JPH06507959A - 二方向過剰走行クラッチと改良キャプスタンピンチ方式を組み込んだ磁気カセットテープのためのテープ係合機構 - Google Patents

二方向過剰走行クラッチと改良キャプスタンピンチ方式を組み込んだ磁気カセットテープのためのテープ係合機構

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JPH06507959A
JPH06507959A JP4503723A JP50372392A JPH06507959A JP H06507959 A JPH06507959 A JP H06507959A JP 4503723 A JP4503723 A JP 4503723A JP 50372392 A JP50372392 A JP 50372392A JP H06507959 A JPH06507959 A JP H06507959A
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  • Transmission Devices (AREA)
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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二方向過剰走行うラッチと改良キャブスクンピンチ方式を組み込んだ磁気カセッ トテープのためのテープ係合機構 関連出願 この出願は、磁気カセットテープのためのテープ係合機構という名称で1990 年4月12白に出願され、本発明と同じ譲受人に譲渡された同時係属出願の一部 継続出願である。
本発明は、磁気テープ駆動装置に関する。より詳しくは、本発明は、テープをカ セットから引き出して、テープがらの情報を読むために使用されるテープヘッド と係合するように案内する装置に関する。
2、従来技術 磁気カセットテープを、それが使用される装置に挿入したり排出するための機構 は従来技術にある。これらの機構はしばしばカセットテープを装置の中に手動で 挿入するようになっているけれども、本発明者が知っている機構はすべて、一旦 走行が終了するとカセットテープの装置への挿入および装置がらの排出を補助す るためにモータドライブを利用している。そのような機構においては、装置の動 力切れは、装置からカセットを引き出すことを困難あるいは不可能にする。
さらに、カセットテープを挿入および排出するための機構は、カセット内に入れ られているテープリールを駆動するために装置で使用されているテープドライブ ハブスピンドルの高さく約0.03”)を考慮しなければならない。というのは 、カセットは、挿入されるときも排出されるときも、それらがら離れなければな らないからである。テープドライブハブスピンドルの存在は、挿入および排出中 のカセットの縦方向の動きにいかなる度合の横方向の動きあるいは傾きもないこ とを要求する。上記横方向の動きあるいは傾きは、カセットをハブスピンドルに 拘束してその動きを妨害することとなるであろう。
ヘリカルスキャンヘッドを備えた装置はテープ修正ピンを備える。これらのテー プ修正ビンは、テープとヘリカルスキャンヘッドドラム装置との係合によって生 じる傾斜面から、カセットと協働する垂直面へと、テープの向きを修正するため に使用される。発明者が知っている従来技術におけるそのような装置においては 、このようなピンは通常、テープをヘリカルスキャンヘッドドラム装置に接触さ せるために使用されるテープ引っ張り用ローラブロック内に置かれている。これ らのピンは移動可能なテープ引っ張り用ローラブロックに設置されるため、これ らのブロックのドラム装置に対する不適当な位置合わせによってビンは心狂いし やすい。
従来のテープ係合装置は、全部のテープ駆動係合機構を正しく作動させるために 必要な時間調整(タイミング)を提供するために、複雑になり過ぎることが多い 。
たとえば、テープ駆動装置は時計方向にも反時計方向にも若干空動きしなければ ならない。と同時に、テープ駆動係合機構に関連した他の部分は静止していなけ ればならない。したがって、他の部分は静止した状態に維持したまま時計方向に も反時計方向にも空動きできる簡素化されたテープ駆動装置が必要とされている 。
従来の装置における別の問題は、キャプスタンアームピンチローラとテープ駆動 機構との間の精確なタイミング関係を維持する必要があるということである。
従来の装置は前部キャプスタンアームとテープ駆動装置との間で精確なタイミン グをとるための簡単な装置を提供していない。この結果、しばしば、キャプスタ ンアームローラによってテープに不均一な張力が与えられることになり、これが 装置内のテープの一定の動きをだめにして、音質を低下させるのである。
したがって、テープ駆動装置に時計方向および反時計方向に空動きさせることが できると同時に、テープ駆動係合システムに関連した他の部分の一定の動きを維 持することのできる簡単な機構が要求されている。
また、キャプスタンアームと駆動手段との間の一定のタイミング関係を維持する 改良キャプスタンアームピンチ機構が要求されている。このような改良キャプス タンアーム機構は、装置内でのテープの動きが歪まないようにテープに対して精 確な量の張力を絶えず与え続けなければならない。
発明の詳細な説明 本発明の第1の側面によれば、カセットに収められたテープをヘリカルスキャン ヘッドドラム機構の回りに位置合わせするための機構は、カセット内のテープと 装置内のヘッド装置との係合を開始するためにテープカセットが正しい位置にあ ることを検知する手段を備えている。対称な係合機構は、第1の、係合解除位置 に座する2つのテープ引き出し用ローラブロックを有する。各テープ引き出し用 ローラブロックには、テープと係合するためのテープ引き出し用ローラ部材が搭 載されている。カセット内のテープと装置内のヘッド装置との係合を開始するた めにテープカセットが正しい位置にあることを検知する手段が設けられている。
カセットがあることが検知されると、上記テープ引き出し用ローラブロックは所 定の道に沿って第2の、係合位置まで移動する。上記係合位置では、テープはヘ ッド装置の回りに正しく位置決めされる。
上記運漕いの所定の位置において、1対の対称に配置された出入位置決めローラ がテープに係合して、それをテープヘッドのそばを通過させるための位置へ移動 させる。X平面、Y平面およびZ平面において上記テープ引き出し用ローラブロ ックの第2の、係合位置にテープを正しく置くための手段が設けられている。
一方のテープ引き出し用ローラブロックが他方よりも早くその位置に到達した場 合の動作停止を防止するための手段が設けられている。装置がヘリカルスキャン ヘッドドラム装置を備えている実施例においては、テープの位置を、ヘリカルス キャンヘッドドラム装置の傾斜面から垂直面に修正するための静止手段が設けら れている。この手段は、上記テープ引き出し用ローラブロックの移動が終わる前 にテープに係合する。テープは速度センサーおよび引っ張りセンサーの回りにも 掛けられる。
本発明の一側面によれば、テープ駆動装置の1つの回転部材を静止させると共に 、このテープ駆動装置の残りのものを回転させ続けて他の働きをさせる二方向過 剰走行うラッチが提供される。
本発明の別の側面によれば、改良されたキャブズタンアームノくイアスあるLl tピンチ方式が提供される。この結果、上記テープと、上記ピンチローラと、上 記キャプスタンアームと、上記テープ駆動係合機構の残りの駆動部材との間に精 確なタイミング関係がなりたつ。これは、都合のよいことに、ピンチローラ駆動 機構における弛みを除去すると共に、一定量のバイアスがテープにかけられるこ とになる。本発明の改良キャプスタンアームピンチ方式は装置内のテープの動き における望まれないずれを実質的に無(するものである。
図面の簡単な説明 図1は本発明に係るテープ係合機構の好適実施例のレイアウトの上面図で、テー プがヘッドドラム装置の回りに掛かる前の係合機構の部材(複数)の位置を示し た図である。
図2は本発明に係るテープ係合機構の好適実施例のレイアウトの上面図で、テー プがヘッドドラム装置の回りに掛かった後の係合機構の部材(複数)の位置を示 すと共に、上記係合機構の部材に対するテープの位置を示した図である。
図3は図1および図2に示した係合機構の右側面図で、ピンチローラアーム駆動 機構を示した図である。
図4aは図1および図2に示した係合機構の拡大断面図で、係合解除位置にある ピンチローラ係合機構をより詳細に示した図である。
図4bは図48に示したのと同じ係合機構の拡大断面図で、係合位置にあるピン チローラ係合機構をより詳細に示した図である。
図5はヘッドドラム装置を取り巻く構造の側面図で、テープ姿勢修正のための固 定されてはいるが調整可能な角度を有するビンを示した図である。
図6aは図1.2に示した係合装置の拡大断面図で、係合解除位置にあるテンシ ョンアーム係合機構を詳細に示した図である。
図6bは図6aに示したのと同じ係合装置の拡大断面図で、係合位置にあるテン ションアーム係合機構を詳細に示した図である。
図78はホームコンディションにある本発明に係る二方向過剰走行うラッチの分 解図である。
図7bは積載状態にある図78の二方向過剰走行うラッチの分解図である。
図8は本発明に係る改良キャプスタンピンチ機構の分解図である。
詳細な説明 本発明はディジタル式オーディオテープカセットとの使用に特に適したものであ るが、当業者によって理解されるように、本発明は他のタイプの磁気テープカー トリッジやカセットとの使用にも簡単に適応させることができる。そのような人 々は、他のテープシステムとの使用のために、ここに開示された装置をどのよう に修正すればよいかということを簡単に理解するであろう。
まず図1および図2について述べると、本発明の目下の好ましい一実施例である テープ係合機構のレイアウトの上面図が示されている。これらの図はそれぞれ、 テープがヘッドドラムアセンブリに巻き付く前およびその後の状態を示したもの であり、係合機構の各部材の相対的な係合位置および係合解除位置を示している 。
本発明の好ましい実施例による装置は、この装置の中にカセットがあることおよ びカセットの正しい位置をセンサーが示した時に、カセットの開いたドアからテ ープを取り出す。
テープ挿入/引き出し装置10はフレーム12に搭載されている。フレーム12 は、当業者には明らかなように、金属あるいはプラスチックあるいは他の適当な 材料によって製造することができる。
ドライブスピンドル14Lおよび14Rはテープカセット(2点鎖線16によっ てその挿入位置が示されている)を受け取り、ドライブモーター(図示せず)に よって駆動される。カセット内のテープと装置内のヘッドアセンブリとの係合を 開始させるためにテープカセットが正しい位置にあることを検知する手段が設け られている。好適実施例においては、ドライブスピンドル14Lおよび14R上 の正しい位置にカセットがあることを検知するために、マイクロスイッチ18が 使用される。
好適実施例に係る左右対称な係合機構は、左側および右側のテープ引き出し用ロ ーラブロック2OLおよび2ORを有する。垂直方向のテープ引き出し用ローラ 部材22Lおよび22Rが上記テープ引き出しローラブロックの上に搭載され、 カセット16からでたテープに係合するようになっている。
左側および右側のテープ引き出し用ローラブロック2OLおよび2ORは左側お よび右側のテープ引き出し用ローラブロックガイド24Lおよび24Rの上に乗 っている。左側および右側のテープ位置決め用■ブロック26Lおよび26Rは テープの係合位置を特定するために左側および右側のテープ引き出し用ローラブ ロックガイド24Lおよび24Rの端部に位置している。
好適実施例においては、ウオームホイールギア30Lおよび30Rがそれぞれタ イミングベルトすなわちビーズチェーン28Lおよび28Rに連結されている。
ビーズチェーン28Lおよび28Rはウオームホイールギア30Lおよび30R のチェーンスプロケットドライバにそれぞれ係合する。これらはそれぞれのタイ ミングベルトすなわちビーズチェーン28Lまたは28Rを受け入れてノンスリ ップ駆動手段を提供する。
ビーズチェーン28Lおよび28Rはそれぞれスプリング32Lおよび32R並 びに34Lおよび34Rの一端にそれぞれ連結されている。スプリング32Lお よび32Rの他端はテープ引き出し用ローラブロック2OLおよび2ORに連結 されている。スプリング34Lおよび34Rの他端はそれぞれラックギア36L および36Rの一端に接続されている。上記ラックギア36Lおよび36Rはそ れぞれ溝すなわちガイド38Lおよび38R内に乗っている。
上記ラックギア36Lおよび36Rの他端はケーブル40Lおよび4ORの一端 に連結されている。ケーブル40Lおよび40Rの他端はテープ引き出し用ロー ラブロック2OLおよび2ORの他端にそれぞれ連結されている。ケーブル40 Lおよび40Rは、たとえばニューンヤージ州フェアフィールドのシー・エム・ エイ(CMA)コーポレイションから入手できるCF1452のようなスチール 製のケーブルであってもよいが、当業者であれば同様な特性を有するいかなるケ ーブルも使用できることは判るであろう。
当業者によって理解され得るように、ビーズチェーン28Lおよび28R1スプ リング32Lおよび32R1テープ引き出し用ローラブロック2OLおよび20 R,ケーブル40Lおよび40R1ラツクギア38Lおよび38Rならびにスプ リング34Lおよび34Rによってそれぞれ形成される駆動用ループにががる張 力はスプリング32L、32R,34Lおよび34Rの作用によって比較的一定 に保つことができる。係合された静止位置(テープ引き出し用ローラブロック2 0Lおよび2ORがテープ位置決め用Vブロック26Lおよび2.6Rに接触し ている)においては、スプリング32Lおよび32Rは相対的に緊張状態にあり 、テープ引き出し用ローラブロック2OLおよび2ORとテープ位置決め用Vブ ロック26Lおよび26Rとを確実にしっかり、と接触させる。スプリング34 Lおよび34Rは相対的に非緊張状態にある。係合が解除された静止位置におい ては、ラックギア36Lおよび36Rはそれぞれそれらの行程の終わりの位置に あって、ガイド38Lおよび38Rの上端に位置している。そしてスプリング3 2Lおよび32Rは相対的に非緊張状態にあり、スプリング34Lおよび34R は相対的に緊張状態にある。
ウオームホイールギア30Lおよび30Rは左側のウオームギア42と右側ウオ ームギア44とによって反対方向に駆動されるように形成されている。左側のウ オームギア42と右側のウオームギア44はモーター48(図3に示す)によっ て共通のシャフト46から駆動される。この好ましい実施例においては、ウオー ムギア42および44とウオームホイールギア30Lおよび30Rはたとえば約 50・1のような大きな減速比を提供することができ、これによって多(の機能 のために安価で低トルクのモーターを使用することができる。
ピニオンギア50Lおよび50Rは、ラックギア36Lおよび36Rとがみ合う べ(、溝すなわちガイド38Lおよび38Rによって形成されるラックギア36 Lおよび36Rの走行通路にそれぞれ搭載される。
テープ出入位置決めローラ52Lおよび52Rは、カセット16に入れられたテ ープに係合すべく、ピニオンギア50Lおよび50R上にそれぞれ偏心して搭載 される。
施例においては、バイアススプリング54Lがピニオンギア50Lに時計方向の トルクを印加し、バイアススプリング54Rがピニオンギア50Rに反時計方向 のトルクを与える。ピニオンギア36Lおよび36Rの係合解除された静止位置 は、技術分野において知られているように、フレーム12に形成された上向きの 突起に係合する、ピニオンギア50Lおよび50Rの底面に設けられた下向きの 突起(図示せず)のような手段によって確立することができる。
ビーズチェーン28Lおよび28R1ウオームホイールギア30Lおよび30R 、スプリング32Lおよび32R,34Lおよび34R、ラックギア36Lおよ び36Rならびにケーブル40Lおよび40Rの組み合わせは、はぼ一定に引っ 張られたノンスリップ駆動手段を構成する。この手段は幾つかの機能を果たすも のであるが、これらの機能は図1と図2を参照して係合機構の働きを考慮すれば 簡単に理解することができよう。
図1に示すように、本発明の装置の係合解除された静止位置においては、テープ 引き出し用ローラブロック2OLおよび2ORはそれらのガイド24Lおよび2 4Rの下端に位置している。ビーズチェーン28 Lおよび28Rはそれらの行 程の一端に近接して位置して、スプリング34Lおよび34Rがそれぞれウオー ムホイールギア30Lおよび30Rの近(に位置するようにしている。ラックギ ア36Lおよび36Rはガイド38Lおよび38Rの上端に位置している。スプ リング32Lおよび32Rは僅かに引っ張られており、スプリング34Lおよび 34Rは引っ張られている。ピニオンギア50Lは時計方向に停止させられた静 止位置にあり、ピニオンギア50Rは反時計方向に停止させられた静止位置にあ る。図1より判るように、この位置においてテープ出入位置決めローラ52Lお よび52Rは装置の中心に向かって、すなわち3時と9時の位置にそれぞれ位置 している。
マイクロスイッチ18がテープカセットの存在を示すと、モーター48が作動さ れ、シャフト46ならびにこのシャフト46に接続された左側ウオームギア42 と右側ウオームギア44とを回転させる。この動作は左側ウオームホイールギア 30Lを反時計方向に回転せしめるとともに、右側ウオームホイールギア30R を時計方向に回転せしめる。
左側および右側のウオームホイールギアの動きは、これらと共働するノンスリッ プ駆動手段を動かす。したがって、ラックギア36Lおよび3.6R+Eそれら のガイド38Lおよび38Rに沿って下方に移動し始めるとともに、テープ引き 出し用ローラブロック2OLおよび2ORはそれらのガイド24Lおよび24R に沿って上方に移動し始める。
磁気テープ駆動装置においては、テープドライブが時計方向にも反時計方向にも 空回りするとともに、同時にテープ駆動係合機構に関連した他の機能が静止でき るようになっていなければならない。この発明の別の実施例によれば、二方向過 剰走行(オーバーランニング)クラッチは時計方向および反時計方向の過剰走行 を提供する。図7aおよび図7bに示されたこの実施例の二方向過剰走行うラン チは、従来においてつA−ムホイールギアの過剰走行をなすために使用されてい たスプリングとベルトを不要とする。これはまた都合のよいことに、従来におい ては他のテープドライブ部品のための必要な過剰走行量を達成するのに必要であ るケーブルや他の駆動手段を延ばして多く装着することを不要とする。
本発明の二方向過剰走行うラッチは基本的には二つの目的を達成する。それは、 所定の機械的アセンブリの一つの回転部材を静止させる一方、このアセンブリの 残りのものを回転させ続けて他の機能を行なわせるのである。
図7aおよび7bに示すように、上記二方向過剰走行うラッチははすば歯車に接 続されたプーリアセンブリ400を備える。このプーリアセンブリ400は右側 または左側のウオームホイールギア402を備える。ウオームホイールギア40 2は、上記プーリアセンブリの少なくとも一つの反動ピン406を収容するため に少なくとも1つのスロットを備えている。これについてはさらに説明する。
図示の実施例においては、2つのスロット404aおよび404bが同心にずれ て設けられると共に、ウオームホイールギア402の周辺に平行に配置されてい る。
これらのスロットは反動ピン406と共に働いて、タイミングギア416に対す るウオームホイールギア402の回転を所望量に制限する手段として機能する。
正確な直径を有するスチールあるいは他の金属製のボールを備えた駆動部材40 8は、隣接したプーリアセンブリー400の表面にある所定の凹部つまり開口4 09に設けられている。この駆動部材408は、所定量の与えられた力によって 上記ウオームホイールギア402が選択的に解放あるいは過剰走行させられるこ とができるように、このウオームホイールギア402を上記タイミングギア41 6に対して所望の関係に保持するための連結手段として機能する。これについて は後述する。
上記駆動部材408は、ブーりが静止している間上記ウオームホイールギアを選 択的に回転させるようにするためのポジティブな戻り止めクラッチ手段としても 作用することは理解できよう。上記駆動部材408は薄型の片持ばね410によ って所定の位置に保持される。上記片持ばね410は、上記駆動部材408に所 定量のバイアスを与える手段としても作用する。駆動部材の反動板414はタイ ミング手段416に固定されている。タイミング手段416はこの技術において よく知られているように、タイミングギアあるいはタイミングベルトブーりを備 える。好適実施例では、上記タイミング手段416は0.08ピツチの約22個 の歯を有する。しかしながら、いかなる適当なタイミングギアを代わりに用いて もよい。
上記ウオームホイールギア402はメインシャフト415に押し付けられる。
このメインシャフト415は下方に案内されてタイミングギア416およびプー リアセンブリー400内を通過している。この駆動部材408つまりポジティブ な戻り止めクラッチ手段は上記ウオームホイールギア402と反動板414との 間に挿入されている。上記片持ばね410は、後述するように、上記駆動部材4 08をその開口409内に選択的に保持するための手段として機能する。この駆 動部材408が凹部409に保持されている限りは、この駆動部材が上記ウオー ムホイールギア402とタイミングギア416とを連結する手段を提供する。
少な(とも1つのウオームギア反動ピン407が上記ウオームホイールギア40 2の上面に設けられている。これらの反動ピン406,407は、捩りスプリン グ420に係合してこの捩りスプリング420を装着するための手段を提供する 。上記プーリアセンブリーの反動ピン406は反動板414の上面にしっがりと 設けられており、スロット404a、404b内を通って上記ウオームホイール ギア402の上面から突き出ている。このプーリアセンブリーの反動ピン406 は、好ましくは、図4Aに示すように、ウオームホイールギア402の上面に固 定されている反動ピン407と同じ高さである。
捩りスプリング420は、正確に計算されたトルクの左側または右側捩りスプリ ングである。この捩りスプリング420は、ウオームホイールギア402の上に おいて、上記プーリアセンブリーの反動ピン406と上記ウオームホイールギア の反動ピン407との間で拘束される。この捩りスプリング420を軸方向に所 定の位置に保持するためのマンドレル422あるいは同様の手段が上記メインシ ャフト415の上に押し付けられている。
上記片持ばね410をウオームホイールギア402上の所定の位置に保持するた めに固定板あるいは他の固定手段が設けられている。これに代えて、片持ばね4 10を所定の位置に接着してもよい。
上記ウオームホイールギア402が回転するとき、知られた力の駆動力が生成さ れて、ウオームホイールギア402とタイミングギア416を一緒に回すことは 理解できるであろう。すなわち、上記スチール製ボールすなわち駆動部材408 が片持ばね410によってウオームホイールギア402と反動板414との間に 拘束されているので、この駆動部材408が積極的な戻り止めクラッチ手段とし て機能し、反動板414に固定されているプーリアセンブリー400とウオーム ホイールギア402とを連結するのである。したがって、ウオームホイールギア 402とタイミングギア416とは一致して回転するのである。
この場合、上記ウオームギアの反動ピン407とプーリアセンブリーの反動ピン 406は同じ速度で一緒に回転しているため、上記捩りスプリング420は全く トルクを働かせていないということは理解されよう。上記タイミングギア416 の目的は、前述したように、タイミングベルトを駆動することであり、上記タイ ミングベルトはテープ係合システムの他の全ての部材に接続されて、タイミング ギア416が回るときにそれらを移動させる。上記テープ係合システムを形成す るその他の線部材の幾つかが、電力切れやテープの終わりなどの外的な要因によ って停止しなければならなくなったとき、タイミングギア416も回転を停止し なければならない。
本発明の戻り止めクラッチ手段は、都合のよいことに、上記タイミングギア41 6の回転を停止させつつウオームホイールギア402を所望の方向に移動させる 。すなわち、上記駆動部材408は、上記タイミングギア416の回転を停止さ せる外力によって解放されることができるように、片持ばね410によって位置 決めされる。上記駆動部材408を解放するのに必要な外力の量は、片持ばね4 10の張力を調節することにより精確に調整することができる。すなわち、回転 方向とは逆の方向に与えられた所定量のトルクが、片持ばね410によって駆動 手段408に与えられるバイアスに打ち勝ったとき、この駆動手段408は上記 凹部409の外に出されて上記プーリアセンブリーを上記ウオームホイールギア から解放するのである。タイミングギア416の回転が理由がどうであれ停止さ れなければならないとき、これによって、上記駆動部材408は保持板414の 開口409の外へ出る。このとき、上記プーリアセンブリーの反動ピン406も 回転を停止してしまっている。しかしながら、上記ウオームホイールギアの反動 ピン407は回転し続けているため、捩りスプリング420の両端がウオームホ イールギアの反動ピン407に係合し、この捩りスプリング420は巻かれて、 積載された状態となる。積載された捩りスプリング420は、すでに回転を停止 している反動ピン406に対して力を作り出す。これがトルクを与え、タイミン グギア416のベルト401に力を起こさせる。この力は、テープ係合システム の直線移動部材の1つがその位置合わせ点に位置合わせされ続けるために、必要 である。
後述するように、この継続した回転によって、テープを駆動する挾み力を上記キ ャプスタン機構に起こさせる動きが提供されることは、理解されよう。記録工程 が完了すると、この実施例に係る装置は回転方向を逆にして出発位置に戻る。
この出発位置ではテープ搬送装置の線部材が別の停止装置に接触する。このこと は、前述したのと同じ一連の状況を反対方向に生じさせて、テープカートリッジ のための手動ローグーを別部材のモータを使用することなく自動的に突出させる 。
上記実施例は極めてコンパクトな装置を提供するもので、従来に比べて少な(と も50%のスペースを節約できることが分かるだろう。
上記の各部材の動きが進むにつれて、テープ(図2に参照番号58によって示す )はまずテープ出入位置決めローラー22Lおよび22Rに掛けられ、ヘッドド ラムアセンブリー56に向かって上方に引っ張り上げられる。さらに、ラック3 6Lおよび36Rがピニオンギア50Lおよび50Rに係合すると、ピニオンギ ア50Lは反時計方向に回転し始め、ピニオンギア50Rは時計方向に回転し始 める。これらのピニオンギア50Lおよび50Rの回転路沿いの所定の位置にお いて、上記テープ出入位置決めローラ52Lおよび52Rはテープに係合して、 それぞれほぼ反対の外方向へ引っ張り、図2に示す最終位置まで持ってい(。
それらの移動の最後に、テープ引き出し用ローラブロック2OLおよび20Rは 左右のテープ位置決め用■ブロック26Lおよび26Rに接触する。これら左右 のテープ位置決め用Vブロック26Lおよび26Rはそれらの動きを停止させて 、それらの位置決めを行う。図2に示すように、完全に係合した位置では、テー プ引き出し用ローラプロッタ2OLおよび20は、スプリング34Lおよび34 Rの張力によって、それぞれ左右のテープ位置決め用Vブロック26Lおよび2 6Rに当接する。上記テープ引き出し用ローラブロック2OLおよび20の上方 への動きが止まると、ラックギア36Lおよび36Rの動きも止まる。というの は、それらは非弾性ケーブル40Lおよび40Rによって互いに連結されている からである。
本発明の一実施例はキャプスタン60を備えている。このキャプスタン60は、 この技術分野でよく知られているように、適当なサーボモータによって駆動する ことができる。テープ58は、ピンチローラアーム64に搭載されたピンチロー ラ62によって係合されてキャプスタン60に押し付けられる。
上記ピンチローラアーム64のための駆動機構は、図3,4a、4bを参照すれ ば最もよく理解できる。このピンチローラアーム駆動機構はフレームつまり基板 12の下側に位置しており、ある実施例においては、このピンチローラアーム駆 動機構は、右側のウオームホイールギア30Rと同じシャフトに旋回自在に取り 付けられた駆動板66を備えると共に、捩りスプリング68に接続されている。
この捩りスプリング68はそれをホームポジションに維持しようとする。右側の ウオームホイールギア30Rは一部が円周状の溝70を有する。この溝70は駆 動板66のピン72と係合する。駆動板66は、ピン72が完全に溝70を横切 ってその縁に係合するまでは移動しない。溝70とピン72の役目は、ピンチロ ーラアームの動きに対して固定遅れを提供して、テープがキャプスタン60によ って係合される前にテープが適切なつまり正しい位置に到達することを許容する ことである。
プーリ77bは、タイミングベルト、ケーブルあるいはビーズチェーン78のよ うな駆動手段を受け入れる。この駆動手段は、ピンチローラアーム64のための 転心を形成する軸82に取り付けられた被動スプロケットピンチローラアームホ イール80に係合する。この被動スプロケットピンチローラアームホイール80 が回転するとき、ピンチローラアーム64が動く。
ピンチローラアーム64上の上記ピンチローラがテープをキャプスタン60に押 し付けて捕獲したときに、駆動板66が所定量だけ過剰移動してスプリング84 を延ばすことができるように、上記駆動手段をスプリング84によって偏らせる ことができる。上記スプリング84は、予測可能な挾み力を提供する。
所望すれば、駆動ホイール66とピンチローラアームホイール80との間で溝7 0の角変位を分配して同じだけの遅延を提供することができることは、当業者は 認めるであろう。そのような場合、ピンチローラアーム64と協働する部材上に 係合ピンが設けられなければならない。
改良されたキャブスクンバイアス装置を示した他の実施例を図8に示す。キャプ スタン60に接触するためのピンチローラ62(図2に示したような)がキャプ スタンアーム64の先端に設けられている。このキャプスタンアーム64は、上 記基板12の下側に位置する前部キャプスタンアームプーリ77aと後部フロー ティングプーリ77bとを備えたプーリアセンブリーに接続されている。捩りス プリング83aは、上記プーリアセンブリーの回転とは反対方向に回転力を与え るための手段を提供する。上記捩りスプリング83aは、上記キャプスタンアー ム64を所定の角ホームポジションに保持する。上記右側のウオームホイールギ ア30Rのシャフトには、半径方向の盲スロットを有する上記後部フローティン グプーリ77bが取り付けられている。駆動板つまりホイール66は後部プーリ 77bの下方に設けられている。駆動板66は、上記プーリ77bの半径方向の スロット内に突出するドライブピン72を備えている。
上記前部キャブスクンアームブーリ77aおよび後部フローティングプーリ77 bには、丸い駆動部材79a、79bをそれぞれ収容するための保持孔73a、 73bが設けられている。これらの駆動部材79a、79bは、ケーブルつまり 駆動手段78の所定の特定位置に固定されている。前部および後部スプリング調 節用クリップ818.81bが伸張スプリング手段85の各側に設けられている 。この伸張スプリング手段は、上記ケーブル78の一側をぴんと張り続けるため に一定のバイアスを与える手段を提供する。上記伸張スプリング85は、ケーブ ル78によって形成されるループを閉じる伸張スプリングあるいは他のバイアス 手段を備える。
このケーブル78と、駆動部材79a、79bと、伸張スプリング85とは閉ル ープを形成すると共に、上記前部および後部プーリ77a、77bの回りにそれ ぞれ掛けられる。
上記前部キャブスクンアームブーリ77aの保持孔73aはケーブル78に対し て所定の角度状態に設定される。上記前部キャプスタンアームプーリ77aは上 記保持孔に第1の駆動部材79aを収容することは理解できよう。上記駆動手段 79aおよび79bはそれぞれ、前部キャプスタンアームプーリ77aと後部フ ローティングプーリ77b内のそれぞれの保持孔73a、73bに収容される。
したがって、上記駆動部材79a、79bは各プーリ77a、77bの回転を他 方に対して固定する。この結果、上記前部キャプスタンアームプーリ77aと後 部フローティングプーリ77bとの間には精確なタイミング関係ができる。さら に、前部および後部プーリの保持孔73a、73bは協働する駆動部材79a、 79bを捕獲するので、これがより大きなポジティブな駆動性を提供し、この駆 動性がさらに、上記前部および後部プーリ77a、77b間の精確なタイミング 関係を維持するように働く。
動作中、突出したドライブピン72を有する駆動板66は特定の所定方向に回転 する。所定の角回転で、上記ドライブピン72は後部フローティングプーリ77 b上のスロットの内縁に接触し、これによって後部フローティングプーリ77b を同じ方向に回転させる。したがって、プーリ77bは前部キャブスクンアーム ブーリ77aを駆動部材79a、79bによって駆動する。これによって、上記 キャプスタンアーム64は、駆動部材79a、79bの角位置の関数であるとこ ろの所定の時間に回転する。
全装置のタイミングの拘束によって規定されるそのようなときに、ピンチローラ 62はキャプスタンドライブ60に接触するが、この時点でキャプスタンアーム 64の動きが停止する。これにより、前部キャプスタンアームプーリ77aは回 転を停止する。しかし、後部フローティングプーリ77bは回転を続けて、上記 伸張スプリング85を所定の長さになるまで伸張させる。これがピンチローラ6 2に力を及ぼし、これにより、テープを偏倚させてキャプスタンの駆動軸60に 当てると共に、テープが一定の速さで装置内を引っ張られるようにする。
伸張スプリング85が延びている状態においては、ブーり装置の緊張側のケーブ ル78は強制的に若干短(される。従来の技術では、この状況はブーり装置の弛 緩側をより長くして、ケーブル78を非常にゆるくする結果となっていた。これ は重大な問題で、もし直されなければ、ケーブルがブーりから外れることになる であろう。この問題の解決法は、後部プーリ77bの上面に捩りスプリング83 bを設けることである。この捩りスプリング83bは、プーリ78の弛緩側とは 反対の方向に回転力を与える手段を提供する。この捩りスプリング83bは好ま しくは2つの脚を有する。これらの脚の1つは、スプリング係合ピン87bに接 触するように配置される。上記スプリング係合ピン87bは、上記捩りスプリン グ82bの脚に接触するために上記後部フローティングプーリ77bの上面に設 けられている。上記後部フローティングプーリ77bが回転を続けているとき、 捩りスプリング83bも同じ方向に回転する。これが起こったとき、捩りスプリ ング83bはケーブルの弛緩側を押して、それをフローティングプーリに掛けて 、ケーブル78のすべての弛みを取るのである。
捩りスプリング83aの働きは、適宜上記ピンチローラアームを復帰させると共 に、それをホームポジションに保持することである。捩りスプリング83aは、 伸張スプリング85によって与えられるバイアスとは反対の方向にバイアスすな わち回転力を与える手段を提供する。これはまた、上記フローティングプーリ7 7bがそのホームポジションに戻ることを可能とする。
本実施例の上述の特徴によって、キャプスタンアームを介してテープにほぼ一定 のバイアスを与えることのできる改良ピンチローラバイアス装置が提供される。
この装置は、キャプスタンプーリケーブルの弛みを実質的に除去すると共に、テ ープ係合装置の時間調節と動作を改善する。さらに、本装置は、従来のテープ駆 動機構において貴重なスペースを多くとっているベルトや複雑なタイミング装置 を使用しな(でもすむ。上述の改良キャプスタンバイアス機構を備えたテープ駆 動システムは、より複雑なタイミング装置を備えた従来の装置に比べて50%ま でスペースを節約できることがわかっている。
本発明の一実施例は駆動装置の停止(jamming)を防止する手段を備える 。テープ引き出し用ローラブロックの一方が他方よりも早くそのテープ位置決め 用Vブロックに接触した場合には、スプリング34Lおよび34Rは、移動の終 わりの接触がモータの回転を拘束して後着のテープ引き出し用ローラブロックが そのテープ位置決め用Vブロックに着座するのに悪影響を及ぼすのを防止するよ うに働く。
参照番号56で模式的に示されているようなヘリカルスキャンヘッドドラム装置 を備えた実施例においては、テープ58の位置を、ヘリカルスキャンへ・ラドド ラム装置56の傾斜面から垂直面に修正するための静止手段が設けられる。この 手段は、テープ引き出し用ローラブロック2OLおよび20Rの移動の終わる前 にテープ58に係合する。図5に示すように、−好適実施例においては、この手 段は1対の固定傾斜ビン86からなり、こ九らのビンはその角度を最高性能とな るように調整してもらうことができる。
ここに記載の好適実施例の装置によって行なわれる係合工程の一部として、テン ションセンサーを備えたテンションアームの回りにテープ58をローディングし てもよい。図1、図2、図68および図6bかられかるように、テンションアー ム90はフレーム12の上面、好ましくは、アセンブリー92の上に揺動可能に 搭載されている。このアセンブリー92は、カムホイールギア96上に存するカ ム部材94によって係合され得る位置に左側テープ位置決め用■プロ・ツク26 Lを有する。図1および図2に示すように、左ウオームギア42によってカム尽 イールギア96を駆動して、テープがテープ引き出し用ローラプロ・ツク2OL によって所定位置にもってこられたときにカム部材94がテンションアーム90 を押し出すようにカムホイールキア96を位置決めすることができる。
アセンブリー92は転心98を有し、テンンヨンアーム90はこの転心98の回 りを回転する。−好適実施例では、「オフセットオバーセンター」スプリング1 00の一端102が、アセンブリー92内のねじ穴に位置する調整ねじ104に 固定されている。図1.2に示すように、上記スプリング100はその外端10 8において、テン/コンアーム90の本体からほぼ直角に突出した突起110に 固定されている。このオフセットオバーセンタースプリングの形状のおかげで、 より広い範囲のテープの引っ張りしたがってテンションアーム90の角位置にわ たって、より一定の力がテンションアーム90によってテープにかけられること ができる。
テンションアーム90上に永久磁石112が搭載されており、この永久磁石11 2は、技術においてよ(知られているように、テープ張力調節用のフィードバッ ク信号を供給するためのホール(Hall)効果センサー114と連絡している 。
現段階での好適実施例では、係合されたテープの通路を遮る位置に速度変換機が 設けられている。この速度変換機は、耐磁気あるいは光学式のエンコーダあるい は他の同等のエンコーダを装備したゴム製ローラを有することができる。好適な テンションセンサーは基板に搭載されたばね調節式アームである。
本発明の機構が図2に示すようにテープと係合すると、テープは「再生」方向に ある。テープ58を早送りあるいは巻き戻すためには、ピンチローラアーム64 とテンションアーム90をその係合位置から移動させる。これはモータ48の回 転方向を逆にして所定回数の回転を行わせることによって達成される。この動作 は、カムホイール96上のカム部材94がテンンヨンアーム90を係合解除位置 に移動させるように働く。それはまた、駆動ホイール66におけるピン72を開 放溝70へ向かって回転させる。捩りスプリング68は駆動ホイール66をその ホームポジションへ向けて回転させて、ピンチローラアーム64をその係合位置 から移動させる。
本発明の現段階での好適実施例をここに開示したが、当業者は、この開示内容か ら、ここにはっきりと開示されてはいないが本発明の範囲に入る実施例を思い付 くことは可能であろう。したがって、本発明の範囲はここに添付の請求項のみに よって限定されるべきである。
FIG、−4へ FIG、−4B FIG、−5 tJolJ^ FIGURE 7A HOME CONDITION FIGURE 7B LOADED C0NDITION 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の7第1項)平成5年6月 17日

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.カセットから磁気テープを引き出すための改良されたテープ駆動装置であり 、上記テープ駆動装置の選択された部品を、他の部品が静止している間に、回転 させる2方向過剰走行クラッチを含むテープヘッド等に対して上記テープを駆動 するための改良されたテープ駆動装置であって、シャフトの回りに回転する軸を 有する第1のギアと、上記第1のギアに実質的に隣接して上記シャフトに配置さ れ、上記シャフトの回りに回転する軸を有する第2のギアと、上記第2のギアに 対する上記第1のギアの回転量を限定するために上記第1のギアに配置された限 定手段と、 上記限定手段に係合可能に接触すると共に、上記限定手段が係合されたとき、上 記第2のギアを上記第1のギアに対して一様に回転させるために上記第2のギア に配置された反動手段と、 上記第1と第2のギアを連結すると共に、上記係合されたギアの一様な回転方向 と反対の方向に予め定められた量のトルクがかかったときに、上記第1と第2の ギアを選択的に解放するための戻り止め手段と、上記ギアのうちの何れかが他方 に対して別れて回転するときに、上記反動手段に予め定められた量のトルクを印 加するために上記シャフトに配置された捩りスプリング手段とを備えた改良され たテープ駆動装置。
  2. 2.請求項1の装置において、上記限定手段は、少なくとも1つの反動ピン手段 を収容するために上記第1ギアに設けられた少なくとも1つの同心のスロットを 備え、それによって、上記反動ピン手段が上記スロットの端に接触したときに、 上記第1と第2のギアに一様な回転を行わしめる装置。
  3. 3.請求項1の装置において、上記捩りスプリング手段は、上記シャフトに配置 され、少なくとも一端が上記反動手段と係合可能に接触する捩りスプリングを備 え、それによって、上記反動手段の回転方向と反対方向に上記反動手段にトルク を印加する装置。
  4. 4.請求項1の装置において、上記戻り止め手段は、上記第1のギアの駆動手段 を収容するために上記第2のギアに配置された凹部を備え、また、上記駆動手段 は、バイアス手段によって上記凹部に選択的に保持される装置。
  5. 5.請求項4の装置において、上記駆動手段は、その駆動手段が上記凹部に保持 されているとき、上記第1と第2のギアを一致して回転するように係合して連結 する装置。
  6. 6.請求項5の装置において、上記戻り止め手段は、一様な回転をしている上記 第1と第2のギアを、上記回転方向と反対方向に上記第1または第2のギアの何 れかに予め定められた量のトルクが印加されたときに、選択的に分離するための バイアス手段を含む装置。
  7. 7.記録または再生のためにテープヘッドに対して磁気テープ等を駆動する改良 された装置であり、上記テープヘッドは、テープ駆動装置を時計方向または反時 計方向の両方に空回りをさせる一方、それと同時に、上記テープ駆動装置に関す る他の機能を静止させる二方向過剰走行クラッチを含む装置であって、上記テー プ駆動装置を2方向に回転させるようにシャフトに配置された第1のギア手段と 、 上記第1のギアに対して選択的に2方向に回転させるために、上記シャフトに配 置された第2のギア手段と、 上記第1と第2のギアを選択的に連結して一様に回転させると共に、上記回転方 向と反対の方向に、何れかのギアに印加された予め定められた量のトルクを受け ると、上記第1および第2のギアを分離する手段と、上記第1のギアに配置され 、上記ギアのうちの何れかが係合が解除されると、他方に対する上記第1または 第2のギアの予め定められた量の連続した回転を可能にする限定手段とを備えた 装置。
  8. 8.改良されたピンチローラバイアスシステムを含む記録または再生用テープヘ ッドに対して、磁気テープ等を駆動する改良されたテープ駆動装置であって、第 1シャフトに回転自在に支持されたキャプスタンアームの先端に配置され、キャ プスタンに接触すると共に、それにバイアスを印加するピンチローラ手段と、駆 動手段と連結している第2シャフトと、上記第1および第2シャフトにそれぞれ 配置されると共に、各駆動手段を収容するためのスロットをそれぞれ有する第1 および第2プーリ手段と、上記第1および第2プーリを連結するケーブル手段を 備え、上記駆動手段はそれの予め定められた位置に固定されており、また、上記 ケーブルに設けられ、上記第1プーリ手段に、第2プーリ手段に対して予め定め られた量だけ回転を継続させる伸長スプリング手段と、上記プーリと上記キャプ スタンアームとの間において上記第1シャフトに配置され、上記伸長スプリング 手段の伸長方向と反対方向に回転力を印加すると共に、上記ピンチローラをホー ムポジションに復帰させる第1バイアス手段と、上記第2シャフトに配置され、 上記ケーブルにバイアスを印加してケーブルの緩みを除去する第2バイアス手段 とを備えた装置。
  9. 9.請求項8の装置において、上記第1バイアス手段は、上記ピンチローラ手段 を予め定められた位置に復帰させると共に、上記ピンチローラ手段をホームポジ ションに保持するための第1捩りスプリングを備える装置。
  10. 10.請求項8の改良されたテープ駆動装置において、上記第2バイアス手段は 、上記第2プーリ手段と係合して共に回転する一端と、上記ケーブルの緩んだ部 分と係合する第2の端とを有する捩りスプリング手段を備える装置。
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