JPH065040U - 通信ケーブル - Google Patents

通信ケーブル

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JPH065040U
JPH065040U JP4201392U JP4201392U JPH065040U JP H065040 U JPH065040 U JP H065040U JP 4201392 U JP4201392 U JP 4201392U JP 4201392 U JP4201392 U JP 4201392U JP H065040 U JPH065040 U JP H065040U
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twisted
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JP4201392U
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敬久 小林
喜直 ▲こ▼玉
雅隆 牛木
Original Assignee
昭和電線電纜株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 対をなす各絶縁心線の識別が容易であり、か
つ製造の際に余分な工程を付加する必要がなく設備コス
トがかからないツィストペアケーブルを提供する。 【構成】 絶縁体の色が、それぞれ青、茶、緑、橙とい
った同一の色相でかつ一方が濃淡のみが異なる色合いと
なった1対の絶縁心線9が、対よりされ、各対のツィス
トペア線10が形成されている。また、このようなツィ
ストペア線10の4対がより合わせられ、その外周にド
レインワイヤ12が縦添えされている。さらに、このよ
うなより合わせ体の外側に、銅編組等の一括遮蔽層13
が設けられ、その上にさらにプラスチックシース14が
設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ツィストペアケーブルに係わり、特にLAN(Local Area Network )システムの構築に有用なツィストペアケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスビル内ではフロアからフロアへ、事務所、工場内では各部門の 間で、LAN(Local Area Network)と呼ばれる相互情報通信やネットワーク作 りが盛んに進められている。
【0003】 そしてこのようなネットワークにおいて、同軸ケーブル上に取付けられたトラ ンシーバとステーションとを結ぶケーブルとして、以下に示すように1対の電源 線と3対の信号線とからなるツィストペアケーブルが使用されている。すなわち 、従来のツィストペアケーブルにおいては、図3に示すように、導体上に赤およ び黒に着色されたポリ塩化ビニル(PVC)絶縁体がそれぞれ設けられた1対の 絶縁心線1を、対よりしてなる1対のツィストペア線2(電源線)と、導体上に 青、緑、黄、紫、茶、白に着色された発泡ポリエチレン絶縁体がそれぞれ設けら れた絶縁心線1を、青−緑、黄−紫、茶−白の心線で対を構成するように対より してなる3対のツィストペア線2(信号線)とがより合わせられている。そして その外側には、アルミプラスチックラミネートテープの巻回層および銅編組から なる一括遮蔽層3が設けられ、その上にはPVCのようなプラスチックのシース 4が設けられている。なお、図中符号5は、アルミプラスチックラミネートテー プを巻回してなる各対遮蔽を示し、符号6は、一括遮蔽層3の下側に縦添えされ たドレインワイヤを示す。また、以下の図面を含め図中の文字は、いずれも心線 の絶縁体の色を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のツィストペアケーブルにおいては、絶縁心線1の絶縁体の色 が全て異なっているため、端末部などで対よりがほぐれてしまった場合には、ど の絶縁心線1とどの絶縁心線1とが対になっているかを判別できなくなる。その ため、対を構成する絶縁体の色の組合わせを記した表を準備しておき、この表に 照合して対の判別あるいは確認を行なっていたが、このような判別方法では、照 合作業が面倒であるばかりでなく、照合を誤って間違った絶縁心線1同士を対に するおそれがあった。
【0005】 また従来から、対をなす絶縁心線1の識別を容易にし前記したような不具合を 解消するために、ツィストペア線2の一方の絶縁体に、2色押出しの方法を用い て以下に示すような色分けを行っている。すなわち、図4に示すように、各対の ツィストペア線2において、一方の絶縁心線1の絶縁体を所定の色で着色すると ともに、他方の絶縁心線1の絶縁体を、2色押出しによりベースの白色に前記色 の色帯7が長さ方向に入れられた色分け形状とする。例えば、1対のツィストペ ア線2(電源線)では、一方の心線の絶縁体の色を青1色にするとともに、他方 の心線の絶縁体の色を、白色をベースに2本の青色ストライプが帯状に入った白 −青2色分けとする。このように構成することにより、対よりがほぐれてしまっ た場合でも、対になる絶縁心線1の組を容易に識別することができる。
【0006】 さらに従来から、図5に示すように、各対のツィストペア線2において、一方 の絶縁心線1の絶縁体の色を、例えば青、茶、橙、緑などの1色とするとともに 、他方の絶縁心線1の絶縁体では、図6に示すように、白色をベースとし青、茶 、橙、緑などのドットマーク8を印刷形成することにより、対となる絶縁心線1 の判別乃至識別を容易にすることも行われている。
【0007】 しかしながら、これらの識別方法のうちで前者の2色押出しによる色分け方法 においては、色帯7部分の形成に従属的な押出機を1台必要とするため、設備コ ストが大幅に高くなるという問題があった。また、後者の印刷方法では、ドット マーク8を印刷するために印刷機を必要とするため、設備コストが高くなるばか りでなく、印刷の際に調整を要し、またインク替えに伴う材料ロスの増大のため に、コストが高くなっていた。さらに、マーク印刷のために1工程を要し、工程 数が多くなるという問題があった。
【0008】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたもので、対をなす各絶縁心線 の識別が容易であり、かつ製造の際に余分な工程を付加する必要がなく設備コス トがかからないツィストペアケーブルを提供することとを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案のツィストペアケーブルは、複数対のツィストペア線をより合わせ、そ の外側に遮蔽層と外被とを順に設けてなるツィストペアケーブルにおいて、前記 各対のツィストペア線を構成する心線の絶縁体を、それぞれ同じ色相で濃淡が異 なる色に着色してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案のツィストペアケーブルにおいては、ツィストペア線を構成する一対の 絶縁心線の絶縁体の色が、各対において、青、茶、緑といった色相が同一で単に 濃い薄いといった濃淡のみが異なる色合いに色分けされているので、どの心線と どの心線とが対をなすかを一目で見分けることができる。
【0011】 また、色帯やドットマークといった付加的な標識を設けていないので、別の押 出機や印刷機を必要とせず、従来からの絶縁体の押出設備をそのまま用いて製造 することができ、大幅なコストダウンを図ることができる。さらに、最少の工程 数で製造することができるうえに、各種の段取りに要する時間を節約することが できる。
【0012】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案のツィストペアケーブルの一実施例を示す横断面図である。 図において符号9は、導体上にPVCや発泡ポリエチレンのような絶縁体が設 けられた絶縁心線を示し、このような絶縁心線9の1対が対よりされてツィスト ペア線10が形成され、その外周には、それぞれアルミラミネートテープを巻回 することにより各対遮蔽11が形成されている。そして、各対のツィストペア線 10においては、構成する絶縁心線9対の絶縁体の色が、それぞれ青、茶、緑、 橙といった同一の色相でかつ一方が濃い色、他方が薄い色というように濃淡のみ が異なる色合いとなっている。そして、このようなツィストペア線10の4対 (電源線1対、信号線3対)がより合わせられ、その外周には錫めっき軟銅より 線のようなドレインワイヤ12が縦添えされている。また、このようなより合わ せ体の外側には、アルミラミネートテープの巻回層および銅編組からなる一括遮 蔽層13が設けられており、その上にはプラスチックシース14が設けられてい る。
【0013】 このように構成された実施例のツィストペアケーブルにおいては、各対のツィ ストペア線10を構成する絶縁心線9の絶縁体が、それぞれ同一の色相で濃い薄 いの濃淡のみが異なる色合いに着色されているので、対よりがほぐれた場合等に 、対をなす絶縁心線9の組を明確に識別することができる。また、色分けやドッ トマークの印刷形成等のような識別標識を付ける必要がないので、主押出機に従 属したサブ押出機や印刷機等を必要とせず、従来からの着色絶縁体の押出設備を そのまま用いて製造することが可能である。さらに、最少限の工程数で製造する ことができるうえに、印刷インクの交換等の段取りに要する時間を節約すること ができる。またさらに、押出し線速を向上させることができ、大幅なコストダウ ンを図ることができる。
【0014】 次に、本考案の別の実施例について説明する。
【0015】 図2に示す実施例においては、4対のツィストペア線10がより合わされてユ ニット15が形成されており、そのようなユニット15が4個集合され、その外 周に銅編組のような一括遮蔽層13とプラスチックシース14とが順に設けられ て、多対ケーブルが構成されている。そして、各ユニット15を構成する4対の ツィストペア線10においては、各対で2本の絶縁心線9の絶縁体が、それぞれ 同一の色相で濃淡のみが異なる色に着色されている。
【0016】 このように構成された実施例の多対ケーブルにおいても、対よりがほぐれた場 合等に、どの絶縁心線9とどの絶縁心線9とが対をなすかを、一目で見分けるこ とができるうえに、付加的な製造設備を必要とせず、コストダウンを図ることが できる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案のツィストペアケーブルによれば、対よりがほぐ れた場合などに、対をなす絶縁心線の各々を容易に識別することができる。また 、そのような識別のために、色分けやマーク印刷等の余分な工程を行う必要がな く、工程数が最少限で済むうえに、設備コストがかからない。
【提出日】平成5年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】 【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、通信ケーブルに係わり、特にLAN(Local Area Ne twork)システムの構築に有用な通信ケーブルに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、オフィスビル内ではフロアからフロアへ、事務所、工場内では各部門の 間で、LAN(Local Area Network)と呼ばれる相互情報通 信やネットワーク作りが盛んに進められている。
【0003】 そしてこのようなネットワークにおいて、同軸ケーブル上に取付けられたトラ ンシーバとステーションとを結ぶケーブルとして、以下に示すように1対の電源 線と3対の信号線とからなるツィストペアケーブルが使用されている。すなわち 、従来のツィストペアケーブルにおいては、図4に示すように、導体上に赤およ び黒に着色されたポリ塩化ビニル(PVC)絶縁体がそれぞれ設けられた1対の 絶縁心線1を、対よりしてなる1対のツィストペア線2(電源線)と、導体上に 青、緑、黄、紫、茶、白に着色された発泡ポリエチレン絶縁体がそれぞれ設けら れた絶縁心線1を、青−緑、黄−紫、茶−白の心線で対を構成するように対より してなる3対のツィストペア線2(信号線)とがより合わせられている。そして その外側には、アルミプラスチックラミネートテープの巻回層および銅編組から なる一括遮蔽層3が設けられ、その上にはPVCのようなプラスチックのシース 4が設けられている。なお、図中符号5は、アルミプラスチックラミネートテー プを巻回してなる各対遮蔽を示し、符号6は、一括遮蔽層3の下側に縦添えされ たドレインワイヤを示す。また、以下の図面を含め図中の文字は、いずれも心線 の絶縁体の色を示す。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような従来のツィストペアケーブルにおいては、絶縁心線1の絶縁体の色 が全て異なっているため、端末部などで対よりがほぐれてしまった場合には、ど の絶縁心線1とどの絶縁心線1とが対になっているかを判別できなくなる。その ため、対を構成する絶縁体の色の組合わせを記した表を準備しておき、この表に 照合して対の判別あるいは確認を行なっていたが、このような判別方法では、照 合作業が面倒であるばかりでなく、照合を誤って間違った絶縁心線1同士を対に するおそれがあった。
【0005】 また従来から、対をなす絶縁心線1の識別を容易にし前記したような不具合を 解消するために、ツィストペア線2の一方の絶縁体に、2色押出しの方法を用い て以下に示すような色分けを行っている。すなわち、図5に示すように、各対の ツィストペア線2において、一方の絶縁心線1の絶縁体を所定の色で着色すると ともに、他方の絶縁心線1の絶縁体を、2色押出しによりベースの白色に前記色 の色帯7が長さ方向に入れられた色分け形状とする。例えば、1対のツィストペ ア線2(電源線)では、一方の心線の絶縁体の色を青1色にするとともに、他方 の心線の絶縁体の色を、白色をベースに2本の青色ストライプが帯状に入った白 −青2色分けとする。このように構成することにより、対よりがほぐれてしまっ た場合でも、対になる絶縁心線1の組を容易に識別することができる。
【0006】 さらに従来から、図6に示すように、各対のツィストペア線2において、一方 の絶縁心線1の絶縁体の色を、例えば青、茶、橙、緑などの1色とするとともに 、他方の絶縁心線1の絶縁体では、図7に示すように、白色をベースとし青、茶 、橙、緑などのドットマーク8を印刷形成することにより、対となる絶縁心線1 の判別乃至識別を容易にすることも行われている。
【0007】 しかしながら、これらの識別方法のうちで前者の2色押出しによる色分け方法 においては、色帯7部分の形成に従属的な押出機を1台必要とするため、設備コ ストが大幅に高くなるという問題があった。また、後者の印刷方法では、ドット マーク8を印刷するために印刷機を必要とするため、設備コストが高くなるばか りでなく、印刷の際に調整を要し、またインク替えに伴う材料ロスの増大のため に、コストが高くなっていた。さらに、マーク印刷のために1工程を要し、工程 数が多くなるという問題があった。
【0008】 本考案はこれらの問題を解決するためになされたもので、対をなす各絶縁心線 の識別が容易であり、かつ製造の際に余分な工程を付加する必要がなく設備コス トがかからない通信ケーブルを提供することとを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案は、対をなす絶縁心線を少なくとも2対以上と、これらの外側に設けら れた外被とを有する通信ケーブルにおいて、前記対をなす絶縁心線の絶縁体を、 それぞれ同じ色相で濃淡が異なる色に着色してなることを特徴とする。
【0010】
【作用】
本考案の通信ケーブルにおいては、対をなす絶縁心線の絶縁体の色が、各対に おいて、青、茶、緑といった色相が同一で単に濃い薄いといった濃淡のみが異な る色合いに色分けされているので、どの絶縁心線とどの絶縁心線とが対をなすか を一目で見分けることができる。 また、色帯やドットマークといった付加的な標識を設けていないので、別の押 出機や印刷機を必要とせず、従来からの絶縁体の押出設備をそのまま用いて製造 することができ、大幅なコストダウンを図ることができる。 さらに、最少の工程数で製造することができるうえに、各種の段取りに要する 時間を節約することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案の一実施例のツィストペアケーブルを示す横断面図である。 図において符号9は、導体上にPVCや発泡ポリエチレンのような絶縁体が設 けられた絶縁心線を示し、このような絶縁心線9の1対が対よりされてツィスト ペア線10が形成され、その外周には、それぞれアルミラミネートテープを巻回 することにより各対遮蔽11が形成されている。そして、各対のツィストペア線 10においては、構成する絶縁心線9対の絶縁体の色が、それぞれ青、茶、緑、 橙といった同一の色相でかつ一方が濃い色、他方が薄い色というように濃淡のみ が異なる色合いとなっている。そして、このようなツィストペア線10の4対 (電源線1対、信号線3対)がより合わせられ、その外周には錫めっき軟銅より 線のようなドレインワイヤ12が縦添えされている。また、このようなより合わ せ体の外側には、アルミラミネートテープの巻回層および銅編組からなる一括遮 蔽層13が設けられており、その上にはプラスチックシース14が設けられてい る。
【0012】 このように構成された実施例のツィストペアケーブルにおいては、各対のツィ ストペア線10を構成する絶縁心線9の絶縁体が、それぞれ同一の色相で濃い薄 いの濃淡のみが異なる色合いに着色されているので、対よりがほぐれた場合等に 、対をなす絶縁心線9の組を明確に識別することができる。また、色分けやドッ トマークの印刷形成等のような識別標識を付ける必要がないので、主押出機に従 属したサブ押出機や印刷機等を必要とせず、従来からの着色絶縁体の押出設備を そのまま用いて製造することが可能である。さらに、最少限の工程数で製造する ことができるうえに、印刷インクの交換等の段取りに要する時間を節約すること ができる。またさらに、押出し線速を向上させることができ、大幅なコストダウ ンを図ることができる。
【0013】 次に、本考案の別の実施例について説明する。 図2に示す実施例においては、4対のツィストペア線10がより合わされてユ ニット15が形成されており、そのようなユニット15が4個集合され、その外 周に銅編組のような一括遮蔽層13とプラスチックシース14とが順に設けられ て、多対ケーブルが構成されている。そして、各ユニット15を構成する4対の ツィストペア線10においては、各対で2本の絶縁心線9の絶縁体が、それぞれ 同一の色相で濃淡のみが異なる色に着色されている。
【0014】 このように構成された実施例の多対ケーブルにおいても、対よりがほぐれた場 合等に、どの絶縁心線9とどの絶縁心線9とが対をなすかを、一目で見分けるこ とができるうえに、付加的な製造設備を必要とせず、コストダウンを図ることが できる。
【0015】 また、図3は、本考案を無遮蔽型のツィストペアケーブルに適用した例である 。この実施例においては、4対のツィストペア線10をより合わせ、そのより合 わせ体の外側に直接プラスチックシース14を設けて構成されており、各ツィス トペア線10において、2本の絶縁心線9の絶縁体はそれぞれ同一の色相で濃淡 のみが異なる色に着色されている。このように構成されたケーブルにおいても、 上記各実施例と同様、対をなす絶縁心線9同士を一目で見分けることができるう えに、付加的な製造設備を必要とせず、コストダウンを図ることができる。
【0016】 なお、以上説明した実施例はいずれも本考案をツィストタイプのケーブルに適 用した例であるが、本考案はこのような実施例に限定されるものではなく、各種 通信ケーブルに任意に適用することができる。
【0017】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案の通信ケーブルによれば、対よりがほぐれた場合 などに、対をなす絶縁心線の各々を容易に識別することができる。また、そのよ うな識別のために、色分けやマーク印刷等の余分な工程を行う必要がなく、工程 数が最少限で済むうえに、設備コストがかからない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のツィストペアケーブルの一実施例を模
式的に示す横断面図。
【図2】本考案のツィストペアケーブルの別の実施例を
模式的に示す横断面図。
【図3】従来からのツィストペアケーブルの一例を模式
的に示す横断面図。
【図4】識別のために絶縁体が2色に色分けされた従来
からのツィストペアケーブルを模式的に示す横断面図。
【図5】識別のためにドットマークが付けられた従来か
らのツィストペアケーブルを模式的に示す横断面図。
【図6】識別用のドットマークが付けられた絶縁心線の
正面図。
【符号の説明】
1,9…絶縁心線、 2,10…ツィストペア線、
3,13…一括遮蔽層、4,14…プラスチックシー
ス、 5,11…各対遮蔽、 6,12…ドレインワイ
ヤ、 7…色帯、 8…ドットマーク、 15…ユニッ
ト。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年1月13日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【考案の名称】 通信ケーブル
【実用新案登録請求の範囲】
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例のツィストペアケーブルを模
式的に示す横断面図。
【図2】本考案の別の実施例を模式的に示す横断面図。
【図3】本考案のさらに別の実施例を模式的に示す横断
面図。
【図4】従来からのツィストペアケーブルの一例を模式
的に示す横断面図。
【図5】識別のために絶縁体が2色に色分けされた従来
からのツィストペアケーブルを 模式的に示す横断面図。
【図6】識別のためにドットマークが付けられた従来か
らのツィストペアケーブルを模 式的に示す横断面図。
【図7】識別用のドットマークが付けられた絶縁心線の
正面図。
【符号の説明】 1,9…絶縁心線、 2,10…ツィストペア線、
3,13…一括遮蔽層、4,14…プラスチックシー
ス、 5,11…各対遮蔽、 6,12…ドレインワイ
ヤ、 7…色帯、 8…ドットマーク、 15…ユニッ
ト。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】追加
【補正内容】
【図7】

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数対のツィストペア線をより合わせ、
    その外側に遮蔽層と外被とを順に設けてなるツィストペ
    アケーブルにおいて、 前記各対のツィストペア線を構成する心線の絶縁体を、
    それぞれ同じ色相で濃淡が異なる色に着色してなること
    を特徴とするツィストペアケーブル。
JP4201392U 1992-06-18 1992-06-18 通信ケーブル Withdrawn JPH065040U (ja)

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