JPH06506388A - オイル浄化のためのフィルター装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 オイル浄化のためのフィルター装置 技術分野 本発明は、燃焼オイル、潤滑オイル、液圧オイル、又は変圧器用オイルのような オイルを液体状及び粒子状不純物が懸濁している状態のものから浄化するための フィルターの装置であって、…」記フィルターを、液体不浸透性の材料の堅いコ アの周りにロールとして巻き付けたフィルターペーパーと、フィルターユニット を取り囲み、液体流れを高圧側から低圧側にほぼ軸方向に前記フィルターロール を通って案内するため配置したハウジングとから形成したフィルター装置に関す るものである。

技術背景 英国特許第７９６４７５号明細書は、潤滑フィルターの分野で長い間、市場の標 準を形成したオイルフィルターを記載している。燃焼エンジンにおいて、前記オ イルフィルターは、少なくとも自家用車やトラックに関して、より高い性能とよ り高い作動温度で動作するエンジンに対して開発が進められてきた。

＃ｉ滑オイルの品質及びシステムにおける要求は、オイルの浄化に関しても高ま りつつある。多くの場合に、前記問題は、オイル及びフィルターのより頻繁に交 換することによって解決される。高品質オイルは、たくさんの化学的な添加剤を 含有し、前記添加剤は、オイルを浄化するには不経済であり、同時に設備環境上 に悪影響を与える。使用した潤滑オイルは、クリーニングが不十分だったり、若 しくは全くクリーニングしていないような機械装置では、燃焼によって消失する ことが時としである。

潤滑オイルの交換を必要とする一般的な理由は、エンジンのフィルターシステム が集めることができない微細粒子でオイルを飽和するということである。

異なるシステムや装置用の液圧オイルの増大した使用はまた、設備環境にかなり 悪影響をもたらし、例えばピストンシールがオイル内の粒子によって損傷すると き、漏れが生じる。

他の分野において、オイルは、変圧器内の絶縁流体として使用される。オイル中 に粒子や水分が発生すると、この液体中でアーク放電が生じる。従って、絶縁流 体は、定期的な１１ｆｆ隔で交換するか、又はろ過してクリーンにしなければな らない。

スウェーデン国特許第４５０６５０号明細書は、ディーゼルエンジン用の燃焼オ イルのろ過装置を記載している。この装置は、燃焼オイルから粒子と水滴の効果 的な分離をなし遂げているが、大きな流れ抵抗のため、この装置は限られた分野 でしか適用できない。

上述のフィルター装置は、異なるオイル温度、粘度、及び不純度で動作するのに 必要な融通性に欠けている。

技術的課題 従って、本発明の目的は、既知のフィルター装置よりも異なった使用条件により 多く適合することができるフィルター装置を得るにある。

解決法 この目的は、前記コアに、前記フィルターロールの低圧側に最も近い内側プラグ を設け、前記コアに、コア内部とフィルターロールとを連通ずる多数の半径方向 通路を設け、さらに、前記コアには、前記コアの内部をフィルターロールの低圧 側に流体連通させることかできる少なくとも一個のｒＭ開閉自在バルブ設けた本 発明によって達成される。

また、他の従属請求項は、装置の異なる有利な実施例を記載している。

図面の簡単な説明 図１は、本発明の第一実施例によるフィルター装置の線図的縦断面図である。

図２は、図１に示すフィルター装置の他の実施例を示す図である。

好適な実施例 図１及び図２の双方は、中心フィルターインサートｌＯを有するフィルター装置 を示している。前記中心フィルターインサートｌＯは、耐油性材料のコア１１を 有し、このコアの周りにセルロースペーパーをきつく巻き付けてロール１２にし ている。

このロールをフィルターホルダーボウル１３に圧入し、このフィルターホルダー ボウルは、ロールのエンベロープ表面に対してきつく密着するが、図では下側端 部であるロールの一端で自由な遊びか残るようにする。ロールの他方端部は、全 体的に開口している。

フィルターインサートＩＯは、フィルターハウジング１４の内側に取り付ける。

ケース１４はカバー１５を有し、このカバーは、円筒状部分にネジ１６によって しっかりとネジ締めされる。フィルターインサートｌＯのコア１１は、雄ねじ部 １７を具えカバー１５の内側に突出する中心に位置決めしたスリーブ１８にネジ 化めする。端部プラグ１９、圧縮ばね２０、及びフィルターホルダーボウル１３ の中心開口によって容器の内側の方に指向するバイブソケット２１てインサー） １０の反対側端部を支持する。フィルターホルダーボウル１３に対してきつく連 結した前記バイブソケット２１は、フィルターハウジング１４の流出口を形成す る。

ハウジング１４は、二本の流入バイブ２２を具え、前記流入バイブは、フィルタ ーハウジングボウル１３の外側に通じている。従って、流れの経路は、フィルタ ーハウジング内に形成され、ハウジング内部とフィルターホルダーボウルの外側 との間を、図面で見て上方にフィルターハウジングカバーの方に向かって延びて いる。この場合、流れは下方に転向し、ロール１２を通過する。フィルターホル ダーボウル１３の底面で、流れの方向が半径方向内側に変化し、中心バイブソケ ット２１を介してフィルターハウジングから外に排出する。

上述した流れの経路は、フィルターを通る第一の流れの経路を形成し、このフィ ルターは、潤滑油から粗粒や微細の粒子の全タイプを除去することができる。そ の上、このフィルターは、オイル中のかなりの水滴を吸収することができる。フ ィルターロール１２を通る第一の流れ経路は、流れに対して比例した大きな抵抗 を与える。

スリーブ１８に、内側通路２３を設け、この内側通路は電気ケーブル２４を介し て操作できる調整装置２５によって開口可能である。この調整装置は、オイルが 特定の温度に達するまで、前記通路を開口するコアｉｔの内側に連通ずる前記通 路を開口状態にするか、又は、フィルターの低圧側が特定値に達した場合、前記 通路２３を開口するように構成することができる。このようにして、第二の流れ 経路を、コア内部と、コア壁を通じて半径方向に穴を開けた多数のホール２６と を介して形成する。

図１に、本発明の第一の実施例を示し、全ホール２６は、ロール１２に対して開 目している。この実施例は、潤滑油をろ過するための利点を使用することかでき 、低温スタートでは、オイルが冷えていて、従って、粘度が高いため適当な低抵 抗の第二の流オ］経路か開［１する。従って、温度が上昇し粘度か低下するまで 、オイルは、ろ過率か減少し、よりたやすく、より迅速にフィルターを通過する 。従って、前記通路２３を閉ざして完全なろ過率を得る。この実施例は、液圧オ イル若しくは変圧器用オ、イルの浄化にも適用でき１、τの場合、第一の粗い浄 化段階では第−及び第二の流れ経路の双方を使用する。その後、第二の段階−Ｃ は、フィルターの最大浄化能力を、第一の流れ経路のみによって使用する。

図２は、コアを４個のバルブプラグ２７によって軸方向に区分した本発明の第二 の実施例を示す。これらのバルブプラグ２７の各々にオーバーフローバルブ２８ を設け、このオーバーフローバルブ２８を特定の流体圧力で開口するように構成 する。

このようにして、ぞ第１によってコアｌｌ内の開口通路２６の数を徐々に増減す ることができる。これにより、フィルターロールの浄化能力を非常に良好に利用 することができ、例えば、ごみ粒子がロールの軸線方向に比較的均一に分布する にうになる。

上述したところは、本発明の実施例を示したにすぎず、請求の範囲において、種 々の変更を加えることができる。例えば、フィルターハウジングを図示の形状と は異ならせることができる。流れの経路は、上述した流れの経路と逆方向にする ことができる。さらに、第二の流れの経路を開閉する装置を図示のものと異なる ものにすることもてきる。

国際調査報告

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. １．燃焼オイル、潤滑オイル、液圧オイル、又は変圧器用オイルのようなオイル を液体状及び粒子状不純物が懸濁している状態のものから浄化するためのフィル ターの装置であって、前記フィルター（１０）を、液体不浸透性の材料の堅いコ ア（１１）の周りにロール（１２）として巻き付けたフィルターペーパーと、 フィルターユニットを取り囲み、液体流れを高圧側から低圧側にほぼ軸方向に前 記フィルターロール（１２）を通って案内するため配置したハウジング（１３） とから形成したフィルター装置において、 前記コア（１１）に、前記フィルターロール（１２）の低圧側に最も近い内側プ ラグ（１９）を設け、前記コアに、コア内部とフィルターロール（１２）とを連 通する多数の半径方向通路（２６）を設け、さらに、前記コア（１１）には、前 記コアの内部をフィルターロール（１２）の低圧側に流体連通させることができ る少なくとも一個の開閉自在バルブ（２５、２７）を設けたことを特徴とするフ ィルター装置。
2. ２．前記バルブ（２５）を、前記フィルター（１２）の高圧側の最も近くに配置 した請求項１に記載の装置。
3. ３．前記バルブ（２５）を、全てのオイルがフィルターロールを軸線方向に通過 する第一作動位置と、前記オイルがフィルターロールに前記通路（２６）を介し て半径方向にも流れることができる第二作動位置との間で調整自在にした請求項 ２に記載の装置。
4. ４．前記通路（２６）を、コア（１１）に沿ってその長手方向に一定の相互間隔 で分離する請求項１又は２に記載の装置。
5. ５．前記コア（１１）の内部を、前記通路間に配置したバルブ（２７、２８）に よって軸線方向に区分する請求項４に記載の装置。
6. ６．前記バルブ（２８）をオーバーフローバルブとして形成し、前記コアの内部 をその軸方向に過圧の増加とともに連続的に開口できるようにし通路（２６）を 前記フィルターロール（１２）に向かってだんだん半径方向に開口するようにし て、所定の過圧で開口するように前記オーバーフローバルブを配置した請求項５ に記載の装置。