JPH06507504A - 耐衝撃性バイパススイッチ - Google Patents

耐衝撃性バイパススイッチ

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JPH06507504A
JPH06507504A JP4511148A JP51114892A JPH06507504A JP H06507504 A JPH06507504 A JP H06507504A JP 4511148 A JP4511148 A JP 4511148A JP 51114892 A JP51114892 A JP 51114892A JP H06507504 A JPH06507504 A JP H06507504A
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ユーケン、ウィリアム・デビッド
ラツラフ、トーマス・ディー
スチュワート、ジョン・ビー・ジュニア
コーン、マーク・シー
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レイケム・コーポレイション
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 耐衝撃性バイパススイッチ 本発明は、バイパススイッチを要する光伝送網に好適な光学スイッチに関する。
光学スイッチとして従来より種々のものが提案されている。フジタ等の米国特許 第4.893.891号公報には、光学素子間に板ガラスないしガラスプリズム を配置して、約45度の角度を中心として板ガラスないしガラスプリズムを回転 することで光学素子対間での光学切替え作用を行うように構成した光スィッチが 開示されている。このような光学スイッチには、幾つかの問題点がある。その一 つに、所望の光学切替え作用を達成するために必要な回転量が必要以上大きくて 、切替え作用が終わるまで相当の時間がかかる点にある。それより重要なのは、 板ガラスないしガラスプリズムを通る信号の伝送路の長さが、光スィッチが切り 替えられていない状態と切り替えられている状態とにある時とで変化するので、 信号の光路長も変化して、かくてリース(leases)を全く用いないで種々 の光学素子を正確に位置決めすることにより予め行われる最適な収束作用が妨げ られている。従って、この特許公報では、信号が板ガラスないしガラスプリズム を通る距離が変わっても本来影響を受けない平行光ビームを創成するために、複 数のレンズを用いるようにしている。このように複数のレンズを用いることから 、装置全体としてに構成が複雑になるばかりか、コスト高を惹起している。
スタンレーの米国特許第4.854.659号公報には、その表面から片持ち垂 直枢支シリコンビーム(cantilevered vertically h inged 5ilicon beam)を偏向させることで信号を切り替える 方法が開示されている。このような片持ち枢支型構成には、振動負荷がかかると 著しい悪影響を受けやすい問題点がある。
リーディの米国特許第4.705.349号公報には、ミラーを第1位置と第2 位置との間で回動させることにより光学素子間で信号を切り替える光学スイッチ が開示されている。このような光学スイッチも構成が複雑であるばかりではなく 、ミラーの支持機構が比較的重いこと、また、スイッチの状態を切り替えるのに 必要な回動量は比較的少ないことから、機械的な振動による悪影響を受けやすい 。構成部品に相当の重量があることは、衝撃などを受けるとそれだけでも慣性力 が非常に大きく作用するから、ミラーをご(僅かだけ動かすような場合では衝撃 や振動の悪影響を非常に受けやすい。
信号を光学的に切り替える方法や装置などはこの他にも種々提案されているが、 構成が複雑であること、また、動作の安定性などに問題点が残されている。
従って、本発明は、衝撃や振動が作用しても安定性の良い光学スイッチを提供す るのを目的としたものである。
また、コンパクトで、動作させるにしても要するパワーが非常に少なくて済み、 装着性に弾力性があり、固定して光ファイバーと収束素子(focusing  element)を用いた光スィッチを提供することも、本発明の別の目的であ る。
必要以上の数の収束素子を用いなくて済む光スィッチを提供することも、本発明 のまた別の目的である。
本発明の前述の目的やその他の目的などは、少なくとも第1、第2及び第3光学 素子と、第1位置にあると第2光学素子を第1光学素子に光学的に接続するが、 第2位置にあると第3光学素子を第1光学素子に光学的に接続する光路に設けた 屈折手段と、第1光学素子と第2光学素子、及び、第1光学素子と第3光学素子 との光学的接続のための第1位置と第2位置との間で前記屈折手段をを回転させ る手段とからなり、前記屈折手段が第1位置にあって前記第2光学素子が前記第 1光学素子と光学的に接続されている時に第1光信号が前記屈折手段を通る第1 距離が、前記屈折手段が第2位置にあって前記第3光学素子が前記第1光学素子 と光学的に接続されている時に第2光信号が前記屈折手段を通る第2距離とほぼ 同一であり、また、前記屈折手段はそれ自体の重心点を中心として回転されるよ うに構成した光学スイッチにより達成される。
本発明は、第1光学素子と第2光学素子、及び、第1光学素子と第3光学素子手 段とからなり、前記屈折手段が第1位置にあって第1光信号が屈折手段を透過す る時に当該第1光信号が通る屈折手段の表面の法線に対して第1光信号がなす第 1角度が、前記屈折手段が第2位置にあって第2光信号が屈折手段を透過する時 に当該第2光信号が通る屈折手段の表面の法線に対して第2光信号がなす第2角 度とほぼ同一とした構成の光学スイッチも含むものである。
好ましくは、第1位置と第2位置との間での回転手段の回転角度は30度以下で あるのが望ましい。
更に、本発明は、第1及び第2光学スイツチからなり、各光学スイッチが、少な くとも第1、第2及び第3光学素子と、第1位置にあると第2光学素子を第1光 学素子に光学的に接続するが、第2位置にあると第3光学素子を第1光学素子に 光学的に接続する光路に設けた屈折手段と、第1光学素子と第2光学素子、及び 、第1光学素子と第3光学素子との光学的接続のための第1位置と第2位置との 間で前記屈折手段をを回転させる手段で構成されており、第1光学スイツチの第 2光学素子と第2光学スイツチの第1光学素子とが、それ自体の互いに対向する 第1及び第2端部間の長さに亙って接続部のない、または、光学コネクターが設 けられていない共通の光ファイバーからなり、該光ファイバーの第1端部を前記 第1光スイツチ内に固定する手段と、前記光ファイバーの第2端部を前記第2光 スイツチ内に固定する手段とを更に設けてなる光スイツチ装置をも含んでいる。
添付図面の簡単な説明を参照することで本発明が一層理解されるであろう。
第1図は、正常状態にあるバイパススイッチのブロック図である。
第2図は、バイパス状態にあるバイパススイッチのブロック図である。
第3A図と第3B図とは本発明の好ましい一実施例を示すもので、第3A図は正 常状態にある光学スイッチを示し、また、第3B図はバイパス状態にあるノ(イ バススイッチを示す。
第4A図と第4B図とは、一つの収束素子を用いた本発明の第2実施例を示すも ので、第4A図は正常状態にあるスイッチを、また、第4B図はバイパス状態に あるスイッチを示す。
第5A図は、第4A図に概念的に示した本発明の好ましい実施例を示すものであ る。
第5B図は、第5B図に示した装置において第1及び第2位置でローターを停止 させる機構の平面図を示す。
第5C図は、スイッチがバイパス状態の時の第5A図のローターと磁気電機子と を示す断面図である。
第5D図は、スイッチが正常状態の時のローターと磁気電機子との位置を示す図 である。
第5E図は、ローターと電機子の構成の変形例を示すものである。
第6図は、光学スイッチに好適な光フアイバー保持器を示す図である。
第7図は、ローターと永久磁石の構成の変形例を示すものである。
第8A図と第8B図とは、複数のイン・ライン接続型光スィッチの場合での好ま しい切替え論理接続関係と装置を示すものである。
第9図は、第8A図に示したスイッチ構成の場合でのユーザー・インターフェー スを示すものである。
第1図にバイパススイッチ8の概略ブロック図を示す。この図において、光フア イバー伝送網1には、複数のノード3(第1図では一つだけを図示している)の 間での信号送受信に用いる光伝送ファイバー2.12が含まれている。光フアイ バー伝送網1の論理構成や物理的構成などは本発明には特に関係ないが、典型的 なものとしては、単一リング型、冗長リング型、バス型等が考えられる。第1図 に示した伝送網では、矢印4で示した第1信号は、入力光ファイバー1からスイ ッチ8に供給されて受信器5で検出することによりノード3に受信されるが、ノ ード3からの第2信号7は、送信器6から発生して矢印7にて示したようにスイ ッチ8を介して出力光ファイバー12へと送信される。ノード3が何らかの理由 により故障すると、伝送網1における通信が永久に混乱する虞があり、そのため にスイッチ8を「正常状態」と「バイパス状態」とに切り替えできるようにする のが望ましい。第1図では、スイッチは正常状態にあって、矢印4で示した第1 信号はノード3に供給されると共に、矢印7で示した第2信号はノード3から出 力光ファイバー12に供給されるようになっている。
第2図はスイッチ8がバイパス状態にあるところを示しており、この状態では第 1信号4は入力光ファイバー2からスイッチ8を介して出力光ファイバー12に 素通りすることでノード3を効果的に迂回しており、この状態はノード3が何ら かの理由により動作しなくなった場合に望まれているものである。また、ノード 送信器からの第2信号7は、ノードをしてノード送信器6とノード受信器5の動 作をモニターするスイッチによりノード受信器5へと帰還させられている。
第3A図と第3B図とは、スイッチ8の好ましい実施例を概念的に示したもので ある。スイッチが正常状態にある場合を示す第3A図では、第1信号4は左側か ら入力光ファイバー2を介してスイッチに入力した後、ノード受信器5により検 出されるようにレンズ14により屈折部材15に収束させられる。するとノード 送信器6が、第3A図の左側に示した第2信号7を発生するが、この第2信号も 出力光ファイバー12へと送信されるように、屈折部材14へとレンズ14によ り屈折される。
ところがノード3が故障するか、または、動作しなくなると、スイッチ8は第3 B図に示したようにバイパス状態に切り替わる。この切替え動作は、屈折部材1 5を好ましくはその重心点16を中心として回転させることによりなされる。
重心点を中心として回転させると、衝撃や振動などによる影響を最小限にすすこ とかできる。
好ましくは、第3A図と第3B図とにそれぞれ示した正常状態とバイパス状態に 対応する屈折部材15の第1及び第2回転位置は、平行ビームがスイッチに送ら れていない場合でも出力光ファイバー12が収束信号(focused sig nal)を受信できるようにするためにも、対称配置にするのが望ましい。詳述 すれば、屈折部材の第1及び第2位置は、スイッチが正常状態にある時(第3A 図)に信号7が屈折部材15を透過する距離が、スイッチがバイパス状態にある 時(第3B図)に信号4が屈折部材15を透過する距離とほぼ等しくなるように 位置決めするのが最も望ましい。従って、レンズ14の光収束プロフィールと送 信器6(一般に送信器と接続した光ファイバーの出力)と入力光ファイバー2の 出力位置とビーム出射特性とを適宜選択して最適化することにより、単一のレン ズ14を以て正常状態の時の信号7とバイパス状態の時の信号4との両方を出力 光ファイバー12の端部に収束させることができるのは明らかである。何故なら 、前述のように位置決めすれば、屈折部材を介する両信号の伝送距離が変わらな いからである。
それに対して、前述したフジタ等の米国特許第4.893.891号公報におい ては、屈折素子を介しての信号の伝送距離が変化するから、正常状態のみならず バイパス状態においての出力光ファイバーに対する収束作用を首尾良(達成する ためには平行ビームを用いる必要がある。従って、本明細書において屈折部材1 5を介しての両光信号の伝送距離が「はぼ同一」であると言うことは、第1信号 4と第2信号7との両方を出力光ファイバーに効果的に収束でき、しかも、出力 光ファイバー12に対する第1信号4と第2信号7のそれぞれの収束作用の差に 起因する損失間の減衰差が0.7 d B、好ましくは領5dB、より好ましく は0.4 d B。
もっと好ましくは0.3dBを越えない程度の許容度を以て、それぞれの屈折部 材15を介する伝送距離が同一であることを意味する。言うまでもないことでは あるが、屈折部材15の表面粗さと結晶度の差とにより、第1信号4と第2信号 7とをそれぞれ出力光ファイバー12に対して収束させた時での屈折部材15を 通るそれぞれの光路長に僅かの差が出ることがあるので、両信号が出力光ファイ バー12へと屈折されている時のこれらの距離の僅かな差も本発明の範囲に含ま れている。
また、屈折部材15の第1及び第2位置は、スイッチが正常状態にあると、第2 信号がノード送信器6から出力光ファイバー12へと遠ざかるにつれて第1信号 が屈折部材に入射する屈折部材の表面上の入射点と直交する法線37に対して第 2信号7がなす第1角度が、第1信号4が屈折部材15を介して出力光ファイバ ー12に入射する時に当該第1信号4が前記法線37に対してなす第2角度とほ ぼ等しくなりように選定されているのが望ましい。この場合でも、「はぼ同一」 であると言うことは、前記小数点で示した効率に従って出力光ファイバーJ2に 入射するにつれて、第1信号4と第2信号7との間での収束能(focusin g power)ないし収束効率に差が出ない限り、僅かな許容度ないし僅かな 差を含む場合もあることを意味している。
第3B図に示したバイパス状態に戻って説明を続けると、第1信号4は、レンズ 14と屈折部材15とを介して出力光ファイバー12に直接伝送されているので 、ノード受信器5とノード送信器6とを迂回している。その上、このバイパス状 態にあっては、ノード送信器6から発生した第2信号7は、レンズ14と屈折部 材15とを介して、好ましくは例えば光ファイバーとかの先導波路からなる帰還 部材】7に帰還されている。この帰還部材17は、第2信号7が受信器5により 受信されるように、レンズ14と屈折部材15とを再び介して第2信号7を循環 させるように構成されている。従って、ノード3は、受信器5の出力端に論理接 続することによりそれ自体の動作状態を判定することができるので、動作状態が 適切でないと判定した場合は、警報を発してスイッチ8が正常状態に復帰するの を防ぐか、別の方法としては、正常動作している旨を表示してスイッチ8の正常 状態への復帰を許容するようになっている。
第3図に示した実施例では、収束素子、即ち、レンズ14としてはただ一つで充 分であり、この素子は、ノード受信器5(正常状態時)で収束するか、または、 出力光ファイバー12(バイパス状態時)の端部で収束する収束信号へと、入力  、光ファイバー2から発した分散光である第1信号4を収束させるのに用いる ことができる。また、前述したように、スイッチ8が正常状態にあると、送信器 6やレンズ14、屈折部材15などは、伝送網に搬送すべき第2信号7を出力光 ファイバー12の端部において最適状態で収束するように容易に位置決めするこ とができる。従って、正常状態にあっては、最適パワーが出力光ファイバー12 に結合されると共に、この状態にあれば最適パワーが受信器5に供給されて受信 されるから、ノード3の性能を最適化することができる。更に、バイパス状態に あれば、第1信号4がノード3を迂回していると、最適パワーは入力光ファイバ ー2と出力光ファイバー12との間で結合される。また、最適パワーは、ノード 送信器6と帰還用ファイバー17との間で結合される。帰還用ファイバーの出力 端では第2信号7は、入力光ファイバー2からの第1信号と同様に発散している から、第2信号7はノード受信器5に最適状態で結合されることになる。
第4A図と第4B図とは本発明の別の実施例を示すもので、これらの図は第3図 に示した屈折レンズ14の代わりに、例えば曲面ミラーの如きの収束屈折用素子 ないしレンズ24を用いノこ別のスイッチ18を示している。第4A図には正常 状態におけるスイッチ18が示されているが、この場合、入力光ファイバー2か らスイッチに供給される第1信号4は、屈折部材15で屈折されて収束屈折用ミ ラー24に到達し、その後収束屈折用ミラー24で反射されて屈折部材15を再 び透過した後にノード受信器5により検出される。同様に、ノード送信器6から 発した第2信号7は、屈折部材15により屈折されて反射型収束ミラー24に到 達し、その後反射型収束ミラー24に反射されて屈折部材15を再び透過した後 、図示のように出力光ファイバー12に送られる。
他方、ノード3が故障を起こした場合、スイッチ18は、屈折部材15を好まし くはその重心点16を中心として回転させることにより、バイパス状態に切り替 える。その際の屈折部材15の回転量は、第4A図に示した状態の時に第1信号 4が屈折部材15を通過する全距離が、第4B図に示した状態の時に第2信号れ らの距離は屈折部材15の位置に応じて変化することはない。よって、入力光フ ァイバー2からスイッチ18に供給される第1信号4の最適収束作用は、出力光 ファイバー12に最適状態で収束される。第4B図に示したように、ノ<イノく ス状態にあると、第1信号4はノード送信器6とノード受信器5とを効果的に迂 回しながら出力光ファイバー12へと通過するが、送信器7から発した第2信号 7は、屈折部材15により屈折されて反射型収束ミラー24に到達し、その後反 射型収束ミラー24に反射されて屈折部材15を再び通過した後に帰還用光導波 路17に入る。帰還用先導波路17は、矢印(7)7’で示したように反射され た第2信号を三度屈折部材15へと案内するが、このように三度屈折部材15を 透過した第2信号(7)Tは反射レンズ24により再び反射され、屈折部材15 を回度通過した後にノード受信器5により検出される。従って、ノード3には、 このノード3を構成する光送信器と光受信器とが共に正常に動作しているかどう かを判定する機能を有しているので、信頼性を向上させることができる。
本発明によれば、送信器6と出力光ファイバー12とを、レンズ14の収束能及 び屈折部材13の位置とを鑑みて位置決めするのが望ましく、そうすることによ りスイッチが正常状態にある時に送信器6と出力光ファイバー12とを最適状態 に結合させることができる。同様に、受信器5と入力光ファイバー2をも、レン ズ14の収束能と屈折部材13の位置とを鑑みて位置決めするのが望ましく、そ うすることによりスイッチが正常状態にある時に受信器6と入力光ファイバー2 とを最適状態に結合させることができる。よって、スイッチが正常状態にある時 に第1信号4が屈折部材15を通る光路長が、スイッチが正常状態にある時に第 2信号7が屈折部材15を通る光路長とほぼ同一であるから、スイッチがバイパ ス状態になると入力光ファイバー2と出力光ファイバー12との間での最適収束 作用が自動的に達成されるのは明らかである。従って、本発明で用いた全ての構 成素子間での最適収束作用が、ただ一つのレンズ14(または第4図の実施例で はレンズ24)を用いるだけで達成できるのである。入力光ファイバー2の端部 ないし出力端の位置は、スイッチ8がバイパス状態にある時では入力光ファイバ ー2と出力光ファイバー12との間で、また、スイッチ8が正常状態にある時で は入力光ファイバー2と受信器5との間で最適な結合が達せされるように選定し ている。
第5A図は第4A図と第4B図とに示した概念的な素子を用いた装置の好ましい 構成を示すものである。第5A図において、スイッチ18は、円筒形ガラス部材 として図示した屈折部材15を備えており、該屈折部材15は、この屈折部材1 5の長手軸と直交する長手軸を有する円筒形ローター21に埋設した形で取り付 けられている。このローター21は、第1及び第2電磁石25とにそれぞれ磁気 結合された第1及び第2電磁電機子34にそれぞれ近接対向する第1及び第2端 23を有する永久磁石22間で発生する力の作用により回転させられるようにな っている。電磁石25は、この電磁石25が電気コイル26から発生する電力で 励磁されると、適当な強磁性体26により磁気結合される。尚、電磁石25、強 磁性体26、電機子34、永久磁石22などは磁気回路を構成しており、従って 、−極に沿ってコイル26が励磁されると、永久磁石22が電機子34と整合す るようになるが、電気コイル27から反対極性が発生すると、永久磁石22の両 端が電機子34の対応端に対して磁気反発するので、電機子34から変位するよ うになる。そこで、第5B図に示すようにローター21の外周面上の第1及び第 2側縁31.32と選択的に係合するように適当な第1及び第2係止部材29. 30を設けることにより、ローターの第1及び第2停止位置を決めることができ る。本発明によれば、ローター21の第1停止位置は、永久磁石22の長手軸が 、正確ではないが殆ど電機子34の長手軸と一直線をなすところにするのが望ま しい。よって、この第1停止位置に対して一定の力を維持することができる。そ こで、電気コイル27の極性を反転すると、電磁石の端部は永久磁石の対応端部 から反力を受けるから、両者間で発生する磁気反発力により電機子は第2係止部 材30が規定する第2停止位置で停止する。
第5C図は、バイパス状態の時での永久磁石22の端部と電磁電機子3゛4の対 応端部の好ましい構成を示すものである。これらの端部は互いに補完関係をなす 形状になっており、好ましい実施例としては凸面と凹面との関係を有するものが 望ましい。このように構成することにより、電機子と永久磁石とのそれぞれの対 向端部間での空気間隙を最小限にすることができるので、両者間での磁束漏れを 減少させることができる。この第5C図では、スイッチ18がバイパス状態にあ る時、例えば、第1停止位置にあって永久磁石と電機子のそれぞれの対向端部が 互いに磁気吸引されている時での電機子34の長手軸に対する永久磁石の長手軸 の好ましい位置を示しており、この状態にあっては、電磁石から磁気反発力が発 生してローターが第2停止位5i(例えばスイッチの正常状態)へと容易に回転 できるように、電機子21の回転方向を規定すべく電機子34の長手軸と永久磁 石22の長手軸とは一致しないように幾らか変位している。
第5E図は、電磁電機子34と永久磁石22に対するその電磁電機子34の向き についての別の好ましい構成を示したものである。この構成によれば、電機子3 4の端部は、第5C図の実施例におけるほど永久磁石22の対応端部に対峙して おらず、むしろ著しく変位させて電機子34の両端部が永久磁石22の側部に対 してほぼ対峙するようにしている。この第5E図に示した電機子に対する永久磁 石の向きは、スイッチが例えば正常状態とかのある状態にある場合を示しており 、この場合では電機子の両端部と永久磁石の対応両端部との間で磁気反発力が作 用しているが、スイッチが他の状態、即ち、バイパス状態になる時では、電機子 の極性は反転されるわけであるから、電機子の両端は永久磁石の対応端部を磁気 吸引するようになって反時計方向に所望量だけ、即ち、第5E図において反時計 方向に8度だけ回転するようになる。このように電機子の向きを永久磁石に対し て変位させることにより、第5C図に示したようなイン・ライン構成に比べてよ り効果的であり、従って切替えに必要な電流量も少な(て済む。
スイッチ18には、反射型集束レンズ24と、入力光ファイバー2、出力光ファ イバー12、ノード受信器5に接続した光導波路、ノード送信器6に接続した光 導波路及び帰還用光導波部材17に対応する第1及び第2光導波路に対応する、 40を以て示した一組の光導波路とを備えている。これらの光導波路の端部にお ける端面は全て同一平面に臨むようにして適当な手段、例えばエポキシ樹脂でフ ァイバー保持器62に固定させるのが望ましい。
本発明の好ましい実施例によれば、電機子は硬質で軽量な材料で構成すべきであ り、その−例としてチタンが黄銅よりも好ましい。電機子を軽量化することは、 電機子が軽量であればあるほど、衝撃や振動により醸し出される慣性力が小さく て済むことから、スイッチ18に衝撃や振動などが作用してもスイッチ18を非 常に安定させることができるので望ましい。また、ローター21や第1及び第2 係止部材29.30も比較的硬質材で構成すれば、係止部材29.30の電機子 の係止用側縁31.32に対する[喰い込み現象J (tunnelling) を惹起しないで、従って、スイッチ18の寿命に亙って第1停止位置と第2停止 位置との間の回転範囲が変化することなく、スイッチ18をして繰り返し切替え 動作を行わせることができる。好ましい実施例では、ローター21の材料として 可及的軽量な材料を用いるに加わって、好ましい実施例によればそれ自体の性能 に必要でない電機子の部分を除去するのが望ましい。従って、電機子の質量を減 少させるために電機子の幾つかの部分を切り欠いた実施例に比べれば、ローター 21としては完全に円筒形ではあるが、切欠き係止部31.32を備えたものは 望ましくない。尚、当業者には、ローター21としてはその断面に沿って比較的 少ない円筒外周面を有するように構成するのが望ましく、この比較的少ない円筒 外周面を以てスイッチ18内でのローター21の支承面を構成すればよいことが 容易に理解されるところである。また、ローター21の外周面の部分にこのよう に形成した支承面の寸法としては、ローター21にその長手軸と直交する方向に 沿って側方負荷が作用した時に発生する衝撃による負荷を全てとは言わないまで も、その大部分をローターの外周面が支承できるようにするためにも、それと補 完関係をなす支承空洞にクリアランスができる程度にすべきであることも容易に 理解されるところである。これにより、好ましくはローター21の第1及び第2 円筒端部に設けてローターの回転中心を取り囲む通常の支承面を構成する支承ピ ン61に作用する衝撃負荷を最小限にすることができる。従って、ローター21 の正常な回転が空洞により妨げられるようなことはな(、むしろこの空洞は非常 に高重力度の衝撃(g−1oad 5hocks)が作用した時にローターを拘 束すると共にそれを支承するから、ローターの支承ビン61はこの大きい衝撃負 荷に耐えることができる。これにより、スイッチも前述のような高重力度の衝撃 に耐えることができるのである。更に、ローター21としては、静的に均衡のと れた状態にするのが望ましく、その様にすることにより並進運動に対して反応し ないようにすることができるから、衝撃や振動などにより加速が作用してもスイ ッチを更に安定させることができる。
前述した構成によれば、スイッチ18が正常状態にあると、入力光ファイバー2 からの第1信号4は、第4A図に示したように、屈折部材15により屈折された 後に反則型集束レンズ24により反射されて再び屈折部材15と透過し、ノード 受信器5により検出されるのは明らかである。同様に、ノード送信器6から発し た第2信号7も、屈折部材15で屈折された後にミラー24に収束されて反射し 、再び屈折部材15と透過した後に出力光ファイバー12の端部に収束される。
正常状態にあれば、電機子34と永久磁石22とに互いに極性を反対とする極が 創成されるように電磁石25に電流が供給されるので、両者間に磁気反発力が発 生する。第5D図はこの状態を示しているもので、電機子は第1位置に保持され ている。そこで、バイパス状態にしたい場合では、電磁石25への供給電流をゼ ロとする一方、永久磁石22の吸引力により電機子が第2位置へと正転させられ るようにして、第4B図に示したように、入力光ファイバー2からの第1信号4 が直接屈折部材15を透過し、レンズ24により反射されて、屈折部材15を再 び透過して出力光ファイバー12の端部に収束されるようにすることによりノー ドを迂回すると共に、ノード送信器6からの第2信号はノード受信器5に検出さ れるように帰還させる。第5C図はこの時の電機子の状態を示すものである。
符号28は、保持器62に設けた光導波路40を含む光フアイバーケーブルを示 す。ファイバー保持器62の詳細なところを第6図に示すが、この保持器は、第 1及び第2ブロツク63.64からなり、各ブロックには、半円形の凹所65が 複数形成されていて、第1及び第2ブロツク63.64を合体させると第1ブロ ツク63における凹所65と第2ブロツク64における凹所65とが対になって 対応する光ファイバーを保持する円筒形保持溝が形成されるようになっている。
尚、各光ファイバーを対応する保持溝に挿入させるに先立って、当該光ファイバ ーのバッファーを剥離させ、これにより裸出させた光ファイバーを、例えばエポ キシ樹脂の如くの適当な固着手段を用いて保持溝に固定するのが望ましい。この ように構成した保持器でなら、光ファイバー40(例えば、符号2.12.17 及び、第4図に示した受信器5と送信器7の接続端(pigtails))を積 極的に固定かつ位置決めできるので、前述したように屈折部材15とレンズ24 とを用いての切替え作用を行うことができる。また、光導波路40の端部には反 射防止被覆を施しておくのが望ましい。
前述の好ましい実施例によれば、ローター21に装着させた屈折部材15がその 重心点を中心として回転するから、衝撃や振動などによる負荷に対してはスイッ チ18は反応しないので、スイッチ18の安定性が非常に良くなる。また、ロー ター21は、それまた重心に沿う線分を中心として回転するので、衝撃や振動な どによる負荷に対しても非常に動じないので、スイッチ18の安定性を更に向上 させている。屈折量は屈折部材15の厚みや屈折率により制御されるから、切替 え作用に要する回転量は、設計仕様や材料の変更などに応じて変えることができ るのは明らかである。切替え速度としては回転角度を小さくすることにより早く することができるが、回転角度を大きくしても衝撃や振動が加わった時の回転誤 差や回転ズレなどに対してもスイッチが反応するようなことはほとんどない。
好ましい実施例では、屈折部材15を第1位置と第2位置との間で切り替えるの に必要な回転量は、30度以下、好ましくは25度以下、更に好ましくは20度 以下、もっと好ましくは16度以下、更には12度以下、10度以下、8度以下 ではあるが、要するに4度から16度の範囲が好ましい。
第7図は、ローター21と永久磁石22の別の好ましい構成を示すものである。
第7図の実施例では、永久磁石22°の中心部に孔66が形成されており、図示 のように永久磁石がローター支承部61の端部から組み立てられるようにしてい る。この実施例では、第5A図の実施例のように永久磁石22゛ のために円筒 形横穴を設ける必要はないから、ローター21′ の製造の難しさを減少させる ことができる。
第8A図は、複合スイッチの好ましい接続構成を示しており、また、第8B図は 第8A図に示した複合スイッチのパッケージ化の実施例を示している。この実施 例では、複数の通信装置が接続できるように複数のスイッチがイン・ライン接続 で配置されている。このようなパッケージ構成は、通信網に接続すべき複数の通 信装置が互いに近接するところに置かれている、例えば、コンピュータとプリン ター、カラーモニターの如く一ケ所にまとまっているような場合に望ましいもの である。第8図に示したイン・ライン接続型パッケージ構成は、一つのスイッチ からの出力信号を別のスイッチへと入力させるのに外部接続線は不必要であるか ら、外部への光通信接続線全ての数を減少させることができるなどの利点がある 。詳述すれば、第2スイツチへと直接入力させる第1スイツチからの出力信号は 、第1及び第2スイツチにそれぞれ対応するファイバー保持器62に両端を固定 接続した一本の光ファイバーを用いることで第2スイツチへと供給できるのであ る。この場合での接続には光フアイバー接続器ないしコネクターは不要であるか ら、複数のスイッチが物理的に離れていて、第1スイツチの出力信号と第2スイ ツチに入力させるに当たって、それぞれのスイッチから延在する光ファイバーの 接続端を接続器ないしコネクターで接続する必要のある伝送媒体を用いる必要の ある場合に比べて、光損失は少なくて済む。要するに、接続用光ファイバー(p igtail fiber)の一端は第1スイツチに、また、その他端は第2ス イツチに取り付けるのであるから、この二つのスイッチは共通の接続用光ファイ バーを共有することになる。
ここに開示した複数スイッチの好ましい構成は、二重冗長カウンター回転リング (dual redundant counter rotating rin gs)に用いるものである。第8A図において、接尾語rpJは一次リングを表 し、接尾語rsJは冗長二重カウンター回転リングを表す。正常動作時には、− 次リングpが用いられ、ノードApにおける入力第1信号は、スイッチが正常状 態にあれば、光路91を介してポート^1−2に送られて、ステーション1とし て示した第1通信装置に対応する受信器に受信される。すると、ステーション1 におけるソフトウェアにより、そのステーションから別のステーション、即ち、 ステーション2へとポートB1−4へ、そして光路94とスイッチ18dを介し て伝送がなされる。この信号は光路91゛上のスイッチ18dを介してポート^ 2−6に至り、かくてステーション2と称した別の通信機により利用されること になる。その後、ステーション2からポートB2−8、やがて光路92°上のノ ードBpを介して一次リングを通って伝送される。この場合、好ましい実施例に よれは、前述のようにスイッチ18dがバイパス状態にあれば、ポートB2−8 は第2ステーシヨンのポート^2−6に光路94を介して接続されている。そこ でステーション2が故障すれば、スイッチ18dは正常状態からバイパス状態に 切り替わって、ポートB1−4における信号が、前述したように切替え路93゛  を経てノードBpへとスイッチ18dを介してそのまま送られるようになる。
しかし、別の好ましい実施例では、ステーション2への接続線を全て迂回するよ うにしており、これはソフトウェア制御でステーション1により達成される。特 に、ステーション1からポートB1−4を経てステーション2に伝送する代わり に、ステーション1からポートAl−1を介して、更にはスイッチ18aを介し てノードAsを経て二次リングへと伝送させる。このように信号は、−次リング と二次リングとを利用することにより伝送網の複数のステーション間で伝送され ることになり、図示はしていないがステーション2のすぐ右側にあるステーショ ン3もリングからリングへの伝送を担うから、二次リングからの入力信号は一次 リングに沿ってステーション1に戻されることになる。
第9図は、第1及び第2ステーシヨンを第1及び第2冗長リングにそれぞれ接続 し、第1及び第2ステーシヨンが単一パッチパネルに接続できるように互いに近 接して配置されている第8A図の実施例に適したユーザー・インターフェースの 好ましい形態を示すものである。第9図に示したように、ただ一本のパワー接続 線Pを必要とするのみで、図示している接続線はスイッチ18aに対応するもの であり、他のスイッチ18b〜18dへのパワー供給は、合計4個のスイッチを 収納するハウジングの内部パワー配線を介して行われるようになっている。第9 図にも示したように、スイッチ18aには、ステーション受信器接続線Rとステ ーション送信器接続線T1及び、入力伝送網接続線As(二次リングからの)が 接続されており、スイッチ18bには、別のステーション受信器接続線Rと別の ステーション送信器接続線T、及び、−次リングからの入力伝送網接続線Apが 接続されており、更には、各スイッチ1gc、18dにも、ステーション2の受 信器接続線Rとステーション2の送信器接続線Tが接続されているが、スイッチ 18cには二次リングBsへの出力接続のための外部接続線が、また、スイッチ 18dには一次すングBpへの出力接続線がそれぞれ備わっている。第9図にお いてXで示したものは、本発明の好ましい実施例ではポートB1−4からの出力 信号はスイッチ18dに直接ハードウェア接続されているから不必要となった外 部伝送網接続部を示す。好ましい実施例では、この接続は一本の光ファイバーを 用いて達成することができる、即ち、一本の光ファイバーの一端をファイバー保 持器62(第5A図)においてスイッチ18内で終端させ、他端をスイッチ18 d内の類似のファイバー保持器62に終端させることにより達成できる。従って 、この接続方法では、接続器や機械的コネクター、その他の内部接続器具等は、 それを必要としないから、不必要である。
前述したように、本発明のスイッチは、最少数の光学素子を用いるだけで、出力 光ファイバーに信号を自動的に収束させる耐衝撃性バイパス機能(rugged izedbypass functio口)を備えたものであり、このスイッチ は衝撃や振動による負荷の影響を受けることは殆どなく、しかも、構造が簡単で 必要な電力も少な(て済むものである。
本発明はその好ましい実施例について説明したが、当業者には種々の改変や置換 が容易に考えられるところであるので、本発明は前述した特定の好ましい実施例 に限定されるべきではなく、むしろ添付の請求の範囲により限定すべきである。
h谷−3B Hθ−4B 文 N+ PCT/US 92103461国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 スチュワード、ジョン・ビー・ジュニアアメリカ合衆国 94 010 カリフォルニア州、バーリンゲーム、メドウ・レーン l533番 (72)発明者 コーン、マーク・シーアメリカ合衆国 94040 カリフォ ルニア州、マウンテン・ビュー、ワサッチ・ドライブ 2721番

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.少なくとも第1、第2及び第3光学素子と、第1位置にあると第2光学素子 を第1光学素子に光学的に接続するが、第2位置にあると第3光学素子を第1光 学素子に光学的に接続する光路に設けた屈折手段と、 第1光学素子と第2光学素子、及び、第1光学素子と第3光学素子との光学的接 続のための第1位置と第2位置との間で前記屈折手段をを回転させる手段とから なり、前記屈折手段が第1位置にあって前記第2光学素子が前記第1光学素子と 光学的に接続されている時に第1光信号が前記屈折手段を通る第1距離が、前記 屈折手段が第2位置にあって前記第3光学素子が前記第1光学素子と光学的に接 続されている時に第2光信号が前記屈折手段を通る第2距離とほぼ同一であり、 前記屈折手段はそれ自体の重心点を中心として回転されるように構成した第1ス イッチからなる光学スイッチ装置。
  2. 2.請求項1に記載の装置であって、前記信号は前記屈折手段を通過する時に平 行化されることがないことよりなる光学スイッチ装置。
  3. 3.請求項2に記載の装置であって、前記屈折手段は前記第1及び第2位置の間 を30度より小さい角度に亙って回転されるようになっている光学スイッチ装置 。
  4. 4.請求項1に記載の装置であって、前記屈折手段が第1及び第2位置にあると 、前記第1及び第2光信号はそれぞれ前記屈折手段をただ1回通過することより なる光学スイッチ装置。
  5. 5.請求項1に記載の装置であって、前記屈折手段が第1及び第2位置にあると 、前記第1及び第2光信号はそれぞれ前記屈折手段を2回通過することよりなる 光学スイッチ装置。
  6. 6.請求項1に記載の装置であって、前記第1、第2及び第2光学素子は光学接 続端を有しており、これらの光学接続端はほぼ同一平面に臨んでなる光学スイッ チ装置。
  7. 7.請求項1に記載の装置であって、前記回転手段は、当該回転手段の正常回転 が妨げられることのない密着した支承空洞に収納されており、この支承空洞によ り、非常に高重力度の衝撃時にローターを拘束すると共に支承して、ローターの ピンが衝撃による負荷に耐えられるようにしてなる光学スイッチ装置。
  8. 8.請求項1に記載の装置であって、前記回転手段は、円筒形ローターの内部に 配置した永久磁石を含む磁気回路からなり、前記屈折手段は前記ローターに連結 されていると共に、前記ローターの長手軸とほぼ直交する長手軸を有する透明円 筒体からなり、また、前記回転手段は前記ローターの回転を第1及び第2停止位 置で停止させる手段を具備してなる光学スイッチ装置。
  9. 9.請求項1に記載の装置であって、 第4光学素子を更に設け、この第4光学素子を光学送信手段で構成する一方、前 記第1光学素子を入力伝送網光ファイバー、前記第2光学素子を光学受信手段、 また、前記第3光学素子を入力伝送網光ファイバーで構成し、前記屈折手段が前 記第1位置にあると、前記出力光ファイバーは前記送信手段に、また、前記入力 光ファイバーは前記受信手段にそれぞれ光学的に接続されるが、 前記屈折手段が前記第2位置にあると、前記出力光ファイバーは前記入力光ファ イバーに、また、前記受信手段は前記送信手段にそれぞれ光学的に接続されるよ うになっており、 前記屈折手段が前記第2位置にあると、前記送信手段と前記受信手段とを光学的 に接続する帰還光導波手段をも更に設けてなる光スイッチ装置。
  10. 10.請求項1に記載の装置であって、少なくとも第1、第2及び第3光学素子 とからなる第2スイッチを更に設けてなり、前記第1スイッチの第3光学素子と 前記第2スイッチの第1光学素子とが、それ自体の互いに対向する第1及び第2 端部間の長さに亙って接続器やコネクターが設けられていない共通の光ファイバ ーからなり、前記第1スイッチ内に第1光ファイバー端部を固定する手段と前記 第2スイッチ内に第2光ファイバー端部を固定する手段をも更に設けてなる光ス イッチ装置。
  11. 11.少なくとも第1、第2及び第3光学素子と、第1位置にあると第2光学素 子を第1光学素子に光学的に接続するが、第2位置にあると第3光学素子を第1 光学素子に光学的に接続する光路に設けた屈折手段と、 第1光学素子と第2光学素子、及び、第1光学素子と第3光学素子との光学的接 続のための第1位置と第2位置との間で前記屈折手段をを回転させる手段とから なり、前記屈折手段が第1位置にあって第1光信号が屈折手段を透過する時に当 該第1光信号が通る屈折手段の表面の法線に対して第1光信号がなす第1角度が 、前記屈折手段が第2位置にあって第2光信号が屈折手段を透過する時に当該第 2光信号が通る屈折手段の表面の法線に対して第2光信号がなす第2角度とほぼ 同一であり、また、前記屈折手段はそれ自体の重心点を中心として回転されるよ うに構成した第1スイッチからなる光学スイッチ装置。
  12. 12.請求項11に記載の装置であって、少なくとも第1、第2及び第3光学素 子とからなる第2スイッチを更に設けてなり、前記第1スイッチの第3光学素子 と前記第2スイッチの第1光学素子とが、それ自体の互いに対向する第1及び第 2端部間の長さに亙って接続器やコネクターが設けられていない共通の光ファイ バーからなり、前記第1スイッチ内に第1光ファイバー端部を固定する手段と前 記第2スイッチ内に第2光ファイバー端部を固定する手段をも更に設けてなる光 スイッチ装置。
  13. 13.第1及び第2光学スイッチからなり、各光学スイッチが、少なくとも第1 、第2及び第3光学素子と、第1位置にあると第2光学素子を第1光学素子に光 学的に接続するが、第2位置にあると第3光学素子を第1光学素子に光学的に接 続する光路に設けた屈折手段と、 第1光学素子と第2光学素子、及び、第1光学素子と第3光学素子との光学的接 続のための第1位置と第2位置との間で前記屈折手段をを回転させる手段で構成 されており、 第1光学スイッチの第2光学素子と第2光学スイッチの第1光学素子とが、それ 自体の互いに対向する第1及び第2端部間の長さに亙って接続器や光学コネクタ ーが設けられていない共通の光ファイバーからなり、前記第1スイッチ内に第1 光ファイバー端部を固定する手段と前記第2スイッチ内に第2光ファイバー端部 を固定する手段をも更に設けてなる光スイッチ装置。
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