JPH06508525A - 乳頭腫ウイルス属hpv−42のdna配列及びその診断に対する応用 - Google Patents

乳頭腫ウイルス属hpv−42のdna配列及びその診断に対する応用

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JPH06508525A JP5501369A JP50136993A JPH06508525A JP H06508525 A JPH06508525 A JP H06508525A JP 5501369 A JP5501369 A JP 5501369A JP 50136993 A JP50136993 A JP 50136993A JP H06508525 A JPH06508525 A JP H06508525A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 乳頭腫ウィルス属HPV−42のDNA配列及びその診断に対する応用 本発明は、その完全ゲノムに相応する配列を含めた、乳頭腫ウィルス属HPV4 2のゲノムから誘導された規定のDNA配列ならびに、特にこれらの乳頭腫ウィ ルス属の構造タンパク質又はこれらのタンパク質の一部分についてコードするこ れらのDNA配列のうちのいくつかの全て又は一部分を含むベクターである組換 え型DNAに関する。本発明は同様に、相応するタンパク質の形でHPV42の ゲノムから誘導された相応する配列を発現することを場合によっては可能にする ような条件の下で前記組換え型DNAで形質転換された培養にも関する。最後に 、本発明は、上述の生成物のい(つか又は以下に記述する生成物を利用させる診 断キット及び特に良性の生殖器上皮病巣と乳腺腫つィルス属により誘発されたガ ン腫又は前ガン腫タイプの病巣の間の識別に対するその新たな利用分野に関係す る。
これまでに同定された60種以上の異なるヒト乳頭種つィルス属の大部分は全て 、感染を受けた組織(1,39)の異常な成長を誘発する原因であると推定され た上皮指向性のウィルスである。その組織特異性及びその悪性腫瘍又は良性腫瘍 内でのそれぞれの優越性に応じて、ヒト乳頭種つィルス属(HPV)のタイプは 、さまざまな群、例えば低リスク群(HPV6.11)(2,3)、高リスク群 (HPVI6.18.31.33.39.57)(1,4−8)、生殖器HPV 及びゆうぜい状表皮発育異常症に結びつけられるHPV (HPV5.8.19 .25.47)(1,9−11)などに分類された。これらの相互関係をより良 く理解するため、及び必要とあらばその組織特異性の性質を明らかにするため、 配列比較を行なうことも提案された。しかしながら、今日までのところ、ウィル スのい(つかの特徴とそのそれぞれのゲノムのいくつかの特異的特徴との間の相 関関係を打ち立てる試みは全(実を結んでいない。このような相関関係を樹立す ることのむずかしさは、すでに低ストリンジェント条件でのプローブとしての口 腔HPV32タイプのDNA(12)の利用により外陰部乳頭腫から分離された 乳頭腫ウィルス属HPV42に対して実施された配列研究の結果により特に実証 されている(13)。この後者の出版物によると、HPV42は、大部分がコン ジローム又は扁平乳頭腫の組織学的特徴を呈していた生殖器病巣の35%におい て存在していることが判明した。
本発明は又、HPV42内に存在しそれを独自性とし又HPV42型の乳頭腫ウ ィルス属の特に微細な検出及びその他の乳頭腫ウィルス属からのDNA配列を含 むプローブを用いて行なわれたヱ2(エユ診断の結果の確認(又は否定)を可能 にする特定の配列の発見にも関するものである。これらの配列及びこれらの配列 のフラグメントは、特に感受性の高いハイブリダイゼーションプローブ特にPC Rと呼ばれる方法による分析を可能にするプライマーの構成のためにも利用可能 である。
以下では、英語の表現に由来する一定数の観察事項(observations )が利用される。これらは、これらの略語に慣れた専門家による本文の読解を容 易にする目的で、本文中保存されている。
これらの略語について以下で喚起し、その後には対応する完全な英語表現とカッ コ中にその仏語訳(日本語訳)を付してお(。
−N CR: non coding region(非コーディング領域); −ORF : open reading frame (読取り枠) ;−P  V F : papillomavirus−enhancer assoc iated factor(乳頭腫ウィルス属エンハンサ関連因子の結合部位) ;−G RE : consenses glucocorticoid re sponsive element(グルココルチコイド応答性コンセンサス要 素);−b p : base pair(塩基対);−P CR: poly merase chain reaction(連鎖重合による増幅)−nt: ヌクレオチド。
これらの配列又は配列フラグメントの記述をさらに押し進める前に、当該技術分 野の従来の状況について簡単に立ち戻り、次にHPV42のゲノムの詳細説明を 提供することを提案する。
本論述の以下の部分では、次に説明する添付図面が参照されている。
図1:l (a)、1 (b)、 1 (c)、 1 (d)、 1 (e)、 1 (f)、1 (g) 、1 (h) 、1 (i);mRNAと類似したH PV42のDNAストランドのヌクレオチド配列。円形ゲノム上の位置1は、H PVII及びHPV39の位置1との心合せにより決定された。第1のヌクレオ チド:+1、+1801、+3601及び+7201゜ 図2:HPV42のDNA、mRNAの3つの読取りフラグメント内の開始(s tart)コドン(上の棒線)と停止コドン(下の棒線)の分布、ORFはその 他のHPV型との比較により同定された。番号付けは図1のものと一致している 。
図3−非コーディング領域(NCR)の主要な特性。ヌクレオチド7346から ヌクレオチド113まで(nt7346−113)広がるNCRの次の配列パタ ーンが示されている。以下では、い(つかの要素特に乳頭腫ウィルス属に特異的 な12bpのパリンドローム(nt、7466.7883.44.59);ポリ アデニル化部位:nt7401 ;TATA (ホグネス)ボックスニnt。
6.74 ; CAATボックス、fit15;保存プロモータ要素(AAAG GGAGTA): nt、34 ;核因子1(NFL)に対する結合部位:nt 、7503;7663.7778.7803 ;因子(NFI)に対する関連因 子(N F A)の結合部位:nt。
7552 ;乳頭腫ウィルス属エンハンサ関連因子の結合部位(PVF)(nt 、7760)について特定する。
プラスミドpSP64の中で増殖したHPV42のゲノムは、ファージM13内 での無作為切断によりサブクローニングされ(英語では「ショットガン」)、ジ デオキシ連鎖の終端方法(14)により配列決定された。全ゲノムの93%に相 当する部分は各ストランドから得られ、各ヌクレオチドは5回の配列決定に付さ れた。疑いの残っていた領域は、プライマとして利用された合成オリゴヌクレオ チドの2方向における使用により2方向で新たに配列決定された。7917bp の長い配列(図1)は39.5%のGC含有量を有する。ヌクレオチド+1は、 タイプ11と39のHPVの配列とのこの配列の整列によって規定された。すで に公表されている制限地図(13)は、BglI[部位の両側の位置895及び 943における2つの補足的部位を除いて確認された。
読取り枠(ORF)に相応する配列の分析は、HPVの全てのゲノムの中に再び 認められる構成の保存を明らかにした(図2)(15,39)。全てのORFは 同じDNAストランド上に特定されている、領域E4は完全に領域E2内に含み 込まれており、一方E1ならびに領域L1及びL2は部分的に重なり合う。E4 もE5も、出発コドンATGを有していない(図1−表1)。ゲノム内に6つの ポリアデニル化シグナル(AATAAA)が特定された。そのうちの2つ(nt 、4378.7401)は一連のチミジン及び隣接したプリンから成り、1つの ジヌクレオチドCA(16,17)が、それぞれ早期及び晩期の機能的に相互連 結された遺伝子群(英語ではrクラスター」)の下流に置かれている。
全てはおそらくポリアデニル化のために利用される。約680bpの非コーディ ング領域(NCR)がLlの停止コドンとE6の開始コドンの間に特定されてい る。
全ツノHPV(7)NCR(7)一般的特性は、HPV42 (図3)の中で充 分に保存されている。増幅パターンACCGNNNNCGGTの4つのコピーが E2に依存した状態に置かれたままであり(nt、444.59.7466.7 883)(18,19)、NFL (nt、7503.7663.7778.7 803)の転写因子のための結合部位(21,22)、NFA (nt、755 2)(20)、乳頭腫ウィルス属の増幅タンパク質(NFA ; nt。
7760)(20)、2つのTATAボックス(nt、 6.74)、1つの推 定CAATボックス(nt、15)ならびに保存されたプロモータ要素AAAG GGAGTA (nt、34)(23)がNCRの中に位置づけられている。グ ルココルチコイド(GRE)に対して明確な形で反応するコンセンサス要素はN CR内で全(特定されなかった(18.19.24)、HPV39(7)場合と 同様に、HPV39ではLlのORF (nt、6558)(8)において3つ の誤対合(rmismatchesJ )を含むGREの存在が見られる。
悪性腫瘍に結びつけられたHCVのタンパク質E6及びE7は、細胞の形質転換 において非常に重要な役割を果たすものとして認識されている(25〜28)。
「ジンク・フィンガー」(rzinc−finger J )の形を呈しその役 割がHPV16の場合における形質転換にとって必須と判断されているパターン Cys−X−X−Cys (29,30)は、それぞれE6及びE7において4 回及び2回存在する。スプライシングされたタンパク質E7、E6゜に対しコー ドするmRNAへの転写が可能なE6のORF内のアクセプタ部位(nt、41 2)及び潜在的なスプライシングドナ一部位(nt、237)は、HPV42内 で充分に保存されている(32−34)。これまで、スプライシング部位は、肛 門性器ガンに結びつけられたHPVにおいてしか識別されてぃなかった。その形 質転換能力に結びつけられてきたタンパク質E7の細胞分裂パターン(31,3 5−37)は、HPV42内で完全に保存されている。
配列が既知であるその他のタイプのHPVとの著しい配列相同性は全く明らかに され得なかった。コンピュータを用いた相同性解析において、タイプ6b、11 .16.18.31及び33のHPVと約52〜56%の相同性が得られた。こ れらは、同じ小群のウィルス間で観察できる配列相同性と比較した場合に弱点が 顕著になる値である(4〜11)。その上、良性生殖器病巣と結びつけられるH PV42は、これまで、唯一のガン腫に結びつけられたHPVについてしか知ら れていなかった特性を呈する;タンパク質E7の中に保存された細胞分裂パター ン及び部位E6°の存在に関しても同様のことが言える。その上、これまでに配 列決定された全ての生殖器HPV(7)NCR内に存在するGRE (8)は、 反対にHPV42のNCRの中には欠如している。従ってHPV42は、ヒト乳 頭腫ウィルス属の新しい群の最初の配列決定された代表としてみなすことができ る。
前述のことから、ゲノムの構成が全てのHPVについてと同様にHPV42につ いても保存されるという結果が得られる。良性の生殖器病巣に対するその結びつ きにも関わらず、HPV42は、これまで侵食ガンに結びつけられたHPV又は 非生殖器HPVにおいてのみ見られた特性を呈する。その上さらに、既知のHP VとHPV42の広がった配列の相同性は全く見られない。従って本発明が提供 するヌクレオチド配列は、ヒト乳頭腫ウィルス属の新しい小群の最初のタイプの 配列の同定を立証している。
従って、一般に、本発明は、上述のDNA−HPV又はこのDNA−HPVのフ ラグメントを含む全ての組換え型DNA、特にこれらの組換え型DNAで形成さ れHPV42による感染又はこの乳頭腫ウィルス属の一変異体又はサブタイプの 検出に特に適合させられたハイブリダイゼーションプローブにも関する。これら のプローブは、それ自体標識付けさせることもできるし、或は又特に全く異なる 標識との直接的又は関節的なそのカップリングを目的として成る種のヌクレオチ ドレベルで修飾させることもできる。当然のことながら、これらのプローブの中 で、乳頭種つィルス属のDNAに相応するヌクレオチド配列にとって外来性で通 常はクローニングベクターから来る部分は、厳しいつまりストリンジェント条件 の下で、相応する乳頭腫ウィルス属又はその変異体の1つの場合によって存在す るDNA含有量について試験された試料の中に場合によって含まれているその他 の核酸とハイブリッドを形成する危険性の無いようなものである。
従って、通常人間の患者に由来する試験すべき生物学試料について、生殖器新形 成特に子宮頚ガン、外陰部ガン又は陰茎ガンをひき起こしつるか又はひき起こし た乳頭種つィルス属による感染を工z亘上二で診断するための本発明に基づ(方 法は、上述のようなプローブを、場合によってこのプローブにアクセス可能な状 態に予めされたこの試料の核酸と、好ましくはストリンジェントハイブリダイゼ ーション条件下で接触させること、及び場合によって試料内に存在する研究対象 のウィルスDNAと前記プローブの間で形成されたハイブリッドを検出すること を特徴とする。
本発明に従った各々のプローブ又はこのプローブを含む混合物は特に以下のよう に利用されるが、ここで当然のことながら、記述されている診断用試験を、これ らのプローブ又はプローブ混合物が実際に使用されつる使用条件を制限するもの としてみなすことはできない。
考慮の対象となっている例において、問題となっているのは、生検において、病 巣の掻爬によって得られた細胞内で又はCarnoyの混合物(エタノール、ク ロロホルム、酢酸を6:3:1)で固定されパラフィン内に内含された生検切片 内でHPV42と同じタイプのHPVを同定することである。検査には、本発明 に基づ<HPV又はそれを含むHPVとDNAの混合物から調製された放射性プ ローブ(32P又はss3で標識付けされたもの)を用いて厳しい又はさほど厳 しくない条件下で行なわれる、分子ハイブリダイゼーション実験によるこのDN Aの分析を利用する既知の原理の方法に従って採取標本からDNAを予め抽出す ることが必要である。
複数のハイブリダイゼーション方法を利用することが可能である。例えば、スポ ットハイブリダイゼーションを利用することが可能である。この方法は%DNA の変性の後、膜にトロセルロース又はrGenescreenplusJ )上 でアリコート量のDNAを沈着させる段階、通常の条件下でプローブ混合物を各 膜をハイブリッド形成させる段階、及びX線フィルムと接触させた膜の露光によ り放射性ハイブリッドを検出する段階を含んでいる。同様にレプリカハイブリダ イゼーション法を使用することもできる。この方法には、制限酵素によるDNA の処理後に生成されたDNAフラグメントをアガロースゲルで電気泳動分離する 段階、アルカリ性変性の後膜にトロセルロース、rGenescreenplu sJ )上にフラグメントをトランスファする段階及び、通常の条件下で適切な プローブ混合物とこれをハイブリッド形成させる段階、が含まれる。放射性ハイ ブリッドの形成は、X線フィルムと接触させた膜の露光の後に検出される。
放射性プローブは、ニックトランスレーション(rnick−translat ion J )法により標識付けされたHPVのDNA、又は例えばSPS型の ベクター内に挿入されたウィルス性DNAの転写によって調製されたRNA1′ 構成されている。放射性プローブの利用は、高い感受性という利点を呈するが、 これによって、例えば、それ自体標識づけされているか又はそれ自体酵素標識、 螢光標識などをもつ抗体により認識される抗体によって認識され得るビオチニル 化されたプローブといった非放射性プローブの利用が排除されるわけではない。
本発明は同様に、上述のタイプの組換え型DNAで形質転換されたコンピテント 細胞培養、特にDNAに相応するヌクレオチド配列又はHPV39のDNAの配 列がこの細胞培養内のこのヌクレオチド配列の転写及び/又は調節要素の制御下 に置がれている細胞培養にも関する。
さらに、HPV42の新たに発見された特徴を考慮に入れると、特にE6、E6 ”及び/又はE7の0RF(7)レベルでHPV420’)特徴と似た特徴を呈 するHPVを活用するプローブの利用(特に上記条件における)から導き出され る潜在的な又はすでに存在するガン腫のインビトロ診断を確認(又は否定)する ためのその利用。
つまりここで特に問題にされるのは以下のような単数又は複数のHPVである: すなわちHPV6、HPVII、HPV16、HPV18、HPV31、HPV 33、HPV39及びHPV57゜ 従って本発明は、より特定的には、 −一方では、HPV42のDNA又は厳しい条件下で先行のものとハイブリッド 形成するDNAの全部又は一部分に相応するDNAを含むプローブ、 −他方では、乳頭腫ウィルス属HPV6、HPVII、HPV16、HPV18 、HPV31、HPV33、HPV39及びHPV57のうち少な(とも1つの ウィルスのDNAの全部又は一部に相応するDNAを含む少なくとも1つのプロ ーブを含むインビトロ診断キットに関する。
専門家であれば明らかに分かるように、これらのプローブ全体を用いて、以下で さらに示される条件下(特に厳しいハイブリダイゼーション条件下)で行なわれ るハイブリダイゼーション試験の実施により、専門家は、潜在的ガン腫の診断を 確認するか、又は少な(ともそれを暗示するか或は又さらにこのような診断を否 定することが可能となる。特に、潜在的な又は既知のガン腫の診断は、乳頭腫ウ ィルス属のDNAを含む採取標本内に含まれたこのDNAとHPV42のDNA とのハイブリダイゼーションは無いもののキットのDNAの1つ又はその他のD NAとのハイブリダイゼーション試験においては陽性応答が見られることを認知 するという仮定の下で、確認することができるだろう。これに対して、HPV4 2のDNAと同様に陽性のハイブリダイゼーションは、場合に応じてこのタイプ の悲観的診断を暗示するか又は否定することを可能にする。より明白な診断を得 るためには、HPV42のDNAからのより特異的なフラグメント、より特定的 には例えばnt7342〜nt870というそれぞれ指示された末端ヌクレオチ ドの間に広がるフラグメントの全部又は一部分を含むフラグメントを内含するプ ローブによりハイブリダイゼーション試験を補完することが必要でありうる。
これらのフラグメントの中で、往々にして好まれるのは、0RFE6°又はE7 の全て又は一部、或は又GRE部位が備わっておらずnt7342〜nt 10 8特にnt7556〜nt7576の間に広がるNCRの全て又は一部をより特 定的に含むフラグメントである。
本発明はさらに、乳頭腫ウィルス属の特徴であるヌクレオチド配列との比較によ る乳頭腫ウィルス属のDN’Aの同定用微分析を可能にしPCRプライマとして 利用できるHPV42の全配列からの又はこれから誘導された少なくとも15の ヌクレオチドひいては20〜40のヌクレオチドの配列にも関する。好ましいプ ライマは、前に識別されたヌクレオチド配列からのものである。これらのプライ マは、2本鎖又は−氷核の形を呈する。
従って、上述のことと関連して、本発明は、HPV42に対しコードする核酸又 はm RN Aの存在をインビトロ検出するための方法において、特に、 a)研究対象のDNAとプライマの間のハイブリダイゼーションを可能にする条 件下で第1のプライマに対しアクセス可能な状態に予めされたHPV42に類似 のDNAを含んでいる疑いのある生物学試料を三リン酸ヌクレオシド及び重合誘 発剤(場合に応じてポリメラーゼ又は逆転写酵素)の存在下で接触させ、mRN A又はcDNAに対しハイブリッド形成されたこれらのプライマから重合を行な い、研究対象の核酸ストランド又は生物学試料内にそれらが存在する場合には相 応するmRNAとハイブリッド形成されたプライマの伸長生成物との間に形成さ れた2本鎖を生成する段階、b)検出すべきmRNA又はDNAのプライマから 伸長生成物を「分離する」ような形で、段階a)で得た2本鎖を変性させる段階 、 C)(1)第1のプライマのヌクレオチド配列と相補的でない及び(2)前に形 成された伸長生成物の配列と相補的な、ヌクレオチド配列をもつ第2のプライマ (この表現について以前に示した意味合いで)と、得られた伸長生成物を接触さ せる段階:d)場合によっては、検出されるに充分な量の利用されたプライマの 伸長生成物が得られるまで、それ自体補足的合成のための鋳型として利用される 新しい伸長生成物の産主に必要な試薬及び余分に使用された第1及び第2のプラ イマの存在下で、段階(a)、(b)及び(c)を繰返す段階、 (e)相応するRNA又はHPV42のDNAの存在の特徴である伸長生成物の 存在を検出する段階、 を含む方法に関する。
上述の検出方法の利用は、患者から採取され、生検、手術片、生物学的流体で構 成された生物学試料を用いて実施される。
上述の検出方法に関係する技術に関するさらなる詳細について、又この方法の変 形態様の練成について、当業者は、特許US。
4.683,202及びUS、4,683,195に記述された原理を参照する と有用である。
PCR又はより一般的にHPV42からの遺伝子配列の増幅に基づ(分析方法の 利用プロトコルの如何に関わらず、重合鎖は、少なくとも関連する領域レベルで の検出された乳頭腫ウィルス属のDNAの同一性がプローブを生み出したHPV 42の領域に近ければ近いほど長くなる、ということがわかるだろう。
以下の表は、さらに、 −HPV42のゲノムの主要な特徴、 −比較分析結果(HPV42とその他の乳頭腫ウィルス属のゲノムの間の配列相 同性百分率) に関する分析要素を提供している。
最後に本書で参照指示されている出版物の目録はこの記述の最後に提供されてい る。
表1 HPV42のゲノムの主要な特徴 E6 108 114 563 450 17.5E7 476 542 82 0 279 10.7El 724 829 2757 1929 72E2  2672 2702 3895 1194 45.2E4 3282 −−一− 364136013,4E5 3919 −−−− 4203 285 10. 6L2 4348 4423 5g53 1431 51.2Ll 5756  5837 7342 1506 56.1表2 HPVゲノムの比較分析 HPVI HPV6 HPV8 HPVII HPVI6 HPVI8 HPV 31 HPV33DNA’ n、t 56 n、t 54 55 52 52  53E6″30.7 48.4 27.1 49.0 41.3 39.4 4 0.6 41.3E7b44.1 Bo、3 35.5 59.6 55.9  49.5 61.3 60.2El” 43.1 63.8 42.8 60. 7 44.3 57.7 53.7 55.2E2” 32.5 46.3 3 B、0 50.0 35.5 42.0 30.3 43.8E4” 31.8  32.6 17.0 32.0 36.2 33.3 31.7 37.9E 5!1n、t、20.7 n、t、24.8 34.3 30.7 35.1  28.3L21142.1 56.4 46.3 56.8 59.7 47. 2 4B、0 58.3Llb53.2 69.5 49.6 68.9 73 .3 63.7 74.3 71.3値は、Needleman及びWunsc h (38)のプログラムとの整列の後の相同性百分率を表わす。
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FIGURE 1(hl FIGLIRε 1(1) フロントページの続き (51)Int、C1,5識別記号 庁内整理番号C12R1:92) (C12N 15/11 C12R1:92) (72)発明者 コール、スチュワードフランス国、92140 クラマール、 リュ・デュ・シュド、6エー I (72)発明者 オノール、ナダン フランス国、92700 コロンブ、リュ・デ・グリシン 11

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.− 乳頭腫ウイルス属HPV42からの又はそれから誘導されたDNAにお いて、基本的に図1の全体的又は部分的ヌクレオチド配列により特徴づけされる DNA又はそのフラグメントから成るか、或は又、厳しい条件下で先行するもの とハイブリダイゼーションする対応するDNA又はそのフラグメントから成るこ とを特徴とするDNA。
  2. 2.その配列が、それぞれの末端ヌクレオチドのnt7342〜nt870とい った位置によって規定される配列のうちの1つ、或は又この配列内に含まれるか 又はそれから誘導されることになるあらゆるフラグメントに一致し、このフラグ メントには少なくとも15個のヌクレオチドが含まれていることを特徴とする、 請求の範囲第1項に記載のDNA。
  3. 3.配列には、nt7342及びnt108、特にnt7556〜7576の配 列のうちの1つが含まれていることを特徴とする、請求の範囲第1項に記載のD NA。
  4. 4.− 前記フラグメントがHPV42のE1、E2、E4、L1、L2という 遺伝子の1つ又は遺伝子間領域NCの全て又は一部分に一致することを特徴とす る、請求の範囲第1項又は第2項に記載のDNA。
  5. 5.− 前記フラグメントがHPV42のE6又はE7という遺伝子の1つに一 致することを特徴とする、請求の範囲第1項又は第2項に記数のDNA。
  6. 6.− 配列が、ヌクレオチド7342と108の間に広がる非コーティング領 域(NCR)の配列、又はこの配列内に含まれている全てのフラグメントに一致 すること、及びこのNCR又はフラグメントにはグルココルチコイド(GRE) に対し反応するコンセンサス要素が備わっていないことを特徴とする、請求の範 囲第1項又は第2項に記載のDNA。
  7. 7.− 請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載のDNAから誘導さ れたDNAで構成されるハイブリダイゼーションプローブ。
  8. 8.− 請求の範囲第1項乃至第6項のいずれか1項に記載のDNAの1つ又は DNAフラグメントからの、少なくとも15、好ましくは20〜40個のヌクレ オチドを含むPCRのプライマー。
  9. 9.− HPV42型の乳頭腫ウイルス属による感染を、試験すべき生物学的試 料上でインビトロ検出する方法において、請求の範囲第6項に記載のもののよう な対応するプローブを、場合によってプローブに対しアクセスできる状態に予め されているこの試料の核酸と、好ましくはストリンジェントハイブリダイゼーシ ョン条件下で接触させること及び場合によって試料の中に存在する研究対象のウ イルス性DNAと前記プローブの間に形成されたハイブリッドを検出することを 特徴とする方法。
  10. 10.− インビトロ診断が、ガン腫に転換する可能性の無い扁平乳頭腫又はコ ンジロームの検出を指向していることを特徴とする、請求の範囲第9項に記載の 方法。
  11. 11.乳頭腫ウイルス属感染の潜在的又は有効なガン腫特性のインビトロ診断の 確認又は否定を可能にする診断キットにおいて、− 一方では、DNA又は先行 するものと厳しい条件下でハイブリッド形成するDNA又はフラグメント。 − 他方では、HPV6、HPV11、HPV16、HPV18、HPV31、 HPV33、HPV39及びHPV57のゲノミックDNAの中から選択された 少なくとも1つのDNA、を含む診断キット。
  12. 12.少なくともそれぞれのゲノミックDNAの相応する領域レベルでのHPV 42のものに対するその同一性又はそれぞれの類似度に関する生物学的試料内に 含まれた乳頭腫ウイルス属のDNAの検出及び微分析に対する、請求の範囲第8 項に記載の2つの全く異なるプライマの応用。
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