JPH06500650A - 改良された熱支援転写方法及び装置 - Google Patents

改良された熱支援転写方法及び装置

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JPH06500650A JP5500534A JP50053493A JPH06500650A JP H06500650 A JPH06500650 A JP H06500650A JP 5500534 A JP5500534 A JP 5500534A JP 50053493 A JP50053493 A JP 50053493A JP H06500650 A JPH06500650 A JP H06500650A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 鵠された熱支援転写方法及び装置 本発明は、静電気を利用して形成されたトナー像を熱軟イヒ可能な外面を有する 受け取りシートに転写する技術に関する。
1990年5月228+こりメイ(giIIai)等に付与された米国特許第4 .927.727号、及び1990年11月681こライト(Light)等に 付与された同第4.968.578号に1ま、転写前に加熱される受け取りシー トに、−又は二段上のトナー像を受け取りシートに転写する方法が記載されてい る。ある実施例において、受は取りシート+1、熱可塑性の熱軟化可能な外層を 有し、該外層は、ニップに入る両に、例え(f、輻射加熱によって慎重に加熱さ れることにより該シートが軟化し、少なくとも、トナー粒子が互いに接触する箇 所で該シートに接触するトナーを焼結させるの1二十分な高い温度となるように する。この方法において、トナー粒子の一部(よ、熱可塑性層内に僅かに浸透す るが、その残りの粒子は浸透しない。浸透しな0トナ一粒子は、トナー粒子が接 触する箇所で焼結され、このことは、トナーの全体を溶融させることなく、トナ ーを転写するのに十分である。この方法で1よ、極めて高効率の転写が可能であ る。
「トナー像を保持する受け取りシートの表面仕上げ方法及び装置、並びにそれに より製造される製品(METHOD AND APPARATUS FORTE XTURIZING TONERIMAGE BEARING RECEmNG  5HEETS AND P[1ODIICT PRODUCED Tl(ER EBY) Jと0う名称ノアX ラム(Asias)等への米国特許第5.023.038号には、つや出しウェ ブを使用して、熱と圧力を組み合わせることにより、トナー像を定着する技術、 及び像の表面を仕上げる技術が開示されている。又、トナーが浸透する層よりも 高融点である反り防止層を浸透層とは反対側の受け取りシートの側に付与すると も)う利点も開示されている。該反り防止層は、例えば、ポリエチレン、又はポ リプロピレンのような比較的高融点であり、故に、浸透層に使用されるポリエス テル、又1よポリエチレン、或は同様の材料よりも加熱時のオフセットの可能性 の少な(1実質的に熱可塑性の材料である。
受は取りシートの膨れ(b[istering)という問題点は、融着装置で経 験される現象である。一般に、紙白の水分は、その紙の温度が100°C以上に なるときに蒸気に変化する。蒸気は、膨張し、紙の不透過性外層を膨張させ、そ の結果、この外層が蒸気の放出路を妨害する状態となる。反り防止層及び熱可塑 性浸透層の双方が蒸気の放出を妨害し、そのため、膨れが生じ易い。
[熱支援によるトナー転写方法及び装置(HEAT ASSISTED TON EII TRANSFERRINGMETHOD AND APPARATUS ) Jという名称のジョンソン(Jhonson )等への米国特許第5.06 1.590号には、転写用の熱が全てトナーローラの内部から付与される転写方 法の改良点が開示されている。反り防止層のオフセットを阻止し、又、膨れの軽 減に寄与するため、転写ドラムは、全て金属製であり、このため、受は取りシー トを加熱するときの極めて精密な温度制御を可能にし、反り防止層を溶融させる ような温度を超えることなく、熱可塑性層に関係する温度を100°C乃至11 0°Cの範囲に保つことを許容する。金属ドラム又はローラには、一般に、光導 電層が被覆され又は巻かれているため、転写ニップは二つの硬質なローラ又はド ラムの間に形成され、従来の転写にとって、異常に狭いニップとなる。しかし、 予想に反して、二つの金属ローラは、狭小なニップであるという不利益に優る利 点が得られ、転写ローラの柔軟な外面により転写する場合と比較して、より優れ た結果が得られた。
発明の説明 本発明の一つの目的は、受は取りシートの膨れの傾向が軽減される、熱支援によ るトナー粒子の転写方法及び装置を提供することである。
上記及びその他の目的は、受は取りシート及び像部材の双方が加熱される方法及 び装置により実現される。例えば、ドラムの光導電層である像部材は、周囲温度 よりは高温度であるが、光導電体(phot(にonductor)の光導電特 性に悪影響を与えず、又、トナーが光導電体に付着しないようにするのに十分に 低い温度に加熱する。例えば、逆複合有機質光導電体を30乃至45°Cの温度 に加熱しても、その光導電面の電荷を顕著に暗劣化(dark decay)さ せることはなく、又例えば、軟化点45°C以上の典型的なポリエステル系トナ ーを使用しても、そのトナーを光導電体に過度に付着させることもない。
像部材をこの中程度の温度まで加熱したとき、受は取りシートは、周囲温度の像 部材に必要とされる温度より幾分低い温度まで加熱することが出来る。例えば、 像部材が周囲温度のとき、上述の材料の場合、最も効率的な転写を行うためには 、受は取りシートの温度を110’C以上まで加熱しなければならないことが判 明した。
像部材を30乃至45°Cまで加熱した場合、受は取りシートの温度が100° C乃至1100Cのときに、同一品質の転写が可能であることが判明した。膨れ (bl istering)を防止する効果の点で、受は取りシートに10°C の温度差が存在することが重要である。水の沸点は100°Cであるが、その沸 点よりも幾分高温に達するまで、顕著な膨れは生じない。このため、像部材に僅 かな熱を加えれば、この方法において、膨れを顕著に軽減することが出来る。本 発明は又、転写ドラムの上における反り防止層のオフセットを防止するときの誤 差許容範囲を拡大するものである。
これら有利な結果は、硬質な金属転写ドラム及び像部材の硬質な金属基層を使用 することにより実現される。かかる材料の場合、受は取りシートの温度制御は最 も容易に実施可能であり、高温度における反り防止層のオフセット及び膨れを最 も容易な方法で防止出来る。しかし、中程度に加熱した像部材を使用する場合、 反り防止層及び紙基層の温度は、転写ドラム上に薄い柔軟層を使用することが可 能な程度まで十分に低下する可能性がある。かかる層の場合、温度制御は、金属 転写ローラの場合よりも不良となる。しかし、転写ドラムに柔軟層が存在する場 合、圧力の均−性及び加圧時間は著しく増大される。このため、本発明の好適な 実施例によれば、像部材を中程度に加熱した場合、多(の材料から成る僅かに柔 軟性の転写ドラムを採用することが可能となる。本発明は、像部材を加熱しない ときに生ずる可能性のある膨れ及びオフセットを伴わずに、かかるドラムによる 利点を実現する方法を可能にするものである。
図面の簡単な説明 以下に掲げた本発明の好適な実施例の詳細な説明において、添付図面を参照する 。添付図面において、 第1図は、本発明を図示する電子写真装置の概略図的な側面図、第2図は、説明 の便宜上、一部の薄い層の厚さを誇張して示した第1図の装置の転写ニップの拡 大断面図、 第3図は、本発明の別の実施例を示す、第2図と同様の拡大断面図、第4図は、 本発明の別の実施例を示す、第1図の装置と同様の装置の転写部分の断面図であ る。
発明を実施するための最良の形態 本発明は、上記米国特許第4.927.727号及び同第4.968.578号 に開示された発明の改良にかかるものである。一般に、例えば、上記明細書に開 示された受け取りシート、像部材及びトナー、特に、転写工程を支援するように 受け取り層の上面を熱軟化させた上記特許に開示された構造が本発明の実施に採 用可能である。勿論、各種の材料に対して、温度及び圧力のある程度の調節が必 要である。
第1図によれば、一連の単一のカラートナー像が従来のカラー電子写真法を使用 して、像部材lの上に形成される。より具体的には、光導電ドラムlとすること の出来る像部材が帯電ステーション2にて均一に荷電され、例えば、レーザ3の ような露出装置により、像が霧出され、最終的に多色像を形成するために使用さ れる色分解を呈する静電像を形成する。一連のかかる静電像の各々は、トナース テーション4.5.6又は7の一つの異なるステーションでその色調を調整し、 一連の異なるカラートナー像を形成する。上記特許に開示されたように、例えば 、4μm以下の寸法を含む8μm以下の平均粒子寸法のトナーのような極微細な 粒子のトナーを使用することにより、高品質のカラー像を形成することが出来る 。例えば、これら粒子のガラス転移点は45°C乃至70’ Cである。
1に供給され、該受は取りシートは、例えば、真空圧、保持フィンガ又は静電気 のような従来の手段により、これら転写ローラ、又はドラムに固着される。ドラ ム1%11は、ニップエ2により形成される転写領域を通って等しい周速度で回 転される。ドラム11は、例えば、ランプ13のような適当な加熱構造体により 、その内部から加熱される。熱及び圧力の組み合わせにより、トナー像は、受は 取りシートがニップを通過するときに、該受は取りシート14の上面に転写され る。
第1図及び第2図に関して説明するように、像部材1は又、例えば、センサ28 により制御されるランプ8のような加熱源によりその中心部でも加熱される。
連続的な異なるカラートナー像が受け取りシート14に整合状態で転写され、該 受は取りシート上に多色像を形成する。受は取りシート14は、スカイパー15 を適当な時点で所定位置に動かすことによりドラム11から分離され、次に、そ の受け取りシートは、仕上げ装置16に供給され、該仕上げ装置16は、圧力及 び熱の組み合わせを利用し、受は取りシートに像を定着する。
転写方法自体は、ドラムl、11を著しく拡大して示した第2図に最も良く図示 されている。像部材1は、その上に薄い光導電層32が被覆された金属基層60 を備えている。上記米国特許第4.968.578号及び同第4.927.72 7号により詳細に記載されたその他の層を含めることも可能である。
高品質のカラー転写方法に使用するのに適した典型的な逆複合有機(inver secOllpOsi te organic)光導電体は、許容し得ない程度 の暗劣化を生ずることなく、30°C乃至45°Cまで加熱することが可能であ る。同様に、ガラス転移点が45°C乃至600Cの典型的なポリエステルトナ ーは、色調調整ステーションから転写ニップに移動するときに、30°C乃至4 5°Cの温度で溶融することはない。この理由で、ランプ8は、像部材1を30 °C乃至45°Cの温度に維持し得るようにセンサ28により制御する。
転写ローラ、即ちドラム11も金属円筒であり、これらローラ又はドラムに受け 取りシート14が取り付けられる。熱センサ30を使用し、ドラム11を約10 0°Cの温度に維持する。何れのドラムにも第2図に示した金属円筒よりも熱伝 導率の小さい柔軟な外層が存在しないという特徴のため、センサ28.30によ るドラム11.11双方の温度制御は、著しく容易になる。かかる設計の場合、 光導電層32及び受け取りシート14の温度制御は、極めて正確に実施すること が可能である。受は取りシート14は、紙基層20と、ガラス転移点が45°C 乃至600Cのポリエステル、ポリスチレン又はその他の同様の材料から成る熱 軟化可能な外層21と、を備えている。熱軟化可能な層21と反対側の基層20 の面には、反り防止層22が形成されており、該反り防止層22は、反りの点で 熱軟化可能な層21に容易に均衡させることが出来るが、著しく高融点のプラス チックにて形成することが望ましい。例えば、反り防止層22は、融点が115 °C又はそれ以上のポリエチレン、又はポリプロピレン或はその他の熱可塑性材 料で形成することが出来る。その厚さは、熱軟化可能な層21に起因する受け取 りシートの反りを阻止し得るように選択する。
像部材1が加熱されず、周囲温度にてニップに接近するならば、該部材は、熱軟 化可能な層21を直ちに冷却する傾向となる。像部材により保持されたトナーも 又、周囲温度にあり、トナー粒子が互いに接触する箇所でトナー粒子の所望の焼 結状態を形成するためには、ある程度の加熱が必要である。又、トナーは、熱軟 化可能な層21に対する冷却作用がある。層21を加熱することにより、こうし た作用を解消するため、多くの望ましい材料の場合、受は取りシート14は11 01以上の温度に維持しなければならないことが判明した。この温度のとき、受 は取りシートからの熱がトナーをその焼結点まで加熱し且つ熱軟化可能な層21 を効率的な転写に十分な程度に軟化させる。しかし、約110’C以上の温度の ときは、受は取りシート14の膨れに伴う問題が生じる。これら問題点は、例え ば、受は取りシートを使用前に乾燥させる等といったその他の手段で一部、対処 することが出来る。しかし、一般に、これら他の手段は、その他の有害な影響を 及ぼし、採用しないことが望ましい。
像部材1をランプ8により30°C乃至45″Cの温度に加熱したとき、該像部 材及びトナーが熱軟化可能な層21に及ぼす冷却作用は少な(、トナー自体は、 そのガラス転移点により近づく。ローラ11は、1oo乃至11G’Cの温度に 維持することが出来、このとき、ローラ11が110乃至120’ Cの温度で あり、像部材lを加熱しない場合と実質的に同等の転写効率及び品質が得られる ことが分かった。
受は取りシート14が約110’Cで約io’c程度の温度差があることは、受 は取りシート14の膨れの傾向にとって、極めて重要なことである。その結果、 像部材lを加熱することにより膨れの現象は著しく軽減される。
像部材1の加熱温度は主として光導電層32の特性により左右される。特定の光 導電要素が450C以下、又は45°C以上の温度にて許容し得ない程の電荷の 暗劣化を呈する場合、それに応じて、像部材lの加熱温度を調節しなければなら ない。
これと同時に、トナ・−は軟化ぜず、月つ像部材に付着するその傾向を増進させ ないことが望ましく、さもなければ、転写効率は低下する。」二連の材料の場合 、30c′C乃至45’ Cの温度が適当であることが判明している。勿論、こ れら温度は、その他の材料に対して変更が可能である。
第1図に示した装置内の受i−y取りシート間の実質的な境界組潰により、ドラ ムをその時間中、接触して転動することを許容するならば、像部材1は、該ドラ ム11により顕著に加熱される。この方法を利用し、像部材1を加熱することが 出来る。例えば、この場合、多色プリントを形成する間に互いに接触する二つの ドラムが2回転する動作をプログラム化することが出来る。本来の目的以外のこ の2回の回転により、像を形成する前に像部材1はドラム1,1により直接、加 熱される。しかし、より高温の転写ドラム11で加熱するとき、像部材1の温度 制御は困難であるため、この方法は、像部材1の加熱方法として、採用可能では あるが、あまり望ましくない方法である。多くの理由のため、受は取りシートが ニップ内に存在しないとき、像部材1及びドラム11は互いに接触し得ないよう にすることが望ましい。かかる接触は、ドラムの支持体の間に適当なストブバ機 構を介在させることで防止出来る。例えば、改良された転写手段を備える多色像 形成装置(lillLTIcOIJ)RIMAGING APPARATIIS  WITHIMPw花DTRANSFER■ANS)という名称のジョンソン( Johnson )への米国特許第5.021.835号を参照するとよく、該 特許には、受は取りシートがニップ内に存在しないとき、ドラムの間に空隙を維 持する適当な装置が開示されている。
第3図には、本発明の利点を利用して、異なる寸法及び型式のニップ12を提供 する、本発明の別の実施例が図示されている。第3図によれば、像部材1は、ク ランプ68.69により金属ドラム60の周りに締め付けられた光導電シート6 1を備えており、上記クランプは又、シート61内の導電層との電気的導通性を 確保する。シート61は、ポリエステル支持体、伝導層、−又は二段上の光導電 層、及び典型的にかかる静電写真要素を構成するその他の層を含む、従来の7ミ ル厚さのシートとすることが出来る。このシートをドラムの周りに固着する方法 は、当該技術分野で公知であり、像を精密に形成するというドラムの利点と、交 換可能であるというウェブの利点と、を組み合わせたものである。本出願におい て、該ドラムの形状も又シート61の加熱を促進する。
ドラム60をランプ8により内部から加熱する場合、受は取りシート14は、熱 軟化可能な層21(第2図)をそのガラス転移点以上に維持し且つ転写すべきト ナーを加熱する温度は、ランプ8を有しない場合のように高温である必要はない 。この利点の一部を利用し、転写ドラム11に対し金属コア63上に薄いエラス トマ一層64を提供することが出来る。エラストマ一層64は、シリコンゴム又 はポリウレタンとすることが出来る。該層は、僅かに柔軟性であり、ニップ12 を幾分より柔軟で且つより幅広にする。この柔軟性がトナー粒子の圧力を均一に し、I・ナーへの熱伝達を支援する。エラスト7一層は、約1乃至20ミルの範 囲の厚さであることが望ましい。この範囲以外の厚さも採用可能であるが、この 範囲の厚ざのときに望ましい圧力及び平滑度が最も容易に実現される。
層64の温度は、エラストマ一層を理由として、第3図の実施例における程、容 易に制御することは出来ない。従って、該層の最高温度は、第2図の構造体より も高温である。しかし、像部材1を転写ドラム11と独立的に加熱する結果、転 写ドラム11は、ドラム1を加熱しない場合よりも低い目標温度に設定すること が出来、これにより、制御は容易でないが、上述の柔軟性の利点を備える転写ド ラムの使用が可能となる。転写ドラムは、名目的により低温度で運転することが 出来るため、ドラム1を加熱する結果、転写ドラムの膨れに対する温度寛容度が 大きくなる。
これとは別に、光導電ドラム1は、僅かに柔軟性であるように形成することも出 来る。シート状の形態の光導電体を使用し、そのシートをドラムの周りに巻き付 けた光導電ドラムの第3図の変形例は、かかる実施例の採用を促進する。3乃至 12ミルのゴムシートを光導電シートの間に配置し、光導電シートの下方で金属 ドラム上にエラストマー材料を1乃至20ミルの厚さに被覆し、又は、光導電シ ートの後部に同様の被覆を施すことにより、この構造体に柔軟性を持たせること が出来る。この構造体は、転写ドラムを完全な金属製とすることにより、該転写 ドラムの温度をより正確に制御することを許容する。光導電体の温度制御は、あ る程度、犠牲にされるが、多くの適用例においてそれ程、臨界的ではない。
第4図には、本発明の別の実施例が図示されており、ここで、本発明は、像部材 51に適用され、この像部材51は、転写ローラ又はドラム11に対し適当な転 写ニップを形成し得るように加熱ローラ52の周囲に巻かれたウェブの形態とし である。この場合、像部材51を加熱ローラ52の周りに巻き付けることで、像 部材51はニップに入るとき、適当な温度に予熱され、該像部材が熱軟化可能な 層21が冷却するのを防止し、同様に膨れを生じ易い温度である110°Cでは な(,100’C以内の温度に受け取りシート14を加熱することを許容する。
実験例1 直径3乃至4μmで平均的な体積重量の乾燥トナー粒子を使用し、マゼンタ、シ アン及びイエローの分解を示す静電像を静電写真法により現像して、カラー像を 形成した。像保持部材は、有機光導電体から成り、その光導電体は、イースタ( Estar)支持体に被覆し、ステンレス鋼ローラにきつく巻き付けた。受は取 りシートは、被覆された紙支持体から成り、その紙に示差走査熱量測定(dif ferentialscanning colorimetry)により測定し たガラス転移点的56°Cのポリスチレン熱可塑性材料層を10μmの厚さに被 覆した。この受け取りシートは、金属転写ドラムの回りに巻き付け、約107’ Cに加熱した。この光導電体の測定温度は25°Cであった。その結果、受は取 りシートと光導電体との境界面の温度は約666Cであった。不完全な転写を意 味する斑点が転写像に観察された。
害欺例2 この実験例は、光導電体を37DCに加熱した点を除いて、実験例1と同様であ る。その結果、境界面の温度は72°Cであった。転写は極めて良好であり、斑 点及び僅かな残留トナーも全く観察されなかった。実験例1におけるように、光 導電体ドラムの境界面温度が256Cである場合、受は取りシートは118°C に加熱することを要する。受は取りシートの水分含有率に幾分依存して、この温 度で膨れが生ずることが多いが、107’Cでは、はるかに少なくなる。
本発明は、上述のようなトナーを受け取る熱軟化可能な層を備える受け取りシー トに特に有用であるが、本発明は、熱支援により、普通ボンド紙を含むその他の 受け取りシートに転写するときにも適用可能である。
図面に表示した全ての実施例は、ドラム1.52を内部から加熱する形態で示し であるが、これらドラムは、例えば、輻射又は加熱した接触ローラを使用して外 部から加熱することも出来る。一般に、内部からの加熱は、光導電面に接触しな いこと、又はトナーの全体を加熱しないという利点がある。故に、この内部から 加熱する方法の方が望ましい。
本発明は、特に、その好適な実施例に関して詳細に説明したが、上記及び請求の 範囲に記載した本発明の精神及び範囲内にて変形例及び応用例が可能であること が理解されよう。
国際調査報告 、 −PCT/US’921044441+t+++1+−1+! N−ρCT AIS 92/α4444

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.水分を保持する傾向の基層(20)と、前記基層の片側に位置する熱軟化可 能な第一の熱可塑性層(21)と、前記第一の熱可塑性層と反対側にある第二の 熱可塑性層(22)とを有する受け取りシート(14)に、少なくとも一つの光 導電層(32)を有する像部材(1)の像支持面からトナー像を転写する方法で あって、 像部材と前記受け取りシートの間に圧力を付与しつつ、前記像部材及び受け取り シートを転写領域を通って進ませることと、熱可塑性層を柔軟にし且つ前記トナ ーを十分に焼結させ、熱で柔軟にした熱可塑性層にトナーを転写するのに十分な 温度まで前記受け取りシートを加熱することと、を含む方法にして、 前記像部材を、略周囲温度よりは高いが前記光導電層が顕著な暗劣化を呈する温 度よりも低い温度まで加熱し、これにより、前記転写を行うために受け取りシー トを加熱すべき温度を低くすることを特徴とする方法。
  2. 2.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記像部材が、その外周に一又は二 以上の光導電性材料被覆を有する金属ドラム(60)であり、該像部材の加熱温 度が30乃至45℃である方法。
  3. 3.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記受け取りシートが該受け取りシ ートと像部材との間のニップに接近するとき、約100℃の温度に維持される方 法。
  4. 4.請求の範囲第2項に記載の方法にして、前記受け取りシートが該受け取りシ ートと像部材との間のニップに接近するとき、約100℃の温度に維持される方 法。
  5. 5.請求の範囲第1項に記載の方法にして、前記トナーのガラス転移点が45乃 至70℃であり、前記第一の熱可塑性層のガラス転移点が45乃至60℃である 方法。
  6. 6.多色像を形成する方法であって、 少なくとも一つの光導電層を有する像部材の表面に一連の静電像を形成すること と、 前記一連の静電像を異なる色のトナーで色調を調整し、一連の異なる色のトナー 像を形成することと、 前記像を転写ドラムにより保持された受け取りシートに整合状態に転写し、前記 受け取りシート上に多色トナー像を定着すること、とを含む方法にして、前記転 写段階が、トナーを焼結させ、受け取りシートに付着させるのに十分な温度まで 受け取りシートを加熱するのに十分な温度に前記転写ドラムを加熱することと、 光導電ドラムを略周囲温度よりは高温であるが、該光導電層に許容し得ない暗劣 化を生じさせる温度よりは低い温度に加熱すること、とを含む方法。
  7. 7.水分を保持する傾向の基層を有し、前記基層からの水分の放出に起因する膨 れを生ずる傾向の外面を備える受け取りシートに像部材の像支持面からトナー像 を転写する方法にして、 前記第一のドラムと前記像支持面との間に配置された柔軟な材料から成る薄層が 第一のドラムにより支持される間に、又は該第一のドラムの上に被覆される間に 、前記像部材が転写領域を通過するようにすることと、第二のドラムにより支持 される間に、前記受け取りシートが前記トナー像に圧着した状態で前記転写領域 を通過するようにすることと、トナー像を受け取りシートに転写するのに十分な 温度まで前記受け取りシートを加熱すること、とを含む方法。
  8. 8.請求の範囲第7項に記載の方法にして、前記像支持面及び前記柔軟な材料層 が前記第一のドラムの周りに巻かれた別個のシート上に存在する方法。
  9. 9.請求の範囲第7項に記載の方法にして、前記像支持面及び前記柔軟な材料層 が前記第一のドラムの周りに巻かれた単一のシートの両側に存在する方法。
  10. 10.請求の範囲第7項に記載の方法にして、前記柔軟な材料層が前記第一のド ラムの上に被覆される方法。
JP5500534A 1991-06-07 1992-06-04 改良された熱支援転写方法及び装置 Pending JPH06500650A (ja)

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