JPH06501421A - ばら材料特に木屑を分別するローラスクリーン - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ばら材料特に木屑を分別するローラスクリーン本発明は、ばら材料の微粒片と粗 粒片とを互いに分離、特に木屑からおが屑を分離するためのローラスクリーンに 関し、このローラスクリーンは、平行な回転軸の周りに回転する一連の複数のロ ーラで、ローラの上側表面が分別すべき材料の通路となるローラと、ローラを回 転させる少なくとも−の駆動手段と、分別すべき材料を前記通路の搬入端に搬送 する手段とを具備する。本発明になるローラスクリーンは、例えば繊維素製造に おいて処理原材料に使用する木屑を分別するのに用いることができる。

ばら材料を分別するための公知の装置は、ディスクスクリーンと様々なローラス クリーンとを含んでいる。ディスクスクリーンは一連の軸を備えており、ディス クがこれらの軸に一定の間隔で取り付けられ、一連の軸上のディスクが交互接合 している。軸は、同じ速度で同じ方向に回転する。ディスクの上側表面は、分別 すべき材料のコンベヤとして機能し、ディスク間には希望する粒子寸法により決 まるギャップが存在し、より微細な断片はギャップにてスクリーンを通って落下 するのに対し、より粗削りの断片はスクリーンの排出端に向けて通り過ぎる。

以前公知になったディスクスクリーンが、例えばフィンランド特許出願箱７８０ ．６８５号とフィンランド公告特許明細書箱７０，３７９号に記述されている。

ローラスクリーンは、ディスク軸の代わりに回転ローラを備えている。ローラ間 には、希望する粒子寸法によって決まるギャップが存在し、より微細な断片はギ ャップにてスクリーンを通って落下するのに対し、より粗削りの断片はスクリー ンの排出端に向けてローラの上側表面の上を通り過ぎる。

ディスクスクリーンの欠点は、動力を大量に要求することとディスクを甚だしく 損耗することであり、それらはディスク表面と分別すべき材料との広範な接触面 に起因するものである。−基のディスクスクリーンは、木屑から粒子寸法３〜５ ｍｍに満たない粒状おが屑を分離するには不向きであり、何故ならディスク間を 落下する粒子は、その厚みはディスク間のギヤツブよりも大きくないものの、あ らゆる長さのものがあるからである。このことは、木屑から取り除いたおが屑と 併せ例えば繊維素製造用工程に有用なバルブ材の損失を招＜、７同じ欠点が、公 知のローラスクリーンにもまた見られ、何故ならローラ間のギャップを通って落 下する粒子は、厚みはディスク間のギヤツブよりも大きくないものの、ローラの 軸方向に沿ってかなり長いものがあるからである１゜本発明の目的は、公知のロ ーラスクリーンの構成を改良することにより上記の欠点を除去することにある１ 、これは、本発明になるローラスクリーンによって達成され、それは、ローラの 表面上に半径方向と実質的に軸方向のグループが存在し、グループはローラの表 面上に歯を形成しており、かつ各ローラの歯は隣接するローラの半径方向グルー プに交互嵌合していて、歯と半径方向グループとがその間に分８１１すべき材料 粒子用のスロン［・を形成することを特徴としている１、本発明は、希望する粒 子寸法のスロットがローラ間に形成されるようローラの表面にグループを刻設し 、ローラが回転するときにスロットが一瞬「閉じ」て、間違った寸法の粒子がス クリーンを通過しないようにするといった考え方に基づくものである。

かくして、本発明のローラスクリーンては、選ばれた粒子寸法の粒子か又は選ば れた粒子寸法にぴったりのスロットにおいてスクリーンを通過するものよりも小 さな粒子だけが選択される。希望する粒子寸法よりも大きな細長い粒子は、スク クー〉を通過できない、このことが、公知の装置に対する本発明のローラスクリ ーンの最も重要な長所である。さらに、このローラスクリーンの要求動力はより 少なく、分別手段の損耗はディスクスクリーンにおけるよりも激しくはなく、何 故なら分別手段と分Ｗｌｌすべき材料との間の接触面は小さいからである。さら にまた、ローラスクリーンの構成は簡単であり、製造コストは納得のいくもので ある・ 以下、都合のよい実施例を使って添付図面を引用しながら例示により本発明をよ り詳細に記述する、 図１は、本発明になるコーラスクリーンの側面図を示す。

図２は、本発明になるローラスクリーンの」二面図を示す１［Ａ３は、上記の図 のローラスクリーン内で用いた２個の分別ローラの交互嵌合の上面図を示す、。

図４は、図３の分別ローラを軸方向に見た図を示す１、図５は、図３の慨Ｘにお いて拡大視した図を示す４、図６は、２個の隣接する分別ローラ間の粒子スロッ トの形態を示す５゜図１，２のローラスクリーンは、枠体１と、分別すべき材料 のための分別ローラ２と、分別ローラ２を駆動する駆動手段３と、分別すべき材 料をローラ２上に搬送するホンパ４とからなる。

ローラ２は、平行な回転軸の周りに回転するよう、枠体１の上部に水平方向に横 並びに取り付けられている。ローラ２の上部表面は、分別すべき材料のための通 路となり、分別すべき材料はホンバ４から前記通路の搬入端に搬送される。

図３〜６に示したよう（二ローラ２の表面−Ｌには半径方向と軸方向のグループ ５．６があり、グループはローラの表面上に歯７を形成している。各ローラ２の 歯７は、隣接するローラ２の半径方向グループ５に交互嵌合しており、歯７と半 径方向グループ５とがその間に分別すべき材料粒子のためのスロット８を形成し ているう 歯７とグループ５．６の間の間隙は、例えばローラ２がお互いに接触せずに回転 できる寸法程度に、でき得る限り小さいものとされる。すべてのローラは同じ方 向に回転する。最も相応しいものとしては、同じローラ２の半径方向グループ５ と軸方向グループ６は同じ深さであるのがよい。

分別すべきばら材料は、装置の搬入端てローラ機構上に落とされる。回転するロ ーラ２は、材料を装置の排出端に向けてローラの上側表面上を前方に運ぶ。ロー ラ２の歯の間隙に適合する小さな粒子は、ローラの底部まで通り過ぎ、すなわち 歯の間隙と隣接するローラのグループ５，６とで形成されたスロット８において 装置を通過する。希望する粒子寸法よりも大きな粒子は、ローラ２の頂部上を装 置の排出端まて運ばれる。ローラが回転すると、すべてのスロット８が代わるが わる一瞬「閉じ」で、そこから該スロットに適合する粒子だけがスクリーンを通 過することができる。

本発明は、木屑を分別するのに特に適したローラスクリーンを記述することによ り、好都合な一実施例だけを用いて上記に記述した。全てのスロット８は、同じ 寸法とすることができる。該ローラスクリーンは、当然また他のばら材料を分別 したり、粒子寸法に応じてそれを分類したりするのにも用いることができ、それ にはスロッ）・の寸法をローラ機構の排出端に向けて増大させることができる。

また、特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲を逸脱することなく、轟 業者は本発明の他の細部を様々な方法で実施することができる。

ＦＩＧ、　３ ＦＩＧ、　６ 国際調査報告 Ｅ“Ｅテ：ｒ’、：：”’：、？Ｚ子、デ°１°：π：ご；；、　；：′：２ニ ーｉフ１；；；“＝；“、二°二二°゛°“′１°）１１ｐ@ｌ“−′宮２芦５ １乃ν°＋ｌ１ｗｊｌ　Ｉｌｌ＠“ｈ　−ｒ＋ｉｐｅｅｗ＠ｙｌｎ４１＠ｌｅｒ １ｍ＋１Ｍ１１１＋ｔ＋１ｍ＋ｖ＋ｈｌ＋ｈ・ｅｌｌｔｗａｎｓｖｓ＋ｗ＊ｌ＋ クー＋＋ｍｔｗｓｅ門ｔｏlｌｅｌ＊ｎ甲１１＋ｍ フロントページの続き （８１）指定国　ＥＰ（ＡＴ、ＢＥ、ＣＨ，ＤＥ。

ＤＫ、ＥＳ、ＦＲ，ＧＢ、ＧＲ，ＩＴ、ＬＵ、ＭＣ，ＮＬ、ＳＥ）、０Ａ（ＢＦ 、ＢＪ、ＣＦ、ＣＧ、ＣＩ、ＣＭ、ＧＡ、ＧＮ、ＭＬ、ＭＲ，ＳＮ、ＴＤ、ＴＧ ）、ＡＴ、　ＡＵ、　ＢＢ、　ＢＧ、　ＢＲ，ＣＡ、　ＣＨ，Ｃ３，ＤＥ。

ＤＫ、　ＥＳ、　ＦＩ、　ＧＢ、　ＨＵ、ＪＰ、　ＫＰ、　ＫＲ，ＬＫ、　ＬＵ 、　ＭＧ、　ＭＮ、　ＭＷ、　ＮＬ、　Ｎｏ、　Ｐ　Ｌ、　ＲＯ、ＲＵ、ＳＤ、 ＳＥ、　ＵＳ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．ばら材料の微細な材料片と粗削りの材料片とを互いに分離、特に木屑からお が屑を分離するローラスクリーンであって、平行な回転軸の周りに回転する一連 の複数のローラ（２）であって、ローラの上側表面が分別すべき材料のための通 路となる前記ローラ（２）と、ローラ（２）を回転する少なくとも一の駆動手段 （３）と、前記通路の搬入端に分別すべき材料を搬送する手段（４）とを具備す る前記ローラスクリーンにおいて、 ローラ（２）の表面には半径方向と実質的に軸方向のグループ（５，６）が存在 し、グループがローラ（２）上に歯（７）を形成しており、各ローラ（２）の歯 （７）が隣接するローラ（２）の半径方向のグループ（５）に交互嵌合しており 、 歯（７）と半径方向のグループ（５）とがその間に分別すべき材料粒子のための スロット（８）を形成している、 ことを特徴とするローラスクリーン。 ２．請求項１に記載のローラスクリーンにおいて、同じローラ（２）内の軸方向 のグループ（５）と半径方向のグループ（６）は実質的に同じ深さである、 ことを特徴とするローラスクリーン。 ３．請求項１又は２に記載のローラスクリーンにおいて、歯（７）とグループ（ ５，６）との間の間隙は、でき得る限り小さく、ただしローラ（２）はお互いに 接触させることなく回転させることができる、ことを特徴とするローラスクリー ン。