JPH06505969A - 炎症性損傷防止方法 - Google Patents

炎症性損傷防止方法

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JPH06505969A JP4505314A JP50531492A JPH06505969A JP H06505969 A JPH06505969 A JP H06505969A JP 4505314 A JP4505314 A JP 4505314A JP 50531492 A JP50531492 A JP 50531492A JP H06505969 A JPH06505969 A JP H06505969A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 炎症性損傷防止方法 発明の背景 本発明は、好中球に媒介される炎症反応によって引き起こされる器官損傷の低減 または防止に関する。
通常の状況下では、好中球または多形核白血球は、血管の内側の内皮細胞に炎症 を起こさせたり組織内に侵入することなく、血管内を循環する。しかし、伝染性 バクテリアまたは外部媒体が身体に侵入すると、感染の拡大を阻止するため、患 部へ多形核白血球が移動することとなる。この運動に対する初期の引き金は、感 染性媒体またはホスト自体のいずれかによって生成される或種の生化学的因子に よって与えられる。これらの因子は、感染または外傷位置への好中球の刺激及び 吸引の双方の作用を果たす。そうした因子による刺激に反応して、好中球は、数 多くの生化学及び形態学的変化を受け、活性化状態となる。活性化状態において 、好中球は一度、それらが最終的に溢出することになる毛細血管及び微細脈管構 造の小静脈の内側の内皮細胞へ密着し、刺激因子の傾きを化学走性と呼ばれる処 理によって組織内へ移動させる。刺激因子源へのそれらの移動中、活性化好中球 は、外部細胞または媒体の破壊手段として、酸素基及び加水分解酵素等の細胞毒 性分子を放出し始める。これによって、感染媒体から早期に保護をする重要な反 応が得られるが、これらの細胞毒性分子の作用は非特異的であるため、外部ター ゲット細胞と共にその近傍細胞も同様に激しく損傷してしまう。
好中球刺激因子は、外部細胞または感染性媒体の不在下でも生成可能である。
例えば、2血(虚血)は好中球刺激因子を生成させることができ、多形核白血球 は、低または非血流期間(再融合損傷)後の再融合中に発生する微細管の重要な 媒体であることが明かとなった。これは、心筋梗塞における閉塞/再融合モデル 及び身体全体を表す出血性ショックのモデルによって示された。出血ショック前 に好中球が過渡的に除去または調整された実験により、2血期間において派生的 に生じた消化管、肝臓、及び脳等の繊細な臓器の不全及び機能低下に対する生存 率が著しく改善された。
多形核白血球と内皮との間の関係は、或種の接着分子によって仲介される。この 分子のいくつかは、活性化に反応して、好中球の表面へ速やかに出現する。好中 球接着に重要な意義をもつ分子の一クラスは、白血球インテグリンである。この 3種の白血球インテグリンは、LFA−1、Mo1(またはMac−1)、及び p150.95である。これらの分子は、白血球に固有のものであり、細胞の種 類によって異なって分布する。例えば、LFA−1は、殆どのリンパ細胞にのみ 見出される白血球インテグリンであり、p150,95は、LFA−1の存在し ないマクロファージ上の優勢インテグリンである。全3種のインテグリンはPM N’ s上に存在することが確認されており、LFA−1及びMolの各々は好 中球と内皮との間の接着相互作用の約半分に見いだされた。この処理におけるp 150.95の役割は、未確認である。
白血球インテグリンの主要構造は、最近定められれた。他のインテグリンのよう に、各白血球インテグリンは、アルファ及びベータサブユニットの非共有結合へ テロニ量体錯体から成る。ベータサブユニットは単一遺伝子の生成物であり、以 前よりCD18と指定されてきた。3個のアルファサブユニットの各々は、個別 の遺伝子生成物であり、それぞれCDII a (LFA−1及びαLのアルフ ァサブユニット) 、CDI lb (Mo l及び6Mのアルファサブユニッ ト)、及びCD11c (p150.95及びaXのアルファサブユニット)で ある。このようにして、ベータサブユニットは、このようにして3個のアルファ サブユニットのいずれかと結合し、完全かつ機能的な分子を生成する。
米国特許第4.797,277号(Arfors)では、インテグリンのベータ サブユニット(CD 18)に指向された抗体を使用しており、血液量減少性シ ョックに後続する微細脈管透過性の減少によって証明されるように、組織損傷が 低減される。欧州特許公開第0346078号(Wright他)にも、敗血症 または他の伝染性または非伝染性外傷によって引き起こされた炎症を処置するた めのanti−CD18抗体の使用が開示されている。ミレスキ(外科、199 0.108:206−212)はanti−CD18抗体を使用し、これによっ て霊長類において出血ショック後のPMN−仲介器官損傷を低減する。Vedd CD18抗体を使用して器官損傷を阻止し、兎の血液量減少性ショック後の生存 率を向上させた。CD18に対する抗体は全ての3種の白血球インテグリンに対 して等しく影響を及ぼすので、これらの各参考文献で記述されている病理学的処 理において全てまたは−のみまたは2個の白血球インテグリンが重要なのかどう かを知ることは不可能である。
本願に参考文献として添付した米国特許第4,935.234号及び第4,84 0.793号(Todd他)は、特にMol (ant L−CD11b)をタ ーゲットとした抗体MY904を使用し、これによって心筋梗塞のイヌモデルに おけるex vivoの肺損傷を防止するためのanti−Mol抗体の使用が 記載されている。イヌ梗塞に関するTodd他の研究は、殆どの証拠が心臓は唯 一であることを示唆しているので、他の各器官におけるanti−CD11b抗 体の作用を予測するものではない。例えば、心筋梗塞は、成極のストレス状態下 では、その表面にICAM−1を生成する。好中球は、発現ICAM−1との相 互作用によって筋細胞に接着することができ、この相互作用は、anti−CD Ilb抗体によって阻止可能であるがanti−CD11a抗体によっては阻止 できない。この相違は、結合がlla/CD18及びCD11b/CD18双方 によって仲介される内皮細胞上に発現するときには、証明できない。これは、心 筋細胞上に発現したICAM−1が唯一であり、内皮細胞上に発現したICAM −1とは異なることを示唆している。更に、それは通常内皮細胞及び繊維芽細胞 上に発現されるが、ICAM−1発現は心筋細胞以外の器官特定細胞内には示さ れなかった。上記I sma i l他による研究では、血液損失/輸血環境に おける心臓以外のanti−CD11b抗体または器官の保護作用を予測するこ とはできない。理由は、それは相同でもなければ生体(in vivo)モデル でもないからである(ヒト好中球にさらされた分類ラット肺)。更に、好中球は 、非生理学的手段(ホルボールエステル)を用いて活性化された。
ローゼン及びゴートン(PCT公開第WO39104174)は、マウスCD1 1bに指向された抗体は、誘起炎症部位における好中球及び単核細胞の蓄積を防 止することが可能であることを報告している。更に、これらの研究者は、この抗 体が遅延型超繊細性及び適応転送による自己免疫応答の発展等の成極の免疫機能 が防止可能であることを証明した。
発明の要約 本発明は、輸血後の血液損失によって生起されるは乳類の消化管、肝臓、腎臓、 皮膚、脳、または肺への活性化好中球媒介性損傷を防止する方法を提供するもの である。この方法は、輸血時または輸血後(好適には輸血後1時間以内)に、哺 乳類へ(好適にはヒトの患者)、好中球インテグリンMolのCD11bサブユ ニツトに結合可能であり且つMolのCD18サブユニツトへ結合することがほ ぼ不可能である抗体の器官損傷防止量を投与するステップを含む。最も好適には 、投与は、輸血された液体と抗体とを混合することによって行われることが望ま しく、これによって双方が同時に混合形態で投与されることとなる。
「輸血」とは、かなりの血液損失、特に出血による血液損失後における血液、結 晶、合成血液代替物、または他の流体の全てを患者に血管内注入することを意味 する。適切な抗体の例は、MAb17及びMY904である。MY904は、一 般に入手できる(MY904は、例えば米国特許第4,935.234号(前出 )に記載されている)。
本発明によれば、接着分子単独のCD11bサブセツトの阻止作用は、がなりの 血液損失後の輸血によって引き起こされる好中球媒介性器官損傷を防止するのに 十分である。Anti−CD11b抗体は、LFA−1及びpi5o、95イン テグリンの機能を損なわない。この阻止は、これらの受容体の改善による通常の 免疫機能及び傷治癒に潜在的な副作用を有する。従って、本発明は、anti− CD18抗体を用いることによって治療に対する有効な利点を持つこととなる。
好中球媒介性損傷の防止は、急性器官不全がらの保護及び/または損傷された消 化管または肺粘膜バリヤに対するバクテリア移動(転位)の結果として観察され る。
他の態様では、本発明は、器官以外の位置におけるは乳類に対する外科処置によ って生じたは乳類の内部器官に対する活性化好中球媒介性損傷を防止する方法で あることを特徴とする。この方法は、外科処置前、処置中または処置後に、器官 損傷禁止量の好中球インテグリンMolのCD11bサブユニツトに結合可能で あり且つMolのCD18サブユニツトへほぼ結合不可能な抗体をは乳類へ投与 するステップを含む。抗体の投与は、抗体を、外科患者へ徐々に投与された他の IV流体と混合することによって、外科処置直前または処置中に、巨火剤(ポー ラス)の静脈注射によって実行可能である。本発明のこの形態によれば、特に危 険に晒された患者において外科処置中に発生可能な系統的器官損傷は、全身的( 組織的)に投4された抗体によって低減される。この方法は、成人呼吸困難症候 1 (ARDS)の防止に特に有効である。この症候群は、免疫系が化学療法ま たは放射線により抑制された癌患者、喫煙者、そして微生物病原菌によって冒さ とによって、哺乳類における活性化好中球媒介性炎症を禁止することを特徴とし ている。第1の抗炎症剤は、上述したようなanti−CD11b抗体であり、 第2のものは好中球活性化プロセスと干渉する媒体である。両媒体は、同時にま たはわずかの時間差で投与され、これによって共同的にそれらは作用することと なる。好中球活性化阻止媒体の例としては、メチルプレドニソン、イブプロフェ ン、及びベントキシフリン等が挙げられる。この方法は、特に、輸血後の血液損 失から生じる炎症及び外科処置により生じた組織的炎症を防止するのに有用であ る。
本発明の他の形態では、本発明は、2種の共同的に活性な敗血症禁止媒体をは乳 類へ投与することによって、哺乳類における敗血症を処置する方法であることを 特徴とするものである。禁止媒体の一つは、上述したようなanti−CDIl b抗体であり、第2の媒体は炎症の病原体媒体活性化体の作用を阻止する媒体で ある。第1及び第2の媒体は、同時にまたはわずかな時間差で投与され、これに よってそれらは共同的に作用することとなる。好適には、第2の炎症活性化体阻 止媒体は、バクテリアリポポリサッカライドに対する特定の抗体、または哺乳細 胞からの放出が病原体によって誘起される腫瘍壊死因子(欧州特許出願第035 1789号に開示)等の哺乳類炎症活性化体へ特に結合するものである。
本発明の他の特徴及び効果は、以下に記す好適な実施例の説明、及び特許請求の 範囲の記載によって明らかとなろう。
発明の詳細な説明 本発明方法は、Mol糖タンパク質のCD11bサブユニツトに対して指向した 抗体を投与し、これによって輸血後の血液損失から発生した心臓以外の器官内の 好中球により媒介される一般的または系統的な炎症損傷を、防止または抑制する ことに関する。本発明は、炎症性症状の発生を防止するか或いは初期に治療する ことを可能とし、これによってそうした発病が重大な状態にまで進行して器官損 傷または免疫麻痺を引き起こすようなことが阻止される。更に具体的に説明すれ ば、ant 1−CD11b抗体により与えられる保護作用は、次のように説明 することができると思われる。
輸血後に発生する輸血血液損失に起因する出血ショックまたは血液量減少性ショ ックにより、消化管、肝臓、肺及び脳が損傷を受ける。この損傷に関する器官不 全は、通常回復不能であり、死に至ることもある。先に述べた出血ショックにお ける好中球の消滅と接着阻止anti−CD18抗体の保護作用とから、好中球 がこの疾病の病因として役割を果たしていることが確認されている。好中球が出 血ショックにおいて活性化されるメカニズムは、複合的であり、且つ補助活性化 及びTNF−アルファ及びIL−6等の炎症性細胞質分裂の生成を含むことが明 らかにされている。
白血球細胞接着を阻止または変化させるCD18に対する抗体は、3個の白血球 細胞インテグリン全てに対して等しく影響を及ぼす。従って、antl−CD1 8抗体を使用した従来の研究では、組織損傷に関する好中球接着が全3種のイン テグリンに依存するのか、1個のみに依存するのか、或いは2個の組み合わせに 依存するのかを判定することは不可能である。内皮細胞上のLFA−1及びMo 1に対する同源配位子(リガンド)の幾つかが確認された。例えば、内皮細胞及 び成極の他の細胞上に発現するICAM−1は、LFA−1及びMol双方に対 する配位子である。ICAM−1は、好中球接着及び益田において重要であると 信じられており、炎症期間中に増大する。第2の配位子であるICAM−2は、 LFA−1によってのみ結合され、Molによっては結合されない。炎症プロセ ス中のICAM−2の役割は十分に理解されない。LFA−1及びMolに対す る他の配位子も存在するが、未だ確認されていない。現段階では、pl50.9 5に対する配位子はおぼろにしか確認されていない。その種々の同源配位子との 白血球細胞の相互作用の複雑性は、単一のインテグリンまたは配位子の阻止作用 が器官損傷を阻止するに十分か否かを知ることはできないことを表している。
任意の一白血球細胞インテグリンに対する好中球接着の第1の割当を更に複雑化 させるのは、LFA−1及びMolが、試験管における内皮細胞への好中球接着 に対する等しいコントリビュー夕であるということである。換言すれば、いずれ かのインテグリンに対して特定の抗体は、それぞれ接着性相互作用のわずかに約 50%のみを阻止可能であるに過ぎないということである。抗体の組み合わせを 使用することにより、接着の完全阻止が行われる。これは、anti−CDI8 抗体を使用した処置によっても達成することが可能である。
anti−CD1lb抗体 本発明は、Mol好中球細胞表面受容体のCD11bに固有に結合可能なあらゆ る抗体を使用可能である。そうした特定結合抗体によって、次の(1)− (3 )を含むーまたは複数の関連する潜在的に器官損傷性をもっ好中球機能を阻止す ることができる: (1)好中球の脈管外組織内への流入を開始する管内皮と好 中球との間の相互作用; (2)好中球NADPHオキシダーゼによる有害反応 性酸素中間体の生成; 及び(3)微細管流を阻止可能な好中球の同種集合であ る。
以下に述べる各例で使用される特定の抗体は、MAbl7として確認された単ク ローン抗体である。
MAbl7は、マサチューセッツ州ボストン所在のダナファーバー癌研究所の科 学者によって作成された。これは、メスのBalb/Cマウスに、コーラー及び ミルスタインによって記載された標準方法(ネーチャー誌、1975、256: 495−497)を用い、単核細胞性白血病をもつ成人患者の周辺血液からの細 胞で免疫することによって得られた。具体的には、マウスに20X106個の細 胞を皮下注射し、4週間に亘って20X106個の細胞そして更に2週間に亘っ て15X10’個の細胞という週単位の間隔で抗原が与えられた。最後の抗原が 与えられてから4日後、牌臓が除去され、単一の細胞浮遊物(懸濁液)が牌臓細 胞から生成された。各細胞はマウス骨髄腫NS−1細胞と混合され、単クローン 抗体を産生ずるハイブリドーマクローンが、好中球の集合阻止、及びヒト及びラ ット細胞の双方における他のMol依存接着相互作用を阻止する能力によってキ ャラクタライズされる。MAbl7は、好中球、単核細胞、マクロファージ、及 び或種のNK細胞と反応するIgM同種の抗体として確認される。
本発明の方法に有用な他の単クローン抗体は、マウスをヒトの好中球または単核 細胞で免疫し、ネズミの牌臓細胞を適切な融合パートナーと融合させ、そして結 果として生じたハイブリドマラインによって生成された抗体が当該CD−18サ ブユニットを結合できるかできないかをスクリーニングすることによって得られ る。なお、白血球細胞CD1lb/CD18複合体を発現する周知の他の細胞も 、免疫源として使用可能である。ハイブリドーマ形成に単核細胞が使用される場 合では、スクリーニング処理が2回行われる。第1ステップでは、抗体が、ヒト 顆粒球及び単核細胞を結合するが通常のT−リンパ球細胞、B−リンパ球細胞、 または赤血球細胞に結合しないその能力により、スクリーニングされる。第1ス クリーニングアッセイで選択されたものは、その後、f−MetLeuPheで 活性化されたヒト好中球との反応性を6−8倍増大させることを示す能力が評価 される。選択された抗体は、最終的にスクリーンされ、これによってプラスチッ ク表面及び好中球活性化因子によって誘起された同種好中球集合双方への好中球 の結合を阻止する能力を有する抗体が得られる。
単クローン抗体MY904も使用可能である。MY904は、アメリカンタイプ 力ルチャーコレクション(ATCC)で寄託され、これにはATCCアクセッシ ョン番号HB9510が付されている。MY904の結合固有性を示す抗体は、 Todd他の米国特許第4,935,234号(前出)においてMY904を生 成するために示された処理に従って得ることができる。
本発明は、完全な単クローンまたは多クローン抗体等の完全な抗体分子のみを用 いるものではなく、免疫学的に活性な抗体フラグメントも使用可能である。こ2 フラグメント; 抗体のH鎖; 抗体のL鎖、遺伝工学的単鎖Fv分子; 或い は、ネズミの抗体の結合特性は持つが抗体の残存部はヒト起源のものである抗体 等のキメラ抗体、等である。一般には、抗体をヒトに使用することができるよう に改良することが望ましい。例えば、ヒト好中球に対するMol受容器のCD1 lbサブユニットに対して特定されるネズミIgMは、(F a b) 2フラ グメントに変換される。このフラグメントは、完全抗体と同じ結合特性を持つが 、抗体のFc部分によって担持される免疫性のエフエクタ機能に伴う欠点は持た ない。
治療 輸血に伴うかなりの血液損失に起因する著しい器官損傷、または器官以外の位置 において外科処置によって生じた組織的器官損傷を阻止するための十分な抗体が 得られた。通常、これは約1−10mg/kgの投与量で達成される。好適な投 与量は、1−2mg/kgである。
本発明は、主にヒトを対象にした処置のためのもので、投与も組織的に行われる ことが望ましい。すなわち、抗体は、実質的に不活性化されずに循環系に達する ことができるような方法で投与される。最も望ましいのは、抗体が輸血前または 輸血中に添加されること、または外科処置前または処置中に投与された他の流体 と共に添加されることである。
炎症の病原体媒体活性化体の作用を阻止する薬剤または他の抗炎症剤と組み合わ せて使用される時には、anti−CD1lb抗体は、上記のような投与量で供 給される。
第2の薬剤がメチルプレドニソン(sethylprednlsone) 、イ ブプロフエン(lbuprofen )またはベントキシフィリン(pento xyfyl line)等の好中球活性化阻止剤であるときには、投与量は、周 知の処置においてこれらの媒体が使用されるのと同様の一般的な投与量となる。
例えば、イブブロフェンの場合、投与量は1−約25mg/kg,好適には約1 0−20mg/kgである。
第2の媒体が炎症の病原体媒体活性化体の作用を阻止する抗体である場合には、 投与量は約1−25mg/kg.具体的には約10 20mg/kgの範囲とな る。具体的な投与量は、特定抗体の循環半減期により変わり、血液中に約2−2 Oug/mlの量を維持するために十分な量を与えるように定められるのが一般 的である。
本発明の方法は、ヒト、家庭内ベット、または家畜等の任意の啼乳類における炎 症応答性を制限するために使用可能である。ヒト以外の噛乳類が処置される場合 には、使用される抗体は好適にはその種に特有のものとなる。
補正書の写しく翻訳文)提出書(特許法第184条の8)国 1、国際出願の表示 PCT/US92100178 2、発明の名称 IM柑員IMMji法 3、特許出願人 住 所 アメリカ合衆国 マサチューセッツ州 ケンブリッジワン ケンダルス クエア 名 称 レブリジェン コーポレーション国 籍 アメリカ合衆国 4、代理人 5、補正書の提出年月日 1992年 8月10日 6、添付書類の目録 (1)補正書の写しく翻訳文) 1通 請求の範囲 1、輸血に伴う血液損失に起因する哺乳類の消化管、肝臓、脳、皮膚、腎臓、ま たは肺への活性化好中球媒介損傷を阻止するための医薬品を調製する方法におい て、 好中球インテグリンMolのCD11bサブユニツトに結合可能でありMolの CD18サブユニツトにほぼ結合不可能である抗体を薬理学的受容担体と混合す ることを特徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品 調製方法。
2、請求項1に記載の方法において、前記投与は、前記抗体を前記輸血の流体と 混合することによって行われることを特徴とする活性化好中球により媒介される 損傷を阻止するための医薬品調製方法。
3、内部器官以外の位置において哺乳類に対する外科処置によって発生した哺乳 類の内部器官への活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品を 調製する方法において、 好中球インテグリンMolのCD11bサブユニツトに結合可能であるがM。
1のCD18サブユニツトへは結合不可能である抗体を薬理学的受容担体と結合 させるステップを含むことを特徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻 止するための医薬品調製方法。
4、請求項3に記載の方法において、前記哺乳類は、ヒトの患者であることを特 徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品調製方法。
5、請求項4に記載の方法において、前記患者は、成人呼吸困難症候群が進行し ている危険のある喫煙者であることを特徴とする活性化好中球により媒介される 損傷を阻止するため6の医薬品調製方法。
6、請求項4に記載の方法において、前記患者は、微生物病原体に感染している ことを特徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品調 製方法。
7、請求項3に記載の方法において、前記抗体投与は、外科処置前に行われるこ とを特徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品調製 方法。
8、請求項3に記載の方法において、前記抗体投与は、外科処置中に行われるこ とを特徴とする活性化好中球により媒介される損傷を阻止するための医薬品調製 9、1lji乳類における活性化好中球媒介炎症を抑制する医薬品を調製する方 法において、 薬理学的受容担体と2種の抗炎症剤とを混合するステップを含む、第1の抗炎症 剤は、好中球インテグリンMolのCD11bサブユニツトに結合可能であるが MolのCD18サブユニツトには実質上結合不可能である抗体であり、 第2の抗炎症剤は、好中球活性化プロセスと干渉する媒体であり、前記第1及び 第2抗炎症剤は、共同的に作用することを特徴とする活性化好中球により媒介さ れる炎症を抑制するための医薬品調製方法。
10.請求項9に記載の方法において、前記炎症は、輸血に伴う血液損失に起因 することを特徴とする活性化好中球により媒介される炎症を抑制するための医薬 品調製方法。
11、請求項9に記載の方法において、前記炎症は、外科処置に対する組織的反 応であることを特徴とする活性化好中球により媒介される炎症を抑制するための 医薬品調製方法。
12、@乳類の敗血症を処置する方法において、前記哺乳類に2種の敗血症抑制 剤を投与するステップを含み、第1の抑制剤は、好中球インテグリンMolのC D11bサブユニツトに結合可能であるがMolのCD18サブユニツトには実 質上結合不可能な抗体であり、第2の抑制剤は、炎症の病原体媒体活性化体の作 用を阻止する媒体であり、前記第1及び第2の抑制剤は、共同的に作用するよう 、同時にまたはわずがな時間差で投与されることを特徴とする哺乳類の敗血症処 置方法。
13、請求項12に記載の方法において、前記第2の抑制剤は抗体であることを 特徴とする哺乳類の敗血症処置方法。
14、請求項13に記載の方法において、前記第2の抑制剤は、特にバクテリア リポポリサッカライドに対して固有に結合する抗体であることを特徴とする哺乳 類の敗血症処置方法。
15、請求項13に記載の方法において、前記第2の抑制剤は、特に腫瘍壊死因 子に結合する抗体であることを特徴とする哺乳類の敗血症処置方法。
16.11f乳類の活性化好中球媒介炎症を抑制するための化合物であって、前 記化合物は、2種の抗炎症剤を含み、第1の抗炎症剤は、好中球インテグリンM olに結合可能であるがMolのCD18サブユニツトへは実質上結合不可能な 抗体であり、第2の抗炎症剤は、好中球活性化プロセスと干渉する抗炎症剤であ ることを特徴とする哺乳類の活性化好中球により媒介される炎症を抑制するため の化合物。
17.14乳類の敗血症を処置するための化合物であって、前記化合物は、2種 の敗血症抑制剤を含み、第1の抑制剤は、好中球インテグリンMolのCD11 bサブユニツトに結合可能であるがMolのCD18サブユニツトには実質上結 合不可能な抗体であり、第2の抑制剤は、炎症の病原体媒介活性化体の作用を阻 止する媒体であることを特徴とする哺乳類の敗血症処置用化合物。
18、請求項17に記載の化合物において、前記第2の抑制剤は、抗体であるこ とを特徴とする哺乳類の敗血症処置用化合物。
19、請求項18に記載の化合物において、前記第2の抑制剤は、特にバクテリ アのりポポリサッカライドに結合する抗体であることを特徴とする哺乳類の敗血 症処置用化合物。
20、請求項18に記載の化合物において、前記第2の抑制剤は、特に腫瘍壊死 因子に結合する抗体であることを特徴とする哺乳類の敗血症処置用化合物。
国際調査報告

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.好中球インテグリンMo1のCD11bサブユニットへ結合可能であるがM o1のCD18サブユニットには実質上結合不可能な抗体を、輸血に伴う乏血に 起因して哺乳類の消化管、脳、皮膚、腎臓または肺に生じる活性化好中球媒介性 の損傷を阻止するための薬剤化合物を製造するために使用する方法。
  2. 2.請求項1に記載の方法において、前記薬剤化合物は、更に、哺乳類の体内へ 輸血するための流体を含むことを特徴とする抗体の使用方法。
  3. 3.好中球インテグリンMo1のCD11bサブユニットへ結合可能であるがM o1のCD18サブユニットには実質上結合不可能な抗体を、哺乳類の内部器官 以外の部位に対して行われた外科処置に起因する内部器官に生じる活性化好中球 媒介性の損傷を阻止するための薬剤化合物を製造するために使用する方法。
  4. 4.哺乳類における活性化好中球媒介性の炎症を抑制するための薬剤化合物にお いて、 前記化合物は、2種の抗炎症性媒体を含み、第1の媒体は、好中球インテグリン Mo1のCD11bサブユニットに結合可能であるがMo1のCD18サブユニ ットには実質上結合不可能な抗体であり、第2の媒体は、好中球活性化プロセス と干渉する媒体であることを特徴とする活性化好中球媒介性の炎症を抑制するた めの薬剤化合物。 て行われた外科処置に起因する内部器官に生じる活性化好中球媒介性の損傷を阻 止するための薬剤化合物を製造するために使用する方法。 D18サブユニットには実質上結合不可能な抗体を、哺乳類の内部器官以外の部 位に対して行われた外科処置に起因する内部器官に生じる活性化好中球媒介性の 損傷を阻止するための薬剤化合物を製造するために使用する方法。
  5. 5.哺乳類における敗血症を処置するための薬剤化合物において、前記化合物は 、2種の敗血症抑制媒体を含み、第1の媒体は、好中球インテグリンMo1のC D11bサブユニットへ結合可能であるがMo1のCD18サブユニットには実 質上結合不可能な抗体であり、第2の媒体は、炎症の病原体媒介性アクチベータ の作用を阻止する媒体であることを特徴とする哺乳類の敗血症処置用の薬剤化合 物。
  6. 6.請求項5に記載の化合物において、前記第2の媒体は、抗体であることを特 徴とする哺乳類の敗血症処置用の薬剤化合物。
  7. 7.請求項6に記載の化合物において、前記抗体は、特にバクテリア リポポリ サッカライドに結合することを特徴とする哺乳類の敗血症処置用の薬剤化合物。
  8. 8.請求項6に記載の化合物において、前記抗体は、特に腫瘍壊死因子に結合す ることを特徴とする哺乳類の敗血症処置用の薬剤化合物。
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