JPH06506878A - 旋盤および溝付け用のチップ形成インサート - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の名称 旋盤および溝付は用のチップ形成インサート技術分野 本発明は工具ホルダに着脱可能にした切削作業と旋盤作業用の切削ビット、即ち 切削インサートに関するものである。

従来技術 この技術分野では、切削刃に隣接して凹所を設けた切削ビット、即ち切削インサ ートが公知であり、この公知の切削インサートにおいて、機械加工中にチップの 中央部分が凹所内の底部に押圧され、チップの側部はチップが切削刃を出るとき に有するものより小さい幅を有しかつそれにより切削された溝より狭くなるよう にチップに横方向の屈曲を付与するために幾らか高い平面に保持されている。横 方向に屈曲したチップは次いでそれ自体を巻き上げ、切削された溝より狭く、そ のため機械加工面に損傷を生じさせないロールを形成する。

この技術分野においては、切削刃から離れている工具の位置にいわゆるチップブ レーカを配置することも公知であり、このチップブレーカは、急激に案内させる ために切削されたチップと係合する突出部分から成り、該突出部分は工具の破損 または被加工物及び機械加工面の損傷を形成するおそれのある連続ロール、螺旋 またはスプールを形成するのを阻止するチップの破壊を生じさせる。

ここで生起する問題の１つはチップが変形のため破壊によってその横方向の幅を 増大させ、そのためチップの密集が生じ、切削した溝の側面に悪い表面仕上げを 生じさせるおそれがある。

に付着する傾向なしに溝から容易に除去されるように構成した切削インサートを 達成することにある。

ツブブレーカとして作用するように配設し、前記突起を移動方向から見て横方向 に互いに離れて配置させ、切削刃に隣接して配置された突起の間に、斜めに配置 された被加工材から切削されたチップは切削刃に隣接して配る表面部分に対して チップの自由端を押圧するとき最初の横方向の屈曲を受ける。同時に、チップの 外側端縁は凹所の両側の表面部分により案内されそして両側の表面部分に沿って さらに少し移動した後、突出側部に対面し、該突出側部は中間部分により被加工 材にまだ取着されているチップを強圧し、それにより前方に押されたチップを上 方に向けて屈曲させ、その場合に突出側部間のチップ部分は中央凹所を出て突出 側部の端面間に自由に浮動する。そこでその長手方向および横方向の両方におい て非常に変形されたチップは突出側部の頂部を越えた位置で破壊し切削刃により 切削された溝より小さい幅を有する横方向に弓形に屈曲されかつ長手方向に屈曲 した短いチップ片を形成する。

図面の簡単な説明 本発明の特徴および利点を添付の図面に関連して以下に詳細に説明する。

第１図は本発明による実施例の切削インサートの側面図、 第２図は切削刃の方向から見たインサートの端面図、第３図は切削インサートの 平面図、 第４図は第３図のＣ−Ｃ線に沿う断面図である。

発明を実施するための最適な態様 切削インサート１はその主たる構成が公知のインサートのものと本質的に対応す る■形状底部突起２と上部接合面３とを有し、■形状底部突起２はインサートホ ルダに形成された■形状溝と協働するようになっており、上部接合面３はインサ ートの軸部分４を押圧することによりインサートをインサートホルダの所定位置 に保持させるためにホルダに備えた接合部に係合するようになっている。

インサート１は１つの切削刃５と、該切削刃５に接続した平坦面６とを有し、平 坦面６の中央部分７はチップの移動方向において狭くなっており、該平坦面６の 中央部分７は凹部８内に延伸し、凹部８は凹状底部を有しかつ外側に傾斜した突 出側部９により形成されており、平坦面６の側方部分１０はチップの移動方向か ら見て幅広である。

切削刃５に隣接する平坦面６の狭い中央部分７に接合する凹部８は切削されたチ ップの中央部分が平坦面６の外方部分１ｏにより案内されたチップの外側縁部高 さよりも下方に移動させることができる作用をなし、それによりチップに横方向 の湾曲または弓形を付与する。平坦面６の側方部分１０に隣接する突出側部９の 端縁部１１は切削刃５と同じ平面から離れて急激に上方に外方部分１０から案内 されるチップの外側縁部と係合するチップ破壊台を形成する。

好適な実施例において切削刃５に隣接しかつ狭い中央部分７と広い側方部分１０ により形成される平坦面６に対するチップブレーカとして作用する端縁部１１の 傾斜面の角度は５５°である。更に、平坦面６に対する凹所８を形成する突出部 ９の傾斜面の角度は３０°である。

横方向の湾曲はチップの幅を減少させるので、チップはインサートの切削刃５よ り切削されたものよりも相当狭くなる。それによりチップは切削刃５の付近で停 止できず、被加工物に沿って引っ張られずそして被加工物に損傷を生じさせるこ とはない。すでに横方向に湾曲させたチップを上方に屈曲して案内させたとき、 変形により引き起こされる材料応力のためチップを短片に破壊させ、その短片は 作業区域に集められることもなく、しかも被加工物に損傷を発生させることなし に作業区域から離れて降下する。旋盤作業中に加えられる切削流体はチップの折 れた短片を取り除く作用をなす。

閏１ｇ肩査報告 ・−一一一一蟲一−−−関、ＰＵＴ／ＳＥ　９２１００２７Ｂ国際調査報告

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １）切削したチップの除去を容易にするために切削チップを変形する部分を切削 刃に隣接して設け、切削刃に隣接する平坦面（６）の中央部分（７）には、切削 されたチップの中央部分が進出する凹所（８）をチップの移動方向に沿って接続 させ、チップの外側端部が支持される側方部分（１０）を中央部分（７）に備え た切削作業用インサート、特に旋盤または同様の機械加工装置に使用するインサ ートホルダに取付けるインサートにおいて、側方部分にはチップの外側縁部と係 合する突出した端縁部（１１）を設け、 切削刃から後方に送られてくるチップの中央部分が凹所の底部に係合するように 、凹部の突出側部（９）を傾斜させて配置し、 チップの外側縁部と係合す端縁部（１１）により切削刃に隣接する平面からチッ プの外側端部を上方に向けて屈曲可能とし、 傾斜して配置された突出側部により形成された凹所の底部にチップの中央部分を 係合させ且つ凹所に沿って送られたチップの中央部分を横方向に沿って屈曲可能 とし、切削刃（５）に隣接する平坦面い対してチップに係合しかつその破壊を生 じるための端縁部（１１）の傾斜面の角度を４５°ないし６５°の範囲にし、平 坦面に対して凹所の両側の突出側部（９）と傾斜面の角度を２０°ないし４０° の範囲にしたことを特徴とする切削インサート。 ２）切削刃に隣接する平坦面に対するチップと係合する端縁部（９）の角度を５ ５°にし、平坦面に対して凹所の側方の突出側部の角度を３０°にしたことを特 徴とする請求の範囲第１項に記載の切削インサート。