JPH06501995A - 節脱液器のための方法及び装置 - Google Patents

節脱液器のための方法及び装置

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JPH06501995A
JPH06501995A JP5503739A JP50373992A JPH06501995A JP H06501995 A JPH06501995 A JP H06501995A JP 5503739 A JP5503739 A JP 5503739A JP 50373992 A JP50373992 A JP 50373992A JP H06501995 A JPH06501995 A JP H06501995A
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JP5503739A
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マーフィ、パトリック ディー
クラーク−パンター、イアン ジェイ エッチ
ガラガー、ブライアン ジェイ
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ベロイト テクノロジーズ インコーポレーテッド
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    • D21PAPER-MAKING; PRODUCTION OF CELLULOSE
    • D21DTREATMENT OF THE MATERIALS BEFORE PASSING TO THE PAPER-MAKING MACHINE
    • D21D5/00Purification of the pulp suspension by mechanical means; Apparatus therefor
    • D21D5/02Straining or screening the pulp
    • D21D5/06Rotary screen-drums

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  • Materials For Medical Uses (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 節税岐器のための方法及び装置 発 明 の 背 景 本発明は、一般的にいえば、紙パルプ処理機械に関し、さらに具体的にいえば、 許容パルプスラリーから節またはその他の粗大粒子を分離するもののような不良 品の脱液器に関するものである。
製紙用木材パルプの処理はパルプスラリーから節またはその他の粗い未蒸解粒子 を除去することを必要とする。これは、普通には、節税岐器において達成され、 この節税岐器の中でパルプスラリーがスクリーンを通され、節がスクリーン上に 残される。節は、スクリーンから掻き落とされるか、または取り除かれて脱落器 から排出される。
節脱落器は、通常、高速度水平振動形の大体率らな面のスクリーンまたはスクリ ュー形脱液器のいずれかからなっている。スクリュー形脱液器は、固定円筒スク リーン形又は回転スクリーン形のいずれの機械であってもよく、これらの機械は 水平又は垂直のどちらの回転軸を備えていてもよいが、垂直回転軸が今日はより 普通に用いられている。一つのそのような回転スクリーン形脱液器が1990年 11月8日出願の特許願第610,696号を有する係属中の米国特許に記載さ れている。後者の場合には、スクリーンは節輸送スクリューフライトの外縁に取 り付けられ、スクリューフライトと一緒に回転する。
重力、流体力学的力及び節とスクリューフライトの間の摩擦に打ち克つ慣性力に 応じて節はスクリューフライトを上昇する。良品繊維は、節が比較的きれいな状 態で脱液器から排出されるようにスクリーンの穴を通過する。回転スクリーンス クリュー形部脱液器はスクリューフライトとスクリーンの間の相対運動を無くす 利点を与える。非回転スクリーン脱液器と比較すると、回転スクリーン脱液器は 、摩耗及び引き裂けが少ないと共にスクリューフライトとスクリーンの間の相対 運動から生ずる節の粉砕または摩砕を無くす。節か粉砕されたり摩砕されたりし ないので、スクリーンの穴を通過する良品繊維のスラリーは、パルプ及び製紙品 質に害のある節ごみやすりつぶされた木材粒子で汚染されない。
振動スクリーン形部脱液器は振動部品及び構体が受ける疲労と摩耗による損傷の ためにかなりの保守と修理を必要とする。固定スクリーンスクリュー形部脱液器 は既述の粉砕及び摩砕作用による摩耗を受けるとともに、終には紙質を落とす可 能性のあるパルプスラリー中のくずの含有量を増大する。
回転スクリーンスクリュー形部脱液器は、疲労損傷の発生率が下がり、粉砕及び 摩砕作用が事実上なくなる結果として摩耗損傷が少なくなり、したがって長持ち し、よりきれいなパルプを作る。そのような垂直軸部脱液器の一つは、底にある 接線方向供給スラリー人口室、はぼ入口室から上方に節排出室まで伸びる回転自 在なスクリューフライト、その回転自在なスクリューフライトの下部に取り付け られてふるい分は室を定める回転自在なスクリーンバスケット及びふるい分は室 と節排出室の間を連絡し、回転自在なスクリューフライトの上部延長部を覆う節 洗浄兼液分離固定ハウジング延長部を備えている。
簡単にいえば、この節税岐器においては、節を含むパルプスラリーは接線入口を 通して入口室に導入され、ふるい分は室にらせん状上向きに流れる。スクリュー コンベアフライトは、パルプスラリーの中に入っている節を、良品パルプスラリ ーが回転スクリーンにある穴を通過するようになっているふるい分は室を通して 運ぶ。ふるい分は室より上では、スクリューコンベアフライトは、固定ハウジン グの節を繊維洗い落とし領域及び液体流出領域を通して節排出室へ運び続ける。
接線供給は、それが供給パルプスラリーに含まれることのある石やその他の重い 「がらくた」物の遠心分離を促進して、それらを最終的に節税岐器から特別の出 口を通して排出するために集積できるようにするので望ましいしかし、今説明し た垂直軸回転式円筒形スクリーン形部脱液器は、装置を清掃するために停止する 必要のある節輸送中断を起こしやすい。節税岐器の作動速度、パルプの濃度及び 節税岐器内の幾何学的関係と関係なく、節集積を伴う許容できない節輸送中断が ふるい分は室とハウジング延長部の両方で起こる。これらの中断は、スクリュー フライトへの節の集積をもたらし、厳しい動的不均衡を作りだし、節税岐器装置 を介する生産能力に重大な影響を与える可能性があり、したがって節輸送の中断 に必然的に伴う停止の間、生産の流れを維持するために高価な保守、生産停止時 間及び設備の不経済な重複を必要とする可能性がある。
前述のことは、現在の装置と方法にあると知られている限界を示している。した がって、前述の限界の一つ以上を克服することを意図した代替品を提供すること が有益であることは明らかである。
したがって、後でさらにもっと完全に開示する特徴含む適当な代替品を提供する 。
発 明 の 概 要 本発明の一つの面において、これは、流体で運ばれるスラリーから粗い粒子を分 離する装置において、流体搬送スラリーから粗い粒子を分離する装置において、 粗い粒子が人口室から供給室を通り、らせんコンベアフライトにあるふるい分は 室を通り、洗浄兼液分離ハウジングを通って最後に流体のない粗い粒子排出室へ の上向き輸送を促進するもので、入口室から供給室、ふるい分は室、及び洗浄兼 液分離ハウジングを通る粗い粒子の上向き輸送の間粗い粒子に作用する動的力の 釣合を変える手段を備える装置提供することによって達成される。
前述及びその他の面は、添付図面とともに考えられるとき本発明の以下の詳細な 説明から明らかになる。
図面の簡単な説明 図1は、本発明を組み込んだ垂直軸円筒形スクリーンスクリュー形回転節脱液器 の総合構成を示す一部分断面の部分略図であり、 図2は、本発明の渦減少形じゃま板の特徴を示す部分略平面図であり、 図3A及び3Bは、可能な代替の渦減少形じゃま板の構成を示す図2の線3−3 から見た部分略立面図であり、 図4は、スクリーンバスケットの一部分で節税岐器のその部分における輸送促進 機構を示す部分略立面図であり、 図5は、その輸送促進機構の好ましい実施例を示す図5の線5−5から見た図で あり、 図6は、その輸送促進機構の代わりの実施例を示す図4の線6−6から見た図で あり、 図7は、節税岐器のその領域のおける輸送促進機構を示すふるい分は室より上の 固定ハウジング延長部の部分略図であり、 図8A、8B及び8Cは、三つの可能なみぞ形断面積を示す図7のそれぞれ8A −8A、8B−8B及び8C−8Cから見た図である。
詳 細 な 説 明 図1は、回転スクリーンスクリュー形節脱液器100の総合図を示している。節 保有スラリーがふるい分は室20の半径方向に外方にある受入室35の底を定め る下向きらせん推進板13によって上方を限られている入口室の中へ接線方向ら 向いた人口を通って送られる。入口室10の内壁11は、節税岐器ハウジング1 01の底102よりわずかに上に持ち上げられて入口室10から壁11の表面1 04とロータ支持ハウジング12によって定められる供給室103を経てふるい 分は室20に至る連絡経路を作る。じゃま板15は、ロータ支持ハウジング12 の上または回りに取り付けられ、供給室103を通り壁11の表面104の方へ 外向きに、かつふるい分は室20へまたは中へ上方へ突き出ている。ふるい分は 室20は、この例では、多数の穴25からなる模様を有し、節及びその他の粗い 粒子を保持しながらパルプスラリーをふるい分は室20から穴25を通って受入 物置35の中へ選択的通過できるようす直円柱であるスクリーン部材またはスク リーン30によって輪郭を定められている。スクリューコンベアフライト(以下 フライトと略称する)50は、ブラケットの腕16によってロータの軸14に支 持されている。スクリーン30は、フライト50とスクリーン30が一緒に回転 するようにフライト50外縁に結合されている。フライト50は、ふるい分は室 20の垂直高さの上約四分の三を通って伸びているのが示されている。できれば 、フライト50は、スクリーン30の高さの半分ないし四分の三に沿って伸びて いるのかよいが、用途によっては、それかふるい分は室20の垂直高さ全体にわ たって連続になる。ふるい分は室20より上では、固定ハウジング延長部40は 、流体のない節排出45につながっている。フライト50はまた、節排出室45 まで伸び、固定ハウジング延長部の壁43の内面41にごく近接して節排出室の 外縁と一緒に回転する。ふるい分は室20の中のスクリーン30の表面上では、 穴25の模様は、パルプスラリーをふるい分は室20から受入物置35の中へ通 すように開いており、パルプスラリーかふるい分は室20から受入れ物置35の 中へ流れ抜けできない穴なし表面27をフラト50の上面51に隣接して上方に 備え、したがってフライト50の上面51と組み合わせて、穴の入口の流体抵抗 及び節保持能力によって輸送を妨げられたり中断されることなく節を中へ通過さ せることのできる2側面の帯域、すなわち、接線速度が比較これらのみぞは回転 部速度を断続的に遅らせる。しが通過するのを中断しないようする機構を与える 働きをする。
節を含むパルプスラリーは、それに入口が接線方向に向いていること及び入口室 10の円形経路によって加えられる接線速度で節脱液器に入る。この運動は、好 ましい実施例においてフライト50とスクリーン30の運動と同じ方向にあると して示され、消費動力が少ないが、ふるい分は室内に保たれれば、スクリーン3 0と節含有パルプスラリーの間に誘導される相対(接線)速度を小さくする。ス クリーン30の回転によって発生する効力もスクリーン30と節含有パルプスラ リーとの間の相対(接線)速度を小さくする。フライト50の垂直に突き出た表 面51もまたスクリーン30と節含有パルプスラリーの間の相対(接線)速度を 小さくする傾向がある。
節をフライト50の上を上方に節排出室45まで運ぶためには、フライト50の 接線速度より低い絶対接線速度、すなわち、フライトの速度と反対方向の相対速 度を持っていなければならない。これは、表面51を上部筒排出室45の中に運 ぶことによって節の上方への軸方向の輸送を中断できないようにする。
節税岐器内の異なる場所においては、節は異なる力の作用を受ける。入口室から 出発して、節は供給入口の向きによる接線速度を持っている。壁11の下を通り 、供給室内のじゃま板15の減速効果によって節の接線速度のほとんどすべてを 失った後に、周囲のスラリーによって運ばれている節は、ふるい分は室20の中 へ垂直に上方へ流れる。好ましい実施例においてロータ支持ハウジング12に取 り付けられているものとして示されているこれらのじゃま板は、図2.3A及び 3Bにさらに詳しく示されている。図2は四つのじゃま板を示しているが、これ は例示的図に過ぎないことに注意されたい。じゃま板15の実際の数は、脱液器 100の大きさ、節保有スラリーの送り速度、供給スラリーの濃度、パルプの凝 集特性、フライト50とスクリーンバスケット30の回転速度、フライト50の 数及びフライト50のピッチを考慮することによって決められるであろう。した がって、これらの考慮事項にしたがって、じゃま板14の数、垂直高さ及び形は 、ふるい分は室20内の節保有パルプスラリーの絶対接線(回転)速度を抑える か又は遅くするために必要に応じて選択されるであろう。
ふるい分は室20の内部では、節輸送中断がスクリーン30の穴25を通る微細 な繊維スラリーの流れに起因し、その流れは、節を一緒に運び、節をスクリーン にきつく押しつけて引っ張り、節をスクリーン30の上にしっかり保持する傾向 がある。節がひとたびスクリーン30静止状態に保持されると、パルプの脱液が 節の回りで起こり、結果としてパルプ繊維が各節の間の空隙の中につまり、全体 が厳しい振動を発生するスクリーン30の表面又はスクリーン30の上にしっか り保持された高密度に遠心分離され比較的乾燥した塊になってしまうと、節収集 室45の中へあふれる供給流れを取り扱うことができなくなり、脱液器の運転を 停止して、固まった塊を堀り出さなければならない。この保持及び節輸送中断の 傾向は、穴25がフライト50の上面51まだ伸びている場合、フライト50を スクリーンバスケット30へ取り付ける点における上面51隣接して最大になる 。これは、パルプスラリーと節の混合物にフライト50によって加えられる誘導 遠心力によって増幅され、じゃま板よって散逸されなかったすべての接線速度に よって節に加えられる遠心作用によって促進される。(穴なし領域27の外側の スクリーン30の穴あき表面に隣接して、多少の望ましくない回転流れ速度が回 転しているスクリーン30によって加えられる粘性抗力によって節保有パルプス ラリーに誘導されることに注意されたい。)しかし、節含有パルプスラリーの誘 導回転速度はスクリーン30の上方へ移動した距離と共に大きさを増すが、スク リーン30の内面の速度より比較的低くなければならない。速度についてのこの 差は、節をスクリーンにある穴25を越えて表面27上へ、そして帯域55の中 へ接線方向に引きずり込ませる。
フライト50の上部輸送表面51に対して引きずられた節の速度が比較的低いと 、フライト50のらせん輸送上面51によってふるい分は室20の中の妨げられ ない自由流れチャネル帯域55を通り静止ハウジング延長部40の中へ節が上向 き輸送されるようになる。図4.5及び6は、他の場合には、ふるい分は室20 における節輸送中断をもたらすであろう流体力学的ふるい力の捕捉効果及び保持 効果を無くすように設計された本発明の機構を示している。
図4は、スクリーンバスケット30、それの穴25の模様及び流体力学的力の減 少した帯域55の片面である表面27の部分略図である。これは、節収集及び輸 送帯域を定める場所として説明され、それはフライト50のらせん推進上面51 の形に一致する模様になっているスクリーン30の穴25のいくつかの物理的に 閉塞することを示している。図5は、構造的には、フライト50の取り付は点か ら上方に伸びるスクリーン30の穴なし帯27からなる帯域55の好ましい実施 例を示している。この実施例は、穴なし帯27の領域において穴をあける時間と 費用を節約もするので好ましい。
図6は、例えば既存のきりもみ穴25をふさいでおり、既存の節脱液器の改装又 はフライト50の置換及びフライト50のピッチの変更を可能にする代りの実施 例である。これらの場合には、帯域55は、帯域55の境界をなす穴25の帯を 閉じるようにフライト50の取り付は点から上方にスクリーン30の表面に沿っ て伸びる挿入フランジ52の表面27aによって境界を付けられている。図5及 び6に示した実施例の場合は、フライト上を上方に運ばれる節は、フライト上に ある間、他の場合には通常フライト50の輸送面のすぐ側にあるスクリーン30 のされることがもはやないので、滑らかにどんどん進む。したがって、穴なし帯 27a又はフランジ52のいずれかが、その他の場合はフライト50の上面51 とスクリーン30の穴25との接合点で節を捕らえて保持する流体力学的力から ふるい分は室20内の節を解放できる。
ふるい分は室20より上では、らせんフライト50は、静止ハウジング延長部4 0を通って伸びている。フライト50は、節税岐器のこの部分に外側縁フランジ を備えていない。ハウジング延長部40は、その内壁に一つ以上のほぼ垂直なみ ぞを備えている。
これらのみぞ42は、節がバジング延長部40を通って中断されずに垂直に運ば れて節の集積、堆積及び節輸送の停止をされるのに必要だとわかった。
ハウジング延長部40を移動するとき、節または粗い粒子は、重力、フライトの 運動、ハウジング延長部の壁との摩擦、液面65より下の液体の粘性抗力及び液 面65より上の液体のドレンバックによって影響される。ハウジング延長部40 の内壁が滑らかであるか又は摩耗によって滑らかに、なれば粗い粒子とハウジン グ延長部の壁43の内面41との間の円周方向の摩擦力は、重力、フランジ50 の上面51に対する節の摩擦力、粘性液体抗力及び液面65より上の液体ドレン バックの組み合わせより小さい大きさのものになる。これによって粗い粒子又は 節がフライト50の輸送面51に対して静止したままになり、それによってハウ ジング延長部40の回りを一定の高さで円周方向に滑動する。したがって節輸送 が止まって中断され、節の集積が続き、振動力の釣合が崩れ、スクリーンの穴が つまり、生産が中断されることになる。
液面65より下でさへ、液体ドレンバック力が生ずる前には、節は、節とフライ ト50の間の摩擦力と結合されて、節と滑らかな壁で囲まれた静止ハウジング延 長部40の間の円周方向の摩擦力を克服するのに十分である液体の粘性旋回作用 を受ける。これはまたフライト50上の節の輸送の中断を容易にする。
図7は、ふるい分は室20が静止ハウジング延長部40に隣接する節税岐器の一 部分の略図である。
この図において、回転スクリーン、すなわちスクリーンバスケット30が穴25 の模様と共に流体力学的ふるい分は力の減少した帯域55の二つの側面を形成す るとして一般的に表された閉塞穴の表面27及びフライト50の表面を持つよう に示されている。
静止ハウジング延長部40において、二つのほぼ垂直なみぞ42がフライト50 と一緒に軸方向に向けられているとして示されている。たいていの運転条件のも とで、この向きは、許容できるが、フライト50に垂直に向けられたみぞ42は 、フライト50によって節に加えられる力の垂直成分に平行なみぞ42の向きが 節を排出室の方へ運ぶための抵抗を最小にするだろうから、機能的に最適である 。しかし、最大の効果を得るためのみぞ42の向きは、みぞの大きさ、幾何学的 形状と間隔、節税岐器の運転速度、ハウジング延長部の壁43の表面41の傾き または垂直度、及び処理されている節または粗い粒子の大きさと表面特性並びに 製造費によって左右される。
したがって、みぞ42の好都合な向きは、列挙した要因全体によって決められる ことになり、本発明の好ましい実施例では、4本の等間隔に軸方向を向いたみぞ が軟木及び硬水の節両方の輸送促進するのに十分であるとわかった。
図8A、8B及び8Cは、ハウジング40の壁43にあるみぞ42の三つの可能 な断面形状を例示するために図7の参照線8A−8A、8B−8B及び8C−8 Cから見られる局部断面図である。図80は、最も円滑な連続輸送及びフライト 50による節チッピング及び切断または摩砕を考慮している好ましい実施例を示 している。どの用途においてもみぞの断面形状は一つだけしか用いられず、図7 の3本の参照線は、説明を簡単にするためにだけ用いられている。
回転スクリーンスクリュー形節脱液器100の動作において、節が流動パルプ/ 液体混合物によって取込まれて運ばれ、節の濃度がふるい分は室20の出口でピ ークに達する。穴25を通って流れる繊維/液体によって節に発生されるカブラ ス穴25の開口の節保持傾向と組み合わされた節にかかる遠心力は、すべて、ス クリーン30の穴あき面の上の望ましい節の「滑動」を少なくし、したがって節 の輸送にマイナスの影響を与える傾向がある。したがって、ふるい分は室20内 の節輸送が、最初に、入口室10及びふるい分は室20にある輸送フライト50 の間の供給室103にじゃま板15を挿入することよって促進される。これらの じゃま板は、流速を遅らせ、節、粗い粒子及び繊維/液体混合物の供給スラリー の接線速度を小さくする。これは、スクリーン30に押し付ける節の遠心力の大 きさを小さくし、スクリーンバスケット30の内面に対する節の接線速度の遅れ を大きくし、したがって節がスクリーンバスケットの表面の円周方向の回りにフ ライト50上の輸送帯域55に相対的に「滑り」込ませる。次に、節含有スラリ ーがふるい分は室20を通過するにつれて、そのスラリーは、ピッチと比較的高 い回転速度を持っているために、節保有スラリーの回転速度を同時に徐々に増大 させて上面65を有する液体渦を作りながらスクリーン30の表面27に沿って 節を上むき持ち上げるスクリューコンベヤーフライト50に遭遇する。したがっ て、ふるい分は室20の底と頂部の間に、パルプスラリーの回転速度の勾配とス ラリー内のパルプ繊維と節が受ける遠心力の勾配がある。この遠心力は、回転ス クリーンバスケット30の穴25を通る合格繊維の流速を増大する傾向がある。
しかし、この同じ遠心力は、節または粗い粒子スクリーン30の壁にある穴25 の縁との間の摩擦拘束力を大きくする。なお、スクリーン30の穴25を通る繊 維含有流体の半径方向に外方の移動によって発生される流体力学的力は、節の間 スクリーン部材30に押しつけてかなりの量の繊維と共に節を捕捉する傾向があ る。フライト50に沿った穴25を流体力学的ふるい分は力の小さくなった帯域 55を定める経路において閉塞することによって、実効摩擦力及び節とスクリー ン30の壁の間の保持傾向が除かれ、したがって濃縮節輸送がふるい分は室20 を介して促進される。合格繊維のほとんどは、スクリーンバスケット30の穴2 5を通過し、結果として節かハウジング延長部40に入るとき、節は比較的繊維 を含んでいない。ノズル110によって洗浄すると節から残留繊維が解き放され 、洗浄液と解放された繊維は、渦に沿って流下し、穴25を通って排出される。
比較的繊維のない液体によって節に加えられる粘性抗力は、入口においてパルプ スラリーによって加えられるものより著しく小さい。スクリーン30と洗浄液分 離ハウジング延長部40の間の無中断節輸送が達成され、ハウジング延長部40 の壁30にあるほぼ垂直なみぞ42に起因する著しい節円周方向拘束力によって ハウジング延長部40を通して続けられ、この拘束力は、節及び粗い粒子の運動 を維持し、みぞの形状と角度によっては、節と粗い粒子をフライト50に沿って 流体のない節排出室45の中へ加速する。
向かい合う力の間の釣合の変化によって反応が開始され、加速され、遅らされ、 または止めらるすべての場合におけるように、釣合の片側に加わる力の増加する のか他方の側に加わる力の減少する等価であり、逆も同じであることを思い出す べきである。
はぼ垂直なみぞも円周方向の摩擦成分ら同じ増加を生ずるように畝またはみぞと 畝の組み合わせによって置換できたが、そのような畝は、節の摩砕と結合を促進 し、脱液器の性能及び受け入れられた節のないパルプの品質に有害である。した がって、本明細書で検討した力の釣合における擾乱は、同じ結果を達成する多数 の方法の一例だけを表していることは、当業者に明らかであろう。
一一 FIG、8B 補正書の写しく翻訳文)提出書 (特許法第184条の7第1項) 平成5年 4月 29

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.流体搬送スラリーから粗い粒子を分離する装置において、 粗い粒子が入口室から供給室を通り、らせんコンベアフライトにあるふるい分け 室を通り洗浄兼液分離ハウジングを通って最後に流体のない粗い粒子排出室への 上向き輸送を促進するもので、入口室から供給室、ふるい分け室、及び洗浄兼液 分離ハウジングを通る粗い粒子の上向き輸送の間粗い粒子に作用する動的力の釣 合を変える手段を備える装置。
  2. 2.動的力の釣合を変える前記手段が前記流体搬送スラリーの前記スクリーン部 材に押しつける遠心作用を制限するように接線流れ速度を小さくするじゃま板手 段を備える請求項1に記載の装置。
  3. 3.動的力の釣合を変える前記手段がらせんフライトの外縁にあって貫流する流 体の流れによる液体取り込み力を小さくするために前記スクリーン部材の穴を局 部的閉塞する上方に突き出たフランジ手段を備える請求項1記載の装置。
  4. 4.粗い粒子と前記洗浄兼液分離ハウジングの壁面の間の円周方向摩擦力成分対 軸方向摩擦力成分の比を大きくする手段をさらに備える請求項1に記載の装置。
  5. 5.円周方向摩擦力成分対軸方向摩擦力成分の比を大きくする前記手段が前記洗 浄兼液分離ハウジングの壁面に複数のほぼ垂直なみぞを備える請求項4に記載の 装置。
  6. 6.底にスラリー入口を持つ垂直なほぼ円筒形の本体と、その上方にある半径方 向に対称なスクリーン部材と、前記スクリーン部材の上方にあつて流体のない粗 い粒子の排出室に導く穴なしハウジング延長部と、前記粗い粒子をスラリー入口 からスクリーン部材とハウジング延長部を通って排出室へ輸送する回転自在なら せんフライトを備えた型の粗い粒子を流体搬送スラリーから分離するふるい装置 において、粗い粒子をスクリーン部材に押しつけて捕らえる流体力学的力を小さ くする手段を備えることを特徴とするふるい装置。
  7. 7.粗い粒子と前記ハウジング延長部の壁の間の円周方向摩擦力成分対軸方向摩 擦力成分の比を大きくする手段をさらに備える請求項6記載のふるい装置。
  8. 8.流体力学的力を小さくする前記手段がスラリー入口とスクリーン部材の間に 前記流体搬送スラリーの前記スクリーン部材に押し付ける遠心作用を制限するよ うに接線流れ速度を小さくするじゃま板手段を備える請求項6に記載のふるい装 置。
  9. 9.流体力学的力を小さくする前記手段がらせんフライトの外縁にあって貫流す る流体の流れを小さくするために前記スクリーン部材の穴を局部的に閉塞する上 方に突き出たフランジ手段を備える請求項6に記載のふるい装置。
  10. 10.粗い粒子と前記ハウジング延長部の壁の間の円周方向摩擦力成分対軸方向 摩擦力成分の比を大きくする前記手段が前記ハウジング延長部の壁に複数のほぼ 垂直なみぞを備える請求項7に記載のふるい装置。
  11. 11.頂部に液体のない節排出室を持つハウジングと、スラリー入口より上で底 の近くにあるスクリーン室と、前記スクリーン室と前記節排出を接続するハウジ ング延長部と、節を前記ふるい分け室から上方に前記節排出室へ運ぶらせんフラ イト手段を備える型の合格パルプ繊維を流体搬送スラリー内の節から分離する節 脱液器において、 節をふるい分け室内のスクリーン部材に押しつけて捕らえる流体力学的力を小さ くする手段と、ハウジング延長部内に摩擦不均衡を作る手段を備え、前記不均衡 が前記ハウジング延長部を通り節排出室への節輸送を強化することを特徴とする 節脱液器。
  12. 12.流体力学的力を小さくする前記手段が前記流体搬送スラリーの前記スクリ ーン部材に押しつける遠心作用を制限するように接線流れ速度を小さくするじゃ ま板手段を備える請求項11に記載の節脱液器。
  13. 13.流体力学的力を小さくする前記手段がらせんフライトの外縁にあって前記 スクリーン部材の穴を局部的に閉塞する上方突き出たフランジ手段を備える請求 項11に記載の節脱液器。
  14. 14.ハウジング延長部内に摩擦不均衡を作る前記手段が前記ハウジング延長部 の壁に複数のほぼ垂直なみぞを備える請求項11に記載の節脱液器。
  15. 15.底に接線方向を向いたスラリー入口を持つ垂直ハウジングと、上方にふる い分け室を定める回転自在ならせんフライトに取り付けられた回転自在なスクリ ーンと、前記ふるい分け室より上にあって前記回転自在ならせんフライトの外縁 にごく近接している静止ハウジングと、前記ハウジングの頂部にある流体のない 節排出室とを備える型の合格パルプ繊維を流体搬送スラリー内の節から分離する 節脱液器おいて、 節をふるい分け室内のスクリーン部材に押し付けて捕らえる流体力学的力を小さ くする手段を備えることを特徴とする節脱液器。
  16. 16.流体力学的力を小さくする前記手段が前記流体搬送スラリーの前記スクリ ーン押しつける遠心作用を制限するように接線流れ速度を小さくするじゃま板手 段を備える請求項15記載の節脱液器。
  17. 17.流体力学的力を小さくする前記手段がらせんフライトの外縁にあって前記 スクリーン部材の穴を局部的に閉塞する上方に突き出たフランジ手段を備える請 求項15に記載の節脱液器。
  18. 18.流体力学的力を小さくする前記手段が前記回転らせんフライトの取り付け 部位に相当し、前記取り付け部位より上に伸びるらせん模様になっている穴を前 記スクリーンから除去することを含む請求項15に記載の節脱液器。
  19. 19.節とハウジング延長部の間の円周方向摩擦力成分対軸方向摩擦力成分の比 を大きくする手段をさらに備える請求項15に記載の節脱液器。
  20. 20.円周方向摩擦力成分対軸方向摩擦力成分の比を大きくる前記手段が前記ハ ウジング延長部の壁に複数のほぼ垂直なみぞを備える請求項19に記載の節脱液 器。
  21. 21.微粒子材料の流体搬送スラリーから分離された粗い粒子をらせんコンベア フライトに乗せて上方へ運ぶのを促進する方法で前記粗い粒子を前記流体搬送ス ラリーから分離するのに用いられるスクリーン部材に押しつけて粗い粒子を捕ら える流体力学的力を小さくする手段を与えることと、粗い粒子と前記らせんコン ベアフライトを囲む静止外側ハウジング壁との間の円周方向摩擦力成分と軸方向 摩擦力成分の比を増大する手段を与えることを含む粗粒子の上方輸送を促進する 方法。
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