JPH0650391B2 - 網点面積率決定装置 - Google Patents

網点面積率決定装置

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JPH0650391B2
JPH0650391B2 JP59174408A JP17440884A JPH0650391B2 JP H0650391 B2 JPH0650391 B2 JP H0650391B2 JP 59174408 A JP59174408 A JP 59174408A JP 17440884 A JP17440884 A JP 17440884A JP H0650391 B2 JPH0650391 B2 JP H0650391B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は、色見本を光学的に測定して得られた色情報
に基づき、印刷を行なうためのC(シアン)、M(マゼ
ンタ)、Y(イエロー)或いはC、M、Y、BK(ブラック)の
各色分解版の網点面積率を決定する装置に関する。
〔発明の技術的背景とその問題点〕
従来より、印刷物のある部分の色を発注者が予め指定す
る目的で、印刷用割付紙に色見本と称される色指定用の
小紙片が添付されることがある。
例えば、絵柄の背景をある特定の色で均一に塗りつぶし
たい場合等に、その背景の色を有する小紙片が色見本と
して添付されて、印刷工場へ持ち込まれる。
印刷工場においては、最も普通の多色印刷方式であるC、
M、Y、BK各色分解版を用いた4色印刷方式で、指定された
部分を色見本と同じ色に印刷するには前記C、M、Y、BK各色
分解版の網点面積率を各々何パーセントにして印刷すれ
ば良いかを決定し、その条件で色分解版を作製して印刷
を行なっている。
従来、上記作業は、C、M、Y、BK各色分解版の網点面積率を
10%間隔程度づつ変化させて印刷してある多数の印刷
物の集合体であるカラーチャートを準備し、人間が色見
本とこのカラーチャートの各色とを目で見て比較してカ
ラーチャートの中から色見本に最も近い色を選択し、カ
ラーチャートにはカラーチャート中の各色を印刷するた
めに必要な各色分解版の網点面積率が記載されているこ
とを利用して上記選択された色を印刷するために必要な
各色分解版の網点面積率を知り、その網点面積率を持つ
各色分解版を作製して印刷を行ない、色見本で指定され
た色を再現している。
しかしながら、この方法では、人手による作業であり、
かつカラーチャート中の色の種類が膨大であることから
色見本との比較作業に時間がかかり、また、作業者によ
りカラーチャート中から選択する色が異なり、再現され
る色にバラツキが生じ易いという欠点がある。
本出願人は、このような欠点を解決し、色見本で指定さ
れた色を例えばY、M、C、BKの各色のインキの刷り重ねで再
現する場合における正確な各色分解版の網点面積率を求
めることのできる装置を特願昭57−205217号
(特開昭59−94759号)にて提案した。この発明
の装置は、色見本に光を照射し、その反射光をR(レッ
ド)、G(グリーン)、B(ブルーバイオレット)の各
フィルターを介して受光素子に受光して色濃度を算出
し、この測定された色濃度と予め作成されている色濃度
−網点面積率変換テーブルの色濃度とを比較し、測定さ
れた色濃度に一致する或いは最も近似するテーブル中の
色濃度に対応するY、M、C、BKの網点面積率を抽出し、これ
を液晶等の出力装置に出力することにより色見本で指定
された色を再現し得るY、M、C、BKの網点面積率を決定する
ことができるものである。
かかる装置によれば、色見本で指定された色を再現する
ことのできるY、M、C、BKの印刷版の網点面積率を極めて簡
単かつ正確に決定することができ、作業負荷を著しく低
減することが可能となる。
而るに、この網点面積率決定装置では、色見本の色濃度
を測定するために、光源により照明された色見本からの
反射光をフィルタを介して光電変換素子に受け、電気信
号に変換して色濃度を得ている。フィルタは通常レッド
(R)フィルタ、グリーン(G)フィルタ、ブルーバイオレッ
ト(B)フィルタ等が切り換え可能に取り付けられてお
り、手動或いは自動的に切り換えられるように構成され
ている。
光電変換素子にて光電変換された電気信号はアンプ、補
正回路を通り、対数変換器で対数変換処理された後、A
/D変換器でアナログ信号からデジタル信号に変換され
て各色濃度が得られることになる。
このような構成にあっては、フィルタを切り換えて、R、
G、Bその他の色濃度を得ているために、手動切換え、自
動切換えのいずれにおいても時間がかかり、また、数種
のフィルタを可変にするためには装置が大がかりとな
り、さらに可動部があるために装置の保守が面倒である
等の問題点がなお残存している。
また、実際に用いられるフィルターは、理想的な分光特
性を示さず、現在知られている最良の結果をもたらすR、
G、B色分解用フィルタであるラッテンNO、25、58、47であっ
ても、第3図に示されるように理想的な分光特性即ち40
0nm〜500nm間のみ透過率100%FB7500nm〜600nm間の
み透過率100%であるFG、600nm〜700nm間のみ透過率
100%であるFRには程遠い。このため、フィルタとフ
ィルタの分光特性の谷間、つまりこの例では500nm或い
は600nm付近で分光特性が変化している色、例えば浅黄
色、橙色等の色を促えにくい問題点も残っている。
さらに、フィルタに干渉フィルタを用いた場合は問題な
いが、前述のラッテンフィルター等ゼラチン製の色分解
フィルタにおいては、経時退色が見られ、このため分光
特性が変化し、測定結果に悪影響をもたらす欠点をも含
んでいる。
〔発明の目的〕
本発明は上記先行技術の問題点を解消し、色見本等の被
測定物(以下色見本という)の色を印刷にて再現するこ
とのできるY、M、C或いはY、M、C、BK等の各色色分解版の網
点面積率を簡単に決定できることはもちろんのこと、よ
り高い測定精度を得ることが可能となり、さらに測定精
度に経時的な変化がなく、常に高い測定精度を維持する
ことのできる網点面積率決定装置を提供することにあ
る。
〔発明の概要〕
上記目的を達成すべくなされた本発明は、色見本に光を
照射し、色見本からの反射光を分光するにおいて色分解
フィルタを使用せず、当該反射光を回転するプリズム或
いは回折格子等の分光分散手段を用いて分光分散し、こ
の分光分散光を光電変換素子に受け、光電変換素子から
の電気信号を処理して例えば理想的なR、G、Bの各フィル
ターを介して測定された色濃度と同等の色濃度を得、こ
の色濃度と予め作成されている色濃度−網点面積率変換
テーブルの色濃度を比較して測定された色濃度に一致す
る或いは最も近似する前記テーブルの色濃度に対応する
網点面積率の組合せを前記テーブルから抽出し、これに
よりこの網点面積率の組み合わせをもって色見本の色を
印刷にて再現し得る各色色分解版の網点面積率として決
定できるものである。
〔発明の実施例〕
以下に本発明を図面に示す実施例に基づき詳細に説明す
る。
第1図は本発明にかかる網点面積率決定装置の光学系及
び信号処理系を示す説明図である。
(1)は色見本であり、無地の白色板上等に置かれる。こ
の色見本(1)を照明するために、光源(21)が設けられて
いる。光源(21)の設置位置は、図示の如く複数の光源を
斜め45°の位置に設けても良いし、或いは真上に設け、
反射光の取り込みを斜め45°の方向から行なっても良
く、特に限定されない。
色見本からの反射光は分光分散手段としての回折格子(1
22)により分光分散され、スリット(123)に導かれる。分
光分散手段としては、他にプリズを用いることもでき
る。スリット(123)の幅は必要波長分解能、例えば1n
m幅の光が通過できるようにしておく。回折格子(122)
は後述するCPU(138)からの指令により作動する駆動機構
(121)により徐々に角度が変化させられる。回折格子(12
2)の角度を変化させることにより、スリット(123)を通
過する分光分散光の波長も変化し、各波長の光を順次取
り出せる。このようにして例えば可視光領域を1nmの
精度で分光できることになる。スリット(123)を通過し
た分光分散光は光電変換素子(125)に導かれる。光電変
換素子(125)としてはフォトマル、フォトセル等が用い
られる。光電変換素子(125)からの電気信号は増巾回路
(127)、アナログ/ディジタル変換回路(129)を経て、切
換回路(130)に導かれる。
なお、アナログ/ディジタル変換回路(129)はCPU(13
8)からの指令により駆動機構(121)とのタイミングを取
り変換を行なう。つまり、回折格子(122)の回転量とス
リット(123)を通過する光の波長の移動量との対応関係
が予めわかっているので、この関係に基づき回折格子が
所定量回転する毎にA/D変換を施すようにすれば、所
望の精度で任意の波長毎の受光量に応じた電気信号を出
力することができる。
光電変換素子(125)からの出力信号は、光源の波長特
性、光電変換素子の特性のバラツキ等の誤差を含んでい
るため、これらの誤差を除去する必要がある。このため
に、本装置では3つのラインバッファ(131)、(132)、(13
3)と補正回路(134)が設けられている。即ち、ラインバ
ッファ1(131)には、色見本(1)に変えて基準となる白色
紙を測定して、この分光分散光のラインセンサー(125)
からの画素毎の出力信号を記憶し、ラインバッファ2(1
32)には、同様にして基準となる黒色紙についての信号
を記憶し、ラインバッファ3(133)には色見本の測定信
号を記憶する。なお、かかる3つのラインバッファへの
入力の切換はCPU(138)からの命令を受けて切換回路
(130)にて行なわれる。
各々のラインバッファに記憶された波長に対する出力信
号の一例を第2図に示す。横軸は波長、縦軸は信号レベ
ルを示しており、基準の白のカーブはW、基準の黒のカ
ーブはB、色見本のカーブはOで示されている。第2図
から明らかなようにW、Bとも各波長に対して同一レベ
ルではなく、従って色見本のカーブOも正確な分光曲線
ではなく誤差を含んでいることが理解される。
この誤差を除去するために、補正回路(134)に各ライン
バッファ(131)、(132)、133)から画素毎の信号を入力す
る。そのタイミングはメモリーコントロール回路(142)
にて制御される。補正回路(134)では、ある画素即ちあ
る波長入に対する白、黒、色見本の信号レベルをWλ、
Bλ、Oλとすると、白と色見本の信号レベル差及び白
と黒の信号レベル差の比をとる下記の式、 Rλ=(Wλ−Oλ)/(Wλ−Bλ) が実行され、これにより誤差の除去された色見本の分光
信号Rλを得ることができる。
順次、各画素毎にRλを求めることにより、光電変換
素子(125)で受光した全ての波長域について誤差が除去
された色見本の出力信号の集合、即ち分光信号Rを得
ることができる。このようにして求めた分光信号R
第2図において破線Rで示す。
次に、この補正された色見本の分光信号Rに基づい
て、その色見本で示された色についての色濃度、色度等
の色情報を求める。
このために、補正回路(134)は積分回路(135)に接続さ
れ、さらに積分回路(135)には分光特性信号メモリー(13
6)が接続され、この分光特性信号メモリー(136)には第
3図に破線で示した理想的な色分解分光特性、或いはC
IEの3刺激値の分光特性、任意に作成した分光特性等
のうち一種或いは数種の表色のための信号が記憶され、
色情報を得るためにこのうちの一種が使用される。本実
施例では上記中理想的な色分解分光特性FB、FG、FRを用い
るものとして以下説明を進める。
積分回路(135)では、補正回路(134)からλ力される色見
本の分光信号Rと分光特性信号メモリー(136)からメ
モリーコントロール回路(142)からの指令により読み出
された理想的な色分解特性FB、FG、FRとの積分演算が順次
なされ、次に対数変換回路(137)で対数変換を施すこと
によりB、G、Rに対応する色濃度を求めることができる。
例えば、Bに対応する色濃度は、理想的な色分解特性F
と分光信号Rとの積分演算、 I=∫Rλ・Fλdλ により、Bについての色見本の反射率Iをまず求め、
さらに色濃度Dは対数変換回路(137)にて D=og1/I なる式を実行することにより求めることができる。
同様にして、G及びRについても理想的な色分解分光特
性FG、FRを分光特性信号メモリー(136)から積分回路(13
5)に読み込み、色見本の分光信号Rとの積分演算をな
し、さらに対数変換回路(137)にて対数変換することに
より、各々の色濃度DG、DRを求めることができる。
この結果、理想的な色分解特性FB、FG、FRをもつ色分解フ
ィルタを用いて色分解し、色濃度を求めたことと同等と
なり、浅黄色、橙色等の色について正確にその特性を促
えることができる。
本発明によれば、上記の如くの色情報を求める手段を色
見本測定時のみでなく、色情報−網点面積率変換テーブ
ルを作成する際においても用いる。即ち、印刷用紙にY、
M、C、BKの各々のインキを用いて、網点面積率0%〜10
0%までの間を適宜の間隔で、例えばY、M、C、BKの各版を
順次10%間隔で変化させて実際に印刷を行ない、カラ
ーチャートを作成する。このような組合せはY、M、C、BKの
各版を用いた場合、114=14641通りとなり、14641枚の
カラーチャートが得られる。
このようにして作成されたカラーチャートの全てについ
て、上記した色情報を測定する手段にて、被測定物が色
見本である場合と全く同様にして色情報(この実施例で
は色濃度)を測定し、得られた色情報をCPU(138)に
送り込む。
CPU(138)では第4図に示される予め格納されている
プログラムが実行され、カラーチャートの色濃度が入力
された(ステップSa)後、次にカラーチャートにはY、M、
C、BKの各版の網点面積率が記載されていることから、こ
れを利用してキーボード(138)より色情報が測定された
カラーチャートの各版の網点面積率を入力する(ステッ
プSb)。このような操作を全てのカラーチャートについ
て施すことにより、例えばY、M、C、BK各版を順次10%づ
つ変化させた各網点面積率の組み合わせとその各々に対
応する色情報の関係を表すテーブル即ち色情報−網点面
積率変換テーブルが作成され、テーブルメモリー(139)
の所定アドレスに格納される(ステップSc)。
なお、ここで云う色情報とは前述したように色濃度、色
度等であり、また、当然のことながら色情報−網点面積
率変換テーブル作成時に色情報を分光特性メモリー(13
4)から読み出された理想的な色分解分光特性FB、FG、FR
用いて色濃度として求めた場合は、色見本測定時におい
ても同様に色情報を色濃度とする必要がある。
このようにして作成された色濃度−網点面積率変換テー
ブルの一例を第5図に示す。
色見本を測定することにより得られた対数変換回路(13
7)から出力される色濃度DB、DG、DRはCPU(138)に入力さ
れ、CPU(138)では予め記憶されているプログラムに
従って網点面積率が算出される。
その一例を第5図に示されるフローチャートに基づき説
明すれば、色見本の色濃度DB、DG、DRが入力され(ステッ
プS1)、さらにテーブルメモリー(139)から色情報(こ
の場合色濃度)−網点面積率テーブルの第1番目の色濃
度が読み込まれる(ステップS3)。次に、色見本の色濃
度とメモリー(139)から読み込まれた色濃度の距離計算
が施される(ステップS4)。距離計算を一般式で示せ
ば、メモリー(139)からの色濃度をTB(n)、TG(n)、TR(n)と
すれば、距離SA(n)は、 〔SA(n)〕=〔TB(n)−DB+〔TG(n)−DG+〔T
R(n)−DR の関係式より求めることができる。
色見本の色濃度とテーブル中の第1番目の色濃度との距
離SA(1)は、それまでに距離が求められていないので、
ステップSでは最小値であるとしてその番号と距離が
内部メモリーの所定アドレスに記憶される(ステップ
S5)。この距離に対して、その値が0か否かが判断され
(ステップS6)、0であればその時点で他の色濃度との
距離計算を中止し、その番号に対応する網点面積率を色
濃度−網点面積率変換テーブルから呼び出す(ステップ
S8)。距離が0でない場合は色濃度−網点面積率変換テ
ーブルから第2番目の色濃度の組み合わせを読み込み同
様の距離計算を施して、色見本の色濃度との距離を求め
た後第1番目の距離との比較が行なわれ(ステップ
S4)、より小さい距離の方の番号と距離が記憶される
(ステップS5)。
このようにして、距離が0にならない限りは、色見本の
色濃度は色濃度−網点面積率変換テーブルの色濃度の組
み合わせを全てとの距離計算が行なわれ、これにより最
も距離の小さい色濃度の組み合わせの番号が求められ
る。次に、その番号に対応する網点面積率の組み合わせ
を色濃度−網点面積率変換テーブルから抽出することに
より、測定された色見本に対応するY、M、C、BK各色分解版
の網点面積率を求めることができる。
このようにして求められた網点面積率を液晶、プリンタ
ー等の出力装置(141)に出力することにより、色見本で
指定された色を印刷にて再現することのできるY、M、C、BK
の各版の網点面積率を作業者に知らしめることが可能と
なる。
なお、より高精度に網点面積率を求めるにおいては、色
濃度−網点面積率変換テーブルを補間することが考えら
るが、これについては本出願人に係る特願昭57−20
5217号に詳しく、また色見本で指定された色がイン
キの刷り重ねでは再現できない色であった場合、どの程
度再現できないかを定量的に知ることも可能であり、こ
れについては特願昭58−249665号に詳しく、こ
れらについては本発明の主旨ではないのでここではその
説明を省略する。
また、上記説明においては、求める網点面積率をY、M、C、
BKの4色の色分解版としたが、Y、M、Cの3色印刷にて色
を再現したい場合についても本装置にて全く同様にして
Y、M、C3版の網点面積率を求めることができる。つま
り、カラーチャートをY、M、Cの3色で印刷し、このカラ
ーチャートの色情報を求めるとともにY、M、Cの網点面積
率をキーボードから入力することにより、色情報とY、M、
C3版の網点面積率のテーブルを作成してテーブルメモ
リに記憶し、測定された色見本の色情報とテーブル中の
色情報を順次比較し、一致した或いは最も近似した色情
報に対応する網点面積率をテーブル中から抽出すれば、
色見本の色を再現できるY、M、C3版の網点面積率を決定
することができる。
〔発明の効果〕
本発明にかかる網点面積率決定装置は以上に述べたよう
に、色見本或いはカラーチャート等の被測定物からの反
射光を分光分散手段にて分光分散し、これをライン状の
光電変換素子に受光して各波長における出力信号即ち分
光特性信号を得、この分光特性信号と表色のための信号
との積分演算をなすことにより色情報を得るものである
ので、従来のように特定の色が促えにくいという不備が
解消され、いかなる色についても正確に網点面積率を決
定することができ、しかもフィルター切換の必要がない
ため、測定に要する時間を短縮することができるととも
にフィルター切換のための可動部も排除できるために保
守管理も容易となり、さらにゼラチンフィルターを使用
した場合のように測定精度に経時的な変化が生じるとい
うこともなく、常に高い測定精度を維持することができ
る等の優れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の網点面積率測定装置の説明図、第2図
及び第3図は可視光域における分光特性を表す説明図、
第4図及び第5図は網点面積率決定のためのプログラム
のフローチャートであり、第6図は色情報−網点面積率
変換テーブルの一例を示す説明図である。 (1)……色見本、(21)……光源 (121)……駆動機構、(122)……回折格子 (123)……スリット、(124)……プリズム (125)……ラインセンサ、(135)……積分回路 (136)……分光特性メモリー、(138)……CPU (139)……テーブルメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−29711(JP,A) 特開 昭59−94759(JP,A) 特開 昭52−6581(JP,A) 特開 昭53−49486(JP,A) 特開 昭57−52806(JP,A) 特開 昭53−52183(JP,A) 特開 昭54−14290(JP,A) 実開 昭58−65538(JP,U)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】色見本を光学的に測定して色情報を得、こ
    の色情報と予め作成され記憶されている色情報−網点面
    積率変換テーブルとに基づき色見本で指定された色を印
    刷にて再現することのできる各色色分解版の網点面積率
    を決定する装置において、 色見本、カラーチャート等の被測定物からの反射光を分
    光分散する手段と、分光分散光の幅を制限して通過せし
    めるスリットと、前記スリットから分光分散光の可視波
    長域が順次通過するように前記分光分散手段を回転せし
    める手段と、前記スリットを通過した分光分散光を受光
    し、電気信号に変換する光電変換素子と、この光電変換
    素子から出力される分光信号と表色のための分光特性信
    号とを積分演算することにより被測定物の色情報を得る
    手段と、被測定物がカラーチャートである場合別途入力
    される対応する網印面積率とともに測定された色情報を
    色情報−網点面積率変換テーブルのデータとしてメモリ
    に記憶する手段と、被測定物が色見本である場合測定さ
    れた色情報と前記テーブルの色情報とを比較し、色見本
    の色情報と一致する或いは最も近似するテーブル中の色
    情報に対応する網点面積率を色見本で指定された色を印
    刷にて再現することのできる各色色分解版の網点面積率
    として抽出する手段とを具備することを特徴とする網点
    面積率決定装置。
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