JPH06503351A - ワクチン、特にブタ胸膜肺炎ワクチンの免疫強化 - Google Patents

ワクチン、特にブタ胸膜肺炎ワクチンの免疫強化

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JPH06503351A JP4503397A JP50339792A JPH06503351A JP H06503351 A JPH06503351 A JP H06503351A JP 4503397 A JP4503397 A JP 4503397A JP 50339792 A JP50339792 A JP 50339792A JP H06503351 A JPH06503351 A JP H06503351A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ワクチン、特にブタ胸膜肺炎ワクチンの免疫強化本発明は、一般的には、獣医学 ワクチンの分野に関する。さらに詳しくは、本を増強する方法とに関する。
慢性の肺損傷を伴う急性肺炎を起こすブタの病原体である[ティー・エヌ・セブ ニャ(T、N、 5ebunya)ら、ジャーナル・オフ・アメリカン・ベテリ ナリー・メディカル・アソンエーション(J、^m、 Yet、 Med、 A s5oc、)、 1g2 : 1331−1337(19g3)コ。
エイ・ブリ二一ロニューモニアエの抗原型は、他の病原体と同様に、感染の間の 宿主環境における多くの因子によって影響を受ける。ある一般的な宿主の防御機 構は、必須細菌栄養素、例えば鉄を与ないでおくことを伴う。体液中の大部分の 鉄は細胞内に存在するが、細胞外の鉄はトランスフェリンやラクトフェリンなど の鉄−結合および輸送タンパクと強固な錯体を形成している。大部分の病原細菌 は、発達した高親和性鉄摂取系を有しており、この結合鉄を得ている。これらの 摂取系には、通常、2つの成分、すなわち鉄をキレート化する低分子量へモジゾ リン賞食細胞と、鉄−ヘモジゾリン賞食細胞錯体のレセプターとして機能する鉄 抑制外膜タンパク(IRQMP)とが含まれる[エイチ・デニール(1,Den eer)、インフェクション・アンド・イムニティ(Infection an d Ima+unity)、 57(3) : 798−804(191!19 ) ;ヴイー・ブラウン(V、 Braun)、トレンズ・イン・バイオケミカ ル・ら、アニュアル・レビュー・イン・マイクロバイオロジー(Annu、 R ev、 1licrobiており、多くの場合、単一種の血清群間における顕著 な程度の免疫学的交差反応性を示す。例えば、イー・コリ(E、 coli)  I RQMPに対する抗原で受動免疫されたシチメンチョウは、イー・コリ敗血 症に対して部分的に防御されることが示されている[ノー・エイ・ボリン(C, A、 Bolin)ら、インフエクション・アン上記のエイチ・デニールらは、 毒性エイ・プリューロニューモニアエ抗原型1を鉄制限条件下で増殖させると、 一方が105にであり、他方が75にである2つのタンパクのインビトロ合成が 増加することを報告している。これらタンパクの機能は、詳しくは同定されてい ない;しかしながら、これらタンパクの一方または両方が、ヘモジブリン貧食細 胞−鉄錆体のレセプターとして役立つと言われている。
エイ・ブリユーロ二二−モニアエ感染の予防は、現在のところ、全細胞を含むバ クテリンからなるワクチンに頼っている。この種のワクチンは、この疾患を制御 および予防するのに成功していない。全細胞バクテリンは、慢性型の疾患を予防 しないだけでな(、無症状キャリアー状態の進展を停止または予防することがで きるバクテリンではない。さらに、それらは、エイ・ブリューロニューモニア工 の異種抗原型に対する免疫を誘起しない[アール・ヒギンズ(R,■1gg1n s)ら、アール・ニールセン(R,N1elsen)ら、アクタ・ベテリナリア ・スカンジナビカ(Acta Yet、 5cand、 )、 27 : 45 3−455(1987)]。
獣医学診療の分野では、依然として、エイ・プリューロニューモニアエによる動 物の感染に対して有効なワクチンを必要としている。
発明の概要 本発明は、新規なワクチン成分および組成物と、公知のワクチンに対する免疫応 答を増強する方法とを提供する。
ある態様では、本発明は、防御抗原として有用な、有効量の鉄抑制外膜タンパク (IRQMP)を含有する新規なワクチン組成物を提供する。好ましい具体例で は、このIRQMPタンパクは、エイ・プリ二−ロニューモニアエ抗原型5から 単離され、ブタのエイ・ブリ二−ロニューモニアエ感染に対するワクチンに使用 する約105kDの分子量によって特徴付けられる。
別の態様では、本発明は、IRQMPだけでな(、付加的なエイ・ブリューロニ ューモニアエ抗原、例えば全細胞エイ・ブリューロニューモニアエ・バクテリア および/またはエイ・プリ二−ロ二二−モニアエ莢膜抽出物を含有するエイ・ブ リューロニューモニアエに対する新規なワクチンを提供する。
さらなる態様では、上記のワクチン組成物は、免疫原性量の1種またはそれ以上 の付加的なエイ・ブリ二−ロニューモニアエ抗原を含有させることによって変更 してもよい。このような付加抗原としては、特に、溶血素または細胞毒を含有さ せればよい。また、アジュバントや賦形剤などの他の従来のワクチン成分を本発 明のワクチン組成物に添加してもよい。
別の態様では、本発明には、上記ワクチン組成物の各々のワクチン投与量単位が 包含される。
本発明のさらに別の態様は、動物に、有効量の1種またはそれ以上の上記ワクチ ン組成物を内部投与することからなる、エイ・ブリューロニューモニアエに対す るワクチンを動物に摂取する方法である。
本発明は、さらに、IRQMPの存在によって特徴付けられる、ある病原体に対 して向けられたいずれかの選択されたワクチン組成物に対する動物の免疫応答を 、このワクチン組成物に免疫原性量の適当な免疫強化鉄抑制外膜タンパクを混入 させることによって、増強する方法を提供する。それにより、このワクチンには 、増大した抗原性および免疫原性が付与される。
本発明の他の態様および利点については、その好ましい具体例に関する以下の詳 細な説明で、さらに説明する。
発明の詳細な説明 本発明は、ワクチン組成物と、それらを病原微生物の感染により生じる疾患の予 防に使用する方法とを提供する。なお、これらワクチンは、選択された微生物に 特徴的な鉄抑制外膜タンパク(IRQMP)を含有する。
本発明のワクチン組成物のある具体例は、線維素性胸膜炎や慢性の肺損傷を伴う 急性肺炎を起こすアクチッパシラス(ヘモフィラス)ブリューロニューモニアエ によるブタの感染によって引き起こされる疾患の予防に有用である。ここに詳し く説明されている具体例は、エイ・プリ二一ロニューモニアエを病原体として用 いているが、本発明の教示内容は、当業者が容易に他の病原体に対するワクチン 組成物に適用できると期待される。本発明の教示内容は、例示されたワクチン組 成物だけに限定されない。
エイ・ブリューロニューモニアエIRQMPは、約105キロダルトン(kD) の分子量を有するとして特徴付けられている[例えば、エイチ・デニール、イン フェクション・アンド・イムニティ、 57(3) : 798−804(19 89)を参照]。本発明者らは、驚くべきことに、エイ・ブリューロニューモニ アエIRQMPを、その病原体の他の抗原、例えば全細胞エイ・ブリ二一ロニュ ーモニアエ・バクテリアまたはエイ・プリ二−ロニューモニアエ莢膜抽出物抗原 を含有するワクチン組成物に混入させると、これらワクチンが、同種エイ・ブリ 二−ロ二二−モニアエ抗原型の攻撃に対する防御における著しい向上および異種 抗原型(例えば、抗原型1)に対する交差防御における顕著な向上を示すことを 見い出した。
ここに詳しく説明されている具体例は、エイ・ブリューロニューモニアエ抗原型 5に由来するIRQMPを用いている。しかしながら、本発明の教示内容に従え ば、他のエイ・ブリユーロ二二−モニアエ抗原型および他の種の病原体のIRO MPもまた、エイ・ブリ二一ロニューモニアエワクチンまたは他の病原体ワクチ ンに、それぞれ有用でありうる。本発明は、例示されているIRQMPだけに限 定されない。選択された微生物に由来するIRQMPは、同様に、上記のもの以 外の抗原と共に使用してもよい。さらに、ある微生物に由来するIRQMPは、 異なる微生物に由来する抗原を含有するワクチンに有用であると期待される。
本発明のワクチン組成物に有用なIRQMPは、選択された病原体の培養物に単 離および同定すればよい。簡単に説明すれば、IRQMPは、選択された微生物 を、例えば、PPLOブロスや、特に以下の実施例1で特定される培地処方物な どの適当な培地中で培養することによって単離される。IRQMPは鉄制限条件 下でだけ生産されるので、例えば、2−2ジピリジルなどの選択された鉄キレー ト剤を培地に添加する。それゆえ、IRQMPの存在は、コンゴーレッドなどの 選択された色素を添加し、培養物の試料に対して色素結合アッセイを実施するこ とによって、培地中に検出される。この方法論については、以下の実施例1で詳 しく説明する。
IRQMPが培地中に存在すると同定されれば、次いで、培養物の未処理部分を 、様々なワクチン組成物、例えば、不活性化全細胞バクテリアまたは莢膜抽出物 抗原調製物の調製に使用すればよい。あるいは、上記のデニールらに記載のもの などの他の単離技術を用いるか、および/または、IROMP自体を微生物から 単離したり、化学合成または遺伝子工学の組換え技術によって取得してもよい・ さらに、培養物から単離されているIRQMPタンパクは、別々の成分として、 例えば、約0.1〜1.8mLの量で、別の抗原を含有するワクチン組成物に添 加することが考えられる。
本発明のエイ・ブリ二一ロニューモニアエ・ワクチンは、有効量の10105k DIROを活性成分として含有する薬剤組成物として調製すればよい。IRQM Pを培養物から単離すれば、その有効量を、適当な薬学的賦形剤中における他の ワクチン処方物に添加してもよい。
好ましい具体例では、105kD IR,OMPは、エイ・ブリ二−ロニューモ ニアエ全細胞ワクチンと共に、免疫促進調製物の成分とすることができる0全細 胞エイ・ブリユーロ二二一モニアエ・バクテリアおよびエイ・プリューロニュー モニアエ105kD IROMPを含有する新規なワクチンは、以下のように調 製すればよい。鉄制限条件下でIRQMPを生成する能力を有すると同定されて いる選択されたエイ・プリ二−ロニューモニアエ株を、鉄キレート剤の存在下、 適当な培地中で普通に培養し、ホルマリン(ホルムアルデヒド溶液USP)など の従来の不活性化剤を用いて不活性化すればよい。不活性化剤は、約0.2重量 %〜1,0重量%の量で添加すればよい。好ましくは、不活性化剤は最終濃度0 ゜3%で培地に添加する。グルタルアルデヒドやβ−プロピオラクトン(B P  L)などの他の公知の不活性化剤も使用してもよい。不活性化剤として利用す る場合、グルタルアルデヒドは、好ましくは0.05重量%〜0.5重量%の濃 度で添加し、BPLは、好ましくは0.1重量%〜0.3重量%の濃度で添加す る。しかしながら、当業者は、選択された不活性化剤で不活性化するのに必要な 濃度および時間のパラメーターを容易に決定することができる。
不活性化剤を添加すれば、培養物を、適当な期間、例えば、約37℃で約18〜 48時間インキュベートする。不活性化剤は、従来の手段によって除去または中 和すればよく、そして培養物を、例えば、硫酸水素ナトリウム(37%)と共に 、20〜25℃で24時間まで再びインキュベートして、不活性化剤の中和を完 結させる。
不活性化すれば、次いで、IRQMPを含有する培養物は、適当なワクチン中に 処方すればよい。全細胞バクテリア・ワクチンは、上記のように不活性化された 、IRQMPを含有する全細胞抗原液(すなわち、培養物)を使用して、無毒性 および無菌の薬学的に許容される賦形剤中に調製すればよい。本発明の全細胞バ クテリア・ワクチンの好ましい具体例は、105kD IROMPを含有する抗 原液の水性懸濁液または水溶液であって、好ましくは生理学的pHに緩衝された 注射用形態の水性懸濁液または水溶液からなる。好ましくは、リン酸緩衝食塩水 (P B S)を、このような水溶液の調製に使用する。
あるいは、または、さらに、105kD IROMPを含有するワクチン組成物 は、従来のアジュバントを含有することもできる。アジュバントは、免疫応答を 誘起または増強するための非特異的な刺激剤として使用する。このようなアジュ バントとしては、特に、水酸化アルミニウム、ムラミルジベブタイド、アンフィ ゲン(^mphigen)、鉱油およびレクチン、そしてタイル(Quil)  Aなどのサポニンが挙げられる。
好ましい全細胞バクテリンおよびIRQMPワクチン組成物については、実施例 3のパートAで詳しく説明する。
さらに別の例示的な代替物では、105kD IROMPは、エイ・プリューロ ニューモニアエ・サブユニット・ワクチンなどの別の免疫刺激調製物中にあって 、投与することができる。本発明のこの態様のある具体例は、エイ・ブリ二−ロ ニューモニアエ莢膜抽出物タンパクおよびエイ・ブリューロニューモニアエ10 5kD IROMPを含有する新規なワクチンである。莢膜抽出物は、エイ・ブ リ二一ロニューモニアエを培養し、インキュベートし、培養物を冷却し、菌体ペ レットを得て、次いで、これをPBSに懸濁し、菌体を加熱し、再び遠心分離し 、上清を集め、そして抽出された生成物を滅菌することによって調製される。
この方法の条件については、実施例2で説明する。
IRQMPは、莢膜抽出物を調製する細菌培養物中にキレート剤が存在するか、 しないかに依存して、必要に応じて、免疫刺激調製物中に存在していてもよい。
しかしながら、本発明によれば、IRQMPの存在が好ましい。また、このよう なワクチンは、莢膜抽出物タンパクを上記細菌の1種またはそれ以上の株から調 製することが好ましい。培養培地中に存在するタンパクは濃縮され、IRQMP を含むタンパク濃度および炭水化物濃度が、それぞれ、公知の方法によって計算 される。好ましい投与量の莢膜抽出物ワクチンを調製するのに必要なIRQMP を含む抽出物抗原の容量を決定するために計算を行う。
次いで、不活性化剤、例えば25%グルタルアルデヒドを使用して、様々な抗原 型(例えば、Appl、5および7)に由来する抽出物抗原をカップリングさせ 、タンパク成分を架橋させると、巨大分子が形成する。次いで、抽出物抗原とI RQMPおよびグルタルアルデヒドとの混合物を、好ましくは20〜25℃で約 30分間〜180分間インキュベートする。過剰のグルタルアルデヒドを中和す るために、この組合せにリジン原液を添加し、その混合物をインキュベートする 。
次いで、この処方物を、下記の莢膜抽出物ワクチン調製物に由来する細胞非含有 上清画分と混合することによって、投与用に乳化させればよい。この画分は、少 量のIRQMPを含有しつるから、希釈剤として使用してもよい。この処方物へ の添加物としては、選択されたアジュバント、ならびに従来のワクチン防腐剤、 界面活性剤、そして、例えばメルチオレート、ツウイーン(Tveen) 80 、およびスパン(Span) 80などの乳化剤が挙げられる。このようなワク チンの詳細な説明については、実施例3のパートBで詳しく説明する。
本発明のワクチンのさらに別の好ましい具体例は、IRQMP、好ましくはエイ ・プリ二−ロニューモニアエ抗原型5に由来するIRQMPと、同じ微生物の1 種またはそれ以上の他の株に由来する莢膜抽出物とを含有する三価のワクチンで ある。付加的な株はIRQMPを与えない。実施例3のパートCは、このような ワクチンに関する詳細な説明である。好ましくは、三価のワクチンは、微生物の ある株に由来するIRQMPと、少なくとも第2および第3の株に由来する莢膜 抽出物とを用いる。付加的な株に由来する付加的な莢膜抽出物を用いてもよい。
これは、微生物、例えばエイ・ブリューロニューモニアエの3種の株すべてに対 して防御を付与する能力を有するワクチンを与える。
本発明のIRQMPは、2種より多くの他の抗原を含むワクチンにも有用である と期待される。エイ・プリ二−ロ二二−モニアエ抗原である他の抗原が、本発明 のワクチン中に存在していてもよい。例えば、溶血素および細胞毒を、付加的な 免疫原性を与えるために、従来の投与量で、これらワクチンに用いてもよい。
本発明のワクチンは、薬剤調製物中にある場合は、単位投与形態で存在すること が好ましい。本発明の目的では、免疫原性量の105kD IROMPは、48 8nmでの光学密度(0,D、 488 nm)がバルク液1mLあたり0.2 8減少するか、あるいは単一用量のワクチンの1710〜9/10である。IR QMP含有全細胞バクテリン・ワクチンは、好ましくはlXl0”〜lXl0’ lXl0’コロ二−CFU)、より好ましくは5X10’CFUを含有する。好 ましくは、莢膜抽出物を含有するワクチン中には、ワクチンの1用量あたり、少 なくとも25〜50μg/抗原型の莢膜抽出物が存在する。IRQMP含有莢膜 抽出物ワクチンも、1用量あたり、好ましくは25〜50μgの全炭水化物を含 有する。
適当な治療上有効な用量は、上記の免疫原性量に基づいて、当業者が容易に決定 することができる。従って、薬剤調製物は、免疫原性量の活性成分の滅菌溶液0 .1〜1.8mLからなる単位投与量を与える。本発明のある具体例には、全細 胞エイ・ブリューロニューモニアエ・バクテリンと共に免疫原性量のエイ・プリ ューロニューモニアエ105kD IROMPを含む滅菌溶液0.1〜1.8m Lからなるワクチン投与量単位が包含される。別の具体例には、エイ・プリ二− ロニューモニアエ莢膜タンパクと共に免疫原性量のエイ・ブリューロニューモニ アエ105kD IROMPを含む滅菌溶液01〜1.8mLからなるワクチン 投与量単位が包含される。さらに別の具体例は、免疫原性量の上記2つのワクチ ン具体例の一方と、1種またはそれ以上の付加的な抗原成分との滅菌溶液0.1 〜1.8mLからなる投与量単位である。
望ましい投与計画は、2用量の所望ワクチン組成物を投与することを含む。ワク チンの投与形式は、ワクチンを宿主に送達するいずれの適当な経路であってもよ い。しかしながら、ワクチンは、好ましくは筋肉中注射によって投与する。望ま しい場合には、他の投与形式、例えば経口、鼻腔内、皮肉、または腹腔的投与を 用いてもよい。
ブタを用いた本研究では、3週間間隔で被験動物に投与した2用量のワクチンの 筋肉内注射を用いる。しかしながら、特定の動物に特異的な用量レベルが、年齢 、全身の健康状態、性別、および動物の餌;動物の種:投与の時期:投与の経路 ;投与される他の薬剤との反応;およびめられる防御の程度などを含む様々な要 因に依存することは理解される。もちろん、投与は、必要であるか、あるいは望 ましければ、他の適当な間隔で繰り返すことができる。こうして、これらワクチ ンの投与の投与量、形式および様式は、獣医師によって決定される。
本発明のワクチンは、エイ・ブリューロニューモニアエ抗原型5の毒性体による 攻撃に対する増大した防御を提供する。これらワクチンは、動物において、エイ ・ブリューロニューモニアエに対する優れた免疫応答を誘起することができ、か つ、異種抗原型間の付加的に交差防御を与えることができ、こうして動物が自然 感染を切り抜ける免疫状態を疑似的に作り出す。本発明のワクチン組成物によっ て誘起される防御の特異的な機構は、実施例4の表3に示すインビボでの動物試 験によって明らかなように、105kD IROMPタンパクを含まないワクチ ンに比べて、増大した防御である(肺の平均損傷率が低い)。
以下の実施例は、エイ・ブリ二一ロニューモニアエ105kD IROMPを単 離する好ましい方法と、この新規な成分を含有する様々なワクチンを調製および 試験する好ましい方法とについて例示する。これら実施例は、単なる例示であっ て、本発明の範囲を限定するものではない。
実施例1−エイ・プリ二−ロニューモニアエ105kDタンパクの単離まず、エ イ・ブリユーロ二二−モニアエ抗原型1(シェルコツ(Schelkopf)株 )および抗原型5(K−17株)[いずれも、スミス・クライン・ビーチャム・ アニマル・ヘルス(S+1ithK1ine Beecham Animal  1lealth)のノーデン・ラボラトリーズ(Norden Laborat ories)(リンカーン、ネブラスカ)から入手可能コを、以下に詳しく説明 するように、鉄キレート剤2−2°ジピリジル[シグマ・ケミカル・カンパニー  (Shigma Chemical Co、 )、セントルイス、ミーズリ− 州]を、最終濃度が200μMになるように添加することによって、所定の合成 培地(MIE)、すなわちバイチク(Bitek) [ディフコ・ラボラトリー ズ(Difco Laboratories)、デトロイト、ミシガン州]およ びPPLO[ディフココブロス中に、IRQMPを分泌する能力について試験し た。
MIE培地(20リツトル)は、下記の3つの原液の混合物を組合せ、この混合 培地を中性pHに調節し、そして、この混合培地を濾過滅菌することによって調 製する。
原液#1は、以下の成分を順番に撹拌しながら溶解することによって調製する( 17399.3mL): IN HCI、280mL;L−システィン、4.0 g+チロシン、4.0g;蒸留水、16319.3mL:oイシン、6.0g; アルギニン、6.0gニゲリシン、0.6g;リジン、1.0g;メチオニン、 2.0g:セリン、2.0g+ウラシル、2.0g;IN NaOH,800m L;ヒポキサンチニ/、(L4g;イノシ:z、40.0 g + K2HPO 4,69,6g ;KH2PO<、54.4g:および酵母エキス、120.0  g。
原液#2 (2400,7mL)は、以下の成分を順番に撹拌しながら溶解する ことによって調製する・蒸留水、2290mLHアスパラギン酸、10.0g: グルタミン酸、26.0g;塩化ナトリウム、116゜og、硫酸カリウム、2 o。
Og:塩化マグネシラL (6H20)、8.0g;塩化カルシウム(無水)、 0.444g:EDTA、0.07g;塩化アンモニウム、4.4g ; IO N NaOH123,6mL0次いで、以下の成分を撹拌しながら溶解する:ツ ウィーン80.0.4mL:DL−乳M(60%溶液)、26.6mL :およ びグリセリン、60゜mL0 原液#3 (200mL) は、可溶性デンプン20.0 gを蒸留水200m Lに、穏やかに加熱し、撹拌しながら溶解することによって調製する。
原液#2を原液#1に添加する。次いで、この混合物に原液#3を添加する。
この混合培地のpHを73±0.1pH単位に調節し、得られた完全培地を濾過 滅菌する。この溶液は、約4℃で2週間まで保存してよい。
MIEブロスを使用する前に、20mLの滅菌NAD原液を添加する。この溶液 は、順番に、ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NAD)1.0g、チア ミン10g、パントテン酸カルノ・ラム1. Og、および]、OOmLの蒸留 水を、撹拌しながら溶解することによって調製する。この培地を再び濾過滅菌し 、−20℃で保存する。
PPLOブロス(約1リツトル)は、順番に、PPLOブロスw10 C■[デ ィ7)] 221.0gグルコース5.0 g、および蒸留水10100Oを、 撹拌しながら溶解することによって調製する。この培地は、pH約7.3に調節 し、濾過滅菌する。使用する前に、1.OmLの滅菌NAD原液を添加し、10 .OmLの滅菌ツウィーン80を含有する100mLの滅菌蒸留水を添加する。
バイチク・ブロス(約1リツトル)は、撹拌しながら、バイチク・ブロス[ディ フコ]29.2gを蒸留水10100Oに溶解することによって調製する。この 培地は、pH約7.3に調節し、濾過滅菌する。使用する前に、1.OmLの滅 菌NAD原液を添加する。
上記の培地の3つすべてを、IRQMPを生産する能力について試験した。以下 により詳しく説明する結果は、IRQMPの生産にはPPLOブロスが最も適し ていることを示唆した。
105kDタンパクの存在は、上記のデニールおよびボッターに記載の方法に従 って実施した色素結合(コンゴーレッド)アッセイによって決定した。
A、抗原型エ エイ・ブリ二−ロニューモニアエ抗原型1は、凍結したマスターシード(1%) から、0.5%グルコースおよび0.1%NAD [シグマ]溶液を補足した1 00m1のPPLOブロスに直接接種した。この培養物を37℃で一晩インキユ ベートした。その後、0.5%グルコースおよび0.1%NAD溶液を補足した 500m1のPPLOブロスに、エイ・ブリューロニューモニアエ抗原型1のこ の一夜培養物からの2%シードを接種し、37℃でインキュベートした。
650nmでの光学密度が1.0に達したとき、2−2°ジピリジル(最終濃度 200μM)の原液をエイ・ブリューロニューモニアエ抗原型1の500m1培 養物に添加した。37℃で90分間インキュベートした後、細胞を遠心分離(8 000xg、10分間)によって採取した。細胞ベレットを100m1の滅菌リ ン酸緩衝食塩水(PBS)に再懸濁し、8000rpmで15分間遠心分離し、 0D65゜□=1.0までPBSに再懸濁した。
エイ・フリ二−ロニューモニアエ培養物100m1あたり1mlのコンゴーレッ ドを添加し、混合した。直ちに、1.OmLの試料を、4つの微小遠心管の各々 に取り、微小遠心管中で1分間遠心し、上清を488nmで(PBSをブランク として)読み取−った。01%NADを含むP P L Oブロスを対照として 使用した。培養物を撹拌しながら37℃で維持した。コンゴーレッドを添加した 後、0.20.40および60分後に、試料(4,0m1)を採取した。
このアッセイの結果は、以下の表IAに示されているが、エイ・ブリ二−ロニュ ー七ニアエ抗原型1の外膜タンパクに及ぼす鉄制限の影響を示している。コンゴ ーレッドの摂取は、溶液からのコンゴーレッドの減少として表す。
表IA 時間 488止での0D 20 0.14 0.27 40 0.10 0.20 60 0.06 0.18 こうして、エイ・プリ二−ロニューモニアエ抗原型1は、鉄制限条件下でコンゴ ーレッドを結合することができる。これらの結果は、IRQMP調製物がフンゴ ーレッドを結合する能力を有することを示し、さらに、IRQMPがインビボ増 殖の間におけるヘミンなどの鉄錯体の獲得にある役割を果たすことを示唆してい る。
B、抗原型5 エイ・プリ二−ロニューモニアエ抗原型5は、0.5%グルコース、0.02% ツウィーン80およびNAD (最終濃度10μg/ml)を補足した10リツ トルのPPLOブロスを入れた14リツトルの発酵槽中で増殖させた。このブロ スに、エイ・ブリューロニューモニアエ抗原型502%シード接種物を接種した 。
、培養物がOD、、。。、=1.0になれば(接種してから4時間後)、キレー ト剤を最終濃度が200gMになるように添加した。
90分後、5リツトルの培養物を莢膜抗原調製物(実施例2)用に採取した。
このうち、200m1をコンゴーレッド結合分析でのプロセシング用に採取した 。
200m1の試料を遠心分離し、細胞ペレットをPBSで2回洗浄した。これら 細胞をOD、5.、、、が1.4になるまで滅菌PBSに再懸濁した。滅菌コン ゴーレッド溶液を最終濃度が30gg/mlになるまで添加し、アッセイを上記 のように実施した。この試料は、発酵槽の培養物]、mlあたり0075単位の 0D4sa□減少を示した。このアッセイの結果は、以下の表IBに示すが、エ イ・ブリ二−ロニューモニアエ抗原型5の外膜タンパクに及ぼす鉄制限の影響を 示している。
表IB 時間 488nmでの0D 40 0、05 50 0、04 60 0、03 これは、コンゴーレッドを結合するエイ・ブリューロニューモニアエ抗原型5の 能力を示している。これらの結果は、IRQMP調製物がコンゴーレッドを結合 する能力を有することを示し、IRQMPがインビボ増殖の間におけるヘミンな どの錯体鉄の獲得にある役割を果たしうることを示唆している。
莢膜抗原調製物にも使用せず、コンゴーレッド・アッセイにも使用しなかった培 養物の残り5リツトルは、実施例3で詳しく説明するように、IRQMPを含む 全細胞不活性化ワクチンを調製するために、最終濃度が0.3%になるようにホ ルマリンを添加して不活性化した。
実施例2−莢膜抽出物抗原の調製 細菌莢膜抽出物抗原は、一般的には、以下のように調製する。MItブロスに、 予め標準的な細菌乾燥溶媒培地中において一70℃で凍結させたエイ・ブリュー ロニューモニアエの1%シードを接種する。次いで、この培養物を37℃で撹拌 しながら16〜17時間インキュベートする。10リツトルのMIE7’ロスを 入れた14リツトルの発酵槽に、エイ・プリ二一ロニューモニアエの16〜17 時間培養物からの1〜5シードを接種する。14リツトルの発酵槽に対する発酵 条件は以下のとおりである 温度は37℃±1℃、pHは760〜7.3で、5 NNaOHで調節し、D、0.は、100〜25Orpmで撹拌しながら、滅菌 した室内空気で30%に維持する。次いで、この培養物を、650゜7での光学 密度によって決定される中期から後期初めの対数増殖期(4〜16時間)まで増 殖させる。培養物が中期から後期初めの対数増殖に達したら、この培養物を20 ℃またはそれ以下に冷却し、遠心分離するか、あるいはミクロ濾過に付す。菌体 ベレツトをPBS (当初の培養物容量の1/10〜1/1000)に、撹拌し ながら4℃で1〜10時間再懸濁する。菌体を徹底的に再懸濁した後、懸濁液を 56℃±1℃に60分±30分間加熱する。次いで、この材料を遠心分離するか 、あるL%はミクロ濾過に付し、上清を採取する。10%メルチオレートおよび 10%エチレンジアミン四酢酸(EDTA、二ナトリウム塩または四ナトリウム 塩)を防腐剤として添加する。最終濃度は、それぞれ0.01%および0.07 %(W/V)を越えない。抽出された生成物は、0.45μmおよび0.2μm のフィルターを通して、滅菌保存容器中に滅菌濾過し、構築するまで2℃〜7℃ で保存する。必要であれば、この生成物は、まず濾過または遠心分離によって清 澄化し、次いで濾過滅菌する。
鉄キレート剤を培養培地に添加しなかったから、上記の手順では、IRQMPを 含有しない莢膜抽出物抗原が製造される。これらの莢膜抽出物抗原は、対照とし て使用しうる。あるいは、上記手順に従って、IRQMPを生産できなLN細菌 株から付加的な抗原を提供してもよい。
しかしながら、IROMP含有莢膜抽出物は、2−2′ジピリジルなどの選択さ れた鉄キレート剤を増殖培地に添加し、IRQMPを生成させることによって修 正した上記手順に従うことによって製造することができる。
実施例1で説明し7:、ホルマリンで不活性化された培養物(抗原型5)を、I RQMP含有全細含有全細胞バクテリオるために、以下のように使用した。 ・ 1.78xlO’CFU/mLのIRQMP含有エイ・ブリ、−o二、−モニ7 工抗原型5全細胞抗原液70.25mL (0,281mL容量/用量)を、1 0%メルチオレート0.5mL (0,002mL容量/用量)およびリン酸緩 衝食塩水(PBS)394.25mL (1,577mL容量/用量)と共に混 合する。ツウィーン807.OOmL (0,028mL容量/用量)およびス バ:/803.OOmL (0,012mL容量/用量)を、アンフイゲン25 . OOmL (0,10mL容量/用量)に添加して、油性画分を形成する。
次いで、ンルバーソン(Silverson)乳化器[ミクストロニクス・コー ポレーション(Mixtronics Corporation)、クリーブラ ンド、オハイオ州]またはその等偏動を製造業者の説明書に従って使用して稼働 させながら、この油性画分を、抗原液、10%メルチオレート、およびPBS画 分に添加する。次いで、バクテリンを2分間乳化させる。この結果、250用量 のIRQMP含有全細含有全細胞バクテリオれる。なお、各用量は5X108コ ロニ一形成単位を含む。
B、IRQMP含有莢膜抽出物ワクチン1用量あたり全炭水化物50μgである 250用量のIROMP含有莢膜抽出物バクテリンを、以下のようにして調製し た。
まず、105kD IROMP含有エイ・ブリ二−ロニューモニアエ抗原型5抽 出物抗原のバルクロットを、実施例2で説明した手順に従って製造した。このバ ルクロットのタンパク濃度は、タンパク測定のローリ−(Lovrい法[ハーバ −ト(Herbert)、フイブラス(Phipps)およびストレンジ(St range)、メソッド・イン・マイクロバイオロジー(Methods in  Microbiology)、第5B巻、第3章、第249〜252頁、ンエ イ・アール・ノリス(J、R,Norris)およびディー・ダブリュー・リボ ンズ(D、W、 Ribbons)編(1971年)(アカデミツク・プレス( ^cademicPress)、ニューヨーク)]によって、2550μg/m Lであると決定された。
次に、105kD IROMP含有エイ・プリューロニューモニアエ抗原型5抽 出物抗原のバルクロットの全炭水化物濃度は、全炭水化物測定のフェノール法[ )\−バート、フイブラスおよびストレンジ、前出、第272〜277頁]によ って、1320μg/mLであると決定された。
次いで、1用量あたり50gの全炭水化物を含有する250用量のハクテリンを 調製するのに必要な105kD IROMP含有エイ・ブリューロニューモニア エ抗原型5抽出物抗原のミリリットル数を決定する。以下は、計算例である1用 量あたり50ggの全炭水化物/105kD TROMP含有エイ・プリ二−ロ ニューモニアエ抗原型5抽出物抗原バルク液に対して1320μg/mLの全炭 水化物×250用量=50μg/用量の炭水化物を含有する250用量を調製す るのに必要な材料の9.5mLo次いで、9mLの105kD IROMP含有 エイ・プリューロニューモニアエ抗原型5抽出物抗原を、25%グルタルアルデ ヒドとカップリングさせる。
250用量のバクテリン中に存在するタンパク1gあたり1.OmLの25%グ ルタルアルデヒドを添加する。9用量、の105kD IROMP含有エイ・プ リューロニ、−モニアエ抗原型5抽出物抗原をカップリングさせるのに必要な2 5%グルタルアルデヒドの量を決定するために、以下の計算を行う・タンパク  Vol 必要 250用量に対する従って、カップリングには、0.024mL の25%グルタルアルデヒドが必要である。
0、024mLの25%グルタルアルデヒドを、9.5mLの105kD IR OMP含有エイ・プリ二−ロニューモニアエ抗原型5抽出物抗原に添加する。次 いで、この混合物を、撹拌しながら室温で1時間インキュベートする。1時間イ ンキュベートした後、0.024mLのリジン原液(12,5mg/mL)を添 加する。この混合物を、撹拌しながら室温で2時間インキュベートし、次いで4 ℃で保存する。
次いで、バクテリンを以下のようにして乳化する:1320μg/mLの炭水化 物である(グルタルアルデヒドとカップリングした)9.5mLの10105k DIRO含有エイ・ブリューロニューモニアエ抗原型5抽出物抗原(0,038 容量/用量)を、10%メルチオレート0.5mL (0,002mL容量/用 量)および455.OOmLの上清(熱抽出前X1.820mL容量/用量)と 共に混合する。ツウィーン80 7.OOmL (0,028mL容量/用量) およびスノ々ン80 3、OOmL (0,012mL容量/用量)を、アンフ イゲン25.0 OmL(0,10mL容量/用量)に添加し、油性画分を形成 する。次いで、乳化器を稼働させながら、この油性画分を抗原液、10%メルチ オレート、および上清両分に添加する。次いで、バクテリンを2分間乳化させる 。
C9三価のワクチン 三価のワクチン、すなわち、エイ・ブリ二−ロニューモニアエ抗原型5、抗原型 1莢膜抽出物、および抗原型7莢膜抽出物から単離した105kD IROMP タンパクを含有するワクチンを、効力について試験した。抗原型5は、上記の実 施例1で説明したように調製した。抗原型1は、上記の実施例1で説明したよう にMIt培地中で増殖させた。抗原型7[スミス・クライン・ビーチャム・アニ マル・ヘルス、ノーデン・ラボラトリーズ、リンカーン、ネブラスカ州]は、抗 原型1について上で説明したように増殖させた。
1用量あたり炭水化物25μgである500用量のIRQMP含有三価莢膜抽出 物バクテリンは、以下のようにして調製した。まず、各エイ・ブリ二−ロニュー モニアエ抗原型(1,5+105kd、および7)莢膜抽出物抗原のノくルクロ ・ソトのタンパク濃度を、タンパク測定のローリ−法[)1−パート、フイ・ソ ブスおよびストレンジ、前出、第249〜252頁]によって決定した。タンパ ク濃度は、抗原型1については1.395μg/mL、105kDタンパクを含 む抗原型5につLlては1.000μg/mL、および抗原型7については1, 475μg/mLであった。
全炭水化物測定のフェノール法[バーパート、フイブラスおよびストレンジ、前 出、第272ル277 型(1、5+105kd,および7)莢膜抽出物抗原のバルクロットの全炭水化 物濃度は、抗原型1にツイテは1.561μg/mL,105kD IROMP を含む抗原型5については600μg/mL,および抗原型7については125 0μg/mLであることが見い出された。
1用量あたり1抗原型あたり25μgの全炭水化物を含有する500用量のバク テリンをwl製するのに必要な各エイ・ブリューロニューモニアエ莢膜抽出物抗 原のミリリットル数は、以下の計算例に示すように決定される。
5+105kD 25μg/用量7600μg/mL X500用量=21.h L7 25 u g/用量/1250μg/+IILx500用量=10.Oa L次いで、8.OaLの抗原型1、21.OaLの105kDタンパク含有抗原 型5、および10.OaLの抗原型7莢膜抽出抗原を、25%グルタルアルデヒ ドとカップリングさせる。500用量のバクテリン中に存在するタンパク1グラ ムあたり1.OaLの25%グルタルアルデヒドを添加する。
三価の莢膜抽出抗原(全容量=39.0mL)をカップリングさせるのに必要な 25%グルタルアルデヒドの量を決定するために、以下の計算を行う:タンパク  vol 必要 250用量に対する抗原型5 1000μg/mL x 21 .On+L = 21.000μg+105kD 抗原型7 1475μg/+nL X 10.OaL = 14.750μg全 タンパク= 46.910μg 従って、カップリングには、0. 0 4 7mLの25%グルタルアルデヒド が必要である。
8、OaLの抗原型1莢膜抽出物調製物、21.OaLの105kDタンパク含 有抗原型5莢膜抽出物調製物、および10.OaLの抗原型7莢膜抽出物調製物 を組合せる。上記の調製物に0. 0 4 7mLの25%グルタルアルデヒド を添加する。次いで、この混合物を、撹拌しながら室温で1時間インキュベート する。
1時間インキニンベートした後、0. 0 4 7mLのリジン原液(12.5 mg/mL)を添加する。この混合物を、撹拌しながら室温で2時間インキュベ ートし、次いで4℃で保存する。
次いで、25μg/抗原型/用量を含有する三価バクテリンは、以下のようにし て乳化する+39.OaLのエイ・プリ二ーロニューモニアエ抗原型1、5およ び7・グルタルアルデヒド・カップリング莢膜抽出抗原(上記X0.088mL 容量/用量)を、10%メルチオレート−EDTA 1.OOmL (0.00 2mL容量/用量)、10%EDTA 0.6mL (0.OO12mL容量/ 用量)、および熱抽出前に得られたキレート剤含有エイ・ブリ二ーロニューモニ アエ抗原型5の上清889、4mL (1.7788mL容量/用量)と混合す る。ツウィーン80 14。
OOmL (0.028mL容量/用量)およびスパン80 6.OOmL ( 0.012mL容量/用量)を、アンフィゲン5 0. 0 OaL (0.  1 0mL容量/用量)に添加して、油性画分を形成する。次いで、乳化器を稼 働させながら、油性画分をグルタルアルデヒド・カップリング調製物、10%メ ルチオレート−EDTA,10%EDTAおよび上清画分に添加する。次いで、 バクテリンを2分間乳化する。
実施例4−ワクチン接種実験 105kDタンパクを含有する各ワクチン型、すなわち全細胞バクテリンおよび 莢膜抽出物ワクチンを、ワクチン接種−抗原投与実験により、防御能力について 、ブタで試験した。同様のワクチンを、バルク液が105kDタンパクを含有し ないこと以外は、上記のようにして調製した。適当な対照であるワクチン非接種 のブタを同様に試験した。
実施例3のパートAおよびBで説明したように調製した全細胞バクテリンおよび 莢膜抽出物ワクチンについて、エイ・ブリ二ーロニューモニアエ抗原型5から単 離した105kDタンパクを含有するものと、含有しないものを使用して、2m Lのワクチン接種投与量を、エベール(Eberle)飼養場からのブタの首側 部に筋肉内投与した。
ワクチンXHPP−1 : 105kDタンパクを含有しない全細胞バクテリン を、5X10’CFU/用量で投与した。
ワクチンXHPP−2 :実施例2で説明した、105kDタンパクを含有する 全細胞バクテリンを、5xlO”CFU/用量で投与した。
ワクチンXHPC−16 + 105kDタンパクを含有しない莢膜抽出物ワク チンを、50μg/炭水化物/用量で投与した。
ワクチンXHPC−18 : 105kDタンパクを含有する莢膜抽出物ワクチ ンを、50μg/炭水化物/用量で投与した。
第1回目のワクチン接種は、ブタが2〜4週齢のときであった。第2回目のワク チン接種は、第1回目の接種の3週間後に投与した。
第2回目の接種の1週間後、適当な抗原型エイ・プリューロニューモニアエ抗原 型5による抗原投与を、毒性培養物を鼻腔内に点滴注入する(鼻孔あたり0。
5m1)ことによって実施した。抗原投与接種物中における細胞数は、1.19 X10’CFU/m]であった。抗原投与の1週間後、これら動物を死体解剖し た。
抗原投与によって死亡した動物は、死亡直後に死体解剖した。
これらのワクチン接種実験の結果を、以下の表2に示す。
表2 肺の平均 肺における ワクチン ブタの数 損傷率% 併発の減少率XILPP−1 10 32.  24 37. 56XHPP−2 10 19. 18 62. 85XHPC −16 10 42. 38 17. 92XHPC−18 10 10. 3 1 80. 03なし 10 51.63 − これらの結果は、105kD IROMPを含有するワクチン組成物(XHPP −2およびXHPP−18)をワクチン接種したグループについて、肺の平均損 傷率の著しい減少および肺1=おける併発の減少率の著しい増加率を示している 。
B.三価のワクチン 実施例3のパートCで説明したようにして調製した2株の莢膜抽出物と共に、エ イ・ブリ二ーロニューモニアエ抗原型5から単離された105kDタンパクを含 有する三価のワクチン、およびIRQMPを含有しないワクチンを使用して、2 mLのワクチン接種投与量を、エベール(Eberle)飼養場からのブタの首 側部に筋肉内投与した。
使用したワクチンは、以下のとおりである:ワクチンXHPC−19 : 25 μgの全炭水化物/抗原量/用量を含有するが、105kDタンパクは含有しな い莢膜抽出物ワクチン。
ワクチンXHPC−21 : 105kDタンパクおよび25μgの全炭水化物 /抗原量/用量を含有する莢膜抽出物ワクチン。
ワクチンXHPC−20 : 50μgの全炭水化物/抗原量/用量を含有する が、105kDタンパクは含有しない莢膜抽出物ワクチン。
ワクチンXHPC−22 : 105kDタンパクおよび50μgの全炭水化物 /抗原量/用量を含有する莢膜抽出物ワクチン。
3つの培養物、すなわち抗原型1、抗原型5、および抗原型7を使用して、ワク チングループおよび対照動物グループにおける各動物を抗原投与した。これら培 養物中には、以下の細胞数が含まれていた:エイ・ブリユーロ二二ーモニアエ抗 原型1=2.19X10@CFU/ml。
エイ・ブリ二ーロニューモニアエ抗原型5=8.85X10”CFU/m+,お よび エイ・ブリユーロ二二ーモニアエ抗原型7=1.01xlO’CFU/m+。
パートAで一価のワクチンについて説明したようにして、ブタに抗原投与した。
対照は、擬薬(PBSでアジュバントしたアンフィゲン)ワクチンを投与したブ 夕のグループであった。擬薬は、XHPC−19、XHPC−20、XHPC− 21、またはXHPC−22のいずれかを投与したブタと同じワクチンスケジュ ール(同じ用量および経路)で投与した。結果を以下の表3に示す。
表3 抗原投与 肺の平均 肺における ワクチン ブタの数 抗原型 損傷率% 併発の減少率19 1 12.27  73.21 XHPP−1918530,0155,1020720,2059,60 1014,091,27 XHPP−211057,8988,2010720,2559,54 19126,4342,30 XINPC−2020525,8061,4020721,0857,88 1018,9680,44 XRPC−2210535,5146,8810717,9364,18 9145,80− なし 10 5 66.85 − 10 7 50、05 − これらの結果は、105kDタンパクを含有するワクチン(XHPP−21およ びXHPP−22)を接種した動物では、105kDタンパクを含有しないワク チンを投与した動物に比べて、たいていの場合、肺の損傷率が非常に減少したこ とを示している。
三価のワクチンは、三価のワクチンがワクチンに含まれる3つの抗原型に対する 防御を与えるので、−価のワクチンに比べて、特に有利である。これに対し、− 価のワクチンは、その処方物中に含まれる単一の抗原型に対する防御だけを与え る。
本発明の数多くの変更および変形は、上記の明細書に含まれ、当業者に自明であ ると考えられる。例えば、エイ・ブリューロニューモニアエ以外の他の適当な不 活性化病原体の使用を、本発明のワクチンに用いてもよい。同様に、他の従来の アジュバントや不活性なワクチン成分を、これら処方物に用いてもよ(、当業者 が選択しつる。これらワクチン組成物を使用するための投与量や投与プロトコル についても、ワクチン接種される動物、防御が望まれる疾患および他の関連因子 に基づいて、当業者が調整しうる。このような変更および変形は、ここに添付の 請求の範囲に含まれると考えられる。
国際調査報告 フロントページの続き (72)発明者 ジグレッシュ、ナタンアメリカ合衆国ペンシルベニア州193 80、

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.エイ・プリューロニューモニアエ(A.pleuropneumoniae )の選択された株から単離され、約105kDの分子量によって特徴付けられる 有効な免疫原性量の鉄抑制外膜タンパクと、内部投与に適した賦形剤とを含有す るエイ・プリューロニューモニアエ用のワクチン組成物。 2.さらに、付加的なエイ・プリューロニューモニアエ抗原を含有する請求項1 記載のワクチン。 3.前記抗原が全細胞エイ・プリューロニューモニアエ・バクテリンである請求 項2記載のワクチン。 4.1用量あたり105kD鉄抑制外膜タンパクのOD488nmが少なくとも 0.011の減少を示す請求項1記載のワクチン組成物。 5.1用量あたり1×108〜1×109CFU/抗原型を含有する請求項3記 載のワクチン組成物。 6.前記抗原がエイ・プリューロニューモニアエ莢膜タンパクである請求項2記 載のワクチン。 7.1用量あたり25〜50μg/抗原型の莢膜抽出物を含有する請求項6記載 のワクチン組成物。 8.前記付加抗原が溶血素および細胞毒からなる群から選択される請求項2記載 のワクチン。 9.さらに、選択されたアジュバントを含有する請求項1記載のワクチン。 10.免疫原性量のエイ・プリューロニューモニアエ105kDIROMPの滅 菌溶液0.1〜1.8mLを含有するワクチン投与量単位。 11.さらに、免疫原性量の全細胞エイ・プリューロニューモニアエ・バクテリ ンを含有する請求項10記載の投与量単位。 12.さらに、1×108〜1×109CFU/抗原型の全細胞エイ・プリュー ロニューモニアエ・バクテリンを含有する請求項11記載の投与量単位。 13.さらに、免疫原性量の選択されたエイ・プリューロニューモニアエ莢膜タ ンパクを含有する請求項2記載の投与量単位。 14.さらに、25〜50μg/抗原型のエイ・プリューロニューモニアエ莢膜 タンパクを含有する請求項13記載の投与量単位。 15.エイ・プリューロニューモニアエに対するワクチンを動物に接種する方法 であって、該動物に、エイ・プリューロニューモニアエの選択された株から単離 され、約105kDの分子量によって特徴付けられる有効量の鉄抑制外膜タンパ クを内部投与することからなる方法。 16.前記ワクチンがさらに免疫原性量の選択されたエイ・プリューロニューモ ニアエ莢膜タンパクを含有する請求項15記載の方法。 17.前記ワクチンがさらに免疫原性量の全細胞エイ・プリューロニューモニア エ・バクテリンを含有する請求項15記載の方法。 18.前記ワクチンがさらに免疫原性量の全細胞エイ・プリューロニューモニア エ・バクテリンを含有する請求項16記載の方法。 19.選択されたワクチン組成物に対する動物の免疫応答を増強する方法であっ て、免疫原性量の適当な免疫強化鉄抑制外膜タンパクを該ワクチン組成物に混入 させ、それにより該ワクチンに増大した抗原性および免疫原性を付与することか らなる方法。 20.前記鉄抑制外膜タンパクがエイ・プリューロニューモニアエ105kD鉄 抑制外膜タンパクである請求項19記載の方法。 21.前記ワクチン組成物が全細胞エイ・プリューロニューモニアエ・バクテリ ンおよび内部投与に適する賦形剤を含有する請求項20記載の方法。 22.前記ワクチン組成物がエイ・プリューロニューモニアエ莢膜抽出物および 内部投与に適する賦形剤を含有する請求項20記載の方法。
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