JPH0650098Y2 - 部品組付装置 - Google Patents

部品組付装置

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JPH0650098Y2
JPH0650098Y2 JP767089U JP767089U JPH0650098Y2 JP H0650098 Y2 JPH0650098 Y2 JP H0650098Y2 JP 767089 U JP767089 U JP 767089U JP 767089 U JP767089 U JP 767089U JP H0650098 Y2 JPH0650098 Y2 JP H0650098Y2
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武雄 吉地
佐藤  裕
輝雄 吉岡
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、被組付物に部品を上方から押込むようにして
組付ける部品組付装置に関する。
(従来の技術) 従来、かかる組付装置として、部品組付場所とその側方
の部品供給場所との間に移動自在な可動枠に、該可動枠
に取付けたシリンダを介して部品の組付ヘッドを昇降自
在に吊設し、供給場所における組付ヘッドの下降でこれ
に部品を受取らせ、組付場所における組付ヘッドの下降
で部品を被組付物に上方から押込むようにして組付ける
ものは知られている。
ところで、部品の組付時、押込み反力により可動枠が押
上げられて、可動枠の支持部材に無理な力が作用するこ
とがあり、かかる不具合を解決すべく、特開昭57−1561
81号公報により、シリンダを組付ヘッドを昇降動作する
下側の第1ピストンとばねで下方に付勢される上側の第
2ピストンとを備えるダブルピストンシリンダで構成
し、該第2ピストンに連結されるピストンロッドをシリ
ンダの上方に突出させると共に、組付場所に該ピストン
ロッドの上動を一定ストロークで規制するバックアップ
部材を設け、組付場所においてシリンダ内の両ピストン
間の圧力室に圧力流体を導入することにより、第1ピス
トンを介して組付ヘッドを下降させると共に第2ピスト
ンを上動させてそのピストンロッドをバックアップ部材
に突き当て、押込み反力を該ピストンロッドを介して該
バックアップ部材に受けさせて、可動枠の支持部材に無
理な力が作用しないようにしたものも知られている。
(考案が解決しようとする課題) 然し、上記のものではシリンダとしてダブルピストン型
のものを用いる関係で高価となり、シングルピストン型
の単純なシリンダを用いて上記不具合を解決し得るよう
にすることが望まれている。
本考案は、かかる要望に適合した部品組付装置を提供す
ることをその目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成すべく、本考案では、部品組付場所とそ
の側方の部品供給場所との間に移動自在な可動枠に、部
品の組付ヘッドをシリンダにより昇降動作し得るように
吊設し、該組付場所における該組付ヘッドの下降によっ
て部品を被組付物に上方から押込むようにして組付ける
ものにおいて、該可動枠上に上方に浮上り自在なフロー
ティング枠を載置し、該フローティング枠に該シリンダ
を取付けると共に、該組付場所に該フローティング枠の
浮上りを一定ストロークで規制するバックアッップ部材
を設けた。
(作用) 可動枠を部品供給場所に移動して組付ヘッドに部品を受
取らせ、次いで可動枠を部品組付場所に移動して、組付
ヘッドをシリンダの作動で下降させる。これによれば、
先ず部品が被組付物に突き当り、次いでシリンダの押圧
力によりフローティング枠が押上げられる。そして、該
フローティング枠の上動がバックアップ部材によって規
制されたところで該バックアップ部材を反力受けとして
組付ヘッドが更に下降し、被組付物に部品が組付けられ
る。
かくて、シリンダをシングルピストン型のものとして、
可動枠に部品の押込み反力による押上力を作用させずに
部品の組付けを行い得られる。
(実施例) 図示の実施例は、第4図に示す如くエンジンのシリンダ
ヘッドaのバルブガイドbに挿通した吸排気用のバルブ
cの端部にバルブスプリングdを圧縮した状態でリテー
ナeをコッタfで抜止めして組付ける装置に本考案を適
用したもので、第1図及び第2図を参照して、(1)は
基台、(2)は該基台(1)の前方の部品組付場所Aに
設けた治具台を示し、該治具台(2)上にコンベア
(3)で搬送されくるシリンダヘッドaを支承してこれ
をバルブcの軸線が垂直となるような姿勢に傾動させる
治具(4)を設け、又基台(1)の上方に前後方向に長
手のガイド枠(5)に沿って前後動される可動枠(6)
を設け、該可動枠(6)に、リテーナeを保持する複数
の保持具(7)を垂設して成る組付ヘッド(8)をシリ
ンダ(9)によりツールホルダ(10)を介して昇降動作
し得るように吊設し、更に基台(1)の下部空間に、夫
々リフタ(11a)(12a)を有する後方のパレット投入室
(11)と前方のパレット払出室(12)とを設け、コッタ
付きのリテーナを整列載置したパレットPを段積み状態
で該投入室(11)に投入した後、これらパレットPを基
台(1)上の搬送シリンダ(14)により上段のものから
順に前記払出室(12)の上方の部品供給場所Bに搬送
し、該供給場所BにおいてパレットP上のリテーナを前
記組付ヘッド(8)の各保持具(7)に受取らせ、次い
で前記可動枠(6)を該供給場所Bから前記組付場所A
に往動させて該組付ヘッド(8)を下降させることによ
り治具(4)上のシリンダヘッドaの各バルブにリテー
ナを組付けるようにし、所定回数の組付けでパレットP
が空になったときこれを払出室(12)に下降させて次の
パレットPを部品供給場所Bに搬送し、組付作業を連続
して行い得られるようにした。図中(13)は、基台
(1)の下部中央に設けた組付ヘッド(8)のストック
室を示す。
前記各保持具(7)は、実開昭62−11539号公報で公知
のものと特に異らずその詳細な説明は省略する。
前記可動枠(6)は、第3図に明示する如く、その側端
部に取付けた上下2組のリニアガイド(6a)(6a)にお
いて前記ガイド枠(5)に取付けた上下1対のガイドレ
ール(5a)(5a)に摺動自在に支持されており、該可動
枠(6)にツールホルダ(10)に立設した左右1対のガ
イドバー(10a)(10a)を挿通する1対のガイドスリー
ブ(6b)(6b)を取付けると共に、該両ガイドバー(10
a)(10a)を挿通する左右両端のガイドスリーブ(14
a)(14a)を備えるフローティング枠(14)を該可動枠
(6)上に載置して、該フローティング枠(14)の中央
部にシングルピストン型の油圧シリンダから成る前記シ
リンダ(9)を立設し、そのピストンロッド(9a)を該
可動枠(6)を通してツールホルダ(10)に連結すると
共に、該ツールホルダ(10)に左右1対のジョイント
(15)(15)を介して組付ヘッド(8)を吊設するよう
にした。
又、部品組付場所Aに、治具台(2)の四隅に立設した
支柱(16a)を介して上記シリンダ(9)の上端に隙間
を存して対向するバックアップ部材(16)を架設した。
而して、以上の構成によれば、可動枠(6)を部品組付
場所Aに往動させてシリンダ(9)の作動によりツール
ホルダ(10)を介して組付ヘッド(8)を下降させ、各
保持具(7)に保持されるリテーナをバルブスプリング
に抗してバルブの軸端部に押込む際、押込み反力により
フローティング枠(14)がガイドバー(10a)(10a)に
沿って押上げられ、一定ストローク押上げられたところ
でシリンダ(9)の上端がバックアップ部材(16)に当
接してフローティング枠(14)のそれ以上の浮上りが規
制され、以後バックアップ部材(16)が反力受けとなっ
てシリンダ(9)の押圧力によりリテーナがバルブスプ
リングを圧縮しつつバルブ軸端に組付けられる。
従って、可動枠(6)にはリテーナの押込み反力による
押上力は全く作用しなくなり、リニアガイド(6a)に無
理な力はかからず、長期の作用によっても可動枠(6)
を円滑に移動できる。
尚、上記実施例では可動枠(6)をガイド枠(5)に沿
って部品供給場所Bと部品組付場所Aとの間に移動させ
るようにしたが、可動枠をロボットアームに取付けて移
動させる場合にも本考案を適用でき、又バックアップ部
材(16)をフローティング枠(14)の浮上りでこれに直
接当接するように構成することも可能である。
(考案の効果) 以上の如く本考案によれば、可動枠に部品の押込み反力
による押上力を作用させずに部品の組付けを行い得ら
れ、而も組付ヘッドを昇降動するシリンダはシングルピ
ストン型のもので足り、ダブルピストン型のシリンダを
用いる従来技術に比し装置を安価に得られる効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の1例の正面図、第2図は第1図の右
側面図、第3図は第1図のIII−III線拡大截断面図、第
4図は部品の組付状態を示す図である。 A…部品組付場所 B…部品供給場所 (6)…可動枠 (8)…組付ヘッド (9)…シリンダ (14)…フローティング枠 (16)…バックアップ部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】部品組付場所とその側方の部品供給場所と
    の間に移動自在な可動枠に、部品の組付ヘッドをシリン
    ダにより昇降動作し得るように吊設し、該組付場所にお
    ける該組付ヘッドの下降によって部品を被組付物に上方
    から押込むようにして組付けるものにおいて、該可動枠
    上に上方に浮上り自在なフローティング枠を載置し、該
    フローティング枠に該シリンダを取付けると共に、該組
    付場所に該フローティング枠の浮上りを一定ストローク
    で規制するバックアップ部材を設けたことを特徴とする
    部品組付装置。
JP767089U 1989-01-27 1989-01-27 部品組付装置 Expired - Fee Related JPH0650098Y2 (ja)

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JPH02100745U JPH02100745U (ja) 1990-08-10
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