JPH06504974A - 輸送パッケージとその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 輸送パッケージとその製造方法 本発明は輸送パッケージとこのパッケージの製作組立方法に関する。

包装の重要性は工業生産の拡大により高まってきている。今やパッケージは単に 製品の包装材料として役立つだけでなく、むしろ、パッケージの機能を高める新 規要請が日々寄せられる状態にある。包装の進展は主として包装の利用の他、包 装製品が提供する要求条件および制約事項に左右される０以上の要素のうち第一 のファクターにより包装技術は進展し、−要検討されたパンケージが得られ、そ の特殊性能の改良につながっている。この進展結果、期待される点はたとえば取 扱いが容易で耐久性と堅牢性のすぐれた特性を必ず発揮する輸送パンケージであ る。しかし一方、固有の輸送パッケージ重量はできるだけ軽量で、空パッケージ の占める保管スペースも最低であるべきである。とくに好ましい特徴としては、 パッケージの主な役割はそれが一回限りの使い捨て用途にあることから、その廃 棄処分とリサイクルの可能性を考慮しなければならぬ点にあり、これはパッケー ジの環境適合性を高める上で必要とされることである。

従来から知られる輸送パッケージは多種のボール箱タイプであり、また特定目的 に応じ考案された特殊パッケージものである。

ここで参考となる例はスエーデン特許第２１２．７０５号、スエーデン特許公報 資料第３６６．９５８．７８０１３３０−７および８１０３５１０−７．さらに 、フランス特許第７．５２６，０７２号による先行技術である。従来技術による 上記パッケージの共通特徴は輸送パッケージ用としてボール箱を採用開発するこ とにある。なおこの他に先行技術として挙げられるものに布幕統・５００−１５ ０（ｌ容積の天然製またはプラスチック・繊維織物材料製ＦＩＢＧ（軟質中間ば ら荷コンテナ（ｆｌｅｘｉｂｌｅ　ｉｎｔｅｒｍｅｄｉａｔｅｂｕｌｋ　ｃｏｎ ｔａｉｎｅｒ）　）がある。

ＦＩＢＣの一種を各種の方法を用い織物材料から切取った部材を寄せ集め、コー ナ補強材、支持ベルト等を使って、このＦＩＢＣを縫合する。この布幕コンテナ の本体はまた、たとえば筒状に編み上げ、これを切断、縫合してコンテナに加工 製作することもできる。しかし、上記段階での操作を行うには複雑な装置を必要 とすることが多く、パフケージ用として付加的な経費がかさむこととなる。

本発明の目的は上記欠点を克服することにある。この輸送パンケージおよびその 製作組立方法の特徴については、以下の請求項で開示されている０本発明により 定格重量が１０００ｋｇを超す、とりわけ軽量でしかも堅牢な構造体が得られる ０本発明による構造体は従来技術で得られる同種の輸送パフケージに比し、約１ ５〜３０％軽い、さらに本発明によるパッケージの構造は複雑でなく、製作しや すい利点がある。輸送パフケージ用パレットは造影板組立てとし、できれば支持 材で固定しこの材料をとくにパレット用に設計したチャンネル中に組み込む、輸 送パッケージの一部を構成する軟質中間ばら荷コンテナは製袋機内で製作し、そ の底面は原則として輸送パンケージに組込んだパレットの上面をカバーする構造 とし、この軟質コンテナの全容積は約５００〜１５０ＱＪとする。該軟質コンテ ナおよび運搬用パレットに該当する部分は好ましくはまとめてステーブル固定及 び／又は接着方式により輸送パッケージに組み込む。

本発明の基本特徴はパフケージがパルパ内で加工される紙、板紙等の材料のみか ら作られ、その結果、パフケージを生分解作用により安全に処理することができ るか、又は再加工により包装材料をリサイクルすることができる０本発明による 輸送パンケージはたとえば廃棄物処理プロセスでの適合性が特に高い利点を示し 、このプロセス中では他の廃棄物とともに本輸送パッケージを安全に処理するこ とができる。なお、この輸送パフケージは粉体または粒状体のごとき乾燥ばら材 料の輸送と保管に好適である。一体形パレットは輸送パッケージ用の持ち揚げ支 持台として役立ち、輸送パッケージの操作を容易にし、フォークリフト、パレッ トリフト等の各種持揚げ装置を楽に利用することができる。

以下に添付図面を参考として実施例に基づき本発明をさらに詳しく説明する。

図１は本発明によるパッケージの好ましい実施態様を示す。

図２は本発明によるパッケージの横断面図である。

図１で示すバルバ内で加工できる紙と板紙を使って製作組立てした輸送パッケー ジは、パレット２とフレキシブルコンテナ６、構成のものである。パレット２は 好ましくは２つの板３．４で組立てられ、輸送パッケージｌの補強用として支持 材５を補充する。

パレット２の底部は支持材５装入用としてチャンネル７を設けるごとく板材３を 造形し、この底面を輸送パッケージｌの脚部として用いる。板３の端部はチャン ネル７上で折りたたみカバー１１を形成させる。実質的にパレット面と同等の床 上隙間を設けるためチャンネル７間に面の一つ９を構成させ、これをフォークリ フトまたはパレットリフト等の持揚装置のフォークと適合させるようにする。板 ４を折りたたみパレット２の上面を形成させ、フレキシブルコンテナ６を保持す るためにパレット２の上面に立上り壁８を構成させ、さらに壁面８間でパレット ２の上部面ｌＯを形成してこの面にフレキシブルコンテナ６を受ける。

図２はパレット２の横断面を示すが、これにより支持材５がパレット２のチャン ネル７部分に装入される状態がわかる（図では中央チャンネル７のみが示されて いる）、支持材５は所望の順序で輸送パッケージ１に対して垂直または水平方向 にチャンネル７内に挿入することができ、支持材５の長さはその挿入方式により 決められる。

当業者であれば、発明の種々の実施例は、上記パッケージ例に制限されることな く、発明の請求範囲内で変形させ得ることは当然考え得られることである。

国際調査報告 ｌ１１−１−・１＾−−１−１瓶ＰＣＴ／Ｆｌ　９２１０００２Ｂ国際調査報告 フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、ＬＵ、 ＭＧ、ＭＷ、ＮＬ、Ｎｏ、ＰＬ、ＲＯ，ＲＵ、　ＳＤ、　ＳＥ、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．パッケージにはバルバ装置で製造可能な材料のみを用い、該パッケージ（１ ）はパレット（２）と該パレットに取付けたフレキシブルコンテナ（６）とから 構成されることを特徴とする輸送パッケージ（１）。 ２．フレキシブルコンテナ（６）の底部をパレット（２）に連結することを特徴 とする請求項１記載の輸送パッケージ（１）。 ３．フレキシブルコンテナ（６）の底部を同じくパレット（２）の折りたたみ式 半休の隅部に連結するか、又は、少くとも該隅部にほぼ接触する程度まで近接さ せることを特徴とする請求項１又は２記載の輸送パッケージ（１）。 ４．上記輸送パッケージ（１）に一以上の支持材（５）を組み込み、この支持材 を輸送パッケージ（１）を保持する目的でパレット（２）の一以上のチャンネル （７）に装入することを特徴とする請求項１から３の何れかに記載の輸送パッケ ージ（１）。 ５．輸送パッケージ（１）の一部を構成するフレキシブルコンテナがその容積５ ００〜１５００ｌである軟質中間ばら荷コンテナ（ｆｌｅｘｉｂｌｅｉｎｔｅｒ ｍｅｄｉａｔｅｂｕｌｋｃｏｎｔａｉｎｅｒ）であることを特徴とする請求項１ から４の何れかに記載の輸送パッケージ。 ６．上記パッケージ（１）の定格重量を１０００ｋｇより大とすることを特徴と する請求項１から５の何れかに記載の輸送パッケージ。 ７．上記輸送パッケージ（１）がパレット（２）と、該パレット（２）に取付け たフレキシブルコンテナ（６）とで構成され、該フレキシブルコンテナ（６）が 筒状形構成であり、さらに該パレット（２）が好ましくは二つの造形板（３）， （４）と一以上の支持材（５）から成り、輸送パッケージ（１）の補強を目的と して上記支持材を一以上のチャンネル（７）に装入することを特徴とする輸送パ ッケージ（１）の製造方法。 ８．上記輸送パッケージ（１）付属の部分を、ステーブル固定及び／又は接着固 定により相互に連結することを特徴とする請求項７記載の製造方法。