JPH0650066B2 - マイクロ波・光プロ−ブ - Google Patents

マイクロ波・光プロ−ブ

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JPH0650066B2
JPH0650066B2 JP59173072A JP17307284A JPH0650066B2 JP H0650066 B2 JPH0650066 B2 JP H0650066B2 JP 59173072 A JP59173072 A JP 59173072A JP 17307284 A JP17307284 A JP 17307284A JP H0650066 B2 JPH0650066 B2 JP H0650066B2
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coaxial
microwave
coaxial line
optical probe
hole
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暎夫 山中
隆雄 杉本
喜三 早川
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M15/00Testing of engines
    • G01M15/04Testing internal-combustion engines
    • G01M15/06Testing internal-combustion engines by monitoring positions of pistons or cranks

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Ignition Installations For Internal Combustion Engines (AREA)
  • Testing Of Engines (AREA)
  • Mechanical Coupling Of Light Guides (AREA)
  • Light Guides In General And Applications Therefor (AREA)
  • Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Length-Measuring Devices Using Wave Or Particle Radiation (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、内燃機関の燃焼室内のピストン位置をマイク
ロ波で検出し、燃焼光をフオトセンサで検出するマイク
ロ波・光プローブに関するものである。
〔従来の技術及び問題点〕
この種のマイクロ波・光プローブでは、検出部への信号
を伝送する伝送路において光を直進させ、マイクロ波を
90度曲げ、両者を分離するようになつている。このマ
イクロ波の伝送には前記90度の曲げ部分があることか
ら、導波管同軸変換部が用いられていた。
ところが、導波管同軸変換部の横断面の幅は管内波長の
半分以上とする必要があり、大型となる。このため、取
扱い上不便であり、また、エンジンの他の部品と干渉し
ないように特別な配慮をする必要があつた。
また、特定形状の導波管同軸変換部で伝送できる周波数
帯域は狭い。一方、内燃機関の燃焼室の形状はエンジン
の種類毎に異なり、これに応じて使用するマイクロ波の
波長を変更する必要が生ずる。このため、エンジンの種
類に応じて導波管同軸変換部の寸法を変更する必要があ
つた。
〔問題点を解決するための手段とその作用〕
上記問題を解決するために、本発明に係るマイクロ波・
光プローブでは一端部が燃焼室内に挿入される同軸線路
部と、同軸線路部の燃焼内に突出した部分へ設けられた
ダイポールアンテナと、光センサが一端へ同軸線路部と
対向して取付けられ同軸線路部により導かれた光を案内
する透視孔と、同軸線路部と透視孔の間に介在されイン
ピーダンス整合をとる同軸インピーダンス変換部と、透
視孔の側壁へ連通される孔へ取付けられた同軸マイクロ
波コネクタと、同軸マイクロ波コネクタの内導体と同軸
インピーダンス変換部の内導体とを接続する屈曲同軸線
路部とを有し、同軸線路部、同軸インピーダンス変換部
及び透視孔は同軸となつており、同軸線路部は真直筒状
の外導体へ同軸的に内導体が挿入され外導体と内導体の
間に透明絶縁体が介在されている。
したがつて、燃焼室内へ貫通されたエンジンの取付孔へ
マイクロ波・光プローブの同軸部側を挿入固着すれば、
燃焼光は同軸線路部の透明絶縁体を透過し、同軸インピ
ーダンス変換部の外導体と内導体の間を通り、透視孔を
通つて光センサへ入射される。光センサはこの燃焼光を
電気信号に変換する。これにより、燃焼状態を調べるこ
とができる。
また、マイクロ波送受信器から同軸ケーブルを介して同
軸マイクロ波コネクタへ伝送されたマイクロ波は、屈曲
同軸線路部、同軸インピーダンス変換部、内導体と外導
体で構成される同軸線路部へと伝送され、ダイポールア
ンテナから放射される。放射されたマイクロ波は、エン
ジン内の燃焼室壁により吸収(共振時)・反射され、ダ
イポールアンテナにより受信され、前記と逆方向へ伝送
され、送受分離器により受信波が分離されてマイクロ波
検波器により電気信号に変換される。この受信されたマ
イクロ波の信号レベルより、ピストン位置を測定するこ
とができる。
本発明ではマイクロ波のプローブへの送受を屈曲同軸線
路部で行なうので従来の導波管同軸変換部に比べ、小型
化できるとともに、同軸線路は周波数特性を持たないの
で広帯域化を可能にするという利点を有する。また本発
明は、同軸インピーダンス変換部を備えているので、同
軸線路部の外導体の内径を小さくすることができるとと
もに、インピーダンスミスマツチによる反射損失、共振
波形の変形を防止することが可能となつている。また、
透視孔の光センサ側には内導体が存在しないので、光セ
ンサ側へマイクロ波が進行しないようになつている。さ
らに、内導体と外導体の間に透明絶縁体が介在している
ので、内導体が支持されるとともに、光を透過させ、ま
た、燃焼室内の燃焼ガスやカーボン等がマイクロ波、光
プローブ内を侵入でき難くなつている。
〔本発明の実施態様の説明〕
この透明絶縁体はマイクロ波に対して低損失であり、か
つ、耐熱性を有するものが好ましく、例えば、熔融石英
が用いられる。
同軸線路部の内導体と透明絶縁体との間及び外導体と透
明絶縁体との間のシールは、同軸インピーダンス変換部
側の端部で行えば、比較的低温であるため、シール性、
接着性に優れたエポキシ系接着剤を用いることが可能で
ある。
このシールは、例えば、同軸線路部の内導体外径を小径
とし、外導体内径を大径とした接着部を形成し、その間
隙へエポキシ系接着剤を装填することにより行う。この
場合には、接着部の長さを、これを通るマイクロ波の波
長の半分とすることにより、接着部のインピーダンスミ
スマツチによる反射を防止可能である。
同軸線路の燃焼室側端部は、透明絶縁体の先端部を面取
りしてテーパ状とし、外導体に該テーパ状に対応した円
形状の筒状キヤツプを冠着することにより、透明絶縁体
の損傷による燃焼室内への落下を防止でき、吸排気弁等
に破損を与えないようにすることが可能である。
高負荷エンジン用の場合には、同軸線路部の燃焼室側端
部へ、縦断面コ字状の底面に透明絶縁体の内径より大き
く外径より小さい孔が穿設されたキヤツプを冠着するこ
とにより、透明絶縁体の熱的、機械的損傷から保護する
ことが可能である。
ダイポールアンテナは、同軸線路部の内導体を、マイク
ロ波の波長の1/8〜3/8の長さの範囲で外導体から突出さ
せたものを用いることにより、構造を簡単化できる。
同軸インピーダンス変換部は、これを通るマイクロ波の
波長の1/4の長さとすることにより、小型かつ、簡単な
構造とすることができる。
透視孔の内径は、円形同波管のカツトオフ周波数から決
定される径より小さくすることにより、光サンサ側へ進
行するマイクロ波を遮断することができる。また、屈曲
同軸線路部の組付を容易にする寸法上の余裕もある。こ
の場合には、透視孔と同軸インピーダンス変換部の間へ
内導体外径と外導体内径の比が一定でテーパ状となつた
テーパ部を設けることにより、特性インピーダンスを一
定にしている。
同軸線路部をケースへ挿着し、ホルダへ光センサ、透視
孔、同軸インピーダンス変換部及び連結部を設け、ホル
ダをケースへ着脱可能に嵌着する構造とすることによ
り、マイクロ波・光プローブのエンジンへの取付、取外
しを容易にすることができ、透明絶縁体へ付着したカー
ボンの掃除を容易に行うことが可能である。
上記構成に加え、インピーダンス変換部の外導体をホル
ダで構成することにより、構造を簡単化することが可能
である。
〔実施例〕
第1図乃至第3図に従つて本発明の第1実施例を説明す
る。
第1図に示す如く、マイクロ波・光プローブPは、デイ
ーゼルエンジンのエンジンブロツクEBのグロープラグ
取付孔GHへ挿着されており、燃焼室CH内のピストン
位置及び燃焼光を検出するようになつている。マイクロ
波・光プローブPの上端部にはコネクタBCが取付けら
れるようになつており、ホトダイオード11により電気
信号に変換された光情報を伝送するシールド線(図示し
ない)の接続用となつている。また、マイクロ波・光プ
ローブPの上側部には、コネクタCCが取付けられるよ
うになつており、ピストン位置検出用のマイクロ波を伝
送する同軸ケーブル(図示しない)の接続用となつてい
る。
マイクロ波プローブPは、ケース1の下部がグロープラ
グ取付孔GHへ挿着されており、ケース1の上部にはホ
ルダ2が着脱可能に嵌着されている。また、本体2の軸
心部には同軸線路部9が挿着されている。この同軸線路
部9は円筒状の外導体3と、外導体3へ同軸的に挿入さ
れる直線状の内導体4と、外導体3と内導体4の間に介
在する透明絶縁体(誘電体)8とを備えており、マイク
ロ波及び光の伝送用となつている。内導体4の下端部は
外導体3から突出してダイポールアンテナ10を形成し
ており、マイクロ波の放射及び受信が行われるようにな
つている。
前記同軸線路部9は、本実施例では機械的強度、加工の
し易さ等の観点から内導体4の外径を1.1mmにし、外
導体3の外径を4.3mmにするため外導体3の内径を
2.5mmにしてある。また、絶縁体8は、内導体4を支
持し、燃焼室CH内の発光を透過させるとともにマイク
ロ波に対して低損失であり、しかも耐熱性を有する熔融
石英を使用している。さらに、ダイポールアンテナ10
の長さは3mmとし、電磁波の放射受信が良好に行なえる
ようにするとともに、ケース1をエンジンブロツクEB
に挿入、取り付ける際に、破損等が生じにくいようにし
ている。
ホルダ2の同軸部分の拡大図を第2図に示す。内導体4
と連結部12は通常のマイクロ波コネクタと同様に割り
ピン構造で接続されており着脱が自由に簡単にできるよ
うにしている。そして、接続時には割りピン部のバネに
より低抵抗の接触ができ、マイクロ波の損失がないよう
にしてある。内導体4、連結部12とホルダ2とは同軸
線路を構成しており、1/4波長インピーダンス変換部
I、50Ω同軸部II、テーパ部III、50Ω同軸部IVを
形成している。これは、同軸線路部9の特性インピーダ
ンスは約24Ωで、マイクロ波コネクタCCの特性イン
ピーダンスが50Ωであるため、インピーダンス変換す
る必要があり、1/4波長インピーダンス変換部I(特性
インピーダンス約35Ω)を用いて、同軸線路部9の5
0Ω同軸部IIから下方をみた特性インピーダンスを50
Ωにしたものである。また、マイクロ波コネクタCCの
内導体の外径と同一寸法である連結部13とハンダ付さ
れている連結部12の最大径は1.27mmとなつてお
り、50Ω同軸部I(内導体外径1mm、外導体内径2.
3mm)の内導体の外径と50Ω同軸部IV(内導体外径
1.6mm、外導体内径3.6mm)は異つているため、テ
ーパ部IIIを用いて特性インピーダンスの変化を伴うこ
となく50Ω同軸部Iと50Ω同軸部IVを連結したもの
である。このテーパ部IIIでは内導体外径と外導体内径
の比をほぼ1:2.3にするようなテーパ状にしてあ
り、特性インピーダンス50Ωとなつている。
テーパ部IIIの上部には、燃焼室CHでの発光をホトダ
イオード11に導くために透視孔19が設けられてお
り、その内径は3.6mmとなつている。透視孔19の上
部には内導体が存在せず、また、カツトオフ周波数から
決定される径より小さくなつているので使用している周
波数のマイクロ波が遮断され、50Ω同軸部IVとホルダ
2とで構成されているマイクロ波線路からのマイクロ波
の漏れは無視できる。このため透視孔19を設ける事に
よるマイクロ波線路への影響はなくなる。
連結部13は中心軸に0.7φの穴があけられており、
この穴によりマイクロ波コネクタCCの中心導体(図示
しない)と同軸状にハンダ付により固着されている。こ
の連結部13は、マイクロ波損失の少ないテフロンを用
いた誘電体14で支持されており、エンジン振動により
連結部13が振動してマイクロ波信号に雑音が生じるの
を防止している。
燃焼室CHに挿入する同軸線路部9の下端部の拡大図を
第3図に示す。
透明絶縁体8が万一損傷を受け、この破片が燃焼室CH
内に落下し、エンジン部品たとえば吸排気弁に破損を与
えないように、燃焼室CH側の透明絶縁体8の下端外周
部は60゜のテーパにしてある。一方同軸線路部9の筒
状キヤツプ21の内周部も60゜のテーパにして、透明
絶縁体8の損傷時の落下を防ぐようにしてある。透明絶
縁体8の下端面と、筒状キヤツプ21の燃焼室CH側の
端面はほぼ同一平面にしてある。同軸線路3と筒状キヤ
ツプ21とは溶着されている。筒状キヤツプ21の燃焼
室CH側の外周は、同軸線路部9をケース1へ挿入する
際、Oリング15を傷つけないように、面取りをほどこ
してある。
次に、マイクロ波・光プローブPのシールについて説明
する。
内導体4と透明絶縁体8との間のシールは、燃焼室CH
の反対側の上端の接着部20(第2図参照)で行つてい
る。接着部20では、内導体4の外径を1mmにし、外導
体3の内径を2.6mmにして、透明絶縁体8との接着層
の厚さを50μmにしている。接着部20は200℃以
上にはならないため、シール性、接着性にすぐれている
エポキシ系接着剤を使用している。このように比較的低
温な部分でシールしているので、エンジンの全運転領域
でシールを確保でき、燃焼ガスおよびカーボンの同軸線
路部9の内部への漏れを防ぐことができる。なお、同軸
線路部9の接着部20は、他の部分とわずかに特性イン
ピーダンスが変化するので、接着部20のインピーダン
スミスマツチにより反射をなくするために、接着部20
の全長を使用周波数で決定される同軸線路部9内の波長
の半分( ここに、λ0:真空中の波長、εγ:絶縁体8の比誘電
率)の長さに等しくしてある。
同軸線路部9の外周部とケース1の間隙からの燃焼ガス
の漏れは、オーリング15、オーリング6により防止し
ている。また、ケース1の外周面からの燃焼ガスの漏れ
は、テーパ面22で防止している。
ケース1と同軸線路部9は2本の締付ネジ5で固定され
ている。また、ケース1とホルダ2とはボールプランジ
ヤー7とケース1の上部に設けたロツク溝24とにより
容易に着脱可能となつている。
次に、マイクロ波・光プローブPのエンジンブロツクE
Bへの取付は、エンジンブロツクEBに取付けるグロー
プラグと同じ寸法のねじをたてたケース1をグロープラ
グ取付孔GHに締付ける。取付の際には、ケース1の上
部23に形成した六角部にトルクレンチをたてて容易に
エンジン本体へ締付け、固着することが可能である。
次に、本実施例の作用を説明する。
燃焼室CH内での燃焼光は、絶縁体8、透視孔19を通
つてホトダイオード11に受光され、電気信号に変換さ
れてコネクタBCに接続されるシールド線(図示しな
い)により伝送される。
また、マイクロ波発振器(図示しない)により発信され
たマイクロ波は、コネクタCCに接続される同軸ケーブ
ル(図示しない)によりマイクロ波・光プローブPへ伝
送され、連結部13と14の所で90度曲げられ、同軸
線路部9を通つてダイポールアンテナ10から放射され
る。この放射されたマイクロ波は、主燃焼室(図示しな
い)により吸収(共振時)・反射され、ダイポールアン
テナ10に受信されて前記と逆方向へ伝送され、送受分
離器(図示しない)を介してマイクロ波検波器により電
気信号に変換される。
本実施例に係るマイクロ波・光プローブPでは、同軸線
路部9の先端外径を4mmに抑えることができ、デイーゼ
ルエンジンのグロープラク取付孔を利用しての装着が可
能である。また燃焼室CH内に突出する同軸線路部9の
先端部は小型であり、熱容量も小さいので燃焼室内の状
態を乱さない。
さらに、マイクロ波伝送路を全て同軸線路で構成するこ
とにより、小型化、高帯域化することができ、しかもプ
ローブの脱着が容易、簡単となつている。このため、エ
ンジンの他の部品との干渉が少なく、取付位置の制約が
なく、最適な周波数をマイクロ波・光プローブPとは関
係なく選択できる。そのうえ、ホルダ2が脱着可能とな
つているのでホルダへケーブルを装着したままマイクロ
波・光プローブPの脱着ができ、使用し易い。
次に、同軸部9の下部を示す第4図に従つて本発明の第
2実施例を説明する。
この第2実施例は低負荷エンジンに使用する場合に用い
られるマイクロ波・光プローブであり、同軸線路部9の
燃焼室CH側の先端部の構造のみが第1の実施例と異な
る。エンジンが低負荷であり、透明絶縁体26の燃焼室
CH側の先端部の温度はそれ程高くならないため、熱に
よる破損の恐れが少ない。そこで、透明絶縁体26の外
径と外導体25の内径とは同一寸法にしてあり、製作し
易い簡単な構造となつている。
次に、同軸線路部9の下部を示す第5図に従つて本発明
の第3実施例を説明する。
この第3実施例は、高負荷エンジンに使用する場合に用
いられるマイクロ波・光プローブであり、同軸線路部9
の燃焼室CH側の先端部の構造のみが第1実施例の場合
とことなつている。エンジンが高負荷であり透明絶縁体
27の燃焼室CH側の先端部にカーボンが付着して光信
号強度が低下することが少ない。そこで、キヤツプ28
の下端面を鉤状にし、この内径を絶縁体27の外径より
も小さくすることにより、透明絶縁体27を熱的、機械
的損傷から保護している。
〔発明の効果〕
本発明に係るマイクロ波・光プローブでは、マイクロ波
伝送路を同軸線路でのみ構成しており、小型化でき、取
扱い上便利であり、また、エンジンの他の部品との干渉
を少なくすることが可能である。さらに、周波数特性を
持たない同軸線路で屈曲同軸線路部を構成するので伝送
できる周波数帯域も広く、各種エンジンへ特定形状のマ
イクロ波・光プローブを使用することが可能であり、コ
ストの低減に資することができる。
また、同軸インピーダンス変換部を備えているので、同
軸部の外径を小径とすることができ、燃焼室へ貫通する
小径の取付孔へ挿着することができる。このため、燃焼
室内の状態を乱すことなく燃焼光を調べることが可能で
あるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るマイクロ波・光プローブのエンジ
ンへの取付状態を示す一部断面正面図、第2図は第1図
に示すマイクロ波・光プローブの上部拡大破断図、第3
図は第1図に示すマイクロ波・光プローブの下部拡大断
面図、第4図は本発明の第2実施例を示す第3図に対応
した断面図、第5図は本発明の第3実施例を示す第3図
に対応した断面図である。 P……マイクロ波・光プローブ、3,25,29……外
導体、4……内導体、8,26,27……透明絶縁体、
9……同軸線路部、10……ダイポールアンテナ、1
2,13……連結部、19……透視孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G02B 6/00 301 6920−2K 6/24 (56)参考文献 実開 昭58−170539(JP,U) 実開 昭58−170540(JP,U)

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端部が燃焼室内に挿入される同軸線路部
    と、同軸線路部の燃焼室内に突出した部分へ設けられた
    ダイポールアンテナと、光センサが一端へ同軸線路部と
    対向して取付けられ同軸線路部により導かれた光を案内
    する透視孔と、同軸線路部と透視孔の間に介在されイン
    ピーダンス整合をとる同軸インピーダンス変換部と、透
    視孔の側壁へ連通される孔へ取付けられた同軸マイクロ
    波コネクタと、同軸マイクロ波コネクタの内導体と同軸
    インピーダンス変換部の内導体とを接続する屈曲同軸線
    路部とを有し、同軸線路部、同軸インピーダンス変換部
    及び透視孔は同軸となつており、同軸線路部は真直筒状
    の外導体へ同軸的に内導体が挿入され外導体と内導体の
    間に透明絶縁体が介在されていることを特徴とするマイ
    クロ波・光プローブ。
  2. 【請求項2】同軸線路部の透明絶縁体は、熔融石英であ
    る特許請求の範囲第1項記載のマイクロ波・光プロー
    ブ。
  3. 【請求項3】同軸線路部の同軸インピーダンス変換部側
    の端部の内導体と透明絶縁体の間及び外導体と透明絶縁
    体の間へエポキシ系接着剤を装填してシールした特許請
    求の範囲第1項記載のマイクロ波・光プローブ。
  4. 【請求項4】同軸線路の同軸インピーダンス変換部側の
    端部の内導体外径を小径として外導体内径を大径とした
    接着部を形成し、接着部の長さを、これを通るマイクロ
    波の波長の半分とした特許請求の範囲第3項記載のマイ
    クロ波・光プローブ。
  5. 【請求項5】同軸線路部の燃焼室側端部は、透明絶縁体
    の先端部が面取りされてテーパ状となつており、外導体
    には該テーパ状に対応した内形状の筒状キヤツプが冠着
    されている特許請求の範囲第1項記載のマイクロ波・光
    プローブ。
  6. 【請求項6】同軸線路部の燃焼室側端部は、縦断面コ字
    状の底面に透明絶縁体の内径より大きく外径より小さい
    径の孔が穿設されたキヤツプが冠着されている特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロ波・光プローブ。
  7. 【請求項7】ダイポールアンテナは、同軸線路部の内導
    体がマイクロ波の波長の1/8〜3/8の長さの範囲内で外導
    体から突出されて構成された特許請求の範囲第1項記載
    のマイクロ波・光プローブ。
  8. 【請求項8】同軸インピーダンス変換部は、これを通る
    マイクロ波の波長の1/4の長さの整数倍である特許請求
    の範囲第1項記載のマイクロ波・光プローブ。
  9. 【請求項9】透視孔の内径を円形導波管のカツトオフ周
    波数から決定される径よりも小さくし、透視孔と同軸イ
    ンピーダンス変換部の間へ内導体外径と外導体内径の比
    が一定でテーパ状となつたテーパ部を設けた特許請求の
    範囲第1項記載のマイクロ波・光プローブ。
  10. 【請求項10】同軸線路部をケースへ挿着し、ホルダへ
    光センサ、透視孔、同軸インピーダンス変換部及び連結
    部を設け、ホルダをケースへ着脱可能に嵌着した特許請
    求の範囲第1項記載のマイクロ波・光プローブ。
  11. 【請求項11】同軸インピーダンス変換部の外導体がホ
    ルダである特許請求の範囲第1項記載のマイクロ波・光
    プローブ。
JP59173072A 1984-08-20 1984-08-20 マイクロ波・光プロ−ブ Expired - Lifetime JPH0650066B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59173072A JPH0650066B2 (ja) 1984-08-20 1984-08-20 マイクロ波・光プロ−ブ
US06/765,541 US4680960A (en) 1984-08-20 1985-08-14 Microwave and luminous probe

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP59173072A JPH0650066B2 (ja) 1984-08-20 1984-08-20 マイクロ波・光プロ−ブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151108A JPS6151108A (ja) 1986-03-13
JPH0650066B2 true JPH0650066B2 (ja) 1994-06-29

Family

ID=15953683

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US4680960A (en) 1987-07-21
JPS6151108A (ja) 1986-03-13

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