JPH0650187Y2 - 食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材 - Google Patents
食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材Info
- Publication number
- JPH0650187Y2 JPH0650187Y2 JP1989015209U JP1520989U JPH0650187Y2 JP H0650187 Y2 JPH0650187 Y2 JP H0650187Y2 JP 1989015209 U JP1989015209 U JP 1989015209U JP 1520989 U JP1520989 U JP 1520989U JP H0650187 Y2 JPH0650187 Y2 JP H0650187Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- food
- cold
- freezer
- refrigerator
- packaging material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Laminated Bodies (AREA)
Description
本考案は、魚,肉,野菜等の食料品を包装するためのコ
ールドシール性食料品用包装材に関し、特に食料品冷蔵
庫又は冷凍庫に収納,保存しておく際に好適に使用しう
るコールドシール性食料品用包装材に関するものであ
る。 なお、本発明においてコールドシールという言葉は、ヒ
ートシールに対応する言葉であり、感圧性接着という意
味である。従って、コールドシール性とは感圧接着性と
いう意味であり、コールドシール剤とは感圧接着剤とい
う意味である。
ールドシール性食料品用包装材に関し、特に食料品冷蔵
庫又は冷凍庫に収納,保存しておく際に好適に使用しう
るコールドシール性食料品用包装材に関するものであ
る。 なお、本発明においてコールドシールという言葉は、ヒ
ートシールに対応する言葉であり、感圧性接着という意
味である。従って、コールドシール性とは感圧接着性と
いう意味であり、コールドシール剤とは感圧接着剤とい
う意味である。
従来より、魚等の食料品を簡易に包装するため、アルミ
ニウム箔が用いられている。例えば、食料品をそのまま
包装したり、又は食料品を収納容器に入れた後、収納容
器の口を密封するのに、アルミニウム箔が用いられてい
る。そして、密封性を良好にするため、アルミニウム箔
の片面全面にコールドシール剤を塗布し、アルミニウム
箔の端縁同士又はアルミニウム箔と収納容器の繋ぎ目を
接着することが行われている。 このようにして、アルミニウム箔で包装された食料品
は、一般的に冷蔵庫や冷凍庫に保存される。しかしなが
ら、アルミニウム箔の片面全面にコールドシール剤が塗
布されていると、冷蔵庫や冷凍庫内の冷気が食料品に伝
導しにくいとうことがあった。即ち、コールドシール剤
は熱伝導率が低いため、冷気の伝導がコールドシール剤
で遮断されるのである。従って、冷蔵庫や冷凍庫内に食
料品を収納しておいても、充分に食料品を冷却できず、
特に冷凍庫内で冷却が不充分であると、食料品の長期保
存ができないという欠点があった。 そこで、本考案はアルミニウム箔等の金属箔の片面に部
分的にコールドシール剤を塗布することにより、密封性
に優れ且つ熱伝導率が低下しない食料品用包装材を提供
しようとするものである。
ニウム箔が用いられている。例えば、食料品をそのまま
包装したり、又は食料品を収納容器に入れた後、収納容
器の口を密封するのに、アルミニウム箔が用いられてい
る。そして、密封性を良好にするため、アルミニウム箔
の片面全面にコールドシール剤を塗布し、アルミニウム
箔の端縁同士又はアルミニウム箔と収納容器の繋ぎ目を
接着することが行われている。 このようにして、アルミニウム箔で包装された食料品
は、一般的に冷蔵庫や冷凍庫に保存される。しかしなが
ら、アルミニウム箔の片面全面にコールドシール剤が塗
布されていると、冷蔵庫や冷凍庫内の冷気が食料品に伝
導しにくいとうことがあった。即ち、コールドシール剤
は熱伝導率が低いため、冷気の伝導がコールドシール剤
で遮断されるのである。従って、冷蔵庫や冷凍庫内に食
料品を収納しておいても、充分に食料品を冷却できず、
特に冷凍庫内で冷却が不充分であると、食料品の長期保
存ができないという欠点があった。 そこで、本考案はアルミニウム箔等の金属箔の片面に部
分的にコールドシール剤を塗布することにより、密封性
に優れ且つ熱伝導率が低下しない食料品用包装材を提供
しようとするものである。
即ち、本考案は、金属箔の片面に線状又は点状にコール
ドシール剤が塗布され、他面には全面に離型剤が塗布さ
れていることを特徴とする、食料品を冷蔵庫又は冷凍庫
に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装
材に関するものである。 以下、図面に基づいて本考案を説明する。 第1図は本考案の一例に係る食料品用包装材の模式的横
断面図である。 (1)は金属箔であり、一般的にはアルミニウム箔が用
いられる。 金属箔(1)の片面にはコールドシール剤(2)が塗布
されている。コールドシール剤(2)は第2図や第3図
に示す如き線状で塗布されていてもよいし、また点状
(図示せず)で塗布されていてもよい。コールドシール
剤(2)は、ロールコーターやグラビアコーター等の従
来公知の方法で塗布される。コールドシール剤(2)と
しては、一般的に天然ゴムを主体とするもの又は天然ゴ
ムとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とが混合された
もの等が用いられる。 金属箔(2)の他面には、離型剤(3)が全面に塗布さ
れている。離型剤(3)も、従来公知のロールコーター
やグラビアコーター等を用いて塗布される。離型剤
(3)としては、シリコーン樹脂,ポリアミド系樹脂,
ワックス類等の従来公知の物質が用いられる。離型剤
(3)は、本考案に係る食料品用包装材が巻回して消費
者に提供されるため、使用時において包装材同士が結着
し巻き戻しが不能になるのを防止するためのものであ
る。 本考案に係る食料品用包装材の使用方法は、魚等の食料
品をそのまま包み、包装材の重合部をコールドシール剤
で接着して、食料品を密封したり、また食料品を容器に
収納した後、容器の口に包装材を張設し、容器の口縁を
コールドシール剤で接着して、食料品を密封するという
ものである。
ドシール剤が塗布され、他面には全面に離型剤が塗布さ
れていることを特徴とする、食料品を冷蔵庫又は冷凍庫
に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装
材に関するものである。 以下、図面に基づいて本考案を説明する。 第1図は本考案の一例に係る食料品用包装材の模式的横
断面図である。 (1)は金属箔であり、一般的にはアルミニウム箔が用
いられる。 金属箔(1)の片面にはコールドシール剤(2)が塗布
されている。コールドシール剤(2)は第2図や第3図
に示す如き線状で塗布されていてもよいし、また点状
(図示せず)で塗布されていてもよい。コールドシール
剤(2)は、ロールコーターやグラビアコーター等の従
来公知の方法で塗布される。コールドシール剤(2)と
しては、一般的に天然ゴムを主体とするもの又は天然ゴ
ムとカルボキシ変性ポリエチレン系樹脂とが混合された
もの等が用いられる。 金属箔(2)の他面には、離型剤(3)が全面に塗布さ
れている。離型剤(3)も、従来公知のロールコーター
やグラビアコーター等を用いて塗布される。離型剤
(3)としては、シリコーン樹脂,ポリアミド系樹脂,
ワックス類等の従来公知の物質が用いられる。離型剤
(3)は、本考案に係る食料品用包装材が巻回して消費
者に提供されるため、使用時において包装材同士が結着
し巻き戻しが不能になるのを防止するためのものであ
る。 本考案に係る食料品用包装材の使用方法は、魚等の食料
品をそのまま包み、包装材の重合部をコールドシール剤
で接着して、食料品を密封したり、また食料品を容器に
収納した後、容器の口に包装材を張設し、容器の口縁を
コールドシール剤で接着して、食料品を密封するという
ものである。
以上説明したように、本考案に係る食料品用包装材は、
金属箔の片面に線状又は点状にコールドシール剤が塗布
されてなるものであるため、その面にはコールドシール
剤の存在部と不存在部とが形成されている。従って、コ
ールドシール剤の不存在部においては、熱伝導率が低下
することがないので、本考案に係る食料品用包装材に食
料品を包み、冷蔵庫又は冷凍庫内に収納すれば、冷蔵庫
又は冷凍庫内の冷気が充分に食料品に伝導する。依っ
て、本考案に係る食料品用包装材を用いれば、冷蔵庫又
は冷凍庫内において包装した食料品を充分に冷却するこ
とができ、食料品の長期保存が可能になるという効果を
奏する。 また、本考案に係る食料品用包装材は、金属箔の片面に
線状又は点状にコールドシール剤が塗布されてなるもの
であるため、全面にコールドシール剤が塗布されている
ものと比較して、コールドシール剤が少量で足りるとい
う効果を奏する。更に、本考案に係る食料品用包装材を
巻回して消費者に提供した場合でも、コールドシール剤
の不存在部があるので、コールドシール剤が全面に塗布
されているものに比べて、巻き戻しが容易であり、素早
く使用できるという効果を奏する。
金属箔の片面に線状又は点状にコールドシール剤が塗布
されてなるものであるため、その面にはコールドシール
剤の存在部と不存在部とが形成されている。従って、コ
ールドシール剤の不存在部においては、熱伝導率が低下
することがないので、本考案に係る食料品用包装材に食
料品を包み、冷蔵庫又は冷凍庫内に収納すれば、冷蔵庫
又は冷凍庫内の冷気が充分に食料品に伝導する。依っ
て、本考案に係る食料品用包装材を用いれば、冷蔵庫又
は冷凍庫内において包装した食料品を充分に冷却するこ
とができ、食料品の長期保存が可能になるという効果を
奏する。 また、本考案に係る食料品用包装材は、金属箔の片面に
線状又は点状にコールドシール剤が塗布されてなるもの
であるため、全面にコールドシール剤が塗布されている
ものと比較して、コールドシール剤が少量で足りるとい
う効果を奏する。更に、本考案に係る食料品用包装材を
巻回して消費者に提供した場合でも、コールドシール剤
の不存在部があるので、コールドシール剤が全面に塗布
されているものに比べて、巻き戻しが容易であり、素早
く使用できるという効果を奏する。
該1図は本考案の一例に係る食料品用包装材の模式的横
断面図であり、第2図及び第3図は本考案の一例に係る
食料品用包装材の平面図である。 (1)…金属箔,(2)…コールドシール剤, (3)…離型剤
断面図であり、第2図及び第3図は本考案の一例に係る
食料品用包装材の平面図である。 (1)…金属箔,(2)…コールドシール剤, (3)…離型剤
Claims (1)
- 【請求項1】金属箔の片面に線状又は点状にコールドシ
ール剤が塗布され、他面には全面に離型剤が塗布されて
いることを特徴とする、食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収
納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989015209U JPH0650187Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989015209U JPH0650187Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02106329U JPH02106329U (ja) | 1990-08-23 |
JPH0650187Y2 true JPH0650187Y2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=31227066
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989015209U Expired - Lifetime JPH0650187Y2 (ja) | 1989-02-10 | 1989-02-10 | 食料品を冷蔵庫又は冷凍庫に収納する際に使用するコールドシール性食料品用包装材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0650187Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE552316T1 (de) * | 2006-05-02 | 2012-04-15 | Basf Se | Verwendung eines beidseitig beschichteten trägers zum verkleben durch kaltversiegelung |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5945419U (ja) * | 1982-09-16 | 1984-03-26 | 日本製箔株式会社 | 壁面の汚れ防止用アルミ箔 |
JPH0328795Y2 (ja) * | 1986-08-28 | 1991-06-20 |
-
1989
- 1989-02-10 JP JP1989015209U patent/JPH0650187Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02106329U (ja) | 1990-08-23 |
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