JPH0650334Y2 - 点滴用容器 - Google Patents
点滴用容器Info
- Publication number
- JPH0650334Y2 JPH0650334Y2 JP14289987U JP14289987U JPH0650334Y2 JP H0650334 Y2 JPH0650334 Y2 JP H0650334Y2 JP 14289987 U JP14289987 U JP 14289987U JP 14289987 U JP14289987 U JP 14289987U JP H0650334 Y2 JPH0650334 Y2 JP H0650334Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- shaped wall
- elastic dome
- container
- closed
- dome
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
- Packages (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、目薬等を収納した点滴用容器に関するもので
ある。
ある。
「従来の技術」 この種容器は従来、一回当りの液体使用量が少ないこと
などから、多数回使用分の量の液体を収納するのが一般
的であった。
などから、多数回使用分の量の液体を収納するのが一般
的であった。
「考案が解決しようとする問題点」 そのため、容器使用に伴ってキャップを外す回数も多く
なることから、それだけ容器体内に雑菌等が入る機会も
多くなり、この雑菌等の侵入によって内容液の効能（品
質）が低下するなどの不具合があった。
なることから、それだけ容器体内に雑菌等が入る機会も
多くなり、この雑菌等の侵入によって内容液の効能（品
質）が低下するなどの不具合があった。
そこで、本考案はカートリッジ式に構成して無菌状態を
良好に保持すると共に、取扱いも容易な点滴用容器を提
供することを目的とする。
良好に保持すると共に、取扱いも容易な点滴用容器を提
供することを目的とする。
「問題点を解決するための手段」 上記目的を達成するために、本考案容器は、第１、第２
収納凹部2,3を上面に並設した容器本体１と、該容器本
体上面を開閉自在に閉塞させた蓋体４とを有し、上記第
１収納凹部内へはカートリッジ部材５をそのまま、また
上記第２収納凹部内へはカートリッジ部材外面に外装部
材６を装着させて、それぞれ横臥収納させた容器であっ
て、上記カートリッジ部材５は、胴部12前端から肩部を
介して口頸部14を突出すると共に胴部の後端開口部を後
方突出の第１弾性ドーム状壁15で閉塞した液体収納用容
器体16と、上記口頸部外面に螺合させた、上記胴部より
小外径のキャップ17とで形成させ、また上記外装部材
は、上記胴部外面へ回動不能でかつ後方への抜出しが可
能に嵌合させた筒部23の後端開口部を後方突出の第２弾
性ドーム状壁24で開閉自在に閉塞すると共に、該第２弾
性ドーム状壁の内面中央部から突出した棒状押圧体25前
端を、上記第１弾性ドーム状壁外面へ、上記第２弾性ド
ーム状壁の前方押込みにより上記第１弾性ドーム状壁を
前方へ弾性圧搾することが可能に、当接又は近接させて
形成させ、かつ上記胴部外面と筒部内面とに、該筒部に
対する上記胴部の前方移動を阻止する係合手段21,29を
付設させたことを特徴とする。
収納凹部2,3を上面に並設した容器本体１と、該容器本
体上面を開閉自在に閉塞させた蓋体４とを有し、上記第
１収納凹部内へはカートリッジ部材５をそのまま、また
上記第２収納凹部内へはカートリッジ部材外面に外装部
材６を装着させて、それぞれ横臥収納させた容器であっ
て、上記カートリッジ部材５は、胴部12前端から肩部を
介して口頸部14を突出すると共に胴部の後端開口部を後
方突出の第１弾性ドーム状壁15で閉塞した液体収納用容
器体16と、上記口頸部外面に螺合させた、上記胴部より
小外径のキャップ17とで形成させ、また上記外装部材
は、上記胴部外面へ回動不能でかつ後方への抜出しが可
能に嵌合させた筒部23の後端開口部を後方突出の第２弾
性ドーム状壁24で開閉自在に閉塞すると共に、該第２弾
性ドーム状壁の内面中央部から突出した棒状押圧体25前
端を、上記第１弾性ドーム状壁外面へ、上記第２弾性ド
ーム状壁の前方押込みにより上記第１弾性ドーム状壁を
前方へ弾性圧搾することが可能に、当接又は近接させて
形成させ、かつ上記胴部外面と筒部内面とに、該筒部に
対する上記胴部の前方移動を阻止する係合手段21,29を
付設させたことを特徴とする。
「作用」 容器使用時には、例えば第１図及び第２図の状態から先
ず、蓋体４を外して外部部材６を装着したカートリッジ
部材５を容器本体１から取り出す。次いで、上記カート
リッジ部材５のキャップ17を取り外した後、第２弾性ド
ーム状壁24を内方へ押し込む。これにより、棒状押圧体
25を介して第１弾性ドーム状壁15が弾性圧搾され、容器
体内液体が加圧されて容器体口頸部14より滴下する。
ず、蓋体４を外して外部部材６を装着したカートリッジ
部材５を容器本体１から取り出す。次いで、上記カート
リッジ部材５のキャップ17を取り外した後、第２弾性ド
ーム状壁24を内方へ押し込む。これにより、棒状押圧体
25を介して第１弾性ドーム状壁15が弾性圧搾され、容器
体内液体が加圧されて容器体口頸部14より滴下する。
また、内容液が無くなった場合には、第２弾性ドーム状
壁24を開放して当該容器体を筒部23の後端開口部側から
抜き出した後、新しいカートリッジ部材を容器本体の第
１収納凹部２から取り出して上記筒部内へ後端開口部側
から挿入して装着すれば良い。勿論、この後筒部23の後
端開口部を第２弾性ドーム状壁24で閉塞する。
壁24を開放して当該容器体を筒部23の後端開口部側から
抜き出した後、新しいカートリッジ部材を容器本体の第
１収納凹部２から取り出して上記筒部内へ後端開口部側
から挿入して装着すれば良い。勿論、この後筒部23の後
端開口部を第２弾性ドーム状壁24で閉塞する。
「実施例」 以下添付図面に基づいて、本考案の一実施例を説明す
る。
る。
第１図及び第２図において、１は第１、第２収納凹部2,
3を上面に併設した合成樹脂製の容器本体で、４は該容
器本体１上面を開閉自在に閉塞させた合成樹脂製の蓋体
であり、上記第１収納凹部２内へはカートリッジ部材５
をそのまま、また上記第２収納凹部３内へはカートリッ
ジ部材５外面に外装部材６を装着させて、それぞれ横臥
収納させている。
3を上面に併設した合成樹脂製の容器本体で、４は該容
器本体１上面を開閉自在に閉塞させた合成樹脂製の蓋体
であり、上記第１収納凹部２内へはカートリッジ部材５
をそのまま、また上記第２収納凹部３内へはカートリッ
ジ部材５外面に外装部材６を装着させて、それぞれ横臥
収納させている。
図示例では、容器本体１が、底壁７周縁から起立した第
１周壁８内に受皿９を嵌合してなり、この受皿９上面に
三つの第１収納凹部２…と一つの第２収納凹部３が形成
されている。これ等両収納凹部2,3内へカートリッジ部
材５及び外装部材６付きカートリッジ部材５が横臥状態
で半分以上を上方に突出させて収納されている。また、
蓋体４は頂壁10周縁から垂下した第２周壁11の下部内面
を上記第１周壁８の上部外面へ着脱自在に嵌合させてな
る。
１周壁８内に受皿９を嵌合してなり、この受皿９上面に
三つの第１収納凹部２…と一つの第２収納凹部３が形成
されている。これ等両収納凹部2,3内へカートリッジ部
材５及び外装部材６付きカートリッジ部材５が横臥状態
で半分以上を上方に突出させて収納されている。また、
蓋体４は頂壁10周縁から垂下した第２周壁11の下部内面
を上記第１周壁８の上部外面へ着脱自在に嵌合させてな
る。
上記カートリッジ部材５は、胴部12前端から肩部13を介
して口頸部14を突出すると共に胴部12の後端開口部を後
方突出の第１弾性ドーム状壁15で閉塞した合成樹脂製の
液体収納用容器体16と、上記口頸部14外面に螺合させ
た、上記胴部12より小外径の合成樹脂製キャップ17とで
形成させている。
して口頸部14を突出すると共に胴部12の後端開口部を後
方突出の第１弾性ドーム状壁15で閉塞した合成樹脂製の
液体収納用容器体16と、上記口頸部14外面に螺合させ
た、上記胴部12より小外径の合成樹脂製キャップ17とで
形成させている。
図示例では、上記第１弾性ドーム状壁15が胴部12と別体
に形成されて、その前端周縁から一体に突出した第１短
筒部18を上記胴部12の後端外周部に嵌着させている。な
お、図中19はシール用の第２短筒部である。また、容器
体16内には少量（数回使用分）の目薬等内容液が収納さ
れている。さらに、キャップ17は、頂壁内面から突出し
た突子20を上記口頸部14の前端開口部内へ密着嵌合させ
ている。さらにまた、上記胴部12の前部外面には第１ロ
ーレット加工部21が施されると共に、該第１ローレット
加工部21の真上には第１係合突条22が周設されている。
に形成されて、その前端周縁から一体に突出した第１短
筒部18を上記胴部12の後端外周部に嵌着させている。な
お、図中19はシール用の第２短筒部である。また、容器
体16内には少量（数回使用分）の目薬等内容液が収納さ
れている。さらに、キャップ17は、頂壁内面から突出し
た突子20を上記口頸部14の前端開口部内へ密着嵌合させ
ている。さらにまた、上記胴部12の前部外面には第１ロ
ーレット加工部21が施されると共に、該第１ローレット
加工部21の真上には第１係合突条22が周設されている。
上記外装部材６は、上記胴部12外面へ回動不能でかつ後
方への抜出しが可能に嵌合させた筒部23の後端開口部を
後方突出の第２弾性ドーム状壁24で開閉自在に閉塞する
と共に、該第２弾性ドーム状壁24の内面中央部から突出
した棒状押圧体25前端を、上記第１弾性ドーム状壁15外
面へ、上記第２弾性ドーム状壁24の前方押込みにより上
記第１弾性ドーム状壁15を前方へ弾性圧搾することが可
能に、当接させて形成させた合成樹脂製のものである。
方への抜出しが可能に嵌合させた筒部23の後端開口部を
後方突出の第２弾性ドーム状壁24で開閉自在に閉塞する
と共に、該第２弾性ドーム状壁24の内面中央部から突出
した棒状押圧体25前端を、上記第１弾性ドーム状壁15外
面へ、上記第２弾性ドーム状壁24の前方押込みにより上
記第１弾性ドーム状壁15を前方へ弾性圧搾することが可
能に、当接させて形成させた合成樹脂製のものである。
図示例では、上記第２弾性ドーム状壁24が筒部23と別体
に形成されて、その前端周縁から一体に突出した第３短
筒部26内面を上記筒部23の後部外面に螺合させている。
また、筒部23の前部内面には、上記第１ローレット加工
部21に係合させた第２ローレット加工部27が施されて回
転止めされている。さらに、上記第２ローレット加工部
27の真上に位置した筒部23内面には、上記第１係合突条
22後面に強制乗越えが可能に係合させた第２係合突条28
が周設されている。即ち、これら両突条22,28の係合に
より、外装部材６に対するカートリッジ部材５の不用意
な後方抜出しが回避されるのである。
に形成されて、その前端周縁から一体に突出した第３短
筒部26内面を上記筒部23の後部外面に螺合させている。
また、筒部23の前部内面には、上記第１ローレット加工
部21に係合させた第２ローレット加工部27が施されて回
転止めされている。さらに、上記第２ローレット加工部
27の真上に位置した筒部23内面には、上記第１係合突条
22後面に強制乗越えが可能に係合させた第２係合突条28
が周設されている。即ち、これら両突条22,28の係合に
より、外装部材６に対するカートリッジ部材５の不用意
な後方抜出しが回避されるのである。
そして、上記胴部12外面と筒部23内面とに、該筒部23に
対する上記胴部12の前方移動を阻止する係合手段21,29
を付設させている。図示例では、上記第１ローレット加
工部21の前端面を上記筒部23の前端内縁に周設した内向
きフランジ状部29の後面に係合させている。このように
して胴部12の前方移動が阻止される結果、第２弾性ドー
ム状壁24の前方押込みによる第１弾性ドーム状壁15の弾
性圧搾が円滑に行い得る。
対する上記胴部12の前方移動を阻止する係合手段21,29
を付設させている。図示例では、上記第１ローレット加
工部21の前端面を上記筒部23の前端内縁に周設した内向
きフランジ状部29の後面に係合させている。このように
して胴部12の前方移動が阻止される結果、第２弾性ドー
ム状壁24の前方押込みによる第１弾性ドーム状壁15の弾
性圧搾が円滑に行い得る。
「考案の効果」 以上説明したように本考案によれば、少量の内容液をそ
れぞれ収納した複数のカートリッジ部材を外装部材に対
して交換可能に構成して、各カートリッジ部材の容器体
内に雑菌等が入る機会を無くしたので、無菌状態の内容
液を常に使用出来るという効果が得られる。また、小形
のカートリッジ部材を直接操作せずに外装部材を介して
操作するようにしたので、取扱いも頗る容易となる。
れぞれ収納した複数のカートリッジ部材を外装部材に対
して交換可能に構成して、各カートリッジ部材の容器体
内に雑菌等が入る機会を無くしたので、無菌状態の内容
液を常に使用出来るという効果が得られる。また、小形
のカートリッジ部材を直接操作せずに外装部材を介して
操作するようにしたので、取扱いも頗る容易となる。
第１図は本考案容器の一実施例を示す縦断面図、第２図
は開蓋状態の平面図である。 １……容器本体、４……蓋体 ５……カートリッジ部材、６……外装部材
は開蓋状態の平面図である。 １……容器本体、４……蓋体 ５……カートリッジ部材、６……外装部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｂ６５Ｄ 77/04 Ｚ 9145−3Ｅ
Claims (1)
- 【請求項１】第１、第２収納凹部2,3を上面に並設した
容器本体１と、該容器本体上面を開閉自在に閉塞させた
蓋体４とを有し、上記第１収納凹部内へはカートリッジ
部材５をそのまま、また上記第２収納凹部内へはカート
リッジ部材外面に外装部材６を装着させて、それぞれ横
臥収納させた容器であって、上記カートリッジ部材５
は、胴部12前端から肩部を介して口頸部14を突出すると
共に胴部の後端開口部を後方突出の第１弾性ドーム状壁
15で閉塞した液体収納用容器体16と、上記口頸部外面に
螺合させた、上記胴部より小外径のキャップ17とで形成
させ、また上記外装部材は、上記胴部外面へ回動不能で
かつ後方への抜出しが可能に嵌合させた筒部23の後端開
口部を後方突出の第２弾性ドーム状壁24で開閉自在に閉
塞すると共に、該第２弾性ドーム状壁の内面中央部から
突出した棒状押圧体25前端を、上記第１弾性ドーム状壁
外面へ、上記第２弾性ドーム状壁の前方押込みにより上
記第１弾性ドーム状壁を前方へ弾性圧搾することが可能
に、当接又は近接させて形成させ、かつ上記胴部外面と
筒部内面とに、該筒部に対する上記胴部の前方移動を阻
止する係合手段21,29を付設させたことを特徴とする点
滴用容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14289987U JPH0650334Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 点滴用容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14289987U JPH0650334Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 点滴用容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6451006U JPS6451006U (ja) | 1989-03-29 |
| JPH0650334Y2 true JPH0650334Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31409235
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14289987U Expired - Lifetime JPH0650334Y2 (ja) | 1987-09-18 | 1987-09-18 | 点滴用容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0650334Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| NL2012570B1 (nl) * | 2014-04-04 | 2016-03-08 | Sparkle Innovations B V | Inrichting en werkwijze voor het druppel-voor-druppel toedienen van een vloeistof. |
-
1987
- 1987-09-18 JP JP14289987U patent/JPH0650334Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6451006U (ja) | 1989-03-29 |
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