JPH06506783A - ビデオ表示の同期及び画像位置決め方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ビデオ表示の同期及び画像位置決め方法発明の分野 本発明はビデオ表示装置のスクリーンに表示される画像の位置及び／又は大きさ の調整方法、及びビデオ信号によるビデオ表示装置の同期方法に関する。

発明の背景 （ＩＢＭ　ＰＣコンパチブルのような）最も新しいパーソナルコンピューターに おいて、ＶＧＡ　（ビデオグラフィックアレイ）表示装置アダプターが以前のＥ ＧＡ，ＣＧＡ，ＭＤＡ及びＨＧＣアダプターに代わった。これら表示装置アダプ ターの総ては、典型的には、１個又は２個の偏向周波数でビデオ表示ターミナル を制御する。更に、表示装置アダプターの総ては文字及びグラフィック表示モー ドの両者を支援する。高解像度表示用の表示装置アダプターは、ほとんど専らグ ラフィックスペースであり、主としてＭＳウィンドウズ、ＯＳ／２プレゼンテー ションマネージャー又はＸウィンドウズのユーザーインターフェース又はＣＡＤ ソフトウエアを支援する。

表示装置が同期信号の手段により制御されることがこれらのシステムの総ての特 徴である。できるだけ効果的にスクリーン全体を使用するように、垂直偏向信号 が表示装置のスクリーン上で画像を垂直方向で整列させる。同様に、水平偏向信 号が画像を水平方向で整列させる。偏向信号のタイミングは、使用される表示装 置及び表示装置アダプターに依存ルドの走査の始点への電子ビームの戻りに、予 め定められた時間を必要とする。戻りの時間は、スクリーン上のアクティヴ（ａ ｃｔｉｖｅ）画像域の位置を示す水平及び垂直の帰線消去信号により制御される 。表示装置の解像度は適用される技術及び技術的解決法により決定され、典型的 には、例えば６４０Ｘ４８０．８００　Ｘ、　６００．１０２４Ｘ７６８及び１ ２８０Ｘ１０２４である。帰線消去期間又はアクティヴ表示期間（例えばビーム の戻り時間）は、これをフロントポーチとバックポーチ及び同期用パルスに再分 割できる。

表示装置は、水平及び垂直の同期信号の周波数により決定される水平偏向周波数 及び表示リフレッシュ（ｒｅｆ　ｒｅｓｈｉｎｇ）周波数を有することが典型的 である。表示装置用の有利な技術的構成を得るための、通常の費用の少ない解答 は、１個の偏向周波数のある表示装置を使用することである。これは、水平偏向 信号の比較的狭い周波数帯域内でだけ、表示装置がビデオ信号により同期される ことをことを意味する。表示装置は、普通は、垂直偏向には非常に鈍感であるが 、これは非常に異なった垂直偏向周波数によりかなりうまく同期される。特に極 めて高い解像度を要するＣＡＤ応用の際は、表示装置アダプターの垂直及び水平 の偏向信号の両者が非常に正確に定められるべきであり、かつこれらは表示装置 用に特定された値から外れてはいけない。この方法で、低費用かつ多能な非常に 高い画質が得られる。

最近の表示装置は、通常、多周波数表示装置と呼ばれ、従ってこれらは非常に広 い水平偏向周波数範囲内、並びに広範囲の垂直偏向周波数で期させられたとき、 像は普通は側方に置かれ、従って使用者は上述の調整を使用して像を揃えねばな らない。表示装！は予定されかつ予め設定されたタイミングモードを有し、製造 業者の調整に従って表示を自動的に確認しかつ像の位置を調整する。

スクリーン上の像の位置は、通常は、アクティヴ表示期間に関する同期用パルス （Ｈ３ＹＮＣ又はｖ、５ＹＮＣ）の位置をプログラム化することにより決定され る。像の位置もまた同期信号の持続時間を変えることにより変更可能である。像 の大きさは、ソフトウェアによって、パッシヴ（ｐａｓｓｉｖｅ）表示期間の持 続時間を変えることにより、或いは同期パルスの極性を変えることにより（極性 調整は、例えばＶＧＡ環境下で使用される）調整可能である。この技術は、水平 偏向周波数も影響を受けかつ垂直偏向周波数にも太き（影響するので、主に垂直 方向の像の大きさを調整するために使用されるが、水平方向における像の調整に はほとんど使用されず、これはできるだけ高Ｘ保持すべきでありかつこれを犠牲 にすることは用意されない。更に、最も普通の表示装置の使用は１個の水平偏向 周波数に基づいており、従ってこれらの使用の両立性を維持することも望ましい 。水平偏向周波数の変化も像の位置に容易に影響を与える。

垂直偏向の制御は水平偏向信号で形成され、水平偏向パルスの倍数としてプログ ラムすることは、通常は、非常に容易である（対応して、アクティヴ表示期間及 びフロントポーチ（ＶＦＰ：！とバックポーチ（ＶＢＰ）も同様）。代わりに、 水平偏向信号は文字クロックの倍数で形成さト周波数の倍数で形成され、これら 両者は装置の／％−ドウエアに依存し、これらをプログラム化することは不可能 である。グラフインクスペースの応用においては、１文字クロック期間は、通常 は、８又は１６、テキストモードにおいては７．９及び１８のビデオドツトクロ ック期間を含む。像の位置又は大きさは、少なくも８個の画素の段階によっての みソフトエラエアにより調整することができ、従って調整はスクリーン上の粗い 飛越しとして現れ、円滑かつ正確な調整は達しえない。

コンピュータ一応用プログラムは、非常に正確にスクリーン上の利用可能なアク テイヴ画像領域を決定する標準として使用される特定の解像度に応じて起草され る。像の調整に影響するプログラム的に選択可能なパラメーターも一般に予め選 定され、かつ技術的応用により拘束される。

例えば、ビデオドツト周波数は表示装置アダプターの発振器又はクリスタル回路 により発生されることが多く、これらは１回路当たり僅か１個のビデオ周波数し か発生せず、従って表示装置アダプターはごく僅かの表示標準及び解像度しか支 援しない。周波数合成に基づく最近の回路（位相同期回路）は、数種の周波数を 発生させることができ、従って１個かつ同一の表示装置アダプターが、異なった 表示装置用の数種の異なった解像度並びに異なった水平及び垂直の偏向周波数を 支援できる。表示モードが変えられるときは、表示装置アダプターが、選定され た表示モードに必要な新しい表示モード及びその他のパラメーターに適正なビデ オ周波数を選定する。次いで、表示装置の調整を使用して、スクリーン上明の目 的は、従来可能であったものよりも表示装置のスクリーン上の像の位置と大きさ との、より多能かつより正確な調整を提供することである。

本発明の別の目的は、ビデオ信号でビデオ表示装置の同期を簡単化することであ る。

第１の目的は、ビデオ表示装置に表示された像の位置及び／又は大きさを調整す るための本発明による方法の手段により達成される。この方法は請求の範囲１の 諸段階を含む。

本発明の基本理念は、表示装置自体の調整を利用してスクリーン上の像の位置と 大きさとを調整する代わりに、表示装置アダプターのようなビデオソースのビデ オドツト周波数を変更し、同時に各特定の場合に使用される表示装置で可能な最 良の像が得られるような種々のアルゴリズムに従って通常のプログラム可能なビ デオ制御パラメーターを変更することにより、マイクロコンピュータ−のソフト ウェアによってビデオ信号自体の特性を調整することである。線周波数を実質的 一定に維持しながらのビデオドツト周波数の増加又は減少は、スクリーン上の個 々の像要素、即ち画素の幅、従って像全体の大きさにおけるにおける対応した増 減を生ずる。総てのビデオ信号タイミング要素はビデオドツトクロックサイクル の倍数であるので、本質的に、ビデオドツトクロックサイクルが変えられると少 なくも水平偏向期間のビデオドツトクロックサイクルの数を決定するパラメータ ーが同時に変えられ、従って水平偏向周波数が実質的に不変に維持される。ビデ オドツト周波数はご（小さな段階のみとなる。像の位置及び大きさの調整は、い ささかも妥協することなしに使用者により所望のように「円滑」かつ正確に行う ことができる。

ビデオドツト周波数は、多数の予定された周波数の中からソフトウェアにより、 或いは完全にプログラムされた合成ビデオドツト周波数発振器により選定される 。従って、例えば現在の表示装置において要求される本質的な変更は、新しい形 式のビデオドツト周波数発振器のみであり、或いは最良には従来の発振器の新規 な作動モードだけが要求され、従って本発明を非常に有利に実現できる。

しかし、本発明は、像の位置及び大きさの調整を表示装置から省（ことができか つソフトウェアにより実行でき、使用者は例えばコンピューターのキーボード又 はマウスの手段により調整を制御できるため、更に低費用で表示装置を実現する 新たな可能性を提案する。更に、本発明は、偏差を容易かつ正確に修正できるの で低費用（低品質）の表示装置であっても可能最良品質の像を提供する。同様に 、構成要素の老化による像の位置及び大きさの変位は使用者により容易かつ正確 に補償され、これが表示装置の使用寿命を長くさせかつ保守を容易にする。更に 、動的な無段階ズームのような多くの別の特性が達成される。

更に、ビデオドツト周波数は十分に小さなステップで変更できるので、試験中の 表示装置の水平偏向を同期させるビデオ周波数は、ビデオ周波数を変えることに より見いだすことができる。その後で、本発明に従って、垂直偏向を同期させる ことができ、かつ像の位置及び大きさの調整室は、費用の少ない甜−周波数の表 示であってしかも通常の多周波数表示より良好な表示特性を持つ。

本発明は、ビデオ表示装置の電気特性の中で少なくも垂直及び水平の偏向周波数 及び解像度が知られているときに、ビデオ信号によりビデオ表示装置を同期する 方法にも関する。この方法は、表示装置アダプターの制御パラメーターが前記公 知のビデオ表示装置の前記公知の特性より算出され、この制御パラメーターは、 ビデオ表示装！に加えるべきビデオ信号のビデオドツト周波数の調整に利用され 、更に水平偏向期間、帰線消去期間、表示期間、フロントポーチ期間及び／又は バックポーチ期間に含まれるビデオクロックサイクルの数を、表示装置が同期さ れる値に調整するため利用される。

ビデオ周波数の小ステップの調整がいかなる表示装置にも適切なビデオ信号の発 生を可能とさせるので、表示装置の偏向周波数及び解像度が知られたときは、所 要のビデオドツト周波数及びその他のパラメーターを容易に算出することができ る。この方法で、使用者は、計算プログラムに彼の表示装置の電気仕様を入力す ることにより、所望の表示装置をビデオ信号により同期させることができる。或 いは、電気仕様は、例えば表示装置により供給されるプログラムディスクより得 ることができる。

像の位置及び大きさのためのデフォルト値は、例えばフロントポーチとバックポ ーチ及び表示期間の持続時間並びに同期パルスの位置を与えることにより同じデ ィスクより得ることができ、従って表示は作動即応状態である。この方法で、本 発明は、新規な表示装置を組み上げることを相当に容易にする。表示装置の仕様 は周波数と時間単位及び解像度として与えられるので、これらにより占められる メモリの容量は、表示装置図面の簡単な説明 以下、本発明は付属図面を参照し実施例の手段により更に詳細に説明されるであ ろう。

図１は、本発明による方法の適用できるコンピューター表示システムのブロック 図である。

図２及び３は、ビデオ信号の垂直及び水平の同期信号を示すタイミング図である 。

図４及び５は、ビデオ表示装置のスクリーン及び同期信号によりスクリーン上で 像の位置決めをする方法を示す。

発明の好ましい実施例 本発明は、これをビデオ信号により制御された適宜の表示装置の調整に使用する ことができる。かかるビデオ表示は陰極線管表示、液晶表示、プラズマ表示、電 気発光表示などである。本発明の応用の主要範囲（まコンピューター表示システ ムにあるが、本発明は、例えばデジタルテレビジョン装置における像の調整にも 応用できる。

図１は、本発明の応用が可能な表示システムを有するコンピューターシステムを 示す。コンピューターシス；ムは、中央処理装置（ＣＰＵ）７を備え、これにキ ーボード３、マウス８及び表示装置２のある表示システムが接続される。表示シ ステムはビデオ表示装置アダプター１を備え、かつバスインターフェース６を経 てコンピューターの中実装置（ＣＥＯ（これは数個の異なった物理的信号を含む ことができる）を発生し、これが表示装置２を制御するためにビデオインターフ ェース９を経て印加される。

表示装置アダプター１は、更に、調整可能なビデオ周波数発振器４を備え、これ の出力周波数ｆＤｃＬｘは周波数制御信号ＦＣＯＮＴＲにより制御される。発振 器４は、例えばジュラ・セミコンダクター・コーポレーションの周波数合成回路 ５Ｃ１１４１０又はＳＣ１，１４１１、又はインデグレーテソド・サーキット・ システムズ・インクの周波数合成回路■Ｃ３１５９４とすることができる。実際 は、上述の総ての回路において、図１の制御信号ＦＣＯＮＴＲは直列インターフ ェースであり、これにより合成回路４の制御レジスター内に制御データを書き込 める。レジスター内の制御データの手段により、出力周波数Ｆ　ｏｅＬＫとして 実際的に任意周波数を選定できる。

図２は、ビデオ信号の水平方向の偏向又は走査を制御する偏向信号又は同期信号 を示すタイミング線図である。水平線又は水平偏向期間ＨＰＥＲは、１本の水平 線がスクリーンを左から右に横切って走査し次の水平線の始点に戻る間の期間を 意味する。ＨＰＥＲはアクティヴ表示期間ＨＡＣＴＩＶつ及び帰線消去期間ＨＢ ＬＡＮＫを含み、前者はスクリーン上のアクティヴ画像領域を決定し、っ１つこ の間にレジスター記憶装置５から読み込まれた画像データが表示され：後者は少 なくもフロントポーチＨＦＰ、同期パルスＨ３ＹＮＣ及びバックポーチＨＢＰを 含む。例えば、ＬＫの倍数より構成され、その数は各特定事例において次の方法 で制御パラメーター？ｖＬ（整数）により決定される。

Ｈ５ＹＮＣ＝Ｍ２＊ＣＣＬＫ ＨＦＰ＝Ｍ３＊ＣＣＬＫ ＨＢＰ＝Ｍ４＊ＣＣＬＫ ＨＡｃｔ＋ｖｔ＝Ｍ５　＊　ＣＣＬＫ ＨＢＬＡＮＫ＝ＨＦＰ＋Ｈ３ＹＮＣ＋ＨＢＰＨＰＥＲ＝ＨＢＬＡＮＫ＋ＨＡｃ丁 Ｉｖｔ＝Ｍ６＊ＣＣＬＫＭ６　＝Ｍ２　＋Ｍ３　＋Ｍ４　＋Ｍ５一方、文字クロ ックサイクルは、ビデオドツトクロ・ツクサイクルＤＣＬ　Ｋ＝　ｌ　／　ｆ　 ＤＣＬにの倍数を含む。ここに、ＣＣＬＫ＝Ｍ１＊ＤＣＬＫである。文字クロッ クＣＣＬＫもビデオクロ・ツクＤＣＬＫと等し０とすることができる。多くの場 合、Ｍ１＝８であり、従って表示上の１文字（ま水平方向において８個の画素を 含む。最も普通の解像度の場合、これ（こより、制御パラメーターの値は次の通 りであろう。

６４０Ｘ４８０　（Ｍ５＝８０） ８００ｘ６００’（Ｍ５＝１００） １０２４Ｘ７６８　（Ｍ５＝１２８） １２８０ｘ１０２４　（Ｍ５＝１６０）画像調整パラメーターは別の方法で選定 することができる。ある特ｇ１１の場合は、アクテイヴ画像域の回りに包着きの 周辺領域を加える過走盃である。この領域は、場合に応じて、ＨＦＰ／ＨＢＰ領 域又１ｔＨＡｃｔ＋ｖｔイールド又は垂直偏同期間ＶＰＥＲは表示期間ｖＡＣ丁 ＩＶε及び消去期間■ＢＬＡＮＫを含み、後者は少なくもフロントポーチ〜’Ｆ Ｐ、垂直同期ノくルスＶＳＹＮＣ及びバックポーチＶＢＰを含む。垂直偏向の上 述の制御期間の総ては水平偏向期間ＨＰＥＲの倍数より形成され、その倍率は、 各特定の場合にプログラム化可能な制御パルスＮ、（整数）により決定図３は、 上述の制御信号により、ビデオ画像をどのようにしてビデオ表示装置２のスクリ ーン上で位置決めするかを示す。期間ＨＰＥＲ及びＶＰＥＲの持続時間に関する アクティヴ表示期間）（ＡＣ〒１ｖ区及びＶＡＣｆｌＶＥの持続時間が、表示さ れる像の幅及び高さ、即ち大きさを決定する。それぞれアクティヴ表示期間ＨＡ ＣＴＩＶＥ及びＶＡＣＴＩＶＥに関する同期パルスＨ３ＹＮＣ及びＶＳＹＮＣの 位置が水平方向及び垂直方向における像の位置を決定する。通常は、文字クロッ クＣＣＬＫ　（８画素）の精度を有する制御パラメーターＭ１の変動により、像 の位置及び大きさの粗調整ができるだけである。

本発明に従い、図１に示された発振Ｂ４で作られたビデオドツト周波数ｆ　ＤＣ Ｌにを調整することにより、水平偏向及び垂直偏向の上述の制御信号、従ってス クリーン上の像の位置及び大きさに対して、より正確かつより円滑に影響を与え ることができる。これは、ソフトウェアにより発振器４の制御レノスターの制御 データの変更によって行うことができる。

本発明の画像調整により希望の精度及び平滑度を達成するために、発振即ちスク リーン上で作られる調整精度がＭ１画素の調整精度よりも大きいときは、既に達 成された。しかし、ｆ　ＯＣＬにを自由に選定できかつスクリーンにおける調整 の精度が１画素又はそれ以上であるときだけ、調整は本当に適切かつ正確であり 始める。調整精度が画素より小さいときは、スクリーン上に表示された個々の画 素は本発明の手段により非常に正確に拡大又は縮小することができる。

ビデオドツトクロックＤＣＬＫのサイクルの持続時間は、ビデオドツト周波数ｆ 　ｏｃＬｘにより変化する。ビデオドツトクロックＤＣＬＫのサイクルの変化は 、自動的に文字クロックＣＣＬＫの持続時間を変え、これにより水平偏向期間Ｈ ＰＥＲの持続時間を変え、このため同期が失われることが生じ得る。このため、 本発明により、水平偏向周波数は表示装置に許容される周波数許容差内で実質的 一定に維持される。希望するならば、制御パラメーターＭ６の値、従って、水平 偏向期間ＨＰＥＲ内のＤＣＬＫクロックサイクルの数は、ソフトウェアによりこ れをＨＰＥＲの持続時間が実質的一定に保たれる方向に変えるここができる。本 発明の好ましい実施例においては、もし周波数ｆ　ＤＣＬＫを減少させかつスク リーン上の像の大きさを大きくしたいならば、パラメーターＭ６の値は最寄りの 小さい方の値（Ｍ６＝ＭＳ−１）に変えられ、更に条件ｌＴ、、−Ｔ　Ｉ　＞Ｔ ｃｃＬｘ／　２が満たされたときに、同様に最寄りの大きい方の価（Ｍ６＝Ｍ６ −ｉ−１）に変更される（スクリーン上の像の寸法はビデオドツト周波数が増加 すると小さくなる）。ここに、Ｔ８は表示装置２の期間ＨＰＥＲの希望持続時間 、Ｔは表示装置アダプター１の期間ＨＰＥＲのプログラム化司れた持続時間、そ してＴｃｃＬには文字クロックサイクル不発明により、スクリーン上の像の大き さは、水平偏向周波数をパラメーターＭ１の手段により実質的に一定に維持しな がらビデオドツト周波数ｆ　ＤＣＬＫを変えることにより調整される。図４及び ５はビデオ周波数による像の大きさの調整を示す。図４において、パラメーター Ｍ、の手段によりＨＰＥＲ及びＨ３ＹＮＣを実質的に一定に維持しながらビデオ ドツト周波数をｆｏｃｍｌに増加させたとする。これにより、ＤＣＬＫクロック サイクルはビデオドツト周波数の増加と共に減少し、その結果、表示期間ＨＡＣ アＩＶＨの持続時間もまた減少しくＨＩＩＬＡＮＫの持続時間は増加）個々の画 素は狭くなり、このため図５に示されたように、スクリーン上の像は水平方向で 狭くされる。同様に、ビデオドツト周波数の減少によりスクリーン上の像を広げ ることができる。垂直方向においては、像の調整は、後述されるように別に実行 できる。

本発明により、スクリーン上の像の位置は、パラメーターＭ１により表示期間Ｈ ｋＣＴＩＶεに関する水平同期パルスＴ（ＳＹＮＣの位置をプログラム化するこ とにより調整される。像の位置は、ソフトウェアにより、パラメーターＭ１の手 段によってアクティヴ表示期間ＨＡｃア、Ｖεのどちらかの端部に関してパルス Ｈ３ＹＮＣの位置を一定に保ちながらビデオドツト周波数を変えることにより正 確に（円滑に）調整することができる。

従って、ビデオドツト周波数における変化がアクティヴ表示期間ＨＡＣＴＩＶＥ の大きさにおける変化を生じ、その結果、画像領域の「不定な」縁が同期パルス に関して水平方向でスクリーン上で「置換」される。フロンびフロントポーチ又 はバックポーチの組合せ期間の持続時間がビデオドツト周波数の変化により実質 的に一定に留まるような方向に変えられ水平偏向期間ＨＰＥＲは本発明において は実質的に一定に維持されるので、ビデオドツト周波数の変化は、原理的に垂直 偏向に影響しない。

垂直偏向が調整されないならば、ビデオドツト周波数の増加は、例えば、図５に 示されるようにスクリーン上の像を両側において平た（し、個々の画素の幅と高 さとの比率は正確でない。このド・ソト縦横比は典型的には１１である。従って 、本発明においては、画素の縦横比を実質的に一定に保つような方向でビデオド ツト周波数を変えるときは、ＩＶＰＥＲ期開中に消去される水平線の数、すなわ ち像の高さも、）くラメ−ターＮ１の手段により変えることができる。スクリー ン上の像の高さは、例えばパルスＶＳＹＮＣの極性又は持続時間の変更により、 これを調整することができる。

コンピューターシステムは、本発明による調整を行う制御ソフトウェアを備える 。使用者により及び予定アルゴリズムの利用により与えられる指示に基づき、制 御ソフトウェアは、発振器４月の所要のビデオド、ント周波数及び表示装置アダ プター用のパラメーターＭ１及びＮ１を決定する制御データを決定する。使用者 は、例えばキーボード３、マウス８又はその他の何かの周辺装置により調整を制 御する。

像の位置及び同期データの記憶 本発明によ呑調整方法を使用するときは、表示装置アダプター回路の整数パラメ ー９ｊ−の代わりに表示装置の物理的（ｉｉ気的）ノ＜ラメ−ターの利用により 、使用される表示装置に適合するようにスクリーン上の像の位置及び大きさを決 定することができる。使用される各解像度に対して以下の初期データが知られる ことで十分である。即ち、水平偏向周波数、垂直偏向周波数、水平方向における 像の位置（Ｈ３ＹＮＣ，ＨＦＰ、ＨＢＰ）、及び垂直方向の像の位置（ＶＳＹＮ 、Ｃ，ＶＦＰ、ＶＢＰ）である。表示装置アダプター１に必要な最終の整数パラ メーターＮ、とＭｌ及び発振器４の制御データは、表示装置及び表示装置アダプ ターのモードが変更されたときはいつでも各モードについて数学的に計算できる 。

像調整情報を強化するこの方法は、例えば使用者の使い易い特性をより容易に得 ることができ、かつ制御情報の強化に対して、より少ない記憶容量しか必要とし ない。加えて、これは各特定の表示装置アダプターについて制御パラメーターを 決定する計算ソフトウェアであるので、総ての表示装置アダプターに対してその 構造にかかわらず同じ初期データを直接適用できる。新しい表示装置の像は、こ の表示装置の仕様を計算ソフトウェアに入力することにより簡単に製造業者の設 定値に調整することができる。仕様は、例えば表示装置により供給されるプログ ラムディスクから計算ソフトウェア内に読み込ませることができる。

表示装置の偏向周波数の自動検索 表示装置の上述の電気特性が不明であれば、偏向周波数の検索は、適切な解像度 の選定により、及びＨＡｃｒ＋ｖｔとＨＰＥＲとを一定に維持することにより、 更にビデオドツト周波数を出発周波数から表示装置の水平偏向の同期が観察され る第１の周波数に変更することにより行うことができる。表示装置が同期すると 、使用者は、キーボードの手段により同偏向の同期が再び失われる第２の周波数 に更に増加される。使用者又は表示装置は同期の喪失を示す別な信号を与える。

これらの二つの信号より、プログラムは、同期範囲及びビデオドツト周波数とし て選定される第１と第２の周波数の平均値のような水平偏向の同期中心を決定す る。

水平偏向の同期後、水平偏向周波数とビデオ周波数とを実質的に一定に維持する ことにより、及び垂直偏向が同期されたことが観察されるまでパラメーターＮ１ の手段により表示装置に加えられるビデオ信号の垂直偏向期間の持続時間を変え ることにより、垂直偏向が同期される。その後、垂直偏向の同期範囲及び中心が 上と同様に選定でき、次いて上述のようにスクリーン上の像の大きさ及び位置を 調整できる。

像のダイナミンクズーム作動 本発明は、スクリーン上の像の動的ズームを達成できる。図６を参照すれば、ス クリーンの正常な解像度で表示される正常サイズの画像域６１から部分画像域６ ２が選定され、この部分画像域は正常画像域６１よりも小さくかつＭＸＮサイズ のラスター記憶装置５内に原点（Ｍ、Ｎ・）を有するｍｘｎ記憶装置領域に相当 する。ビデオドツト周波数の減少を許すことにより部分画像領域６２のズーム効 果が達成される。画像域の初期アドレスとして（Ｍ２、Ｎ２）座標をプログラム することにより、ズーム進行中に、ズームすべきアクティヴ画像域の原点を線（ ＭＯ，Ｎｏ）−（Ｍ、、Ｎ＋）に沿って動かすことができる。画像域６２の解像 度はヒデオドント周波数の減少に対応して減少する。表示期間ＨＡＣＩＶＥの制 御パラメーターＭ　５　、並びに水平期間ＨＰＥＲのパラメーターＭ６及びＨ３ ＹＮＣパルスの位置力１各特定の場合における諸要求に応じた適切なアルゴニズ ムに従って変シられるとき、画像域６２のスーム中ノスクリーン上の全画像域（ 領域６１）の物理的寸法は十分に正確でありかつ変化せずに留まる。

本発明は、水平偏向及び垂直偏向の同期及びタイミング信号Ｈ３，ＨＢＬＡＮＫ 、ＶＳ、ＶＢＬＡＮＫ、　並びｌ：ＨＦＰ、Ｈ３ＹＮＣ，ＨＢＰ。

ＨＡｃｔ＋ｖｔ、ｖＦＰ、ＶＳＹＮＣ，ＶＢＰ、ＶＡＣＴｌｖＥのような期間を 参照し上述されたが、これらは各ビデオ信号におけるある一つの形式又は別形式 で見いだすことができる。しかし、ビデオ信号の形式及び、事実上、転送すべき 個別信号要素の数は、非常に大きく変化することがある・例えば、水平及び垂直 の偏向信号は個々に、又は組み合わせて転送することができ、ビデオ信号は合成 ビデオ信号（テレヴィジョン）、又はＲＧＢビデオ信号、アナログ又はＴＴＬレ ベル信号などとすることができる。

本発明は、かかる種々のビデオ信号の形式の総てに関連した使用を意図する。

これらに関連の図面及び説明は本発明を説明するためだけのものである。本発明 は、その詳細においては、特許請求の範囲内で変更可能である。

一つ ＦＩＧ、　２ ＦＩＧ、　３ ド ＦＩＧ、　６ 国際調査報告 国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、〜ｉＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（Ｂ Ｆ、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、Ｔ Ｇ）、ＡＴ、　ＡＵ、ＢＢ、　ＢＧ、ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＩ、ＧＢ、ＨＵ、ＪＰ、ＫＰ、ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、　ＭＧ、　Ｍ Ｎ、　ＭＷ、　ＮＬ、　ＮＯ，ＰＬ、Ｒ○、ＲＵ、ＳＤ、ＳＥ、　ＵＳ

Claims (11)

【特許請求の範囲】
1. １．ビデオ表示装置のスクリーン上に表示された像の位置及び／又は大きさの調 整方法にして、ビデオ表示装置に加えられるビデオ信号のビデオドット周波数を 調整し、同時にビデオ信号の水平偏向周波数を実質的に一定に維持する段階を特 徴とする方法。
2. ２．ビデオ信号の水平偏向期間がアクティヴ表示期間及び少なくも水平同期パル ス期間、フロントポーチ期間及びバックポーチ期間を含んだ帰線消去期間を含み 、前記期間の少なくも一つがプログラム可能な数のビデオドットクロックサイク ルを含んだ請求の範囲１による方法にして、水平偏向期間におけるビデオドット クロックサイクルの数の変更を含んだビデオドット周波数の、水平偏向期間の持 続時間が実質的一定に留まる方向での調整中、水平偏向周波数を実質的に一定に 維持する段階を含むことを特徴とする方法。
3. ３．ビデオ表示装置に加えられるビデオ信号のビデオドット信号を変えることに より、及び水平同期パルス期間の位置をアクティヴ表示期間の始点又は終点に関 して実質的に一定に維持することにより、ビデオ表示装置のスクリーン上に表示 された像の位置を調整する段階を特徴とする請求の範囲２による方法。
4. ４．アクティヴ表示期間とフロントポーチ又はバックポーチの期間との組合せ持 続時間を実質的に一定に止める方向で、ビデオ表示装置に加えられるビデオ信号 のビデオドット周波数を変えることにより、及びフロントポーチ又はバックポー チの期間中のビデオドットクロックサイクルの数を変えることによりビデオ表示 装置のスクリーン上に表示された像の位置を調整する段階を特徴とする請求の範 囲３による方法。
5. ５．ビデオ表示装置に加えられるビデオ信号のビデオドット周波数を変えること により、及び水平偏向期間の持続時間を実質的に一定に維持することにより、ビ デオ表示装置のスクリーン上に表示された像の大きさを調整する段階を特徴とす る先行請求の範囲のいずれかによる方法。
6. ６．画素の幅と高さとの比率を実質的に一定に維持されるような方向でビデオド ット周波数の調整間に消去される水平線の数が同時に変えられることを特徴とす る先行請求の範囲のいずれかによる方法。
7. ７．垂直同期パルスの極性及び／又は持続時間を変えることにより像の高さを調 整する段階を特徴とする先行請求の範囲のいずれかによる方法。
8. ８．ズーム効果を得るために、水平偏向期間、従って水平走査周波数を実質的に 一定に留めるように水平偏向期間内のビデオドットクロックサイクルの数を変え ると同時に解像度を変えるようにビデオドット周波数が変えられることを特徴と する先行請求の範囲のいずれかによる方法。
9. ９．表示装置の電気特性の形式で記憶された画像調整データから算出されたデフ ォルト値をプリセットするようにスクリーン上に表示された像の位置と大きさが 調整されることを特徴とする先行請求の範囲のいずれかによる方法。
10. １０．ビデオ表示装置の電気特性中で少なくも垂直及び水平の偏向周波数が既知 のときビデオ信号によりビデオ表示装置を同期するする方法にして、表示装置ア ダプターの制御パラメーターがビデオ表示装置の前記既知の電気特性から計算さ れ、ビデオ表示装置に加えられる信号のビデオドット周波数、並びに水平偏向期 間、帰線消去期間、アクティヴ表示期間、フロントポーチ期間及び／又はバック ポーチ期間におけるビデオクロックサイクルの数は、制御パラメーターにより、 表示装置がビデオ信号により同期されるような価に設定されることを特徴とする 方法。
11. １１．スクリーン上に表示された像が希望のように調整され、更に調整され計算 されたパラメーターが画像調整データとして記憶装置内に記憶されることを特徴 とする請求の範囲１０による方法。