JPH06500755A - 水平構造部材内に折り畳み可能な支柱を有するコンテナ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 水平構造部材内に折り畳み可能な支柱を有するコンテナ体に回動可能に連結され た複数の支柱を含むものについての改善に関する。

このタイプのコンテナ自体は公知である。

しかしながらそれらは本質的欠点を有する。即ち、支柱が常に折り畳まれた位置 でコンテナ本体外に突き出て扱いにくいという大きい欠点である。

本発明の目的は、これらの欠点を解決することである。

支柱が、完全に水平構造部材内に折り畳まれて収納された状態でコンテナの下で ことができるという利点を有し、また一体にした状態での陸路輸送の制約をも考 慮したものである。

本発明は以下の説明及び添付図面を参照することにより一層よく理解すできるで あろう。

図面の簡単な説明 図１は、本発明に係る装置を実際に使用している状態の部分側面図である。

図２は、図１の正面図である。

図３は、支柱を折り畳んだ状態の図１の装置の部分側面図である。

図４は、支柱を折り畳む前の装置の詳細を示す断面正面図である。

図５ａ、５ｂ、５ｃ、５ｄは、他の実施例を示す図である。

図６は、さらに他の実施例を示す図である。

実施例 本発明によれば、本装置はコンテナ、例えばＩＳＯ規格により製造された２０フ イートコンテナ、に一体化され、陸送時に許容される全体のサイズを上回ること なく、支柱が折り畳まれた状態で取り付けることができる。

まずコンテナの構造を理解するための図４を説明する。

コンテナはいわゆるコンテナ本体１、床２、そして水平な■ビーム５によってし っかりと補強された水平構造部材３．４を含む。

切断面３ａ、４ａによって示すように、構造部材がコンテナのシートベース６ま で伸びていることに注意する必要がある。

本発明によれば、１つの構造部材から他の部材に張り渡された筒状部材７内には 、支柱の支持アーム８．９がスライド可能に保持されている。これら支持アーム ８．９は筒状部材７によりその摺動をガイドされ、ロッド１０によって筒状部材 ７かも離脱しないように保持される。ロッド１０は支柱１２に溶接したロックワ ッシャー１１に一端を嵌着し、他端にワッシャー１３を取り付け、他の支柱１４ に対してスライド可能となっている。ロックワッシャー１１は支持アーム８の外 面上に溶接されている。支持アーム９は、その内側端に支柱延長用ロックワッシ ャー１５を、そして外側端に溶接ストッパー１６を備えている。

一対の支柱に対応する各筒状部材の端部は、構造部材３．４に溶接されている。

図１には支柱１５、構造部材３．３ａ、コンテナ本体１が示されている。

この図には、円筒形の筒状部材７と支持アーム８も示されている。

支柱１５は担持アーム１６を含み、この担持アーム１６は、固設したフォークジ ヨイント１８に回転可能かつ抜去可能に取り付けたビン１７を含む。

このビン１７に回動自在に取り付けられた支柱１９が、ヒンジ２０で対応する構 造部材に回動自在に取り付けられている。支柱１９の構造は以下において説明す る。支柱１９は垂直平面内で、担持アーム１６のように回動自在である。

抜去可能なビン１７は安全コツタピンをはめて抜けないようにすることができる 。

ビン１７を引き抜き、上向きに支柱を傾け、上向きにアーム１６を傾けて筒状部 材７内にスライドさせて収納することによってこの支柱組み立て体を折り畳むこ とができる。

図２について説明する。

ヒンジ２０は構造部材上へ溶接された支持プレート２１を含み、支持プレート２ １はコツタピン付きのナツト２２を有するビンを担持する。

支柱１９はボールジヨイント２３によってこの支柱組み立て体に回動可能に取り 付けである。

支柱の担持機能を補強するために、支柱組み立て体は担持アームに付けるほぼ三 角形のガセットプレート２４を含む（図４参照、）図１及び図２に点線で示すよ うに、支柱が収納されるにつれて支柱組み立て体は構造材の開口２５を貫通する 。

各支柱は、地面への荷重分布を調整するための担持ソールプレート２６を含む。

次に対応する構造部材に対して折り畳んだ状態での各支柱のロックを説明する。

まず支柱１９とフォークジヨイント１８をビン１７を抜去することによって分離 した後に、担持アーム１６が矢印２７の方向で上向きに傾けられると、支柱が同 じ方向で傾く。

支持アームが筒状部材内に滑入した後では、図３で示した状態となる。

好ましくは支持アーム１６は、ロックのために構造部材のフォークジヨイント２ ９と相互作用する付着部分２８を含む。ロックのためにビン１７とコツタピン３ ｏが使用され、分離することを防いでいる。

担持アーム上のロック位置で支柱を保持するために、支持アームに突起３１が設 けられている。

同様に、支柱のビン開口３２が構造部材に固設した植込ボルト上にスライドして 被さる。

最後に、ガセットプレートの相互作用による安全ロック手段３３を備えることも 可能である。ロック手段３３は、抜去可能なコツタピンでロックして構造部材に 固設するフォークジヨイントと共に支柱の最下部に固設する。

ロッド１０に関して対になっている手段に代えて、支柱１２．１４は個別にロッ ク手段を含んでもよく、その場合には半回転によって筒状部材７から抜去できる ようになる。

他の実施例が、図５ａ％５ｂ、５ｃ、５ｄで示される。この例ではヒンジ２０に 代えて、構造部材３４に固設され筒状部材３５上に折り畳めるビン３３が用いら れている。先の構造の張り出しは、このように限定される。

好ましい態様としては図６に示すように、横断して折り畳める各構造が、リミッ タ−３７と共に相互に作用する段部３６を有する。

Claims (13)

【特許請求の範囲】
1. １．２本の長い水平構造部材を含むコンテナ、特に金属製のコンテナ、の本体に 複数の支柱を回動可能に連結してなるコンテナにおいて、各支柱が、完全に水平 構造部材内に折り畳まれて収納された状態でコンテナの下で突き出てしまう部分 がないようにしたことを特徴とするコンテナ。
2. ２．請求項１のコンテナにおいて、１つの構造部材から他の部材に張り渡された 筒状部材７内に、支柱の支持アーム８、９がスライド可能に保持され、これら支 持アーム８、９は筒状部材７によりスライドガイドされ、ロッド１０によって筒 状部材７から離脱しないように保持され、ロッド１０は支柱１２に溶接したロッ クワッシャー１１に一端を嵌着し、他端にワッシャ−１３を取り付け、他の支柱 １４に関してスライド可能となっているコンテナ。
3. ３．請求項１または２のコンテナにおいて、ロックワッシャ−１１が支持アーム ８の外面上に溶接され、支持アーム９は、その内側端に支柱延長用ロックワッシ ャ−１５を、そして外側端に溶接ストッパ−１６を備えているコンテナ。
4. ４．請求項１ないし３のいずれかのコンテナにおいて、支柱１５が担持アーム１ ６を有し、この担持アーム１６は、固設したフォークジョイント１８に回転可能 かつ抜去可能に取り付けたピン１７を有するコンテナ。
5. ５．請求項４のコンテナにおいて、ピン１７に回動自在に取り付けられた支柱１ ９が、ヒンジ２０で対応する構造部材に回動自在に取り付けられ、支柱１９は垂 直平面内で、担持アーム１６のように回動自在であり、抜去可能なピン１７に安 全コッタピンをはめるようにしたコンテナ。
6. ６．請求項５のコンテナにおいて、ヒンジ２０は構造部材上へ溶接された支持プ レート２１を含み、支持プレート２１はコッタビン付きのナット２２を有するピ ンを担持し、支柱１９はボールジョイント２３によってこの支柱組み立て体に回 動可能に取り付けてあるコンテナ。
7. ７．請求項１ないし６のいずれかのコンテナにおいて、支柱組み立て体は担持ア ームに取り付けたほぼ三角形のガセットプレート２４を含み、支柱ず収納される につれて支柱組み立て体は構造材の開口２５を貫通するコンテナ。
8. ８．請求項１ないし７のいずれかのコンテナにおいて、支持アーム１６は、ロッ クのために構造部材のフォークジョイント２９と相互作用する付着部分２８を含 み、ロックのためにピン１７とコッタピン３０により分離を防ぐようにしたコン テナ。
9. ９．請求項１ないし８のいずれかのコンテナにおいて、担持アーム上のロック位 置で支柱を保持する支持アームに突起３１が設けられ、支柱のピン開口３２が構 造部材に固設した植込ボルト上にスライドして被さるようにしたコンテナ。
10. １０．請求項１ないし９のいずれかのコンテナにおいて、ガセットプレートの相 互作用による安全ロック手段３３を傭え、ロック手段３３は、抜去可能なコッタ ビンでロックして構造部材に固設するフォークジョイントと共に支柱の最下部に 固設するコンテナ。
11. １１．請求項１または４のコンテナにおいて、支柱１２、１４はそれぞれロック 手段を有するコンテナ。
12. １２．請求項に５のコンテナにおいて、支柱１９が構造部材３４に固設され、筒 状部材３５上に折り畳めるピン３３が用いられているコンテナ。
13. １３．請求項１ないし１２のいずれかのコンテナにおいて、横断して折り畳める 各構造が、リミッター３７と共に相互に作用する段部３６を含むコンテナ。