JPH0649786A - 耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド - Google Patents
耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ドInfo
- Publication number
- JPH0649786A JPH0649786A JP21565592A JP21565592A JPH0649786A JP H0649786 A JPH0649786 A JP H0649786A JP 21565592 A JP21565592 A JP 21565592A JP 21565592 A JP21565592 A JP 21565592A JP H0649786 A JPH0649786 A JP H0649786A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel
- steel cord
- cord
- strands
- fatigue resistance
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/0666—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the wires being characterised by an anti-corrosive or adhesion promoting coating
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/14—Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable
- D07B1/141—Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable comprising liquid, pasty or powder agents, e.g. lubricants or anti-corrosive oils or greases
- D07B1/144—Ropes or cables with incorporated auxiliary elements, e.g. for marking, extending throughout the length of the rope or cable comprising liquid, pasty or powder agents, e.g. lubricants or anti-corrosive oils or greases for cables or cable components built-up from metal wires
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0626—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration the reinforcing cords consisting of three core wires or filaments and at least one layer of outer wires or filaments, i.e. a 3+N configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B1/00—Constructional features of ropes or cables
- D07B1/06—Ropes or cables built-up from metal wires, e.g. of section wires around a hemp core
- D07B1/0606—Reinforcing cords for rubber or plastic articles
- D07B1/062—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration
- D07B1/0633—Reinforcing cords for rubber or plastic articles the reinforcing cords being characterised by the strand configuration having a multiple-layer configuration
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2023—Strands with core
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2024—Strands twisted
- D07B2201/2027—Compact winding
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2024—Strands twisted
- D07B2201/2027—Compact winding
- D07B2201/2028—Compact winding having the same lay direction and lay pitch
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2015—Strands
- D07B2201/2036—Strands characterised by the use of different wires or filaments
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2201/00—Ropes or cables
- D07B2201/20—Rope or cable components
- D07B2201/2047—Cores
- D07B2201/2052—Cores characterised by their structure
- D07B2201/2059—Cores characterised by their structure comprising wires
- D07B2201/2062—Cores characterised by their structure comprising wires comprising fillers
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2401/00—Aspects related to the problem to be solved or advantage
- D07B2401/20—Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
- D07B2401/202—Environmental resistance
- D07B2401/2025—Environmental resistance avoiding corrosion
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B2401/00—Aspects related to the problem to be solved or advantage
- D07B2401/20—Aspects related to the problem to be solved or advantage related to ropes or cables
- D07B2401/202—Environmental resistance
- D07B2401/204—Moisture handling
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D07—ROPES; CABLES OTHER THAN ELECTRIC
- D07B—ROPES OR CABLES IN GENERAL
- D07B7/00—Details of, or auxiliary devices incorporated in, rope- or cable-making machines; Auxiliary apparatus associated with such machines
- D07B7/02—Machine details; Auxiliary devices
- D07B7/12—Machine details; Auxiliary devices for softening, lubricating or impregnating ropes, cables, or component strands thereof
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Ropes Or Cables (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この発明は、ゴム製品の補強用に使用される
スチ−ルコ−ドの耐腐食性を改善する技術に関するもの
である。 【構成】 直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り合わ
せてなるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、スチ
−ルコ−ドを構成する鋼素線の少なくとも1本の表面に
潤滑油等の有機被覆処理が施されており、かつ各素線間
の空隙に吸水倍率が50倍以上の吸水性ポリマ−が存在
していることを特徴とする耐腐食疲労性を改善したスチ
−ルコ−ドである。 【効果】 この発明によれば、コ−ド内部に空隙を有す
るスチ−ルコ−ドの耐食性を著しく向上することができ
るので、従来のゴム浸入性スチ−ルコ−ドに伴う欠点の
ないゴム物品補強用スチ−ルコ−ドを提供できることと
なった。
スチ−ルコ−ドの耐腐食性を改善する技術に関するもの
である。 【構成】 直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り合わ
せてなるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、スチ
−ルコ−ドを構成する鋼素線の少なくとも1本の表面に
潤滑油等の有機被覆処理が施されており、かつ各素線間
の空隙に吸水倍率が50倍以上の吸水性ポリマ−が存在
していることを特徴とする耐腐食疲労性を改善したスチ
−ルコ−ドである。 【効果】 この発明によれば、コ−ド内部に空隙を有す
るスチ−ルコ−ドの耐食性を著しく向上することができ
るので、従来のゴム浸入性スチ−ルコ−ドに伴う欠点の
ないゴム物品補強用スチ−ルコ−ドを提供できることと
なった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ゴム製品の補強用に
使用されるスチ−ルコ−ドの耐腐食性を改善する技術に
関するものである。
使用されるスチ−ルコ−ドの耐腐食性を改善する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】吸水性ポリマ−(以下SAPという)の
利用例として、ゴムに混合した水膨潤シ−ル材が、又、
SAPをテ−プ状に加工した止水材を光ケ−ブルや電力
ケ−ブル等に利用することが提案されている。しかし、
ゴム製品中に埋設されてこれを補強するゴム補強用スチ
−ルコ−ドにSAPを応用し、その耐腐食疲労性を改良
した例は見当たらない。
利用例として、ゴムに混合した水膨潤シ−ル材が、又、
SAPをテ−プ状に加工した止水材を光ケ−ブルや電力
ケ−ブル等に利用することが提案されている。しかし、
ゴム製品中に埋設されてこれを補強するゴム補強用スチ
−ルコ−ドにSAPを応用し、その耐腐食疲労性を改良
した例は見当たらない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ゴム製品補強用に使用
されるスチ−ルコ−ドの素線は、減面率が90%以上の
伸線加工を受けるので、素線の表層部には残留引張応力
が存在しており、そのために耐腐食疲労性が低下してゴ
ム製品の耐久性が損なわれるという問題点があった。
されるスチ−ルコ−ドの素線は、減面率が90%以上の
伸線加工を受けるので、素線の表層部には残留引張応力
が存在しており、そのために耐腐食疲労性が低下してゴ
ム製品の耐久性が損なわれるという問題点があった。
【0004】この問題を解決するために、特開昭57−
149578号公報では、鋼素線表面に残留圧縮応力が
均一に分散されたスチ−ルコ−ドが提案されているが、
鋼素線或いはスチ−ルコ−ドの製造工程中に強加工を行
うために断線を引き起こすという問題があった。
149578号公報では、鋼素線表面に残留圧縮応力が
均一に分散されたスチ−ルコ−ドが提案されているが、
鋼素線或いはスチ−ルコ−ドの製造工程中に強加工を行
うために断線を引き起こすという問題があった。
【0005】更に、タイヤ等のゴム製品の使用中に発生
する貫通傷や亀裂から、ゴム中に埋設されたスチ−ルコ
−ド内部の隙間に水分が浸入して鋼素線を錆びさせ、ゴ
ム製品の耐久性が低下するという問題点がある。
する貫通傷や亀裂から、ゴム中に埋設されたスチ−ルコ
−ド内部の隙間に水分が浸入して鋼素線を錆びさせ、ゴ
ム製品の耐久性が低下するという問題点がある。
【0006】この問題を解決するために、スチ−ルコ−
ドの隣合う素線の間に隙間があるような構造のスチ−ル
コ−ドが使用されているが、かかるオ−プン構造のスチ
−ルコ−ドでは小さい応力でも伸び易いためにスチ−ル
コ−ド内部にゴムが十分浸入しがたいという問題があ
り、又、最密構造よりも素線の本数を減らした構造のス
チ−ルコ−ドでは、撚性状が不良になりやすいために耐
疲労性が低下するという問題がある。
ドの隣合う素線の間に隙間があるような構造のスチ−ル
コ−ドが使用されているが、かかるオ−プン構造のスチ
−ルコ−ドでは小さい応力でも伸び易いためにスチ−ル
コ−ド内部にゴムが十分浸入しがたいという問題があ
り、又、最密構造よりも素線の本数を減らした構造のス
チ−ルコ−ドでは、撚性状が不良になりやすいために耐
疲労性が低下するという問題がある。
【0007】又、潤滑油或いは防錆油等にてスチ−ルコ
−ドを構成する鋼素線の表面に被覆した保護膜を形成す
るという方法も試みられたが、長寿命化する品質に対し
て十分ではない。
−ドを構成する鋼素線の表面に被覆した保護膜を形成す
るという方法も試みられたが、長寿命化する品質に対し
て十分ではない。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の問題
を解決するために次のような手段を採用したものであ
る。即ち、直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り合わ
せてなるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、内層
を構成する鋼素線表面又は内層ストランド表面に潤滑油
等の有機皮膜を形成させ、次いでその上にSAPを付着
させるか、或いは潤滑油とSAPとを混合したペ−スト
による有機皮膜を形成させ、スチ−ルコ−ド内部の空隙
にSAPを存在させることにより水の拡散を防止してス
チ−ルコ−ドの耐腐食疲労性を改善するものである。
を解決するために次のような手段を採用したものであ
る。即ち、直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り合わ
せてなるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、内層
を構成する鋼素線表面又は内層ストランド表面に潤滑油
等の有機皮膜を形成させ、次いでその上にSAPを付着
させるか、或いは潤滑油とSAPとを混合したペ−スト
による有機皮膜を形成させ、スチ−ルコ−ド内部の空隙
にSAPを存在させることにより水の拡散を防止してス
チ−ルコ−ドの耐腐食疲労性を改善するものである。
【0009】前記のSAPは吸水倍率が好ましくは50
倍以上のものであって、一方、前記した直径0.1〜
0.4mmの鋼素線にあっては、例えば炭素含有量が
0.70〜0.90重量%であり、最終パテンティング
からの伸線減面率が90%以上の直径0.1〜0.4m
mの鋼素線である。
倍以上のものであって、一方、前記した直径0.1〜
0.4mmの鋼素線にあっては、例えば炭素含有量が
0.70〜0.90重量%であり、最終パテンティング
からの伸線減面率が90%以上の直径0.1〜0.4m
mの鋼素線である。
【0010】
【作用】図1〜図3は夫々本発明の各例を示すスチ−ル
コ−ド1の断面図を示す。図にあって、2は外層(シ−
ス)、3は内層(コア)であって、4はその内外層間の
内部空間である。尚、符号5にて示すのがSAP、6は
鋼素線である。
コ−ド1の断面図を示す。図にあって、2は外層(シ−
ス)、3は内層(コア)であって、4はその内外層間の
内部空間である。尚、符号5にて示すのがSAP、6は
鋼素線である。
【0011】このように、SAP5は外層(シ−ス)2
と内層3との間に存在し、ここに浸入してきた水分を吸
収して水を捕獲し膨潤するものであり、このため、スチ
−ルコ−ド1内部の空間を目詰まりさせてしまい、浸入
水を最小限に食い止めることができ、スチ−ルコ−ド1
とゴムとの接着不良や錆の発生によるスチ−ルコ−ド1
の強力低下を防止できることにある。
と内層3との間に存在し、ここに浸入してきた水分を吸
収して水を捕獲し膨潤するものであり、このため、スチ
−ルコ−ド1内部の空間を目詰まりさせてしまい、浸入
水を最小限に食い止めることができ、スチ−ルコ−ド1
とゴムとの接着不良や錆の発生によるスチ−ルコ−ド1
の強力低下を防止できることにある。
【0012】SAPとしては澱粉にアクリル酸をグラフ
ト重合したポリマ−、ビニルアルコ−ルとアクリル酸の
共重合体、無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸ナ
トリウム架橋体等であり、良好な効果を得るためには吸
水倍率が大きく、吸水したポリマ−は一定の形状を保つ
ゲルになるものが水分の伝達を防止する上で好ましいも
のと言える。
ト重合したポリマ−、ビニルアルコ−ルとアクリル酸の
共重合体、無水マレイン酸共重合体、ポリアクリル酸ナ
トリウム架橋体等であり、良好な効果を得るためには吸
水倍率が大きく、吸水したポリマ−は一定の形状を保つ
ゲルになるものが水分の伝達を防止する上で好ましいも
のと言える。
【0013】ただし、鋼素線表面のSAPはゴムとスチ
−ルコ−ドとが接着する部分には付着させないようにす
るべきであり、スチ−ルコ−ドの外周面にSAPを付着
させることは、ゴムとスチ−ルコ−ドとの接着性に悪影
響を与えることとなり好ましくない。
−ルコ−ドとが接着する部分には付着させないようにす
るべきであり、スチ−ルコ−ドの外周面にSAPを付着
させることは、ゴムとスチ−ルコ−ドとの接着性に悪影
響を与えることとなり好ましくない。
【0014】従って、この発明においてはゴムとの接着
に影響のない2層以上の層撚りスチ−ルコ−ド或いは複
撚りスチ−ルコ−ドの内層を構成する鋼素線又は内層ス
トランドに適用すること以外に、単撚りスチ−ルコ−ド
や最外層にこの発明の有機皮膜処理を適用することも可
能であるが、この場合には、ゴムとスチ−ルコ−ドが接
触する部分のSAPは除去することが必要で、表面にS
APを存在させず、スチ−ルコ−ドの内部空隙にのみS
APを存在させることが肝要である。
に影響のない2層以上の層撚りスチ−ルコ−ド或いは複
撚りスチ−ルコ−ドの内層を構成する鋼素線又は内層ス
トランドに適用すること以外に、単撚りスチ−ルコ−ド
や最外層にこの発明の有機皮膜処理を適用することも可
能であるが、この場合には、ゴムとスチ−ルコ−ドが接
触する部分のSAPは除去することが必要で、表面にS
APを存在させず、スチ−ルコ−ドの内部空隙にのみS
APを存在させることが肝要である。
【0015】鋼素線に潤滑油等を塗布するのは、鋼素線
の錆の発生を防止すると共に、粉末のSAPが付着しや
すいようにするためであり、このことから潤滑油は或程
度粘稠であることが望ましい。又、潤滑油等はSAPに
吸収された水分による錆の発生から鋼素線を守る油膜と
して作用する。かかる潤滑油等は、潤滑油、防錆剤を含
む潤滑油、ゴムの加工性を改善するために使用されるプ
ロセス油が使用され、これらの油に粘度を増すための増
粘剤や粘着性を増すための粘稠剤を添加することもでき
る。
の錆の発生を防止すると共に、粉末のSAPが付着しや
すいようにするためであり、このことから潤滑油は或程
度粘稠であることが望ましい。又、潤滑油等はSAPに
吸収された水分による錆の発生から鋼素線を守る油膜と
して作用する。かかる潤滑油等は、潤滑油、防錆剤を含
む潤滑油、ゴムの加工性を改善するために使用されるプ
ロセス油が使用され、これらの油に粘度を増すための増
粘剤や粘着性を増すための粘稠剤を添加することもでき
る。
【0016】
【実施例】以下実施例によって本発明のスチ−ルコ−ド
を更に詳細に説明する。3+9構造のスチ−ルコ−ドに
ついて説明すると、ラノリン誘導体添加のペトロラタム
型防錆剤、例えば東洋薬化学株式会社製の商品名(Ce
Bo#601)とSAP、例えばポリアクリル酸ナトリ
ウム架橋体である株式会社日本触媒製の商品名(アクア
リックCA ML10)の粉末を混合したペ−ストの適
量(50〜1000mg/m2 )をブラスめっきされた
鋼素線3本に塗布した後撚り合わせて内層(コア)と
し、次いでその外側に9本のブラスめっきされた鋼素線
を配置するように撚り合わせてこの発明のスチ−ルコ−
ドAとなした。
を更に詳細に説明する。3+9構造のスチ−ルコ−ドに
ついて説明すると、ラノリン誘導体添加のペトロラタム
型防錆剤、例えば東洋薬化学株式会社製の商品名(Ce
Bo#601)とSAP、例えばポリアクリル酸ナトリ
ウム架橋体である株式会社日本触媒製の商品名(アクア
リックCA ML10)の粉末を混合したペ−ストの適
量(50〜1000mg/m2 )をブラスめっきされた
鋼素線3本に塗布した後撚り合わせて内層(コア)と
し、次いでその外側に9本のブラスめっきされた鋼素線
を配置するように撚り合わせてこの発明のスチ−ルコ−
ドAとなした。
【0017】他のこの発明の実施例として、ブラスめっ
きされた鋼素線3本を撚り合わせて内層(コア)とした
後、この内層にラノリン誘導体添加のペトロラタム型防
錆油の適量(50〜1000g/m2 )を塗布し、次い
でSAP例えばポリアクリル酸ナトリウム架橋体の粉末
を付着させ、その外側に9本のブラスめっきされた鋼素
線を配置するように撚り合わせてもよい。
きされた鋼素線3本を撚り合わせて内層(コア)とした
後、この内層にラノリン誘導体添加のペトロラタム型防
錆油の適量(50〜1000g/m2 )を塗布し、次い
でSAP例えばポリアクリル酸ナトリウム架橋体の粉末
を付着させ、その外側に9本のブラスめっきされた鋼素
線を配置するように撚り合わせてもよい。
【0018】この発明の更に他の例として、SAPとし
て(アクアリックCS 7S)の粉末を防錆油と混合し
たペ−ストを付着させてスチ−ルコ−ドBとし、比較例
として潤滑油のみを塗布したスチ−ルコ−ドC、及び鋼
素線の表面に何も被覆していないスチ−ルコ−ドDを従
来例とした。
て(アクアリックCS 7S)の粉末を防錆油と混合し
たペ−ストを付着させてスチ−ルコ−ドBとし、比較例
として潤滑油のみを塗布したスチ−ルコ−ドC、及び鋼
素線の表面に何も被覆していないスチ−ルコ−ドDを従
来例とした。
【0019】得られたこれらのスチ−ルコ−ドを2枚の
未加硫ゴムシ−トの間にはさみ、加熱加圧下で加硫し複
合体とした。この複合体の端部を裁断しスチ−ルコ−ド
が露出した断面を有する試験片を作成し、次いでこの試
験片を10%の食塩水に一定時間浸漬した後、ゴムから
コ−ドを取り出し、コア、シ−スにおける接着不良長さ
を測定した。その結果を図4に示す。接着不良長さ指数
が100とは、資料長の全長にわたって接着不良が存在
していることを表している。
未加硫ゴムシ−トの間にはさみ、加熱加圧下で加硫し複
合体とした。この複合体の端部を裁断しスチ−ルコ−ド
が露出した断面を有する試験片を作成し、次いでこの試
験片を10%の食塩水に一定時間浸漬した後、ゴムから
コ−ドを取り出し、コア、シ−スにおける接着不良長さ
を測定した。その結果を図4に示す。接着不良長さ指数
が100とは、資料長の全長にわたって接着不良が存在
していることを表している。
【0020】この図から、本発明のスチ−ルコ−ドA及
びBにあっては、接着不良長さが極めて低いことが証明
されたが、スチ−ルコ−ドのコアに表面処理を施してい
ない従来のコ−ドDにあっては、食塩水に6時間浸漬し
た状態で既に接着不良指数が100となってしまってお
り、コアの表面に防錆油を付着させたスチ−ルコ−ドC
にあっても、極く早い時期に接着不良長さ指数が大きく
なってしまった。
びBにあっては、接着不良長さが極めて低いことが証明
されたが、スチ−ルコ−ドのコアに表面処理を施してい
ない従来のコ−ドDにあっては、食塩水に6時間浸漬し
た状態で既に接着不良指数が100となってしまってお
り、コアの表面に防錆油を付着させたスチ−ルコ−ドC
にあっても、極く早い時期に接着不良長さ指数が大きく
なってしまった。
【0021】他の評価法として、前記の複合体からコ−
ド一本をコ−ドの外周にゴムを付けるように切り出し、
ハンタ−試験機を用いて耐腐食疲労性について評価し
た。その試験条件は、蒸留水にて曲率半径82mmで回
転曲げを行い、所定回転数を与えた後、コアストランド
の破断個所数を調査した。調査は3回繰り返して行い平
均の破断個所数を調べた。結果を表1に示す。
ド一本をコ−ドの外周にゴムを付けるように切り出し、
ハンタ−試験機を用いて耐腐食疲労性について評価し
た。その試験条件は、蒸留水にて曲率半径82mmで回
転曲げを行い、所定回転数を与えた後、コアストランド
の破断個所数を調査した。調査は3回繰り返して行い平
均の破断個所数を調べた。結果を表1に示す。
【0022】
【表1】
【0023】この表から、本発明によって得られたスチ
−ルコ−ドA、Bはコアストランドの破断個所は極めて
少ないものであるのに対し、スチ−ルコ−ドC及びDに
あっては破断個所が多く問題点があることがわかった。
この事は、逆に言えば、本発明にあっては従来のスチ−
ルコ−ドの欠点を改良したものであるということができ
る。
−ルコ−ドA、Bはコアストランドの破断個所は極めて
少ないものであるのに対し、スチ−ルコ−ドC及びDに
あっては破断個所が多く問題点があることがわかった。
この事は、逆に言えば、本発明にあっては従来のスチ−
ルコ−ドの欠点を改良したものであるということができ
る。
【0024】ここで、3+9構造のスチ−ルコ−ドで本
発明のスチ−ルコ−ド1の製造法を具体的に述べると、
図5にあって、直径が0.23mmのブラスめっきされ
た鋼素線6の製造伸線工程において、最終ダイス7を通
過した素線6を防錆油8とSAP5とを混合したペ−ス
ト9が満たされた槽10内に導き、適量のペ−スト9が
鋼素線6の表面に付着するような孔径を有するダイス1
1を通過させ、次いでこのようにして得た鋼素線6を3
本撚り合わせてコアストランドとした後、SAP5が付
着していない直径0.23mmのブラスめっきされた鋼
素線9本をコアストランドの周囲に配置するように撚り
合わせてこの発明のスチ−ルコ−ド1を得る。
発明のスチ−ルコ−ド1の製造法を具体的に述べると、
図5にあって、直径が0.23mmのブラスめっきされ
た鋼素線6の製造伸線工程において、最終ダイス7を通
過した素線6を防錆油8とSAP5とを混合したペ−ス
ト9が満たされた槽10内に導き、適量のペ−スト9が
鋼素線6の表面に付着するような孔径を有するダイス1
1を通過させ、次いでこのようにして得た鋼素線6を3
本撚り合わせてコアストランドとした後、SAP5が付
着していない直径0.23mmのブラスめっきされた鋼
素線9本をコアストランドの周囲に配置するように撚り
合わせてこの発明のスチ−ルコ−ド1を得る。
【0025】又、図6に基づいて別の製造法を述べる
と、直径が0.23mmのブラスめっきされた鋼素線6
の製造伸線工程において、最終ダイス7を通過した素線
6を防錆油8が満たされた槽12内に導き、次いで更に
ダイス131 及び132 を通してSAP5の入った槽1
4に導く。このようにして防錆油8とSAP5を鋼素線
6の表面に付着させ、振動プ−リ−15にて過剰のSA
P5を除去する。このようにして得た鋼素線6を3本撚
り合わせてコアストランドとした後、SAP5が付着し
ていない直径0.23mmのブラスめっきされた鋼素線
9本をコアストランドの周囲に配置するように撚り合わ
せてこの発明のスチ−ルコ−ド1を得る。
と、直径が0.23mmのブラスめっきされた鋼素線6
の製造伸線工程において、最終ダイス7を通過した素線
6を防錆油8が満たされた槽12内に導き、次いで更に
ダイス131 及び132 を通してSAP5の入った槽1
4に導く。このようにして防錆油8とSAP5を鋼素線
6の表面に付着させ、振動プ−リ−15にて過剰のSA
P5を除去する。このようにして得た鋼素線6を3本撚
り合わせてコアストランドとした後、SAP5が付着し
ていない直径0.23mmのブラスめっきされた鋼素線
9本をコアストランドの周囲に配置するように撚り合わ
せてこの発明のスチ−ルコ−ド1を得る。
【0026】尚、図示はしないが、前記のダイス13
1 、132 を一つのものとし、槽12及び槽14を連結
することも可能である。更に別法としては、コアストラ
ンド或いは素線にロ−ラ−にて塗布することにより防錆
油を塗布し、次いでSAP槽内にこれを導くことによっ
て防錆油とSAPとを表面に付着させることも可能であ
る。
1 、132 を一つのものとし、槽12及び槽14を連結
することも可能である。更に別法としては、コアストラ
ンド或いは素線にロ−ラ−にて塗布することにより防錆
油を塗布し、次いでSAP槽内にこれを導くことによっ
て防錆油とSAPとを表面に付着させることも可能であ
る。
【0027】更に、この発明による単撚り構造のスチ−
ルコ−ドの製造方法、例えば1×5×0.23について
説明すると、直径0.23mmのブラスめっきされた鋼
素線5本を上記と同様の方法で防錆油とSAPとを混合
したペ−ストを塗布した後、撚線機で撚り合わせてスチ
−ルコ−ドとし、次いでスチ−ルコ−ドをブラシロ−ル
間に通過させることにより表面に付着しているSAPを
除去して製品とした。
ルコ−ドの製造方法、例えば1×5×0.23について
説明すると、直径0.23mmのブラスめっきされた鋼
素線5本を上記と同様の方法で防錆油とSAPとを混合
したペ−ストを塗布した後、撚線機で撚り合わせてスチ
−ルコ−ドとし、次いでスチ−ルコ−ドをブラシロ−ル
間に通過させることにより表面に付着しているSAPを
除去して製品とした。
【0028】
【発明の効果】この発明によれば、コ−ド内部に空隙を
有するスチ−ルコ−ドの耐食性を著しく向上することが
できるので、従来のゴム浸入性スチ−ルコ−ドに伴う欠
点のないゴム物品補強用スチ−ルコ−ドを提供できるこ
ととなったものである。
有するスチ−ルコ−ドの耐食性を著しく向上することが
できるので、従来のゴム浸入性スチ−ルコ−ドに伴う欠
点のないゴム物品補強用スチ−ルコ−ドを提供できるこ
ととなったものである。
【図1】図1は本発明のスチ−ルコ−ドの断面図であ
る。
る。
【図2】図2は本発明の他の例を示すスチ−ルコ−ドの
断面図である。
断面図である。
【図3】図3は本発明の更に別例を示すスチ−ルコ−ド
の断面図である。
の断面図である。
【図4】図4は接着試験結果を示すグラフである。
【図5】図5は内層素線へのSAP付着装置の例を示す
ものである。
ものである。
【図6】図6は内層素線へのSAP付着装置の他の例を
示すものである。
示すものである。
1‥‥スチ−ルコ−ド、 2‥‥外層(シ−ス)、 3‥‥内層(コア)、 4‥‥空間、 5‥‥SAP、 6‥‥鋼素線、 7‥‥最終ダイス、 8‥‥防錆油、 9‥‥ペ−スト、 10‥‥槽、 11‥‥ダイス、 12‥‥槽、 13‥‥ダイス、 14‥‥槽、 15‥‥振動プ−リ−。
Claims (3)
- 【請求項1】 直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り
合わせてなるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、
スチ−ルコ−ドを構成する鋼素線の少なくとも1本の表
面に潤滑油等の有機被覆処理が施されており、かつ各素
線間の空隙に吸水性ポリマ−が存在していることを特徴
とする耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド。 - 【請求項2】 前記吸水性ポリマ−は吸水倍率が50倍
以上である請求項第1項記載の耐腐食疲労性を改善した
スチ−ルコ−ド。 - 【請求項3】 炭素含有量が0.70〜0.90重量%
であり、最終パテンティングからの伸線減面率が90%
以上の直径0.1〜0.4mmの鋼素線を撚り合わせて
なるゴム製品補強用スチ−ルコ−ドにおいて、スチ−ル
コ−ドを構成する鋼素線の少なくとも1本の表面に潤滑
油等の有機被覆処理が施されており、かつ各素線間の空
隙に吸水倍率が50倍以上の吸水性ポリマ−が存在して
いることを特徴とする耐腐食疲労性を改善したスチ−ル
コ−ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21565592A JP3117292B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP21565592A JP3117292B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0649786A true JPH0649786A (ja) | 1994-02-22 |
JP3117292B2 JP3117292B2 (ja) | 2000-12-11 |
Family
ID=16675992
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP21565592A Expired - Fee Related JP3117292B2 (ja) | 1992-07-21 | 1992-07-21 | 耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3117292B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7152644B2 (en) | 2001-06-01 | 2006-12-26 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Rubber reinforcing steel cord, manufacturing method of rubber reinforcing steel cord and pneumatic tire |
KR100862762B1 (ko) * | 2001-03-30 | 2008-10-13 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 엘라스토머 복합 스틸코드 및 그 제조방법 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04240891A (ja) * | 1991-01-25 | 1992-08-28 | Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd | 電子タンバリン |
DE102015211902A1 (de) * | 2015-06-26 | 2016-12-29 | Phoenix Conveyor Belt Systems Gmbh | Fördergurt mit einem Zugträger aus Seilen |
KR102620796B1 (ko) * | 2021-10-18 | 2024-01-05 | 넥센타이어 주식회사 | 타이어 벨트 고무 조성물 및 이를 포함하는 타이어 |
-
1992
- 1992-07-21 JP JP21565592A patent/JP3117292B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100862762B1 (ko) * | 2001-03-30 | 2008-10-13 | 요코하마 고무 가부시키가이샤 | 엘라스토머 복합 스틸코드 및 그 제조방법 |
US7152644B2 (en) | 2001-06-01 | 2006-12-26 | Sumitomo Rubber Industries, Ltd. | Rubber reinforcing steel cord, manufacturing method of rubber reinforcing steel cord and pneumatic tire |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3117292B2 (ja) | 2000-12-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101095474B1 (ko) | 엘리베이터 로프 | |
JP4017192B2 (ja) | タイヤ用のハイブリッドスチールコード | |
EP0357883B1 (en) | Rope with fiber core | |
EP0176139B1 (en) | Layered steel cord | |
EP2504485B1 (en) | Open multi-strand cord | |
CN1097125C (zh) | 含聚合物的钢丝帘布 | |
CN101578415B (zh) | 具有低结构延伸率的缆索 | |
WO2007020156A1 (en) | A polymer impregnated steel cord | |
JPH0649786A (ja) | 耐腐食疲労性を改善したスチ−ルコ−ド | |
US20200131699A1 (en) | Rubber component reinforcing-steel cord | |
KR100265244B1 (ko) | 강화 서브스트레이트 및 그 제품 | |
JPS6155491A (ja) | フレキシブルホ−ス | |
JP7454499B2 (ja) | ゴム物品補強用スチールコード | |
CN208933724U (zh) | 一种耐低温型航空用金属绳 | |
JP3049292B2 (ja) | 耐疲労性を改善したスチ−ルコ−ド | |
JP3305844B2 (ja) | ゴム複合用金属コードの製造方法 | |
CN212322665U (zh) | 一种粘结型抗拉橡套软电缆 | |
CN115726206B (zh) | 一种高耐腐蚀性和耐磨性钢丝绳及其制备方法 | |
KR100348878B1 (ko) | 기계 제어용 복합 와이어 케이블 | |
KR100356312B1 (ko) | 고무 보강재용 스틸 코드 | |
JPH0687047A (ja) | コントロールケーブル及びその製法 | |
JPH04154401A (ja) | 重車両用ラジアルタイヤ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |