JPH06505260A - キラル構造のホスフィナイト−ボラン化合物とその製造方法および用途 - Google Patents

キラル構造のホスフィナイト−ボラン化合物とその製造方法および用途

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JPH06505260A JP4506018A JP50601892A JPH06505260A JP H06505260 A JPH06505260 A JP H06505260A JP 4506018 A JP4506018 A JP 4506018A JP 50601892 A JP50601892 A JP 50601892A JP H06505260 A JPH06505260 A JP H06505260A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 キラル構造のホスフィナイト−ボラン化合物とその製造方法および用途発明の分 野 本発明は新規なホスフィナイト化合物、特にキラル構造を有するホスフィナイト 化合物に関する。より詳しくは本発明は、下記式!、で示すホスフィナイト−ボ ラン化合物、すなわち2個の燐原子が両方ともボラン基によって錯化されている (すなわちボラン基と化学結合している)化合物に関する。この種のホスフィナ イト−ボラン化合物は、アルキル基、シクロアルキル基、アリール基等との核置 換が可能な置換活性基を1個以上持っている。 本発明はまたこのようなホスフィナイト−ボラン化合物の製造方法、およびこの 化合物を用いて製造されるジホスフィンにも関する。 従来技術 ホスフィナイト、特に光学的に活性なホスフィナイトは、それ自身が工業的に有 用な物質であるばかりでなく、他の有用なキラル構造生成物、とりわけ酸化ホス フィンやホスフィン等を製造する際の出発原料としても広く用いられている。 遷移金属、特に有機リン配位子を含むものを触媒として用いて、不整合成法によ って様々な天然、合成生成物を製造することができる。不整合成法を用いて、農 業、食品、薬品、香料等の分野で有用な生成物を製造することができる。不整合 成法を用いてできる生成物の例としては、L−ドーパ、L−フェニルアラニン、 メントール、シトロネロール等を挙げることができる。 下記の式で示す2種類の化合物からなる生成物は、本発明者、すなわちS、JU GE他による論文、Tetrahedron Letters 31 (Na4 4)(1990年)の6357−6360ページから公知である。 発明の主題 2種類の化合物は、上記論文の2番目の方法(6358ページ参照)では、以下 の式で表す物質2モルをまず(i)s−BuLiと、次に(it)CuC1tと 反応させることによって得られる。 (R^は式1.と同様、R1はCHs)上記論文は本明輔書中で引用することが ある。この論文は以下のことを開示している。 (a)式!、で示す出発原料としての化合物の製造、(b)以下の式で示すキラ ル1.2−ジホスフイノエタン錯体の製造また式I0で示す2種類の生成物、す なわちR’−Ph−R”−MeSR”−MeO9Z−ホスフィナイト−ボラン− 〇 Htである化合物は、公開済のPCT国際特許出11WO91100286 (公開日:1991年1月10日)の実施例21122から公知である。 発明の目的 この発明の第1の目的は、上で述べた従来の物質とは構造が異なる新規なホスフ ィナイト−ボラン化合物を提供することである。 本発明のもう一つの目的は、下記式■。で示す新規な化合物の一般的な製造方法 、およびより具体的な製造方法を提供することである。 本発明では上記目的を達成するために、ホスフィナイトの燐原子にBH,を化学 結合させた、下記一般式で表されるホスフィナイト−ボラン化合物を提供する上 記式においてR1、R2はそれぞれC+ −C+ s−アルキル基、Cs C+ s−シクロアルキル基、Cy C+*−アラルキル基、ChC+a−アリール基 のいずれかであって、両者は同−基であっても異なる基であってもどちらでもよ い、また各基には官能基を付加させることができる。 またR3はC+ C+t−アルキル基、Cs C+*−シクロアルキル基、Cv  C+@−アラルキル基、Ch t−+4−アリール基、C+ C+s−アルコ キシ基、Cq C+、−シクロアルコキシ基、CwCts−アラルコキシ基、C &Cl4−アリロキシ基の内いずれか一種である。 またZは2個の燐原子を結合しているブリッジであり、(+)懸垂線状に結合し た1−12個の炭素原子を有する炭化水素鎖、あるいは(ii) O,S、 S  i。 P、 Nの内のいずれか1種のへテロ原子1−12mが懸垂線状に結合されてい るヘテロ炭化水素鎖のいずれかである。 また(i)R’−フェニル基 R寞−R@−メチル基の条件を同時に満たしてい る場合は、ZはCHlではなく、(ii)R’−フェニル基、R8−メチル基、 R2=メトキシ基の条件を同時に満たしている場合は、2はCHt CH*では ない。 キラル構造を得るために、式10で示す化合物を以下の式で示す構造にしてもよ い。 R2OR,’ 上記式においてR1,、R本、R2およびZの定義は式I0の場合と同様である 。 また本発明は、式I。、、Lbisで表されるホスフィナイト−ボラン化合 物の一般的な製造方法を提供する。この方法においては、ホスフィナイト−ボラ ン化合物の誘導体である有機金層化合物を、非有機金属ホスフィナイトーボラン 化合物と反応させる。 さらに本発明は、式l01I。bisで示す上記ホスフィナイト−ボラン化合物 を用いて製造されるキラル構造化合物、特に式Xで示すジホスフィン−ジボラン 化合物や式■で示すジホスフィン化合物にも関する。 または 式中のR’、、R”、および2の定義は上で説明した通りである。 より具体的には、本発明のホスフィナイト−ボラン化合物を、たとえばほぼ純粋 なジアステレオ異性体のジホスフィン−ジボラン化合物に転化させる。このジホ スフィン−ジボラン化合物は、ジエチルアミン等の第2級アミンを用いて50℃ の温度で簡単に脱錯化ができる(ここでは脱錯化とは2mのボラン基BHsを除 去することを意味するものとする)。 略語について 説明の便宜上、本明綱書では以下の略語を用いる。 bNp=β−ナフチル(すなわち2−ナフチル)BNPB−ビス(ナフチルフェ ニルホスフィノ)、1、クン、特に以下の式で表すジアステレオ異性体C−’) −BNPE BNPPMDS−ビス(2−ナフチルフェニルホスフィノメタノ)ジフェニルシ ラン、特に以下の式で表すジアステレオ異性体Bu=n−ブチル Bz−ベンジル DIPAMP−1,2−ビス(フェニル−〇−アニシルホスフィノ)エタン、特 に以下の式で表すジアステレオ異性体(−) −D I PAMPこの異性体は (R,R)−L 2−ビス(フェニルオルトーアニシルホスフイノ)エタンとも 呼ばれる。 Et冨エチル 1−Pr−イソプロピル Me−メチル MeO−メトキシ M、p、−融点 NMR−核磁気共鳴 oAn=オルトーアニシル ph−フェニル Prコn−プロピル 5−Bu=第2級ブチル t−Bu−第3級ブチル TI(F−テトラヒドロフラン 発明の詳細な説明 R1、R2に含まれる官能基としては、C+ Cs−アルコキシ基、CN、CF 3、F、CI、Br、I基等が挙げられる。すなわちR1,RffiはC,−C 4−アルコキシ基、CN、CFs、F、C1,Br、I基から選ばれる1種類以 上の置換基を含んでいてもよい、好ましくは、「官能」基はR1、R1のアリー ルおよびアラルキル基のアリール部に結合させる。 ブリッジZの炭化水svAは、不飽和炭化水素鎖、飽和炭化水素鎖のいずれであ ってもよい。 このブリッジZは好ましくは下記構造のいずれかを有する。 (a)−(CHg )。− (b)〜(CHt )−A (CHt )e−上記式において、n、 m、pは それぞれ1−6までの整数であり、互いに同一の数であっても異なる数であって もよい、 AはO,S、PR,S iR* 、 NRのいずれかであり、RはC + Ca−アルキル、C5Cb〜シクロアルキル、C1−C1゜〜アリール、ベ ンジル、フェネチルのいずれかである。 好ましくはブリッジ2としては以下の構造のいずれかを有するものを選択する( R2) −CM、CH2−。 (bl) −CH2−0−CH,−。 (b2) −CH−CH2−5−C。 (b31−CH2−P(Ph)−CH2−。 (b4) −cH,−si(Mal、−cHlI−。 (k)5) −CH,−5i(Pfi)、−CH2−。 (b6) −CH,−5i(Bz)2−CM、+。 (b7) −CH2−5L(Et)2−CH2−or(b8) −CH2CM、 I−P(Ph)−CH,CH2−。 なわち(b4)−(bT)で示す構造を有するブリッジである。 式■。で示すホスフィナイト−ボランの一般的な製造方法においては、下記式■ あて示すBH,を結合させたホスフィナイト化合物(すなわちホスフィナイト生 酸物から誘導された燐を含む有機金属化合物)を、下記式■へで示すB Hxを 結合させたホスフィナイト化合物と反応させる。 上記式において、 R1、R”%は上で定義した通りであり、ZlはブリッジZと同一か、Zの第1 部分である。 上記式において、 R’、I’?’は上て定義した通りてあり、zgはR1と同一か、ブリッジ2の 前記第1部分の残りの部分であり、ZI Z”冒2である。 キラル構造を得るために、弐■、で示す構造の化合物を下記の方法で反応させて もよい。 反応式1 (IIJ (IIIJ 上記式において、Li”の対イオン、すなわちX−はF−、CI−、Br−等の ハロゲン化アニオンであり、C1−が特に好ましい。 第1の実施例では、n、の構造の化合物(Z’がCHg)1モルと、■、の構造 の化合物(OZ”がOM e )少なくとも1モルとを反応させて、上記式(a l)で示す構造(Z−CHI)を得る。 この第1実施例は以下の反応式で表される。下記式においてzlはCHヨ、R1 はPh%R”はM e m 反応式2 %式%() 第2の実施例ては、化合物IIs (Z’がCHり1モルと、同一構造の化合物 II。 (Z’がcHt> 1モルとを、弱い酸化剤、好ましくはCuXt(Xは上で説 明したハロゲン原子、好ましくはCI)の存在下で反応させて、上記式(a2) で示す構造(Z=CHxCHt)を得る。 この第2実施例は以下の反応式で表される。下記式においてR1はPh5R”+ よMe、R3はMe、Z’はCHt、ZはCH* CH*−反応式3 第3の実施例では、化合物11a (Z’はCHx)2モルを、下記式で表され るジハロゲン化化合物1モルと反応させて、上記式(bl−b7)の構造を得る :R富A X z 上記式において、R%A、 Xは上で定義した通りである。 この第3実施例は以下の反応式で表される。下記式において、最終生成物におけ るR1はPh5R”はMe、R”はM e % Z ’はCHI、、ZはCHl −3iR1−CHl。 反応式4 上記第1−第3の実施例の反応は、−100℃から+30℃まての範囲の温度で 行う、第1実施例の場合、温度勾配は一40℃から+15℃まで、第2実施例で は一40℃から+20℃まで、第3実施例では一40℃から0℃までとするのが よい。 第1−第3実施例で用いる反応溶媒としては無水THFが好ましい。 第1−第3実施例の反応の温度は0℃が好ましい。 またキラル構造を得るために、式!。または■。bisのオキシ基OR’または R3を請求核置換が可能な基、すなわちオキシ基OR1またはR3よりも核性の 高い基と置き換えてもよい、この種の置換を行う具体的な方法は以下の例4.5 に示している。 発明を実施するための最良の形態 式■。のキラル構造化合物(すなわちより具体的には式!。bisで示す構造) を得る。この場合R1はPh、またはそれぞれ1−4flの炭素原子を有する1 −3個のアルコキシ基で一部が置き換えられたPh、あるいは2−ナフチルであ り、R3はC,−C,−アルキル基%R”はC+ Ch−アルコキシ基、2は以 下の構造のいずれかである。 −CH,−5i(Me)、−C1−一。 −CM、−5i(Ph)、−CH,−。 −CH2−51(Bz)、−CH,−or−CM、−5i(Et) 、−CH, −。 これらの化合物は上記式4で示す反応によって得られる。 またこれらの化合物 は他のキラル構造化合物、”特に下記の化合物に転化することができる。 (+)式!。bisで示すホスフィナイト−ボラン化合物(h)式Xで示すジホ スフィ・ンージボラン化合物(ffl)式Xの化合物を出発原料として用いて製 造される、式■で示されるジホスーフィン化合物。 上記転化工程(i)、特に(i)は、オキシ基OR”、R才を、特に了り−ル基 、一部をアルコキシ基で置き換えたアリール基、またはアルキル基と置き換えて 請求核置換反応を起こさせることによつて円滑に行うことができる。 別の実施例では下記式5で示す反応によってジホスフィン−ジボラン化合物を直 接合成する。この化合物は式CHg A CHt(Aは上で定義した通りであり 、好ましくはSiRg)で表す構造のへテロ炭化水素鎖からなるブリッジ2を有 する。 反応式5 式Xで示す化合物のうち、好ましいのは以下の構造のブリッジ2を有するもので ある。 −CH,−5i(触)2−CH,−。 −CH,−5L(Ph)、−CH8I−。 −CHlI−5i(Bz)、−CH2−or−CH2−5土(Et)2−CH2 −0この発明の他の利点、特徴などは以下の製造例の説明を読めばより明確にな る、以下の説明で示す製造条件に関するデータは例を示すだけのものであって、 発明の範囲を限定するものと解釈されてはならない。 fpHメチル(IR,3R)−(−)−[メチルフェニルホスフィノ]−メチル フェニルホスフィナイト−ジボラン (工) (工1> (エエエ) 50m1の丸底フラスコ中に一78℃に保った無水THFを3ミリを入れ、これ に2ミリモルのホスフィナイト−ボラン化合物lを不活性雰囲気中て溶かし込む 、この溶液を攪拌しながら第2級ブチルリチウムを2ミリモル加える。この後0 .25時間が経過してから、反応媒体の温度をゆっくり一40℃まで上げて、こ の温度に0.5時間保持してアニオン■を形成する。この後さらにホスフィナイ ト−ボラン!を2ミリモル加えてから、溶液の温度をゆっくり+15℃まで上げ 、この温度に2時間保持する0次に溶液を加水分解し溶媒を蒸発させ、水で洗っ てから、得られた生成物をcH,c+、と共に抽出し、溶離剤としてトルエンを 用いてシリカでろ過して精製する。 収率70% 得られた生成物には以下の特性がある。 無色の油 fQ) −−56°(c m l: CHCl、)LHNMR(CDC1,): 12.5); 7.25−7.5 (6H,m); 7.5−7.8 (4H, m)(q+ ”Jア= 69.8) 工R(pured: v −3057; 2945 (C−H); 2385;  2254 (B−H);1437: 1417; 1173; 1115;  1064; 10コ4C+iHt*O++By Ptの微量分析%C59,21 58,01 和 7.89 7.72 例2 : (S、S) −1,2−ビス[メトキシフェニルホスフィノ]エタン −ボラン 50m1の丸底フラスコ中に一78℃に保った無水THFを3ミリを入れ、これ に2ミリモルのホスフィナイト−ボラン化合物Iを不活性雰囲気中で溶かし込む 、この溶液を攪拌しながら第2級ブチルリチウムを2ミリモル加える。この後0 .25時間が経過してから、反応媒体の温度をゆっくり一40℃まで上げて、こ の温度に0.5時間保持してアニオン■を形成する。この後CuC1gを10ミ リモル加えて、この混合物を12時間空気にさらす0次に溶液を加水分解し溶媒 を蒸発させ、水で洗ってから、得られた生成物をCHxCIgと共に抽出し、溶 離剤としてトルエンを用いてシリカでろ過して精製する。 収率88% M、p、 = 111−115”C コIP NMR= +118 (J、−58Hz)(alo−−115,1”  (c −1; CH!:l、)’HNMR= 0−1.5 (6H,m); 1 .9−2.4 (4H,m)X3.6 (6H,d)ニア、4−7.8 (10 ,m) 工R: vexs =23700m−’?13 : (R,R)−ビス[(メト キシフェニルホスフィノ)メチル]−ジフェニルシリルーボラン 50 m fの丸底フラスコ中に一78℃に保った無水THFを3ミリを入れ、 これに2ミリモルのホスフィナイト−ボラン化合物■を不活性雰囲気中で溶かし 込む、この溶液を攪拌しながら第2級ブチルリチウムを2ミリモル加える。この 後0.25時間が経過してから、反応媒体の温度をゆっくり一40℃まで上げて 、このamに0.5時間保持してアニオン■を形成する。この後ジクロロジフェ ニルシランを1ミリモル加えて、溶液の温度を0℃までゆっくり上げて、この温 度に2時間保持する0次に溶液を加水分解し溶媒を蒸発させ、水で洗ってから、 得られた生成物をCHオC1gと共に抽出し、溶離剤としてトルエンを用いてシ リカでろ遇して精製する。 収率90% 無色の濃い油 ”HNMR(CDCI、): 6 − 0.0−1.5 (6H,qb、’J、 、−95ン: 2.13−2.43 (4H,qd、 J −7,7,J −1 6,4); 1.28 (6H,d、 J零12.28)77.05−7.85  (20H,m)(他のジアステレオ異性体=3.25 (6H,d、 J =  12.27))3Lp NMR(CDC1,): 6− +116.74 ( m)(他の異性体: 6臆+114 (m))例4:例2のジホスフィナイトー ボラン■を用いて、DI PAMP−ボラン■を製造する 50m1の丸底フラスコ中に一78℃に保った無水THFを5ミリを入れ、これ に2ミリモルのホスフィナイト−ボラン化合物■を不活性雰囲気中で溶かし込む 、この溶液を攪拌しなから0−アニシルリチン(oAnLi)を2.1ミリモル 加える。この後0.25時間が経過してから、反応媒体の温度を2時間かけてゆ っくり0℃まで上げる。この後この混合物を加水分解し、溶媒を蒸発させ、水で 洗ってから、得られた生成物をCHtClwと共に抽出し、溶離剤としてトルエ ンを用いてシリカでろ過して精製する。 収率80% M、P、−163℃(計算値と一致) 例5:例2のジホスフィナイトーボラン■を用いて、ジホスフィン−ボラン■を 製造する 50m1の丸底フラスコ中に一78℃に保った無水THFを5mlを入れ、これ に2ミリモルのジホスフィナイトーボラン化合物■を不活性雰囲気中で溶かし込 む、この溶液を攪拌しながらメチルリチウムを2. 1ミリモル加える。この後 0.25時間が経過してから、反応媒体の温度を2時間かけてゆつくり0℃まで 上げる。この後この混合物を加水分解し、溶媒を蒸発させ、水で洗ってから、得 られた生成物をCH*Clオと共に抽出し、溶離剤としてトルエンを用いてシリ カでろ過して精製する。 収率90% と−p、 −166−168’c IR: 2コア8. 1457. 1420. 1065 cm−LIHNMR : O−2ppm (6H,m); 1.55 (6M、 m); 1.8−2 −2 (4H,m);7.2−7.9 (IOH,m) 測定値: Cツ63.68t H−8,55&f!46:1114.5のジホス フィン−ボラン化合物を用いて、ジホスフィンを製造する T、Imamotoによる従来技術に開示されている方法(すなわち上記S。 JUGEffiによる論文の6358ページ、例3に示されている方法)に基づ き、(−)−DIPAMP−ジボラン■の溶液0.5モルを50℃の温度で12 時間過熱する0次に過剰のアミンを蒸発させてから、残った生成物を、トルエン を溶離剤として用いて、短い柱状のシリカでろ過する。最初の抽出部分の中から 所望のジホスフィン、すなわち(−)−DI PAMPが取り出される* M− p、= 103℃(計算値と一致)。 N5で得られる式■の化合物を出発原料として用いる場合は、以下の式で表され るジホスフィン化合物が得られる。 fF17 : (R,R)〜ビス[(0−アニシルフェニルホスフィノ)メチル ]−ジエチルシリルージボラン 例3と同様の方法で、上記式5で示す反応工程を行う。 −78℃に保った無水THFを3ml中に、2ミリモルのジホスフィン−ジボラ ン化合物を不活性雰囲気中で溶かし込む、この溶液を攪拌しながら5−BuL量 を2ミリモル加える0反応媒体を0.25時間攪拌した後、温度をゆっくり一4 0℃まで上げて、この温度に0.5時間保持してアニオンを形成する。この後ジ クロロエチルシランを1ミリモル加えて、溶液の温度を0℃までゆっくり上げて 、この温度に2時間保持する0次に溶液を加水分解し溶媒を蒸発させ、水で洗っ てから、得られた生成物をCHzC1富と共に抽出し、溶離剤としてトルエンを 用いてシリカでろ過して精製する。エタノルから再結晶すると、白色に結晶した 所望の生成物が得られる。 収率76% L35.9: 161 工R(KBr)= 698: 747; 764; 781; 805; 12 27; 1464+ 1589;例8 : (R,R)−ビス[(2,4−ジメ トキシフェニルフェニルホスフィノ)メチル]ジフェニルシリルージボラン 例 7と同じ方法で所望の生成物を得る、収率92%。 zHNMR(CDCI3): O−1,5(68,m); 2.6−2.9 ( 4H,m); 3.49(6M); :1.7B (6H,s); 6.1−6 .3 (2H,m)7 6.9−7.7 (24H,m)13(NMR(CDC I、)= s5.2 (J、c−18Hz): 9B、4: 105; 126 −135; 160−161 IR9: (R,R)−ビス[0−アニシルフェニルホスフィノ)メチル】−ジ フェニルシリル−ジボラン N7と同じ方法で、ヘキサン/トルエン混合物(2/1 v/v)から再結晶さ せて所望の生成物を得る。収率85%。 M、p−薩200°C λHNMR(CDCI、): O−1,8(6H,m); 2.85 (4H, d); 1.5 (6H。 s)76.5−7.5 (28H,m); 8 (d)λ3CNMR(CDCI 、)= 55; 110; 115−137 (m)工R(KBr): 689 ; 803: 1021; 1124; 1249; 1430; 1625;  23B2110: (S、S)−ビス[(0−アニシルフェニルホスフィノ) メチル]−ジメチルシリルージボラン 出発原料が0−アニシルメチルフェニルホスフィンーボラン[すなわち(S)− PAMP BHs]の場合は、例7と同じ方法でヘキサンから再結晶させて得ら れる生成物が、鏡像異性体になる率(e、e、 と略す)は100%である。 M、p、−139−140℃ (トルエン中の)Rf−0,4 ’HNMR(CDCI、)= 0.2 (6H,s); 0.5−1.9 (6 H,qb、IJ、、雪48+6戸1.8 (2H,t、 J −13,5);  2−39 (2M、 dd、 J鱈13.8゜J −18,2); 3.8 ( 6H,、s); 6.95−8.18 (18H,m)λコCNMR(CDCI 、)? 11.14 (d、J 鱈 27)? 55.23 (s); 111 .05(s); 117.76−161.36”P NMR(CDC1,):  +12.4 (dm、 J −56)IR(KBr)= 1017; 1074 ; 1105; 1130; L249t 1276; 14コ111478;  1589; 2365 (B−H); 2403: 2972 (C−H);  3052CsmHhmQz ”Bx Pg S iの分析計算値 測定値 分子量 544.2459 544.2435tc 66.17 6106 tH7,357,42 例11:(R,R)ビス−[(2−ナフチルフェニルホスフィノ)−メチル]ジ フェニルシリルージボラン 出111M料が(S)−(メチル−2−ナフチルフェニルホスフィン)−ボラン お“よびジクロロジフェニル−シランの場合は、N7と同じ方法でヘキサン/プ ロパツール混合物(1/1 v/v)から再結晶させて得られる生成物の0.6 .は100%である。 に、p−3188”C [e15m −2” (Cm l; CHCl、)LHNMR(cDc13)=  0.5−2.o (6)f、qb): 2.6s (4H,dt、J −14 .2. J −76,6); 6.70−7.88 (32H,m); 7.9 7 (2H,d、J −13); 6.70−7.88 (32H,m); 7 .97 (2H,d、 J = 1:1)13CNMR(CDCI3): 10 .10 (d、 J −24,2)7126.35−4:15.21コ’P N MR(CDCI、)、:、712.6 (m)!Ml 2 : (R,R)−ビ ス[(メトキシフェニルホスフィノ)メチル]ジメチルシリルージボラン !N3と同じ方法で、トルエンから再結晶させて所望の生成物を得る。収率93 Rf −0,7()ルエン中)
【α】。−−89’C(C−1; COClユ)λH罵 (CDCI、): 0 +13 (6H,s); 0.4−L、S (6H,qb、λJmW■100) ; 1.53 (4H,ddd、 J −9,5,J −14,3,J −59 ,5); 3.52(6H,d、 J −11,9); 7.43−7.57  (6H,m); 7.71−7+82 (4H,m)〔他のジアステレオ異性体 : 3.48 (6M、 d、 J −11,9)]L”CNMR(CDCI、 ): 19.40 (d、 J露33.5); 53.32 (s); 128 .7(d、J ツ 9.6); 1:30.64 (d、J −11); 13 1.97 (!、); 132.75(s) ”P NKR(CDCI、): メジャーシグナル: +116.22 (q、 ”J−、w 78)マイナーレ グナル: +113.70 (q、’J工!70)工R(pure)= 103 2; 1066; 1115; 1255 (C−0); 14コア (P−0 );237B (B−H)7 2841 (C−H); 2944; 3058 C1會H口(h B* Pt Siの分析計算値 測定値 分子量 392.1832 392.1786tc 55.10 55.60 考H8,168,27 例13:(R,R)−ビス[(ハキジフェニルホスフィバメチル]ジメチルシリ ル−ジボラン 例7と同じ方法で、ヘキサンから再結晶させて所望の生成物、すなわち例10の 生成物のジアステレオ真性体を得る。収率65%。 Ml 4 : (R,R)−ビス[(0−アニシルフェニルホスフイノ)メチル ]−ジフェニルシリルージボランおよび(S、 S)−ビス[(0−アニシルフ ェニルホスフィノ)メチル]ジエチルシリルージボラン!N4と同様の方法で、 813のジホスフイナイトージボランおよびそのジアステレオ異性体、すなわち 燐原子に結合しているBH,を分離したものから、上記2種類の生成物を得る。 例3の生成物を出発原料として得られたこの生成物を、溶離剤としてトルエンを 用いてシリカでろ遇することによって精製する。ヘキサン/トルエン混合物(2 / 1 v / v )から再結晶させて得られるこの精製化合物の収率は65 %である。 M、p、−200℃ 例15: 下記式で表される燐原子を3個持つジボラン化合物は、反応式4のRlS i  C18をRP (CHzCl)*で置き換えることによって得られる。 求核置換によってメトキシ基をoAn基に置き換えることによって、下記式で表 される化合物が得られる。 916と同じ方法を用いて、ボラン基を分離することによって、下記式て表され るトリホスフィン化合物が得られる。 補正書0写しく翻訳文)提出書(特許法第184条(7)8) 昏平成 5年  8月10日

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.ホスフィナイトの燐原子にBH3を化学結合させた、下記一般式で表される ホスフィナイトーボラン化合物であって、▲数式、化学式、表等があります▼( Io)上記式において R1、R2はそれぞれC1−C15−アルキル基、C5−C15−シクロアルキ ル基、C7−C19−アラルキル基、C6−C14−アリール基のいずれかであ って、両者は同一基であっても異なる基であってもどちらでもよく、また各基に は官能基を付加させることができ、 またR3はC1−C10−アルキル基、C5−C10−シクロアルキル基、C7 −C13−アラルキル基、C6−C14−アリール基、C1−C10−アルコキ シ基、C7−C10−シクロアルコキシ基、C7−C10−アラルコキシ基、C 6−C14−アリロキシ基の内いずれか−種であり、 またZは2個の焼原子を結合しているブリッジであり、(i)懸垂線状に結合し た1−12個の炭素原子を有する炭化水素鎖、あるいは(ii)O,S,Si, P,Nのうちのいずれか1種のヘテロ原子1−12個が懸垂線状に結合されてい るヘテロ炭化水素鎖のいずれかであり、また(i)R1=フェニル基、R2=R 3=メチル基の条件を同時に満たしている場合は、ZはCH2ではなく、(ii )R1=フェニル基、R2=メチル基、R3=メトキシ基の条件を同時に満たし ている場合は、ZはCH2CH2ではないことを特徴とするホスフィナイト化合 物 。 2.R1、R2、R3およびZの定義を式Iobisの場合と同様とした場合、 下記式で示すキラル構造を有する請求項1に記載のホスフィナイト化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(Iobis3.R1およびR2のぞれぞれ が、置換されていないアリール基か、1箇所または複数箇所がC1−C4−アル コキシ、CN,CF3,F,Cl,Br,Iのいずれかで置き換えられている請 求項1または2に記載のホスフィナイト化合物。 4.n,m,pをそれぞれ互いに同一か異なる1−6までの整数とし、AをO, S,PR,SiR2,NRのいずれかであり、RはC1−C4−アルキル、C5 −C6−シクロアルキル、C4−C19−アリール、ベンジル、フェネチルのい ずれか一種とした場合、 前記ブリッジZが下記構造のいずれかを有する請求項1または2に記載のホスフ ィナイト化合物。 (a)−(CH2)m− (b)−(CH2)m−A−(CH2)p−5.前記ブリッジZは下記のグルー プのうちのいずれか一種である請求項1または2に記載のホスフィナイト化合物 。 (a1)−CH2−, (a2)−CH2CH2−, (b1)−CH2−O−CH2−, (b2)−CH2−S−CH2−, (b3)−CH2−P(Ph)−CH2−,(b4)−CH2−Si(Me)2 −CH2−,(b5)−CH2−Si(Ph)2−CH2−,(b6)−CH2 −Si(Bz)2−CH2−,(b7)−CH2−Si(Et)2−CH2−o r(b8)−CH2CH2−P(Ph)−CH2CH2−,6.R3がC1−C 6−アルコキシ基である請求項1または2に記載のホスフィナイト化合物。 7.R1がPh、またはそれぞれ1−4個の炭素原子を有する1−3個のアルコ キシ基で一部が置き換えられたPh、あるいは2−ナフチルであり、R2がC1 −C6−アルキル基、R3はC1−C6−アルコキシ基、Zは下記のいずれかの 構造を有し、前記式Iobisで表されるキラル構造を有する請求項2に記載の ホスフィナイト化合物。 −CH2−Si(Me)2−CH2−,−CH2−Si(Ph)2−CH2−, −CH2−SI(Bz)2−CH2−or−CH2−Si(Et)2−CH2− 。 8.(R,R)−ビス[(メトキシフェニルホスフィノ)メチル]−ジフェニル シリル−ジボラン、 (R,R)−ビス[(メトキシフェニルホスフィノ)メチル]−ジメチルルシリ ル−ジボラン、 (R,R)−ビス[(メトキシフェニルホスフィノ)メチル〕−ジエチルシリル ージボランからなるグループの内のいずれか一種であり、式Iobisで表され るキラル構造を有する請求項2に記載のホスフィナイト化合物。 9.ホスフィナイトーボランから誘導される有機金属化合物を、非有機金属ホス フィナイトーボラン化合物と反応させることを特徴とする、前記式I0またはI obisで表される請求項1または2に記載のホスフィナイトーポラン化合物の 製造方法。 10.式Iobisで表される請求項2に記載のホスフィナイトーボラン化合物 を用いて製造された、下記式の構造を有するキラル構造のジホスフィン生成物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X)または ▲数式、化学式、表等があります▼(IX)上記式においてR1、R2、Zの定 義は式Iobisの場合と同様11.R1、R2の定義は請求項1に記載の通り で、ZはCH2−SiR2−CH2、RはC1−C4−アルキル、C5−C6− シクロアルキル、C6−C10−アリール、ベンジル、フェネチルのいずれか一 種とした場合、下記式で表されるキラル構造のジホスフィン−ジボラン化合物。 ▲数式、化学式、表等があります▼(X)12.(R,R)−ビス[(o−アニ シルフェニルホスフィノ)メチル]−ジエチルシリル−ジボラン (S,S)−ビス[(o−アニシルフェニルホスフィノ)メチル]−ジエチルシ リル−ジボラン (R,R)−ビス[(2、4−ジメトキシフェニルフェニルホスフィノ)メチル ]−ジフェニルシリル−ジボラン (R,R)−ビス[(o−アニシルフェニルホスフィノ)メチル]−ジフェニル シリル−ジボラン (S,S)−ビス[(o−アニシルフェニルホスフィノ)メチル]−ジメチルシ リル−ジボラン (S,S)−ビス[(2−ナフチルフェニルホスフィノ)メチル]−ジフェニル シリル−ジポランからなるグループのうちのいずれか−種である請求項11に記 載のジホスフィン−ジボラン化合物。
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McQuade et al. Degradation and modification of metallaboranes. Part 4: Synthesis and characterization of a series of hybrid bimetallaborane clusters of the type [2, 2, 2-(PPh3) 2 (CO)-nido-2-OsB4H7-3-(BH2PPh2) CxHyPPh2RuCl2 (p-cym)]

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