JPH0650468A - ホース継手装置 - Google Patents
ホース継手装置Info
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- JPH0650468A JPH0650468A JP20155592A JP20155592A JPH0650468A JP H0650468 A JPH0650468 A JP H0650468A JP 20155592 A JP20155592 A JP 20155592A JP 20155592 A JP20155592 A JP 20155592A JP H0650468 A JPH0650468 A JP H0650468A
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- Japan
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- pipe
- ring
- coupling device
- mouthpiece
- hose coupling
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なく、製造が簡単で、しかも容
易に上下方向及び水平方向の移動防止の位置決固定がで
きるホース継手装置を提供する。 【構成】 一方の端部に口金部10cが形成され、他方
の端部にホースの連結部が形成されるとともに、前記口
金部10cから所定の位置に環状に輪部10dが曲加工
されたパイプ10の前記輪部10dを介してボルト11
及びワッシャ12で相手部品7にパイプ10を固定する
ことにより、相手部品7の連結孔7aと前記口金部10
cとの上下方向及び水平方向の位置決固定をするもので
ある。
易に上下方向及び水平方向の移動防止の位置決固定がで
きるホース継手装置を提供する。 【構成】 一方の端部に口金部10cが形成され、他方
の端部にホースの連結部が形成されるとともに、前記口
金部10cから所定の位置に環状に輪部10dが曲加工
されたパイプ10の前記輪部10dを介してボルト11
及びワッシャ12で相手部品7にパイプ10を固定する
ことにより、相手部品7の連結孔7aと前記口金部10
cとの上下方向及び水平方向の位置決固定をするもので
ある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホース継手装置に関す
るものであり、特に、鋼、銅、アルミ、樹脂等のパイプ
を加工して接続が容易にできるホース継手装置に関する
ものである。
るものであり、特に、鋼、銅、アルミ、樹脂等のパイプ
を加工して接続が容易にできるホース継手装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8は従来のホース継手装置のリングユ
ニオンの組付手順を示す斜視図であり、(a)は分解状
態を示し、(b)は完成状態を示すものである。
ニオンの組付手順を示す斜視図であり、(a)は分解状
態を示し、(b)は完成状態を示すものである。
【0003】図8のように、従来のホース継手装置に
は、所謂、リングユニオンが使用されている。このリン
グユニオンは、鋼製のパイプ1の一方の端部にニップル
2を接続し、パイプ1の他方の端部にリング3の側面に
穿設された孔3bを接続したものである。ニップル2や
リング3は切削加工によって製作され、パイプ1とは臘
付けによって強固に接合される。リング3の中央には側
面の孔3bとも連通する孔3aが穿設されている。そし
て、このリング3を利用して相手部品にリングユニオン
が連結され、ニップル2を介してホース(図示せず)が
接続される。
は、所謂、リングユニオンが使用されている。このリン
グユニオンは、鋼製のパイプ1の一方の端部にニップル
2を接続し、パイプ1の他方の端部にリング3の側面に
穿設された孔3bを接続したものである。ニップル2や
リング3は切削加工によって製作され、パイプ1とは臘
付けによって強固に接合される。リング3の中央には側
面の孔3bとも連通する孔3aが穿設されている。そし
て、このリング3を利用して相手部品にリングユニオン
が連結され、ニップル2を介してホース(図示せず)が
接続される。
【0004】次に、リング3と相手部品との連結構造に
ついて説明する。図9は従来のホース継手装置の要部を
示す分解斜視図である。
ついて説明する。図9は従来のホース継手装置の要部を
示す分解斜視図である。
【0005】図9のように、リング3の孔3aには孔付
ボルト4がワッシャ5を介して挿入され、リング3はワ
ッシャ6を介して相手部品7の連結孔8の上部に位置決
めされる。そして、孔付ボルト4が相手部品7の連結孔
8に螺着されることによって、リング3は相手部品7に
強固に固定される。
ボルト4がワッシャ5を介して挿入され、リング3はワ
ッシャ6を介して相手部品7の連結孔8の上部に位置決
めされる。そして、孔付ボルト4が相手部品7の連結孔
8に螺着されることによって、リング3は相手部品7に
強固に固定される。
【0006】なお、リング3を相手部品7に孔付ボルト
4で単に連結しただけでは、リングユニオンが回動自在
であるので、これを防止するための対策が施されてい
る。
4で単に連結しただけでは、リングユニオンが回動自在
であるので、これを防止するための対策が施されてい
る。
【0007】図10は従来のホース継手装置の固定状態
の要部を示す斜視図である。
の要部を示す斜視図である。
【0008】図10のように、リング3の側面と相手部
品7とを回止板9で固定することによって、リング3が
回転しないようにしている。
品7とを回止板9で固定することによって、リング3が
回転しないようにしている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
従来のホース継手装置では、リングユニオンを製造する
のに手間がかかっていた。つまり、リング3が棒材から
の切削品であり、リング3とパイプ1との臘付等による
接合作業が必要であった。また、このリングユニオンを
相手部品7に接続するために、孔付ボルト4等の多くの
部品を要し、しかも、この孔付ボルト4は通常のボルト
等に比べて単価も高いために、コストが嵩んでいた。さ
らに、回止板9等の部品を用いてリング3を相手部品7
に固定し、リング3が回動するのを防止する必要があっ
た。
従来のホース継手装置では、リングユニオンを製造する
のに手間がかかっていた。つまり、リング3が棒材から
の切削品であり、リング3とパイプ1との臘付等による
接合作業が必要であった。また、このリングユニオンを
相手部品7に接続するために、孔付ボルト4等の多くの
部品を要し、しかも、この孔付ボルト4は通常のボルト
等に比べて単価も高いために、コストが嵩んでいた。さ
らに、回止板9等の部品を用いてリング3を相手部品7
に固定し、リング3が回動するのを防止する必要があっ
た。
【0010】そこで、本発明は、部品点数が少なく、製
造が簡単で、しかも容易に移動防止の位置決固定ができ
るホース継手装置の提供を課題とするものである。
造が簡単で、しかも容易に移動防止の位置決固定ができ
るホース継手装置の提供を課題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明にかかるホース継
手装置は、一方の端部に口金部を形成し、前記口金部か
ら所定の位置に曲加工で所定形状の曲加工部を形成した
パイプと、このパイプの曲加工部を介して相手部品の連
結孔と前記口金部との上下方向及び水平方向の位置決固
定ができる固定手段とで構成したものである。
手装置は、一方の端部に口金部を形成し、前記口金部か
ら所定の位置に曲加工で所定形状の曲加工部を形成した
パイプと、このパイプの曲加工部を介して相手部品の連
結孔と前記口金部との上下方向及び水平方向の位置決固
定ができる固定手段とで構成したものである。
【0012】
【作用】本発明のホース継手装置においては、パイプの
口金部から所定の位置に形成した所定形状の曲加工部を
介した固定手段で、相手部品の連結孔と前記口金部との
上下方向及び水平方向の位置決固定をするものであるか
ら、部品点数が減り、安価な部品構成になるとともに、
容易に移動防止の位置決固定ができる。
口金部から所定の位置に形成した所定形状の曲加工部を
介した固定手段で、相手部品の連結孔と前記口金部との
上下方向及び水平方向の位置決固定をするものであるか
ら、部品点数が減り、安価な部品構成になるとともに、
容易に移動防止の位置決固定ができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の各実施例について説明をす
る。
る。
【0014】〈第一実施例〉図1は本発明の第一実施例
であるホース継手装置の要部を示す側面図である。な
お、図中、上記従来例と同一符号及び記号は上記従来例
の構成部分と同一または相当する構成部分を示す。
であるホース継手装置の要部を示す側面図である。な
お、図中、上記従来例と同一符号及び記号は上記従来例
の構成部分と同一または相当する構成部分を示す。
【0015】図1のように、パイプ10の一方の端部に
は口金部10cが形成されており、この口金部10cは
絞加工がされた先端10aと鍔10bとで構成されてい
る。口金部10cを残してパイプ10は略直角に曲げら
れており、しかも口金部10cから所定の距離だけ離れ
た位置には、環状の輪部10dが曲加工によって形成さ
れている。このパイプ10の口金部10cは相手部品7
の連結孔7aに挿入され、パイプ10の輪部10dの環
内にはワッシャ12を介してボルト11が挿入され、こ
のボルト11は相手部品7の固定孔7bに螺着されてい
る。なお、口金部10cと連結孔7aとのシール性を確
保するために、口金部10cにはOリング13が装着さ
れている。
は口金部10cが形成されており、この口金部10cは
絞加工がされた先端10aと鍔10bとで構成されてい
る。口金部10cを残してパイプ10は略直角に曲げら
れており、しかも口金部10cから所定の距離だけ離れ
た位置には、環状の輪部10dが曲加工によって形成さ
れている。このパイプ10の口金部10cは相手部品7
の連結孔7aに挿入され、パイプ10の輪部10dの環
内にはワッシャ12を介してボルト11が挿入され、こ
のボルト11は相手部品7の固定孔7bに螺着されてい
る。なお、口金部10cと連結孔7aとのシール性を確
保するために、口金部10cにはOリング13が装着さ
れている。
【0016】ここで、このホース継手装置のパイプ10
の加工手順について説明する。図2及び図3は本発明の
第一実施例であるホース継手装置のパイプ加工手順を示
す斜視図である。
の加工手順について説明する。図2及び図3は本発明の
第一実施例であるホース継手装置のパイプ加工手順を示
す斜視図である。
【0017】図2のように、まず、パイプ10の一方の
端にホースを連結するための連結部10eを形成すると
ともに、他方の端に口金部10cを形成する。つまり、
(a)から(d)の順に、パイプ10の加工を順次行な
う。こうして、連結部10e及び口金部10cが形成さ
れたパイプ10は、図3の(a)から(b)の手順で、
口金部10cから所定の距離だけ離れた位置に環状の輪
部10dを作り、(c)のように輪部10dの上下面を
平坦状にする。この後、口金部10cを残してパイプ1
0を略直角に曲げる(図示せず)。
端にホースを連結するための連結部10eを形成すると
ともに、他方の端に口金部10cを形成する。つまり、
(a)から(d)の順に、パイプ10の加工を順次行な
う。こうして、連結部10e及び口金部10cが形成さ
れたパイプ10は、図3の(a)から(b)の手順で、
口金部10cから所定の距離だけ離れた位置に環状の輪
部10dを作り、(c)のように輪部10dの上下面を
平坦状にする。この後、口金部10cを残してパイプ1
0を略直角に曲げる(図示せず)。
【0018】こうして加工されたパイプ10を相手部品
7に固定するには、パイプ10の口金部10cを相手部
品7の連結孔7aにOリング13を介在させて挿入する
とともに、パイプ10の輪部10dの環内にワッシャ1
2を介してボルト11を挿入し、このボルト11を相手
部品7の固定孔7bに螺着するだけでよい。つまり、パ
イプ10の口金部10cと輪部10d、及び相手部品7
の連結孔7aと固定孔7bの各位置関係が各々対応して
いるので、このパイプ10の口金部10cを相手部品7
の連結孔7aに挿入した状態で、ボルト11を相手部品
7の固定孔7bに螺着することによって、口金部10c
は連結孔7aに確実に連結される。したがって、普通の
ボルト11による固定で、口金部10cの上下方向及び
水平方向の移動を防止できる。つまり、ボルト11及び
ワッシャ12によって口金部10cの上下方向の移動が
規制され、ボルト11と固定孔7bとの螺着、及び、口
金部10cの連結孔7aへの挿入によって口金部10c
の水平方向の移動が規制される。このため、従来の回動
を停止させる作用を行なう回止板のような特別な部品等
は不要になる。なお、パイプ10の連結部10eには所
定のホース(図示せず)が連結される。
7に固定するには、パイプ10の口金部10cを相手部
品7の連結孔7aにOリング13を介在させて挿入する
とともに、パイプ10の輪部10dの環内にワッシャ1
2を介してボルト11を挿入し、このボルト11を相手
部品7の固定孔7bに螺着するだけでよい。つまり、パ
イプ10の口金部10cと輪部10d、及び相手部品7
の連結孔7aと固定孔7bの各位置関係が各々対応して
いるので、このパイプ10の口金部10cを相手部品7
の連結孔7aに挿入した状態で、ボルト11を相手部品
7の固定孔7bに螺着することによって、口金部10c
は連結孔7aに確実に連結される。したがって、普通の
ボルト11による固定で、口金部10cの上下方向及び
水平方向の移動を防止できる。つまり、ボルト11及び
ワッシャ12によって口金部10cの上下方向の移動が
規制され、ボルト11と固定孔7bとの螺着、及び、口
金部10cの連結孔7aへの挿入によって口金部10c
の水平方向の移動が規制される。このため、従来の回動
を停止させる作用を行なう回止板のような特別な部品等
は不要になる。なお、パイプ10の連結部10eには所
定のホース(図示せず)が連結される。
【0019】上記のように、本実施例のホース継手装置
は、一方の端部に口金部10cが形成され、他方の端部
にホースの連結部10eが形成されたパイプ10と、前
記パイプ10の口金部10cから所定の位置に環状に曲
加工された輪部10dと、前記輪部10dに挿入され相
手部品7の連結孔7aと前記口金部10cとの上下方向
及び水平方向の位置決固定が可能なボルト11及びワッ
シャ12(固定手段)とを備えている。
は、一方の端部に口金部10cが形成され、他方の端部
にホースの連結部10eが形成されたパイプ10と、前
記パイプ10の口金部10cから所定の位置に環状に曲
加工された輪部10dと、前記輪部10dに挿入され相
手部品7の連結孔7aと前記口金部10cとの上下方向
及び水平方向の位置決固定が可能なボルト11及びワッ
シャ12(固定手段)とを備えている。
【0020】即ち、本実施例のホース継手装置は、パイ
プ10の口金部10cから所定の位置に形成した環状の
輪部10dを介してボルト11及びワッシャ12で、相
手部品7の連結孔7aと前記口金部10cとの位置決固
定するものである。
プ10の口金部10cから所定の位置に形成した環状の
輪部10dを介してボルト11及びワッシャ12で、相
手部品7の連結孔7aと前記口金部10cとの位置決固
定するものである。
【0021】したがって、従来のような棒材を切削加工
したリングを使用することなく、パイプ10の曲加工で
対応でき、臘付等の接合工程が不要になるとともに、孔
付ボルトの代わりに普通のボルト11でよく、しかも、
回止板等を使用することなく、容易に移動防止の位置決
固定ができる。このため、従来のようなリングユニオン
を使用した複雑な構造から、簡易な構造のホース継手装
置になり、部品点数が減少するので、製造及び取付作業
が簡単になり、安価な装置となる。
したリングを使用することなく、パイプ10の曲加工で
対応でき、臘付等の接合工程が不要になるとともに、孔
付ボルトの代わりに普通のボルト11でよく、しかも、
回止板等を使用することなく、容易に移動防止の位置決
固定ができる。このため、従来のようなリングユニオン
を使用した複雑な構造から、簡易な構造のホース継手装
置になり、部品点数が減少するので、製造及び取付作業
が簡単になり、安価な装置となる。
【0022】なお、ボルト11及びワッシャ12による
位置決固定をより効果的に行なうためには、口金部10
cから余り離れた位置に輪部10dや、相手部品7の固
定孔7bが位置しない方が好ましい。
位置決固定をより効果的に行なうためには、口金部10
cから余り離れた位置に輪部10dや、相手部品7の固
定孔7bが位置しない方が好ましい。
【0023】また、口金部10cのシールとして、この
実施例ではOリング13を用いたものを示したが、この
Oリング13に替えて、鍔10bの下面に不動ワッシャ
を介在させてシールするようにしてもよい。
実施例ではOリング13を用いたものを示したが、この
Oリング13に替えて、鍔10bの下面に不動ワッシャ
を介在させてシールするようにしてもよい。
【0024】〈第二実施例〉図4は本発明の第二実施例
であるホース継手装置の要部を示す側面図である。な
お、図中、上記従来例及び実施例と同一符号及び記号は
上記従来例及び実施例の構成部分と同一または相当する
構成部分を示すものである。
であるホース継手装置の要部を示す側面図である。な
お、図中、上記従来例及び実施例と同一符号及び記号は
上記従来例及び実施例の構成部分と同一または相当する
構成部分を示すものである。
【0025】図4のように、パイプ14の一方の端部に
は口金部14aが形成されており、この口金部14aは
上記図2に示した第一実施例と同様に構成されている。
口金部14aを残してパイプ14は略直角に曲げられて
おり、しかも口金部14aから所定の距離だけ離れた位
置には、上下方向の波状に彎曲部14bが形成されてい
る。このパイプ14の口金部14aは相手部品7の連結
孔(図示せず)に挿入され、パイプ14の彎曲部14b
にはワッシャ12を介してボルト11が挿入され、この
ボルト11は相手部品7の固定孔(図示せず)に螺着さ
れている。また、パイプ14の一方の端部には口金部1
4aが形成されているが、他方の端部にはホースの連結
部14cが形成されている(図2参照)。なお、口金部
14aと連結孔とのシール性を確保するために、口金部
14aには図示しないOリングが装着されている。
は口金部14aが形成されており、この口金部14aは
上記図2に示した第一実施例と同様に構成されている。
口金部14aを残してパイプ14は略直角に曲げられて
おり、しかも口金部14aから所定の距離だけ離れた位
置には、上下方向の波状に彎曲部14bが形成されてい
る。このパイプ14の口金部14aは相手部品7の連結
孔(図示せず)に挿入され、パイプ14の彎曲部14b
にはワッシャ12を介してボルト11が挿入され、この
ボルト11は相手部品7の固定孔(図示せず)に螺着さ
れている。また、パイプ14の一方の端部には口金部1
4aが形成されているが、他方の端部にはホースの連結
部14cが形成されている(図2参照)。なお、口金部
14aと連結孔とのシール性を確保するために、口金部
14aには図示しないOリングが装着されている。
【0026】このホース継手装置のパイプ14の加工手
順は上記第一実施例と略同様であるので、ここでは重複
する説明を省略する。
順は上記第一実施例と略同様であるので、ここでは重複
する説明を省略する。
【0027】また、パイプ14を相手部品7に固定する
作業も、上記第一実施例と略同一であり、パイプ14の
口金部14aを相手部品7の連結孔にOリングを介在さ
せて挿入するとともに、パイプ14の彎曲部14bの中
心にワッシャ12を介してボルト11を挿入し、このボ
ルト11を相手部品7の固定孔に螺着するだけでよい。
つまり、本実施例においても、パイプ14の口金部14
aと彎曲部14b、及び相手部品7の連結孔と固定孔の
各位置関係が各々対応しているので、このパイプ14の
口金部14aを相手部品7の連結孔に挿入した状態で、
ボルト11を相手部品7の固定孔に螺着することによっ
て、口金部14aは連結孔に確実に連結される。したが
って、複雑な位置決作業が不要になり、普通のボルト1
1による固定で、口金部14aの上下方向の移動、及び
水平方向の移動を規制できる。このため、従来の回止板
9のような特別な部品等は不要になる。
作業も、上記第一実施例と略同一であり、パイプ14の
口金部14aを相手部品7の連結孔にOリングを介在さ
せて挿入するとともに、パイプ14の彎曲部14bの中
心にワッシャ12を介してボルト11を挿入し、このボ
ルト11を相手部品7の固定孔に螺着するだけでよい。
つまり、本実施例においても、パイプ14の口金部14
aと彎曲部14b、及び相手部品7の連結孔と固定孔の
各位置関係が各々対応しているので、このパイプ14の
口金部14aを相手部品7の連結孔に挿入した状態で、
ボルト11を相手部品7の固定孔に螺着することによっ
て、口金部14aは連結孔に確実に連結される。したが
って、複雑な位置決作業が不要になり、普通のボルト1
1による固定で、口金部14aの上下方向の移動、及び
水平方向の移動を規制できる。このため、従来の回止板
9のような特別な部品等は不要になる。
【0028】上記のように、本実施例のホース継手装置
は、一方の端部に口金部14aが形成され、他方の端部
にホースの連結部14cが形成されたパイプ14と、前
記パイプ14の口金部14aから所定の位置に上下方向
の波状に曲加工された彎曲部14bと、前記彎曲部14
bに挿入され相手部品7の連結孔と前記口金部14aと
の上下方向及び水平方向の位置決固定が可能なボルト1
1及びワッシャ12(固定手段)とを備えている。
は、一方の端部に口金部14aが形成され、他方の端部
にホースの連結部14cが形成されたパイプ14と、前
記パイプ14の口金部14aから所定の位置に上下方向
の波状に曲加工された彎曲部14bと、前記彎曲部14
bに挿入され相手部品7の連結孔と前記口金部14aと
の上下方向及び水平方向の位置決固定が可能なボルト1
1及びワッシャ12(固定手段)とを備えている。
【0029】即ち、本実施例のホース継手装置は、パイ
プ14の口金部14aから所定の位置に形成した上下方
向の波状の彎曲部14bを介してボルト11及びワッシ
ャ12で、相手部品7の連結孔と前記口金部14aとの
位置決固定をするものであり、上記第一実施例の輪部1
0dを彎曲部14bに変更したものである。
プ14の口金部14aから所定の位置に形成した上下方
向の波状の彎曲部14bを介してボルト11及びワッシ
ャ12で、相手部品7の連結孔と前記口金部14aとの
位置決固定をするものであり、上記第一実施例の輪部1
0dを彎曲部14bに変更したものである。
【0030】したがって、本実施例においても、従来の
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から、簡易
な構造のホース継手装置になり、部品点数が減少するの
で、製造が簡単になり、安価な装置となる。また、回止
板等を使用することなく、容易に移動防止の位置決固定
ができるので、取付けが簡単になり、作業性が向上す
る。
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から、簡易
な構造のホース継手装置になり、部品点数が減少するの
で、製造が簡単になり、安価な装置となる。また、回止
板等を使用することなく、容易に移動防止の位置決固定
ができるので、取付けが簡単になり、作業性が向上す
る。
【0031】なお、ワッシャ12の替わりにL字形の金
具を用いてパイプのつぶれ防止を行なってもよい。
具を用いてパイプのつぶれ防止を行なってもよい。
【0032】〈第三実施例〉図5は本発明の第三実施例
であるホース継手装置のパイプ加工手順を示す斜視図で
ある。図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
すものである。
であるホース継手装置のパイプ加工手順を示す斜視図で
ある。図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
すものである。
【0033】図2のようにして、連結部15c及び口金
部15aが形成されたパイプ15は、図5の(a)から
(d)の手順で曲加工がされる。まず、(a)のよう
に、口金部15aを残してパイプ15を略直角に曲げ、
(b)から(c)のように、口金部15aから所定の距
離だけ離れた位置で曲げて上下に重なる折返部15bを
形成し、(d)のように折返部15bの上下面を平坦状
にする。
部15aが形成されたパイプ15は、図5の(a)から
(d)の手順で曲加工がされる。まず、(a)のよう
に、口金部15aを残してパイプ15を略直角に曲げ、
(b)から(c)のように、口金部15aから所定の距
離だけ離れた位置で曲げて上下に重なる折返部15bを
形成し、(d)のように折返部15bの上下面を平坦状
にする。
【0034】こうして加工されたパイプ15を相手部品
に固定する作業は、上記第一及び第二実施例と略同一で
あるので、ここでは説明を省略する。つまり、本実施例
においても、パイプ15の口金部15aと折返部15
b、及び相手部品の連結孔と固定孔(図示せず)の各位
置関係が各々対応しているので、このパイプ15の口金
部15aを相手部品の連結孔に挿入した状態で、ボルト
等を相手部品の固定孔に螺着することによって、口金部
15aは連結孔に確実に連結される。したがって、普通
のボルト等による固定で、口金部15aの上下方向の移
動、及び水平方向の移動が防止できる。このため、従来
の回止板9のような特別な部品等は不要になる。
に固定する作業は、上記第一及び第二実施例と略同一で
あるので、ここでは説明を省略する。つまり、本実施例
においても、パイプ15の口金部15aと折返部15
b、及び相手部品の連結孔と固定孔(図示せず)の各位
置関係が各々対応しているので、このパイプ15の口金
部15aを相手部品の連結孔に挿入した状態で、ボルト
等を相手部品の固定孔に螺着することによって、口金部
15aは連結孔に確実に連結される。したがって、普通
のボルト等による固定で、口金部15aの上下方向の移
動、及び水平方向の移動が防止できる。このため、従来
の回止板9のような特別な部品等は不要になる。
【0035】上記のように、本実施例のホース継手装置
は、一方の端部に口金部15aが形成され、他方の端部
にホースの連結部15cが形成されたパイプ15と、前
記パイプ15の口金部15aから所定の位置に上下に重
なるように曲加工された折返部15bと、前記折返部1
5bに挿入され相手部品の連結孔と前記口金部15aと
の上下方向及び水平方向の位置決固定が可能なボルト等
の固定手段とを備えている。
は、一方の端部に口金部15aが形成され、他方の端部
にホースの連結部15cが形成されたパイプ15と、前
記パイプ15の口金部15aから所定の位置に上下に重
なるように曲加工された折返部15bと、前記折返部1
5bに挿入され相手部品の連結孔と前記口金部15aと
の上下方向及び水平方向の位置決固定が可能なボルト等
の固定手段とを備えている。
【0036】即ち、本実施例のホース継手装置は、パイ
プ15の口金部15aから所定の位置に形成した上下に
重なる折返部15bを介してボルト等で、相手部品の連
結孔と前記口金部15aとの位置決固定をするものであ
る。
プ15の口金部15aから所定の位置に形成した上下に
重なる折返部15bを介してボルト等で、相手部品の連
結孔と前記口金部15aとの位置決固定をするものであ
る。
【0037】したがって、本実施例においても、従来の
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から簡易な
構造のホース継手装置になり、また、回止板等を使用す
ることなく、容易に移動防止の位置決固定ができるの
で、部品点数が減少し、製造及び取付作業が簡単にな
り、安価な装置となる。
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から簡易な
構造のホース継手装置になり、また、回止板等を使用す
ることなく、容易に移動防止の位置決固定ができるの
で、部品点数が減少し、製造及び取付作業が簡単にな
り、安価な装置となる。
【0038】〈第四実施例〉図6は本発明の第四実施例
であるホース継手装置の要部を示す分解斜視図である。
なお、図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
すものである。
であるホース継手装置の要部を示す分解斜視図である。
なお、図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
すものである。
【0039】図6のように、パイプ16の一方の端部に
は口金部16aが形成されており、この口金部16aは
上記各実施例と同様の構成となっている。口金部16a
を残してパイプ16は略直角に曲げられており、しかも
口金部16aから所定の距離だけ離れた位置には、二重
に環状の輪部16bが形成されている。このパイプ16
の口金部16aは相手部品の連結孔7aに挿入され、パ
イプ16の輪部16bにはクリップ17が挿入され、こ
のクリップ17は相手部品の固定孔7bに嵌着される。
また、パイプ16の一方の端部には口金部16aが形成
されているが、他方の端部にはホースの連結部16cが
形成されている(図2参照)。なお、口金部16aと連
結孔7aとのシール性を確保するために、口金部16a
にはOリング13が装着されている。
は口金部16aが形成されており、この口金部16aは
上記各実施例と同様の構成となっている。口金部16a
を残してパイプ16は略直角に曲げられており、しかも
口金部16aから所定の距離だけ離れた位置には、二重
に環状の輪部16bが形成されている。このパイプ16
の口金部16aは相手部品の連結孔7aに挿入され、パ
イプ16の輪部16bにはクリップ17が挿入され、こ
のクリップ17は相手部品の固定孔7bに嵌着される。
また、パイプ16の一方の端部には口金部16aが形成
されているが、他方の端部にはホースの連結部16cが
形成されている(図2参照)。なお、口金部16aと連
結孔7aとのシール性を確保するために、口金部16a
にはOリング13が装着されている。
【0040】このホース継手装置のパイプ16の加工手
順、及び、パイプ16を相手部品に固定する作業は上記
各実施例と略同様であるので、ここでは相違点のみを簡
単に説明する。本実施例では、パイプ16の口金部16
aを相手部品の連結孔7aにOリング13を介在させて
挿入するとともに、パイプ16の輪部16bの環内にク
リップ17を挿入し、このクリップ17を相手部品の固
定孔7bに嵌着するだけで、パイプ16を相手部品に固
定できる。つまり、本実施例においても、パイプ16の
口金部16aと輪部16b、及び相手部品の連結孔7a
と固定孔7bの各位置関係が各々対応しているので、こ
のパイプ16の口金部16aを相手部品の連結孔7aに
挿入した状態で、クリップ17を相手部品の固定孔7b
に嵌着することによって、口金部16aは連結孔7aに
確実に連結される。したがって、複雑な位置決作業が不
要になり、クリップ17の嵌着による固定で、口金部1
6aの上下方向の移動、及び水平方向の移動を防止でき
る。このため、従来の回止板9のような特別な部品等は
不要になる。なお、本実施例では、パイプ16の輪部1
6bを二重の環状にしたが、上記第一実施例のように、
一重の環状にしても構わない。但し、この場合には、ク
リップ17の長さを二重の環状の場合よりも、若干短め
に設定する必要がある。
順、及び、パイプ16を相手部品に固定する作業は上記
各実施例と略同様であるので、ここでは相違点のみを簡
単に説明する。本実施例では、パイプ16の口金部16
aを相手部品の連結孔7aにOリング13を介在させて
挿入するとともに、パイプ16の輪部16bの環内にク
リップ17を挿入し、このクリップ17を相手部品の固
定孔7bに嵌着するだけで、パイプ16を相手部品に固
定できる。つまり、本実施例においても、パイプ16の
口金部16aと輪部16b、及び相手部品の連結孔7a
と固定孔7bの各位置関係が各々対応しているので、こ
のパイプ16の口金部16aを相手部品の連結孔7aに
挿入した状態で、クリップ17を相手部品の固定孔7b
に嵌着することによって、口金部16aは連結孔7aに
確実に連結される。したがって、複雑な位置決作業が不
要になり、クリップ17の嵌着による固定で、口金部1
6aの上下方向の移動、及び水平方向の移動を防止でき
る。このため、従来の回止板9のような特別な部品等は
不要になる。なお、本実施例では、パイプ16の輪部1
6bを二重の環状にしたが、上記第一実施例のように、
一重の環状にしても構わない。但し、この場合には、ク
リップ17の長さを二重の環状の場合よりも、若干短め
に設定する必要がある。
【0041】上記のように、本実施例のホース継手装置
は、一方の端部に口金部16aが形成され、他方の端部
にホースの連結部16cが形成されたパイプ16と、前
記パイプ16の口金部16aから所定の位置に二重の環
状に曲加工された輪部16bと、前記輪部16bに挿入
され相手部品の連結孔7aと前記口金部16cとの上下
方向及び水平方向の位置決固定が可能なクリップ17
(固定手段)とを備えている。
は、一方の端部に口金部16aが形成され、他方の端部
にホースの連結部16cが形成されたパイプ16と、前
記パイプ16の口金部16aから所定の位置に二重の環
状に曲加工された輪部16bと、前記輪部16bに挿入
され相手部品の連結孔7aと前記口金部16cとの上下
方向及び水平方向の位置決固定が可能なクリップ17
(固定手段)とを備えている。
【0042】即ち、本実施例のホース継手装置は、パイ
プ16の口金部16aから所定の位置に形成した環状の
輪部16bを介してクリップ17で、相手部品の連結孔
7aと前記口金部16aとの位置決固定をするものであ
る。
プ16の口金部16aから所定の位置に形成した環状の
輪部16bを介してクリップ17で、相手部品の連結孔
7aと前記口金部16aとの位置決固定をするものであ
る。
【0043】したがって、本実施例においても、従来の
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から簡易な
構造のホース継手装置になり、また、回止板等を使用す
ることなく、容易に移動防止の位置決固定ができるの
で、部品点数が減少し、製造及び取付作業が簡単にな
り、安価な装置となる。
ようなリングユニオンを使用した複雑な構造から簡易な
構造のホース継手装置になり、また、回止板等を使用す
ることなく、容易に移動防止の位置決固定ができるの
で、部品点数が減少し、製造及び取付作業が簡単にな
り、安価な装置となる。
【0044】特に、本実施例においては、クリップ17
を使用したことにより、ボルトを使用する場合よりも取
付作業が一段と迅速になる。
を使用したことにより、ボルトを使用する場合よりも取
付作業が一段と迅速になる。
【0045】〈第五実施例〉図7は本発明の第五実施例
であるホース継手装置の要部を示す分解斜視図である。
なお、図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
す。
であるホース継手装置の要部を示す分解斜視図である。
なお、図2は上記各実施例と共通である。図中、上記従
来例及び各実施例と同一符号及び記号は上記従来例及び
各実施例の構成部分と同一または相当する構成部分を示
す。
【0046】図7のように、パイプ18の一方の端部に
は口金部18aが形成されており、この口金部18aは
上記各実施例と同様の構成となっている。口金部18a
を残してパイプ18は略直角に曲げられており、しかも
口金部18aから所定の距離だけ離れた位置には、渦巻
状の迂回部18bが形成されている。このパイプ18の
口金部18aは相手部品の連結孔7aに挿入され、パイ
プ18の迂回部18bには二股クリップ19が挿入さ
れ、この二股クリップ19は相手部品の固定孔7bに嵌
着される。また、パイプ18の一方の端部には口金部1
8aが形成されているが、他方の端部にはホースの連結
部18cが形成されている(図2参照)。なお、口金部
18aと連結孔7aとのシール性を確保するために、口
金部16aにはOリング13が装着されている。
は口金部18aが形成されており、この口金部18aは
上記各実施例と同様の構成となっている。口金部18a
を残してパイプ18は略直角に曲げられており、しかも
口金部18aから所定の距離だけ離れた位置には、渦巻
状の迂回部18bが形成されている。このパイプ18の
口金部18aは相手部品の連結孔7aに挿入され、パイ
プ18の迂回部18bには二股クリップ19が挿入さ
れ、この二股クリップ19は相手部品の固定孔7bに嵌
着される。また、パイプ18の一方の端部には口金部1
8aが形成されているが、他方の端部にはホースの連結
部18cが形成されている(図2参照)。なお、口金部
18aと連結孔7aとのシール性を確保するために、口
金部16aにはOリング13が装着されている。
【0047】このホース継手装置のパイプ18の加工手
順、及び、パイプ18を相手部品に固定する作業は上記
各実施例と略同様であるので、ここでは相違点のみを簡
単に説明する。本実施例では、パイプ18の口金部18
aを相手部品の連結孔7aにOリング13を介在させて
挿入するとともに、パイプ18の渦巻状の迂回部18b
に二股クリップ19を挿入し、この二股クリップ19を
相手部品の固定孔7bに嵌着するだけで、パイプ18を
相手部品に固定できる。つまり、本実施例においても、
パイプ18の口金部18aと迂回部18b、及び相手部
品の連結孔7aと固定孔7bの各位置関係が各々対応し
ているので、このパイプ18の口金部18aを相手部品
の連結孔7aに挿入した状態で、二股クリップ19を相
手部品の固定孔7bに嵌着することによって、口金部1
8aは連結孔7aに確実に連結される。したがって、複
雑な位置決作業が不要になり、二股クリップ19の嵌着
による固定で、口金部18aの上下方向の移動、及び水
平方向の移動を防止できる。このため、従来の回止板9
のような特別な部品等は不要になる。
順、及び、パイプ18を相手部品に固定する作業は上記
各実施例と略同様であるので、ここでは相違点のみを簡
単に説明する。本実施例では、パイプ18の口金部18
aを相手部品の連結孔7aにOリング13を介在させて
挿入するとともに、パイプ18の渦巻状の迂回部18b
に二股クリップ19を挿入し、この二股クリップ19を
相手部品の固定孔7bに嵌着するだけで、パイプ18を
相手部品に固定できる。つまり、本実施例においても、
パイプ18の口金部18aと迂回部18b、及び相手部
品の連結孔7aと固定孔7bの各位置関係が各々対応し
ているので、このパイプ18の口金部18aを相手部品
の連結孔7aに挿入した状態で、二股クリップ19を相
手部品の固定孔7bに嵌着することによって、口金部1
8aは連結孔7aに確実に連結される。したがって、複
雑な位置決作業が不要になり、二股クリップ19の嵌着
による固定で、口金部18aの上下方向の移動、及び水
平方向の移動を防止できる。このため、従来の回止板9
のような特別な部品等は不要になる。
【0048】上記のように、本実施例のホース継手装置
は、一方の端部に口金部18aが形成され、他方の端部
にホースの連結部18cが形成されたパイプ18と、前
記パイプ18の口金部18aから所定の位置に渦巻状に
曲加工された迂回部18bと、前記迂回部18bに挿入
され相手部品の連結孔7aと前記口金部18aとの上下
方向及び水平方向の位置決固定が可能な二股クリップ1
9(固定手段)とを備えている。
は、一方の端部に口金部18aが形成され、他方の端部
にホースの連結部18cが形成されたパイプ18と、前
記パイプ18の口金部18aから所定の位置に渦巻状に
曲加工された迂回部18bと、前記迂回部18bに挿入
され相手部品の連結孔7aと前記口金部18aとの上下
方向及び水平方向の位置決固定が可能な二股クリップ1
9(固定手段)とを備えている。
【0049】即ち、本実施例のホース継手装置は、パイ
プ18の口金部18aから所定の位置に形成した渦巻状
の迂回部18bを介して二股クリップ19で、相手部品
の連結孔7aと前記口金部18aとの位置決固定するも
のである。
プ18の口金部18aから所定の位置に形成した渦巻状
の迂回部18bを介して二股クリップ19で、相手部品
の連結孔7aと前記口金部18aとの位置決固定するも
のである。
【0050】したがって、本実施例においても、上記各
実施例と同様に、部品点数が減少し、製造及び取付作業
が簡単になり、安価な装置となる。しかも、二股クリッ
プ19を使用したことにより、上記第四実施例と同様
に、ボルトを使用する場合よりも取付作業が一段と迅速
になる。
実施例と同様に、部品点数が減少し、製造及び取付作業
が簡単になり、安価な装置となる。しかも、二股クリッ
プ19を使用したことにより、上記第四実施例と同様
に、ボルトを使用する場合よりも取付作業が一段と迅速
になる。
【0051】なお、本発明を実施する場合には、パイプ
18を固定手段で固着する際の、その取付けの安定さを
確保するために、相手部品または固定手段と当接する一
部を平面とすることが好ましい。
18を固定手段で固着する際の、その取付けの安定さを
確保するために、相手部品または固定手段と当接する一
部を平面とすることが好ましい。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のホース継
手装置は、一方の端部に口金部を形成し、他方の端部に
ホースの連結部を形成し、この口金部から所定の位置に
曲加工で所定形状の曲加工部を形成したパイプの曲加工
部を介した固定手段で、相手部品の連結孔と前記口金部
との上下方向及び水平方向の位置決固定をすることによ
り、部品点数が減り、安価な部品構成になるとともに、
容易に移動防止の位置決固定ができるので、製造及び取
付作業が簡単になり、安価な装置となる。
手装置は、一方の端部に口金部を形成し、他方の端部に
ホースの連結部を形成し、この口金部から所定の位置に
曲加工で所定形状の曲加工部を形成したパイプの曲加工
部を介した固定手段で、相手部品の連結孔と前記口金部
との上下方向及び水平方向の位置決固定をすることによ
り、部品点数が減り、安価な部品構成になるとともに、
容易に移動防止の位置決固定ができるので、製造及び取
付作業が簡単になり、安価な装置となる。
【図1】図1は本発明の第一実施例であるホース継手装
置の要部を示す側面図である。
置の要部を示す側面図である。
【図2】図2は本発明の第一乃至第五実施例であるホー
ス継手装置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
ス継手装置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の第一実施例であるホース継手装
置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
【図4】図4は本発明の第二実施例であるホース継手装
置の要部を示す側面図である。
置の要部を示す側面図である。
【図5】図5は本発明の第三実施例であるホース継手装
置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
置のパイプ加工手順を示す斜視図である。
【図6】図6は本発明の第四実施例であるホース継手装
置の要部を示す分解斜視図である。
置の要部を示す分解斜視図である。
【図7】図7は本発明の第五実施例であるホース継手装
置の要部を示す分解斜視図である。
置の要部を示す分解斜視図である。
【図8】図8は従来のホース継手装置のリングユニオン
の組付手順を示す斜視図である。
の組付手順を示す斜視図である。
【図9】図9は従来のホース継手装置の要部を示す分解
斜視図である。
斜視図である。
【図10】図10は従来のホース継手装置の固定状態の
要部を示す斜視図である。
要部を示す斜視図である。
7 相手部品 7a 連結孔 7b 固定孔 10,14,15,16,18 パイプ 10a 先端 10b 鍔 10c,14a,15a,16a,18a 口金部 10d,16b 輪部 10e,14c,15c,16c,18c 連結部 11 ボルト 12 ワッシャ 13 Oリング 14b 彎曲部 15b 折返部 17 クリップ 18b 迂回部 19 二股クリップ
Claims (1)
- 【請求項1】 一方の端部に口金部が形成されたパイプ
と、 前記パイプの口金部から所定の位置に所定形状に曲加工
された曲加工部と、 前記曲加工部を介して相手部品の連結孔と前記口金部と
の上下方向及び水平方向の位置決固定が可能な固定手段
とを具備することを特徴とするホース継手装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20155592A JPH0650468A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホース継手装置 |
US08/096,262 US5542713A (en) | 1992-07-28 | 1993-07-26 | Hose coupling device |
US08/642,189 US5711551A (en) | 1992-07-28 | 1996-05-06 | Hose coupling device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20155592A JPH0650468A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホース継手装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0650468A true JPH0650468A (ja) | 1994-02-22 |
Family
ID=16442991
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20155592A Pending JPH0650468A (ja) | 1992-07-28 | 1992-07-28 | ホース継手装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650468A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19511479A1 (de) * | 1994-03-29 | 1995-10-05 | Toyoda Gosei Kk | Verbindungsvorrichtung |
DE29601677U1 (de) * | 1995-02-02 | 1996-05-02 | Applied Power Inc., Butler, Wis. | Verriegelung für eine fluidische Steckverbindung |
-
1992
- 1992-07-28 JP JP20155592A patent/JPH0650468A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19511479A1 (de) * | 1994-03-29 | 1995-10-05 | Toyoda Gosei Kk | Verbindungsvorrichtung |
DE19511479C2 (de) * | 1994-03-29 | 2000-02-10 | Toyoda Gosei Kk | Verbindungsvorrichtung |
DE29601677U1 (de) * | 1995-02-02 | 1996-05-02 | Applied Power Inc., Butler, Wis. | Verriegelung für eine fluidische Steckverbindung |
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