JPH06502428A - デキストロメトルファン鎮咳組成物 - Google Patents

デキストロメトルファン鎮咳組成物

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JPH06502428A
JPH06502428A JP4500771A JP50077192A JPH06502428A JP H06502428 A JPH06502428 A JP H06502428A JP 4500771 A JP4500771 A JP 4500771A JP 50077192 A JP50077192 A JP 50077192A JP H06502428 A JPH06502428 A JP H06502428A
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スミス,ロナルド リー
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ザ、プロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 デキストロメトルファン鎮咳組成物 技術分野 本発明はデキストロメトルファンを含有した新規鎮咳組成物に関する。更に詳し くは、それはデキストロメトルファンの治療全身レベルに速やかに達するための 組成物及び方法に関する。
発明の背景 デキストロメトルファン(ラセミメトルファン)、3−メトキシ−17−メチル モルヒナンはMe+ck Index,iG+h edition (1983 )、M.Windhol!,cd.、L.8GO9,p.IL7Gで開示されて いる;鎮咳剤であることが開示されている。
臭化水素酸デキストロメトルファンはPt+Hicixn’ 5Deck Re ference for Monp+escripjian DrB+,llf bEd日ion (199Q)、E,LBarnhxrd+,pabl,p.3 N及びPh7+1cizn’s Desk Refertnce.4Nh Ed ition (1990)、E.R。
11arnhardj, pub. 、 p、3C9 で開示されたような市販 品で鎮咳剤として広く用いられている:グレンプルツク(Gleab「aok) のバイエル(Ba7er)子供せきシロップ、パーク・デービス(Pa+ke− Dayi+)のベニリン(Benylin)p M 、 ハーク・デービスのベ ニリン去痰剤、ワイエス・エヤースト(Wyelh−A7erN)のセロース( Cero+e) D M 、アツブシ3ン(Llpjobn)のキラコール(C he+acol) Dせき処方剤、アップジョンのキラコール・プラス・ヘッド (Cbeucol Plas Head)せき/かぜ処方剤、プラストル・マイ ヤーズ・プロダクツ(B+is+ol−M7e+s t’+oducts)のせ き処方コントレックス(Com+tex) 、プラストル・マイヤーズ・プロダ クツのコントレックス多症状かぜ緩和錠剤/カプセル/液剤/液化ゲル、スミス クライン・フンジューマー(SmitbKline Consume「)のコン タツクせき処方剤、スミスクライン・コンシューマ−のコンタツクせき&咽喉炎 処方剤、スミスクライン・コンシューマ−のコンタツクIr、子供かぜ薬、スミ スクライン・コンシューマ−のコンタツク使用かぜ薬、スミスクライン・フンジ ューマーのフンタック重症かぜ処方カブレット、ロビンス(Robins)のシ マコール(Dimacol)カブレット、サンドdos Consumer)の ドルコール(Dorcol)子供せきシロップ。
スミスクライン・ビーチャム(Sa+1thKiine Beecham)のホ ールド(Holdl、プラストル・ラボラトリーズ(BrixtoILabor alaties)のナルデコン[N!1decon) D X成人液剤、プラス トル・ラボラトリーズのナルデコンDX子供シロップ、プラストル・ラボラトリ ーズのナルデコンDX小児ドロップ、プラストル・ラボラトリーズのナルデコン ・シニアDXせき/かぜ液剤、レークサイド・ファーマキューテイカルズ(La keside Phgra+xcelicals)のツバヒスチン(Noyah isjine) DMX、 ?クネイル・コンシューマ−・プロダクツ(McN eil Coosume+ P+oducfslの小児ケアせき−かぜ処方液剤 及び咀雫錠剤、マクネイル・コンシューマー・プロダクツの小児ケア夜間休息せ き−かぜ処方液剤、ロビンスのロビッシン(Rabifas+in)使用緩和薬 、ロビンスのロビッシンーCF、ロビンスのロビッシンーDM、スコツト・ツシ ン(Scot−Tos+in)のスコツト・ツシン無糖DMせき&かぜ薬、ベー カー・クミンズ・ファーマ午ユーティカルズ(Baker CummintPh armCummlntPhar のスナプレッツ(Snaplets) −D  M。
ベーカー・クミンズ・ファーマキューティカルズのスナブレッツーマルチ、プロ ワ(Plougb)の子供用セントジョゼフ(Sl、 Ioseph)せき抑制 剤、プロワのセントジョゼフ夜用かぜ薬、スミスクライン・ビーチャムのスクラ ツプ(SIlcrets)せき抑制処方剤、ビュローフーウエルカム(Bur+ oughs WellcoIIlg)のスダフド(Sudalcd)せきシロッ プ、サントス・コンシューマ−のトリアミニツク・ナイト・ライト(Triam inic Night Lig)N) 、サントス・コンシューマ−のトリアミ ニツク−DMシロップ、サントス・コンシューマ−のトリアミニコール(丁ri xminicol)各症状かぜ錠剤、サントス・コンシューマ−のトリアミニコ ール多症状緩和剤、マクネイル・コンジュー7−・プロダクツのチルノール(T Ylenol)かぜ薬カブレット及び錠剤、マクネイル・コンシューマ−・プロ ダクツのチルノールかぜ薬液剤、マクネイル・コンジューマー−プロダクツのチ ルノールかぜ薬無眠気処方カブレット、リチャードソン・ビックス社(RIch ardson−vIcks、 Inc、)のビックス子供せきシロップ、リチャ ードソン・ビックス社のビックス子供ナイクィル(Nyqurl)、リチャード ソン・ビックス社のビックスせきサイレンサーズせス・コンシューマ−[S1+ 1きドロップ、リチャードソン・ビックス社のピックスデイケア昼用かぜ薬カブ レット、リチャードソン・ビックス社のビックスデイケア多症状かぜ薬液剤、リ チャードソン・ビックス社のビックス処方44せき抑制ディスク、リチャードソ ンφビックス社のビックス処方44せき薬、リチャードソン・ビックス社のビッ クス処方44Dうっ血除去せき薬、リチャードソン・ビックス社のビックス処方 44Mディケア多症状せき薬、リチャードソン・ビックス社のピックスナイクィ ル夜用かぜ薬−オリジナル&チェリーフレーバー、リチャードソン・ビックス社 のビックス小児処方44せき薬、リチャードソン・ビックス社のビックス小児処 方44せき&かぜ薬、リチャードソン・ビックス社のビックス小児処方44せき &うっ血薬、フォレスト・ファーマキューティカルズ(Fuesl Pharm acguicxis)のアンベニル(Ambcn71)−Dうっ血除去せき処方 剤、ワーナー・チルコツト(Wa+ne+ Chilco目)のプロマレスト( Br++ma+esj) D Xせきシロップ、ムo (Muro)のブロムフ ェト(BromFed) −D Mせきシロップ、セントチル・フ7−マキュー ティヵルズビッド(Hamibid) D M錠剤、ムロのイオツス(lotU ss) −Becke+t、A、H,& E、G、Triggs、’Bucca l Absotption 0fBxsic D「ugs @nd Us 入p pliea+ion as an In WIryModel o(Pxssi re Drag Transfer 丁hrush LipidMemb目ne t’ (脂質膜を介する受動薬物輸送のインビボモデルとして基本的薬物の経口 腔吸収及びその適用)。
journal of Phx+macelic+ and Phl+mzco lB7.Vol、19゜Supplement (1967)、pp、31S− 41Sはより高いpHを有する組成物が口内に5分間保たれて循環された場合に いくつかの薬物の経口腔吸収がこのような組成物で実質上増加することを開示し ている。デキストロメトルファンはBecke口及びTriggtで試験された 薬物の1つとして開示されていない。Becketf及びTriggu)開示は 、通常口内で保持されず速やかに唖下される液体製品又は口内で溶解されて溶解 液が速やかに唖下されるロゼンジのような固体製品にもよく妥当するとは期待さ れないであろう。
1990年1月9日付でSorrgn+inoに発行された米国特許第4,89 2,877号明細書はデキストロメトルファン及びフェノールの双方を含むせき 治療用液体組成物、即ち5〜9のpHを有する組成物について開示している。1 984年1月24日付でMun+hiに発行された米国特許第4,427,68 1号明細書はデキストロメトルファン及びアビセル(Avicelo) RC− 591の双方を含むせき治療用チキソトロピー組成物について開示している。
これらの特許明細書は参考のためここに組み込まれる。
発明の要旨 本発明の目的は市販組成物よりも速く鎮咳作用を示す経口投与用のデキストロメ トルファン組成物を提供することである。
デキストロメトルファン組成物から速い鎮咳作用を発揮させる方法を提供するこ とも本発明の目的である。
本発明は安全有効量のデキストロメトルファン及び経口上許容される製剤キャリ アから本質的1こなる経口投与用医薬組成物、即ち約8〜約11のpHを有する 組成物に関する。
本発明は安全有効量のデキストロメトルファン、安全有効量のフェノール以外の せき/かぜ薬物活性剤及び経口上許容される製剤キャリアを含む経口投与用医薬 組成物、即ち約8〜約11のpHを有する組成物にも関する。
本発明は安全有効量のデキストロメトルファン、安全有効量のフェノール及び経 口上許容される製剤キャリアを含む経口投与用医薬組成物、即ち9を超え約11 までのpHを有する組成物にも関する。
発明の詳細な説明 本発明の組成物及び方法では安全有効量のデキストロメトルファンと可能であれ ば他の薬物活性剤を含む。ここで用いられる“安全有効量”という語句は健全な 医学的判断の範囲内において(妥当な利益/危険比で)治療される症状の有意な 肯定的改善を示す上で十分高いが、但し深刻な副作用を避ける上で十分低い量の 薬物活性剤を意味する。薬物活性剤の安全有効量は治療される具体的症状、治療 される患者の年齢及び身体条件、症状の重篤度、治療期間、併用療法の性質及び 類似ファクターに応じて変わる。
デキストロメトルファンは鎮咳剤として薬理活性を有することが知られている。
ここで用いられる“デキストロメトルファン”とはラセミメトルファン、3−メ トキシ−17−メチルモルヒナン(di−シス−1,3,4゜9.10,10a −ヘキサヒドロ−6−メドキシー11−メチル−2H−10,4a−イミノニタ ノフエナントレン): 及びその薬学上許容される塩を意味する。デキストロメトルファンの好ましい塩 には臭化水素酸塩がある。
本発明の組成物は好ましくはデキストロメトルファン約1〜約50mg/用量、 更に好ましくはデキストロメトルファン約2.5〜約30mg/用量を含む。液 体組成物は好ましくはデキストロメトルファン約0.02〜約1,5%、更に好 ましくはデキストロメトルファン約0.05〜約1%、最も好ましくはデキスト ロメトルファン約0.1〜約0.3%を含む。液体鎮咳組成物にとり典型的な用 量は約1〜約30m1である。液体せきシロップの用量は更に典型的には約5〜 約20m1、特に約151である。濃縮液体せきスプレーの用量は更に典型的に は約2〜約51、特に約3.5mlである。
本発明の好ましい組成物は安全有効量のデキストロメトルファンと経口上許容さ れる製剤キャリアから本質的になり、その組成物は約8〜約11、好ましくは約 8.4〜約10、更に好ましくは約8.5〜約9.5、最も好ましくは約9のp Hを有する。本発明の他の好ましい組成物は安全有効量のデキストロメトルファ ン、安全有効量のフェノール以外の他のせき/かぜ薬物活性剤と経口上許容され る製剤キャリアを含み、その組成物は約8〜約11、好ましくは約8.4〜約1 0、更に好ましくは約8.5〜約9.5、最も好ましくは約9のpHを有する。
本発明の他の好ましい組成物は安全有効量のデキストロメトルファン、安全有効 量のフェノールと経口上許容される製剤キャリアを含み、その組成物は9を超え 約11までの、好ましくは約9.5〜約10、また、好ましくは約9.1〜約9 .5のpHを有する。
本発明の組成物は、従来の低いpHのデキストロメトルファン組成物と比較して 、デキストロメトルファンの治療血液レベルのより速い到達、このような治療血 液レベルのより長期にわたる維持及び/又はデキストロメトルファンのより高い ピーク血液レベルを示すことがわかった。
本発明の組成物は、唾液と混和された組成物が口及び喉に存在する期間中に上記 pH範囲内で留まるように、口及び喉の唾液及び粘膜により示される強度を克服 する上で十分な塩基性緩衝化強度を有することが好ましい。
その結集、本発明の組成物は好ましくは少くとも約0゜01ミリ当量(m E  q )塩基/単位用量、更に好ましくは約0.05〜約2 、 5 mEq/単 位用量、最も好ましくは約0.1〜約1 、 5 mEq/単位用量の塩基性緩 衝剤強度を有する。
本発明の組成物は好ましくは薬学上許容される緩衝系を含めて薬学上許容される キャリアを含む。本発明の組成物で有用な薬学上許容される緩衝系の例としては 格別限定されず、リン酸−水素及び二水素の塩の混合物であるリン酸緩衝系、水 酸化ナトリウム/グリシン緩衝系と炭酸及び炭酸水素緩衝系がある。本発明の組 成物で有用な好ましい緩衝系はリン酸緩衝系である。
本発明の組成物のキャリアの好ましい成分は微結晶セルロース又は微結晶セルロ ース及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの混合物である。微結晶セルロ ースと微結晶セルロース及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの混合物は FMC社から商品名アビセル[株]として市販されている。このような混合物は 好ましくは約20=1〜約1:1、更に好ましくは約15=1〜約3=1、更に 一層好ましくは約10:1〜約5:1の微結晶セルロース対カルボキシメチルセ ルロースナトリウムの比率を有する。
微結晶セルロース及びカルボキシメチルセルロースナトリウムの好ましい混合物 はペンシルバニア州フィラデルフィア、FMC社の食品及び薬品事業部から市販 される微結晶セルロースのアビセルoRC591である。アビセルoRC591 は乾燥された約11%カルボキシメチルセルロースナトリウムとブレンドされた 約89%微結晶セルロースゲルのコロイド形であると言われる;その製品は水に 容易に分散される。それは水、有機溶媒及び希酸に不溶性である。それは希アル カリに部分的に可溶性である。その化学的及び物理的特性は下記のとおりである :乾燥喪失率:輸送時に6%以下;重金属:10ppm以下;1.2%溶液の粘 度=65±1%・:粒度:60メツシユスクリーンに0.1%以下残留、325 メツシユスクリーンに20%以下残留。平均粒度は約28ミクロンである。その 嵩密度は荒充填で約37 lb/f+3及び密充填で約52 lb/ f+”で ある。その比重は1.55、灰分は約2%、水中2%分散液のpHは6〜8であ る。その製品は参考のためここに組み込まれるFMC社の告知書し−318“ア ビセルoRC−CL微結晶セルロース”で更に詳細に記載されている。
本発明の組成物中に配合される微結晶セルロース又は微結晶セルロース及びカル ボキシメチルセルロースナトリウムの混合物の量は好ましくは約0.5〜約3% 、更に好ましくは約1〜約2%、更に一層好ましくは約1.5%である。
本発明の組成物は経口投与向けに考えられている。このような組成物の例として はシロップ、エリキシル、懸濁液、スプレー及びドロップのような好ましい液体 組成物、特に水性ベース液体組成物がある。ロゼンジ、咀噌ロゼンジ、散剤及び 咀嗜錠剤のような口内で溶解又は咀噌される固体組成物も好ましい。このような 固体剤形のpHは固体剤形を人工唾液に固体組成物10%濃度で溶解して得られ た溶液又は懸濁液のpHを調べることにより決定される(人工唾液処方は参考の ためここに組み込まれるFu+a7ema、T、、T、Kxl!Tori &  S、Nomoto。
′人Ni1icial 5aliva’ (人工唾液) 、Journal O [DentalRe+earch、Vol、42 (1963)、pp、ll8 3−1197で開示されている)。
デキストロメトルファンは本発明の組成物のpHで水に比較的不溶性である。し たがって、組成物中に及び口腔中にデキストロメトルファンを溶解させる上で十 分なレベルの1種以上の共溶媒がキャリアに配合されることが好ましい。この目 的にとり好ましい共溶媒としてはエタノール、プロピレングリコール、ポリエチ レングリコール、グリセリン及びソルビトールがある;更に好ましい共溶媒とし てはエタノール、プロピレングリコール及びグリセリンがある。
本発明の液体組成物の場合、キャリアは下記任意成分の一部を含有することが好 ましい:水;スクロース、コーンシロップ、転化糖、デキストロース、サッカリ ンナトリウム、アスパルテーム、ソルビトール、蜂蜜及びマグナスイードのよう な甘味剤;メントール、アネトール、カンファー、チモール、サリチル酸メチル 、ユーカリ油及びペパーミント油のような芳香成分;他の香味剤;カルボキシメ チルセルロース、カルボキシメチルセルロースナトリウム、セルロース、グリセ リン及びポリエチレングリコールのような増粘剤;着色剤;安息香酸ナトリウム 及び塩化セチルピリジニウムのような保存剤;ソルビン酸カリウム、塩化ナトリ ウム、二酸化チタン、ポリソルベート80、クエン酸ナトリウム、炭酸水素ナト リウム、水酸化ナトリウム、水酸化アルミニウム及び水酸化マグネシウムのよう な様々な成分。
本発明の固体組成物の場合、キャリアは好ましくは液体組成物用に前記された任 意成分を1種以上含有し、更に下記任意成分もこのような組成物に含有させてよ い:二酸化ケイ素、タルク、ポビドン、カオリン、リン酸ニーカルシウム、硫酸 カルシウム、ラクトース及びデンプンのような固体希釈剤、結合剤、崩壊剤及び 不透明剤;アラビアゴム、トウガラシ、マンニトール、アルギン酸すトリウム、 アルギン酸、ビーガム、グアーガム、ゼラチン、エチルセルロース、ステアリン 酸マグネシウム、ベントナイト及びラウリル硫酸ナトリウムのような様々な成分 。
本発明の組成物はせき及び/又はかぜを治療する上で有用な他の活性薬剤(せき /かぜ薬物活性剤)も1種以上含有してよい。市販品で鎮咳剤と通常混和される せき/かぜ薬物活性剤が好ましい。本発明の組成物で有用なせき/かぜ薬物活性 剤としては抗ヒスタミン剤、気管支拡張剤、うっ血除去剤、去痰剤、局所麻酔剤 及び抗炎症/鎮痛剤がある。本発明の組成物におけるこのような任意薬物活性剤 の好ましい例と好ましい量/単位用量としては下記がある:クロルフエニラミン (好ましくは約1〜約8mgw更に好ましくは約2〜約4 mg)及びその塩( 例えば、マレイン酸塩)、ジフェンヒドラミン(好ましくは約6〜約50 mg 、更に好ましくは約12〜約25mg)及びその塩(例えば、塩酸塩)、プロム フェニラミン(好ましくは約1〜約8 r!Hz更に好ましくは約2〜約4 B )及びその塩、ドキシルアミン(好ましくは約2〜約20mg、更に好ましくは 約6〜約12mg)及びその塩(例えば、コハク酸塩)、トリプロリジン(好ま しくは約0.5〜約4mg5更に好ましくは約1〜約3 mg)及びその塩(例 えば、塩酸塩)のような抗ヒスタミン剤;エフェドリン(好ましくは約5〜約5 0B、更に好ましくは約10〜約25mg)及びその塩(例えば、塩酸塩、硫酸 塩)のような気管支拡張剤;プソイドエフェドリン(好ましくは約10〜約10 0 mg1更に好ましくは約30〜約60 mg)及びその塩(例えば、塩酸塩 )、フェニレフリン(好ましくは約2〜約20J、更に好ましくは約5〜約10 mg)及びその塩(例えば、塩酸塩)、フェニルプロパツールアミン(好ましく は約5〜約50mg、更に好ましくは約12〜約25 mg)及びその塩(例え ば、塩酸塩)のようなうっ血除去剤;グアイフエネシン(好ましくは約50〜約 400 mg、更に好ましくは約100〜約200 mg)のような去痰剤;ベ ンシカイン(好ましくは約1〜約25B、更に好ましくは約2〜約15mg)、 フェノール(好ましくは約10〜約150 mg。
更に好ましくは約20〜約50mg)、ジクロニン(好ましくは約1〜約Lon g、更に好ましくは約2〜約4 mg)及びその塩(例えば、塩酸塩)、リドカ イン(好ましくは約2〜約20 B、更に好ましくは約4〜約10mg)及びそ の塩(例えば、塩酸塩)、ブタ力イン(好ましくは約5〜約50mg、更に好ま しくは約10〜約20mg)及びその塩(例えば、硫酸塩、塩酸塩)、ベンジル アルコール(好ましくは約50〜約750111g、更に好ましくは約100〜 約500mg)、ジブカイン(好ましくは約0.1〜約4 mg1更に好ましく は約0.5〜約2 mg)及びその塩(例えば、塩酸塩)、テトラカイン(好ま しくは約0.1〜約4 mg、更に好ましくは約00.5〜約2ωg)及びその 塩(例えば、塩酸塩)、ナトリウムフェルレート(好ましくは約10〜約150 mg1更に好ましくは約20〜約50111g)、サリチルアルコール(好まし くは約20〜約200 mg、更に好ましくは約50〜約100mg)、ヘキシ ルレゾルシノール(好ましくは約1〜約Long、更に好ましくは約2〜約4  mg)及びメントール(好ましくは約2〜約50mg、更に好ましくは約5〜約 25 mg)のような局所麻酔剤;アセトアミノフェン(好ましくは約60〜約 1000 ll1g、更に好ましくは約300〜約650mg)、イブプロフェ ン(好ましくは約100〜約800 mg、更に好ましくは約200〜約400  mg)及びその塩(例えば、ナトリウム)、アスピリン(好ましくは約75〜 約1000mg、更に好ましくは約300〜約650 mg)及びその塩(例え ば、ナトリウム)及びナプロキセン(好ましくは約75〜約500 mg1更に 好ましくは約125〜約300 mg)及びその塩(例えば、ナトリウム)のよ うな抗炎症/鎮痛剤。
本発明には前記組成物を経口投与することによるヒト又はそれより下等の動物に おけるせきの治療又は予防方法も含む。本発明の方法において、デキストロメト ルファンの1日量は好ましくは約0.1〜約10 a+g/kg体重、更に好ま しくは約0.5〜約5ig/kg、更に一層好ましくは約1〜約3 mg/kg である。本発明の方法において、デキストロメトルファン組成物は好ましくは1 日約1〜約10回、更に好ましくは1日約2〜約8回、更に一層好ましくは1日 約3〜約6回患者に経口投与される。
珂 下記非制限例は本発明の組成物及び方法を説明するために示されている。液体及 びロゼンジ組成物は慣用的プロセスで製造される。
精製水 q、 s。
上記液体せき組成物を得るための典型的製造プロセスは下記成分を一緒にミック スすることにより別々に液相を製造することである: (1)デキストロメトル ファンHB+ 、プロピレングリコール、エタノール、メントール、ユーカリ油 及び香味剤; (2)スクロース、CMC、アビセル、ポリソルベート80、グ リセリン、ソルビトール及び一部の水; (3)着色剤、グリシン、水酸化ナト リウム及び一部の水。次いで3つの液相を残りの水と一緒にブレンドして液体せ き組成物を製造する。
例I+ 液体せき組成物 成 分 量/15m1用量 デキストロメトルファンHBr Is、 Omgプロピレングリコール 777 、0 mgエタノール(95%) 1.5 ml ポリエチレングリコール(カーボワックス400) 750.0mg香味剤 0 .05ffil F、 DACレッド140 5.1 mg二二塩性性リン酸ナトリウム 231 .0 mgサッカリンナトリウム 22.5 mgg製水 Q、S・ 例111 液体せき組成物 成 分 量/15m1用量 デキストロメトルファンHBT 30.0 mgプロピレングリコール 1.7 4g エタノール(95%) 1.5ml 天然メントール 22.5111g ニーカル油 7.5mg 香味剤 0.05m1 F、 DACレッド840 5.10g二塩基性リン酸ナトリウム 231.0 mgサッカリンナトリウム 30.Gig スクロース 8.16g グリセリン 75Q、0mg 水酸化ナトリウム 3.0mg 精製水 q、 i。
例1v デキストロメトルファン)IBr 30.Omgスクロース 8.16g カルボキシメチルセルロース(CMC) 7.5 mgg結晶セルロース及びナ トリウムCMCI87.51!1g(アビセル■RC591,FMCI ポリソルベート803・00g グリセリン 300.0II1g ソルビトール 300、(l B F、 DACレッド140 3.0 mg二二塩性性リン酸ナトリウム 231 .0Lg水酸化ナトリウム 3.6mg サッカリンナトリウム 30、Omg プロピレングリコール 1.74g エタノール(95U 1.5 ml メントール 22.5mg ユーカリ油 7.5mg 香味剤 0.05m1 精製水 q、−1 例V 液体せき組成物 デキストロメトルファンHB+ 20.Omgg結晶セルロース及びナトリウム CMC1g7.5 a+g(7ヒセルoRC591,FMC) F、D&CレッドL40 3.Omg m項二塩基ン酸ナトリウム 2H,0mg水酸化ナトリウム 5.0mg サッカリンナトリウム 3θ、0mg プロピレングリコール 1.74g 香味剤 0.05m1 精製水 q、 S。
例v1 液体せき組成物 成 分 量/15m1用1 デキストロメトルファンKBt 30.0 mgプロピレングリコール 777 .0 mgg結晶セルロース及びナトリウムCMCI87.5 mg(7ヒセ/ L、 ORC591,FMC)香味剤 0.05m1 F、D&CLッド#4G 5.1B 二塩基性リン酸ナトリウム 231.0 mgg酸化ナトリウム 3.6I1g サッカリンナトリウム 22.5mg 精製水 LJ、K・ VII 液体せき組成物 置 成 分 量/15m1用量 デキストロメトルファンHr 31(l mgg結晶セルロース及びナトリウム CMC187,5mg(71:’(rルoRC591,FMC)ポリソルベート H3,0mg 香味剤 0.05m1 F、 ll&c レッドNO5,1mg二二塩性性リン酸ナトリウム 231. 0mgサッカリンナトリウム 30.0mg グリセリン 3GO,(1mg 水酸化ナトリウム 3.6ωg 精製水 q、 I。
(11+1 液体せき組成物 成 分 量/15m1用量 デキストロメトルファンHB+ 25.0 mg二二塩性性リン酸ナトリウム  231.0mg水酸化ナトリウム 3.6 mg g味剤 0.05m1 精製水 q、 !。
例]X 液体せき組成物 デキストロメトルファンHBr 3G、Omg二二塩性性リン酸ナトリウム 2 31.0mg精製水 q、!。
例X デキストロメトルファンベース 5.0111gペンシカイン 1.25mg タルク 90.0mg 香味剤 15.8mg カラメルB&C84069,4mg リン酸三ナトリウム12水和物 40.0mgステアリン酸マグネシウム 45 .0mgサッカリン 15.0mg エムデックス(Emdex) q、 s。
デキストロメトルファンベース 25.0 mgプロピレングリコール 0.7 ml エタノール(95%l 1.05m1 ポリエチレングリコール(カーボワックス400) 0.7 zlサッカリンナ トリウム 5.25mg 香味剤 0、OI2ml F、 DACレッドt40 1.19mgフェノール 75.0mg 精製水 q、 s。
例x11 デキストロメトルファンベース lo、0mgプロピレングリコール 0.7m l エタノール(95%) 0.7ml ポリエチレングリコール(カーボワックス400) 0.7 ml−塩基性リン 酸ナトリウム 8.4mgサッカリンナトリウム 7.0mg 香味剤 0.14m1 F、 DACレッドNO1,19mg 精製水 q、s。
例X11の液体は攪拌下でデキストロメトルファンベースをプロピレングリコー ルに加えることにより製造する。
ポリエチレングリコール、アルコ′−ル、香味剤及びサッカリンナトリウムを攪 拌下で漸増的に加える。−塩基性リン酸ナトリウムは攪拌下で精製水中10%溶 液として加える。色素は攪拌下で水溶液として加える。精製水を攪拌下で所定容 量まで加える。
本発明の具体的態様が記載されてきたが、本発明の様々な変更及び修正が本発明 の精神及び範囲から逸脱せずに行えることは当業者にとり明らかであろう。添付 された請求の範囲には本発明の範囲内に属するこのようなすべての修正を包含し ていると考えられる。
国際調査報告 国際調査報告 US 9107773 フロントページの続き (51) Int、 C1,5識別記号 庁内整理番号A61K 31/135  9283−4C31/44 9360−4C 31/60 9360−4C (81)指定国 EP(AT、BE、CH,DE。
DK、 ES、FR,GB、 GR,IT、 LU、 NL、SE)、0A(B F、BJ、CF、CG、CI、CM、GA、GN、ML、MR,SN、TD、T G)、AT、AU、 BB、BG、 BR,CA、 CH,C5,DE、 DK 。
ES、FI、 GB、 HU、JP、 KP、 KR,LK、 LU、 MC, MG、 MN、 NiW、 NL、 No、PL、 R○、SD、SE、SU I

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.安全有効量のデキストロメトルファン及び経口上許容される製剤キャリアか ら本質的になり、組成物が8〜11、好ましくは8.4〜10のpHを有する、 単位剤形の経口投与用鎮咳組成物。 2.安全有効量のデキストロメトルファン;安全有効量のフェノール以外の他の せき/かぜ薬物活性剤、好ましくは抗ヒスタミン剤、気管支拡張剤、うっ血除去 剤、去痰剤、局所麻酔剤又は抗炎症/鎮痛剤;及び経口上許容される製剤キャリ アを含み、組成物が8〜11、好ましくは8.4〜10のpHを有する、単位剤 形の経口投与用鎮咳組成物。 3,安全有効量のデキストロメトルファン;安全有効量、好ましくは20〜50 mg/用量のフェノール;及び経口上許容される製剤キャリアを含み、組成物が 9を超え11までの、好ましくは9を超え10までのpHを有する、単位剤形の 経口投与用鎮咳組成物。 4.組成物が少くとも0.01、好ましくは0.05〜2.5mEq塩基/用量 の塩基性緩衝剤強度及び1〜50mg、好ましくは2.5〜30mg/用量のデ キストロメトルファンを有する、請求項1〜3のいずれか一項に記載の組成物。 5.組成物が好ましくは0.5〜3%アビセル(R)RC591も含む水性ベー ス液体である、請求項1〜4のいずれか一項に記載の組成物。 6.組成物がクロルフェニラミン1〜8mg/用量、ジフェンヒドラミン6〜5 0mg/用量、ブロムフェニラミン1〜8mg/用量、ドキシルアミン2〜20 mg/用量、トリプロリジン0.5〜4mg/用量、エフェドリン5〜50mg /用量、プソイドエフェドリン10〜100mg/用量、フェニレフリン2〜2 0mg/用量、フェニルプロパノールアミン5〜50mg/用量、グアイフェネ シン50〜400mg/用量、ベンゾカイン1〜25mg/用量、ジクロニン1 〜10mg/用量、リドカイン2〜20mg/用量、ブタカイン5〜50mg/ 用量。ベンジルアルコール50〜750mg/用量、ジブカイン0.1〜4mg /用量、テトラカイン0.1〜4mg/用量、ナトリウムフェノレート10〜1 50mg/用量、サリチルアルコール20〜200mg/用量、ヘキシルレゾル シノール1〜10mg/用量、メントール2〜50mg/用量、アセトアミノフ ェン60〜1000mg/用量、イブブロフェン100〜800mg/用量、ア スピリン75〜1000mg/用量、ナプロキセン75〜500mg/用量及び それらの混合物から選択される他のせき/かぜ薬物活性剤も含む、請求項1〜5 のいずれか一項に記載の組成物。 7.ヒトヘの組成物の経口投与によるヒトにおけるせきの治療又は予防用である 請求項1〜6のいずれか一項に記載された組成物の製造に関するデキストロメト ルファンの用法。
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