JPH06507506A - プッシュ−プル式光ファイバコネクタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ブツシュ−プル式光フアイバコネクタ 発明の背景 １、発明の分野 本発明は光学波ガイドを連結する装置、具体的にはＳＴ型コネクタ受は器（レセ プタクル）と適合可能なブツシュ−プル式の迅速解除可能光ファイバコネクタに 関する。

２、先行技術の説明 光信号を介した高速度の通信とデータ伝達のための光ファイバの使用は既に確立 されている。今日では、何百万マイルも長い光ファイバが既に存在する。従って 、容易に組み合せたり、組み外したりすることの出来る併用可能な（コンパティ プル）光フアイバコネクタを提供することは必須になっており、そして実質的な 発展の努力はこの種のコネクタの設計に向けられている。こ＼において使用され る用語の「コネクタ」は、２本の光フアイバ間の永久接続を通常意味する「スプ ライン」に対立するものとして、２本の光ファイバの接続、断続及び再接続を許 容する物品を意味している。

光フアイバコネクタの幾つかの設計は米国特許第３．８０３．４０９号に示され ているような差し込み形（ｂａｙｏｎｅｔ　５ｔｙｌｅ）のファスナーに係るも のである。その最も単純な形態のこの種のファスナーは１以上の外方へ延在した 突起、即ちラグを有する軸継手（カップリング）とラグ（耳部）を受容するため の螺旋スロットを有する雌形の回転可能ソケットを含んでいる。この軸継手は米 国特許第３．９４７．１８２号に示される連結モジュールにコネクタを添付する ための一体成形の取付は板を含み得るし、或いはこの軸継手は米国特許第３．９ ４８．５８２号に開示の２個の雌形ソケット（ファイバの各端に１個）と組み合 せる二重端形量は器を含んで構成することも出来る。それからの改良は雌形ソケ ットを軸継手の周りに回転させる態様に関するものである。この回転により連結 作業中にファイバ端面が望ましくない研磨を被る事態になり得ることが判明した 。この種の研磨を防ぐためには、米国特許第４．２７２．１５４号、第４．３５ ４．７３１号及び第４．７９３．６８３号に示唆されているように、フェルール （ｆｅｒｒｕｌｅ）をコネクタ受は器と整合させる手段を具備させればよい。

この種の整合手段は米国特許第４．６３４．２１４号の差し込み形のファスナー と組み合されている。このコネクタはｒ　ＳＴＪコネクタと同定されており（ｒ ＳＴＪはＡｍｅｒｉｃａｎ　Ｔｅ１ｅｐｈｏｎｅ　ａｎｄ　Ｔｅｌｅｇｒａｐｈ 　Ｃｏ、の商標である。）、そしてその典型的な例は図１に示されている。この 先行技術のＳＴコネクタは概してファイバ端に付設された２個のプラグ２（図１ には１個のみを示している）を収容する二重端形量は器を含んで構成されている 。受は器ｌの各管形端はガイドスロット３を有し、これがプラグ２のフェルール 支持部に付設されたガイドスタッド４を受け入れる。これらの要素は受け器に関 してフェルールが回転するのを阻止する。この回転はこれを阻止しなければ、フ ァイバ端面に損傷を与える。受は器１は更に直径方向で対立するラグ６を有し、 これらがプラグ２の差し込みキャップ８の螺旋状或いはＪ字形スロット７に滑り 入む。カップ８は、これがフェルール５に関して回転自在になるようにフェルー ル５に組み合されている。典型的には、フェルールを整合させるスリーブ（図示 省略）も、受は器ｌの中に設けられる。この基本的なＳ？設計に加えられている 他の特徴には米国特許第４．８１２．００９号に示すようなブーツ／キャップエ キステシダ（ｅｘｔｅｎｄｅｒ）等がある。

ＳＴコネクタはその使用がまことに単純であるが、それでも幾つかの欠点を有し ている。その第１はキャップ８を受け器１に連結させるのにキャップを手動で回 転させなければならないことである。これはキャップ８を操作するだけの充分な 余地空間のない高密度な環境下でのＳＴコネクタの使用を妨げる。キャップ８と 受け器１間の相対回転の要件はコネクタ群の集団化を阻止する、即ちファイバ分 配データ集積方式（ＦＤＤＩ）で使用するために多数設置される米国特許第４． ７６２．３８８号、第４．６１１．８８７号及び第４．６８７．２９１号に示さ れている複式光フアイバコネクタ等の多重コネクタを単一ハウジングに組込むこ とを阻止する。

差し込み式ファスナーの代りに、複式コネクタは、典型的にはラッチング機構を 利用して、コネクタ、受は器及びプラグを係合させる。ラッチアームが米国特許 第４．２２５．２１４号及び第４．２４０．６９５号に開示の設計を含む幾つか の単式コネクタ設計において、スナップ−ロック（ｓｎａｐ−１ｏｃｋ）を実現 するためにも使用される。不幸にも、これらの設計の多くはラッチを解放させる ために作動アームの操作を要求し、従って高密度連結環境において、ＳＴコネク タと同じ制約を蒙る。しかし、１つの興味あるラッチ設計はこの問題を、迅速解 除可能なブツシュ−プル式光フアイバコネクタで以って克服する。この種のコネ クタの例は米国特許第４．２６８．１１５号に示されている。この設計では、滑 動可能ハウジングがコネクタプラグ本体を取り囲み、この本体がハウジングに付 設されており、そしてコネクタ受は器の環状溝に係合する２個のラッチと一体成 形されている。ハウジングがコネクタ本体上を滑って受け器から離れるときに、 ハウジングの２個の開口がラッチフックに接触してこれらを環状溝から解放する 。

今日広く使用されている、これに類似のブツシュ−プル式光フアイバコネクタは 日本電信電話株式会社（ＮＴＴ）で最初に製造されたもので、「ＳＣ」コネクタ として知られている。このコネクタの代表的な例は図２に示されている。更に、 詳しい説明は日本規格協会発行の日本工業規格中のＦＯ４−形光ファイバコネク タのＪＩＳ　Ｃ５９７３から見し出し得る。この設計でも、二重端形量は器１０ を利用しているが、受は器とプラグ１１は共に四角断面を有している。プラグ１ １はフェルール１３を保持するフェルールホルダ１２を含む。フェルールホルダ １２は、受は器ＩＯの１部であるラッチ１６のフック１５と係合するノツチ１４ を有している。プラグ１１は更にフェルールホルダ１２を囲む滑動可能ハウジン グ１７を含む。ハウジング１７にはスロット１８が形成されており、これらのス ロットがその前端に側傾斜路（ｓｉｄｅ　ｒａｍｐ）　１９を有している。プラ グ１１が受け器１０に挿入されたとき、フック１５はノツチ１４に係合する。光 フアイバケーブルを引張ると、この係合は解除されない。それはケーブルがフェ ルールホルダ１２にのみ組み合されているバックボーン（ｂａｃｋｂｏｎｅ）に 直接に付設されているからである。

しかし、ハウジング１７を受け器１０から引き離すならば、ランプ（ｒａｍｐ） 　１９がラッチ１６の前方の側延長部分と接触してラッチを立ち上らせ、ノツチ １４からフック１５を離脱させる。

このＳＣ設計はＳＴ設計を越えた幾つかの利益をもたらすが、両者のコネクタは 全体的に併用不適なものである。更に、既に数億個のＳＴコネクタが使用されて でおり、この数は１０億個に間もなく近ずく。

それ故に、ＳＣコネクタの利点を有するが、ＳＴ設計と完全に併用性（コンパチ ブル）があり、それ故に既存のＳＴ受は器に使用出来る、ブツシュ−プル式光フ アイバコネクタを工夫するのが望まる。

発明の要旨 前述の目的は、光フアイバケーブルの強化部材に付設されたコネクタバックボー ンと、当該バックボーンを囲む滑動可能シェル、即ちハウジングを含み、該バッ クボーンがＳＴ型受は器の差し込みラグに付設するためのラッチ手段を有してお り、該ハウジングがこれをＳＴ受は器から移動させるときに該ラグから該ラッチ 手段を解放する手段を有しているように構成されたブツシュ−プル式光フアイバ コネクタで達成される。ハウジングは更にコネクタの中心から離れる方へラッチ 手段を撓曲させるスロット或いはキャビティを有している。

フェルールはバックボーンに直接に付設してもよいが、フェルールをフェルール ホルダに付設して、このホルダをバックボーンとホルダ間に僅かな相対動を許容 するようにバックボーンと組み合せる方が一層好ましい。バックボーンはＳＴ受 は器とコネクタを整合させるキースタッドと、フェルールホルダをバックボーン と整合させるキーガイドを含むと有利である。ハウジングにブーツを付設して、 これで歪み解放を追加的に行い、ハウジングの滑動を容易にすることも出来る。

図面の簡単な説明 本発明の新規な特徴と範囲は添附の請求の範囲に記述されている。

しかし、本発明自体は、添附図を参照することにより最も良く理解されるもので あり、添附図は以下のものである。

図１は従来の（先行技術の）　ＳＴ光ファイバコネクタの斜視図である。

図２は同従来コネクタの部分断面側面図である。

図３は本発明のブツシュ−プル式光フアイバコネクタの斜視図である。

図４は図３の線４−４における本発明コネクタの水平断面図である。

図５は同本発明光フアイバコネクタの正面図である。

図６は本発明に係る複式光フアイバコネクタの平面図である。

好ましい態様の説明 図面、具体的には図３と図４を参照していえば、これらには本発明のブツシュ− プル光フアイバコネクタ２０が描かれている。この光フアイバコネクタ２０は概 して、中空円筒部材、即ち中軸部材（バックボーン）２４の外側に滑動可能に装 置された外部ハウジング２２を含−んで構成されている。この好ましい例では、 ハウジング２２は概して四角形成いは正方形の断面を有し、他方バックボーン２ ４は円形断面（図５に示すように）を有している。図４に示すように、光フアイ バケーブル２８の強化部材２６、通常ケブラーラップ（にｅｖｌａｒ　ｗｒａｐ ）と称す（ｒＫｅｖｌａｒ」はＥ、　１．ＤｕＰｏｎｔ　ｄｅＮｅｍｏｕｒｓ　 ＆　Ｃｏ、の商標）ものが露出して、これが金属性のクランプ３０を介してバッ クボーン２４の最寄り端に確保されている。バックボーン２４の最寄り端外面は １連のぎざぎざ、即ちリッジ（うね）３２を具備して、これでクランプ３０の握 持作用を高めるようにしてもよい。光ファイバ３４、これはその被覆バッファ３ ６を含むものであり、その全体がバックボーン２４を通ってフェルールホルダ３ ８の通路に入り、このホルダ３８に固設されたフェルール４０の中で終端になっ ている。フェルール４０はバックボーン２４に直接に付設し得るが、この後で説 明するように、このフェルール４０とバックボーン２４の間である程度の相対動 を許容させるのが望ましい。

ハウジング２２、バックボーン２４及びフェルールホルダ３８はどのような耐久 性のある材料で構成させてもよい。高分子材料は好ましいが、金属材料も、単独 或いは高分子材料と組合せて使用することが出来る。ハウジング２２、バックボ ーン２４及びフェルールホルダ３８に適した材料としては、これに液晶ポリマー 、ポリエーテルスルホン（ＰＢＳ）　、ポリカーボネート（市場ではＬＥＸＡＮ として知られている）、ポリブチレンテレフタレート（ＰＢＴ）　、ポリフェニ レンサルファイド（ＰＰＳ）　、ポリエーテルエーテルケトン（ＰＥＥＫ）　、 及びポリエーテルイミド（ＰＥＩ）が含まれる。フェルール４０は金属、ポリマ ー等の広範囲の種々の材料から作り得る。具体的にはセラミックスのジルコニア が好ましい。ハウジング２２の外面にうね／器４２を具備せしめて、これをハウ ジングの握持に役立ることか出来る。ブーツ４４（ポリウレタン等の熱可塑性エ ラストマーで作成するのが好ましい）をインタロック（相互拘留）フランジ４６ ．４８によってハウジング２２に付設することが出来る。ブーツ（ｂｏｏｔ）　 ４４は追加的な歪み（ストレイン）の解放をもたらし、且つハウジング２２の手 動による滑動を容易にする。

本発明の第１の新規性は、コネクタ２０が図１に示す受け器１等のＳＴ形受は器 （ｒｅｃｅｐｔａｃｌｅ）に付設したり、それから離脱させたりする態様に関係 している。これは直径方向に対立するラッチアーム５０を設け、これをバックボ ーン２４に付設（ヒンジ態様で）してバックボーンと連携させるか、好ましくは バックボーンと一体化させることにより達成される。各ラッチ５０はＳＴ受は器 ｌの管形端にラグ６を受容するための開口５２を有している。傾斜面を各ラッチ アーム５０の先行端縁５４に形成し、それによりコネクタを受け器ｌに挿入した ときに、ラグ６が傾斜端縁５４に接触し、ラッチアーム５０をバックボーン２４ から離れる方へ撓曲して、ラグ６を開口５２の下の位置に至るまでラッチアーム ５０の下側に滑り込み、その時点でラッチアーム５０が元の弛緩した位置に素早 く戻る（スナップバック）。この目的のために、ラッチアーム５０は、既述のＰ ＥＳ、　ＰＢＴ或いはポリカーボネート等の可撓性と僅かに弾性のある材料で作 るべきである。撓曲（ｆｌｅｘ）はラッチアーム５０の長さ方向に沿って生起す るか、或いはラッチアーム５０とバックボーン２４の間のヒンジの所で生起する 。

当業者は、この時点で、ケーブル２８に作用する引張り力がラッチアーム５０と 一体に成形されているバックボーン２４に付設されている強化部材２６によって ラッチアーム／ラグ界面（インターフェース）に直接に伝達されることが理解さ れるであろう。このようになるので、コネクタ２０はケーブル２８を引張ること によって（或いはいづれの要素を押すことによっても）分断され得ない。しかし 、コネクタ２０はハウジング２２（或いはブーツ４４）を単に引張るだけでＳＴ 受は器１から離脱させられ得る。ハウジング２２はその末端に傾斜路面５６を有 しており、これに隣接した翼部５７（図３に示されるが、図５では僅かに見える ）はラッチアーム５０の先行端縁５４から側方へ延在している。ハウジング２２ は、受は器１から引張り出すとき、バックボーン２４上で滑動し、傾斜路面５６ が翼部５７を押してラッチアーム５０を立上らせて、開口５２から受け器のラグ ６を離脱させる。ハウジング２２を引続き引張ると、ハウジング２２がラッチア ーム５０に面５８において押接されるので、コネクタ２０が離脱することになる 。隣り合うラッチアーム５０の間にはアームがバックボーン２４から離れるよう に撓曲を許容する空隙を設けることが必要である。従って、ハウジング２２はア ーム５０をそれが撓曲したときに収容するスロット６０を具備している。勿論、 ハウジング２２の壁は肉厚にすることが出来るが、その場合にはキャビティ或い は溝（壁の全肉厚だけ延在するスロットよりむしろ）がラッチアーム５０のため の空隙として充分である。

バックボーン２４の外面に２個の概して平行な脚６１を付設して、ケーブル２８ の受ける横力の効果を減じるようにすることにより、引張り側抵抗が与えられる 。引張り側抵抗は、受は器１の内部を圧するバックボーン２４と協働して受け器 １の外部を脚６１が押圧するようにすることにより高められる。脚６１は受け器 ｌの管形端の外形と寸法に一致する弓形（アーチ）面を有している。脚６１はバ ックボーン２４とハウジング２２の間の整合をとる。

上述のように、ファイバ３４に張力や横力が直接にか＼るのを阻止するために、 フェルール４０とバックボーン２４の間である程度の相対動が許容されることが 望ましい。本発明では、これはフェルールホルダ３８をバックボーン２４内で滑 らせることにより、且つこのホルダ３８を前方の伸び方向へ偏倚させる螺旋スプ リング６２を設けることにより達成される。スプリング６２はそのｌ端でフェル ールホルダ３８の拡大部分６４に当接し、他端がバックボーン２４の内方へ延在 したフランジ、即ち環状肩６６に当接している。この態様においては、ケーブル ２８に作用する如何る引張力も、これらの力がケブラーラップ２６とクランプ３ ０を介してバックボーン２４に伝達されるので、フェルールホルダ３８（或いは フェルール４０）によっては感得されないし、容器内のフェルール端面は各コネ クタの偏倚スプリングにより抑圧接状態を保つ。

しかし、この構造は２種の問題を提起する。先ず第１に、緩衝化（バッファ化） ファイバ３６をフェルールホルダ３８の最寄り端６８に正確にねじ込むことは、 この最寄り端６８とバックボーン２４の開口の間の距離により困難である。第２ には、クランプ３０がケブラーラップ２６に対して強度の握持力を奏することが 重要であるが、バックボーン２４の肉薄壁はクランプ３０が固た（タイト）すぎ るとバックボーンを挫折しやすくする。製造上の配慮（即ち、肩部６６をバック ボーン２４内に設けるためのモールド成形要件）から、バックボーン２４の壁は 締付は端において肉厚にすることが出来ない。しかし、これら両問題は、バック ボーン２４の中にクランプ３０の近傍からフェルールホルダ３８の隣接する最寄 り端６８の近傍まで挿入されたブツシュ７０の使用より解決される。ブツシュ７ ０は整合ガイドとして機能して緩衝化ファイバ３６がフェルールホルダ３８の最 寄り端６８に適切に侵入することを保証し、更にこのブツシュはバックボーン２ ４の壁をその締付は端において構造保全する。ブツシュ７０は環状うね７２を有 して、バックボーン２４の内壁の対応する溝にこれを嵌合させるようにするのが 好ましい。

ブツシュ７０は、２個のフェルールが受け器ｌ内で互いに押圧当接したときに生 じるフェルール４０の軸方向への僅かな移行により緩衝化ファイバ３６がある程 度向がるのを許容するだけの直径の通路を有している。フェルールホルダ３８は バックボーン２４の終端に当接するストッパ７１によりバックボーン２４内に入 り過ぎないようになっている。従って、フェルール４０の長さと位置はフェルー ル４０が受け器１内の意図した接触面を０．５＋ｎｍだけ越えるように規定され ている。この公差は、スプリング６２の適当に選定されたバネ常数と共に、ＳＴ 設計仕様により要求されるフェルール−フェルール界面での約９ニユートンの力 をもたらす。

図５において、光フアイバコネクタ２０の幾つかの他の特徴が分かる。内方へ突 出した複数のフィンガ７４はハウジング２２と一体に成形され、受は器１の円筒 端の１つをコネクタ２０の中へ案内するのを助けるようになっている。ガイドフ ィンガ７４の末端は受け器ｌの円形に合致するように湾曲している。ハウジング ２２の傾斜路面５６は図５においてフィンガ７４の蔭にかくれている。バックボ ーン２４の表面には外方に延在したガイドスタッド７６が一体成形されており、 これがＳＴ容器のガイドスロット３と適合するようになっている。ハウジング２ ２の可視外面はマーク即ち隆起ボス７８を有し、これでガイドスタッド７６に関 して、コネクタ２０の適切な方向をユーザに知らせるようにしである。

受は器ｌとバックボーン２４の間に設けたキー（Ｋｅｙｉｎｇ）に加えて、フェ ルールホルダ３８とバックボーン２４の間の相対回転や捩れを阻止するためのキ 一手段を更に配設しである。バックボーン２４はフェルールホルダ３８の外面に 形成されているスプライン８２と適合するもう１つ別のガイドスロット８０を具 備している。このキ一手段はガイドスタンド７６とガイドスロット３によって提 供されたキ一手段と共に、フェルール４０を受け器ｌに関して回転させないこと により、２個のファイバ端面が受け器ｌ内で互いに当接（７たときに生起する可 能性のある摩滅損傷を防ぎ、更に端面が係合しないときのフェルール４０の不注 意による捩れをも防ぐ。

図６は本発明が複式コネクタに適用できることを示している。この例では、単一 ハウジング２２′が２個のコネクタ要素（サブアッセンブリ）２２ａ、２２ｂの バソクボ・−ン２２′に適合する。ハウジング２２′の滑動によりコネクタ要素 ２０ａ、　２０ｂの相互ラッチアーム（図示省略）が受けラグから離脱させられ る。或いは、ハウジング２２′は、各々滑動可能ハウジング２２を有している２ 個の完全体のコネクタ２０に適合するクラムシェル形アッセンブリを含んで構成 することも可能である。ハウジング２２の外面に形成されたうね４２はこのクラ ムシェルアッセンブリの確保に役立るように使用することが出来る。

本発明の光フアイバコネクタは実際上如何るサイズのものもあり得るが、これは 既存のＳＴ受は器と共に使用するように主として意図されている。従って、コネ クタ２０は下記の概略寸法を有している。

ＳＴ受は器に取り囲まれるバックボーン２４の部分の外径は約５．３ｍ＋ｎであ る。バックボーン２４の内径は約３．６ｍｍである。ブツシュ７０は、バックボ ーン２４内にカシメられるようにや＼テーパ状になっているが、バックボーンに 対応して直径が約３．４ｍｍであり、且つ長さが約１１．Ｏｍｍである。ラッチ アーム５０は約１３．０ｍｍ長と約２．７＋ｎＩ１幅を有している。

傾斜路面５６と係合する翼部５７を横切るラッチアーム５０の幅は約４．８ｍｍ である。ラッチアーム５０の開口５２の直径は約１．８＋ｎｍである。ハウジン グ２２の外直径はＳＴ併用性に合わないものであるが、ハウジング２２は高密度 の相互連結が出来るように実際上小さくすべきである。

ハウジング２２は好ましくは約１０．９ｍｍ平方である。ブーツ４４は好ましく は約２．８ｃｎ＋長である。

以上のように本発明を具体的例により記述してきたが、この記述は本発明をこれ に限定するように解釈すべきものであると意味するものではない。本発明の開示 例の種々の変更並びに別の採り得る例は、当業者にとって本発明の説明を参照す れば自明になる。それ故に、添附の請求の範囲は本発明の真正範囲に入るこの種 の変更を包含するように企図されている。

特表平６−５０７５０６　（６） 国際調査報告 ＡＮＨＡＮＧ　ＡＮＮＥＸ　ＭｈＪ　ＮＥＸＥフロントページの続き （７２）発明者　ジエナロ、アルバートアメリカ合衆国、ミネソタ　５５１３３ −３４２７゜セント　ボール、ポスト　オフィス　ボックス　３３４２７ （７２）発明者　ネリング、レイセンド　アール。

アメリカ合衆国、ミネソタ　５５１３３−３４２７゜セント　ボール、ポスト　 オフィス　ボックス　３３４２７ （７２）発明者　バチヤンマー、シュリアス　ティー。

アメリカ合衆国、ミネソタ　５５１３３−３４２７゜セント　ボール、ポスト　 オフィス　ボックス　３３４２７

Claims (20)

【特許請求の範囲】
1. １．第１、第２端を有する概して円筒形の中空部材；該円筒形部材内の該第１端 の最寄りに配置されている、光ファイバ成端化のためのフェルール手段； 該円筒形部材に該第１端の最寄りにおいて付設されている、受け器の１以上のラ グと係合するためのラッチ手段；及び該円筒形部材に滑動可能に付設されるハウ ジング手段であって、当該ハウジング手段が該円筒形部材の該第２端の方へ移動 したときに該ラッチ手段を該ラグから離脱させる傾斜路手段を有している、斯ゝ るハウジング手段、 を含んで構成された光ファイバコネクタ。
2. ２．該ラッチ手段が該円筒形部材に付設され且つこれと整合されている２個の概 して平行なラッチアームを含んで成り、該ラッチアームの各々が該ラグの１つを 受容する開口を有している、請求項１に記載の光ファイバコネクタ。
3. ３．該円筒形部材がこれを該受け器のガイドスロットと整合させるスタッド手段 を含み、且つ該フェルール手段がこれを該円筒部材のガイドスロットと整合させ るスプライン手段を含む、請求項１に記載の光ファイバコネクタ。
4. ４．光ファイバに連携した強化部材を該円筒形部材の該第２端に締結する手段を 更に含んで成る、請求項１に記載の光ファイバコネクタ。
5. ５．該フェルール手段と該円筒形部材の間の相対動を許容する手段を更に含んで 成る、請求項１に記載の光ファイバコネクタ。
6. ６．該ハウジングが該円筒形部材を囲み、且つ該ラッチ手段を収容するための１ 個以上のスロットを有し、該コネクタが該円筒形部材に付設されたものであって 、該円筒部材を該ハウジング手段の内側に整合させ且つ光ファイバに作用する横 力に対する抵抗を与えるための脚手段を更に含んで成る、請求項１に記載の光フ ァイバコネクタ。
7. ７．該傾斜路手段が該ハウジング手段に付設された複数の傾斜路面を含み、当該 傾斜路面の１つが該ラッチアームの１つの最寄りにあり、且つ概して当該最寄り アームに対面している、請求項２に記載の光ファイバコネクタ。
8. ８．該円周部材内で該第２端の最寄りに配置されたものであって、光ファイバを 該フェルール手段と整合させるためのブッシュ手段を更に含んで成る、請求項４ に記載の光ファイバコネクタ。
9. ９．該フェルール手段を該円筒部材の該第２端から離れる方へ偏倚させるための 手段を更に含んで成る、請求項５に記載の光ファイバコネクタ。
10. １０．管形端の外面が直径方向で対立する２個の外方突出差し込みラグを有して いる斯ゝる管形端を有する受け器に対し、光ファイバを接続並びに切断するため の物品であって：内、外面と第１、第２端を有する概して円筒形の中空バックボ ーン； 該第２端の最寄りの該バックボーン外面の１部分にその外周から光ファイバの強 化部材を締結するための手段；該バックボーン内で該第１端の最寄りに配置され た、光ファイバ成端化のためのフェルール手段； 該バックボーンに付設され且つこれと一体成形されている直径方向で対立する２ つの可撓性ラッチアームであって、各ラッチアームが該ラグの１つを受容する開 口を有し且つ該バックボーンの該第１端の方へ延在している、斯ゝる可撓ラッチ アーム；そして該バックボーンを囲み且つこれに滑動可能に付設された概して四 角形断面を有するハウジングであって、該ハウジングがその対向壁に２つのスロ ットを有し、各スロットが該ラッチアームの１つに隣接してこれと整合されてお り、該ハウジングがこれを該バックボーンの該第２端の方へ移動させたときに該 ラグから該ラッチアームを係合解除するための傾斜路手段を更に有している、斯 ゝるハウジング、 を含んで構成された物品。
11. １１．該受け器の該管形端のガイドスロットと該バックボーンを整合させるため の、該バックボーン外面に付設されたスタッド手段；及び 該バックボーンのガイドスロットと該フェルール手段を整合させるための、該フ ェルール手段に付設されたスプライン手段、を更に含んで構成された、請求項１ ０に記載の物品。
12. １２．該フェルール手段と該バックボーンの間の相対動を許容する手段を更に含 んで構成された、請求項１０に記載の物品。
13. １３．該ラッチアームの各々が先行端と当該先行端にある傾斜面を有し、そして 該傾斜面手段が該ハウジングに付設された複数の傾斜路面を含んで成り、該傾斜 路面の各々が該傾斜面の１つの最寄りにあって且つこれと概して平行である、請 求項１０に記載の物品。
14. １４．該バックボーンを該ハウジングの内側に整合させ且つ光ファイバに作用す る横力に対し抵抗を与えるための、該バックボーンに付設された脚手段；及び 光ファイバの歪みを解放し且つ該ハウジングの滑動を容易にするための、該ハウ ジングに付設されたブーツ、を更に含んで構成された請求項１０に記載の物品。
15. １５．該バックボーン内で該第２端の最寄りに配置された、光ファイバを該フェ ルール手段の通路と整合させるためのブッシュ手段；及び 該フェルール手段を該バックボーンの該第２端から離れる方へ偏倚させるための 手段、 を更に含んで構成された、請求項１２に記載の物品。
16. １６．内、外面と第１、第２端を有する中空バックボーン部材；該第２端の最寄 りの該バックボーン外面の１部分にその外周から光ファイバの強化部材を締結す る手段；該バックボーン内で該第１端の最寄りに配置される、光ファイバ成端化 のためのフェルール手段； 該フェルール手段と該バックボーンの間の相対動を許容する手段；光ファイバを 該フェルール手段の通路と整合させるための、該バックボーン内で該第２端の最 寄りに配置したブッシュ手段；及び該バックボーンの該第２端から離れる方へ該 フェルール手段を偏倚するための手段、 を含んで構成された光ファイバコネクタ。
17. １７．該バックボーン内面が該第２端の最寄りに環状溝を有しており；該ブッシ ュ手段が該バックボーンの内径に略等しい外径を有するブッシュインサートを含 んで成り、当該ブッシュインサートが該バックボーン内で該締結手段の最寄りに 配置され、該ブッシュインサートが該バックボーン内面の該環状溝に適合する環 状うねを有している、請求項１６に記載の光ファイバコネクタ。
18. １８．該バックボーン内面が該第１端の最寄りに形成された環状肩を有しており ； 該相対動許容手段が第１、第２端と当該第１端の近くに拡大部分を有するフェル ールホルダを含んで構成され、該フェルール手段が該フェルールホルダの該第１ 端に固定されていて、該フェルールホルダが該バックボーンの該第１端に滑動可 能に配位しており；そして 該偏倚手段が該フェルールホルダの１部分を囲んでいる第１、第２端を有する螺 旋スプリングを含んで成り、該第１スプリング端が該フェルールホルダの該拡大 部分に当接し、該第２スプリング端が該バックボーンの該環状肩に当接している 、請求項１６に記載の光ファイバコネクタ。
19. １９．該バックボーンにその該第１端の最寄りで付設されている、受け器の１以 上のラグに係合するためのラッチ手段；及び該バックボーンに滑動可能に付設さ れたハウジング手段であって、これを該第２バックボーン端の方へ移動させたと きに該ラグから該ラッチ手段を係合解除するための傾斜路手段を有している、斯 ゝるハウジング手段、 を更に含んで構成された請求項１６に記載の光ファイバコネクタ。
20. ２０．該ラッチ手段が該円筒形部材に付設され且つこれと整合されている２つの 概して平行なラッチアームを含んで成り、該ラッチアームの各々が該ラグの１つ を受容する開口を有しており；該ハウジング手段が該ラッチアームを収容する２ つのスロットを有し；そして 該傾斜路手段が該ハウジング手段に付設された複数の傾斜路面を含んで成り、該 傾斜路面の各々が該ラッチアームの１つの先行端の最寄りにあって且つこれに概 して対面している、請求項１９に記載の光ファイバコネクタ。