JPH0650266U - 端子接続機構 - Google Patents

端子接続機構

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JPH0650266U
JPH0650266U JP8600292U JP8600292U JPH0650266U JP H0650266 U JPH0650266 U JP H0650266U JP 8600292 U JP8600292 U JP 8600292U JP 8600292 U JP8600292 U JP 8600292U JP H0650266 U JPH0650266 U JP H0650266U
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JP
Japan
Prior art keywords
terminal
electronic device
holder
pressure contact
terminals
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Pending
Application number
JP8600292U
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English (en)
Inventor
俊也 松瀬
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本考案は、2台の電子機器の端子接続機構にお
いて、伸縮自在な圧接端子を平板状端子に円弧軌道で接
触させることにより、端子間の通電不良を防止し、互い
の電子機器の相対位置決め及び固定も同時におこなうこ
とを目的とする。 【構成】カムレバー15aが回転して板バネ8を押し上
げることにより、ホルダー7が回転し、圧接端子6は平
板状端子2に円弧軌道で接近し接触する。一方、ホルダ
ー7が回転することにより、位置決め部7bが穴1bに
係合し、互いの電子機器の相対位置決め及び固定をおこ
なう。また、ホルダー7が回転することにより、遮蔽部
7aはフォトセンサー13のセンサー部13aを遮光
し、フォトセンサー13は、圧接端子6への電力供給開
始の信号を基板へ送る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、接点方式端子を備え、接続する2台の電子機器に用いられる端子接 続機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、このような分野の技術としては、図12に示されるような構成例が知ら れている。つまり、平板状端子21が、圧接端子22の表面に対して垂直方向に 接近移動し、接触し、接続するものであった。
【0003】 一方、図13に示されるように、平板状端子23と圧接端子24が接触した後 、平板状端子23が水平方向に移動する端子の接続機構もある。
【0004】 また、これらの端子の接続機構を備える電子機器において、互いの電子機器体 の相対位置決め及び固定は、端子接続機構とは別に電子機器体接続機構を設けて 実施されていた。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、前述の図12に示される端子の接続機構では、端子表面に異物が付着 したり、端子表面に酸化被膜が形成された場合、異物や酸化被膜が接点の端子間 に存在する絶縁物となり、通電不良を起すという問題があった。
【0006】 一方、前述の図13に示される端子の接続機構では、端子の接触後、圧接端子 23が平板状端子24の表面上を水平方向に移動する際に破損する危険性がある という問題があった。
【0007】 また、これらの端子の接続機構を備えた電子機器は、端子の接続機構とは別に 電子機器体の接続機構を設けていたため、複雑な構造となるという問題があった 。
【0008】 本考案はこのような欠点を解決するためになされたものであり、その目的とす るところは、端子の接触時に端子が破損することなく端子表面の異物や酸化被膜 等の絶縁物を除去し、同時に互いの電子機器体の相対位置決め及び固定をおこな える端子接続機構を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本考案の端子接続機構は、電気的に接続される第1と第2の電子機器において 、第1若しくは第2の電子機器に配置され第1の電子機器と第2の電子機器をス ライド可能に取り付ける摺動保持部と、1個以上の平板状端子と係止部を具備し た第1の電子機器と、第2の電子機器に備えられ平板状端子に圧接可能なバネ性 を具備した1個以上の圧接端子と、係止部に係止し圧接端子を平板状端子に対向 させる位置決め部と圧接端子を搭載し第2の電子機器に回動可能に支持され回動 駆動されるホルダーとを有し、ホルダーが回動されると第1と第2の電子機器は 固定され、更に平板状端子に圧接端子が圧接されることを特徴とするものである 。
【0010】 又、2体で共同して検出する検出機構であって一方がホルダーに他方は第2の 電子機器のケース側に配され、検出機構は圧接端子が全て圧接された後に検出信 号が発せられるように配置され、第2の電子機器の主電源は検出機構の検出信号 と同時にONすることを特徴とするものである。
【0011】
【作用】
本考案の上記の構成によれば、ホルダーが回動するとスライド可能な第1と第 2の電子機器は位置決め部が係止部と係合するので第1と第2の電子機器は固定 されると共に、平板状端子に圧接端子の先端が円弧軌道で接近しながら接触する ので、接触開始時点から接続完了時点の間で接点位置が移動し、端子間に存在す る絶縁物が除去されて通電不良が防止される。
【0012】 又、検出機構により、圧接端子が全て圧接された後に第2の電子機器の主電源 がONされる。
【0013】
【実施例】
以下に本考察の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は本考案による接点式端子接続機構の分解斜視図であり、図2は組上がり 斜視図であり、図3は図2と反対方向より見た組上がり斜視図である。
【0014】 1は第1の電子機器の外装壁であり、穴1a、1bと複数のボス1cが形成さ れている。2は平板状端子であり、3は平板状端子2を固定するホルダーである 。ホルダー3には、複数のスリット3aと複数の穴3bが形成されている。複数 の平板状端子2をホルダー3のスリット3aにはめ込んだ後、リード線4を半田 付けする。この後、ホルダー3の穴3bを外装壁1のボス1cに通し、ボス1c の先端をカシメすることにより、平板状端子2がはめ込まれたホルダー3を第1 の電子機器の外装壁1に固定する。
【0015】 5は第2の電子機器の外装壁であり、穴5a、5b、5cと軸受部5d、5e と突起部5fが形成されている。6は圧接端子であり、7は圧接端子6を固定す るホルダーである。圧接端子6は、バネにより伸縮自在な先端部6aを持つ。ホ ルダー7には、遮蔽部7a、位置決め部7bと穴7cが形成されている。8は板 バネであり、ホルダー7にネジによって固定されている。9は第2の電子機器の 基板であり、10は圧接端子6と基板9を接続するリード線である。11はホル ダー7が回転動作する際に支持する軸であり、12はホルダー7を待機状態に復 帰させるねじりコイルバネである。軸11をホルダー7の穴部7cと外装壁5の 軸受部5d、5eとねじりコイルバネ12に通すことによって、ホルダー7は外 装壁5に回転動作可能な状態で支持される。13はフォトセンサーであり、外装 壁5にネジで固定されており、センサー部13aがホルダー7の遮蔽部7aで遮 光されることにより、出力信号の切り替えがおこなわれる。14はフォトセンサ ー13と基板9を接続するリード線である。15はカムロックキーであり、先端 にカムレバー15aが取り付けられており、外装壁5の穴5cにはめ込まれ、ス ペーサー16によって固定される。
【0016】 図4、5は接点式端子接続機構の待機状態を示す。図4はホルダー7の位置決 め部7bの位置で断面にした断面図であり、図5はホルダー7の圧接端子6を固 定している位置で断面にした断面図である。
【0017】 待機状態において、図4に示した通り、カムロックキー15のカムレバー15 aは、板バネ8と接していないため、ホルダー7は、ねじりコイルバネ12によ って軸11を支点として図中の様な角度を取る。この為、ホルダー7の位置決め 部7bは、第2の電子機器の外装壁5の穴5bの内側に位置し、第1の電子機器 の外装壁1の穴1bと係合せず、第1と第2の電子機器の相対位置決め及び固定 はされていない。
【0018】 同時点、図5に示した通り、第2の電子機器側のホルダー7に固定されている 圧接端子6の先端部6aは、第1の電子機器側の平板状端子2と接触していない 。また、ホルダー7の遮蔽部7aは、フォトセンサー13のセンサー部13aを 遮光する位置ではなく、このことにより、フォトセンサー13は、ホルダー7が 待機状態であるという情報を信号にして、リード線14を通して基板9へ伝達す る。基板9はこの信号を電源OFFとして処理し、リード線10を通しておこな う圧接端子6への電力の供給を停止する。
【0019】 図6、7、8は接点式端子接続機構の待機状態から接続完了状態への移行途中 状態を示す。図6はホルダー7の位置決め部7bの位置で断面にした断面図であ り、図7はホルダー7の圧接端子6を固定している位置で断面にした断面図であ り、図8は圧接端子6と平板状端子2の接点部の拡大図である。
【0020】 待機状態から接続完了状態への移行途中状態において、図6に示した通り、カ ムロックキー15のカムレバー15aが、待機状態位置より回転し、板バネ8を 押し上げることにより、ホルダー7は軸11を支点として回転動作をおこなう。 ホルダー7の回転動作に従って、ホルダー7の位置決め部7bは、第2の電子機 器の外装壁5の穴5bより突出し、第1の電子機器の外装壁1の穴1bの端面を 押し、第1の電子機器を接続位置の方向へ移動させる。
【0021】 同時点、図7に示した通り、ホルダー7の回転動作に従って、第2の電子機器 の圧接端子6の先端部6aは、円弧軌道で第1の電子機器の平板状端子2に接近 し、接触を開始する。圧接端子6と平板状端子2の接触開始時点での接点部の状 態は、図8に示した通り、圧接端子6の先端部6aは伸び切っており、平板状端 子2の表面上のA地点を接点とする。
【0022】 図9、10、11は接点式端子接続機構の接続完了状態を示す。図9はホルダ ー7の位置決め部7bの位置で断面にした断面図であり、図10はホルダー7の 圧接端子6を固定している位置で断面にした断面図であり、図11は圧接端子6 と平板状端子2の接点部の拡大図である。
【0023】 図6の状態より更にカムレバー15aを回転させ、待機状態より90度の角度 を持った接続完了状態では、図9に示した通り、ホルダー7は外装壁5の内側に 押しつけられ、水平角度に固定される。板バネ8は、接続完了状態時に各部品の 寸法及び位置精度により生じるホルダー7とカムレバー15aとのストローク不 良を吸収するものである。ホルダー7が水平角度に固定されることにより、ホル ダー7の位置決め部7bは、第1の電子機器の外装壁1の穴1bに完全に係合し 、第1と第2の電子機器の相対位置決めがされ、同時に外装壁5の突起部5fも 外装壁1の穴1bに完全に係合することより、第1と第2の電子機器の固定がさ れる。
【0024】 同時点、図10に示した通り、ホルダー7が水平角度に固定されることにより 、第2の電子機器の圧接端子6の先端部6aは、全て第1の電子機器側の平板状 端子2に接触し、接点部の状態は、図11に示した通り、圧接端子6の先端部6 aは接触圧力により縮みながら、平板状端子2に対する角度を起こし、接点位置 を平板状端子2の表面上のA地点からB地点へ移動させている。
【0025】 また、ホルダー7の遮蔽部7aは、図10に示した通り、フォトセンサー13 のセンサー部13aを遮光する位置となり、このことにより、フォトセンサー1 3は、ホルダー7が接続完了状態であるという情報を信号にして、リード線14 を通して基板9へ伝達する。基板9はこの信号を電源ONとして処理し、リード 線10を通しておこなう圧接端子6への電力の供給を開始する。
【0026】
【考案の効果】
以上述べたように本考案によれば、第1若しくは第2の電子機器に配置され第 1の電子機器と第2の電子機器をスライド可能に取り付ける摺動保持部と、1個 以上の平板状端子と係止部を具備した第1の電子機器と、第2の電子機器に備え られ平板状端子に圧接可能なバネ性を具備した1個以上の圧接端子と、係止部に 係止し圧接端子を平板状端子に対向させる位置決め部と圧接端子を搭載し第2の 電子機器に回動可能に支持され回動駆動されるホルダーとを有し、ホルダーが回 動されると第1と第2の電子機器は固定され、更に平板状端子に圧接端子が圧接 されるので、一つの操作で機器間を接続と電気的接続を同時にするので使いやす く構造的にも簡略で信頼性の高いものを達成することができた。
【0027】 更には、平板状端子に圧接端子の先端が円弧軌道で接近しながら接触するので 、接触開始時点から接続完了時点の間で接点位置が移動し、端子間に存在する絶 縁物が除去されて通電不良がなく信頼性の向上が図られた。
【0028】 又、2体で共同して検出する検出機構であって一方がホルダーに他方は第2の 電子機器のケース側に配され、検出機構は圧接端子が全て圧接された後に検出信 号が発せられるように配置され、第2の電子機器の主電源は検出機構の検出信号 と同時にONすることにより、確実に平板状端子に圧接端子が圧接された後に電 源が入力されるので、接続不完全による品質トラブルを防ぎより信頼性が向上す るものであり、更には、ホルダーの回転動作により、機器の接続、端子の接続、 更には電源のON,OFF切り替えの3種類の仕事を1つの操作でおこなうこと ができる為、人為的ミスを少なくできるという別の効果もある。 以上、本考案によれば、上記のような多大な効果が得られるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案による機構の部品構成を示す分解斜視
図。
【図2】 本考案による機構の部品構成を示す組上がり
斜視図。
【図3】 本考案による機構の部品構成を示す組上がり
斜視図。
【図4】 本考案による機構の待機状態を示す断面図。
【図5】 本考案による機構の待機状態を示す断面図。
【図6】 本考案による機構の待機状態から接続完了状
態への移行途中状態を示す断面図。
【図7】 本考案による機構の待機状態から接続完了状
態への移行途中状態を示す断面図。
【図8】 本考案による機構の待機状態から接続完了状
態への移行途中状態の端子接点部の拡大図。
【図9】 本考案による機構の接続完了状態を示す断面
図。
【図10】 本考案による機構の接続完了状態を示す断
面図。
【図11】本考案による機構の接続完了状態の端子接点
部の拡大図。
【図12】 従来技術の機構を示す断面図。
【図13】 従来技術の機構を示す断面図。
【符号の説明】
1、5 外装壁 2、21、23 平板状端子 3、7 ホルダー 4、10、14 リード線 6、22、24 圧接端子 8 板バネ 9 基板 12 ねじりコイルバネ 13 フォトセンサー 15 カムロックキー 16 スペーサー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気的に接続される第1と第2の電子機
    器において、 前記第1若しくは第2の電子機器に配置され前記第1の
    電子機器と前記第2の電子機器をスライド可能に取り付
    ける摺動保持部と、 1個以上の平板状端子と係止部を具備した第1の電子機
    器と、 前記第2の電子機器に備えられ前記平板状端子に圧接可
    能なバネ性を具備した1個以上の圧接端子と、 前記係止部に係止し前記圧接端子を前記平板状端子に対
    向させる位置決め部と前記圧接端子を搭載し前記第2の
    電子機器に回動可能に支持され回動駆動されるホルダー
    とを有し、 前記ホルダーが回動されると前記第1と第2の電子機器
    は固定され、更に前記平板状端子に前記圧接端子が圧接
    されることを特徴とする端子接続機構。
  2. 【請求項2】 2体で共同して検出する検出機構であっ
    て一方が前記ホルダーに他方は前記第2の電子機器のケ
    ース側に配され、前記検出機構は前記圧接端子が全て圧
    接された後に検出信号が発せられるように配置され、前
    記第2の電子機器の主電源は前記検出機構の検出信号と
    同時にONすることを特徴とする請求項1記載の端子接
    続機構。
JP8600292U 1992-12-15 1992-12-15 端子接続機構 Pending JPH0650266U (ja)

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