JPH06502828A - 容器再構成システム - Google Patents

容器再構成システム

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JPH06502828A
JPH06502828A JP3507264A JP50726491A JPH06502828A JP H06502828 A JPH06502828 A JP H06502828A JP 3507264 A JP3507264 A JP 3507264A JP 50726491 A JP50726491 A JP 50726491A JP H06502828 A JPH06502828 A JP H06502828A
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パリシン、ステファン・ピー,ジュニア
ケラー、レイモンド・ジェー
Original Assignee
バーウィック・コンテナー・コーポレイション
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    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/2646Of particular non cylindrical shape, e.g. conical, rectangular, polygonal, bulged
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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    • B65D1/00Containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material, by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/12Cans, casks, barrels, or drums
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B65D1/22Boxes or like containers with side walls of substantial depth for enclosing contents
    • B65D1/26Thin-walled containers, e.g. formed by deep-drawing operations

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 容器再構成システム 関連出願のクロスリファレンス 本出願は、「容器再構成システム」と称する1988年11月14日に出願し1 990年3月20日に特許第271,157号として発行された同時係属実用新 案出願第271,157号(以下「穀実用新案ケース」という)の一部係属出願 であり、その開示を参照によってここに組み入れる。
本出願はまた、以下の意匠出願(総合的に以下「親意匠ゲース」という)の各出 願の一部継続出願でもあり、その開示を参照によってここに組み入れる。
1)「継目および縦溝のある側壁を有する組み重ね可能な容器」と称する198 8年11月14日に出願した出願番号第270,123号2) 「組み重ね可能 な容器」と称する1988年11月14日に出願した出願番号第270,122 号 3) 「継目、窪み、および縦溝のある側壁を有する組み重ね可能な容器」と称 する1989年1月23日に出願した出願番号第299,957号4) 「継目 、リング、および縦溝のある側壁を有する組み重ね可能な容器」と称する198 9年1月23日に出願した出願番号第372.300号さらに「縦溝およびリン グのある側壁と、円形の底壁の周囲に伸長するに懸吊リング構成物を組み合わせ た、組み重ね可能な容器」と称する(本件と同時に)出願する出願番号(弁理士 ファイルNo、2−833)の関連意匠出願(以下「関連ケース」という)に対 してもリファレンスを行い、その開示を参照によってここに組み込む。
技術分野 本発明は、変形可能な金属で成形した概して円筒形のふた無し容器を再構成する システムにおいて、前記容器を長く引き伸ばし、容器の側部に勾配と縦溝を設け ることによって、再構成した容器を組み重ねて最小限の空間で最大数の空の容器 の輸送および貯蔵を可能にすると共に、再構成した各容器の外周部に少なくとも 1つのリング状の構成物3伸長させることによって、再構成した容器の強化、容 器の安定性の向−ヒおよび/または容器の取扱い特性の向、Fを図る容器再構成 システムに関する0本発明の別の側面は、本発明のシステムを使用して生産され る組み重ね可能な容器の特徴、および貴重な輸送空間および貯蔵空間の容器積載 量を最大にするこれらの組み重ね可能な容器の利用に関する6背景技術 円形の底壁と概して円筒形の直立した側壁とを外周部に伸長する継目に沿って接 続した概して円筒形のふた無し容器はよく知られている。例を上げると、家庭用 食料品を入れるのに使用されるタイプの小型の「ブリキ缶」から、工業用の比較 的大型の鋼製ドラムまである0本発明は主として、工業界で繰り返し再利用され るタイプの比較的大型のふた無し鋼製ドラムへの適用可能性に関連して説明する が、本発明の特徴が鋼製の工業用ドラムへの適用だけに限定されないことを、当 業者は理解するであろう。同様に、本発明は主として工業用ドラムなどの容器の 再構成への適用可能性に関連して説明し、そうした容器の多くはすでに工業界で 使用されてきたものであるが、本発明の特徴が工業用ドラムなど「既存の」容器 への適用だけに限定されず、むしろ組み重ね可能な新しい容器の成形に関連して 非常に有利に使用できることを、当業者は理解するであろう。
鋼製ドラムなどのふた無し容器を再利用可能にするための洗浄やその他の再調整 のコストは、新たな交換用ドラムを製造するコストの端数にすぎないので、鋼製 ドラムを繰り返し再利用することは工業界で広く受け入れられている慣行となっ ている。使用した後で再調整したドラムは購買用に利用できるだけでなく、倉庫 の大きな貯蔵空間を再利用可能なドラムの空貯蔵にしばしば当てるだけの価値を 持つ商品を構成するようになってきた。同様に、1回しか使用しない新しいドラ ムを購入するとコストがずっと高くなるのに比較して、既存の鋼製ドラムを再利 用するとコストがかなり低くてすむという観点から、ドラムの再利用現場まで空 ドラムを輸送するために、高価な用量荷車運送空間を比較的大量に利用すること が全く一般的になってきた。
鋼製ドラムのように標準サイズのふた無し容器を空の状態で貯蔵および輸送する 場合の問題点は、これらの容器が概して円筒形であるために、相互に部分的にで も組み重ね状態にして空の容器を積み重ねたりその他の方法でグループ化するこ とによって占有空間を効率的に利用することができないということである。倉庫 の貯蔵空間またはセミ1〜レーラトラツクや鉄道有蓋貨車の輸送空間に積み込ま れる標準サイズの各容器は、すでに貯蔵空間または輸送空間を占有している池の 同様の容器の内部に形成される空っぽの空間を全く利用することができない6参 照する親出願および関連出願 参照する親実用新案出願は、再利用可能な工業用の金属製ドラムに使用するのに 特に適した、概して円筒形の容器を再構成するシステムを提供することによって 、−h記およびその他の問題を取り扱っている。以下の説明および請求の範囲か ら明らかになるように、本発明は親出願の実用新案の特徴と合わせて利用するこ とが望ましい改良特徴に関するものである。
参照する親意匠出願は、本願の発明をもたらした連続開発プログラムの−・環と して導き出された容器の形状および外観の特徴に関するものである。本発明の選 択した特徴を、参照した親意匠出願に開示された意匠の特徴と共に利用すること ができる。
参照する関連出願は、本発明の好適実施例に使用することのできる容器の形状お よび外観の特徴に関するものである。
発明の開示 本発明は、親実用新案出願の要旨を構成する特徴と組み合わせて利用することが 望ましい改良特徴に関するものである0本発明の特徴は、一般に円筒形のドラム のような容器を再構成して、空のときに組み重ねができるように勾配があって縦 溝付きの側壁を有する容器にする改良システムを提供するのに役立つ。本発明の 特徴3組み込んで再構成した容器は、一般に剛性の向上、高度の安定性、および /または取扱い特性の向上などの長所を呈示する。
本発明の1つの側面は、変形可能な金属で成形した概して円筒形のふた無し容器 を再構成するシステムを提供し、再構成後の容器を組み重ね状態にすることを可 能にし、標準サイズの1つの容器の内部の空っぽの空間を同一標準サイズの隣接 容器の一部で少なくとも部分的に占有することができるようにする特徴を有する 再構成容器を提供することに関する。再構成の過程で容器に加わる特徴は、再構 成した容器の側壁の長さの大半に沿って伸長する勾配付きで縦溝のある側部、お よび再構成した容器の高さが高くなるように位置変更される底壁部とを含む(つ まり、再構成の過程で容器は長く引き伸ばされる)、また、本発明の改良特徴に 従って容器を再構成する方法は、以下の説明で詳しく述べるように、容器の強度 、容器の安定性および/または容器の取扱い特性を向上するのに役立つ少なくと も1つのリング状の構成物を容器に提供する段階を含む。
本発明の好適実施例の別の側面によると、変形可能な金属で成形した概して円筒 形の新品および中古のふた無し容器の価値は、容器を長く引き伸ばし、容器の側 壁部および底壁部に縦溝およびリング状の構成物を付加する過程を通して容器を 再構成することによって高められる。再構成過程で付加される構成向上の特徴の 幾つかは、再構成した容器を空で貯蔵および輸送するときに組み重ねができるよ うにするのに役立つ。他の構成向上の特徴は、容器の剛性を向上し、高度の容器 の安定性を提供し、および/または容器の取扱い特性を改善するのに役立つ。
好適実施例では、これらの特徴は、1)流体積載量に大きな変化を生じることな く、2〉容器が最初に製乍されたときに形成された継目の液密特性に悪影響を与 えることなく、3)容器の上向きに開口したリムをゆがめることなく、付加され る。
好適実施例のさらに別の側面は、再構成過程の結果として形成された容器によっ て規定される形状に関する。この形状は、再構成した容器の側部の長さの大半に 沿って伸長する勾配付き縦溝構成物のような特徴と、再構成後の容器の高さが高 くなるように底壁の中央部をOIJ壁に対して軸方向に移動した底壁と、1)相 対的に小さい直径の底部、および2)高くなった底壁部と周囲の縦溝部との間の 懸吊リング状の過渡部を形成するために、折り曲げられ絞り成加工される周辺底 壁部とによって特徴付けられる。
好適実施例のさらに別の側面は、上記の再構成の特徴を、外周部に伸長する1つ 以上のリング構成物を設けるなど別の再構成の特徴と組み合わせて取り入れ。
両方を結合して輸送および貯蔵空間の容器積載量を最大にし、かつ空の再利用可 能な容器を取り扱い、保存し、輸送し、組み重ね状態にし、組み重ね状態にした 後で分離することの容易さと効率を向上した、組み重ね可能な容器の利用にある 。
本発明の好適実施例のさらに別の側面は、容器の開放端領域を取り囲むリムを円 形でない形にゆがめることなく、かつリムの寸法を変化することなく、上記の容 器再構成の過程を実行するために提供する能力にある。実際、好適実施例で容器 の再構成過程の大半を実行するのに利用する深絞り圧搾操作は、再構成を受ける 容器のリムが抑制されて、そうでなければリムの形状と大きさに変化をもたらす 力を無効にするような方法で実行される。こうして好適実施例では、ふた無し容 器の底壁部および開放上端領域から離れた側壁部分だけを再構成し、容器の再構 成を実行するために容器に加える力は、主として容器の底壁に作用するラム、お よびリムから離れた場所を変形させるダイス部分を用いて加え、それによって従 来のふた(容器の開放端領域を閉じるために容器のリムに取り外し可能に収り付 けるように設計された凛準サイズのふたなど)を容器に使用し続けることを可能 にする。
本発明の好適実施例の別の側面は、拡張成形され外周に伸長する1つ以上のリン グを、再構成した各容器の側壁上部の位置であって、容器の再構成過程で各容器 を長く引き伸ばし形状を変化させるときに側壁および周辺底壁部にできる縦方向 に伸長する縦溝構成物の最上部の1つ以上の位置に提供することにある。最も好 適な実施例では、間に距離を置いて外周に伸長する側壁部分を半径方向に押し広 げることによって、縦方向に伸長する縦溝の上端領域の最上部の縦方向に離れた 位置に、外周に伸長する1対のリング状の構成物を設ける。これらのリングは、 容器の剛性を向上するだけでなく、容器を1つの場所から別の場所へ移動すると きに掴むことのできる構成物を提供するのに役立つ、さらに、位置が低い方のリ ング(つまり、側壁の縦溝構成物の上端領域の直接隣接位置に設けたリング構成 物)は、空の容器を組み重ね式に積み重ねるために同一形状に再構成した容器を 相互に挿入できる程度3制限し、それによって組み重ねた容器が組み重ね状態で 維持される間に奥まで押し込まれ分離できなくなるのを防止し、組み重ねた容器 の容易な分離を保証する。
本発明の最適実施例の特徴は、勾配付きの縦溝構成物をプレス成形した後で。
縦溝構成物の上端領域の先端部を遮る容器の側壁部分を押し広げることによって 、外周に伸長した2つのリングくこのすぐ上の段落で言及したリング)のうち低 い方のリングを成形し、そうして再構成した容器が、拡張成形した2つのリング 状構成物の下の方のリングのすぐ下の部分から漸次内向きに傾斜し始めるように することである。この配列により、再構成した容器は相互に「組み重ね」にする ことができ、組み重ね動作中に1つの容器をもう1つの容器に挿入できる程度は 、1つの容器の2つの拡張成形リングのうちの低い方のリングを外側の容器のリ ム構成物と係合させることによって制限される1組み重ね作業中のこのリングと リムの係合は、組み重ねた容器が奥まで押し込まれて離れなくなるのを防ぎ、そ れによって組み重ね関係にある容器の容易な分離を保証する。
本発明の好適実施例の別の側面は、下向きに伸長する1つのリング状の構成物を プレス成形し、再構成後の容器の縦溝付き側壁と実質的に円形の高くなった底壁 部との間の連結部を提供することである。最適実施例では、この懸吊リング構成 物は、水平面内に伸長するリング状の底面を形成し、容器をよく安定した状態で 平坦な表面上に支持する(つまり、表面支持した容器は、平坦な表面上に置いた ときに左右に「ぐらついたり」、「揺れたり」しない)、この配列により、平坦 な支持表面の近接分離配置した構成要素を形成する支持要素を持っローラコンベ アまたはその他の移送手段で、再構成した容器を移動しなければならない場合に 、容器はそうした表面上を、そうした移動中に左右に揺れることなく、移動する ことができる(つまり、液体を充満したふた無し容器がそうした移動中に揺れな いので、液体が容器からこぼれない)。
本発明の好適実施例の別の側面は、わずかに持ち上がった中心部の「クラウン状 」構成物を含むように、高くなった円形の底壁部を成形することにある。底壁部 にそうした「クラウン状」構成物を含めることによって、上の段落で述べた縦溝 や懸吊リングをプレス成形する際に行われる深絞り加工の結果、底壁に望ましく ない形状(例えば「波打ち」状態や、著しく平坦でない形状)が形成されないよ うに保証する。
本発明のシステムの好適実施例のさらに別の特徴は、予想外の結果、つまり実施 する容器再構成のタイプを実際に、円形の底壁と上方に伸長する概して円筒状の 側壁の下端領域とを外周に伸長する継目に沿って接続したタイプの継ぎ合わせ容 器に利用することができるという点にある。S+製トドラム一般に底壁と周囲を 取り囲む側壁とが底壁ロール継目で接合されており、またこのタイプの継目横這 は通常大きい変形ができないと考えられているので、当業者は既存の鋼製ドラム を再構成可能と考えなかった。特に本発明のように、再構成に容器の継目の隣接 部分または継目自体を形成する部分にかなりの変形が含まれる場合、本発明で達 成した内容は、当業界では受け入れられる従来の慣行の範囲から大きく外れるも のとみなされてきた。
本発明の特徴は実際、再構成システムが継目のある壁構造を持つ容器に使用でき るだけでなく、底壁の外周に伸長して底壁と側壁とを接合するロール継目などを 持つ工業用ドラムのような容器にも、非常に高い信頼度で使用可能であることが 明らかになった点にある。再構成の過程で、容器の底部リムの継目(つまり底壁 を形成する板金と側壁を形成する継ぎ合せロール板金とを接続する継目)は、再 構成後の容器の縦溝付き側壁の一部を構成するように変形することが望ましい。
継目が再構成の過程で「開いたり」、別の方法で「損傷」することはなく、継目 の液密性の完全性は保持される。
本発明の上記およびその他の特徴は、添付の図面に関連して説明する以下の記述 および請求の範囲から明らかになり、本発明をさらによく理解することができる であろう。
図面の簡単な説明 図1は、先行技術で周知のタイプの概して円筒形のふた無し容器の斜視図である 。
図2は、図1の線2−2で示す面から見たその断面図である。
図3は、図】の容器を本発明の特徴を実施した形状に再構成したときの斜視図で ある。
図4は、図3の線4−4で示す面から見たその断面図である。
図5は、図3の再構成した容器の側面図である。
図6はその上面図である。
図7はその底面図である。
図8は、図3の線8−8で示す面から見たその断面図である。
図9は、再構成した4つの容器を直立に「組み重ねた」状態、および同等のサイ ズの従来の容器2個を積み重ねた場合に要する貯蔵空間との有利な比較を示す、 幾分概略的な断面図である。
図10は、本発明の好適実施例に従って図1に示すタイプの容器の再構成を実施 して、図3に示すタイプの容器を成形するために使用する装置の幾分概略的な側 面図であり、容器をラムでダイス内に一度に1個ずつプレスして容器の再構成を 実行する装置のラムがダイス上部に持ち上げられた状態を示す。
図11は、図10の線11−11で示す面から見た上面図である。
図12は、図10と同様の側面図であるが、部分的に切り欠き断面図になってお り、図1に示したタイプの容器が装置のダイスに導入され再構成を開始する状態 を示す。
図13ないし図17は、装置の選択された部分を切り欠いている以外は図12と 同様の側面図である。この一連の図は、図1に示すタイプの容器を再構成して図 3に示すタイプの容器を成形する工程の各段階を示す。
図18は、再構成した容器を装置のダイスから取り出すときに使用できる1つの 方法を示す断面図である。
図19は、図10のプレスを利用することによって容器再構成の第1段階を終了 し部分的に再構成した容器の側壁の上端部付近の外周に伸長する1対のリングを 成形するために容器再構成の第2段階で使用したマルチジョーエキスパンダ(翔 U口i−jaw expander)装置から取り出す過程にある、再構成した 容器を示す。
図20は、本発明の好適実施例を具体化し、完全に再構成した容器の斜視図であ る。
図21は、図20の線21−21に示す面から見た断面図である。
図22は、図21の断面図の選択した部分の拡大図である。
発明を実施するための最良の形態 図1および図2について説明する。金属製ドラムのような従来の概して円筒形の ふた無し容器を一般的に数字10で示す、ドラムつまり容器10は、概して円筒 形の直立した側壁12を有しており、その直径は実質的に均一である。ll1M !12の上端部には、容器10に中身を入れるための上向きの開口部16を形成 するロールリム14がある。実質的に平坦な円形の底壁20は側壁12の底端部 を閉鎖するものであり、外周部に伸長する継目22、−i的にはロール継目によ って側壁12に接続されている。
底壁20は、1枚のほぼ円形の金属薄板または鋼板材で形成するが、底壁20の 選択した部分を異なる数字で示している。数字20bは底壁20の「中心部」( つまり、ドラム10の直径の約2/3を構成すると考えることができる底壁20 の真中の領域)を示す、数字20aは底壁の「周辺部」 (つまり、底壁20の 残部を構成する材料の環状帯であり、中心部20bの外周部に伸長する部分)を 示しており、継目22によって側壁12に接合される。
図2について説明する。容器10は寸法して示す全長つまり高さを有する。容器 10はその長さに沿って実質的に均一の直径を有する。その直径を寸法りで示す 1本発明の特徴は実用的には再使用可能な工業用ドラムが関わる用途だけに限定 されないが、説明のために、容器10が、長さしを約34インチ、直径りを約2 4インチとする標準的な再使用可能な工業用ドラムを構成すると想定しよう。
次に図3−8、図20、および図21について説明する6本発明の好適実施例に 従って再構成した(図1および図2に示すタイプの)容器を、一般に数字110 で示す、容器110は、概して円筒形の直立した側壁112(その一部分は元の 容器10の側壁12で形成され、別の部分は元の容器10の底壁20の前記周辺 部20aで形成される)を有する。側壁112の上端部にはリム14と同一のロ ールリム114があり、容器110に中身を入れるための開口部16と同一の上 向きの開口部116を形成する。
リム114から下方に短い間隔を置いて、外周に伸長する1対のリング状構成物 130.132がある。これらは、図19に示すエキスパンダ装置300の使用 の説明に関連して述べる方法で、側壁112の上部を押し広げることによって成 形する。リング130,132は縦方向に短い間隔を置いて配置され、断面を見 ると(図21参照)どちらも実質的に同一であり、容器110の外周に伸長する あらゆる位置で実質的に均一の半径方向断面形状を有する。
円形の底壁120は、元の底壁20の中心部20bで形成される0円形の底壁1 20の周囲には懸吊リング状構成物134が伸長し、円形の底壁120と、主と して底壁周辺部20aで形成され上の方にカーブする周辺底壁部136との間を しっかりとくとぎれることなく連続的に)接続する過渡部を構成する。リング1 34は、容器110を平坦な上向きの支持表面(図示せず)上に支持するために 水平面上に伸長するリング状の底面140を構成する。リング状構成!1113 134は、上向きに開いたリング状の溝138(図22参照)を形成する。この 溝は容器内に開口しており、貯蔵および/または輸送のために容器110に充填 される液体の一定量を受容する。
再構成した容器110は、側壁表面に沿って部分的に、そこに成形された勾配付 き縦溝構成物142の間を半径方向に内向きになったり外向きになったりして蛇 行する輪郭線を描く、比較的複雑な形状をした継目122を有する(a目はまた 、容器を長く引き伸ばす工程で発生する力の性質や、再構成過程で容器10の側 壁部に現われるひずみ応答によって異なるが、比較的小さい振幅の波形状に軸方 向に蛇行する傾向もある)。
次に図4について説明する。リム114と継目122の距離は概略的に寸法L′ で示す(これは実質的に元の寸法りと変わらない)、シかし、継目の複雑な形状 (その一部分は必ずしも他の部分と共通の平面上に伸長していない)を考慮すれ ば、文字し−で示す寸法は近似的なものであって、リム114に対する継目12 2のおおよその位置を示そうとしていることが理解されよう。
図4で、再構成された容器110は寸法L”で示す全長つまり高さを有する。
容器110の直径は、その長さの大部分に沿って不均等であり、リム114付近 の位置における容器110の直径は寸法D(図2に示したのと実質的に変わらな い寸法)で示すが、継目122付近の容器の最大直径は寸法D゛で示し、円形の 底壁120の直径は寸法D”で示す、容器110を長さしと直径りの寸法がそれ ぞれ約34インチと24インチの工業用ドラムから成形した場合、結果として得 られる容器110は、寸法L”、D−1およびD”をそれぞれ約37−1/2イ ンチ、21インチ、および約16ないし1フインチとすることが望ましい。
次に、容器110の底部の断面を拡大して示す図22について説明する。リング 状構成物134は、寸法Jで示す外径と、寸法Fで示すリング134の高さと、 寸法Gで示すリング134の(半径方向に測定した)幅を有する。
図22に示すように、底壁120は、リング状の底面140より実質的に直径F に等しい量だけ高くなる。底壁120は好適実施例では実質的に水平に伸長する が、底壁120は完全に平坦ではない。そうではなく、底壁120は、寸法Pで 示す距離だけ半径方向に内向きに伸長する環状の外側部分124を有しており、 外側部分124を構成する材料は、寸法Fに等しい量だけ底面140より高くな った水平面上に伸長する。外側部分124の内径と一体的に滑らかに連続的につ ながっているのは、寸法Xで示す距離だけ半径方向に内向きに伸長する、傾斜し た環状部分126である。環状部分126の内径と一体的に滑らかに連続的につ ながっているのは、外側部分124の平面から寸法Yで示す距離だけ離れた水平 面上の伸長する、円形の中心部分128である。
−例として、約55カロンになる量の液体を入れることを目的とするタイプの工 業用ドラムは、リム寸法りと全高寸法しくこれらの寸法を示す図4参照)がそれ ぞれ約24インチと37−1/2インチである。このようなドラムは、寸法J、 F、およびGをそれぞれ16インチ、3/8インチ、および1/2インチとする ことが最も望ましいく寸法Fは約1/4インチから約1/2インチの範囲が望ま しく、寸法Gは約3/8インチから約5/8インチの範囲が望ましい)。こうし たドラムは、寸法XおよびPをそれぞれ約1−1/2インチおよび2インチとし 、寸法MおよびNをそれぞれ約11インチおよび8インチとすることが望ましい 。
寸法Y(外側部分124からクラウン状の中心部分128までの高さ)は、一般 的には約1/8インチが選択される。この寸法は、底壁120を形成する金属に 所定の形状の所望の構成を形成させる寸法であり、底壁の中心に向かって少なく とも少し上向きに伸長するクラウンができるように故意に底壁を構成しない限り 、しばしば形成されがちな波のようにうねりのある底壁が形成されずにすむ高さ である。1つのタイプの「クラウン」構成物についてここに述べてきたが、当業 者にとって明白なように、発明者らが現在承知している本発明の実施例を実行す るための最適態様を代表する再構成容器に含まれる形状である限り、本発明の精 神と実施例から逸脱することなく、池のタイプのクラウン構成物に置き換えるこ とが可能である。
次に、再構成した容器110の長く引き伸ばした縦溝のある形状(およびその他 の特徴)を示す図3から図8までを説明する。縦溝構成物142は、容器110 の側壁112の周囲に滑らかにしかも比較的なだらかに弧を描く表面によって特 徴付けられる、多数の実質的に同一の滑らかに傾斜する構成物から成ることが分 かる。好適実施例では縦溝構成物142を8個とし、容器110の想像中心軸を 中心として相対する位置に対として対称的に配置する。しかし、所望する容器の タイプや形状によって、あるいは側壁の選択部分における所望の勾配の程度によ って、構成物142より大きい寸法および/または小さい寸法、および/または 相互に異なる寸法の縦溝構成物(図示せず)を利用することができるので、縦溝 構成物142の個数は8個より多くすることも、少なくすることもできる。
後で図10−18、および図19に関連してさらに詳しく説明するが、容器10 の再構成による容器110の成形は、2段階の工程で実施される。i初にプレス 200(図10−18参照)を利用し、これを容器に一度に1個づつ作動させて 主要な構成変更を実施し、組み重ね可能な容器を成形する0次にエキスパンダ3 00(図19参照)を利用し、再構成容器の選択した上部部分を押し広げ、容器 のリム114近くの位置に外周に伸長する1対のリング130,132を成形す ることによって工程を終了する。
後で図10−18に関連してさらに詳しく説明するが、プレス200は、概して 円筒形の各容器10の閉じた底端部領域をダイスに押し込み、再構成時に容器の 底壁部と側壁部を変形して容器10を長く伸ばし、傾斜した縦溝構成物142を 有する再構成した容器110を成形する絞り加工を実施するために使用する。
新たに縦溝構成物142を成形することと、再構成した端壁120をもたらすこ とによって容器を長くすることは、両方が一つに組み合わさって、同一に再構成 された容器110を最小限の空間で空の状態で輸送および貯蔵するために非常に 高い効率で組み重ねることを可能にする特徴である。
後で図19に関連してさらに詳しく説明するが、エキスパンダ300は、プレス で再構成した容器のリム端部部分を押し広げ、外周に伸長する1対のリング状構 成物130,132を成形するために使用する。こうしてできたリング状構成物 は容器の強度を高めるだけでなく、自動容器吊り上げ・位置決め装置によって容 易に係合することが可能な構成物の形成によって、容器の荷役取扱い特性が向上 する。さらに、下の方のリング状構成物132は、再構成した容器を相互を組み 重ねたときに、1つの容器のリング132がその外側の容器のリム114と係合 して、組み重ねられた容器が奥まで嵌まり込んで外れなくなるのを防止し、容器 を組み重ねた状態から容易に分離できることが保証されるような位置および構成 にする。
本発明の好適実施例を具体化した再構成後の容器の特徴の説明のMr&に(この 後、そうした容器を成形する方法について説明する)、全体的に数字150で示 す「組み重ね」を形成するように、再構成した4個の容器110を組み重ねた状 R(つまり、4個の再構成容器110のうち3個が部分的に、外側下部に隣接す る容器110の内部に伸長している状態)を示す図9について説明する。#iみ 重ね150の特徴は、下の方の3つの容器110のリム構成物114が上の方の 3つの容器】10のリング状構成物132と係合して、組み重ねた容器110が 奥まで嵌まり込んで取れなくなるのを防ぐということであり、それによって容器 110を組み重ね150から容易に分離することが保証される。再構成した容器 110を図9に示すようなやり方で組み重ねることにより、空の状態の容器11 0を収容するために必要な貯蔵および/または輸送空間の量をかなり減少するこ とが可能である。実際、任意の貯蔵または輸送空間の有効容量を2倍またはそれ 以上にすることができる。 高11な荷車運送の容器積載量を2倍にすることの 経済的影響は小さくない、毎日ハイウェイを移送する何百台ものセミトレーラト ラックが空のドラムだけを、ドラムを空にした場所および/または貯蔵していた 場所からドラムを再び使用する場所まで輸送することを考えると、これらのトラ ック輸送の数を少なくとも50バーセン1〜削減できることの経済的影響は非常 にめざましい。
本発明の再構成した容器110が任意の輸送空間または貯蔵空間の有効容器積載 量をどのように倍化またはそれ以上にすることができるかをよりよく理解するに は、現在空の容器10を貯蔵している方法を、く本発明の特徴を具体化して)組 み重ねた再構成容器110を貯蔵する方法と比較するだけでよい。再構成した容 器110は相互に組み重ねることができるので、例えば(図9に示すように)4 gのドラム110の組み重ね150は、従来のドラム10の場合これまで1個の 上に1個を積み重ねた状態で2個のドラム10が占めていた床面積と高さを占め ることになる。同様に、7個のドラムの組み重ね(図示せず)は、これまで次々 に上に重ねて置いただけのドラム3個が使用していたのとほぼ同じ床面積と高さ を占めることになる。
再構成したドラムを任意の貯蔵空間または輸送空間へ運ぶときの容易さと効率を 向上する新たな要素は、幾つかのドラムの組み重ねが比較的しっがりした1つの 構造を形成するので、フォークリフトトラックのような装置で、相互接続しない 限り1個づつ取り扱わなければならない同数の従来のドラムよりずっと容易に取 り扱うことが可能になるということである。こうして、12個のドラムを組み重 ねると、12個のドラムを個別に移動するよりずっと速くかつ効率的に移動する ことができる。
さらに、組み重ねたドラムの壁部分が他のドラムの内部に伸長するので、絹み重 ねを構成するドラムは、荷役取り扱い中および貯蔵中に相互に補強し合う傾向が あり、したがって空のときに著しく凹んだり、穴が明いたり、その他損傷するこ とが著しく少なくなる。
本発明の再構成ドラムを使用することによって効率を向上するさらに別の要素は 、比較的大きい組み重ねのドラム(例えば一般的には18個から24個のドラム の組み重ね)を、紐でくくった木材のように積み重ねた状態で、長い円筒状の物 体を取り扱うように取り扱うことができるということである。さらに、1つに組 み重ねるドラムの個数は、空のdrアルゴリズムを収容するために使用する特定 の貯蔵空間または輸送空間の高さくまたは長さ)に応じて選択することができる ので、ドラムを利用可能な空間に効率的に、つまり従来のドラムの場合よりずっ と効率的に、積み込むことができる。
本発明のシステムの特徴は、予想外の結果にある。つまり、本発明に従って実施 するタイプの容器再構成は実際、円形の底壁と上向きに伸長する概して円筒状の 側壁の下端領域とを円周上に伸長する継目に沿って接合したタイプの、例えば図 1に示す容器10のような従来の継ぎ合わせ容器に利用できるということである 。1製ドラムは一般的に、底壁を周囲の側壁と接合する底壁ロール継目(継目2 2のような)を有しており、このタイプの継ぎ合わせ構造は普通大きく変形させ ることができないと考えられているので、当業界では既存の鋼製ドラムが再構成 可能とは考えてもみないことであった。特に本発明のように、再構成が容器の継 目に隣接する部分および/または継目自体を構成する部分の大幅な変形を含む場 合、当業者は、本発明で達成されることを、受は入れられる従来の慣行の範囲を 大きく逸脱するものとみなしてきた。
本発明の特徴は、再構成システムが継ぎ合わせた壁構造を有する容器に使用でき るだけではなく、実際に再構成システムが、底壁の外周に伸長して底壁と側壁を 接りするロール継目などを有する工業用ドラムのような容器と非常に高い信頼度 で使用できることが明らかになったことである。再構成の過程で、容器の底部リ ム継目(つまり、底壁を形成する金属板と側壁を形成する金属薄板の継ぎ合わせ ロールとを接続する継目)は、再構成後の容器の縦溝のある側壁部分か形成され るように変形される。継目の部分は共通平面上から外れるように絞るので、継目 は正面から見たとき、(S字状でなければ)円弧状の曲線を含む極めて複雑な形 状になるが、再構成の過程で継目が「開いたり」、その他の方法で「損傷」する ことは無く、継目の液密性の完全さは維持される。
本発明のシステムを使用することによって比較的簡単に底部継ぎ合わせ容器を再 構成することができるという発見から誘導された本発明の1つの側面は、容器1 10の有利な特徴を取り入れた、組み重ね可能な新しい容器を経済的に製作する 手段が本発明によって提供されるという、二とである。言い換えると、本発明の 特徴の1つは、1)ロール継ぎ合わせにより側壁を円形の底板に接合した従来の 筒形容器10をコイル鋼材から成形し、2)新しく成形したこれらの筒形容器に 前記の絞り工程を施して容器10を再構成し、複雑な形状と組み重ね可能な特徴 を持つ容器110を提供することによって、全く藺草にしかも安価に、比較的複 雑な形状の組み重ね可能な新しい容器を製造することが本発明によって可能にな るということである。
予想外の結果3もたらす本発明の好適実施例のさらに別の特徴は、標準の55カ ロン用ドラムのような容器を再構成すると、側壁の一部分に#1講ができ、内向 きに折り曲げられた結果生じる液体積載容量の減少が、底壁の周辺部分を上向き に折り曲げ、l1tll壁の拡張部とすることにより容器が長くなって、大部分 補償されるということである0本発明のほとんどの好適実施例では、容器の再構 成の過程は、このようにして行なわれる体積の補償の結果、ドラムの流木積載容 量に最終的変化が実質的に無いように実行される。 本発明の好適実施例では、 −i的に直径が24インチ、高さが34インチのドラムを、底壁の中心部分が側 壁の部分に対して軸方向に移動してドラムが約10パーセントつまり約3ないし 4インチはど長くなるように再構成する。側壁と底壁の周辺部分(底壁と側壁と の継目を構成する部分も含む)は半径方向に内向きに絞り、勾配付きの縦溝を形 成するく同一の縦溝8個の配列とすることが望ましい)、それぞれの縦溝は、ド ラムの底部の最大直径が約2ないし3インチ(つまり約10パーセント)減少し 、底壁の直径が(元の底壁の直径の約24インチに比較して)約16ないし1フ インチに減少するように、再構成後の容器の側部の長さの大半に沿って上向きに 伸長させる。
また、この変形の結果、容器の流木積載容量が大きく変化しない。
次に図10−18を参照しながら説明する。好適実施例における上記のタイプの 容器再構成は、装置200を利用することによって実施される。装!200は、 下向きに伸長可能なラム230を装備した油圧シリンダ220を支持するまっす ぐなフレーム210を有する。シリンダ220は、上向きに開口しているキャビ ティ250を構成する中空ダイスの上部に配置されており、ラム230は下向き にキャビティ250の内部まで伸長可能である。
油圧シリンダ220はダイスのキャビティ250と中心が一致するようにフレー ムで支持されており、ラム230の運動は、垂直に伸長しダイスのキャビティ2 50の中心と一致する数字260で示す想像軸に沿って行なわれる。ラム230 は円形の端部材232を有する。端部材の直径は、装置200で再構成するため にダイスのキャビティ250に挿入される円筒形ドラム10の直径の約3分の2 を選択する。容器10がく前に述べたように)直径24インチのドラムの場合、 ラム230の端部材232の直径は約1フインチから18インチの範囲内とする ことが望ましい、これにより、容器10を再構成し、て容器110を形成すると きに、ラム230は容器10の端壁20の中心部分20bに作用し、端壁20の 周辺部分20aを軸方向に折り曲げて、容器10の側壁12の伸長部を形成する ことが可能になる。
ダイス240は、底壁244から軸260と同心的に上向きに伸長する、概して 円筒形のl11壁242を有する。側壁242の内部には内向きに伸長するリブ 246がある。
リブ246は、容器10を再構成するときに、容器1oの材料がリブ246に沿 ってスライドし、完全に再構成した容器110の形状を受け入れることができる ように、勾配があり滑らかな丸みのある形状をしている。リブが底壁2oの周辺 部分20aを適切に内向きに折り畳み、曲げ、再構成して、底壁120と縦溝付 き側壁112との間に円滑な過渡部が形成されるのを助けるために、底’!24 4の隣接部に、勾配のある構成物248も具備することが望ましい。
ダイス240は、上向き突出しラム290を中心にして伸長し、その持i毀と協 働し、て再構成後の容器の底部の多数の特徴(図22に示す多数の特徴をはじめ とする)を形成し規定する底壁部245を有する。ダイス240の底壁部245 は突出しラム290の拡大頭部を受容する開口部を規定し、突出しラム290の 拡大頭部の周囲に環状溝282が形成されので、ラム230の下向き端部232 によって実行される懸吊リングの形成279が可能になり、プレス200を使用 して再構成する容器のリング状構成物134がプレス成形される。同様に、突出 しラム290の上向き頭部とラム230の下向き表面部は協働して、再構成しよ うとする容器の底壁120の中央部に、上向きに持ち上がった「クラウン」構成 物を成形するように構成する(特に、これらの協働するラム表面は、底壁120 に高くなった「クラウン」を形成する要素126,128を成形するように構成 する)。
図12を参照すると、従動子アセンブリ270が運動可能な状態にラム230に 支持されている。従動子270は横方向に伸長するベース部材272を有する。
ベース部材272の中心部にそれを貫通する六274が形成されており、ラム2 30はその穴に滑台状態に受容され、ベース部材272が重力の影響下でラム2 30に沿って軸方向に運動することができる。外側リング構造276をベース部 材272から懸吊し、ダイスキャビティ250の上部252に滑合状態に受容さ れるように構成する。また、内側リング精造278を外側リング構造276の内 側から懸吊し、容器10を装置200で再構成するときに容器10のリム14を 補強するために、容器10の開口部16の内部に滑合状態で伸長するような寸法 にする。
さらに図12を参照しながら説明する。ダイスキャビティ250は、外側リング 構造276の外径を滑台状態に受容するように構成した、実質的に均一の直径を 持つ上部252を有する。ダイスキャビティ250の残部は、ダイスキャビティ 250の周囲の実質的に均等間隔の位置でダイスキャビティの内側に半径方向に 突き出ている、滑らかな丸みのある勾配けきのリブ256のある部分以外は、容 器10の継目22を滑合状態で通過させることができるように選択した比較的小 さい直径を持つ。
図12で、容器10はダイスキャビティ250の上部252に装着され、重力の 影響で、継目22がリブ246の上端領域に係合する位置までダイスキャビティ 250の内部へ滑り落ちた状態で示されている。図13では、ラム230が容器 10の内側に懸吊し、ラムの拡大端部232が底壁20の中心部20bの内部表 面と係合している。図13はまた、ラム230が容器10の内部にまで下降した ときに、従動子270が重力の影響で、外側リング部材276がリム14の最上 部と係合し静止した状態で、内側リング部材278が容器開口部16の内側に伸 長して側壁12のリム14付近が強化される位置まで、ラム230と共に下降す るという事実を示している。従動子270は、図14ないし16までに示す各段 階の流れを見れば明らかなように、容器の再構成の工程全体を通じて、図13に 示すように容器10の上端領域に係合した状態で静止したままである。
次に図14ないし16を参照する。ラム230は徐々に伸長して、容器10の底 壁20をダイスキャビティ250の内部に(そして最終的にはキャビティ250 の底壁244と係合するまで)押し下げていき、縦溝246が徐々にに形成され 、容器の底壁20が再構成され、容器10が長くなり、底壁部分126および1 28によって規定されるリング状懸吊構成物134や高くなったクラウン構成物 が形成される。リム14は、従動子270と協働して容器10の上端領域のゆが みを制限するダイス240の上端部によって、所望の形状と構成に維持される。
次に図17を参照する。ラム230を引き抜くと、従動子270がそれと共に上 方に移動し、新しく成型された容器110がキャビティ250の内部に残される 。その後、再構成された容器110をダイスから取り出す、再構成された容器1 10のダイスからの取出しは、図18に示すように、突出しラム290を上向き に移動することによって行なわれる。
要約すると、容器の1つのダイスへの押し込みはラム230によって行なわれる 。ラム230の中心部分232は容器の直径の約3分の2を持ち、ラム230の 端部領1111232が底壁20の中心部分20bと係合する。ラム230は徐 々に容器をダイス240内部に押し込んでいき、ダイス240のリブ242が徐 々に深く、徐々に長い縦溝142を、再構成する容器10の側壁に沿って形成し ていく、縦溝142は、側壁12と底壁部20aの間にある継目22を横切って 伸長し、複雑な構成の継目122が形成されるが、継目が破断したり、i遣上ま たは機能上の完全性にその池の損失が発生することは無い。
ラム230が容器を除々にダイスに押し込んでいくときに、リブ242によって 容器10の底壁周辺部分20aに働く圧縮力は、ラム230によって底壁20の 中心部分20bに働く軸方向の力とあいまって、底壁20の周辺部分20aをそ っと、徐々に、半径方向に内向きに折り曲げさせ、軸方向に伸長させ、それによ って底壁20の中心部分20bが側壁12に対して軸方向に、ラム230の運動 方向に移動することができる。
容器10をプレス成形してその再構成を実施するときに、側壁12の一部分を内 向きに折り曲げて縦溝142を形成するので、容器の流体積載量か幾分減少する 。しかし、底壁20の中心部20bを軸方向に引き伸ばす(つまり、再構成過程 で容器10が長くなる)ことにより、容器の流体積載量は幾分増加する6その結 果、最終的には、再構成後の容器の流体積載量は、元の容器10の積載量から必 ずしも大きく変化させる必要はない。
次に図19を参照する1図10−18に関連して説明したようにプレス200を 利用して容器を再構成した後、再構成した容器のリム端部領域を一度に1個づつ 、従来のマルチジョーエキスパンダ装置300の周辺部に配!することによって 、再構成の過程をさらに続けることが望ましい、装置300は、半径方向に運動 可能なジョー310を12またはそれ以上装備することが望ましい。ジョー31 0は、図19に示すように、引き込ませて密接グループ配列(closely  grouped arrΔy)にすることができ、その状態で容器のリム端部領 域を配列の上から無理無く被せることができる。その後、半径方向に外側に突き 出るバー312を持ちそれぞれのジョー310を同時に半径方向に外側に移動さ せると、容器の側壁部分が押し広げられ、リング状の構成物130.132が形 成される。数字300で示すような市販のエキスパンダ装置の使用は、当業者に は周知のことであるので、当業者が容器再構成過程のこの側面を実施できるよう にするために、容器再構成過程のこの段階についてさらに詳細に説明する必要は ないだろう。
以上の説明から明らかなように、本発明のシステムにより、従来の円筒形容器を 再構成して、底壁の引き伸ばしや側壁の縦溝などを特徴とする特徴を付加するこ とによって、組み重ね可能な容器を経済的に形成することが可能である。これら の特徴を1寸加する深絞り加工法は、予想外の結果をもたらす。つまり、底壁の ロール継目を持つ工業用ドラムでもちゃんと再構成して、容器の組み重ね可能性 やそれによる利点を実現することができる0本発明のシステムはその特徴が多様 であり、その適用性は幅広く、先行技術では提示されたり示唆されたことのない 新規の特徴と改良した特徴を組み込んでいる。
本発明をある程度の具体性を持つ好適実施例の形で説明したが、好適実施例の開 示は例示として取り上げたにすぎず、請求の範囲で示す発明の精神および範囲か ら逸脱することなく、構造の細部や部品の組み合わせや配列など多数の変形を実 施できることは理解されよう。特許要件を備えた新規性のどんな特徴が開示した 発明に存在しようと、特許請求の範囲における適切な表現によって網羅すべきも のである。
FIG、II FIG、9 FIG、21 国際調査報告

Claims (67)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.a)間隔を置いて相対する位置にある両端部間に実質的に均一の直径を成す ように伸長する側壁を形成するために輪帯状に配置した金属薄板材の連続帯と、 実質的に前記均一直径と同一の直径を持つ上向きの開口部の周囲を取り囲むため に前記両端部の一方の端部の隣接部に形成したリム構成物手段とを含む、概して 円筒形の直立する側壁手段を有し、かつ前記端部の反対側の端部を閉じるために 前記反対側端部に外周に伸長する継目によって接続した金属薄板材から形成した 円形の底壁を有する金属製のふた無し容器であって、容器の中心に前記側壁手段 と同軸的に伸長する想像軸に沿って伸長する長さを持ち、かつふた無し容器に流 体をリム構成物の位置まで充填することによって一定量の流体を受容し包含する 能力を備えた前記金属製のふた無し容器を用意する段階と、b)概して円筒形の ふた無し容器を再構成して、1)リム構成物の近傍にあって構成が実質的に変化 せず、寸法と形状が元と同じ上向きの開口部を構成する第1側壁部分を有し、2 )側壁と底壁を接続する継目に近くなるに従って、再構成後の容器の直径が有効 に減少するように、前記長さの少なくとも大半に沿って傾斜した第2側壁部分を 有し、3)第1側壁部と第2側壁部との間に伸長し、両者の間に連続した接続部 を提供する第3側壁部を有し、4)第2側壁部が底壁に近づくにつれて直径が狭 くなるように第2側壁部に傾斜した縦溝構成物を形成するために第2側壁部に導 入した多数の滑らかにカーブした表面特徴によって構成される、第2側壁部に沿 って伸長する勾配付き縦溝構成物を有し、5)縦溝構成物が第2側壁部と底壁の 周辺部分とを接続する継目を横切って伸長し、6)底壁の実質的に円形の中心部 分が、継目の近傍位置から軸に沿ってリム構成物から遠ざかる方向に移動して容 器を有効に長く伸長させ、かつリムの近傍に位置する第1側壁部の直径より小さ い外径を持つ容器底部を形成し、7)継目の近傍位置から底壁の中心部分に向か って伸長する底壁の周辺部分が、縦溝構成物を継目の近傍位置から下向きに伸長 させ、かつ中心部分に向かって半径方向に内向きにカーブする複雑な形状を持つ 過渡部表面を形成し、8)底壁の円形の中心部分の外周部を取り囲み、底壁の周 辺部分と中心部分との間に連続した接続部を形成するために、懸吊リング状構成 物を設置し、9)継目の完全性が保持され、再構成した容器がその流体積載能力 を維持する、容器を提供する段階と、から成ることを特徴とする工程の結果とし て形成される組み重ね可能な容器。
  2. 2.底壁の円形の中心部分の周囲を取り囲み、底壁の中心部分と周辺部分とを接 続する懸吊リング状構成物が、平坦な水平支持表面をリング状底面の円周長の少 なくとも大半に沿って係合して、組み重ね可能な容器が安定した状態で支持表面 上に支持されるように、実質的に水平面内に伸長するリング状の底面を有する底 面手段を提供することを特徴とする、請求項1記載の組み重ね可能な容器。
  3. 3.懸吊リング状構成物が、組み重ね可能な容器の内部で上向きに開口し、容器 に充填される液体の一部を受容するリング状の溝を形成するという意味で、懸吊 リング構成物がチャネル形であることを特徴とする、請求項2記載の組み重ね可 能な容器。
  4. 4.懸吊リング状構成物が、半径方向に約8分の3インチないし約8分の5イン チの最大幅を有する溝を形成することを特徴とする、請求項3記載の組み重ね可 能な容器。
  5. 5.懸吊リング状構成物が底壁の中心部から約4分の1インチないし約5分の1 インチだけ下の位置に伸長することを特徴とする、請求項2記載の組み重ね可能 な容器。
  6. 6.底壁の実質的に円形の中心部分が、底壁の周囲の周辺部に比較してわずかに 容器の内側に伸長するように上向きに高くなった中心部を少なくとも有すること を特徴とする、請求項2記載の和み重ね可能な容器。
  7. 7.底壁の中心部分の前記周辺部分が実質的に環状であり、実質的に水平面上に 伸長することを特徴とする、請求項6記載の組み重ね可能な容器。
  8. 8.上向きに高くなった中心部が周辺部分の水平面から上向きに伸長し、約8分 の1インチないし約4分の1インチの間の最大距離だけ容器の内部に突出するこ とを特徴とする、請求項7記載の組み重ね可能な容器。
  9. 9.上向きに高くなった中心部分の中心部が、中心セグメントの周囲の環状外周 部の内径から間隔を置いた外径を有する実質的に円形の実質的に平面の中心セグ メントによって形成され、非平面のリング状セグメントが中心セグメントと周辺 部とを連続的に接続し、中心セグメントの平面が周辺部の平面から上の方に離れ ていることを特徴とする、請求項7記載の組み重ね可能な容器。
  10. 10.縦溝構成物を再構成後の容器の側壁の長さの大半に沿って伸長するように 配置することを特徴とする、請求項1記載の組み重ね可能な容器。
  11. 11.縦溝構成物を相互に比較したときに、実質的に同一構成であることを特徴 とする、請求項10記載の組み重ね可能な容器。
  12. 12.縦溝構成物を再構成後の容器の側壁の周囲に実質的に等間隔で配置するこ とを特徴とする、請求項11記載の組み重ね可能な容器。
  13. 13.縦溝構成物が偶数個あり、縦溝構成物を側壁の周囲の相対する位置に対を 成すように配置し、相対する各対の縦溝構成物を側壁の反対側に配置することを 特徴とする、請求項12記載の組み重ね可能な容器。
  14. 14.縦溝構成物の個数が8であることを特徴とする、請求項13記載の組み重 ね可能な容器。
  15. 15.再構成した容器の底の外径がリム構成物の近傍にある第1側壁部の直径の 約3分の2であることを特徴とする、請求項1記載の組み重ね可能な容器。
  16. 16.再構成した容器の側部および底部の形状を、相互に実質的に同一である4 個の再構成した容器を上向きに伸長する組み重ね状態に積み重ねることができ、 4個の容器のうち3個の容器が部分的に組み重ねの下の方にある容器の少なくと も1個の内部に伸長し、4個の容器の組み重ねの高さが前記の概して円筒形のふ た無し容器を2個積み重ねた高さを越えないように形成することを特徴とする、 請求項1記載の組み重ね可能な容器。
  17. 17.組み重ね可能な容器を支持する装置によって係合することのできる、半径 方向に外向きに伸長するリング状の出っ張りを少なくとも1つ第3側壁部に設け るために、第3側壁部に形成した実質的に水平のリング状構成物手段をさらに含 むことを特徴とする、請求項1記載の組み重ね可能な容器。
  18. 18.前記水平のリング状構成物手段が1対の前記リング状出っ張りを側壁の第 3側壁部の縦方向に間隔を置いた位置に含むことを特徴とする、請求項17記載 の組み重ね可能な容器。
  19. 19.a)間隔を置いて相対する位置にある両端部間に実質的に均一の直径を成 すように伸長する側壁を形成するために輪帯状に配置した金属薄板材の連続帯と 、実質的に前記均一直径と同一の直径を持つ上向きの開口部の周囲を取り囲むた めに前記両端部の一方の端部の隣接部に形成したリム構成物手段とを含む、概し て円筒形の直立する側壁手段を有し、かつ前記端部の反対側の端部を閉じるため に前記反対側端部に外周に伸長する継目によって接続した金属薄板材から形成し た円形の底壁を有する、金属製のふた無し容器であって、容器の中心に前記側壁 手段と同軸的に伸長する想像軸に沿って伸長する長さを有し、かつふた無し容器 のリム構成物の位置まで流体を充填することによって一定量の流体を受容し包含 する能力を持つ前記金属製のふた無し容器を用意する段階と、b)概して円筒形 のふた無し容器を再構成して、1)リム構成物の近傍にあって構成が実質的に変 化せず、寸法と形状が元と同じ上向きの開口部を構成する第1側壁部分を有し、 2)側壁と底壁を接続する継目に近くなるに従って、再構成後の容器の直径が有 効に減少するように、前記長さの少なくとも大半に沿って傾斜した第2側壁部分 を有し、3)第1側壁部と第2側壁部との間に伸長し、両者の間に連続した接続 部を提供する第3側壁部を有し、4)第2側壁部が底壁に近づくにつれて直径が 狭くなるように第2側壁部に傾斜した縦溝構成物を形成するために第2側壁部に 導入した多数の滑らかにカーブした表面特徴によって構成される、第2側壁部に 沿って伸長する勾配付き縦溝構成物を有し、5)縦溝構成物が第2側壁部と底壁 の周辺部分とを接続する継目を横切って伸長し、6)底壁の実質的に円形の中心 部分が、継目の近傍位置から軸に沿ってリム構成物から遠ざかる方向に移動して 容器を有効に長く伸長させ、かつリムの近傍に位置する第1側壁部の直径より小 さい外径を持つ容器底部を形成し、7)継目の近傍位置から底壁の中心部分に向 かって伸長する底壁の周辺部分が、縦溝構成物を継目の近傍位置から下向きに伸 長させ、かつ中心部分に向かって半径方向に内向きにカーブする複雑な形状を持 つ過渡部表面を形成し、8)底壁の円形の中心部分の外周部を取り囲み、底壁の 周辺部分と中心部分との間に連続した接続部を形成するために、懸吊リング状構 成物を設置し、9)継目の完全性が保持され、再構成した容器がその流体積載能 力を維持し、10)第3側壁部にさらにリング状の構成物手段を形成して、組み 重ね可能な容器を支持する装置によって係合することのできる、半径方向に外向 きに伸長するリング状の出っ張りを少なくとも1つ第3側壁部に設けた、容器を 形成する段階と、 から成ることを特徴とする工程の結果として形成される組み重ね可能な容器。
  20. 20.前記水平のリング状構成物手段が、側壁の第3側壁部の縦方向に間隔を置 いて配置した1対の前記リング状出っ張りを含むことを特徴とする、請求項19 記載の組み重ね可能な容器。
  21. 21.底壁の周辺部分と底壁の中心部分の間の連続した接続部を形成するための 前記構成物手段が、円形中心部分の周囲を取り囲み、かつ連続的に底壁の周辺部 分と底壁の中心部分を接続する懸吊リング状構成物を含むことを特徴とする、請 求項20記載の組み重ね可能な容器。
  22. 22.底壁の円形の中心部分の周囲を取り囲み、かつ底壁の周辺部分と中心部分 とを接続して底面手段を提供する懸吊リング状構成物が、組み重ね可能な容器を 支持表面上に安定した状態で支持するようにリング状底面の長さの少なくとも大 半に沿って平坦な水平支持表面を係合するために、実質的に水平面内に伸長する リング状底面を含むことを特徴とする、請求項21記載の組み重ね可能な容器。
  23. 23.懸吊リング状構成物が、組み重ね可能な容器の内部で上向きに開口し、容 器に充填される液体の一部を受容するリング状の溝を形成するという意味で、懸 吊リング構成物がチャネル形であることを特徴とする、請求項22記載の組み重 ね可能な容器。
  24. 24.懸吊リング状構成物が、半径方向に約8分の3インチないし約8分の5イ ンチの最大幅を有する溝を形成することを特徴とする、請求項23記載の組み重 ね可能な容器。
  25. 25.懸吊リング状構成物が底壁の中心部から約4分の1インチないし約5分の 1インチだけ下の位置に伸長することを特徴とする、請求項22記載の組み重ね 可能な容器。
  26. 26.底壁の実質的に円形の中心部分が、底壁の周囲の周辺部に比較してわずか に容器の内側に伸長するように上向きに高くなった中心部を少なくとも有するこ とを特徴とする、請求項22記載の組み重ね可能な容器。
  27. 27.底壁の中心部分の前記周辺部分が実質的に環状であり、実質的に水平面上 に伸長することを特徴とする、請求項26記載の組み重ね可能な容器。
  28. 28.上向きに高くなった中心部が岡辺部分の水平面から上向きに伸長し、約8 分の1インチないし約4分の1インチの間の最大距離だけ容器の内部に突出する ことを特徴とする、請求項27記載の組み重ね可能な容器。
  29. 29.上向きに高くなった中心部分の中心部が、中心セグメントの周囲の環状外 周部の内径から間隔を置いた外径を有する実質的に円形の実質的に平面の中心セ グメントによって形成され、非平面のリング状セグメントが中心セグメントと周 辺部とを連続的に接続し、中心セグメントの平面が周辺部の平面から上の方に離 れていることを特徴とする、請求項27記載の組み重ね可能な容器。
  30. 30.縦溝構成物を再構成後の容器の側壁の長さの大半に沿って伸長するように 配置することを特徴とする、請求項21記載の組み重ね可能な容器。
  31. 31.縦溝構成物を相互に比較したときに、実質的に同一構成であることを特徴 とする、請求項30記載の組み重ね可能な容器。
  32. 32.縦溝構成物を再構成後の容器の側壁の周囲に実質的に等間隔で配置するこ とを特徴とする、請求項31記載の組み重ね可能な容器。
  33. 33.縦溝構成物が偶数個あり、縦溝構成物を側壁の周囲に相対する位置に対と して配置し、相対する各対の縦溝構成物を側壁の反対側に配置することを特徴と する、請求項32記載の組み重ね可能な容器。
  34. 34.縦溝構成物の個数が8であることを特徴とする、請求項33記載の組み重 ね可能な容器。
  35. 35.再構成した容器の底の外径がリム構成物の近傍にある第1側壁部の直径の 約3分の2であることを特徴とする、請求項21記載の組み重ね可能な容器。
  36. 36.再構成した容器の側部および底部の形状を、相互に実質的に同一である4 個の再構成した容器を上向きに伸長する組み重ね状態に積み重ねることができ、 4個の容器のうち3個の容器が部分的に組み重ねの下の方にある容器の少なくと も1個の内部に伸長し、4個の容器の組み重ねの高さが前記の概して円筒形のふ た無し容器を2個積み重ねた高さを越えないように形成することを特徴とする、 請求項21記載の組み重ね可能な容器。
  37. 37.a)上端部領域と下端部領域との間に中心軸を中心として伸長する、概し て円筒形の連続した金属製輪帯を含む側壁手段であって、i)中身を入れたり出 したりするための上向きの円形開口部の周囲を取り囲むリム構成物を形成する側 壁手段の部分を含み、リム構成物から中心軸に沿って同軸的に懸吊する第1側壁 部を形成し、実質的に一定の直径を持つ上端部構成物手段と、 ii)上端部構成物手段と連続的に接合し、中心軸に沿って懸吊する側壁手段の 一部分を含み、第2側壁部を再構成することによって形成され、リム構成物から 下向きに間隔を置いて配置した上端領域を有し、側壁手段の下端領域までずっと 伸長する勾配のある縦溝付き壁手段を形成する第2側壁部と、を構成する側壁手 段と、 b)勾配のある縦溝付き壁手段より軸に沿って下の方に間隔を置いた位置で構方 向に伸長し、中心軸と交差する容器底部を形成する中心部分と、該中心部分に連 続的に接合して容器底部と勾配のある縦溝付き壁手段との間に円滑な過渡部を形 成する周辺部分とを有する、連続した金属片を含む底壁手段であって、概して円 形であり継目によって側壁手段の底端領域の外周に接続されている前記金属片か ら側壁手段の前記再構成過程中に形成される底壁手段と、c)上端領域と下端領 域を有し、前記上端領域から前記下端領域まで連続的に伸長し、側壁が容器の底 部に近づくにつれて容器の直径が有効に減少するようにその長さの少なくとも大 半に沿って縦溝を形成する直立する側壁を有する容器を提供するために周辺部分 と協働するように構成され、それぞれ実質的に前記上端領域と下端領域の間の実 質的に全長にわたって伸長する多数の勾配付き縦溝構成物を含み、縦溝構成物を 相互に比較したときに実質的に同一の構成を持ち、縦溝構成物を容器底部の円周 上に実質的に均等間隔に配置し、偶数個の縦溝構成物を形成し、それによって縦 溝構成物を相対する位置で対を成し、側壁の底端領域と周辺部分の周囲との間に 形成される継目を横切って側壁の相対する位置で伸長するように配置するが、継 目の完全性は保持され、結果として組み重ね可能な容器が液体積算能力を維持す るようにした、勾配のある縦溝付き壁手段と、d)側壁手段の少なくとも選択し た一方および底壁手段の前記上端領域と下端領域のどちらか選択した一方に近い 位置に配置し、容器の内側に開口した内向きの溝を形成し、係合することができ て少なくとも容器の支持に役立っリング状構成物と、から成る、組み重ね可能な ふた無し容器。
  38. 38.リング状構成物手段が、側壁手段の外周部の勾配のある縦溝付き側壁手段 の上端領域に近い位置で、周囲半径方向に外向きに伸長する出っ張り状構成物を 少なくとも1つ含むことを特徴とする、請求項37記載の組み重ね可能な容器。
  39. 39.リング状構成物手段が、側壁手段の外周部の勾配のある縦溝付き側壁手段 の上端領域より上ではあるがそれに近い位置で伸長する、垂直方向に間隔を置い て配置した1対の出っ張り状構成物を含むことを特徴とする、請求項38記載の 組み重ね可能な容器。
  40. 40.リング状構成物手段が、勾配のある縦溝付き側壁手段の下端領域に近い位 置に出っ張り状の懸吊構成物を含むことを特徴とする、請求項37記載の組み重 ね可能な容器。
  41. 41.出っ張り状構成物が、底壁手段のカーブした周辺部分と底壁手段の実質的 に円形の中心部分との間の接続部となる過渡部を形成し、円形の中心部分の周囲 を取り囲み、そこから下向きに伸長して、平坦な水平の支持表面を係合し組み重 わ可能な容器を支持表面の上に安定した状態で支持するために、実質的に水平面 内に伸長するたリング状底面手段を形成することを特徴とする、請求項40記載 の組み重ね可能な容器。
  42. 42.出っ張り状の懸吊構成物が組み重ね可能な容器の内部で上向きに開口し、 容器に充填される液体の一部を受容するリング状の溝を形成するという意味で、 懸吊構成物がチャネル形であることを特徴とする、請求項40記載の組み重ね可 能な容器。
  43. 43.底壁の実質的に円形の中心部分に、容器の内部に少し伸長するように上向 きに高くなった中心部に配置された部分が少なくともあることを特徴とする、請 求項41記載の組み重ね可能な容器。
  44. 44.縦溝構成物を相互に比較したとき実質的に同一構成であり、側壁手段の周 囲に実質的に均等間隔で配置することを特徴とする、請求項37記載の組み重ね 可能な容器。
  45. 45.縦溝構成物が偶数個あり、縦溝構成物を側壁の周囲の相対する位置に対を 成すように配置し、相対する各対の縦溝構成物を側壁の反対側に配置し、縦溝構 成物の個数が8であることを特徴とする、請求項44記載の組み重ね可能な容器 。
  46. 46.相互に実質的に同一である4個の再構成した容器を上向きに伸長する組み 重ね状態に積み重ねることができ、4個の容器のうち3個の容器が部分的に組み 重ねの下の方にある容器の少なくとも1個の内部に伸長し、4個の容器の組み重 ねの高さが、側壁手段を形成するのに使用する前記金属帯2個の高さを越えない ように、側壁手段と底壁手段と勾配のある縦溝付き壁手段とリング状構成物手段 とを協働的に作用するように構成することを特徴とする、請求項37記載の組み 重ね可能な容器。
  47. 47.前記再構成した容器の1個を別の1個の内部に組み重ねたときに、1個の 容器のリング状構成物が前記別の容器のリム構成物と係合できることを特徴とす る、請末項46記載の組み重ね可能な容器。
  48. 48.a)間隔を置いて相対する位置にある両端部間に実質的に均一の直径を成 すように伸長する側壁を形成するために輪帯状に配置した金属薄板材の連続帯と 、実質的に前記均一直径と同一の直径を持つ上向きの開口部の周囲を取り囲むた めに前記両端部の一方の端部の隣接部に形成したリム構成物手段とを含む、概し て円筒形の直立する側壁手段を有し、かつ前記端部の反対側の端部を閉じるため に前記反対側端部に外周に伸長する継目によって接続した金属薄板材から形成し た円形の底壁を有する、金属製のふた無し容器であって、容器の中心に前記側壁 手段と同軸的に伸長する想像軸に沿って伸長する長さを有し、かつふた無し容器 のリム構成物の位置まで流体を充填することによって一定量の流体を受容し包含 する能力を持つ前記金属製のふた無し容器を用意する段階と、b)概して円筒形 のふた無し容器を再構成して、1)リム構成物の近傍にあって構成が実質的に変 化せず、寸法と形状が元と同じ上向きの開口部を構成する第1側壁部分と、2) 側壁と底壁を接続する継目に近くなるに従って、再構成後の容器の直径が有効に 減少するように、前記長さの少なくとも大半に沿って傾斜した第2側壁部分と、 3)第1側壁部と第2側壁部との間に伸長し、両者の間に連続した接続部を提供 する第3側壁部と、4)第2側壁部が底壁に近づくにつれて直径が狭くなるよう に傾斜した縦溝構成物を第2側壁部に形成するために第2側壁部に導入した多数 の滑らかにカーブした表面の特徴によって構成した、第2側壁部に沿って伸長す る勾配付き縦溝構成物と、5)第2側壁部と底壁の周辺部分とを接続する継目を 横切って伸長する縦溝構成物と、6)継目の近傍付近から軸方向にリム構成物か ら遠ざかる方向に移動して容器を有効に長く伸長させ、リムの近傍付近に位置す る第1側壁部の直径より小さい外形を持つ円形の容器の底部を形成する、実質的 に円形の中心部分を持つ底壁と、7)継目の近傍から下向きに縦溝構成物が伸長 し、かつ中心部分に向かって半径方向に内側にカーブした複雑な形状を持つ過渡 部表面を形成する、継目の近傍から底壁の中心部分に向かって伸長する底壁の周 辺部分と、8)円形の中心部分の外周部を取り囲み、底壁の周辺部分と中心部分 との間に連続した接続部を形成するように設けた懸吊リング状構成物と、9)結 果的に再構成した容器がその流体積載能力を保持するように完全性が保持される 継目と、を有する容器を形成する段階と、から成る、組み重ね可能な容器を形成 する方法。
  49. 49.請求項48記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  50. 50.ふた無し容器を再構成する工程が、縦溝構成物を再構成した容器の側部の 長さの大半に沿って伸長するように配置する段階を含むことを特徴とする、請求 項48記載の方法。
  51. 51.請求項50記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  52. 52.ふた無し容器を再構成する工程が、相互に比較したときに実質的に同一構 成を持つように縦溝構成物を形成することを含む段階を特徴とする、請求項50 記載の方法。
  53. 53.請求項52記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  54. 54.ふた無し容器を再構成する工程が、再構成した容器の側壁の周囲に実質的 に均等間隔に配置されるように縦溝構成物を形成する段階を含むことを特徴とす る、請求項52記載の方法。
  55. 55.請求項54記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  56. 56.ふた無し容器を再構成する工程が、偶数個の縦溝構成物を形成する段階を 含み、縦溝構成物を側壁の周囲の相対する位置で対を成すように配置し、相対す る各対の縦溝構成物を側壁の相対する位置に配置することを特徴とする、請求項 54記載の方法。
  57. 57.請求項56記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  58. 58.ふた無し容器を再構成する工程が、縦溝構成物の個数が8になるように縦 溝構成物を形成する段階を含むことを特徴とする、請求項56記載の方法。
  59. 59.請求項58記載の方法に従って形成した組み重ね可能な容器。
  60. 60.側壁の一方の端部領域によって形成される容器の開口端と、一般に円形の 底壁を実質的に底壁の周囲に伸長する継目に沿って側壁の反対側の端部領域に接 続することによって形成される閉鎖端との間に伸長し、実質的に均一の直径の容 器を形成する概して円筒形の側壁を有するタイブの金属製の概して円筒形のふた 無し容器を再構成して、容器の直径が容器の側壁の長さに沿って開口端から離れ る方向に減少するように容器を傾斜させ、外周上に間隔を置いて配置した内向き に傾斜した多数の縦溝構成物を側壁の長さの少なくとも大半に沿って形成しかつ 側壁と底壁との接合部を横切って伸長させ、底壁部の中心部分を軸に沿って前記 方向に接合部から離すように動かすことにより、再構成中に容器の長さを長くし 、かつ傾斜させ、再構成した容器を同様に再構成した別の容器の開口端領域に組 み重ねることができるようにする、容器の再構成方法において、前記再構成方法 が、 a)側壁の一方の端部領域によって形成される容器の開口端と、一般に円形の底 壁を伸長する継目に沿って側壁の反対側の端部領域に接続することによって形成 される閉鎖端との間に伸長し、実質的に均一の直径の容器を形成する概して円筒 形の側壁を有するタイブの概して円筒形の容器を用意する段階と、b)概して円 筒形の容器の閉鎖端領域を受容するための開口端を有する概して円筒形のキャビ ティを持ち、容器の側壁に沿って底壁まで伸長する傾斜した縦溝構成物を形成す るために内向きに傾斜している多数の突起を有し、かつ容器の底壁部を押し下げ て容器を表面上に支持するための懸吊リング構成物をブレス成形することのでき るダイスを用意する段階と、c)概して円筒形の容器内部に挿入し、底壁の内部 表面の中心部を係合して、容器をダイスキャビティに押し込み、底壁の材料に前 記懸吊リング構成部をプレス成形するラムを用意する段階と、 d)容器をダイスキャビティ内に移動させる位置に配置し、ラムを底壁の中心部 分の内部表面と係合させて容器をダイスキャビティ内部に押し込むことによって 容器を再構成して、外周上に間隔を置いて配置した内向きに傾斜した多数の縦溝 構成物を側壁の長さの少なくとも大半に沿って形成し、かつ側壁と底壁との接合 部を横切って伸長させ、底壁部の中心部分を軸に沿って開口端から離れる方向に 接合部から離すように動かして再構成中に容器を長くし、かつ傾斜させることに より、容器の直径が容器の側壁の長さに沿って開口端から離れる方向に減少する ように傾斜した容器を提供し、かつ同様に再構成した別の容器の開口端領域に組 み重ねることができる再構成した容器を提供する段階と、から成ることを特徴と する方法。
  61. 61.請求項60記載の方法によって形成した組み重ね可能な容器。
  62. 62.側壁の一方の端部領域によって形成される容器の開口端と、一般に円形の 底壁を実質的に底壁の周囲に伸長する継目に沿って備壁の反対側の端部領域に接 続することによって形成される閉鎖端との間に伸長し、実質的に均一の直径の容 器を形成する概して円筒形の側壁を有するタイブの概して円筒形の容器を再構成 して、容器の外周に間隔を置いて配置した内向きに傾斜した多数のリブを側壁の 長さの少なくとも大半に沿って側壁と底壁との接合部を横切って底壁部まで伸長 させることにより、容器の直径が側壁の長さに沿って減少するように傾斜した容 器を提供し、再構成した容器を同様に再構成した別の容器の開口端領域に組み重 ねることができるようにする、容器再構成装置において、前記装置が、a)概し て円筒形の容器の閉鎖端領域を受容するための開口端を有する概して円筒形のキ ャビティを持ち、容器の側壁および底壁に傾斜したリブを形成するために内向き に傾斜した多数の突起を有し、かつ再構成した各容器の底壁の高くなった中心領 域の周囲に懸吊リング状の支持構成物を形成するために構成された底部材を有す るダイス手段と、 b)概して円筒形の容器内に挿入して底壁の内部表面の一部を係合し、容器をダ イスキャビティ内へ移動させる位置に配置しかつラムを底壁の内部表面部分に係 合させることによって、容器をダイスキャビティ内部に押し込み、容器の外周に 間隔を置いて配置した内向きに傾斜した多数のリブを側壁の長さの少なくとも大 半に沿って側壁と底壁との接合部を横切って底壁部まで伸長させることにより、 容器の直径が側壁の長さに沿って減少するように傾斜した容器を成形し、再構成 した容器を同様に再構成した別の容器の開口端領域に組み重ねることができるよ うに容器を再構成させるラム手段と、 から成り、 c)ラム手段がダイス手段と協働して作動して、再構成した各容器の底壁の高く なった中心部の周囲に懸吊リング状の支持構成物を形成するように構成する、こ とを特徴とする、容器の再構成装置。
  63. 63.さらに、容器の概して円筒形の側壁の開口端領域付近を係合して、再構成 工程中にその寸法と形状の安定性を維持するためのリテーナ手段を含むことを特 徴とする、請求項62記載の装置。
  64. 64.リテーナ手段をラムに接続し、ラムに対して移動可能にすることを特徴と する、請求項63記載の装置。
  65. 65.外周に間隔を置いて配置し内向きに傾斜したリブを、ダイスの相対する側 部位置に相対する対を成すように、ダイスの内部の周囲に実質的に等間隔に配置 し、相互に比較して実質的に同一の構成にすることを特徴とする、請求項62記 載の装置。
  66. 66.さらに、ダイス内で成形した再構成後の容器を係合してダイスから取り出 すための手段をダイスに接続することを特徴とする、請求項62記載の装置。
  67. 67.同一の形状と寸法を持つ概して円筒形のふた無しの空の金属容器を最大個 数、任意の空間に積載する方法において、前記積載方法がa)間隔を置いて相対 する位置にある両端部間に実質的に均一の直径を成すように伸長する側壁を形成 するために輪帯状に配置した金属薄板材の連続帯と、実質的に前記均一直径と同 一の直径を持つ上向きの開口部の周囲を取り囲むために前記両端部の一方の端部 の隣接部に形成したリム構成物手段とを含む、概して円筒形の直立する側壁手段 を有し、かつ前記端部の反対側の端部を閉じるために前記反対側端部に外周に伸 長する継目によって接続した金属薄板材から形成した円形の底壁を有する金属製 のふた無し容器であって、容器の中心に前記側壁手段と同軸的に伸長する想像軸 に沿って伸長する長さを持ち、かつふた無し容器に流体をリム構成物の位置まで 充填することによって一定量の流体を受容し包含する能力を備えた前記金属製の ふた無し容器を多数用意する段階と、b)概して円筒形のふた無し容器を再構成 して、1)リム構成物の近傍にあって構成が実質的に変化せず、寸法と形状が元 と同じ上向きの開口部を構成する第1側壁部分を有し、2)側壁と底壁を接続す る継目に近くなるに従って、再構成後の容器の直径が有効に減少するように、前 記長さの少なくとも大半に沿って傾斜した第2側壁部分を有し、3)第1側壁部 と第2側壁部との間に伸長し、両者の間に連続した接続部を提供する第3側壁部 を有し、4)第2側壁部が底壁に近づくにつれて直径が狭くなるように第2側壁 部に傾斜した縦溝構成物を形成するために第2側壁部に導入した多数の滑らかに カーブした表面特徴によって構成される、第2側壁部に沿って伸長する勾配付き 縦溝構成物を有し、5)縦溝構成物が第2側壁部と底壁の周辺部分とを接続する 継目を横切って伸長し、6)底壁の実質的に円形の中心部分が、継目の近傍位置 から軸に沿ってリム構成物から遠ざかる方向に移動して容器を有効に長く伸長さ せ、かつリムの近傍に位置する第1側壁部の直径より小さい外径を持つ容器底部 を形成し、7)継目の近傍位置から底壁の中心部分に向かって伸長する底壁の周 辺部分が、縦溝構成物を継目の近傍位置から下向きに伸長させ、かつ中心部分に 向かって半径方向に内向きにカーブする複雑な形状を持つ過渡部表面を形成し、 8)底壁の円形の中心部分の外周部を取り囲み、底壁の周辺部分と中心部分との 間に連続した接続部を形成するために、懸吊リング状構成物を設置し、9)継目 の完全性が保持され、再構成した容器がその流体積載能力を維持する、容器を提 供する段階と、c)1つの選択した容器を隣接する容器内部に部分的に伸長させ 、再構成した容器の少なくとも1つの組み重ねを形成するように容器を組み重ね る段階において、できるだけ多くの再構成した容器を少なくとも1つの組み重ね に組み込み、再構成した空の容器が占める空面の量を最小限に止めながら任意の 空間に容器を積載できるように最小数のそうした組み重ねを形成し、隣接する外 側の容器の内部に組み重ねた各容器の懸吊リング状構成物が隣接する外側の容器 のリム構成物と係合して、組み重ねた容器が奥まで嵌まり込んで分離できなくな らないように保証する、再構成した容器を組み重ねる段階と、から成ることを特 徴とする方法。
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