JPH06508482A - 適応型音響エコーキャンセラー - Google Patents

適応型音響エコーキャンセラー

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JPH06508482A
JPH06508482A JP3516710A JP51671091A JPH06508482A JP H06508482 A JPH06508482 A JP H06508482A JP 3516710 A JP3516710 A JP 3516710A JP 51671091 A JP51671091 A JP 51671091A JP H06508482 A JPH06508482 A JP H06508482A
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チュー、ピーター エル
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ピクチュアテル コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 11豆11 本発明は、一般に、通信システムにおいての不所望のオーディオ又は音響フィー ドバックを減少させることに関し、より詳しくは、テレコンフェランス(電話会 議)システムにおいて電話機ユニットのマイクロホンとスピーカーとの間の音響 フィードバックを抑制するための適応型音響エコー消去装置に関する。典型的な オーディオ会議システムの電話機ユニットは、到来する電話信号を室全体に放送 するためのスピーカーを備えている。
慣用の手持ちの電話セットとは異なって、会議用の電話ユニットは、スピーカー ユニットとマイクロホンとの間の音響フィードバックを起こすことが多い。例え ば、スピーカーユニットによって室中に放送された音響信号は、マイクロホンに よって検出され、電話線に沿って逆転送される。そのため、通信システムの遠端 にいる人々は、彼らの音声のエコーを聞くことになる。エコーは、音声の往復に よる遅延分だけ人の音声から遅れている。エコーは1通常は、人の音声とエコー との間の遅れが増大するにつれて、より多く感知されるようになる、そのため、 同一の電話線によってビデオ情報とオーディオ情報との両方を転送するビデオ金 層システムの場合、非常に困った事態になる。ビデオデータを転送するために必 要な余分の時間は、オーディオ信号の往復遅延を増大させることによって、人の a声とエコーとの間の遅延を増大させる。
多くの会II(コンフェランス)電話は、単に半二重通信を許容(即ち、電話線 を介した通信を一時に一方向のみにおいて許容)することによってフィードバッ クをさけ、エコーをさけるようにしている。−例として、スピーカーユニットが 音声を放送している場合。
電話機がマイクロホンを不能化し、スピーカー信号がマイクロホンによってフィ ードバックされることを防止する。
半二重システムは、エコーをさけることができても、人のa声を文の半ばでカッ トオフすることがある。例えば、両方の通話者が同時に話す場合、電話ユニット は、一方向のみにおいて通信を許容するため、一方の通話者の音声をクリップす る。
あるスピーカー電話は、エコーのない全二重通信を許容する試みにおいて、エコ ー消去を使用する。従来のエコー消去装置は、音響フィードバックを表わすと考 えられる成分をマイクロホン信号から除去することを試みる。より詳しくは、従 来のエコー消去装置は、スピーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバック を複製する電気信号を作成する。この電気信号は、エコーを除去するために、マ イクロホン信号から差し引かれる。
マイクロホン及びスピーカーを収容した室の音響応答は、基本的に、電気的にシ ミュレートされねばならないため、音響フィードバックの電気的複製には困難が ある。異なった室の音響特性の変化と、マイクロホンもしくはスピーカー又は他 の物体を室内において移動させた場合の家持性の大きな変化とによって、一層事 情が複雑になる。
室の特性の変化を補償するために、多くのエコー消去装置は、室内の変化に対し て調製される適応型フィルタによって、室の特性をモデリングする。より詳しく は、電U機のスピーカーを駆動するために用いられる電気信号は、室の音響応答 を推定するようにタップの重みを設定した確率勾配最小二乗平均(stocha stlcgradienL least−means−squares)適合型 フィルタに供給される。音響エコーを推定すると想定されるフィルタの出力は、 次に、音響フィードバックに由来するマイクロホン信号の成分を除去するために 、マイクロホン信号から差し引かれる。その結果得られる「エコー修正された」 信号が、通信システムの遠端の聴取者に送(lされる。
適応型フィルタが室の応答を正確に推定することを確実とするように、エコー消 去装置は、エコー修正された信号をモニタする。マイクロボンに向って誰も話し かけていない間に、適応型フィルタは、エコー修正された信号のエネルギーが過 小となるように、そのタップ重みを調整する。理論的には、適応型フィルタがけ 響フィードバックの正確な複製をマイクロホン信号から除去した時に、エコー修 正された信号のエネルギーが最小となる。しかし適応プロセスは、人がマイクロ ホンに向って話しがける都度、ディスエーブル(不許可)とされなければならな い、さもないと、ユニットは、a声を除去しようとしてタップ重みを調整しよう とすることになる。
音声信号は相関が高いので、適応型フィルタは非常に収束が遅くなる。そのため 、ある市販のエコー消去vt買は、白色ノイズトレーニングシーケンスを用いて 室のけ響応答を測定しようと試みる。トレーニングシーケンス期間中、不快な白 色ノイズがスピーカーから放出され、マイクロホンに音響フィードバックされる 。
マイクロホンによって受信された白色ノイズは、極めて相関の無い信号であり、 適応型フィルタを速やかにに収束させる。フィルタが会話中に収束しない場合、 不快な白色ノイズ信号によって会話を短時間中断させて、トレーニングシーケン スを繰返すことが必要となる。
従って、本発明の一目的は、エコーを減少もしくは除去しながら全二重通信を許 容する音響エコー消去装置を提供することにある。本発明の別の目的は、速やか に収束する比教的簡単なフィルタ設計によって、トレーニングシーケンスの必要 を除くことにある。
」l立11 本発明は、全二重通信システムにおいて音響フィードバックを減少させる方法に 関する。この方法は、近端のマイクロホン信号を複数の帯域制限されたマイクロ ホン信号に分離すると共に、近端のスピーカー信号を複数の帯域制限されたスピ ーカー信号に分離することを含む。各々の帯域制限されたスピーカー信号は濾波 され、近端マイクロホン信号への帯域制限されたスピーカー信号の音響フィード バックの近似を表わすエコー推定信号を発生させる。各々のエコー消去信号は、 エコー消去信号の周波数を元の周波数帯域に含む帯域制限されたマイクロホン信 号から差し引かれることによってその周波数帯のエコーの推定f^を除去する。
本発明の−の実施態様によれば、スピーカーとマイクロホンとの間のチャンネル の音響特性の変化に適合するタップ重みを備えた複数の適応型フィルタが、エコ ー推定信号を発生させるために用いられる。各々の帯域についての適応型フィル タの性能は、フィルタのタップ重みが発散する時を定めるようにモニタされる。
あるフィルタが発散し始めた場合、そのタップ重みはリセットされろ。適応型フ ィルタを使用する実施例の場合、全帯域マイクロホン信号及び全帯域スピーカー 信号は、帯域制限信号に分離される前に、白色化フィルタによって各々浦波され ることによって、適応型フィルタの収束を早め、その発散を防止する。
本発明の他の実施態様によれば、各々のエコー修正され帯域制限されたマイクロ ホン信号は、残留エコーを除去するように、更に処理される。より詳しくは、あ る帯域のエコー修正されたマイクロホン信号は、その帯域において近端音声が近 似的になくなる時を定めるためにモニタされる。その期間中に、その帯域のエラ ー修正されたマイクロホン信号は、徐々に零までクリップされることによって、 その帯域の残留エコーが除去される。ある帯域のマイクロホン信号がクリップさ れる間に、近端からの1v景行をシミュレートするシミュレート1マ景イS号が 供給される。
本発明のその他の目的、特徴及び利点は、図面を参照とした本発明の好ましい実 施例の以下の説明によって明らかとされるであろう。
AJfLIDJM−単1]L朋 図1は、クレームに係る発明によるエコー消去装置のブロック線図である。
図2は、エコー消去装置のブロック線図であり、信号分離器を詳細に示す。
図3は、帯域制限信号の集合に対してエコー消去を行うための適応型フィルタの バンクを示すブロック線図である。
図4a、4bは、適応型フィルタのタップ重みを更新するために用いられる手順 を示すフローチャートである。
図5は、ローカル音声検出の閾偵を計算する手順を示すフローチャートである。
図6は、可変利得信号クリッパを具体化する手順を示すフローチャートである。
図7 a * 7 b + 7 cは、スピーカーとマイクロホンとの間のチャ ンネルの利得を推定する手順を示すフローチャートである。
図1を参照して、マイクロホン■は、室内の音声及び他のa響信号をアナログ電 子マイクロホン信号に変換する。この電子信号は、71tJIZローパスフイル タによって信号を濾波し16Kllxのサンプリングレートで濾波信号を離散化 (デジタイズ)する入力信号調整装置12に供給される。生成した離散化マイク ロホン信号m(1)は、エコー消去装置I!+5に供給される。エコー消去装f l15は、マイクロホン信号を処理して、エコー成分を除去し、エコー補正され た信号を通信システムの遠端に伝送する。エコー消去装置15は、好ましくは、 60MHzのD S P !6Aプロセッサとして構成される。
通信システムの遠端の人の音声を表わす離散化(ディジタイズ)された電子スピ ーカー信号s (i)は、通信システムの近端において受信される。このスピー カー信号s (i)は、スピーカー信号を処理してそれをアナログ電子信号に変 換する出力信号調整装N33に供給される。このアナログ48号は、スピーカー 32に供給され、スピーカー32は、音声信号を再生して再生音声を室内に放送 する。デジタル化されたスピーカー信号5(i)は、エコー消去装W115にも 、マイクロホン信号中に含まれるエコーの評価に使用されるように供給される。
エコー消去vi115において、m(+)は、ひと先ず白色化フィルタ141: 通され、白色化フィルタ14は、m(+)に含まれる音声情報を保存しながら、 m (i)の帯域幅に亘ってm(i)のスペクトルをより平坦に広げる。
フィルタ14によって生成した白色化(1号m 、(i)は、次に、分離器16 に供給され、この分離器は、29個の別々の周波数帯域にm、(i)を分離し、 各々の帯域制限された信号をベースバンド中にシフトする。
帯域制限された信号m。(i)は、次に、エコーキャンセラーのバンク18に供 給される。エコーキャンセラーは、帯域n中のエコーの推定値を各々の信号m  +t(t)から差し引く、各々の帯域中のエコーを推定するために、スピーカー 信号s (i)は、白色化され、マイクロホン信号m (i)と同様に帯域濾波 される。より詳しくは、5(1)は、白色化フィルタ14と同様又は同一の白色 化フィルタ28に通される。白色化されたスピーカー信号s 、(i)は、次に 、信号分離器30によって、29個のバンドパススピーカー信号s b(i)の 集合によって表わされるスペクトル成分に分離され、各々の成分は、ベースバン ド中にシフトされる。攪に詳述するように、各々のバンドパススピーカー信号s  、(i)は1周波数帯域nのスピーカー32とマイクロホンlOとの間のチャ ンネルの応答をモデル化する(エコーキャンセラー18のバンク中の)対応の最 小二乗平均(LMS)フィルタに通される。各々のフィルタの出力は、m 、( i)から差し引かれるべき推定エコー信号として用いられる。
対応の帯域制限マイクロホン信号m。(1)から推定エコー信号を引き算するこ とによって、帯域nのスピーカー32とマイクロホン10との間の音響フィード バックの大部分が除去される。残留エコーは通常は感知されないが、それは、マ イクロホンlOに向って話す人の声が残留エコーの存在をマスキングする傾向を もっためである。しかし、そのような近端の音声信号が存在しない間は、fJ  Mエコーはよりl1Mとなる。
エコー補正信号m ’(i)は、感知可能な残留エコーを除去するために、29 mのセンタークリッパのバンク2゜に供給される。バンク20は、各々の帯域制 限マイクロホン信号m′。(1)のためのセンタークリッパを含む。
各々のセンタークリッパは、修正信号(11’l1(t)がある閾値以下に低下 する時点を定めるために、補正信号m’++(1)をモニターする6 m ’j l)が閾値以下に低下した時、センタークリッパは、m′。(1)が近端の音声 を含まないと想定する。そのためクリッパは、修正信号m′。(1)を徐々に零 に向って減衰させ始め、帯域(n)中の残留エコーを除去する。
センタークリッピングは、このように、各々の帯域において独立に生ずる。狭帯 域信号(例えば高ピツチの音声又はホイツスル)がマイクロホンに供給されると 、センタークリッピングは、全ての無音の帯域において、マイクロホン信号を減 衰させ、狭帯域音声信号を含む帯域をクリップなしに通過させる。そのため、近 端音声を含まない全ての減衰された帯域においてエコーが完全に除去される。他 の帯域においては、エコー消去1118は、大部分のエコーを除去し、残留エコ ーは、狭帯域音声信号によってマスクされる。
クリッピングは、感知可能な残留エコーを除去すると共に、その作用時及び不作 用時に、背景ノイズに、感知可能な変化をもたらす、−例として、通信システム の近端において室内で作動しているファンの音をマイクロホンがピックアップし たものと想定する。この音はエコーではないので、エコーキャンセラー18を通 過する傾向をもつ。しかし、エコーを完全に除去するようにセンタークリッピン グが行なわれると、ファンの音もセンタークリッピングによって抑制される。そ のため、遠端にいる聴取者は、クリッピングが実施、又は停止されたりする際に 、ファンのドリフトイン及びドリフトアウトを聴くことになる。センタークリッ ピングのこの不具合な2次効果を除くために、クリップされた信号は、クリップ された背景ノイズを模擬するノイズ信号をクリップされた信号に付加するノイズ フィラーのバンクに供給される。
帯域制限された信号は、ノイズフィラーのバンク22によって処理された徨、こ れらの信号を1つの合成信号c 、(i)に結合するための信号合成器24に供 給される。
最後に合成信号c 、(i)は、逆白色化フィルタ26に供給され、この逆白色 化フィルタは、白色化フィルタ14と逆の動作によって、合成信号を、遠端の聴 取者にいつでも伝送される形態の信号に復元する。
次に図2を参照して、マイクロホン信号及び音声信号の帯域制限された信号の集 合への分離について詳細に説明する。白色化マイクロホン信号は、分離器16中 において、mw(i)をその各スペクトル信号に分離するデジタル・バンドパス フィルタのバンク34にひと先ず供給される。これらのフィルタの各帯域幅は、 m w(i)の7 KHzの周波数スペクトルの全体を間隙なしにカッく−する 。このため、フィルタの各帯域は、好ましく番よ、互いに重畳される・ 各々のフィルタが同一の帯域幅を有するパントノ(スフィルタのバンクを実現す るための複雑度の低い方法が当該技術分野においていくつか知られている。例え ば、R,F、クロシェル他(R,F、 Crochiere et al、 ) 、 ”Multirate Digital Signal [’rocess ing、 PrenticeHall、 Englewood C11ffs、  New Jersey、 1983;P 、 L 。
チュー (P、L、 Chu) 、”Quadrature Mirror F ilterDesign for an Arbitrary Nu−ber  of EqualBandwidth Channels、” IEEE Tr ans on ASSP、 ASSP−33、No、 l、 1985年2月  9.203−218参照。このような手法に従って作製されたフィルタバンクは 、零力1らフィルタバンクに供給される信号のサンプリングレートの1/2まで の周波数をカバーする。バンドパスフィルりのバンク34に供給されるマイクロ ホン信号m (i)iよ、16にHzでサンプリングされる。従って、簡略I: されたL法に従って実現されたフィルタバンクは、8 KHz即ちサンプリング レートの1/2までの周波数をカッく−する。しかしm(])は、信号調整器1 2によって予め低域浦波されることによって、7KII2より高覧1周波数カC 除かれているので、ローパスフィルタの遷移帯域中に含まれるフィルタバンク中 の最高周波数のフィルタは、無視することができる。
フィルタバンク中のフィルタの数の選定に当っては、いくつかの要因を勘案しな ければならない0例えば、多数のフィルタを使用すると、各々のフィルタの帯域 幅が低減され、それによって、以下に詳述するように、ある帯域制限された信号 の処理に必要な計算の数が減少する。しかし、このように帯域幅を低減させると 、各々のフィルタによって導入される遅延が増大する。
更に、多数のフィルタによって、多くの帯域開隔信号m 、(+)が生成される ため、バンドパスフィルタ、エコーキャンセラー、センタークリッパ及びノイズ フィラーを実現するための計算コストが増大する。そのため、この好ましい実施 例によれば、バンドパスフィルタのバンク34は、8 KH2までの周波数をカ バーする32個のフィルタから成っている。しかし、入力マイクロホン信号は、 わずか7 KHzの帯域幅しかもたないので、低域側の29個のフィルタのみが 使用される。
各々のフィルタ34は、二乗余弦の平方根に等しい大きさレスポンスを何する1 92タツプの対称FIrt(44限インパルス応答)フィルタである。この応答 は、通過帯域から除去帯域までの平滑な遷移を与えるため好ましい。そのため、 各々のフィルタは、250Hz、 3 dBの帯域と、500Hz、40dBの 帯域幅とを有する。 500Hzノ帯域幅の減衰量は、エイリアシングの防止の ため、大きくする必要がある。
(ベースバンドであるローパスフィルタ34(a)の出力を除いた)各々の帯域 制限信号は、次に、周波数シフタ36に供給され、周波数シフト36は、帯域制 限信号の周波数スペクトルをベースバンドの方に下方シフトするために、帯域制 限信号を変調する。
全帯域マイクロホン信号m(i)は、16KHzレートでサンプリングされるの で、各々の帯域制限信号も、同一の16にHzレートでサンプリングされる。し かし、各々の帯域制限信号は、マイクロホン信号よりも著しく狭帯域であるため 、これらのサンプルの多くは冗長である。そのため、各々の帯域制限信号は、サ ンプリングレートをほぼナイキストレート、即ち、フィルタ34の帯域幅の2倍 に低減させるために、デシメーションユニット38によってデシメート(間引き )処理される。
本実施例によれば、デシメーションユニットコ8は、1にHz即ち元のサンプリ ングレートの1/16においてサンプリングする。これは、サンプル数を著しく 少くすることによって、借にエコーキャンセラー、センター・クリッピング及び ノイズフィラーを行う上に必要な計算の数を少くする。バンドパスフィルタ34 、周波数シフタ36及びデシメーションユニット38は、R,F・クロシェル他 (R,E、 Crochiere et al、) ”MultirateDi gital Signal Processing”、Prentice Ha ll、Englewood C11ffs、 New Jersey (198 3)に提案されているように、veaver単一側波帯変調器に具体化されてい る。
白色化スピーカー信号8 、(1)も、各帯域中のエコーを除去する目的のため に、その各々の周波数成分に分離される。そのため、s 、(i)は、(マイク ロホン経路に用いられているものと同一の)別々の周波数帯域にs w(1)を 分離するためのバンドパスフィルタのバンク40に通される。生成した帯域制限 信号は、周波数シフタ421:よってベースバンドまで下向きにシフトされ、デ シメーションユニット44によって間引きされることにより、冗長なサンプルが 除かれる。
帯域制限されたマイクロホン信号m。(1)は、エコーキャンセラー18、セン タークリッパ20及びノイズフィラー22によって、各々の帯域ごとに独立に処 理される。
この処理の駐了徨に、各々の帯域制限信号は、1つの合成信号c w(1)とし て再構成される。そのため、ノイズフィラー22によって供与された各々の帯域 制限信号は、各々の信号のサンプリングレートを再び16KHzまで増大させる サンプリングレート変換器46の集合にひと先ず供給される。より詳しくは、各 々のサンプリングレート変換器は、既存の各村のサンプルの間に、各々零イーの 15個の新しいサンプルを追加する。周波数シフタ4Bは、次に、各々の帯域制 限信号を、それが最初所属していた帯域まで上向きに周波数シフトする。帯域制 限信号の結果した集合は、バンドパスフィルタの集合49に供給され、このバン ドパスフィルタの集合49は、各々の零値の新しいサンプルを、隣接サンプルの 間の補間によって導出された債によって代替する。これらの信号は、次に、加算 @52に供給され、加算器52は、それぞれの帯域制限信号を結合して合成信号 ew(1)とする。ウイーバ−(Weaver )単一側波帯変調器の構造は、 サンプリングレート変換器46、周波数シフタ48及びバンドパスフィルタ49 を実現するために用いられている。
図3を参照して、各々の帯域制限マイクロボ258号m 、(+)に対するエコ ーキャンセラーの実現について一層詳細に説明する。バンク18は、各帯域につ いて1つの適応型フィルタを備えている。各々の適応型フィルタは、対応する帯 域中のエコーを推定し、推定されるエコーを、対応して帯域制限されたマイクロ ホン信号から除去する。例えば、適応型フィルタ50は、帯域制限されたマイク ロホン信号m。(i)から、帯域n中の音響エコーを除去する。この目的のため に、適応型フィルタ50は、周波数帯域n中のマイクロホン10をスピーカー3 2との間のチャンネルの応答をm*するようにタップの喧みを選定した最小乎均 二II(LM!l;)フィルタ52を備えている。
同一の帯域n中の帯域制限スピーカー信号s 、、(1)は、LMSフィルタ5 2の入力に供給される。フィルタ52は、これに応答して、s Ji)の音響フ ィードバックの推定値e。(+)を生成する。推定値e。(j)は、減算器54 に供給され、減算器54は、m 、(i)から推定エコー信号を除去し、エコー 修正信号m ’、(i)を生成する。
適応型フィルタ50は、スピーカーをマイクロホンとの間のチャンネルの応答が LMSフィルタ52によって正確に模擬されているか否かを定めるために、修正 された信号m′。(+)を絶えずモニタする。より詳しくは、各々の消去@ta は、帯域制限マイクロホン信号m。(1)が近端の音声を含むか否かを定めるロ ーカル音声検出器56を、各々の帯域nについて備えている。誰もマイクロホン に向って話しかけていない時、マイクロホン信号m。(1)は、スピーカーから の音響フィードバックと室内の背景ノイズとを含むに過ぎない、そのため、LM Sフィルタ52が東の応答を適正にモデリングしていれば、修正された信号m’ n(1)は(背景ノイズが比教的小さいと想定して)この間近似的に零に等しく なっている。従って、誰も近端において話していないことをローカル音声検出器 56が示している間に、m′。
(i)が大きすぎる場合、適応型フィルタ50中のタップ重み調整モジュール5 8は、m’*(1)を減少させるように、L’MSフィルタのタップ重みを調整 することによって、室の応答をより厳密にモデリングする。
帯域nのためのLMSフィルタ52は、L個のタップを有する慣用される最小二 乗平均(LMS)適応型フィルタである。フィルタ52は、式 (式中、w fi(j)は、フィルタの第jタップのタップ重みである) に従って、入力5n(1)に応答してその出力e。(i)を導出する。
室の応答をモデリングするために必要なタップLの数は、帯域nに対する室の残 響に依存する。残響は。
室の大きさ及び吸収による損失と共に変化する。はぼ1500H2より小さい周 波数及び20X 30x 10フイートの室の大きさについては、エコーは、数 0.1秒の間に、エネルギー値が20dB低下する。高周波数については、エコ ーの残響が落着くまでの時間は、スピーカー信号が室の壁から反射されるにつれ て、より多くのエネルギーが失われるため、相当に短くなる。そのため、本実施 例においては、1500)1zおよび低い7個の帯域中の各々のLMSフィルタ は、128個のタップを備えている。
残りの22個のより高い帯域のフィルタは、各々48個のタップを備えている。
スピーカー32とマイクロホンlOとの間のチャンネルの応答を適合的にモデリ ングするためにタップの重みを調整する好ましい方法について以下に説明する0 時間i+kにおいて、モジュール5Bは、次式に従って、フィルタの第jタップ の重みW、(J、i+k)の値を計算する0式中には、後述する間引き比、B7 は、やはり後述する正規化係数である。
帯域nのための規準化係数B。は、最後のL個のサンプル中の帯域制限スピーカ ー信号S。(i)の最大瞬時エネルギーE 、(t)の逆数に比例する。即ち、 B、=B/2E、(i)(Bは定数)。一般に、Bのより大きな値は、適応型フ ィルタが落着いた葎、より不正確なエコーの推定の代償として、より高速の遺応 速度を与える。
本実施例の場合、Bは、2−8に等しくされる。
図4a、4bを参照して、モジュール58は、正規化係数B、を計算する目的の ために、帯域制限スピーカー信号s n(i)の現在の最大(aMnを保持して いる。
M、、lは晟初は0に等しいとされる(ステップ310) 。
s 、、(i)の各々のサンプルが到来する都度、モジュール58は、サンプル s n(i)の絶対値をM。と比較する(ステップ3I2)。最も最近のサンプ ルがMゎより大きなければ、M、は、S 11(1)に等しいとされ、E n( i)は、対応して更新される(即ち、E 、(+)= M 、・Mll)(ステ ップ314)。次に、8 、(1)の次のサンプルを取込み、新しいM。と比較 する(ステップ316 、312) 。
a前のサンプルs 、、(i)の大きさが現在のM、のより小さければ、M、は 変化しない。しかしパラメータの「エイジ(年令)」(ステップ310において 最初零に設定される)は、M、が最後に更新されてから新しいサンプルが到来し たことを示すために増分される(ステップ318)。各々の新しいサンプルが取 込まれ、M。
と比較される間、パラメータのエイジは、Moを超過する次のサンプルが到来す るまで増分される。エイジ・パラメータが閾値L r (好ましくはL/2に等 しい)を超過したら、モジュール58は、一時的な最大値“Te會p″の保持を 開始する(ステップ320.322) 、より詳しくは、各々の新しいサンプル s 、(1)が到来する都度、そのサンプルは、(ステップ310において最初 零に設定されていた)Te■p”とも比較される(ステップ322) 、新しい サンプルの大きさがTe■pよりも大きいと、Te■ρは、新しいサンプルの値 によって代えられる(ステップ324)。エイジ・パラメータが第2闘偵Lx( 好ましくは1.5Lに等しい)を超過したら、M、は棄てられ、Te■ρによっ て代えられる(ステップ326、328)。従って、最大エネルギーE。(1) が再び計算され、エイジは、Telρ値の近似的な年令即ちLlを示すために更 新される(ステップ330.322) 、そのためTe寵pは零にリセットされ る。このように、各々の帯域の正規化係数87は、最後のL個のサンプルに亘っ て、帯域nのスピーカー信号の最大瞬時エネルギーに比例する値に常時保持され る。
式2の間引き1!には、各々のタップの重味が更新された頻度を定める。M、J 、ギンゲル(M、J、 Glngell)、”A Block Mode Up date Echo Cancellor UsingCustom LSI” 、Globecos Conference Record、vol、3゜19 83年11月、1394〜97頁参照。例えば、K=1ならば、各々のタップの 重みは、s 、(L)、m′。(1)の各々の新しいサンプルと共に更新される 。好ましい実施例によれば、各々のタップの重みは、s 、(i)、m ’、、 (i)の8個ずつのサンプルごとに1回更新される(即ちに:8)、更に、タッ プの重みは全部同時には更新されない。1つの新しいサンプルが受信されるごと に、各79おきのタップの重みから成るタップの重みの第1の集合が調整される 。次のサンプルが到来すると、モジュール58は、第1の集合のタップに隣接し た全てのタップの重みを調整する。モジュール58は、この手順を反復し、各々 の新しいサンプルが到来すると共に、隣接したタップの重みの新しい集合を更新 する。n番目のサンプルが到来すると、モジュール58は、タップの第1の集合 に戻り、新しいサンプルを開始する。
このように、例えばマイクロホンを移動させるなどして、室の音響応答が変化す ると、タップの重みは、式(2)に従って自動的に調整される。しかし、信号S 。
(+)及びm。(j)が相関の高い狭帯域の信号である場合、前記のアルゴリズ ムは、タップの重みを調整するには非常に遅くなる。音声は、相関の高い狭帯域 の信号であるから、タップの重みは、おそく調整されるべきである。しかし、収 束を早めるため、信号の相関を除去して信号のスペクトルを広くするための白色 化フィルタ14.28が用いられている。白色化フィルタ14.28は、伝達関 数 h (z)= 1−0.95z (3)を何する、簡囃な固定された喚−零フィ ルタである。
エコー消去及び他の信号処理が白色化された18号についてなされた情、逆白色 化フィルタ26は、白色化フィルタ14.28の効果をリセットする。従って、 逆フィルタの伝達関数は、次の間数h (z)g (z)= l / h (z ) = 1/ (1−(1,95/Z ) (4)の逆数である。
バンドパスによるアーキテクチュア(!2計方式)は、各々の帯域において信号 のスペクトルがよりランダムになり、より平坦になるため、収束を促進する助け にもなる。マイクロホン信号のある大きな成分が近端からマイクロホンへの音声 に由来するならば、重みの再計算のために前記の手法を絶えず適用していると、 タップの黴みの発散を生ずる0図5を参照して、帯域制限されたマイクロホン信 号m。(i)が近端の音声を含むか否かを定めるために、ローカル音声検出器5 6は、帯域制限されたスピーカーs 、、(i)の各サンプルについて、減衰形 S′。(i)を、次式 %式%(5) に従って、ひと先ず計算する0式中Gは、スピーカー−マイクロホン利得(後述 )、Dは、スピーカー信号の過去の複数のサンプルの大きさと共に変化するダイ ナミックゲインである(ステップ118)。減衰されたスピーカー信号S′。( i)がマイクロホン信号m 、、(1)より大きいか又はそれに等しい場合、検 出器56は、音響フィードバックが優勢であると推定し、従って、タップ重みを 調整することをめるイネーブル信号を「1」とする(ステップ120,122) 。s ’7(1)がm。(i)よりも小さい場合、検出器は、マイクロホン信号 が近端音声を含んでいると推定する。そのため、検出器は、イネーブル信号を「 0」とし、モジュール58を、全ての適応型フィルタのタップの重みを現在のそ れぞれの値に固定させる(ステップ120.124) 、従って、ローカル音声 検出器がどれかの帯域において音声を認識すれば、全ての帯域の適応型フィルタ は固定される。
マイクロホン信号が近端信号を含むか否かを定めることは、室の残響によって複 雑になる。より詳しくは、スピーカーからの音声は、スピーカーが無音となった 儂しばらくの間は、室中において反響している。対策を取らない限り、ローカル 音声検出器は、マイクロホン信号中のこれらの残響の存在を音声と取り違えるこ とがある。それは、残響の間スピーカーが無音となっていることによる。後述す るように、ローカル音声検出器56は、スピーカー信号の最近のmqに従って利 得りを調整することによって、この間離をさける。スピーカー(fi号が最近強 くそれによって残響を誘起するならば、ローカル行宮が生じていると検出!11 56が判定するのに必要なマイクロホン信号の大きさを増大させるように、利得 りを比較的高く設定する。
図5を参照して、検出器56は、利得りを零値に初期化する(ステップ110) 。検出器56は、帯域制限されたa声信号s 、(+)の各々の新しいサンプル が到来する都度、そのサンプルの大きさをDの値と比較する(ステップ+12) 。新しいサンプルの大きさが現在のゲインDより大きい場合、検出器56は、そ の新しいサンプルの値までDを増大させる(ステップ114) 、そのため利得 は、その利得よりも高いスピーカー信号の新しいサンプルが到来するまで、スピ ーカー信号の最も最近のピークから徐々に減少する。減衰速度は、好ましくは、 残響が減衰する速度を近似するように設定する。
従って、所望の速度は、電の特性と共に変化する。また残響は、低周波数帯域に おいてよりも高周波数帯域において相当に早く減衰しうるため、各々の帯域に対 して異なった減衰速度を用いても良い。
ローカル行声に対してタップ重み調整を不能化しても、スピーカーが正弦波又は 他の周期信号を発生した場合(例えば遠端で誰かが口笛を吹いた場合)にも、タ ップ重みが発散することがある。白色化フィルタ14゜28は、このような発散 に反対作用を示すが、非常に狭い帯域幅の信号に対しては、発散を除去できない 、そのため、各々のタップ重み調整モジュール58 (t!l 3参照)は、エ コー修正されたマイクロホン信号m ’、(i)のエネルギーを未修正マイクロ ホン信号m++(1)のエネルギーと絶えず比較する。修正された信号が未修正 信号の少くとも2倍のエネルギーをもつ場合、その帯域について発散があると判 定され、その帯域については、全てのタップ重みが零に設定される。他の全ての 帯域は不変とする。
図6を参照して、センタークリッパ2Gの作用について更に詳細に説明する。前 述したように、センター・クリッピングは、近端において誰も話していない時( 即ち、「ローカル音声」がない時)にマイクロホン信号を零値に減少させること によって、残留エコーを除去するようにされている。明らかなように、この手法 では、近端で誰がが話している期間中は、残留エコーを除去する上に何もでさな い、しかし残留エコーは、ローカル音声によってマスキングされるため、この期 間の間大きくならない。
前述したように1例えば誰かがマイクロホンに向って口笛を吹いた場合のように 、ローカル音声が、ある帯域にあって他の帯域にはないことがありうる。そのた め、センター・クリッピングは、各々の帯域において独立して作用し、ローカル 音声のない帯域ではマイクロホン信号をクリップし、ローカル音声を含む帯域で はそれを通過させる。
クリッパは、はぼローカル音声検出器56と同様にして、ある帯域中にローカル 音声が存在するが否かを定める。−例として、帯域nでは、クリッパ2oは、ロ ーカル音声検出器によって用いられる減衰されたスピーカー信号S′。(+)に 対してエコー修正されたマイクロホン信号m ’、(i)を比較するe m ’ J+)がs ’、1(j)より大きくない場合、クリッパ20は、ローカル音声 はないと推定し、マイクロホン信号m′。(i)をクリップし始める。しかし、 クリッパ20は、その信号を直ちにクリップするのではなく、その帯域のクリッ パ回路の利得G、を徐々に零に向って減少させる。より詳しくは、帯域nのクリ ッパの出力C1(1)は、入力m′。(1)に次式によって関連付けられる。
c 、(1)二〇 、 −m ’、(D (6)s ’、(1)より大きくない m′。(i)の各々のサンプルが到来すると、利得G、、は、最小値零に到達す るまで、0.05ずつ減少される(ステップ132.136.140.142参 照)、これは、クリッピングがより急激に導入された場合に生じうるクリック音 を除去する)。
マイクロホン信号がs ’、1(t)より大きい場合、クリッパ20は、近端音 声があると推定し、クリッピングの除去に騎手し、マイクロホン信号m′。(1 )は通過させる。しかしクリッパ20は、クリッピングを急激に除去するのでは なく、1に到達するまで、(前述したように0.05ステツプを用いて)クリッ パ回路の利得を徐々に増大させ、それによって、クリッピングの急激な除去によ って導入されることのあるクリック音を阻止する(ステップ134.136.1 38.144参照)。
前述したように、センター・クリッピングは、クリッピングのオンオフごとに室 の背景ノイズをフェードインーフェートアウトさせる。より詳しくは、通信シス テムの遠端にいる聴取者が黙っていて、近端にある人が話した場合、遠隔の聴取 者は、人の声が休止する都度、ローカル室中の背景ノイズが消去することを聞く であろう、この効果を除くために、ノイズフィラー22は、クリップされる背景 ノイズとほぼ同じエネルギー量の人工的なノイズ信号によってクリップさせた信 号を代替する。その場合、エコーは、背景音が代替される間クリップされている 。
クリップされた信号のうちどれだけが背景音に由来し、どれだけがり[エコーに 由来するかを定めることは困難である。ノイズフィラー22は、背景ノイズを測 定するために、エコー修正されたマイクロホン信号のHa!をチェックする。通 信システムのどちらがの話で誰も話していない時間がおそらく存在する。この時 間の間、マイクロホン信号は、室中の背景ノイズのみを含んでいる。フィラー2 2は、この時間を特定してマイクロホン信号のエネルギーを測定しようとする。
フィラー22は、この目的のために、エコー修正されたマイクロホン信号m ’ 、(+)の以前の複数のサンプルを、100サンプルブロツク(品々のブロック は、20ミリ秒の連続したサンプルを含む)に分割する。フィラー22は次に古 ブロックについてm ’、(i)の平均エネルギーを計算する。最小の平均エネ ルギーをもつブロックは、帯域nのマイクロホン信号が背景ノイズのみを含むあ る期間をカバーしていると想定される。そのため、このブロックの平均エネルギ ーは、帯域nにおいての背景ノイズE。のエネルギーの推定(IIとして用いら れる。
次に、各々の帯域nについて、推定背景ノイズのエネルギーに等しいエネルギー の一様に分布された擬似ランダムノイズ信号n 、(i)が、乱数発生器によっ て発生される。より詳しくは、フィラー22は、P、L、チュー(P、L、 C hu)、 ”Fast Gaussian Random No1seGene rator”、 IEEE Trans、 ASSP、 ASSP−37,No 、10.1989年lO月、 +593−1597に記載されているような計算 上効率的な孔数発生器を−1から1までの(−の一様に分布されたランダム信号 u 、1(i)をひと先ず発生させる。
このランダム信号は、そのエネルギーが背景ノイズのエネルギーに整合されるよ うにスケーリングされる0、より詳しくはノイズ信号n。(i)は、次式によっ て、□ランダム信号から導かれる。
フィラー22は、背景ノイズとの同等のエネルギーの人工的なノイズ信号n、( i)を作成した情、クリッピング量を補う量において、その人工的なノイズを、 クリツピングされたマイクロホン信号に加算する。より詳しくは、フィラー出力 d 、(i)は、次式%式%(8) (式中G、1は、帯域nのクリッパ20の利得である)に従って計算される。
前述したように、ローカル音声検出器とセンタークリッパとは、どちらも、マイ クロホン信号が近端の音声を含むか否かを定めるに当って、スピーカー−マイク ロホン利得Gの大きさを用いる。マイクロホン利得センサ60(図1)は、後述 するように、利得Gを絶えず推定し、通話の間に起こる実際のマイクロホン−ス ピーカー利得の(例えばマイクロホンを動かすなどによる)変化に対して、利得 Gを調整する。
図7a、7b、7cを参照して、スピーカー−マイクロホン利得の推定に当り、 利得センサ60は、全帯域スピーカー信号の平均エネルギーがスピーカーの背景 ノイズの平均エネルギーを一般に超過する2秒間の期間をひと先ず定める。より 詳しくは、センサ60は、各2秒の期間について、この期間内の全帯域スピーカ ー信号s (+)のサンプルを、100個の連続したブロックに区画する。従っ て、各ブロックは、20ミリ秒の期間に亘るサンプルを備えている(ステップ2 10.214) 、センサ60は、次に、各ブロック中のスピーカー信号のエネ ルギーを計算する(ステップ216) 、センサ60は、これらのエネルギーか ら、過小のエネルギーを、スピーカーの背景ノイズのエネルギーの推定値として 選定する(ステップ218)。各ブロック中のスピーカー信号のエネルギーは、 スピーカーの背景ノイズのエネルギーと次に比較される(ステップ220) 、 スピーカー信号のエネルギーが少くとも半数のブロックにおいて背景ノイズの2 倍よりも大きければ、センサ60は、この2秒の期間内にスピーカー信号が一般 に背景ノイズを超えていたと判定する(ステップ220) 。
従って、センサ60は、各々の20ミリ秒のブロック中のエネルギーを計算し、 100個のブロックの各々についてエネルギーを合計することによって、同一の 全2秒の期間に亘ってマイクロホン信号の全帯域エネルギーを計算する(ステッ プ222.224.228) 、同様に、各々のブロックについて以前に計算し たエネルギーを合計することによって、全2秒期間についてスピーカー信号のエ ネルギーを計算する(ステップ228) 、センサ60は、全期間マイクロホン エネルギー/全期間スピーカーエネルギーの比の平方根を計算することによって 、前記期間中のスピーカー−マイクロホン利得の推定値を計算する(ステップ2 28) 。
センサ60は、スピーカー−マイクロホン利得が相互の10%以内になっている 3つの連続した2秒期間を兄出すまで、ステップ210−228を反復する(ス テップ230、232)。このような3つの期間が見出されたら、センサ60は 、3つの連続する期間のうち最も最近の期間のスピーカー−マイクロホン利PJ Gの推定イ^に、スピーカー−マイクロホン利得Gを更新する(ステップ234 )。このように、正確な比を見出すには、スピーカーのみの音声の6秒が必要と される。センサ60は。
全帯域のスピーカー信号を絶えずモニタし、各々の新しい2秒期間について利得 Gを更新する(ステップ2:10.231.232.234.236.238) 。
本発明の好ましい特定の実施例の追加、削減その他の変更は、当業者にとっては 自明であり、以下の績求の範囲に含まれる。
特表平6−508482 (12) 平成 5年 7月 5日

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.通信システムにおいて、スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバ ックを減少させるエコー消去装置であって、 マイクロホン信号を複数の帯域制限されたマイクロホン信号に分離するための第 1信号分離器と、スビーカー信号を複数の帯域制限されたスビーカー信号に分離 するための第2信号分離器と、を有し、各々の帯域制限されたスビーカー信号の 周波数帯域は、対応する帯域制限されたマイクロホン信号の周波数帯域に近似的 に等しくし、 更に、複数の帯域エコー推定器を有し、該帯域エコー推定器は、帯域制限された スビーカー信号のためのエコー推定信号を発生させ、該エコー推定信号は、該帯 域制限されたスビーカー信号の、対応する帯域制限されたマイクロホン信号への 音響フィードバックの近似を表わし、 更に、各々の推定信号を、それと同じ周波数帯域の帯域制限されたマイクロホン 信号から差し引くための、少くとも1つの減算器と、 複数の信号クリッパとを有し、各々の信号クリッパは、帯域制限されエコー修正 されたマイクロホン信号を、該帯域制限されエコー修正されたマイクロホン信号 が該スビーカーと該マイクロホンとの間の音響フィードバックから実質的に導か れている期間中減衰させるようにしたエコー消去装置。
  2. 2.各々の信号クリッパが、各々の前記期間の開始後に該信号クリッパの減衰を 徐々に増大させる利得調整モジュールを備えている請求の範囲第1項記載のエコ ー消去装置。
  3. 3.各々の利得調整モジュールが、各々の前記期間の終了後に該信号クリッパの 減衰を徐々に減少させるようにした請求の範囲第2項記載のエコー消去装置。
  4. 4.複数のノイズフィラーを更に有し、各々のノイズフィラーは、帯域制限され たマイクロホン信号に含まれる背景ノイズを表わす背景ノイズ推定信号の発生手 段と、 前記期間中該背景推定信号を該帯域制限されたマイクロホン信号に加算する加算 手段と、 を備えている請求の範囲第1項記載のエコー消去装置。
  5. 5.該ノイズフィラーは、該背景推定信号を該帯域制限されたマイクロホン信号 に前記減衰の値と相補の量において加算する請求の範囲第4項記載の消去装置。
  6. 6.背景ノイズ推定信号を発生させる前記発生手段が、複数の時間帯の各々にお いて前記帯域制限されたマイクロホン信号のエネルギーを推定する推定手段と推 定された前記エネルギーから最低の推定エネルギーを選定する選定手段と、 該最低の推定エネルギーに近似的に等しいエネルギーを有する該背景ノイズ推定 信号を発生させる発生手段と を有する請求の範囲第4項記載のエコー消去装置。
  7. 7.通信システムにおいて、スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバ ックを減衰させるエコー消去装置であって、 近端のマイクロホン信号を複数の帯域制限されたマイクロホン信号に分離するた めの第1信号分離器と、スビーカー信号を複数の帯域制限された複数の帯域制限 されたスビーカー信号に分離するための第2信号分離器と、を有し、 各々の帯域制限されたスビーカー信号の周波数帯域は、対応する帯域制限された マイクロホン信号の周波数帯域に近似的に等しくし、 更に、複数の適応型帯域エコー推定器を有し、該適応型帯域エコー推定器は、関 連する帯域制限されたスビーカー信号のためのエコー推定信号を発生させ、該エ コー推定信号は、該帯域制限されたスビーカー信号の、対応する帯域制限された マイクロホン信号への音響フィードバックの近似を表わし、 更に、各々の推定信号を、それと同じ周波数帯域の関連する帯域制限されたマイ クロホン信号から差し引くための、少くとも1つの減算器と、 前記近端マイクロホン信号が該スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィード バックから実質的に導かれる期間を同定するための、少くとも1つのローカル音 声検出器と、 同定された前記期間の間少くとも1つの前記適応型エコー推定器の特性を調整す るための、少くとも1つの調整モジュールと を有するエコー消去装置。
  8. 8.少くとも1つのローカル音声検出器が、帯域制限されたスビーカー信号の減 衰された信号を計算する計算手段と、 該減衰された帯域制限されたスビーカー信号を帯域制限されたエコー修正された マイクロホン信号と比較し、該帯域制限されたエコー修正されたマイクロホン信 号がスビーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバックから実質的に導かれ たか否かを定める比較手段と、 を有する請求の範囲第7項記載のエコー消去装置。
  9. 9.帯域制限されたスビーカー信号の減衰された信号を計算する前記計算手段が 該スビーカー信号の最も最近のビーク値を定める手段と、 該ビークが該スビーカー信号に発生してからの時間の値に基づいて該ビーク値を 減衰させる手段と、減衰されたビークの該値に基づいて該帯域制限されたスビー カー信号を減衰させる手段と、を有する請求の範囲第8項記載のエコー消去装置 。
  10. 10.帯域制限されたスビーカー信号の減衰された信号を計算する前記計算手段 が スビーカーとマイクロホンとの間の音響チャンネルの実効利得を推定する手段と 、 該実効利得の値に基づいて該帯域制限されたスビーカー信号を減衰させる手段と 、 を有する請求の範囲第8項記載のエコー消去装置。
  11. 11.前記少くとも1つのローカル音声検出器が、複数のローカル音声検出器を 含み、各々のローカル音声検出器は、関連する帯域制限されたエコー修正された マイクロホン信号が前記スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバック から実質的に導かれた期間を同定するようにされた請求の範囲第7項記載のエコ ー消去装置。
  12. 12.通信システムにおいて、スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィード バックを減少させるためのエコー消去装置であって、 マイクロホン信号を受信し、それに応答して、該マイクロホン信号の白色化信号 を発生させる、第1白色化フィルタと、 該白色化マイクロホン信号を複数の帯域制限されたマイクロホン信号に分離する ための、第1信号分離器と、 スビーカー信号を受信し、それに応答して、該スビーカー信号の白色化信号を発 生させるための、第2白色化フィルタと、 白色化されたスビーカー信号を複数の帯域制限されたスビーカー信号に分離する ための第2信号分離器と、を有し、各々の帯域制限されたスビーカー信号の周波 数帯域は、対応する帯域制限されたマイクロホン信号の周波数帯域に近似的に等 しくし、 更に、複数の帯域エコー推定器を有し、各々の帯域エコー推定器は、帯域制限さ れたスビーカー信号のエコー推定信号を発生させ、該エコー推定信号は、該帯域 制限されたスビーカー信号の対応する帯域制限されたマイクロホン信号への音響 フィードバックの近似を表わし、 更に、各々の推定信号を、それと同一の周波数帯域の帯域制限されたマイクロホ ン信号から差し引き、帯域制限されたエコー修正されたマイクロホン信号を発生 させるための、少くとも1つの減算器とを有するエコー消去装置。
  13. 13.通信システムにおいて、スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィード バックを減少させるためのエコー消去装置であって、 近似的に1,0に等しい伝達関数をもつ単式の白色化フィルタを有し、該白色化 フィルタは、マイクロホン信号を受信し、それに応答して、該マイクロホン信号 の白色化信号を発生させ、 更に、該スビーカーとマイクロホンとの間の音響フィードバックによる該マイク ロホン信号の該白色化信号の一成分の近似を表わすエコー推定信号を発生させる 少くとも1つの適応型フィルタと、 該マイクロホン信号の該白色化信号から該エコー推定信号を除去するための減算 器と を有するエコー消去装置。
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