JPH065064B2 - エンジン発電機におけるエンジン停止装置 - Google Patents

エンジン発電機におけるエンジン停止装置

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JPH065064B2
JPH065064B2 JP6202087A JP6202087A JPH065064B2 JP H065064 B2 JPH065064 B2 JP H065064B2 JP 6202087 A JP6202087 A JP 6202087A JP 6202087 A JP6202087 A JP 6202087A JP H065064 B2 JPH065064 B2 JP H065064B2
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engine
generator
voltage
capacitor
coil
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政宏 福田
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Sawafuji Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、エンジンにより駆動されるコンデンサ補償式
ブラシレスのエンジン発電機において、エンジンの回転
数が定格値を越えたとき、および過負荷状態になったと
き、エンジンを停止せしめるようにしたエンジン発電機
におけるエンジン停止装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、構造が簡単で優れた特性を有するエンジン駆動の
コンデンサ補償式ブラシレス発電機(以下、発電機と呼
ぶ)として、第3図に示された回路構成の、いわゆる野
中式発電機が知られている。
第3図図示発電機1において、図示省略したエンジンに
より駆動される回転子2には、界磁コイル3が巻回され
ると共に、当該磁界コイル3の両端がダイオード4を介
して短絡されている。また、固定子5には、発電コイル
6と励磁コイル7とが電気角で90度の位相差を有する
ように巻回されており、励磁コイル7の両端に進相用の
コンデンサ8が接続されている。なお、図中の符号9は
負荷を表している。
第3図図示発電機1は、良く知られているように、上記
発電コイル6に負荷電流が流れることにより生じる電機
子反作用によって、少なくとも当該発電機の回転数が正
常でありかつ上記負荷電流が定格値以内の範囲において
は、負荷の変動に対して出力電圧は略一定の値に保持さ
れる。即ち、自動電圧調整器を設けなくても、出力電圧
が所定の定格値に保たれると言う優れた特徴を有してい
る。
しかしながら、例えばエンジンのガバナなどの故障によ
り上記エンジンの回転数が所定範囲以上に高速になった
ような場合には、上記発電機の出力電圧は異常に高圧に
なって、負荷側の機器を破損させるばかりではなく、上
記エンジンや当該エンジンにより駆動される上記発電機
の故障につながると言う非所望な問題があった。
従来、上記の如き問題を解決するため、上記発電機の出
力電圧を検出し、当該出力電圧が所定の電圧値を超えた
とき、エンジンの点火回路の付勢電圧を遮断することに
より、エンジンを停止せしめる手段をそなえ、上記エン
ジンの異常な高速回転を防止するように考慮されてい
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前述したエンジンの異常な高速回転を防止する従来手段
は、発電機の出力電流が定格値以内の範囲においては、
確かに所期の目的を達することが出来るが、上記発電機
の負荷が過負荷状態となって上記出力電流が定格値以上
になった場合には、必ずしも所期の目的を達することは
可能ではない。発電機の出力電圧を検出し、当該出力電
圧が所定の電圧値を超えたとき、エンジンの点火回路の
付勢電圧を遮断することにより、エンジンを停止せしめ
るようにした前述した従来のエンジン停止手段において
は、例えば負荷電流が定格値を超えている場合などにお
いて、エンジンの異常な高速回転状態が発生しても、エ
ンジン停止機能を発揮することが出来ない。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は,上記の如き問題点を解決することを目的とし
ており,そのため本発明のエンジン発電機におけるエン
停止装置は、ダイオードで短絡された磁界コイルが巻回
されてなる回転子と、当該回転子からの磁界と差交して
超電力を発生する発電コイルおよび当該発電コイルと電
気的に所定の位相差をもちかつ進相コンデンサで短絡さ
れた励磁コイルが巻回されてなる固定子とをそなえたコ
ンデンサ補償式ブラシレス発電機をそなえると共に、点
火回路により点火されて上記コンデンサ補償式ブラシレ
ス発電機を駆動するエンジンをそなえて構成されたエン
ジン発電機において、上記点火回路への付勢電力を消去
してエンジンを停止せしめるエンジン点火停止手段と、
上記進相コンデンサの電圧を検出して当該電圧が予め定
められた閾値を超えたとき上記エンジン点火停止手段を
動作せしめるコンデンサ電圧検出手段とをそなえ、上記
進相コンデンサの電圧が予め定められた閾値を超えたと
き上記エンジンを停止せしめるように構成されているこ
とを特徴としている。以下、図面を参照しつつ説明す
る。
〔実施例〕
第1図は本発明の一実施例における回路構成図、第2図
は本発明の基本概念を説明するためのコンデンサ電圧特
性図を示す。図中の符号1ないし9は第3図に対応して
おり、10および11は抵抗、12はツェナ・ダイオー
ド、13はダイオード、14は点火回路、15は点火制
御部、16はトランジスタ、17は点火コイルであっ
て、17−1は1次コイル、17−2は2次コイル、1
8は点火プラグ、19はフォト・カプラ、20はサイリ
スタを表す。
第1図図示実施例の説明に先立って、本発明の基本概念
を第2図に関連して説明する。なお、第2図は50Hz
の商用周波数を得るようにしている発電機であって、定
格回転数が3000rpm、定格負荷電流が29.5A
の発電機1におけるコンデンサ電圧特性であり、第2図
(A)は回転数を一定にした場合の負荷電流Iとコンデ
ンサ8のコンデンサ電圧Vc(実質上、励磁コイル7の
誘起電圧)との関係、第2図(B)は負荷電流Iを一定
にした場合の回転数rpmと上記コンデンサ電圧Vcと
の関係を示している。そして、第2図(A)における曲
線は回転数が3000rpmの場合、曲線は回転数
が3200rpmの場合、曲線は回転数が3400r
pmの場合、曲線は回転数が3600rpmの場合で
あり、第2図(B)における曲線は負荷電流Iが2
9.5Aの場合、曲線は負荷電流Iが零の場合(無負
荷時)である。
第2図(A)および(B)により明らかなように、第1
図図示コンデンサ8のコンデンサ電圧Vcは、負荷電流
Iおよび回転数rpmにほぼ比例して増大する。そし
て、本願発明者らの実測結果によれば、上記負荷電流I
が定格値(29.5A)かつ上記回転数が定格値(30
00rpm)である場合の上記コンデンサ電圧Vcは約
367Vであり、上記負荷電流Iまたは回転数rpmが
定格値を超えると、上記コンデンサ電圧Vcは367V
より大となる現象が見られる。本発明は、当該現象に着
目してなされたものである。即ち、上記コンデンサ電圧
Vcが予め定められた閾値Vt(例えば上記367V+
α)を超えたときエンジンを停止せしめることにより、
エンジンの異常な高速回転および負荷に対する異常な過
電流を防止するものである。以下、第1図図示実施例に
ついて説明する。
第1図において、点火コイル17は周知のものであっ
て、点火制御部15によりトランジスタ16のオン・オ
フ制御を行うことによって、図示省略したエンジンの回
転に対応して1次コイル17−1に電圧が誘起されるこ
とにより当該1次コイル17−1に流れる電流を断続せ
しめて、2次コイル17−2に高電圧を誘起し、点火プ
ラグ18の点火を行うものである。
抵抗10および11は、コンデンサ電圧Vcを分圧して
ツェナ・ダイオード12に供給するためのものであっ
て、当該抵抗10および11の抵抗値は、上記コンデン
サ電圧Vcが閾値Vtのとき上記ツェナ・ダイオード1
2に対する供給電圧が当該ツェナ・ダイオード12のツ
ェナ電圧に等しくなるように設定されている。
サイリスタ20は、フォト・カプラ19によりトリガさ
れるものであって、上記1次コイル17−1に流れる電
流を短絡することにより、上記トランジスタ16のオン
・オフにより動作を無効にして、上記点火プラグ18の
点火を停止せしめるものである。なお、上記フォト・カ
プラ19は、上記コンデンサ電圧Vcが閾値Vtを超え
たとき、上記ツェナ・ダイオード12が導通することに
より作動して、上記サイリスタ20のトリガ制御を行う
ものである。
以上説明した如く、第1図図示実施例においては、発電
機1の回転数および負荷電流が定格値以下である場合、
コンデンサ電圧Vcが予め定められた上記閾値Vtを超
えない上記サイリスタ20はトリガされることなく、点
火コイル17による点火プラグ18の点火は正常に行わ
れる。しかし、上記発電機1の回転数および/または負
荷電流が異常に増大してコンデンサ電圧Vcが予め定め
られた上記閾値Vtを超えた場合には、上記サイリスタ
20はトリガされて上記1次コイル17−1に流れる電
流を短絡することにより、上記点火プラグ18の点火を
停止せしめる。即ち、エンジンの回転を停止させる。な
お、第1図図示実施例において、上記発電機1と点火回
路14とは、フォト・カプラ19によりト電気的に実質
上隔離されているため、上記発電機1および点火回路1
4のそれぞれの動作に支障を与えることがない。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明によれば、エンジンにより駆
動されるコンデンサ補償式ブラシレスのエンジン発電機
において、エンジンが諸例の回転数を超えた場合および
/または過負荷状態になった場合、エンジンを停止せし
めることが可能となるため、エンジンの異常な高速回転
や負荷に対する異常な過電流を防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例における回路構成図、第2図
は本発明の基本概念を説明するためのコンデンサ電圧特
性図、第3図は本発明の前提となるコンデンサ補償式ブ
ラシレス発電機の基本回路構成図を示す。 図中、1は発電機、2は回転子、3は界磁コイル、4は
ダイオード、5は固定子、6は発電コイル、7は励磁コ
イル、8はコンデンサ、9は負荷、10および11は抵
抗、12はツェナ・ダイオード、13はダイオード、1
4は点火回路、15は点火制御部、16はトランジス
タ、17は点火コイルであって、17−1は1次コイ
ル、17−2は2次コイル、18は点火プラグ、19は
フォト・カプラ、20はサイリスタを表す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイオードで短絡された界磁コイルが巻回
    されてなる回転子と、当該回転子からの磁界と差交して
    起電力を発生する発電コイルおよび当該発電コイルと電
    気的に所定の位相差をもちかつ進相コンデンサで短絡さ
    れた励磁コイルが巻回されてなる固定子とをそなえたコ
    ンデンサ補償式ブラシレス発電機をそなえると共に、 点火回路により点火されて上記コンデンサ補償式ブラシ
    レス発電機を駆動するエンジンをそなえて構成されたエ
    ンジン発電機において、 上記点火回路への付勢電力を消去してエンジンを停止せ
    しめるエンジン点火停止手段と、 上記進相コンデンサの電圧を検出して当該電圧が予め定
    められた閾値を超えたとき上記エンジン点火停止手段を
    動作せしめるコンデンサ電圧検出手段とをそなえ、 上記進相コンデンサの電圧が予め定められた閾値を超え
    たとき上記エンジンを停止せしめるように構成されてい
    ることを特徴とするエンジン発電機におけるエンジン停
    止装置。
JP6202087A 1987-03-17 1987-03-17 エンジン発電機におけるエンジン停止装置 Expired - Lifetime JPH065064B2 (ja)

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JPS63227960A JPS63227960A (ja) 1988-09-22
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JP5130105B2 (ja) 2008-04-23 2013-01-30 本田技研工業株式会社 コンデンサ補償式発電機
JP4978915B2 (ja) * 2009-02-09 2012-07-18 飯田電機工業株式会社 内燃機関用点火装置の点火時点制御装置
CN103985309B (zh) * 2014-06-11 2017-05-17 顺德职业技术学院 一种无刷发动机教学实训装置
CN103985308B (zh) * 2014-06-11 2016-03-02 顺德职业技术学院 一种多绕组无刷发动机教学实训装置

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