JPH0650420U - 穀稈引起しケースのタイン出退装置 - Google Patents

穀稈引起しケースのタイン出退装置

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Publication number
JPH0650420U
JPH0650420U JP9167692U JP9167692U JPH0650420U JP H0650420 U JPH0650420 U JP H0650420U JP 9167692 U JP9167692 U JP 9167692U JP 9167692 U JP9167692 U JP 9167692U JP H0650420 U JPH0650420 U JP H0650420U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
tine
case
raising
guide rail
Prior art date
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Pending
Application number
JP9167692U
Other languages
English (en)
Inventor
啓之進 福田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Original Assignee
Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yanma Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanma Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP9167692U priority Critical patent/JPH0650420U/ja
Publication of JPH0650420U publication Critical patent/JPH0650420U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 騒音が発生したりタイン自体が損傷すること
のないように、引起しタインが穀稈引起しケースより有
効に出退可能とする。 【構成】 チェン1により回動させながらケース2より
出退自在となる引起しタイン3を装備した穀稈引起しケ
ースにおいて、前記チェン1の内方側には作用側でチェ
ン1に接近するとともに非作用側でチェン1より離れる
ことになって無端状となるガイドレール4を配備し、前
記チェン1に設けた係合体5に前記引起しタイン3を長
手方向に摺動可能にして係合するとともに、引起しタイ
ン3の基部側端部を前記ガイドレール4に摺動可能に連
繋して構成したものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引起しタインを引起しケースより出退させる穀稈引起しケースのタ イン出退装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来は、チェンにより回動させながらケースより出退自在となる引起しタイン を装備した穀稈引起しケースにおいて、引起しタインの基部をチェン側に枢着し 、作用側では引起しタインの基部がガイドに当接してケース外方に突出するとと もに、非作用側ではガイドから離れてフリーで回動しながらケース内に退入する ようになっていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、引起しタインがガイドから離れて引起しケースの上部に退入す る際に、チェンに対し回動するため、ケースの上方内部に当たって騒音が発生す るとともにタイン自体も損傷することになり、また、引起しケース内の上部に緩 衝ゴムを装備していても、衝撃音が発生する、といった不具合を呈していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、そのような不具合を解決し、引起しタインが引起しケース内から有 効に出退できるよう工夫したものであり、そのため、チェンの内方側には作用側 でチェンに接近するとともに非作用側でチェンより離れることになって無端状と なるガイドレールを配備し、前記チェンに設けた係合体に引起しタインを長手方 向に摺動可能にして係合するとともに、引起しタインの基部側端部を前記ガイド レールに摺動可能に連繋して構成したものである。
【0005】
【作用】
したがって、回動するチェンにより引きずられる引起しタインは、作用側では 、タインの基部側端部に連繋しているガイドレールがチェンに接近するので、チ ェンの係合体に摺動してケース外方に突出することになり、非作用側では、ガイ ドレールがチェンより離れるので、チェンの係合体に摺動してケース内に退入す ることになり、引起しタインは係合体に摺動するだけで、スライドしながら騒音 をたてたりケース側に当接することなく有効に出退できる。
【0006】
【実施例】
収穫機の刈取部前方に斜設した穀稈引起しケース2の内部には従来形同様にチ ェン1を装備するが、ケース2の下部から一側方にかけての作用側に形成した開 口部2a寄りに偏寄するようチェン1を配備し、該チェン1の内方側となるその 側部には、図3に示すように作用側でチェン1に接近するとともに非作用側でチ ェン1より離れることになって上下部が湾曲し無端状となるガイドレール4をケ ース2前面側に固設し、前記チェン1の長手方向の一定間隔おきに形成したチェ ンプレートの屈折片1aには、上方にボール状の係合体5を有するブロック5a をそれぞれ固設し、また、従来形同様に形成した引起しタイン3の基部から先端 側寄りにかけての背面には、前記係合体5が摺動自在に嵌合できる溝6を形成し 、引起しタイン3の基部から延出するタインアーム3aの後端部側方には、前記 ガイドレール4に係合して摺動できる横溝7を形成して構成する。
【0007】 したがって、矢印イ方向に回動するチェン1により引きずられる引起しタイン 3は、作用側では、タイン3の基部側端部に連繋しているガイドレール4がチェ ン1に接近するので、図1に示すようにチェン1側の係合体5が溝6の一端側に 摺動してケース2の外方に突出しながら穀稈を引起すことができることになり、 ケース2の上部から他側方にかけての非作用側では、ガイドレール4がチェン1 より離れるので、図7に示すようにチェン1側の係合体5が溝6の他端側に摺動 してタイン3はケース2の内方に退入することになり、引起しタイン3は係合体 5に摺動するだけで、スライドしながら騒音をたてたりケース側に当接すること なくケース2より出退できることになる。
【0008】
【考案の効果】
このように本考案は、回動するチェン1により引きずられる引起しタイン3は 、作用側では、タイン3の基部側端部に連繋しているガイドレール4がチェン1 に接近するので、チェン1の係合体5に摺動してケース2の外方に突出しながら 穀稈を引起こすことができることになり、非作用側では、ガイドレール4がチェ ン1より離れるので、チェン1の係合体5に摺動してケース2内に退入すること になって、引起しタイン3は係合体5に摺動しながらスライドするだけで、従来 形のように騒音をたてたりケース側に当接して損傷することなく、ケース2より 有効に出退できることになり、好適に実施できる特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の要部を示した正面図である。
【図2】穀稈引起しケースを一部省略して示した正面図
である。
【図3】穀稈引起しケースの内部を概略示した正面図で
ある。
【図4】図1のIV−IV線視図を示した平面図である。
【図5】図1のV−V線断面を示した断面図である。
【図6】タインの一部の断面を示した断面図である。
【図7】図1の作動状態を示した正面図である。
【符号の説明】
1 チェン 2 穀稈引起しケース 3 引起しタイン 4 ガイドレール 5 係合体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チェン1により回動させながらケース2
    より出退自在となる引起しタイン3を装備した穀稈引起
    しケースにおいて、前記チェン1の内方側には作用側で
    チェン1に接近するとともに非作用側でチェン1により
    離れることになって無端状となるガイドレール4を配備
    し、前記チェン1に設けた係合体5に前記引起しタイン
    3を長手方向に摺動可能にして係合するとともに、引起
    しタイン3の基部側端部を前記ガイドレール4に摺動可
    能に連繋して構成したことを特徴とするタイン出退装
    置。
JP9167692U 1992-12-16 1992-12-16 穀稈引起しケースのタイン出退装置 Pending JPH0650420U (ja)

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JPH0650420U true JPH0650420U (ja) 1994-07-12

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ID=14033100

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