター分子の生物学的活 性に作用するあらゆるリガンドは、生物学的に活性なリガンドであると言える。
生物学的に活性なりガントは、基質、アゴニスト、アンタゴニスト、活性化物質 、阻害物質等であってもよい。本発明による生物学的に活性なリガンドの例には 、黄体化ホルモン放出ホルモン(LH−RH)としても知られているGnRHl 及びアンギオテンシン(■又はIII)、及びそれらに類したものが含まれる。
生物学的に活性なリガンドの追加の例は、当該技術分野において文献に充分に記 載されている。
更に、生物学的に活性なリガンドは、実際、ペプチド性であっても非ペプチド性 であってもよい。かかるリガンドは、生物学的に活性なレセプターが見出される 生物に固有のものであり得る。リガンドがその生物に天然に存在するものである 場合には、そのリガンドは天然に存在する生物学的に活性なリガンドといわれる 。一方、生物学的に活性なリガンドは、生物学的に活性なレセプターに相補的で ありかつ該レセプターの生物学的活性に影響を及ぼす合成分子であってもよい。
か(して、生物学的に活性なレセプターに相補的でありかつ該レセプターの生物 学的活性に影響を及ぼすあらゆる分子は、生物学的に活性なリガンドである。
本発明による“リガンド”という用語は、それについてのレセプターが天然に存 在するか又は調製することができるあらゆる有機化合物のことを言う。本発明に よる“レセプター“という用語は、そのリガンドに結合する分子のことを言う。
生物学的に活性なレセプターへの生物学的に活性なリガンドの結合及び該活性部 位の活性化が、該レセプターの生物学的活性の変化をもたらす場合、例えば、該 レセプターの生物学的活性を初発し、増加し、減少し又は停止する場合は、該リ ガンドは該レセプターの活性に直接に影響を及ぼしていると言われる。一方、生 物学的に活性なレセプターへの生物学的に活性なリガンドの結合が該レセプター を活性化するのに無力である場合は、該リガンドは該レセプターの活性に間接に 影響を及ぼしている。
天然に存在する生物学的に活性なリガンド/レセプター複合体の活性部位の活性 化は、一般に、リガントとレセプター間のある種の化学的相互作用により行われ る。その化学的相互作用が1つの残基からもう1つの残基への電荷の移動を含み それら残基のうちの1つがフェノール又はフェルレートのいずれかである場合は 、その相互作用は電荷移動性相互作用と呼ばれる。かかる電荷移動性相互作用は 、リガンド又はリガンド/レセプター複合体の構造の変化をもたらすと考えられ ている。かかる電荷移動性相互作用が本発明において用いられる技術により今や 検出できるので、かかる相互作用を天然に存在する生物学的に活性なリガンドの ために作り出されたモデルに組入れて、相補的なレセプターにおいて低減した感 度低下特性を有するアゴニスト及びアンタゴニストを生み出すことが可能である 。
チロシンの如きフェノール性基を含有するあらゆる生物学的に活性なリガンドは 、相補的レセプターを感度低下させるのにそのフェノール性基を利用できる。
分光的方法を用いる生物学的に活性なフェル−トリガントの測定法が、1989 年12月29田こ出願された米国特許出願No、 07/458.926号に詳 細に記載されている。なお、該出願は参照によって本明細書に編入される。
本発明による方法の1つの側面においては、生物学的に活性なリガンド中のフェ ルシー8種の存在は、該フェルレート種による蛍光寿命をプロピレングリコール の如き適当な環境において測定することによって確認される。長い寿命のフェル レート(チロシネート)蛍光の存在は、レセプターの感度低下を生じさせ得る活 性フェルレート種の存在を判断するのに役立つ。長い蛍光寿命は、リガンドをプ ロピレングリコールの如きレセプター疑似溶媒中に溶解した場合に、生物学的に 活性なリガンド内での分子内相互作用によりもたらされる。
本発明による方法のもう1つの側面においては、DMSOの如き適した溶媒中で の生物学的に活性なリガンドのNMR分光分析により、フェノール性OHのプロ トンの易変性を測定することができる。フェノール性OHのプロトンの約9.2 ppmにおけるNMRシグナル特性値が存在しないことも、レセプター感度低下 プロセスに関与し得るフェルレート種存在の指標である。更には、本明細書に記 載するように、生物学的に活性なリガンドのフェノール性OH基の修飾又は置換 は、アンギオテンシン■及びGnRHに基づくペプチドについて本明細書で例示 するように、特にかかる修飾が低減したレセプター感度低下特性を有するリガン ドをもたらす場合に、レセプター感度低下プロセスにおけるフェノール性OH基 の関与を証明する方法を提供する。
本発明による“アゴニストという用語は、生物学的に活性なリガンドであって、 生物学的に活性なぞの相補的レセプターに結合して該レセプターを活性化し、該 レセプターにおいて生物学的応答を起こさせるか又は該レセプターの先夜する生 物活性を促進するかのいずれかを行うリガンドのことを言う。該アゴニストは天 然に存在する生物学的に活性なリガンドであっても、レセプターを活性化できる 合成分子であってもよい。例えば、アンギオテンシン■がその相補的レセプター 、つまりアンギオテンシン■レセプターのアゴニストとして作用することが当該 技術分野で知られている。アンギオテンシン■レセプターのアゴニストの他の例 には、[S a r +3アンギオテンシン■及びそれに類したものが含まれる 。本発明の全てのリガンドに共通する特徴は、生物学的に活性なレセプターを感 度低下させるのに必要なリガンドにおける電荷移動相互作用が弱められているこ とである。
“アンタゴニスト”という用語は、生物学的に活性なリガンドであって、生物学 的に活性なその相補的レセプターに結合して、後者の活性化を妨害するか又は後 者を不活性化するかして該レセプターの生物活性を妨げるか若しくは減じるリガ ンドのことを言う。例えば、非ペプチドである2−n−ブチル−1−〔4−カル ボキシベンジルコ−4−クロロイミダゾール−5−酢酸及び2−n−ブチル−1 −[4−(2−カルボキシベンズアミド)ベンジルコ−4−クロロイミダゾール −5−酢酸メチル・ナトリウム塩がアンギオテンシン■レセプターのアンタゴニ ストとして作用することが当該技術分野で知られている。他の生物学的に活性な レセプターに対する当該技術分野で認知されているアンタゴニストの他の例には 、β−アドレナリンレセプターについてのプロプラノロール、ヒスタミン−H。
レセプターについてのシメチジン及びそれに類したものが含まれる。
“アンギオテンシン■”という用語は、Asp−Arg−Va 1−Tyr−1 1e−His−Pro−Pheのアミノ酸配列により表されるオクタペプチドで ある生物学的に活性なリガンドのことを言う。同様に、 “アンギオテンシン■ ”という用語は、Arg−Va 1−Tyr−11e−Hi 5−Pro−Ph eのアミノ酸配列により表されるヘプタペプチドである生物学的に活性なリガン トのことを言う。
本発明の明細書は、ペプチドの技術分野で一般に受け入れられておりかつ生化学 命名法に関するIUPAC−IUB委員会、 Biochemistry IC 1726(1972)により推奨されている種々の普通のアミノ酸についての通 常の略号を用いている。
本明細書全体にわたって使用される他の多(の用語は当該技術分野において容易 に理解されると考えられるが、便宜上、これら用語のうちの幾つかの定義を表I に示す。
表1 種々の用語の定義 用語 定義 Aib 2−アミノイソブチリル Alk C+〜C4アルキル又はアルケニル基Bzl ベンジル基 Cha L−シクロへキシルアラニル DCCN、N’−ジシクロへキシルカルボジイミドDMF ジメチルホルムアミ ド Et エチル基 ハライド F、Br、CI、又はI HBT I−ヒドロキシベンゾトリアゾールHPLC高圧液体クロマトグラフィ ー Me メチル基 Mtr 4−メトキシ−2,3,6−ドリメチルベンゼンスルポニルPmc 2 .2.5.7.8−ペンタメチルクロマン−6−スルホニルPr プロピル t−Boct−ブトキシカルボニル TFA トリフルオロ酢酸 先に記したように、リガントとレセプターの間の化学的相互作用は、該リガント と該レセプターのその後の相互作用が該リガンドへのその後の生物学的応答を減 衰させるように該レセプターの感度低下を起こす。レセプターの感度低下の作用 を説明するのに役立つかかる生物学的に活性なリガンドの1つはGnRHである 。
前に挙げたように、GnRHは視床下部から放出されて脳下垂体上のレセプター に結合し、LH(黄体化ホルモン)及びFSH(卵胞刺激ホルモン)の放出を引 き起こす。哺乳動物におけるGnRHを精製し、アミノ酸配列:Pyr−His −Trp−5er−Tyr−Gly−Leu−Arg−Pro−Gly−NH, を有するデカペプチドであることを同定した。以下は、天然に存在する他のGn RH類縁体である。
ニワトリGnRH−I :Pyr−His−Trp−3er−Tyr−Gly− Leu−G±n −Pro−Gly−NH!しかしながら、排卵を誘発するため にGnRHを使用する最初の試みは、拍動的投与の必要性を認識できなかったた めに、成功しなかった。GnRHの治療的可能性を認識するとすぐに生化学者達 はGnRHのアゴニスト及びアンタゴニスト性類縁体の両方を合成し始めた。
この目標への1つのアプローチは、GnRHのアミノ酸残基を他のアミノ酸と置 換することであった。2.3の事例では、主として、in vivo及びin  vitr。
での酵素による分解に対する抵抗力が増加したために(例えば、CD−Ala’ )−GnRH,アリムラら、 Endocrinology、 95.1174  (1971)及びCD−Leu’1−GnRH,ビルへッーマルチネス(1, A、 Vilchez−Martjnez)ら、 BiocheuBiophy s、 Res、 CoffIIIun、 59.1226 (1974)) 、 ががる置換が行われたデカペプチドがGnRHよりも活性であることが見出され たが、大部分については置換を行ったデカペプチドはより低い活性しか有さなが った。
かくして、酵素に対する腸管安定性を生じさせるために、以前に合成されたGn RH類縫体を代謝分解に対する抵抗力に基づいて設計し、(上に挙げた)GnR )IペプチドへのD−アミノ酸の組み込み、又は1又は2以上のペプチド結合の N−メチル化に特に関わってきた(ヨーロッパ特許第0328090号)。本明 細書に記載した類縁体の選択基準は、EP−0,328,090の基準の如き以 前の成果とは明確に相違している。EP−0,328,090の基準では、選択 はレセプター感度低下特性を有するGnRH類縁体に基づいており、式I及びH に対応するようにGnRHペプチドのTyr’又はHis’残基を修飾すること によって主に行われている。
酵素による分解に対する増加した抵抗力を有するアゴニスト及びアンタゴニスト を開発するための基準を用いてより活性なGnRHのアゴニストを合成したとき でさえも、以前の研究者達の当初の意向に反して、多くのものは不都合な長期作 用を有することが見出された。より具体的には、GnRHのこれら類縁体は初め はL H及びFSHの放出を刺激したが、継続的に投与すると、生殖腺刺激ホル モン産生細胞上のGnRHレセプターの感度低下をもたらして、生殖腺刺激ホル モン分泌を減少させた。従って、高濃度のGnRHアゴニストの長期使用は、動 物において可逆的卵巣及び子宮萎縮を起こし、卵子及び妊娠の着床を妨げた。同 様に、以前に合成されたGnRHアゴニストを雄に高濃度で投与すると、精巣で のテストステロンの合成を阻害した。
しかしながら、広範囲な研究により、本発明者らは、少なくとも1つの6員芳香 環又は5員環を含有する生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体を選択 する方法を発見した。該方法は、式Iに対応する6員芳香環を含有する生物学的 に活性なリガンドの類縁体を選択すること又は式Hに対応する5員環を含有する 生物学的に活性なリガンドを選択することを含む。
上の式I及び■において、Xi;!H,R’、−OR’、ハライド、−CN、− CHo、C(ハライド)8、−Al k−OH,−A1に−OR’、−Al k −CO2H1−AIk C0tR’、TAlk−3H,−A1に一8R’、−A lk、−CONH,、−CO,Hl−CO,R’、−COR’、−0CONH1 、−0CHIOH1−OCH!OR’、−0COR’、 Ns、−N!、−NH COR’、−Nov、−NH,。
−NHR’、 NR’t、−8O,Hl−8O,R’、−8COR’、−NCS 、−8CSR’、 5O=NHt、−3o、NHR’、−S Ot N R’  t 、S O4Hl−PO,Hl PO*Hh、−8H1−3R’、−N=N− R’、=O,=NH1=N−R’、=N−OH1=N−OR’、 C0Nfh、 −CONHR’、−CONR’、、−NH3OtR’、−3iR’n、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−〇−フェニル、−0−アルキルフェニルから選ばれる。更に、R1は、l又 は2以上の水素力仏ロゲン化されていてもよいl〜7炭素原子のアルキル、2〜 7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子のシクロアルキ ルから選ばれる。同様に、R2、R3、R4、R3、R6、R7、R8及びR’ l;tX又は−OHがら選ばレル基である。上式において、αはL−又はD−の いずれかの配置にあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如していても1〜2 炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であってもよい。更に 、αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、O又はPであって もよ(、α及び酸素に結合している炭素原子は置換若しくは無置換のN、S、0 、P又はCであってもよい。式Iの芳香環又は式■の環は0〜4のN、S又はO 原子を含有してもよい。同様に、式Iの芳香環又は式Hの環は、0〜4のN、S 又はO原子を含有してもよくまた式Iの芳香環と同じようにして置換されていて もよい6員芳香環と縮合環を形成していてもよい。また、弐■及び■には、D− チロシン及びD−ヒスチジンが含まれる。
生物学的に活性なりガントの類縁体は、式I又はHに対応するように修飾された 環を含有するように選択される結果、生成した生物学的に活性なリガンドは低減 した感度低下特性を有するようになる。即ち、該生物学的に活性なリガンドは、 該リガンドとそのレセプターとのその後の相互作用が実質的にその生物学的応答 を減衰しないようなものになる。低減した感度低下特性を有する式I又はHに対 応する類縁体、特に式I又は■に対応するGnRH類縁体を発見したこと及び使 用することは新規である。
少なくとも1つの6員芳香環を含有する生物学的に活性なリガンドの類縁体は、 例えば、ペプチドであるアンギオテンシン(■又は■)又はGnRHから選択す ることができる。かくして、本発明による1つの方法は、位置5におけるチロシ ン残基が式■に対応するように修飾された生物学的に活性なリガンドGnRHの 非感度低下性類縁体を選択することである。
より具体的には、拳法により選択される幾つかの好ましい類縁体には、弐■によ り表されるGnRH類縁体が含まれる。
XI XI Xs N4 Xs Xs Xt L L XIo mとの弐■にお いて、XlXl0(位置1〜10)は次のものから選ばれる:XlはPyr又は N−アシル−アミノ酸であり;X、は芳香族アミノ酸であり;X。
は芳香族アミノ酸であり、X、はAIa、Thr、Ser、Hse、Ser ( Me)、a−C−メチル−3e r (Me) 、Aibであり;X、はTyr (0−アルキル)、Phe (4’−ハロゲン)、Phe (4”−アルキル) であり、N6はGIY、Aib又は(保護基を保持しているアミノ酸を含む天然 又は合成の)D−アミノ酸、a−C−アルキル−アミノ酸であり:X1はLeu 、I Ie、 Trp、Cha、a−C−メチル−アミノ酸、Valであり;X 、はArg、Gin、Tyr、Leuであり;X、はPro、ピペコリン酸、ニ ペコチン酸、アゼチジン−2−カルボン酸、デヒドロプロリン、チオプロリン、 ヒドロキシプロリンであり;そしてXIOはN (H)R(式中、RはGlyN Ht、アザGlyNH*、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シク ロアルキル又はアリール(アルキル又はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原子 を有する)である)である。
他の特に好ましい態様は、少なくとも1つのアミノ酸のα−炭素原子がアルキル 化されている態様である。その場合、位置5は式I又は■により記載されている 通りであっても、α−C−メチルヒスチジン若しくはα−C−メチルチロシン又 はそれらに類したものであってもよい。GnRHのチロシン残基について示した 該修飾は、他のTyr含有ペプチドにも適用可能である。
同じように、レセプター感度低下におけるTyrの役割は、ニワトリGnRH− ■がその例である一定のペプチドにおいてはヒスチジンによっても果たされ得る 。従って、イミダゾールの水素結合供与能力を除去するイミダゾール基への修飾 、例えばN1又はN、におけるアルキル化は、イミダゾールを含有する一定のリ ガンドの感度低下作用を縮小することが期待できる。
より一般的には、式I及びHにそれぞれ対応する6員芳香環又は5員環を含有す る生物学的に活性なリガンドにおける水酸基の選択的修飾又は置換は、低減した 感度低下作用を有する類縁体を生成することができる。かがる低感度低下性類縁 体は、以下の実施例4及び5においてGnRHについて示すように、高感度低下 性リガントにより引き出される感度低下を減衰するのに用いることもできる。
更に、式Iに対応するフェルレート基又は式■に対応する5員環を有する生物学 的に活性なリガンドの選択は、同じく好都合に、該リガンドの作用期間を変化さ せることができる。かくして、アンタゴニスト性リガンドの場合には、生物学的 応答の期間か増加する。例えば、[Tyr (Me)5]−GnRHは、GnR Hより長い作用期間を有する。類縁体(Tyr (Me)5)−GnRHのこの 作用期間増加及び非感度低下性は、以下の実施例2に示されている。
同じ方法が、リガンドのアンタゴニスト類縁体にも適用可能である。しかしなが ら、アンタゴニストリガンドの場合には作用期間が減少する。アンギオテンシン かその一例である。アンギオテンシンアンタゴニスト(Sar’ X l e” )ANGIIのチロシンOHをメチル化して(Sar’ Tyr (Me)’I  Ie”〕ANGIIにすると、感度低下特性及び作用期間が減少する。作用期 間の減少及び上のアンタゴニスト性類縁体の非感度低下性は以下の実施例1に示 されている。
しかしながら、本発明はGnRH及びアンギオテンシン■又は■の如きペプチド に限定されず、6員芳香環又は5員環を有する生物学的に活性なあらゆる感度低 ド性リガンドに適用できることを理解するのが重要である。従って、本発明によ る選択方法が広範囲に適用可能であることを証明する他の例を次に示す。
本発明に従って選択される生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体の追 加の例にはオピオイドリガンドが含まれる。なお、それらには限定されるもので はない。この場合、フェノール性基又は(エンケファリン、ダイノルフィン及び 1ンドルフインの如きN末端配列Tyr−Gly−Gly−Phe−Met/i 、 e uを有する)オピエートペプチド若しくは非ペプチドリガンドの共役水 酸基の修飾により、感度低下、耐性、依存症及び禁断症状が効果的に低減され得 る。
かくして、モルヒネのフェノール性水酸基のメチル化で、より活性が低い類縁体 であるコディンが生成する。更に、モルヒネの2つの水酸基を無くしてしまうと 、効力の増加とモルヒネ依存を遮断することによる禁断症状の減少を示すアゴニ スト性の疑似メタトンをもたらす。従って、GnRHは1例としてのみ使用され 、G n RHにおける6員芳香環への修飾は、式I又は■に対応するように修 飾され得る6員芳香環又は5員環を有するあらゆる生物学的に活性なリガンドに も同じく適用されることが、本明細書において理解される。
先に挙げたように、同様に、かかる生物学的に活性なリガンドは単にペプチド性 リガンドだけに限定されず、非ペプチド性リガンドも含む。結局のところ、本発 明は、式Iに対応する6員芳香環又は式■に対応する5員環を少な(とも1つ含 有する生物学的に活性なリガンドの、感度低下、耐性、依存症、禁断症状及び耽 溺の相関する特性を低減するアゴニスト性の非ペプチド性類婦体の選択に有用で ある。
本明細書で使用する場合、式■及び■に適用する″非ペプチド性リガンド”とい う用語は、ペプチド主鎖を除いた式I及び■で表される環構造のことをいう。
例えば、本発明に従って選択される生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類 縁体の代表例には、一定のスtロイドホルモン及びカテコールアミンホルモンが 含まれる。なお、それらに限定されるものではない。その場合に適用可能な修飾 は、−〇=(、−(、−OHがその一例である共役水酸基を含有する生物学的に 活性なリガンドにも適用することができる。
本発明の広範囲に及ぶ効果を更に説明するために、本発明の実施により得ること ができる数多くの利点を発揮する代表例としてもう1度GnRHを用いる。
GnRH類縁体は、動物において性的機能、受精能及び卵子生産を増加し、排卵 を誘発するのに有用であるので、魚類、鶏及び哺乳動物の養殖における生産性向 上、並びにヒトにおける受精能向上に有用である。GnRH類縁体は、また、配 偶子生産寿命を長引かせ、そして自然又は人工受精のために、分娩前後の幼若体 、青春期前及び成熟した哺乳動物から、配偶子を収集するのを可能にする。Gn RH類縁体は、前立腺癌、肺癌、子宮内膜症及び線維性収縮症の如ぎ生殖腺刺激 ホルモン関連疾患の治療にも有効である。
しかしながら、先に挙げたように、GnRHのアゴニスト性及び超アゴニスト性 類縁体は、これらペプチドに関連する強い感度低下作用を避けるために、継続的 又は急速な拍動的投与を必要とする。低減したレセプター感度低下特性を有する GnRHアゴニスト類縁体の開発は、かかる類縁体が継続的又は急速な拍動的投 与法の必要性を取り除き、1回の投与で又はかなり低い頻度で投与できるので有 益である。拍動的投与の必要性を取り除く利点は、本発明による生物学的に活性 なリガンドの全ての類縁体に同じ(拡張することができる。
非常に驚いたことには、生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体を選択 する本発明の方法を使用することは、単に非感度低下性類縁体を継続的に使用す ることを必要としないだけではな(、“普通に”感度低下させる類縁体を、生物 学的に活性なレセプターへの予測される感度低下作用なしに使用できるようにす るという追加の利点を有している。例えば、非感度低下性GnRH類縁体は、単 独で投与しても他の普通に感度低下させるGnRHアゴニストと組み合わせて投 与してもよい。というのは、後者の感度低下特性が前者の存在又は前者での前処 理によって抑制されるからである。他の言い方をすれば、本発明による非感度低 下性G n RH類縁体での前処理又はその存在が、普通に感度低下させるGn RH類縫体の感度低下作用を除去又は抑制するので、本発明による非感度低下性 GnRH類縁体で患者を治療することにより、その後に又は同時に、普通に感度 低下させるGnRHの類縁体で患者を治療することが可能である。“普通に”感 度低下させる類縁体とは、本発明で説明したような感度低下特性を低減するやり 方で修飾されていないGnRHの類縁体である。普通に感度低下させるGnRH 類練体又はその合成類縁体と組み合わせて非感度低下GnRH類縁体を使用する ことは、本発明の方法の好ましい態様である。
本発明による“生物学的に活性なレセプター”とは、その相補的リガンドのため の特異的結合部位を有する分子であって、古典的なホルモン性レセプター、結合 及び/又は輸送タンパク質、酵素、抗体及びそれらに類したものが含まれる。
生物学的に活性なレセプターの1つの態様には、一定の細胞性プロセスを制御す る膜結合タンパク質が含まれ、そこでは、それら自身が、天然に存在する生物学 的に活性な相補的リガンドの結合又は結合の欠如によって調節される。かかる生 物学的に活性な膜結合レセプターは膜に結合しているので、かかるレセプターを 活性化するのに必要な生物学的に活性なリガンドのコンフォメーションは脂質誘 導性である。一方、膜に結合していない他の生物学的に活性なレセプターもある 。
そのような場合には、かかるレセプターは生物学的に活性なリガンドの脂質誘導 性コンフすメーションを必要せず、事実、かかるレセプターを活性化するには、 生物学的に活性な相補的リガンドの水誘導性コンフォメーションを必要とし得る 。
生物学的に活性なレセプターの例は、当該技術分野において文献に充分に記載さ れている。具体的な例には、インシュリンレセプター(相補的リガンドはインシ ュリンである)及びアンギオテンシン■レセプター(相補的リガンドはアンギオ テンシン■である)及びそれらに類したものが含まれる。
上記のように、本発明に従って選択される生物学的に活性なリガンドの非感度低 下性類縁体は、ヒト及び動物において多数の用途を有している・なお、本明細書 及び請求の範囲において“患者”という用語が用いられているとき、ヒト及び動 物のいずれもが考慮される。本発明に従って選択される生物学的に活性なリガン ドの非感度低下性GnRH類縁体の望ましい用途の追加の例には、例えば、比較 的短期間内に、所定のグループ内の全ての雌を望ましい遺伝的資質を有する雄と 交尾させることができるように、又は最大数の雌に人工受精を行うことができる ように、家畜、例えば、牛、羊又は豚をより簡単に同時発情させる能力が含まれ る。そのような方法は、かなり高額の料金が優れた雄の奉仕に対して支払われる ことが多い競争馬及び演芸動物の飼育者にとって特に重要であることが理解でき るであろう。
かくして、生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体の多数の潜在的用途 に対応して、本発明は、少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物 学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁体で、非感度低下的様式で患者を治療 する方法にも向けられている。該方法は、まず、式Iに対応する6員芳香環を含 有する生物学的に活性なリガンドの類縁体を選択すること又は式■に対応する5 員環を含有する生物学的に活性なリガンドを選択することを含む。
上の式I及びHにおいて、XはH,R’、−OR’、ハライド、−CN、−CH olC(ハライド)3、−AI k−OH,−Al k−OR’、−A1に−C o、H1−A1に−Co、R’、−Al k−9H1−AIk−3R’、 Al k C0NHt、−CO,Hl−COIR’、−COR’、−0CONH,、− 0CH,0H1−OCR,OR’、−0COR’、 Ns、−歯、−NHCOR ’、 NOx、 NHt、−NHR’、−NR’、、−3O,Hl−8O2R’ 、−8COR′、−NC8、−8C8R’、−8O,NH!、−5O,NHR’ 、−3O,NR’、、−3O,Hl−PO,Hl PO4H!、−8H1−3R ’、−N=N−R’、=O1=NH1=N−R’、=N−OH1=N−OR’、 −CONH,、−CONHR’。
−CONRll、−NH8O,R’、−3iR’s、テトラゾール、イミダゾー ル、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル、−〇−フェニル 、−〇−アルキルフェニル、−0−ベンジルオキシカルボニルから選ばれる。更 に、R1は、l又は2以上の水素がハロゲン化されていてもよい1〜7炭素原子 のアルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原 子のシクロアルキルカラ選バレル。同様に、R1,R1、R4、R8,R@、R 7、Rs及びR1はX又は−0f(から選ばれる基である。上式において、αは L−又はD−のいずれかの配置にあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如し ていても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であっ てもよい。更に、αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0 又はPであってもよく、α及び酸素に結合している炭素原子は置換若しくは無置 換のN、S、0、P又はCであってもよい。式Iの芳香環又は式■の環は0〜4 のNSS又は0原子を含有してもよい。同様に、式Iの芳香環又は式■の環は、 θ〜4のN、S又はO原子を含有してもよくまた式■の芳香環と同じようにして 置換されていてもよい6員芳香環と縮合環を形成していてもよい。また、式I及 び■には、D−チロシン及びD−ヒスチジンが含まれる。
該方法の段階2は、生物学的に活性なリガンドの該選択した類縁体を、(i)薬 学的に有効量の該選択した類縁体と(if)該選択した類縁体のための薬学的に 許容できる製剤上の担体とを含む組成物として、治療を必要とする患者に投与す ることを含む。個々の活性成分を化学物質そのものとして投与することも可能で あるが、その効力からみて、薬学的に許容できる製剤上の担体を含有する医薬製 剤として提供するのが好ましい。
好ましい方法においては、少なくとも1種のGnRHの非感度低下性類縁体を、 少なくとも1種の普通に感度を低下させるGnRH又はその合成類縁体と組み合 わせて投与する。GnRHの非感度低下性類縁体は、普通に感度を低下させるG nRH類縁体の前に投与しても、それと同時に投与しても、又はその両方で投与 してもよい。
上に挙げたそれぞれの効用について、生物学的に活性なリガンドの類縁体の量は 、勿論、個々の活性成分及び投与経路の両方で変動する。しがしながら、一般に 、これら効用のそれぞれについて経鼻及び非経口投与の場合の投与量は、患者の 体重のキログラム当たり約o、 o o s〜200μg、好ましくは約0.0 1−100μg/kgである。経口及び経膣投与の場合は、投与量は一般に約o 、 o o s〜1ooOμg/kg、好ましくは約0.05〜200μg/k gl’ある。全テノ投与量は基準ペプチドに関して計算したものであることが理 解される。上記の組み合わせ投与手順のうちの1種で投与する場合、これら投与 量は、非感度低下性GnRH類縁体及び普通に感度を低下させるGnRH類縁体 の両方に適用する。
“非感度低下的様式”により、この方法は、動物及びヒトの体内におけるホルモ ン性変化をうまく起こすためにこれまで必要とされた拍動的投与の様式で治療す ることを患者が必要としないようなやり方で患者を治療する、ということが理解 される、と認識されるべきである。むしろ、単独又は普通に感度低下させる類縁 体との組み合わせた本発明による類縁体は、継続的又は急速な拍動的投与法の必 要性を取り除くものであり、かくして1回の投与又はがなり低い頻度で投与する ことができる。
本発明の製剤は、1種の活性成分又は上記のように組み合わせた活性成分を、■ 又は2以上の薬学的に許容できる製剤上の担体並びに他の任意の治療用成分と共 に含む。該製剤上の担体は、該製剤の他の成分と適合性がありしがもその受容体 に有害ではないという意味において、薬学的に“許容できる”ものでなくてはな らない。望ましくは、該製剤は、酸化剤、及びペプチド又は非ペプチドと適合性 がないことが知られている他の物質を含むべきではない。
該製剤には、経口、直腸、経鼻、局所、経膣又は非経口(皮下、筋肉内及び静脈 内を含む)投与に適する製剤が含まれる。なお、所定の場合におけるより適した 経路は、選択した活性成分に依存するであろう。
他の好ましい投与経路として、受容体の体内への移植、例えば、皮下、筋肉内、 腹腔内又は膣内への移植に適するようにして、徐放性を有するデポ−製剤として 活性成分を与えてもよい。例えば、乳剤、ゴマ油、10%ポリビニルピロリドン 水溶液、又はポリ乳酸/グリコール酸の如き生分解性微小球のような徐放剤と共 にデボ−剤の形で注射してもよい。また、内部又は外部に配置したミニオスモポ ンプを使用して投与してもよい。魚類の如き動物においては、トムペリトンの如 きドパミンアンタゴニストと共に投与してもよい。
該製剤は単位投与量で提供されるのが便利であり、薬学の技術分野において周知 のあらゆる方法により調製することができる。典型的な方法には、活性成分と1 又は2以上の補助成分を含有してもよい製剤上の担体とを混合する工程が含まれ る。一般に、該製剤は、活性成分と、液体の担体又は微粉砕した固体担体又はそ れら両方とを均一カリ充分に混合し、次いで必要に応じて該混合物を目的の製剤 に成形する。
経口投与に適する本発明の製剤は、それぞれ予定量の活性成分を含有するカプセ ル剤、カシュ剤又は錠剤の如き分離した単位として;散剤又は顆粒剤として;又 は水性液体若しくは非水性液体中の溶液剤若しくは懸濁剤として;又は油中水液 体エマルジョン若しくは水中油液体エマルジョンとして提供してもよい。活性成 分を巨丸剤、砥削又はパスタ剤として提供してもよい。
錠剤は圧縮又は成形によってつくることができ、l又は2以上の補助成分を用い てもよい。圧縮錠剤は、粉末又は顆粒の如き自由に流動できる形態にある活性成 分を適当な機械で圧縮することにより調製することができ、この際、結合剤、滑 沢剤、不活性希釈剤、潤滑剤、表面活性剤又は分散剤と混合してもよい。成形錠 剤は、不活性液体希釈剤で濡らした粉末化合物の混合物を適当な機械で成形する ことによりつくることができる。
直腸投与用の製剤は、ココバターの如き通常の製剤上の担体を用いた車側として 提供され、経鼻投与に適する製剤は、水性又は油性溶液中に活性成分を含ませた 点鼻液である。
経口投与に適する製剤には、通常はショ糖又はアラビアゴム又はトララガカント である風味をつけた基礎成分中に活性成分を含むロゼンジ;及びゼラチン、グリ セリン又はショ糖とアラビアゴムの如き不活性基礎成分中に活性成分を含むサブ ロー錠剤が含まれる。
経膣投!月こ適する製剤は、活性成分に加えて当該技術分野で適当であると認識 されている製剤上の担体を含有するペッサリー、クリーム剤、パスタ剤、又はス プレー剤として提供してもよい。
非経口投与に適する製剤は、活性成分の無菌水溶液を含むのが便利であり、該溶 液は受容体の血液と等強性であるのが好ましい。かかる製剤は、固体の活性成分 を水中に溶解させて水溶液を生成し、そして前記溶液を無菌かつ受容体の血液と 等強性にすることによって簡単に調製することができる。
また、少な(とも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なリガ ンドの新規な非感度低下性類縁体がここに提供される。生物学的に活性なリガン トの該非感度低下性類縁体は、式1に対応する6員芳香環又は式■に対応する5 員環を少なくとも1つ含有する。
上の式I及び■において、XはH,R’、−OH1、ハライド、−CN、−CH o、C(ハライド)1、−Alk−OH1−A1に−OR’、 Alk C0t H1−AIk−CO2R’、−Alk−8H1−AIk−8R’、 AIk C 0NHt、−cotHl−Co、R’、−COR’、−0CONH,、−0CH !OH。
−OCH,OR’、−00OR’、 Ns、−N、、−NHCOR’、 NOt 、−NH,、−NHR’、−NR’、、−SO,Hl−sotR’、−8COR ’、−NC3、−8C8R’、 S Ot N H2、−3o、NHR’、−3 O,NR’、、−8O,H。
−PO,Hl−PO,H,、−8H1−8R’、−N=N−R’、〜0、=NH 1=N−R’、=N−OH1=N−OR’、 C0NHz、−CONHR’、− CONR’、、−NH3O,R’、−8iR’s、テトラゾール、イミダゾール 、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル、−〇−フェニル、 −〇−アルキルフェニル、−〇−ベンジルオキシカルボニルから選ばれる。更に 、R1は、1又は2以上の水素力いロゲン化されていてもよいl〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルから選ばれる。同様に、R1、R′、R4、R1、R′、R1 、R1及びR1はX又は−OHから選ばれる基である。2に式において、αはI 7〜又はD−のいずれかの配置にあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如し ていても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよ(、置換若しくは無置換であっ てもよい。更に、αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC,S、0 又はPであってもよく、α及び酸素に結合している炭素原子は置換若しくは無置 換のN、S、0、P又はCであってもよい。式Iの芳香環又は式Hの環はθ〜4 のN、S又は0原子を含有してもよい。同様に、式Iの芳香環又は式■の環は、 θ〜4のN、S又はO原子を含有してもよくまた式Iの芳香環と同じようにして 置換されていてもよい6員芳香環と縮合環を形成していてもよい。また、式I及 びHには、D−チロシン及びD−ヒスチジンが含まれる。
位置l、2又は3にD−アミノ酸を置換することによって得られる哺乳動物Gn RHのアンタゴニスト類縁体、及び位置2を欠如している類縁体は本発明のこの 側面による化合物から除かれる。また、哺乳動物GnRHに基づく次のアゴニス ト類縁体も除かれる: (A)CD−Phe’)GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、ア セチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、ト リチル、2.4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモ ベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B)(Phe’)Gn RH1CA] a’Phe’〕GnRH及び[P h e (Ns )’)Gn RH; (C)[Des”Phe’−D−AIa’ProNHR’)GnRHであって、 位置2がHi s、Tyr、Trp又はPhe (4’ NHJであり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてR1+<Et、Pr、CH,CH! OH又はCHMeyであるもの。
(D)(Des”X’Pro−B’)GnRHであって、位置3がTrp、Ph e又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe(F B)であり;位置6がD−Ala(Y)C式中、Yはナフチル、アントリル、フ ルオレニル、フエナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上の アルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、ア ダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシクロ ヘキシル、ペテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミン 若しくハシクロアルキルアミン、又i;!NHCH((CH,)、NHC(=N R1)R1)Co (式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR$  C式中、RはH又はアルキルであり、R1はH,アルキル、フルオロアルキル、 シクロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CHz)−( R<)t (式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R8は H又はR1であり;又はC−NRtR+は環状であってもよい)である〕であり ;位置7がLeu、■1e=MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、G in、Tyr又はLeUであり;BかGI YNH!、NHBt (式中、B、 はアルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)及びNHCONHBs  (式中、BsH又はアルキルである)から選ばれるもの: (E)6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置1がPy r、N−アセチル、N−Pyr−イミノ酸又は(Cs−vシクロアルキル)アシ ルであり;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer 、Thr又はAlaであり;位115が芳香族アミノ酸であるHi s、Trp 又はPheであり;位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミ ノ酸又は脂肪族アミノ酸であり;位置1oがGIyNH!、AlaNHt、NH Et、NHPr、NHCH,CH!OHであるもの;及び(F)位置5がPhe 、Tyr (Me) 、N−アルキル−Phe、N−アルキル−TVr (Ph e)又はN−アルキル−Tyr (Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合 の窒素原子がアルキル化されている)である類縁体。
本発明により選択される幾つかの好ましい新規な類縁体には、式■を有するGn RH類縁体が含まれる。
XI XI XI X4 Xs L Xt L Xs−XIa m上の式■にお いて、x、−x、。(位置1−10)は次のものから選ばれる:X盲はPyr又 はN−アシル−アミノ酸であり;Xtは芳香族アミノ酸であり;Xsは芳香族ア ミノ酸であり;X4はAla、Thr、Ser、Hse、Ser (Me)、a −C−メチル−8et(Me)又はAibであり;X、はTyr(0−アルキル ) 、Phe (4’−ハロゲン)又はPhe (4°−アルキル)であり;X @はGly、Ajb又は(保護基を保持しているアミノ酸を含む天然又は合成の )D−アミノ酸又はα−C−アルキル−アミノ酸であり;X、はLeu、11e 。
Trp、Cha、Va l又はa−C−メチル−アミノ酸であり;X、はArg 。
Gin、Tyr又はL e uであり;xIはPro、ピペコリン酸、ニペコチ ン酸、アセチジン−2−カルボン酸、デヒドロプロリン、チオプロリン又はヒド ロキシプロリンであり;そしてXIoはN (H)RC式中、RはG I y  NHt、アザGIVNH!、アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル、シ クロアルキル又はアリール(アルキル又はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原 子を有する)である)である。
他の特に好ましい態様は、少な(とも1つのアミノ酸のα−炭素原子がアルキル 化されている態様である。その場合、位置5は式I又は■により記載されている 通りであっても、α−C−メチルヒスチジン若しくはα−C−メチルチロシンで あってもよい。α−C−アルキル−アミノ酸を含有する生物学的に活性なリガン ドのGnRH!It縁体及び他の類縁体は新規である。特に好ましい態様には、 位[4,5,6及び7の少なくともlがα−C−アルキル−アミノ酸を含有する GnRH類練体が含まれる。かかる修飾は、該ペプチド主鎖のこの領域に起こる 回転を促進しかつ安定化するのに有利であり、それで該ペプチドのタンパク質分 解を制限するのに有利である。
本発明による生物学的に活性な類縁体の多くは、当業者に周知の方法により合成 することができる。例えば、当業者に既知の1又は2以上の戦略による固相法に よって化合物を合成することができる(スチュアート(J、 Stewart) 及びヤング(J、 Young)、 5olid Phase Peptide  5ynthesis、 2nd Ed、 (1984)、 Pie窒モ■@C he 町cal Co、 )。そのような例の1つに、クロロメチル化されたポチスチ レン又はベンズヒドリルアミン樹脂を、N−t−ブチルオキシカルボニルで保護 したアミノ酸並びにHis (Tos)、Set (Bzl)及びArg(To s)の如き側鎖保護と共に用いることができる。無水HFでの処理によりペプチ ド−樹脂量結合を切断して保護基を除去することができ、また、アルキルアミン でペプチド−樹脂量結合を切断してアミノアルキル化し、続けて保護基をHFで 除去することができる。次いで、逆相HPLCにより該ペプチドを精製してもよ い。
ペプチドの精製は、例えば、ビスタ401マイクロプロセッサ−・コントローラ ーを備えたパリアンHPLCシステムを用いて行うことができる。例えば、バイ オラッド ハイポア318逆相分取用カラム(25,OX2.15 cm)を用 いて、25℃で、アセトニトリルの濃度勾配を一次関数的に増加させながら0. 1%CF、CO!Hを用いて、7.5ml/分の流速で分離を行うことができる 。次いで、2.0mlのサンプルループを有する窒素加圧レオダイン注入口がら 、ペプチドを自動反復注入することができる(5%5mg)。次いで、0.1分 の“注入”時間の間だけ流速を4.0ml/分に下げることによって、全サンプ ルの5分の1をそれぞれの流れの間に注入することができる。が(して、■サイ クルは次の様に推移する:0〜!θ分、7.5ml/分、90%HtO/l o %のI%CF s COt H水溶液、10〜II分、4.0ml/分;11〜 11.1分、“注入”;11.1〜13分、7.5m11分、70XHtO/2 0%CHjCN/l 0%の1%CF s COtH;13〜30分、45XH ffO/45%CHsCN/10%(7)1%cFscotH:30〜42分、 90XCH3CN/10%(7)I%CFICO1H; 42〜50分、100 %Ht 00 本発明による新規な固相ペプチド合成法においては合成は室温で行われ、樹脂は 、FMOCで保護された末端アミノ酸を、ジエチルプロピルアミンの存在下(1 ,1当量)、塩化メチレン中1時間で結合させた、新規なりロロ−(オルトクロ ロ)−トリチル−樹脂である。
伝統的には、Boc−アミノ酸及びFMOC−アミノ酸をそれぞれ使用する2種 の固相ペプチド合成戦略が用いられてきた。Boc−戦略においては、ペプチド −樹脂結合は無水HFの如き強酸性条件を使用して切断されるので、保護基は同 時に除去される。FMOC−戦略においては、ペプチド−樹脂結合はTFAの如 き中程度の酸性条件を使用して切断されるので、殆ど又は全ての保護基が同時に 除去される。この新規な(オルトクロロ)トリチル樹脂を使用すると、ペプチド −樹脂結合の切断条件は非常に温和なので、固相ペプチド合成法において普通に 使用される酸感受性保護基の殆どがペプチドに結合したままである。結局のとこ ろ、この酸感受性保護基を保持する能力が、本発明者らがGnRH及びオピエー トペプチドの如き生物学的に活性なリガンドの新規かつ有用な類縁体を合成する のを可能にしているのである。
(オルトクロロ)トリチル樹脂を使用すると、FMOC−アミノ酸(2,5当量 )でのペプチドの段階的合成が、カップリング剤としてのDCC/HBT (2 ,5当量)を使用して、DMFの如き溶媒中1〜2時間で行われ、FMOC基は DMF中20%ピペリジンでの10〜30分の処理により除去される。His( )リチル)、5et(t−ブチル)及びCys (t−ブチル)及びそれに類し たものの如き酸感受性の側鎖保護基は、ペプチド−樹脂結合をそれぞれ7/1/ 2の比率のトリフルオロメタノール/酢酸/塩化メチレンで切断した場合、無傷 のままである。
更に、樹脂から解放されたペプチドをメタノール性HCIで1〜4時間処理して メチルエステルを生成させ、続けてメタノール性アンモニア中で4〜24時間ア ミツリシスに付することによりペプチドアミドを調製することができる。別に、 該得られたペプチドをDCC/HBTの如き適当なカップリング剤の存在下でD MFの如き適当な溶媒中でモノアルキルアミンと1〜4時間処理すると、ペプチ ドN−アルキルアミドが得られる。保護基の除去は、50%TFAでクロロホル ム中30分で行うことができる。D−Hi s (Trt)の如き酸感受性基を 残すときは、該合成を、例えば、Py r−Hi 5−Trp−8e r (M e) −Tyr (Me)−D−Hi s (Trt)−Leu−Arg−Pr o−樹脂の如き“限定した”側鎖保護で行うか、又は別にPyr−His−Tr p−Ser (Me)−Tyr (Me)−D−Hi s (Tr t)−Le uOH((オルトクロロ)トリチル樹脂を用いて調製する)のArg−Pro− 樹脂若しくはArg−Pro−NHEtへの、DCC/HBTの如き適当なカッ プリング剤及びDMFの如き適当な溶媒を使用した断片縮合法により行う。
(Ser (Me)’Tyr (Me)’DHi s (Tr t)’ProN HEt”)−GnRHの合成は、上に概説した手順によりFMOC−アミノ酸及 び(オルトクロロ)トリチル樹脂を用いて行われ、Pyr−Hi 5−Trp− 8er (Me)−Tyr (Me)−D−His (Trt)−Leu−Ar g−Pro−樹脂が得られる。これをFsCOH/CHsCOsH/CHtC1 t (7: 1 : 2)で1時間処理して濾過する。該濾液からエーテルでペ プチドを沈澱させ、濾過し、DMFに溶解してNH!Et及びDCC/HBT  (それぞれ2当量)で2時間処理する。目的の生成物をエーテルで沈澱させ、逆 相HPLCで精製する。
上記の新規な方法により生成した化合物は、GnRHの類縁体及び他のホルモン 性ペプチドであって、この際、(オルトクロロ)トリチル樹脂結合によってもた らされる非常に化学反応を受け易いペプチド−樹脂結合の使用の結果として酸感 受性保護基が合成の終了時に残っている。かかる類縁体には、弐■:X+ Xs  Xs Xi Xs XI XT Xs L Xi。 ■を有する化合物が含ま れる。なお、それらに限定されるものではない。
上の式■において、X、は保護基であるトリチル、トシル、ダンシル、ジニトロ フェニル、ベンジルオキシメチル又は置換されていてもよいベンジルを有するD −His;保護基であるトリチル、t−ブチル、アシル、置換されていてもよい ベンジル又はベンジルオキシカルボニルを有するD−8e r/Th r ;保 護基であるトリチル、t−ブチル、トシル、又は置換されていてもよいベンジル を有するD−Cys;保護基であるトシル、トリチル、アシル、t−ブチル、置 換されていてもよいベンジル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するD−T yr;保護基であるTos−Mtr又はPmcを有するD−Arg;保護基であ るt−Boc、トリチル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを 有するD−Orn/Lys;保護基であるt−ブチル、トリチル又は置換されて いてもよいベンジルを有するD−Asp/G1u;保護基であるトリチル又はキ サンチルを有するD−Asn/G1n ;保護基であるホルミル又はt−Boc を有するD−Trpであり;XiはPyrSN−アシル−アミノ酸、N−アシル −α−C−アルキル−アミノ酸、a−C−アルキル−Pyrであり;Xl、X3 、X4、Xl、X、は独立して天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護基されたアミ ノ酸又はα−C−アルキル−アミノ酸であり、X、はイミノ酸であり;Xl。は −N (H)R(式%式% ル、ヒドロキシアルキル、ハロアルキル、アリール(アルキル又はアリール基は それぞれl〜7の炭素原子を有する)である)であり;そしてX、は上記の式I 又は■に対応する。但し、式I及び■から除かれる同じ化合物は、同じく式■に 対応する化合物から除かれる。
更に、式I及び■に対応するTyr又はHisの修飾と共に上に掲げた酸感受性 基を含有するオピエートペプチドの類縁体が含まれる。
本発明による新規な方法により調製された特に好ましい一群の化合物は、式■に 対応する化合物であって、X6が酸感受性の側鎖保護基を含有するアミノ酸を含 む化合物である。酸感受性の側鎖保護基を含有するアミノ酸は特に好ましい一群 の新規化合物であって、(オルトクロロ)トリチル樹脂結合によってもたらされ る非常に化学反応を受け易いペプチド−樹脂結合の使用の結果として本発明の新 規な合成法により調製することができる。かくして、上記の新規な方法に格別に 有用な特に好ましい酸感受性保護基は、例えば、トリチル、t−Boc、t−ブ チル、Mtr、Pmc又はホルミルである。“酸感受性”及び“側鎖保護基”と いう用語は、本発明の原理に矛盾しまい範囲で、それらの技術分野で認識されて いる定義に従って用いられている。
本発明の新規な方法は、式■を有する生物学的に活性なリガンドの類縁体の調製 についても特に充分に研究されており、この場合、XlはPyr(L及びD)、 N−アシル−アミノ酸、α−C−アルキル−Pyr又はN−アシル−α−C−ア ルキル−アミノ酸であり:X7、X8、X4、X6、X、及びX、は独立して天 然アミノ酸、合成アミノ酸、保護基されたアミノ酸又はα−C−アルキル−アミ ノ酸であり、又はXs Xtがγ−ラクタムを含有してもよく;X、はイミノ酸 又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;XIOは−N (H)R(式中、Rは GlyNHy、アザG I y NHy、アルキル、アルケニル、ハロアルキル 、ヒドロキシアルキル、シクロアルキル又はアリール(アルキル、アルケニル又 はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原子を有する)である)であり;そしてX 、は上記の式I又はHに対応して選択される。但し、式■及び■から除かれる同 じ化合物は、同じく式■に対応する化合物から除かれる。
以下の具体的な実施例により本発明をより詳細に説明する。これら実施例は説明 として示すものであり、以下の請求の範囲の記載を限定することを意味していな い。
実施例1 ラットの分離した子宮におけるアンギオテンシンアンタゴニストの感度低下作用 の分析 類縁体 回復時間 C3ar’ Ile”)ANGII 180分(Sar’Tyr(0−CHs) ’Ile’)ANGn 20分(Sar’ Phe (4°−F)’ I 1  e’) ANGll 20分組織を個々の類縁体(10−11M)で2分間処理 した後洗浄し、ANGIIのED50投与量に対する応答の回復時間を測定した 。
実施例2 in vitroで金魚の脳下垂体中に継続的に超融合したGnRHアゴニスト の感度低下特性 ペプチド 応答(ng LH/m1) 5分 10分 20分 40分 60分GnRH(10−’M) 50 12  15 14 13[Tyr(Me)’)GnRH5050474746(5x  l O−’M) 方法は、ハビビ(Habibi)、 1991 (Biology of Re poduction 44.275−283)に記載されている。
より具体的には、サケ及び哺乳動物の種々のGnRH類縁体に対する金魚脳下垂 体断片の相対応答性を、以前に記載された方法(マツケンジー(Mackenz  ie )ら。
+984.チャン(Chang)ら、 1984; アーチヤント(March an t )ら、 1984)に基づく超融合(superfusion)シス テムを使用して測定した。簡単に説明すると、金魚脳下垂体を切り取り、橋背を 分離し、そして断片を調製して(<0.5anす300μl超融合室内のサイト デソクス(Cytodex)キャリアービーズの2つの100μ1層の間に置い た(室あたり3脳下型体当量)。ハンクス塩基性塩(ビブコ・ラボラトリーズ、 グランドアイランド、 N、Y、) 、25mM 4− (1−ヒドロキシエチ ル)−1−ピペラジンエタンスルホン酸(I−(EPES)及び56U/mlナ イスクチンを含有する培地(メディアム199)で、該断片を一晩(10〜12 時間)超融合した(5ml/h)。この実験の2時間前に、該培地を、25mM HE P E S[il及び0.1%BSA (HBSS)を補充したハンクス 塩基性塩溶液に交換して、流速を15m1/hに増加した。三叉バルブ系を用い て、脳下垂体断片を60分毎に種々の濃度(104,10−6、及び5 X 1 0−’M)の種々のGnRH類練体の2分間パルスに曝した。全ての実験におい て4又は8カラムを同時に流して5分画分を自動分取し、以前に記載された放射 性免疫測定法(ピーク−(Peter)ら、 +984)によるGTHの測定ま でサンプルを凍結した。
実施例3 実施例2に記載した方法に従うin vitroでの超融合金魚脳下垂体におけ る20分毎の2分間パルス後のGnRHアゴニストの感度低下特性ペプチド 応 答(ng LH/ml) パルス #l #2 #4 #7 GnRH(10−’M) 60 14 13 10(Tyr (Me)’] G nRH36323338(5×10−@M) 実施例4 GnRHの不存在下(塗り潰した枠、5分)及び存在下(開放枠;3分)で(T yr (Me)’] GnRHによりin vitroで誘発した金魚脳下垂体 の超融合の間のLHの放出 時間(分) 実施例5 1回当たり15 tt gのGnRHl(Tyr (Me)’)GnRHl又は GnRH+ [Tyr (Me)’)GnRHの皮下注射の、放射性免疫測定法 により測定したLH(ユニット150μl血清) 120分 0.7 0 2.5 150分 0. I O1,9 180分 1.2 0 3.6 30分毎に1.5 u gのGnRHl(Tyr (Me)’)GnRHl又は GnRH+ CTyr (Me)5)GnRHをラットに注射した。該値は、基 礎レベル(冊ユニット150μl)を減じることによって補正したものである。
単独で投与したGnRHの類縁体、つまり[T y r (M e )’]は、 その低い投与量のために効果的ではなかったことが分かる。
1−−N#PCI/C^92100281、1− PCT/CA 921002 81フロントページの続き (51) Int、 C1,’ 識別記号 庁内整理番号C07K 7/14  8318−4H // CO7K 99:00 (72)発明者 ハビビ ハミッド アールカナダ アルバータ ティー3ジー  1エイ4 カルガリー ノースウェスト ランチヴイユー クレッセント 9 57 I (72)発明者 マドソーカス ジョン エムギリシャ ジ−アール−2622 3パトラスサント ディオニシオス 29

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.下記の式Iにより置き換えられた6員環又は下記の式IIにより置き換えら れた5員環を少なくとも1つ含む生物学的に活性なリガンドの類縁体。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニル から選ばれ; R1は、1又は2以上の水素の代りにハロゲン化されていてもよい1〜7炭素原 子のアルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素 原子のシクロアルキルから選ばれ;R2、R3、R4、R5、R6、R7及びR 8はX又は−OHから選ばれ、同一でも異なっていてもよく; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; 該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、O、P又はCであってもよく;式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は 0〜4のN、S又はO原子を含有してもよく; 式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は、0〜4のN、S又はO原子を含有して もよくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環 を形成していてもよく; 式IはD−チロシンであってもよく、また式IIはD−ヒスチジンであってもよ く;そして R9は: (i)X又はOH(XはHではない);又は(ii)Bである。 但し、該類縁体は、哺乳動物GnRHに基づく次の類縁体のうちの1つではない : (A)〔D−Phe6〕GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、ア セチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、ト リチル、2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモ ベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B)〔Phe5〕Gn RH、〔Ala4Phe5〕GnRH及び〔Phe(N3)5〕GnRH; (C)〔Des10Phe5−D−Ala6ProNHR9〕GnRHであって 、位置2がHis、Tyr、Trp又はPhe(4′−NH2)であり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH2CH2OH 又はCHMe2であるもの; (D)〔Des10X5Pro−B9〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( F5)であり;位置6がD−Ala(Y)〔式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH〔(CH2)nNHC(=NR 2)R1〕CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3(式中 、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、シクロ アルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)n(R4) 2(式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2はH又はR 3であり;又はC=NR2R1は環状であってもよい)である〕であり;位置7 がLeu、Ile、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、Gln、T yr又はLeuであり;そして、BがGlyNH2、NHB2(式中、B2はア ルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONHB3(式中 、B3H又はアルキルである)であるもの;(E)6〜7位においてγ−ラクタ ムを含有する類縁体であって、位置1がPyr、N−アセチル、N−Pyr−イ ミノ酸又は(C3−7シクロアルキル)アシルであり;位置2及び3が脂肪族又 は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Thr又はAlaであり;位置5 が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又はPheであり;位置8が塩基性側鎖 を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸又は脂肪族アミノ酸であり;位置1 0がGlyNH2、AlaNH2、NHEt、NHPr、NHCH2CH2OH であるもの;及び(F)位置5がPhe、Tyr(Me)、N−アルキル−Ph e、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN−アルキル−Tyr(Et)(式中 、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子がアルキル化されている)である類縁 体。 2.R9がR1である、請求項1の類縁体。 3.式IがTyr(アルキル)、Phe(アルキル)、又はPhe(ハライド) を含む、請求項2の類縁体。 4.式Iかα−C−アルキル−Tyrを含むか又は式IIがα−C−アルキル− Hisを含む、請求項2の類縁体。 5.前記類縁体が、オピエートペプチドの類縁体又は生殖腺刺激ホルモン放出ホ ルモンの類縁体からなる群から選ばれる、請求項1の類縁体。 6.前記オピエートペプチドの前記類縁体又は前記生殖腺刺激ホルモン放出ホル モンの前記類縁体のチロシン残基が、式Iに対応する類縁体により置換されてい る、請求項5の類縁体。 7.前記類縁体が、生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン若しくはオピエートペプチ ドの普通に感度を低下させる類縁体又はそれらの合成類縁体の少なくとも1つと 更に組み合わされている、請求項1の類縁体。 8.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの普通に感度を低下させる類縁体又はその 合成類縁体の少なくとも1つと組み合わされた請求項6の類縁体を含む組成物。 9.前記類縁体が式IIに対応するように修飾されたヒスチジン残基を含む、請 求項1の類縁体。 10.前記類縁体が非ペプチド性リガンドを含む、請求項1の類縁体。 11.下記の式IIIを有する化合物。 X1−X2−X3−X4−X5−X6−X7−X8−X9−X10 III式中 : X1はPyr、N−アシル−アミノ酸、α−C−アルキル−Pyr又はN−アシ ル−α−C−アルキル−アミノ酸であり;X2、X3、X4、X6、X7及びX 8は、天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ酸又はα−C−アルキル −アミノ酸から独立に選ばれ、X6−X7はγ−ラクタムを含有していてもよく ; X9はイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;X10は−N(H)R (RはGlyNH2、アザGlyNH2、アルキル若しくはアルケニル、シクロ アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル又はアリール(アルキル、アルケ ニル又はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原子を有する)である)であり;そ して X5は下記の式I又はIIから選ばれる。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニル から選ばれ; R1は、1又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9はX又は−OHから選ばれ 、同一でも異なっていてもよく; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCから選ばれ、βは欠如 していても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であ ってもよく; 該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、O、P又はCであってもよく;式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は 0〜4のN、S又はO原子を有してもよく; 式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は、0〜4のN、S又はO原子を含有して もよくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環 を形成していてもよく; 式IはD−チロシンであってもよく、また式IIはD−ヒスチジンであってもよ い。 但し、X1〜X9のいずれもがα−C−アルキル−アミノ酸でもイミノ酸でもな いときは、該化合物は以下の類縁体ではない。 (1)位置1、2又は3にD−アミノ酸を置換することによって得られる生殖腺 刺激ホルモン放出ホルモンのアンタゴニスト類縁体、又は位置2を欠如した類縁 体; (2)哺乳動物GnRHに基づく次のアゴニスト類縁体のうちの1つ:(A)〔 D−Phe6〕GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、アセチル、 トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、トリチル、 2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモベンジル オキシカルボニルにより保護されているもの;(B)〔Phe5〕GnRH、〔 Ala4Phe5〕GnRH及び〔Phe(N3)5〕GnRH; (C)〔Des10Phe5−D−Ala6ProNHR9〕GnRHであって 、位置2がHis、Tyr、Trp又はPhe(4′−NH2)であり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH2CH2OH 又はCHMe2であるもの; (D)〔Des10X5Pro−B9〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( F5)であり;位置6がD−Ala(Y)〔式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH〔(CH2〕nNHC(=NR 2)R1〕CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3(式中 、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、シクロ アルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)n(R4) 2(式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2はH又はR 3であり;又はC=NR2R1は環状であってもよい)である〕であり;位置7 がLeu、Ile、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、Gln、T yr又はLeuであり;そして、BがGlyNH2、NHB2(式中、B2はア ルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONHB3(式中 、B3H又はアルキルである)であるもの;(E)6〜7位においてγ−ラクタ ムを含有する類縁体であって、位置1がPyr、N−アセチル、N−Pyr−イ ミノ酸又は(C3−7シクロアルキル)アシルであり;位置2及び3が脂肪族又 は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Thr又はAlaであり;位置5 が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又はPheであり;位置8が塩基性側鎖 を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸又は脂肪族アミノ酸であり;位置1 0がGlyNH2、AlaNH2、NHEt、NHPr、NHCH2CH2OH であるもの;及び(F)位置5がPhe、Tyr(Me)、N−アルキル−Ph e、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN−アルキル−Tyr(Et)(式中 、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子がアルキル化されている)である類縁 体。 12.式IIIの前記X1〜X9の少なくとも1つがα−C−アルキル−アミノ 又はイミノ酸である、請求項11の化合物。 13.式IIIのX5がTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項12 の化合物。 14.X5がα−C−アルキル−Tyr又はα−C−アルキル−Hisである、 請求項11の化合物。 15.前記化合物が式IIに対応するように修飾されたヒスチジン残基を含む、 請求項11の化合物。 16.前記化合物がアンタゴニストであり、更にテストステロンと組み合わされ ている、請求項11の化合物。 17.下記の式IIIを有する化合物。 X1−X2−X3−X4−X5−X6−X7−X8−X8−X10 III式中 : X1はPyr、N−アシル−アミノ酸、α−C−アルキル−Pyr又はN−アシ ル−α−C−アルキル−アミノ酸であり;X2及びX3は芳香族L−アミノ酸で あり;X4、X7及びX8は天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ酸 又はα−C−アルキル−アミノ酸から独立に選ばれ;X6は天然D−アミノ酸、 合成D−アミノ酸、又は保護されたD−アミノ酸、Gly又はα−C−アルキル −アミノ酸であって、X6−X7はγ−ラクタムを含有していてもよく; X9はイミノ酸又はα−C−アルキル−イミノ酸であり;X10は−N(H)R (RはGlyNH2、アザGlyNH2、アルキル若しくはアルケニル、シクロ アルキル、ハロアルキル、ヒドロキシアルキル又はアリール(アルキル、アルケ ニル又はアリール基はそれぞれ1〜7の炭素原子を有する)である)であり;そ して X5は下記の式I又はIIから選ばれる。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換フェニル、−アルキルフェニル、 −O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニルか ら選ばれ; R1は、1又は2以上の水素の代りにハロゲン化されていてもよい1〜7炭素原 子のアルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素 原子のシクロアルキルであり; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9はX又は−OHから選ばれ 、同一でも異なっていてもよく; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; 該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、O、P又はCであってもよく;式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は 0〜4のN、S又はO原子を有してもよく; 式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は、0〜4のN、S又はO原子を含有して もよくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環 を形成していてもよく; 式IはD−チロシンであってもよく、また式IIはD−ヒスチジンであってもよ い。 但し、X1及びX4〜X9のいずれもがα−C−アルキル−アミノ酸でもイミノ 酸でもないときは、該化合物は以下の類縁体ではない。 (1)哺乳動物GnRHに基づく次のアゴニスト類縁体のうちの1つ:(A)〔 D−Phe6〕GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、アセチル、 トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、トリチル、 2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモベンジル オキシカルボニルにより保護されているもの;(B)〔Phe5〕GnRH、〔 Ala4Phe5〕GnRH及び〔Phe(N3)5〕GnRH; (C)〔Des10Phe5−D−Ala6ProNHR9〕GnRHであって 、位置2がHis、Tyr、Trp又はPhe(4′−NH2)であり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてRかEt、Pr、CH2CH2OH 又はCHMe2であるもの; (D)〔Des10X5Pro−B9〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( F5)であり;位置6がD−Ala(Y)〔式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又はそれ以 上のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル 、アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシ クロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルア ミン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH〔(CH2)nNHC(=N R2)R1〕CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3(式 中、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、シク ロアルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)n(R4 )2(式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2はH又は R3であり;又はC=NR2R1は環状であってもよい)である〕であり;位置 7がLeu、Ile、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、Gln、 Tyr又はLeuであり;そして、BがGlyNH2、NHB2(式中、B2は アルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONHB3(式 中、B3H又はアルキルである)であるもの;(E)6〜7位においてγ−ラク タムを含有する類縁体であって、位置1がPyr、N−アセチル、N−Pyr− イミノ酸又は(C3−7シクロアルキル)アシルであり;位置2及び3が脂肪族 又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer、Thr又はAlaであり;位置 5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又はPheであり;位置8が塩基性側 鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸又は脂肪族アミノ酸であり;位置 10がGlyNH2、AlaNH2、NHEt、NHPr、NHCH2CH2O Hであるもの;及び(F)位置5がPhe、Tyr(Me)、N−アルキル−P he、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN−アルキル−Tyr(Et)(式 中、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子がアルキル化されている)である類 縁体。 18.式IIIの前記X1及びX4〜X9の少なくとも1つがα−C−アルキル −アミノ又はイミノ酸である、請求項17の化合物。 19.式IIIのX5がTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項18 の化合物。 20.式IIIのX5がPhe(ハライド)、Phe(アルキル)、α−C−ア ルキル−Phe又はα−C−アルキル−Tyr(アルキル)である、請求項17 の化合物。 21.式IIIのX4がSer(Me)、Thr(Me)、Aib、α−C−メ チル−Ser(Me)又はα−C−メチル−Thr(Me)である、請求項17 の化合物。 22.X6がα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。 23.X7がα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。 24.X8がα−C−アルキル−アミノ酸である、請求項17の化合物。 25.X6が側鎖保護基を有するD−アミノ酸である、請求項17の化合物。 26.前記アミノ酸が、His、Ser/Thr、Cys、Tyr、Arg、L ys、Orn/Lys、Asp/Glu、Asn/Gln又はTrpである、請 求項25の化合物。 27.X6の前記アミノ酸の前記保護基が、トリチル、トシル、ダンシル、ジニ トロフェニル、ベンジルオキシメチル、t−ブチル、t−Boc、アシル、Mt r、Pmc、キサンチル、ホルミル、又は置換されていてもよいベンジル若しく はベンジルオキシカルボニルである、請求項25の化合物。 28.X6が、保護基であるトリチル、トシル、ダンシル、ジニトロフェニル、 ベンジルオキシメチル又は置換されていてもよいベンジルを有するD−His; 保護基であるトリチル、t−ブチル、アシル、置換されていてもよいベンジル若 しくはベンジルオキシカルボニルを有するD−Ser/Thr;保護基であるト リチル、t−ブチル、トシル、又は置換されていてもよいベンジルを有するD− Cys;保護基であるトシル、トリチル、アシル、t−ブチル、置換されていて もよいベンジル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するD−Tyr;保護基 であるTos、Mtr又はPmcを有するD−Arg;保護基であるt−Boc 、トリチル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを有するD−O rn/Lys;保護基であるt−ブチル、トリチル又は置換されていてもよいベ ンジルを有するD−Asp/Glu;保護基であるトリチル又はキサンチルを有 するD−Asn/Gln;保護基であるホルミル又はt−Bocを有するD−T rpである、請求項25の化合物。 29.前記保護基がトリチル、t−ブチル、t−Boc、Mtr、Pmc又はホ ルミルである、請求項25の化合物。 30.X8がアゼチン−2−カルボキシルである、請求項17の化合物。 31.X9がデヒドロプロリンである、請求項17の化合物。 32.X9がニペコチルである、請求項17の化合物。 33.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの普通に感度を低下させる類縁体又はそ の合成類縁体の少なくとも1つと組み合わされた請求項17の類縁体を含む組成 物。 34.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの普通に感度を低下させる類縁体又はそ の合成類縁体の少なくとも1つと組み合わされた請求項29の類縁体を含む組成 物。 35.下記の式IVのN末端配列を含むオピエートペプチド。 X1−X2−X3−X4−X5− IV式中: X2、X3、X4及びX5は、天然アミノ酸、合成アミノ酸、保護されたアミノ 酸又はα−C−アルキル−アミノ酸から独立に選ばれ、この場合、前記X2〜X 5の少なくとも1つかα−C−アルキル−アミノ酸であり;X1は下記の式I又 はIIに対応するように選ばれるアミノ残基である。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニル から選ばれ; R1は、1又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9はX又は−OHであり、同 一でも異なっていてもよく; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; 該α原子に結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであ ってもよく、該α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換の N、S、O、P又はCであってもよく;式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は 0〜4のN、S又はO原子を含有してもよく; 式Iの前記芳香環又は式IIの前記環は、0〜4のN、S又はO原子を含有して もよくまた式Iの前記芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環 を形成していてもよく;そして 式IはD−チロシンであってもよく、また式IIはD−ヒスチジンであってもよ い。 36.式IVのX1がTyr(Me)又はTyr(Et)である、請求項35の 化合物。 37.式IVのX1がPhe(ハライド)、Phe(アルキル)、α−C−アル キル−Phe又はα−C−アルキル−Tyr(アルキル)である、請求項35の 化合物。 38.X2〜X5の少なくとも1つがα−C−アルキル−アミノ酸である、請求 項35の化合物。 39.X2〜X5の少なくとも1つか側鎖保護基を有するアミノ酸である、請求 項36の化合物。 40.前記アミノ酸が、His、Ser/Thr、Cys、Tyr、Arg、L ys、Orn/Lys、Asp/Glu、Asn/Gln又はTrpである、請 求項39の化合物。 41.X4又はX5の前記アミノ酸の前記保護基が、トリチル、トシル、ダンシ ル、ジニトロフェニル、ベンジルオキシメチル、t−ブチル、t−Boc、アシ ル、Mtr、Pmc、キサンチル、ホルミル、又は置換されていてもよいベンジ ル若しくはベンジルオキシカルボニルである、請求項39の化合物。 42.X4又はX5が、保護基であるトリチル、トシル、ダンシル、ジニトロフ ェニル、ベンジルオキシメチル又は置換されていてもよいベンジルを有するHi s;保護基であるトリチル、t−ブチル、アシル、置換されていてもよいベンジ ル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するSer/Thr;保護基であるト リチル、t−ブチル、トシル、又は置換されていてもよいベンジルを有するCy s;保護基であるトシル、トリチル、アシル、t−ブチル、置換されていてもよ いベンジル若しくはベンジルオキシカルボニルを有するTyr;保護基であるT os、Mtr又はPmcを有するArg;保護基であるt−Boc、トリチル又 は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを有するLys;保護基であ るt−Boc、トリチル又は置換されていてもよいベンジルオキシカルボニルを 有するOrn/Lys;保護基であるt−ブチル、トリチル又は置換されていて もよいベンジルを有するAsp/Glu;保護基であるトリチル又はキサンチル を有するAsn/Gln;保護基であるホルミル又はt−Bocを有するTrp である、請求項39の化合物。 43.前記保護基が、トリチル、t−ブチル、t−Boc、Mtr、Pmc又は ホルミルである、請求項39の化合物。 44.前記化合物が式IIに対応するように修飾されたヒスチジン残基を含む、 請求項35の化合物。 45.オピエートペプチドの普通に感度を低下させる化合物又はその合成類縁体 の少なくとも1つと組み合わされた請求項35の類縁体を含む組成物。 46.オピエートペプチドの普通に感度を低下させる化合物又はその合成類縁体 の少なくとも1つと組み合わされた請求項38の類縁体を含む組成物。 47.末端アミノ酸を結合する手段としてクロロ−(オルトクロロ)トリチル樹 脂を用いて、ペプチドー樹脂結合の切断用に温和な酸性条件を使用できるように することを含む、酸感受性保護基を保持しながらペプチドを合成する方法。 48.前記方法により合成されたペプチドが請求項1の類縁体である、請求項4 7の方法。 49.前記方法により合成されたペプチドが請求項11の化合物である、請求項 47の方法。 50.前記方法により合成されたペプチドが請求項17の化合物である、請求項 47の方法。 51.前記方法により合成されたペプチドが請求項29の化合物である、請求項 47の方法。 52.前記方法により合成されたペプチドが請求項35のペプチドである、請求 項47の方法。 53.前記方法により合成されたペプチドが請求項43の化合物である、請求項 47の方法。 54.下記の式Iにより置き換えられた6員芳香環を含有する生物学的に活性な リガンドの類縁体を選択すること又は下記の式IIにより置き換えられた5員環 を含有する生物学的に活性なリガンドを選択することを含む、少なくとも1つの 6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なリガンドの非感度低下性類縁 体を選択する方法であって、得られる生物学的に活性なリガンドが、前記リガン ドと生物学的に活性なレセプターとのその後の相互作用が実質的に前記レセプタ ーを減衰させないようなものになるように、該類縁体を選択する方法。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニル から選ばれ; R1は、1又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9はX、アルキル又は−OH から独立に選ばれ; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであっても よく; α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換のN、S、O、P 又はCであってもよく; 式Iの芳香環又は式IIの環は0〜4のN、S又はO原子を有してもよく;式I の芳香環又は式IIの環は、0〜4のN、S又はO原子を含有してもよくまた式 Iの芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を形成していても よく; 式Iの環はD−チロシンであってもよく又は式IIの環はD−ヒスチジンであっ てもよい。 55.R9が: (i)X又はOH(XはHではない);又は(ii)Hである、請求項54の方 法。 但し、該類縁体は、哺乳動物GnRHに基づく次の類縁体のうちの1つではない ; (A)〔D−Phe6〕GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、ア セチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、ト リチル、2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモ ベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B)〔Phe5〕Gn RH、〔Ala4Phe5〕GnRH及び〔Phe(N3)5〕GnRH; (C)〔Des10Phe5−D−Ala6ProNHR9〕GnRHであって 、位置2かHis、Tyr、Trp又はPhe(4′−NH2)であり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH2CH2OH 又はCHMe2であるもの; (D)〔Des10X5Pro−B9〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( F5)であり;位置6がD−Ala(Y)〔式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH〔(CH2)nNHC(=NR 2)R1〕CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3(式中 、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、シクロ アルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)n(R4) 2(式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2はH又はR 3であり;又はC=NR2R1は環状であってもよい)である〕であり;位置7 がLeu、Ile、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、Gln、T yr又はLeuであり;そして、BがGlyNH2、NHB2(式中、B2はア ルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONHB3(式中 、B3H又はアルキルである)から選ばれるもの; (E)6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置1がPy r、N−アセチル、N−Pyr−イミノ酸又は(C3−7シクロアルキル)アシ ルであり;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer 、Thr又はAlaであり;位置5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又は Pheであり;位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸 又は脂肪族アミノ酸であり;位置10がGlyNH2、AlaNH2、NHEt 、NHPr、NHCH2CH2OHであるもの;及び(F)位置5がPhe、T yr(Me)、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN −アルキル−Tyr(Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子が アルキル化されている)である類縁体。 56.生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が、オピエートペプチドの類縁体 及び生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの類縁体から選ばれる、請求項54の方法 。 57.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの少なくとも1種の前記類縁体を単独で 又は少なくとも1種の普通に感度を低下させる生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン 若しくはその合成類縁体と組み合わせて使用する、請求項56の方法。 58.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記少なくとも1種の類縁体と組み合 わせてドムペリドンを使用することを更に含む、請求項57の方法。 59.オピエートペプチドの少なくとも1種の前記類縁体を単独で又は少なくと も1種の普通に感度を低下させるオピエートペプチド若しくはその合成類縁体と 組み合わせて使用する、請求項56の方法。 60.前記オピエートペプチドの前記類縁体又は前記生殖腺刺激ホルモン放出ホ ルモンの前記類縁体のチロシン残基を式Iに対応するように選択した、請求項5 6の方法。 61.前記生物学的に活性なリガンドの非感度低下性を確認するのに、適当なレ セプター疑似環境で前記リガンドに蛍光寿命法及び/又はNMR分光分析法を用 いる、請求項54の方法。 62.前記類縁体が少なくとも1つの5員環を含有し、かつ式IIに対応するよ うに修飾された置換又は無置換のヒスチジン残基を含有するように選択される、 請求項54の方法。 63.前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンのチロシンが式IIに対応するよう に修飾されたヒスチジンで置換されており、かつ前記生殖腺刺激ホルモン放出ホ ルモンが哺乳動物、サケ又はニワトリI生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンである 、請求項56の方法。 64.生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が非ペプチド性リガンドを含む、 請求項54の方法。 65.前記非ペプチド性リガンドが、置換又は無置換のステロイド、置換又は無 置換のカテコールアミン及び置換又は無置換の非ペプチドオピエートリガンドか らなる群から選ばれる、請求項64の方法。 66.前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項56の方法。 67.前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項57の方法。 68.少なくとも1つの6員芳香環又は5員環を含有する生物学的に活性なリガ ンドの非感度低下性類縁体で、非感度低下様式で患者を治療する方法であって以 下の段階を含む方法。 (A)下記の式Iにより置き換えられた6員環を含有する生物学的に活性なリガ ンドの非感度低下性類縁体を選択する段階又は下記の式IIにより置き換えられ た5員環を含有する生物学的に活性なリガンドの類縁体を選択する段階:及び (B)段階(A)で選択した生物学的に活性なリガンドの前記類縁体を(i)薬 学的に有効量の、段階(A)で選択した生物学的に活性なリガンドの前記類縁体 ;及び (ii)生物学的に活性なリガンドの前記類縁体のための薬学的に許容できる製 剤上の担体 を含む組成物として患者に投与する段階。 ▲数式、化学式、表等があります▼I、▲数式、化学式、表等があります▼II 式中: Xは存在しないか、H、R1、−OR1、ハライド、−CN、−CHO、C(ハ ライド)3、−Alk−OH、−Alk−OR1、−Alk−CO2H、−Al k−CO2R1、−Alk−SH、−Alk−SR1、−Alk−CONH2、 −CO2H、−CO2R1、−COR1、−OCONH2、−OCH2OH、− OCH2OR1、−OCOR1、−N3、−N2、−NHCOR1、−NO2、 −NH2、−NHR1、−NR12、−SO3H、−SO2R1、−SCOR1 、−NCS、−SCSR1、−SO2NH2、−SO2NHR1、−SO2NR 12、−SO4H、−PO3H、−PO4H2、−SH、−SR1、−N=N− R1、=O、=NH、=N−R1、=N−OH、=N−OR1、−CONH2、 −CONHR1、−CONR12、−NHSO2R1、−SiR13、テトラゾ ール、イミダゾール、又は置換若しくは無置換のフェニル、−アルキルフェニル 、−O−フェニル、−O−アルキルフェニル、−O−ベンジルオキシカルボニル から選ばれ; R1は、1又は2以上の水素がハロゲン置換されていてもよい1〜7炭素原子の アルキル、2〜7炭素原子のアルケニル若しくはアルキニル又は3〜7炭素原子 のシクロアルキルであり; R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8及びR9はX、アルキル又は−OH であり; αはL−又はD−配置のいずれかにあるP、N、S又はCであり、βは欠如して いても1〜2炭素原子だけ延長されていてもよく、置換若しくは無置換であって もよく; αに結合している窒素原子は置換若しくは無置換のC、S、O又はPであっても よく; α及び酸素原子に結合している炭素原子は置換若しくは無置換のN、S、O、P 又はCであってもよく; 式Iの芳香環又は式IIの環は0〜4のN、S又はO原子を有してもよく;式I の芳香環又は式IIの環は、0〜4のN、S又はO原子を含有してもよくまた式 Iの芳香環と同じように置換されていてもよい6員環と縮合環を形成していても よく; 式Iの環はD−チロシンであってもよく又は式IIの環はD−ヒスチジンであっ てもよい。 69.R9が: (i)X又はOH(XはHではない);又は(ii)Hである、請求項68の方 法。 但し、該類縁体は、哺乳動物GnRHに基づく次の類縁体のうちの1つではない : (A)〔D−Phe6〕GnRHであって、チロシンの水酸基が、ベンジル、ア セチル、トシル、ベンゾイル、t−ブチル、テトラヒドロピラン−2−イル、ト リチル、2,4−ジクロロベンジル、ベンジルオキシカルボニル又は2−ブロモ ベンジルオキシカルボニルにより保護されているもの;(B)〔Phe5〕Gn RH、〔Ala4Phe5〕GnRH及び〔Phe(N3)5〕GnRH; (C)〔Des10Phe5−D−Ala6ProNHR9〕GnRHであって 、位置2がHis、Tyr、Trp又はPhe(4′−NH2)であり、位置7 がLeu、Ile又はNleであり、そしてRがEt、Pr、CH2CH2OH 又はCHMe2であるもの; (D)〔Des10X5Pro−B9〕GnRHであって、位置3がTrp、P he又は3(1−ナフチルアラニン)であり;XがHis、Phe又はPhe( F5)であり;位置6がD−Ala(Y)〔式中、Yはナフチル、アントリル、 フルオレニル、フェナントリル、ビフェニリル、ベンズヒドリル、3又は4以上 のアルキル基を有するフェニル若しくはシクロヘキシル、パーヒドロナフチル、 アダマンチル、パーヒドロベンズヒドリル、フェニル、シクロヘキシル、ジシク ロヘキシル、ヘテロ環アリール、N−アルキル化されていてもよいアルキルアミ ン若しくはシクロアルキルアミン、又はNHCH〔(CH2)nNHC(=NR 2)R1〕CO(式中、nは1〜5であり、R1はアルキル又はNRR3(式中 、RはH又はアルキルであり、R3はH、アルキル、フルオロアルキル、シクロ アルキル、フェニル、ベンジル、アルキルモリホリノ又は(CH2)n(R4) 2(式中、nは1〜5であり、R4はアルキルである)であり、R2はH又はR 3であり;又はC=NR2R1は環状であってもよい)である〕であり;位置7 がLeu、Ile、MeLeu又はTrpであり;位置8がArg、Gln、T yr又はLeuであり;そして、BがGlyNH2、NHB2(式中、B2はア ルキル、シクロアルキル又はハロアルキルである)又はNHCONHB3(式中 、B3H又はアルキルである)であるもの; (E)6〜7位においてγ−ラクタムを含有する類縁体であって、位置1がPy r、N−アセチル、N−Pyr−イミノ酸又は(C3−7シクロアルキル)アシ ルであり;位置2及び3が脂肪族又は芳香族のアミノ酸であり;位置4がSer 、Thr又はAlaであり;位置5が芳香族アミノ酸であるHis、Trp又は Pheであり;位置8が塩基性側鎖を有するアミノ酸であり;位置9がイミノ酸 又は脂肪族アミノ酸であり;位置10がGlyNH2、AlaNH2、NHEt 、NHPr、NHCH2CH2OHであるもの;及び(F)位置5がPhe、T yr(Me)、N−アルキル−Phe、N−アルキル−Tyr(Phe)又はN −アルキル−Tyr(Et)(式中、少なくとも1つのアミド結合の窒素原子が アルキル化されている)である類縁体。 70.生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が、オピエートペプチドの類縁体 及び生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの類縁体から選ばれる、請求項68の方法 。 71.前記オピエートペプチド又は前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記 類縁体のチロシンを式Iに対応するように選択的に修飾した、請求項70の方法 。 72.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの少なくとも1種の前記類縁体を単独で 又は少なくとも1種の普通に感度を低下させる生殖腺刺激ホルモン放出ホルモン 若しくはその合成類縁体と組み合わせて使用する、請求項71の方法。 73.生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンの前記少なくとも1種の類縁体と組み合 わせてドムペリドンを使用することを更に含む、請求項72の方法。 74.オピエートペプチドの少なくとも1種の前記類縁体を単独で又は少なくと も1種の普通に感度を低下させるオピエートペプチド若しくはその合成類縁体と 組み合わせて使用する、請求項70の方法。 75.前記生物学的に活性なリガンドの非感度低下性を確認するのに、適当なレ セプター刺激環境で前記リガンドについての蛍光寿命法及び/又はNMR分光分 析法を用いる、請求項68の方法。 76.少なくとも1つの5員環を含有する前記類縁体が、式IIに対応するよう に選択的に修飾された置換又は無置換のヒスチジン残基として選択される、請求 項68の方法。 77.前記生殖腺刺激ホルモン放出ホルモンのチロシンが、式IIに対応するよ うに選択的に修飾されたヒスチジンで置換されており、かつ前記生殖腺刺激ホル モン放出ホルモンが哺乳動物、サケ又はニワトリI生殖腺刺激ホルモン放出ホル モンである、請求項68の方法。 78.生物学的に活性なリガンドの前記類縁体が非ペプチド性リガンドを含む、 請求項68の方法。 79.前記非ペプチド性リガンドが、置換又は無置換のステロイド、置換又は無 置換のカテコールアミン及び置換又は無置換の非ペプチドオピエートリガンドか らなる群から選ばれる、請求項78の方法。 80.前記先物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項70の方法。 67.前記生物学的に活性なリガンドの前記類縁体がアンタゴニストであって、 テストステロンと組み合わせて使用される、請求項71の方法。
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