JPH0650310Y2 - 折畳み籠 - Google Patents

折畳み籠

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JPH0650310Y2
JPH0650310Y2 JP13018090U JP13018090U JPH0650310Y2 JP H0650310 Y2 JPH0650310 Y2 JP H0650310Y2 JP 13018090 U JP13018090 U JP 13018090U JP 13018090 U JP13018090 U JP 13018090U JP H0650310 Y2 JPH0650310 Y2 JP H0650310Y2
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JP
Japan
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frame
rod
bottom frame
undulating
supporting rod
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JP13018090U
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JPH0486595U (ja
Inventor
喜代治 鈴木
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喜代治 鈴木
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、自転車または車椅子などのように、携帯する
荷物等を収納するものが必要な乗り物に設置できるよう
にした折畳み篭に関するものである。
(従来技術) 従来の折畳み篭は、自転車用のものとして、前後面枠間
の底部に中央で内側へ起伏可能に連接したものがあり
(例えば、実開昭64-17885号)、篭を開いた状態で、側
杆の下端部を底面枠側へ折曲してなるストッパーが底面
枠を支持するようにしたものであった。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記のような折畳み篭では、一度開けた篭を閉
じようとする場合には、底面枠を起伏可能にしてあるも
のの、前面枠または後面枠を閉じる方向へ移動させただ
けでは、当該底面枠を上方へ起伏させるような力が作用
しないことから、底面枠が容易に起伏せず、従って、篭
を閉じることも容易ではなかった。
本考案は、上記諸点にかんがみ、底面枠に対して起伏さ
せる力を作用させることにより、底面枠を容易に起伏さ
せ、もって、篭を容易に閉じることのできる折畳み篭を
提供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、金網等を張設した前後面
枠の両側に交叉状に枢設した複数の側杆を連設してなる
伸縮枠を設けてなる折畳み可能な自転車用篭において、
前後方向に向けた複数の支持杆を、前後面枠のうちの第
一の面枠の下端に回動可能に支承するとともに、上記支
持杆の中央付近に支承し、かつ、先端を前後面枠のうち
の第二の面枠の下端に回動可能に支承する起伏杆を設
け、上記支持杆上に金網等を張設した底面枠を固定する
構成とした。
(作用) 上記のような構成にすれば、開いた状態の篭において
は、底面枠はその下方で支持杆に固定され、かつ、当該
支持杆の中央付近に回動可能に支承されている起伏杆
は、底面枠よりも下方に位置することから、起伏杆の一
部が底面枠の側縁と垂直に当接することとなり、支持杆
と起伏杆とは一直線状とはならず、常に若干の角度を有
する状態となる。
従って、前面枠に対してある力を付加して後面方向(閉
じる方向)へ移動させることにより、起伏杆に後面方向
への移動力が生じ、当該起伏杆は支持杆の中央付近の支
承部分に対して、上記移動力が作用することとなるが、
前記のとおり、起伏杆と支持杆との間は若干の角度を有
した状態にあることから、上記移動力をF、若干の角度
をθとすると、支持杆に作用する当該移動力Fは、支持
杆の軸線方向の力Fcosθと垂直方向の力Fsinθとに分解
され、上記の垂直方向への力は支持杆に固定される底面
枠を起伏させる方向へ作用することとなるから、底面枠
は比較的容易に起伏し、篭体を閉じることも容易とな
る。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
本考案は、第1図および第2図に示すように、前面枠
(1)と後面枠(2)の両側に交叉状に枢設した複数の
側杆(3)を連接してなる伸縮枠(4)を設けてなる折
畳み可能な自転車用篭(A)において、前後方向に向け
た複数の支持杆(5)を、例えば後面枠(2)の下端に
回動可能に支承し、支持杆(5)の中央付近(a)に回
動可能に支承し、かつ、その先端(b)を前面枠(1)
の下端に回動可能に支承する起伏杆(6)を設け、支持
杆(5)の上に底面枠(7)を固定するものである。
これにより、篭(A)を開いた状態(第1図参照)で
は、起伏杆(6)の一部が底面枠(7)の側縁(d)に
当接することとなり、支持杆(5)と起伏杆(6)とは
若干の角度を有する状態となる。
従って、第3図および第4図に示すように、開いた状態
の篭(A)を閉じる場合、前面枠(1)を後面枠(2)
の方向へある力(α)を付加して移動させようとすると
き、起伏杆(6)も同様に力(α)を有し、この力
(α)は、支持杆(5)に支承される支承部(c)に対
して作用することとなるが、支承部(c)では、支持杆
(5)の軸線方向の力(β)と垂直方向の力(γ)とに
分解されることとなり、垂直方向の力(γ)は、底面枠
(7)を起伏させる方向へ働くこととなる。
なお、第5図に示すような従来の底面枠(8)は、側杆
(3)の下端を内側に折曲したストッパー(9)により
支持されていたことから、このストッパー(9)の位置
により両底面枠(8)、(8)を一直線上に存在させな
いことも可能ではあるが、長期間の使用により、ストッ
パー(9)が下方へ折曲するなどの原因により、底面枠
(8)の起伏が困難になり易いものである。
(効果) 以上のように、本考案は、篭を閉じる際に、底面枠が容
易に起伏することとなるため、篭を閉じることが極めて
容易になるものである。
また、閉じることが容易であることは同時に開けること
も容易であることは説明するまでもない。
さらに、底面枠の側縁は、起伏枠と垂直に当接すること
から、起伏枠が底面枠を支持する作用をも有することと
なり、従って、長期間使用した場合であっても、底面枠
が垂下することを防止することができるという効果をも
有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は、篭を開けた状態の斜視図であり、第2図は、
閉じた状態の斜視図である。 第3図および第4図は、底面枠の起伏状態を示す説明図
である。 第5図は、従来の底面枠部分の斜視図である。 1……前面枠 2……後面枠 3……側杆 4……伸縮枠 5……支持杆 6……起伏杆 7……底面枠 8……底面枠 9……ストッパー A……篭 a……中央付近 b……先端付近 c……支承部 d……底面枠側縁 α、β、γ……力のベクトル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】金網等を張設した前後面枠の両側に交叉状
    に枢設した複数の側杆を連接してなる伸縮枠を設けてな
    る折畳み可能な篭において、前後方向に向けた複数の支
    持杆を、前後面枠のうちの第一の面枠の下端に回動可能
    に支承するとともに、上記支持杆の中央付近に支承し、
    かつ、先端を前後面枠のうちの第二の面枠の下端に回動
    可能に支承する起伏杆を設け、上記支持杆上に金網等を
    張設した底面枠を固定することを特徴とする折畳み篭。
JP13018090U 1990-11-30 1990-11-30 折畳み籠 Expired - Lifetime JPH0650310Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13018090U JPH0650310Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 折畳み籠

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JP13018090U JPH0650310Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 折畳み籠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0486595U JPH0486595U (ja) 1992-07-28
JPH0650310Y2 true JPH0650310Y2 (ja) 1994-12-21

Family

ID=31877542

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JP13018090U Expired - Lifetime JPH0650310Y2 (ja) 1990-11-30 1990-11-30 折畳み籠

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