JPH06505988A - 緑内症の治療に有用な有機硫黄化合物 - Google Patents
緑内症の治療に有用な有機硫黄化合物Info
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
線内症の治療に有用な有機硫黄化合物
本発明は、有機硫黄化合物、その化合物を含む薬学的調製物及び線内症の治療方
法に関する。
線内症は、数100万人がその人生の後半段階において罹かる非常に一般的な眼
疾患である。線内症は、異常に高い眼内圧に特徴があり、もし治療を受けないと
、視神経が侵されて、視野が狭くなり、最終的には不可逆的に失明する。
眼内圧は、流入及び流出の速度、即ち、水性液の流動により測定される。水性液
は、目の後戻に入り、次いで1孔を経て、前房にまで流動し、そこから、最終的
に線維柱帯網を経て目から出ていく。
水性液は、水晶体及び角膜に栄養物を供給し、その適当な供給は、健康な目を維
持するために最も重要なことである。
過剰な流入または流出の減少のいずれかによる水性液の流動の障害により、眼内
圧は17〜20 +o+aHgの通常値(成人の場合)よりも増加し、即ち、目
は圧力互選の状態となる。圧力亢進の状態が続くと、神経が損傷を受け、失明す
る。線内症についての詳細は、R,L、コウクス及びP、J、ホルマーセラーズ
によるrAn 0utline of OphthalmologyJ 、ライ
ト、ブリストルにより発行(1985) 、p、54157及びJ、A、ザドゥ
ナイスキー及びに、ダイブソンにより編集された、シリーズ: r Curre
ntTopics in Eye Re5earchJ 、アカデミツクプレス
に記載されている。
市場の全ての公知の抗線内置薬は、水性液の生成を減少させるか、または流出、
即ち、目からの水性液の排出を増加させることによって、眼内圧を低下させるも
のである。線内置薬は、従って、全て圧力降下剤である。
最も一般的な抗線内症剤群は、アドレナリン作用性拮抗薬である;それらの多く
は、β−遮断薬(このタイプの中で最も広く使用されているのは、チモロールで
ある)、アドレナリン作用薬、ドーパミン作用薬、コリン作用薬(この型の中で
最も広く使用されているのはピロカルピンである)またはいくつかのその他の化
合物群がある。
詳細な概要のために、例えば、r Annual Reports in Me
dicinal ChesistryJ 、20巻、9章:M、F、スゲルー及
びR,L、スミスによるrAntiglaucoa+a AgentsJ(19
85、アカデミツクプレス)及びテキスト:A。
グツドマン及びり、ギルマンスによるr The Pharmacologic
al Ba5is of ThereapeuticsJを参照のこと。
従7て、線内症治療の特徴の一つは、多種類の化学構造のタイプが、過剰に高い
眼内圧を減少させるために使用されることができるという事実である。
近年使用されている薬剤の中に、十分満足できるものはない。心臓、腎臓、肺及
び/またはリビドーに影響を与える重大な副作用がある。特に、炭酸脱水酵素阻
害剤、α−アドレナリン作用性拮抗薬及びβ−アドレナリン拮抗薬の場合におけ
る、副作用のいくつかは、種々の作用方式により直接影響を受けるが、その他の
ものは受けない。さらに、1日当り点眼薬のいくらかの投与を必要とする代謝安
定の問題がある。従って、上記の欠点を持たない新規な線内症剤を開発するため
に多くの努力が払われている。最近、全く新しい化学構造型の化合物、即ち、ペ
プチド及びペプチド誘導体が、抗線内症活性を有する、即ち圧力降下剤として文
献記載された。例としては、カルボキシアルキルジペプチド(欧州特許第008
8350号)及び房ナトリウム尿排泄冗進因子、29アミノ酸長の長ペプチド(
r Fortschritte der OphthalmologieJ、8
9巻、p、89/91 (1989) )がある。
米国特許明細書第4,634,698号は、スルホンアミド基を介して、ベンゾ
チアジアジニルスルホニルフェニル部分に結合したカルボキシアルキルジペプチ
ドからなる眼科用薬学的組成物及び線内症の治療においてその組成物を使用する
方法を開示している。その組成物は、活性剤として、本発明の化合物とは実質的
に異なる環状のプロリン型のアミノ酸を含む。従って、存在するペプチド部分は
、本発明においてクレームされたアミノ酸様化合物とは実質的に異なり、また必
須に存在する硫黄原子は、SO3−酸化状態にあり、窒素により置換されてスル
ホンアミド基を生成する。このスルホンアミド基は、炭酸脱水酵素阻害剤である
古い抗線内置薬アセトアゾールアミド中、及びその他の硫黄原子かへテロ環状芳
香族チアジアゾール環中に結合された所に存在する。
デンマーク特許出願第1315/85号は(放棄されている)、線内症及び/ま
たは眼内圧力亢進を、ACE阻害剤を使用して治療する方法を開示している。上
記のACE阻害剤は、種々の起源の高血圧を低下させるためにも有用であると記
載されている。しかしながら、提案されたACE阻害剤は、本発明において提案
されるタイプのものとは異なる。さらに、その化合物がクレームされた効果を有
することは可能にすることはできない。
さらに、乳タンパク質の加水分解物が抗線内症活性を有することが開示されてい
る(WO86104217及びEP210204)。そこに記載されたペプチド
組成物は、本発明の化合物と同じように十分に定義された化学的化合物ではなく
、むしろ、乳タンパク質の加水分解質から得られる混合物である。
1990年12月7日に出願された本出願人による先の特許出願第PCT/DK
90100322は、下記式%式%
(上記式中、
Aは、存在しないか、または非疎水性で、未荷電のアミノ酸またはその誘導体で
あり、
Bは、存在しないか、または未荷電のアミノ酸または未荷電のN−メチル化アミ
ノ酸であり、Cは、未荷電のアミノ酸または未荷電のN−メチル化アミノ酸であ
り、
Dは、非親水性または存在しない側鎖を有する未荷電のアミノ酸であり、
Eは、システィンまたはシスティン同族体であり、スルフヒドリル基が遊離であ
るがまたは置換されており、R,は、任意に置換されたNH,、任意に置換され
たOH,−0−グリコジル、L−またはD−α−アミノ酸であるか、または、R
1は存在しない)
のペプチド誘導体に関する。
これらの化合物は、線内症及び眼内圧力亢進に活性を有する。好適な化合物は、
H−Asn−Gly−Gly−Va 1−Cys (Acm)−NHs及びH−
Asn−Leu−Gly−Va I−Cys (Acm) −NHsで線内症及
び眼内圧力亢進に対して局所投与により適当であることが証明されており、血圧
または心拍に対して副作用がないことが判明している。その化合物の心臓血管に
対する効果がないことが、ラットへの静脈内投与により示されている。
本発明者らは、意外にも、硫黄を含むそのような粗化合物のより小さい本体部分
が、それ自体で活性なコア構造物であることを発見した。その他のそのような有
意に異なる最小構造物群(同時出願のDK特許出願第0532/91号)は同定
されており、作用方法、代謝及び考えられる副作用の概要の両者が異なることが
認められ得る。このように、これらの新規なコア構造物の親構造物からの分離は
、特に、種々の形態の線内症、治療概要及び患者群をターゲットとする一方で副
作用のり支りを減少する眼科用薬学的調製物の設計の基礎としての有意な利点を
構成することができる。
本発明は、適当な動物モデルにおいて、眼内圧、IOPを低下する有機硫黄化合
物に関する。
本発明の化合物は、一般式:
[]
で示されるか、またはそのN−C−環状若しくはS−8架橋形態物またはヒトの
生理的条件下において前記の基本構造のいずれかに転換されるかまたはそれを放
出する化合物であり、式中、
Rtは、H1任意に二重結合を含み、及び/またはハロゲン、ニトロ、アミノ、
スルホ、ホスホ若しくはカルボキシにより置換されるC1゜までの直鎖状または
分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル、任意にハロゲン、ヒドロキシ、ニト
ロ、アミノ、スルホ、ホスホ、カルボキシまたはアルキルにより1−または多置
換されるアラルキルまたはアリールであるか、またはR□は、グリコジル、ヌク
レオシルまたはL−若しくはD−αアミノ酸またはタイプ[P]の結合により結
合された2〜8の残基のペプチド部分であり、
aは、0.1.2または3であり、
Cxは、RまたはS配置を有する四面体炭素原子(SP3混成)であり、
Cyは、三平面の炭素(SP2混成)であって、Dは、存在しないか、またはc
yは、四面体炭素原子であって、DはHlであり、
[A]は、存在しないか、脱カルボキシアミノ酸残基またはNHRt” C式中
、Rloは、R,の定義の通りであり、化合物がN−C環状形態物である場合に
は存在しない)であり、
[P]は、存在しないかまたはペプチド結合Co−NHlまたgICHt NH
,CHt 5SCo CH*17)ようなそれらのイソステレス、NH−Coの
ようなそれらのレトロインバース形態であり、
Bは、存在しないかまたはCt ””” C・の任意に分枝鎖状のアルキルまた
はシクロアルキルであり、Sは、硫黄であり、
Eは、本化合物がジスルフィド架橋形態物である場合には存在せず、またはEは
、
(CRIR4)c−NHCORs C式中、R8及びR1は、独立して、H,C
Hsまたはハロゲンであり、RmはH1直鎮、分枝鎮状のアルキルまたはシクロ
アルキル、アラルキルまたはアリールであり、それらの全ては、任意にハロゲン
、ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、ホスホ、アミノまたはニトロ、により1−
または多置換され、または脱カルボキシアミノ酸または脱カルボキシペプチド部
分であり、Cは1.2または3である)、S CRsRyRs(式中、R,、R
1及びR1は、独立して、H1ハロゲン、直鎮、分枝鎖状のアルキルまたはシク
ロアルキル、アラルキルまたはアリールであり、その全てがRsについて説明し
たように、任意にm−または多置換されている)、
CRm Rt。R1□(式中、R1、R1,及びR11は、独立して、8%アル
キル、アラルキルまたはアリールであり、その全てが、R,について説明したよ
うに任意に1−または多置換されている)、または
S−R工、(式中、R11は、CL−CLoのアラルキルまたはヘテロアラルキ
ルである)であるか、またはRat(式中、R1!は、上記定義の通りである)
であり、R3は、H,08% CHsまたは
N RrsRta (式中、R13及びRt4は、独立して、HlR,について
説明したように任意にぼ換された直鎖、分枝鎮状のアルキルまたはシクロアルキ
ル、アラルキルまたはアリールである)、
OR+s(式中、R1,は、HSR*について説明したように任意に置換された
直鎮、分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル、アラルキルまたはアリールで
ある)、0−グリコジル、または
LまたはD−α−アミノ酸またはタイプ[P]の結合により結合した2〜8の残
基のペプチド部分であり、または、Rtは、Eがシスティンの脱カルボキシ誘導
体またはその同族体である場合または本化合物がN−C環状形態物である場合に
は、存在せず、bは、1.2.3.4または5であり、及びRh 、 Rs及び
R1は一緒になって、10以下のアミノ酸残基を形成し、
水素原子は、フッ素によって置換され得る。
本発明の好適な化合物は、一般式
の化合物であり、式中、
[B]
は、全体で2〜7の脂肪族炭素原子を含むこれらの脱アミノ−Cysまたは−P
enまたは側鎖同族体であり、Sは硫黄であり、
aはOであり、
[E]は、
R目(メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル
及びtert、ブチル、n−ペンチル、インペンチル、tert、ペンチル、1
.2−ジメチルプロピル及び2.2−ジメチルプロピルのようなC4〜C1のア
ルキルである)、または
Rユ4(フェニル、ベンジル、トルイル及びピリジルのようなC6〜C1のホモ
−またはヘテロアラルキルである)、または
CH* N HCORt mまたは
CHIN HCOR!、または
SRlmまたは
S R14または
[E]は、存在しない
の中から構成される装置換基であり、本化合物は、S−8重量体であり、
R11[Δ]、[P] 、CySD、Rx及びbは、請求の範囲第1項に記載の
定義の通りである。
本発明のより好適な化合物は、一般式■°の化合物でナインまたは3−メルカプ
トプロピオン酸であり、S、Rt、[Δ]、[P] 、CY、[E] 、D、R
1、a及びbは請求の範囲第2項に記載の通りである。
活性化合物の例は、
H−Cys−(Actn)−M@t−NO2゜またはそれらの薬学的に許容され
得る誘導体がある。
本発明において定義された化合物群に属する基本構造のいくつかを含む多数の小
ペプチドが知られている。例えば、EP0278787、EPO359399、
EP0179412、WO38103535、EPO399656、日本国特許
要約13.238、US4968696、CH065866L、EPO1832
45、EP0161017、日本国特許要約7.171、DE2261926、
C,A、103.10o572b、US3されていない。
眼内圧力亢進の治療のために特に有効な化合物は、さらに、本発明は、線内症ま
たは眼内圧力亢進の治療に有効な量の本発明の化合物と、薬学的に許容され得る
希釈液または賦形剤とを含む薬学的組成物に関する。
追加的に、本発明は、有効な抗線内症または眼内圧力亢進低下量の本発明の化合
物を咄乳動物に投与することからなる、線内症または眼内圧力亢進を治療する方
法に関する。
本発明の化合物は、好適には、目の局所治療に使用されるように、局所的な投与
可能な水性等張及び滅菌溶液または油中の滅菌溶液または分散液として使用され
る。
目の治療のための典型的な油は、滅菌キャスター油である。これらの局所溶液ま
たは分散液は、0.01から10%、特に、01〜5%、好ましくは0.25〜
1%(重量%)の少なくとも1の本発明の有機硫黄化合物を含む。これらの溶液
の通常の投与量は、目の結膜嚢に投与される1〜5滴である。この投与量は通常
、1日に2〜6回投与される。[DAB−9ドロンパ一20滴(Tropfen
zaehler ge+naess ’Deutsches Arzneibu
ch 9+は約1ml与える。]
本発明の好適な化合物の多くにおいて、有機硫黄構造物は、アミノ酸を含むペプ
チド化合物の一部である。本明細書中において、語句アミノ酸は、20の天然ア
ミノ酸を含むだけでなく、先行技術で認められているアミノ酸置換体及び置換置
を包含するものと理解されたい。
語句アルキルは、例えばI UPACにおいて例示されている全ての飽和炭化水
素を含むものと理解されたい。
例として、CL−04アルキルでは、メチル、エチル、n−ブロピル、イソプロ
ピル、n−ブチル、イソブチル及びtert、−ブチルが挙げられる。同様に、
語句シクロアルキル及びアリールは、例えばIUPACにおいて定義されている
通りであり、ハロゲンは、塩素、臭素、ヨウ素またはフッ素を意味する。
語句ペプチドは、ペプチド結合置換体及び/またはペプチド擬態物、即ち先行技
術において認められているような疑似ペプチド(例えば、r Proceedi
ngs of the 20th European Peptide Sym
posiumJ 、G 、ユング、E、バイエル編集、p、289/336及び
その中の参考文献参照)並びに、その生活性ペプチドを特に満開としての局所投
与または経口運搬に特に適したものとする塩及び薬学的調製物及び/または処方
物を包含する。そのような塩、処方物、アミノ酸置換体及び疑似ペプチド構造物
は、安定性、処方、運搬性を高めるために、または製造の経済性を向上するため
に必要で、望ましいものであり、増加した眼内圧の低下及び線内症に適した降圧
剤としてのペプチドの必要な生物学的活性に負の影響を与えないことを条件とし
て許容される。
実際の薬理学的活性効果は、分子の構造的に活性な中心部を、今日まで未確立で
しかも多分知られていない目の1またはそれ以上のレセプターに結合することを
介在して認識される。従って、インビボまたはインビトロのレセプター置換アッ
セイが化合物HAsnLeuGlyVa ICys (Acm)NHsについて
行われる限り、PCTDK90100322による薬効を有する化合物は、α−
アドレナリン作用またはβ−アドレナリン拮抗効果、コリン作用効果または炭酸
脱水酵素阻害効果を示すことができた。
たはそれ以上の基の置換のような追加的な構造的特徴を介して調整することがで
き、薬理学的条件下における酵素的または自発的な化学変換に対する感受性を有
する場合において、それらは、プロドラッグ形態を構成することができる。異な
る添加物及び賦形剤は、薬物動力学的及び治療効果に影響を与えることもできる
。
増加した安定性、目の浸透、レセプターまでの運搬または調節された放出のため
に、調整は場合によっては、性能に著しい向上をもたらすことができる。安定性
を高めるアミノ酸及びN末端置換体の使用の例は、ゴールドスタイン、G、らの
米国特許4,505.583 (1985) rEnzyw+e resist
ant immuno+aodulatory psptidesJに記載され
ている。ペプチドプロドラッグの例は、バンドガード、Hlによるrlnt、
J、 of PharmaceuticsJ、52、p、255 (1989)
に記載されている。添加物の使用の例は、ディビス、N 、M 、らによる’i
Evaluation of mucoadhesive poly+oer
s in ocular drug derivery、 I Jiscous
5olutionsJ、rPhara+aceuticals Res、J、
8、p、1039 (1991)に記載されている。
置換体を別とすると、血液及びその他の場所におけるタンパク質分解酵素及びペ
プチド分解酵素による分解の危険にさらしながら、生活性ペプチドを設計する場
合に、レセプターに結合しなければならないペプチド疑似及び/または特別の関
連を有する類似構造の3つの特定の形態が、特に挙げられ、下記の例により説明
する:第一に、D−アミノ酸残基構造をもたらす骨格キシル中心の反転は、特に
N末端において、活性に損失を与えずに、タンパク質分解に対する増加された安
定性をもたらし得る。
1の例が、スミス、C,S、らの論文r Tritiated D−Ala”P
eptide T BindingJ、r Drug Development
Res、 J 、15、p、371〜379 (1988)に記載されている
。
第二に、安定性及びしばしばレセプター結合もが、環状類似化合物の生成により
高められ得る。1の例が、ゴールドスタイン、Gらによるr Conforma
tionally restricted thya+opentin−1ik
e compoundsJ 、米国特許i4,547.489 (1985)に
記載されている。最後に、ケトメチレン、メチルスルフィドの導入またはペプチ
ド結合を置換するレトロインバース結合、即ちCOとNHの置き換えの両者は、
安定性及び薬効を大きく高める。
後者のタイプの1の例は、シスト A、らによる論文[Biologicall
y active retroinverso analogues of t
hymopentinJ 、リヴイエル、J、E、及びマーシャル、G、R。
(編集) 、rPeptides、 Chemistry、5tructure
and Bi。
1ogyJ 、ニスコム、ライデン(1990) 、9.722〜773に記載
されている。
レセプター結合に直接関連がない構造修飾による効果の調整のより密接に関連す
る例は、ペンタペプチドHAsnLeuGIyVa ICys (Acm)NH
sが目の電膜を浸透し、有効な圧力低下剤であることが示されたPCT/DK9
010 o 322から得られる。それはさらに、2つの活性中心、本出願によ
る1と、DK特許出Do 532/91による1を含み、−緒にトリペプチド部
分−G I yVa ICys (Acm)NHsを形成する。
しかしながら、相当する特定のN−α−未保護のトリペプチドHGIyVa 1
cys (Acm)NHsの拮抗効た場合には、これは予期したよりも著しく低
いことが見出された。しかしながら、単にトリペプチドをAcG 1yVa I
Cys (Acm)HN*ヘアセチル化すること菖Cys (Acm)NHs及
びHGIyVa l0Bz 1における並行的研究により、薬効の低さは、それ
らが良好な薬効を有していたので、遊離アミノ末端それ自体によるものではない
ことが示されている。1の特定の理論にとられれずに、HGlyVa ICys
(Acm)HN、の場合のアセチル化による分子の全体の両親媒性は、より好
ましいものとし、それにより、目を介し及び/またはレセプターに対する浸透及
び運搬を向上させるすることができることは推測することができる。いくらかの
高められた酵素安定性は、アセチル化により予見されることができる。
本発明の化合物は、原理が知られた種々の方法、即ち、化学的結合方法(ランシ
ュ、E 、 : rMethoden der organischen Ch
ea+ieJ 、15巻、バンド1+2、rsynthesevon Pept
idenJ 、シームベルラーク、ストゥー/トガルト(1974)、及びバラ
ニー、G、;メリフィールド、R、B 、 : rThe PeptidesJ
、E 、グロス、J、マイエンホーファー、編集、2巻、1章、9.1−28
4、アカデミツクプレス(1980)参照)、または酵素結合方法(ウィドマー
、Fl、ジgハンセン、J、T、、r Carlsberg Res、 Co+
uoun、J 、44巻、p、37−46 (1979)、及びクルマン、W
、 : rEnzyo+atic Peptide 5ynthesisJ、C
RCブレスインコー゛ボレイテッド、ポーカレイトン、フロリダ(1987)、
及びウィドマー、Fl、ジョハンセン、J、T、、rSynthetic Pe
ptides in Biology and MedicineJ 、アリタ
ロ、K9、バータネン、P8、パティエリ、A、、p、79〜86、エルセビエ
ル、アムステルダム(1985)参照)、または方法の設計及び経済にとって好
都合である場合には化学的及び酵素的方法の組合せにより合成されることができ
る。
本発明の化合物は、上記に挙げた一般的合成方法により、またはそれらの好都合
な組合せにより製造されることができる。
本発明の化合物は、可能であれば薬学的担体及び運搬システム及び/またはその
他の有用で薬学的に許容され得る添加物と組合せて、薬学的調製物として線内症
の治療に使用されることができる。
ラビットの目の眼内圧、IOPが平常値よりも実験的に高められた動物実験にお
いて、本発明の化合物は、チモロールを投与する場合と類似の方法で眼内圧の低
下を達成することができることが示された。チモロールは、線内症の治療に一般
的に使用されるが、β−遮断薬であり、心臓、肺及び/または性的機能に対して
重大な副作用を有する。
本発明の化合物を用いれば、これらの及びその他の副作用の多くを避けることが
できることが予期される。事実、本発明の化合物の特徴的な構造を含むP CT
/D K9010 O322による特定のペンタペプチド、HAsnLeuGI
yVa 1cys (Acm)NH,にツィテ、副作用、特に種々の動物及び微
生物モデルにおljる血圧及び心拍効果、毒性及び突然変異誘発力並びに局所刺
激または知覚麻痺効果について特に完全に調査している。
抗線内症化合物(1または複数)のIOP低下効果が最初に確立された動物モデ
ルは、本発明者らの1人の実験質において開発された臨床関連モデルであり、彼
は、このモデルにおいて多くのβ−遮断薬(チモロールのような)及びアドレナ
リン作用薬の圧力低下効果をポジティブに示し、公知の及び推定的な繰向置薬に
おけるモデルの臨床的関連性を示している。
この臨床モデルの主な特徴は、初期の通常値より高いラビットの目のIOPのス
トレス誘発された増加である。
ストレスは、7.5gを負荷された5HIOTZ−トノメータ−を使用する圧力
の測定(12時間間隔)の形態で作用、即ち与えられる。圧力は最初5回の測定
、即ち2及び1/2日後に上昇し始め、10回の測定、即ち5日後に最大に到達
する。
例えば圧力の測定のように外傷が治療中に持続するにも関わらず、IOPが明確
に確立された後に与えられた場合、公知の抗線内置薬がIOPを低下させる。
抗線内置薬による治療が外傷付与、即ち、動物実験の開始における圧力の測定に
よるストレスの行使と同時に開始される場合には、活性抗線内置薬は、初期及び
通常値より高い増加されたIOPの発達を拮抗し、一方、不活性化合物は、拮抗
せず、従って増加した圧力が得られる。関連のこのモデルは、臨床的に使用され
る抗線内置薬を使用する多くの実験において示されている。
このモデルの詳細な説明はニスタインバッハ、To、論文、ウニベルシテツーア
ウゲンクリニク、ハンブルグーエツペンドルフ、1986 : rAdrene
rgica und neuePeptide bei Augeninnen
druck: Beziehung zum Prostaglandin i
s Kammerwasser von KaninchenJに記載されてい
る。
本発明の化合物のIOP活性は、同様に、実施例において示されるようなこのモ
デルにおいて示されている。
従って、これらの有機硫黄化合物は、線内症の治療の適当な候補である。
上記博士論文中に記載されたペプチド組成物は、本発明の化合物のようには十分
に同定された化学的化合物ではなく、むしろそれらは乳タンパク質の加水分解物
から得られる混合物である。これらのペプチド及びその中に抗線内症性が含まれ
るそれらの種々の活性は、本発明者の1人による欧州特許第210204号に記
載されている。
ストレス誘発されたラビットモデルにおけるIOP低下効果の発見は、確認され
、さらにその他の増加された眼圧ラビットモデルを使用して研究されている。こ
のモデル、広く応用される水負荷モデルにおいて、眼内圧の増加は、大容量の滅
菌水をラビットの腹膜内に注射することによって達成される。他方の目を食塩水
プラシーボで処理しながら、一方の目に点眼治療を開始した後に、両方の目のI
OPを種々の間隔をおいて測定し、目の間の圧力差を薬理学的効果の表現として
とらえる。このモデルにおいて、ピロカルピン、周知の圧力低下コリン作用薬は
、圧力低下効果を有することが示された。
本発明の化合物の利点は、適当な登録及び、望ましいいと考えられる場合には、
現在発明されクレームされたものよりもいくらか優れた性質を有する類似化合物
を得るための論理的及び系統的構造修飾を可能にするそれらの定義された化学的
性質にある。
さらに、本発明の化合物は、低分子量(≦800)であり、従って、分子量〜3
000を有し、抗線内症効果を得るために注射投与を必要とするr Forts
chritte derOphthalmologieJ 、86巻、p、89
〜91 (1989)に記載の房ナトリウム尿排泄因子とは異なる、局所投与が
可能である。
さらに、房ナトリウム尿排泄因子は、心臓血管ホルモンであり、延長された時間
にわたって線内症の治療に使用されることは研究されていない。最終的に、ペプ
チドタンパク質加水分解混合物(化学構造用語において必ず厳密にペプチド的で
はない)及び房ナトリウム尿排泄因子の両者は、抗体の生成の後に免疫反応を生
じさせ得るサイズを有する。このような反応は、本発明の低分子量化合物では起
こりにくい。
本発明の有機硫黄が作用する1または複数のメカニズムは、これまでは詳細に知
られておらず、今日未知のタイプのものであるか、またはいくつかの知られたメ
カニズムに関連するものであり得る。β−遮断効果、α−作用効果、コリン作用
効果及び酵素炭酸脱水酵素における阻害効果が明らかにないために、水性液流出
に対するその他の効果が作用することができる。後者のタイプのメカニズムのい
くつかの示唆が、インビトロの研究において見出されている。即ち、初期の段階
において行われたインビトロの研究は、粗化合物HAsnGlyGlyVa 1
cys (Acm)NH*が培養ウシ線維柱帯網細胞におけるグルコサミンの取
り込みの著しく有意の減少を誘発することを示した。このことから、流出抵抗に
重要なグルコサミングリカンの合成における減少が推察される。
本開示中のアミノ酸及び保護基に関する略語は、命名に関するIUPAC−IU
B標準規則に従う。従って、Penは、β、β−ジメチルンステインを意味する
。
追加的に、特に下記の略語を使用する:HONSu : N−ヒドロキシスクシ
ンイミドDCC: ジシクロへキシルカルボジイミドBoc :t@rt、−ブ
チルオキシー力ルボニルDCυ : ジシクロへキシルウレア
TF^ : トリフルオロ酢酸
TEA:)リエチルアミド
OMa : メチルエステル
Acm ’ Hアセトアミ“トメチル
MPR: 3−メルカプトプロピオン酸RAM 、ベンズアミドメチル
Bzl : ベンジル
Bz: ベンゾイル
本発明をさらに、実施例により説明及び証明する。
111杵IJLfi
ストレスを え゛れたラビット モデルにお番る眼られた場合に、ラビット動物
モデルにおける実験的に増加されたIOPを低下させるか、または圧力の増加を
拮抗、即ち、予防する。
本化合物は、凍結乾燥粉末であり、粉末、または0゜9%NaC1水性溶液中に
溶解された満開としてラビットの目に与えられた。負の対照は、0.9%水中N
aC1溶液でこの研究は、「水負荷」動物モデルを利用した。
薬物溶液の点眼30分前に、抗生混合物(Sigma P 9032)を加えた
注射用滅菌蒸留水(30℃)60ml/kgをラビットに腹膜内注射した。
時間Oにおいて、薬物溶液50μlを、1の目に点眼し、等しい容量の滅菌溶液
をその他の目に点眼した。−冬目のIOPを、示された時間においてモニターし
た。各時間におけるIOPの変化は、投与されていない目におけるIOPから、
投与された目におけるIOPを引くことによって計算された。
このデータのプロットは、標準偏差を含むIOP対時間を示すように作成された
。これらのプロットがら、最大IOP効果、それに達する時間及びIoP低下効
果の0または微小のレベルに戻る時間を評価した。これらの数値は、効能及び効
果の持続時間の基準としてとらえた。
−・ 1〜7のためのチル・注1、
上記したように、4〜10のラビットからなる群において、水負荷モデルまたは
ストレス誘発された拮抗モデルの各々における眼内圧低下または拮抗効果につい
てペプチドをテストした。このテストは、2.5〜3.0kg重のランダムな性
別のラビットであるが、世界中の数箇所の種々の研究所における異なる品種から
なる相同の群において行った。従って、場合によりでは、ラビットの目の絶対出
発圧力において、群間の変異があった。
水負荷モデル構造の場合において、各ラビットは、実験の持続時間のその独自の
参照用対照として作用し、ストレス誘発拮抗モデルの場合において、ラビットの
各群は、10ストレスユニツトの終りの始めにおいて、参照用対照として作用し
た。通常、ペプチドは、混ざりもののない等張食塩水中に溶解されるが、水負荷
モデルの2の場合において、生理学的pHのTRl5−緩衝液が含まれた。
両方の場合において、負の食塩対照群は、圧力に対して効果を示さなかった。関
連したTRl5−緩衝対照群は、水負荷モデルにおいても効果を示さず、一方、
公知の縮瞳線内置薬であるピロカルピンの2.6%溶液は、図4のグラフに示さ
れるように、好適な化合物のいくつかと類似の反応を与えた。次いで、表中に示
される化合物を、下記の基準に基づいて、活性として分類した:水負荷モデルに
おいて、1の口中の1%溶液の1滴は、対照治療された目に相当する有意の圧力
低下効果を与え、それは、1時間内に少なくとも1 mmHgにおいて最大であ
り、平均でその群で少なくとも90分間の低下効果持続時間が得られた。ストレ
ス誘発拮抗モデルにおいて、平均で治療された群に対する1oストレスユニツト
に続く圧力増加は有意で負であり、0または2 r+++nHg未満であり、未
処理の対照における通常8〜18 mmHgと比較される。
下記の図面を使用して下記の実施例をさらに説明する。
図1は、化合物ペプチドNo、119 [H−Cy s (Acm)]=シスチ
ンM e 、の時間(分)の関数としての眼内圧、ΔI OP (mmHg)の
変化を示し、゛図2は、化合物ペプチドNo、125H−[Pen (Acm)
) 鵞 NH鵞の時間(分)の関数としての眼内圧、ΔI OP (mmHg)
の変化を示し、図3は、化合物ペプチドNo、I V I、1%、HlleGl
nCys (Acm)NH*の時間(分)の関数としての眼内圧、ΔI OP
(i+mHg)の変化を示し、図4は、正の参照用対照、2.6%ピロカルピン
の時間(分)の関数としての眼内圧、ΔI OP (mmHg)の変化を示し、
図5は、No、125、H−[Pen (Acm)] 5−NH3のマススペク
トルを示す。
実施例1
10ストレスユニツトの後の、ラビットの目におけるストレス誘発された眼内圧
に対する、C−及びN−末端位置における3−メルカプトプロピオン酸(MPR
)及びシスティンの硫黄原子上のアセトアミドメチル(Acm)置換基を含むジ
ペプチドの拮抗効果。
このペプチドを、5日間にわたって毎日3回60μlのアリコートで、0.9%
水性NaC1中の1%溶液として局所投与した。
ペプチド 拮抗効果
H−Val−Cys(Acm)−Nl(2活性MPR(Acm ) −Tyr−
OH活性実施例2
10のストレスユニットの後の、ラビ・ノドの目におけるストレス誘発眼内圧に
対する、システィンのアセトアミドメチル(Acm)またはメチオニンにおける
メチルにより置換された2またはそれ以上の有機硫黄原子を含むジー及びトリペ
プチドの拮抗効果。
このペプチドを、5日間にわたって毎日3回60μlのアリコートで、0.9%
水性NaC1中の1%溶液として局所投与した。
ペプチド 拮抗効果
Ac−Cys(Acm)−Met−Nl2 活性実施例3
10のストレスユニットの後の、ラビットの目におけるストレス誘発眼内圧に対
する、種々のN−置換基を担持する、中間またはアミノ末端位置におけるシステ
ィンの硫黄原子上にアセトアミドメチル置換基を含む種々のトリペプチドの拮抗
効果。
このペプチドを、5日間にわたって毎日3回60μmのアリコートで、0.9%
水性NaC1中の1%溶液として局所投与した。
ペプチド 拮抗効果
実施例4
単一投与治療によるラビットの目;こお喜する7に負荷誘発高血圧に対する、シ
スティンの硫黄原子力<R=アセトアミドメチル(Acm)またはR=ベンズア
ミドメチルCBAM)基により置換された配列H−11e−Gln−Cy s
(R) NH*を含むトリペプチドの圧力低下効果。
腹膜内水負荷の30分後に、0.9%水性食塩7ににおけるペプチドの1%溶液
50μlを1の目(こti与し、その他の口中に0.9%水性食塩水50μlを
tλ与し、両目のIOPを2時間測定し、誤差を算出した。
ペプチド 圧力低下効果
H−11e−Gin−Cys(BAM +−Nl2t8性H−I 1e−Gin
−Cys (Acm)−NH*の水負荷モデルにおける圧力低下効果の時間曲線
を図3に示すが、ペプチドは、番号No、1 、V I 、を有する。
実施例5
10のストレスユニットの後の、ラビットの目におけるストレス誘発されたIO
Pに対する、配列H−11e−G I n−Cy s (R) −X (式中、
Rは、各々、システィンのベンジル置換または硫黄のジスルフィド結合であり、
Xは、種々のC−置換を示す)を含む直鎖状トリペプチド及びジスルフィド架橋
へキサペプチドの拮抗効果。
このペプチドを、5日間にわたって毎日3回60μmのアリコートで、0.9%
水性NaC1中の1%溶液としてペプチド 拮抗効果
H−11e−Gin−Cys−OMe
l (S−5Dimar) M性
H−工1e−Gin−Cys−OMe
実施例6
単一投与治療によるラビットの目の水負荷誘発圧力亢進に対する、配列Cys(
Acm)−シスチンを含むテトラペプチドの圧力低下効果、テトラペプチドエス
テル腹膜内水負荷30分後に、TRl5−緩衝液p)17.4を含む0.9%等
張食塩水中のペプチドの1%溶液50μlを、1の目に投与し、他方の目にTR
l5−緩衝液7.4を含む0.9%等張食塩水50μlを投与し、両目において
2時間眼内圧を測定し、誤差を算出した。
ペプチド 圧力低下効果
1 (S−9Dimer)
H−Cys(八cm)−Cyss −OMaこのペプチドの水負荷モデルにおけ
る圧力低下効果の時間曲線を図1に示すが、ペプチドは番号No、119を有し
ている。
実施例7
単一投与治療によるラビットの目における水負荷誘発高血圧に対する、配列Pe
n (Acm)−Pen (Acm)を含むジペプチドの圧力低下効果、ジペプ
チドアミドH−β、β−ジメチル(S−アセトアミドメチル)−システイニル−
β、β−ジメチル(S−アセトアミドメチル)−システィンアミド。
腹膜内水負荷30分後に、TRl5−緩衝I&pF17.4を含む0.9%の等
張食塩水中のペプチドの19%溶液50μlを1の目に投与し、TRl5−緩衝
液pH7,4を合圧を両目において2時間測定し、誤差を算出した。
H−P@n(Acm)−P@n(Acm)−NH2活性このペプチドに対する水
負荷モデルの圧力低下効果の時間曲線を、図2に示すが、ペプチドは、番号No
、12実施例8
Cys (Acm)NH*77.6g (405mmol)遊離塩基を、DMF
1350a+1中に溶解し、4〜5℃に冷却した。Boc−Va 1−ONSu
85.Og (270mm。
l)を添加し、反応混合物を4〜5℃において1日及び室温において1日攪拌し
た。粗溶液の濾過及び水/エタノール/酢酸緩衝液を使用する調製CLIRP
HP L Cクロマトグラフィーにより、純粋な生成物を含む画分を得て、それ
を蒸発乾固して、白色粉末として乾燥生成物を得た。収量66.4g(63%)
。
TFA H−Vat−Cs Acm NHBo C−Va 1−Cys (Ac
m)NHx47.3g(121,1++++aol)を、TFA120ml中に
溶解した。
攪拌下でジエチルエーテル450m1を添加することにより、15分後に生成物
を沈殿させた。攪拌を2時間続けて、より均質な生成物を得た。濾過及び真空下
で40℃において1日乾燥して、固形の生成物を得た。収f165゜0g(99
%)。
アミノ酸分析: Val(1,0)
(酸加水分解の後) 同定されたCys実施例9
Cs BAM −NH
5−ベンズアミドメチル−L−システィン、メチルエステル、塩酸塩1.52
g (4,6mmol)を、乾燥メタノール中の7Mアンモニア溶液35m1に
添加し、室温において4日間攪拌した。次いで、溶液を減圧下で乾燥させ、白色
粉末として生成物を得た。
Bo c −I 1 e−G I n−0HBoc−T I e−ONSu8.
Og (24,4mmol) を、アセトニトリル30m1中に溶解し、2M水
性水酸化ナトリウム30鱈の添加によりアルカリ性のpHに調整されたH、01
00■lとアセトニトリル50m1の混合物中のし−グルタミン7.7 g (
52,5m+nol)中へ注いだ。この混合物を室温において反応が完了するま
で40分間攪拌し、で、これを濾過し、乾燥させ、pHをHCl10m1を使用
して2に低下させ、その後、酢酸エチルを繰り返し添加し、有機相を合わせて、
10%クエン酸、次いで水性飽和HaC1溶液により洗浄し、Mg5O,により
乾燥し、減圧下で乾燥させ、白色の粉末として生成物を得た。収量7.85Bo
c −11e−G l n−0HI 、65 g (4,6a+mol)及び
HONS u 0.56 g (4,8mmol)を、塩化メ°チレン7!11
中に溶解し、室温において1時間後に、DCCo。
99 g (4,8+uool)を添加した。
混合物を濾過し、0℃に冷却し、その後Cys(BAM) −NH*1.5 g
(4,6mmol)を乾燥粉末として添加した。
反応物を4℃において一晩攪拌した。次いで、反応混合物をDCUのために濾過
し、ウェイターズのプレツブバック500 C1gカラムに充填し、水性エタノ
ール/酢酸/ H,0緩衝液を使用して精製した。純粋な生成物を含む両分を合
わせ、減圧下で乾燥させて、白色粉末として生成物を得た。
収量0.3g(12%)。
1ie−Gln−Cs BAM −NH,TFABoa−I 1e−Gin−C
ys (BAM)−NHx300mgに、T F A 5 mlを添加した。混
合物を15分間攪拌した。トルエンを繰り返し添加し、減圧下で蒸発乾固した後
に、I I e−G l n−Cy s (BAM) −NH3を、50■MN
H4A C10ml中に溶解し、濾過し、H鵞0中で平衡させたC1l逆相H
PLCカラムに充填し、溶離により部分的に精製した。
精製された生成物を含む両分を合わせ、凍結乾燥した。
精製手順を繰り返した。生成物を、5%エタノール/ HzOにより溶離し、純
粋な生成物の合わせた両分から凍結乾燥した。
収量:65mg(20%)。
実施例10
MPRAcm T rOH
HONSu148g (0,835mol)及び105.7g (0,919m
ol)をDMFIL中に溶解した。この混合物を0℃に冷却した。0℃に冷却さ
れたDMFo、7L中に溶解されたDCC175,7g (0,852mol)
の混合物を添加した。
反応物を4℃において2日間攪拌し、8遇した。次t1で、混合物をゆっくりと
(5〜6時間)、濃縮水性NaOHによりpHを8〜9に調整されたDMF40
0ml及びH201600wl中のし一チロシン181.6g(1モル)の溶液
へ添加した。
反応物を室温において一晩攪拌し、pHをHCIにより3に調整した。次いで、
反応混合物を濾過し、ウェイターズの20L逆相C11カラムに充填し、エタノ
ール/水/酢酸緩衝液を使用して精製した。
純粋な生成物を含む両分を合わせ、乾燥エタノールの添加に続いて繰り返し減圧
下で乾燥させ、乾燥粉末として生成物を得た。
収量: 208.7g (73%)。
実施例11
H−Pen Acm −Pen Acm NHTFAH−Pen Acm −N
HのA
Boc−Pen (Acm) −0H2,4g及びHONS u 1.35 g
をアセトニトリル50m1中に溶解し、0℃に冷却した後に、DCCl、7gを
添加した。化学的活性化の後に、NHI気体を通気させた。この混合物を減圧下
で乾燥させ、DMF中に再溶解し、水/エタノール/酢酸緩衝液を使用する逆相
HPLCを使用して精製し、生成物の合わせた画分を減圧下における蒸発により
乾燥させ、Boa−Pen (Acm)−NHto、8gを得た。次いで、これ
をトリフルオロ酢酸触媒により脱BocL、TFASH−Pen (Acm)−
NHtを得た。
Boc−Pen (Acm) −〇H1g及びHONSuO06gを、DMF2
0+al中に溶解し、0℃に冷却し、その後、DCCo、7gを添加した。活性
化の後、上記のようにして製造されたTFASH−Pen (Acm)−HN
*をいくらかのTEAを含むDMF20ml中に添加し、TFAを中和した。生
成されたBoc−Pen(Acm)−Pen (Acm)−NHzを塩化メチレ
ン中の20%TFA中で脱bocL、、その後、減圧下で乾燥させ、再溶解し、
水/エタノール/酢酸混合物を使用する逆相HPLCにより精製した。純粋な生
成物を含む合わせた両分を、減圧下で乾燥させ、油状物として、AcOH,H−
Pen (Acm)−Pen (Acm) −NH*0.44 gを得た。生成
物のマススペクトルを図5に示す。この油状物を水中に再溶解し、その後の使用
のために凍結乾燥した。
ペプチド#〃9
分
ペプチド#125
分
a/:′り
分
ピロカルビン 261
F/Cy 4
(2経路の合計)
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法制84条の8)
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.一般式: ▲数式、化学式、表等があります▼I の有機硫黄化合物、そのN−C−環状若しくはS−S架橋形態物、またはヒトの 生理的条件下において、前記の基本構造のいずれかに転換されるかまたはそれを 放出する化合物、またはその誘導体若しくは塩であって、上記式中、 R1は、H、任意に二重結合を含み、及び/またはハロゲン、ニトロ、アミノ、 スルホ、ホスホ若しくはカルボキシにより置換されるC20までの直鎖状または 分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル、任意にハロゲン、ヒドロキシ、ニト ロ、アミノ、スルホ、ホスホ、カルボキシまたはアルキルにより1−または多置 換されるアラルキルまたはアリールであるか、またはR1は、グリコシル、ヌク レオシルまたはL−若しくはD−αアミノ酸またはタイプ[P]の結合により結 合された2〜8の残基のペプチド部分であり、 aは、0、1、2または3であり、 Cxは、RまたはS配置を有する四面体炭素原子(SP3混成)であり、 Cyは、三平面の炭素(SP2混成)であって、Dは、存在しないか、またはC yは、四面体炭素原子であって、DはH2であり、 [A]は、存在しないか、脱力ルボキシアミノ酸残基またはNHR1′(式中、 R1′は、R1の定義の通りであり、化合物がN−C環状形態物である場合には 存在しない)であり、 [P]は、存在しないかまたはペプチド結合CO−NH、またはCH2−NH、 CH2−S、CO−CH2のようなそれらのイソステレス、NH−COのような それらのレトロインバース形態であり、 Bは、存在しないかまたはC1〜C6の任意に分枝鎖状のアルキルまたはシクロ アルキルであり、Sは、硫黄であり、 Eは、本化合物がジスルフィド架橋形態物である場合には存在せず、またはEは 、 (CR3R4)c−NHCOR6(式中、R3及びR4は、独立して、H、CH 3またはハロゲンであり、R5はH、直鎖、分枝鎖状のアルキルまたはシクロア ルキル、アラルキルまたはアリールであり、それらの全ては、任意にハロゲン、 ヒドロキシ、カルボキシ、スルホ、ホスホ、アミノまたはニトロ、により1−ま たは多置換され、または脱カルボキシアミノ酸または脱カルボキシペプチド部分 であり、cは1、2または3である)、S−CR6R7R8(式中、R6、R7 及びR8は、独立して、H、ハロゲン、直鎖、分枝鎖状のアルキルまたはシクロ アルキル、アラルキルまたはアリールであり、その全てがR8について説明した ように、任意に一−または多置換されている)、 CR9R10R11(式中、R9、R10及びR11は、独立して、H、アルキ ル、アラルキルまたはアリールであり、その全てが、R8について説明したよう に任意に1−または多置換されている)、または S−R12(式中、R12は、C1〜C10のアラルキルまたはヘテロアラルキ ルである)であるか、またはR12(式中、R12は、上記定義の通りである) であり、R2は、H、OH、CH3または NR13R14(式中、R13及びR14は、独立して、H、R8について説明 したように任意に置換された直鎖、分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル、 アラルキルまたはアリールである)、 OR13(式中、R15は、H、R5について説明したように任意に置換された 直鎖、分枝鎖状のアルキルまたはシクロアルキル、アラルキルまたはアリールで ある)、O−グリコシル、または しまたはD−α−アミノ酸またはタイプ[P]の結合により結合した2〜8の残 基のペプチド部分であり、または、R2は、Eがシステインの脱カルボキシ誘導 体またはその同族体である場合または本化合物がN−C環状形態物である場合に は、存在せず、bは、1、2、3、4または5であり、及びR1、R2及びR6 は一緒になって、10以下のアミノ酸残基を形成し、 水素原子は、フッ素によって置換され得る。 2.一般式 ▲数式、化学式、表等があります▼I′の請求の範囲第1項に記載の化合物また はそれらの誘導体若しくは塩であって、式中、 ▲数式、化学式、表等があります▼ は、全体で2〜7の脂肪族炭素原子を含むこれらの脱アミノ−Cysまたは−P enまたは側鎖同族体であり、Sは硫黄であり、 aはOであり、 [E]は、 R13(メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチ ル及びtert.ブチル、n−ペンチル、イソペンチル、tert.ペンチル、 1、2−ジメチルプロピル及び2、2−ジメチルプロピルのようなC1〜C■の アルキルである)、または R14(フェニル、ベンジル、トルイル及びピリジルのようなC■〜C■のホモ ーまたはヘテロアラルキルである)、または CH2NHCOR13または CH2NHCOR14または S−R13または S−R14または [E]は、存在しない の中から選択される硫黄置換基であり、本化合物は、S−S二量体であり、R1 、[A]、[P]、Cy、D、R2及びbは、請求の範囲第1項に記載の定義の 通りである。 3.Gが、脱アミノ−Cys、−Penまたは−ホモシステインまたは3−メル カプトプロピオン酸であり、S、R1、[A]、[P]、Cy、[E]、D、R 2、a及びbが、請求の範囲第2項の定義の通りである請求の範囲第2項に記載 の化合物またはその誘導体若しくは塩。 4.H−Cys−(Acm)−Met−NH2、H−Ile−Gln−Cys( Acm)−NH2、(H−Ile−Gln)2−シスチン−(OMe)2、H− Ile−Gln−Cys(BAM)−NH2、3−メルカプトプロピオン酸−( Acm)−Tyr−OH、 H−(Met)2−NH2、 H−(Pen(Acm))2−NH2または(H−Cys(Acm))2シスチ ン−OMe2である請求の範囲第1、2または3に記載の化合物またはその誘導 体若しくは塩。 5.H−Ile−Gln−Cys−X−NH2(式中、XはBAM(ベンズアミ ドメチル)またはAcm(アセトアミドメチル)である) である請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の化合物またはその誘導体若しく は塩。 6.3−メルカプトプロピオン酸−(Acm)−Tyr−OHである請求の範囲 箪1〜4のいずれかに記載の化合物またはその誘導体若しくは塩。 7.H−(Met)2−NH2である請求の範囲第1〜4項のいずれかに記載の 化合物またはその誘導体若しくは塩。 8.H−(Pen(Acm))2−NH2である請求の範囲第1〜4項のいずれ かに記載の化合物またはその誘導体若しくは塩。 9.(H−Cys(Acm))2シスチン−OMe2である請求の範囲第1〜4 項のいずれかに記載の化合物またはその誘導体若しくは塩。 10.有効な抗縁内匠または眼内圧低下量の請求の範囲第1〜9項のいずれかに 記載の少なくとも1の有機硫黄化合物またはその薬学的に許容され得る誘導体若 しくは塩及び薬学的許容され得る希釈液または賦形剤を含む薬学的組成物。 11、有機硫黄化合物が、請求の範囲第5〜9項のいずれかに記載の化合物また はそれらの薬学的に許容され得る誘導体若しくは塩である請求の範囲第10項に 記載の薬学的組成物。 12.有機硫黄化合物の量が、0.01〜10重量%である請求の範囲第10項 に記載の薬学的組成物。 13.有機硫黄化合物の量が、0.1〜5重量%である請求の範囲第10項に記 載の薬学的組成物。 14.有機硫黄化合物の量が、0.25〜1重量%である請求の範囲第10項に 記載の薬学的組成物。 15.緑内症及び/または眼内圧力亢進の治療に有用な薬学的組成物を製造する ための請求の範囲第1〜9のいずれかに記載の化合物の用途。 16.有効な抗緑内症または眼内圧低下量の少なくとも1の請求の範囲第1〜9 項のいずれかに記載の有機硫黄化合物、誘導体または塩を、哺乳動物に投与する ことからなる緑内症または眼内圧力亢進の治療方法。
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