JPH0649648Y2 - 操作ハンドルの回動係止機構 - Google Patents
操作ハンドルの回動係止機構Info
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- JPH0649648Y2 JPH0649648Y2 JP8551689U JP8551689U JPH0649648Y2 JP H0649648 Y2 JPH0649648 Y2 JP H0649648Y2 JP 8551689 U JP8551689 U JP 8551689U JP 8551689 U JP8551689 U JP 8551689U JP H0649648 Y2 JPH0649648 Y2 JP H0649648Y2
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- water
- plate
- handle
- operation handle
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、シャワー装置等における操作ハンドルの回
動係止機構に関するものである。
動係止機構に関するものである。
(従来技術及びその課題) 従来、シャワー装置等においてはシャワー水と整流水と
を切替操作するために操作ハンドルが設けられている
が、この操作ハンドルを所定位置で節度感をもって係止
させるために、従来においてはスプリングとボールとに
より所定位置で係止する機構が採用されており、機構が
複雑であるとともに組付けが困難であったり、又、故障
が生じ易いという問題点があった。
を切替操作するために操作ハンドルが設けられている
が、この操作ハンドルを所定位置で節度感をもって係止
させるために、従来においてはスプリングとボールとに
より所定位置で係止する機構が採用されており、機構が
複雑であるとともに組付けが困難であったり、又、故障
が生じ易いという問題点があった。
(課題を解決するための手段) 本考案は上記従来の問題点に鑑み案出したものであっ
て、簡単な機構により良好な節度感をもって操作ハンド
ルの操作をなし得る回動係止機構を提供せんことを目的
とし、その要旨は、回動操作することにより整流水とシ
ャワー水等を切り替えることのできるシャワー装置等に
おける操作ハンドルにおいて、内周面に所定間隔で係止
凹溝を形成してなる円筒状の回動軸体と、該回動軸体の
内周面に沿って摺動移動し先端が前記係止凹溝内に係入
し得る弓状をなす可撓性の弓板とを備え、前記操作ハン
ドルの回動操作により前記回動軸体又は弓板の何れか一
方側が回動され、前記係止凹溝と弓板の先端が係合して
節度感をもって前記操作ハンドルが整流水位置又はシャ
ワー水位置等で係止されるように構成したことである。
て、簡単な機構により良好な節度感をもって操作ハンド
ルの操作をなし得る回動係止機構を提供せんことを目的
とし、その要旨は、回動操作することにより整流水とシ
ャワー水等を切り替えることのできるシャワー装置等に
おける操作ハンドルにおいて、内周面に所定間隔で係止
凹溝を形成してなる円筒状の回動軸体と、該回動軸体の
内周面に沿って摺動移動し先端が前記係止凹溝内に係入
し得る弓状をなす可撓性の弓板とを備え、前記操作ハン
ドルの回動操作により前記回動軸体又は弓板の何れか一
方側が回動され、前記係止凹溝と弓板の先端が係合して
節度感をもって前記操作ハンドルが整流水位置又はシャ
ワー水位置等で係止されるように構成したことである。
(作用) 操作ハンドルの回動操作により、回動軸体の内周面に沿
って弓板が摺動移動することにより、この弓板の先端部
が回動軸体の内周面に所定間隔で形成されている係止凹
溝に係入し、この状態で操作ハンドルは良好な節度感を
もって係止されることとなり、操作ハンドルの操作が極
めて良好化する。
って弓板が摺動移動することにより、この弓板の先端部
が回動軸体の内周面に所定間隔で形成されている係止凹
溝に係入し、この状態で操作ハンドルは良好な節度感を
もって係止されることとなり、操作ハンドルの操作が極
めて良好化する。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は蛇口の先端部等に取り付けられる浄水器の断面
構成図であり、第2図はその底面図であり、第3図は構
成部材の分解斜視図である。
構成図であり、第2図はその底面図であり、第3図は構
成部材の分解斜視図である。
図において、浄水器1は上カバー2と下カバー3とその
中間部に中部材4が配設されて構成されており、この中
部材4は第3図の斜視図で示すように、右側の上端部に
蛇口取付部4aが形成され、対向する底面側には散水板取
付部4bが形成されており、さらに左側の上面側にはカー
トリッジ取付口4cが形成され、対向する底面側には浄水
吐出口4dが形成されたものとなっており、又、前記蛇口
取付部4aと散水板取付部4bの中間部には、左側が開口し
た筒状の回動軸体収納部4fが一体形成されている。又、
上下方向に貫通して中央部には軸孔4eが形成されたもの
となっている。
中間部に中部材4が配設されて構成されており、この中
部材4は第3図の斜視図で示すように、右側の上端部に
蛇口取付部4aが形成され、対向する底面側には散水板取
付部4bが形成されており、さらに左側の上面側にはカー
トリッジ取付口4cが形成され、対向する底面側には浄水
吐出口4dが形成されたものとなっており、又、前記蛇口
取付部4aと散水板取付部4bの中間部には、左側が開口し
た筒状の回動軸体収納部4fが一体形成されている。又、
上下方向に貫通して中央部には軸孔4eが形成されたもの
となっている。
この軸孔4e内に下方より前記下カバー3に突出状に形成
されている連結軸3c,3cを挿入させて、この連結軸3c,3c
内にビスを挿入させて下カバー3と上カバー2を連結
し、中部材4を下カバー3と上カバー2により隠蔽状に
覆蓋することができるものとなっている。尚、下カバー
3には前記散水板取付部4bが挿入し得る貫通状の貫通孔
3aが形成されており、さらに前記浄水吐出口4dが挿入し
得る貫通孔3bが形成されている。又、同様に前記上カバ
ー2にも蛇口取付部4aが挿入し得る貫通孔2aとカートリ
ッジ取付口4cが挿入し得る貫通孔2bが形成されている。
されている連結軸3c,3cを挿入させて、この連結軸3c,3c
内にビスを挿入させて下カバー3と上カバー2を連結
し、中部材4を下カバー3と上カバー2により隠蔽状に
覆蓋することができるものとなっている。尚、下カバー
3には前記散水板取付部4bが挿入し得る貫通状の貫通孔
3aが形成されており、さらに前記浄水吐出口4dが挿入し
得る貫通孔3bが形成されている。又、同様に前記上カバ
ー2にも蛇口取付部4aが挿入し得る貫通孔2aとカートリ
ッジ取付口4cが挿入し得る貫通孔2bが形成されている。
前記中部材4のカートリッジ取付口4cには外部より活性
炭カートリッジ5が着脱可能に取り付けられるものとな
っており、活性炭カートリッジ5の内部には活性炭が封
入されており、内部で水を浄水化することができる。
又、前記中部材4の回動軸体収納部4fには、右側の開口
より筒状の回動軸体6を摺動可能に挿着することができ
るものとなっており、回動軸体6の右端部は右側が開口
した円筒状の基部6aとなっており、この基部6aの外周面
にはオーリングOが外装され、回動軸体収納部4f内にこ
の回動軸体6が収納された時に、水漏れをこのオーリン
グOにより防止している。又、基部6aの左側には上方及
び両端が開口した湾曲状の弁室6bが形成されており、さ
らにその左側には90°回転した位置に上下方向に貫通し
右側が開放された湾曲状の弁室6cが形成されており、さ
らにその左側には円盤状のディスク6dが形成され、この
ディスク6dには水孔6eが穿設されている。
炭カートリッジ5が着脱可能に取り付けられるものとな
っており、活性炭カートリッジ5の内部には活性炭が封
入されており、内部で水を浄水化することができる。
又、前記中部材4の回動軸体収納部4fには、右側の開口
より筒状の回動軸体6を摺動可能に挿着することができ
るものとなっており、回動軸体6の右端部は右側が開口
した円筒状の基部6aとなっており、この基部6aの外周面
にはオーリングOが外装され、回動軸体収納部4f内にこ
の回動軸体6が収納された時に、水漏れをこのオーリン
グOにより防止している。又、基部6aの左側には上方及
び両端が開口した湾曲状の弁室6bが形成されており、さ
らにその左側には90°回転した位置に上下方向に貫通し
右側が開放された湾曲状の弁室6cが形成されており、さ
らにその左側には円盤状のディスク6dが形成され、この
ディスク6dには水孔6eが穿設されている。
又、前記基部6aには第4図に示すように、右側方向へ突
出状にその中央部にカム軸6fが固設されており、このカ
ム軸6fの端部にはハンドル8が固設されている。又、前
記基部6aの内周面には4個の凹み状の係止凹溝6g,6g,6
g,6gが所定間隔をおいて長手方向に形成されている。
尚、基部6aと前記ハンドル8間には止板11が配設されて
おり、この止板11の中央部には透孔11bが形成されてい
るとともに、その左側面には凹み状に凹部11aが形成さ
れ、さらに反対側側面の下部には突出状に係止突片11c
が一体形成されている。この係止突片11cは前記下カバ
ー3の右端部に突出形成されている突片3d上に係止され
るものであり、止板11はハンドル8の回動操作によって
も回動することはなく、下カバー3に固定されることと
なる。
出状にその中央部にカム軸6fが固設されており、このカ
ム軸6fの端部にはハンドル8が固設されている。又、前
記基部6aの内周面には4個の凹み状の係止凹溝6g,6g,6
g,6gが所定間隔をおいて長手方向に形成されている。
尚、基部6aと前記ハンドル8間には止板11が配設されて
おり、この止板11の中央部には透孔11bが形成されてい
るとともに、その左側面には凹み状に凹部11aが形成さ
れ、さらに反対側側面の下部には突出状に係止突片11c
が一体形成されている。この係止突片11cは前記下カバ
ー3の右端部に突出形成されている突片3d上に係止され
るものであり、止板11はハンドル8の回動操作によって
も回動することはなく、下カバー3に固定されることと
なる。
尚、ハンドル8を回動操作することにより前記カム軸6f
が回動されて、同時に前記回動軸体6が回動される構造
となっており、回動軸体6の前記弁室6b及び6c内にそれ
ぞれ転動可能に内装されているボール弁7a,7bがハンド
ル8の回動操作に伴って転動し、例えば第1図のような
状態にあっては、ボール弁7bが弁室6cの下端部に重力に
より落下して前記中部材4の散水板取付部4bに形成され
ているシャワー流入口h2を閉止しており、この状態では
源水流入口h1が開放された状態となって、水は源水流入
口h1を通り流入することができる状態となる。この第1
図の状態より90°ハンドル8が回動操作されると、逆に
弁室6bが上下方向に配置されるため、ボール弁7aが下方
に落下して、この源水流入口h1を閉止することとなり、
同時に前記シャワー流入口h2が開放されることとなる。
が回動されて、同時に前記回動軸体6が回動される構造
となっており、回動軸体6の前記弁室6b及び6c内にそれ
ぞれ転動可能に内装されているボール弁7a,7bがハンド
ル8の回動操作に伴って転動し、例えば第1図のような
状態にあっては、ボール弁7bが弁室6cの下端部に重力に
より落下して前記中部材4の散水板取付部4bに形成され
ているシャワー流入口h2を閉止しており、この状態では
源水流入口h1が開放された状態となって、水は源水流入
口h1を通り流入することができる状態となる。この第1
図の状態より90°ハンドル8が回動操作されると、逆に
弁室6bが上下方向に配置されるため、ボール弁7aが下方
に落下して、この源水流入口h1を閉止することとなり、
同時に前記シャワー流入口h2が開放されることとなる。
尚、第4図(イ)及び(ロ)に示すように、前記回動軸
体6の基部6aの内周面内には固定板9が配置されてお
り、この固定板9の下端部には弓状に形成された弓板10
が一体形成されており、弓板10の両端部には係止突起10
a,10aが一体形成されている。この係止突起10a,10aは前
記基部6aの内周面に形成されている対向位置の一対の係
止凹溝6g,6g内に係入することができるものとなってお
り、弓板10の弾力性により係止突起10a,10aは強固に係
止凹溝6g,6g内に係入することとなる。尚、固定板9は
前記止板11の凹部11a内に嵌め込み状に固定され、この
固定板9はハンドル8の回動操作によっても動くことは
なく、固定状態を維持できるものとなっている。従っ
て、ハンドル8を回動操作することにより回動軸体6が
回動して、前記基部6aの係止凹溝6g,6gが弓板10の係止
突起10a,10aに節度感をもって係合されることとなる。
体6の基部6aの内周面内には固定板9が配置されてお
り、この固定板9の下端部には弓状に形成された弓板10
が一体形成されており、弓板10の両端部には係止突起10
a,10aが一体形成されている。この係止突起10a,10aは前
記基部6aの内周面に形成されている対向位置の一対の係
止凹溝6g,6g内に係入することができるものとなってお
り、弓板10の弾力性により係止突起10a,10aは強固に係
止凹溝6g,6g内に係入することとなる。尚、固定板9は
前記止板11の凹部11a内に嵌め込み状に固定され、この
固定板9はハンドル8の回動操作によっても動くことは
なく、固定状態を維持できるものとなっている。従っ
て、ハンドル8を回動操作することにより回動軸体6が
回動して、前記基部6aの係止凹溝6g,6gが弓板10の係止
突起10a,10aに節度感をもって係合されることとなる。
又、本例においては、係止凹溝6g,6gは基部6aの内周面
に等間隔で4個形成されたものであるため、ハンドル8
の回動に伴い係止突起10a,10aは90°毎に節度感をもっ
て係止凹溝6g,6gに係止されることとなり、ハンドル8
を90°ずつ節度感をもって回動操作することができる。
に等間隔で4個形成されたものであるため、ハンドル8
の回動に伴い係止突起10a,10aは90°毎に節度感をもっ
て係止凹溝6g,6gに係止されることとなり、ハンドル8
を90°ずつ節度感をもって回動操作することができる。
又、前記中部材4の蛇口取付部4aには第3図に示すよう
な、円盤状のパッキン13が挿着可能であり、その上方側
より袋ナット12を螺合させてアダプター14を固定するこ
とができ、このアダプター14を介し浄水器1を蛇口の先
端部に取り付けることができるものとなっている。
な、円盤状のパッキン13が挿着可能であり、その上方側
より袋ナット12を螺合させてアダプター14を固定するこ
とができ、このアダプター14を介し浄水器1を蛇口の先
端部に取り付けることができるものとなっている。
尚、パッキン13の中央部には貫通状に通水路13aが形成
されている。
されている。
又、中部材4の前記散水板取付部4bには第3図に示すよ
うな、シャワー散水板15が螺合状に取付可能であり、こ
のシャワー散水板15の中央部には上方に立ち上げ状に円
筒状の筒部15bが一体形成されており、この筒部15bの下
端部の内周面には、等間隔で内方に突出状に配置された
複数の整流板15cが一体形成されている。又、筒部15bの
側方のシャワー散水板15の底面には上下に貫通した多数
のシャワー孔15aが穿設形成されている。
うな、シャワー散水板15が螺合状に取付可能であり、こ
のシャワー散水板15の中央部には上方に立ち上げ状に円
筒状の筒部15bが一体形成されており、この筒部15bの下
端部の内周面には、等間隔で内方に突出状に配置された
複数の整流板15cが一体形成されている。又、筒部15bの
側方のシャワー散水板15の底面には上下に貫通した多数
のシャワー孔15aが穿設形成されている。
このシャワー散水板15を前記散水板取付部4bに螺合状に
取り付けるに際し、パッキン16を介装させ、さらに内部
に邪魔板17を配置させる。この邪魔板17は中央部に中央
孔17bを形成した円盤状に形成されており、邪魔板17の
中央孔17bの周縁部には上下方向に突出した複数の支持
柱17a,17a,17aが一体形成されている。この邪魔板17の
中央孔17bを前記シャワー散水板15の筒部15bに外装させ
て、支持柱17aを筒部15bの周縁部に立ち上げて取り付け
ることができ、邪魔板17は支持柱17aに支持されてシャ
ワー散水板15の中央部に水平状に配置される。又、シャ
ワー散水板15の筒部15b内には上方より網体18を嵌め込
み状に内装することができ、この網体18は上面側が開口
した桶状に金網にて形成されたものであり、例えば50〜
200メッシュの金網で形成されている。この網体18を筒
部15b内に挿着させて、上部よりリング19で固定させ
る。即ち、予めシャワー散水板15の筒部15bの周縁部に
邪魔板17を取り付け、底部にパッキン16を取り付け、さ
らに円筒部15b内に網体18とリング19を取り付けた状態
でシャワー散水板15を中部材4の散水板取付部4bに螺合
させて取り付けることができる。
取り付けるに際し、パッキン16を介装させ、さらに内部
に邪魔板17を配置させる。この邪魔板17は中央部に中央
孔17bを形成した円盤状に形成されており、邪魔板17の
中央孔17bの周縁部には上下方向に突出した複数の支持
柱17a,17a,17aが一体形成されている。この邪魔板17の
中央孔17bを前記シャワー散水板15の筒部15bに外装させ
て、支持柱17aを筒部15bの周縁部に立ち上げて取り付け
ることができ、邪魔板17は支持柱17aに支持されてシャ
ワー散水板15の中央部に水平状に配置される。又、シャ
ワー散水板15の筒部15b内には上方より網体18を嵌め込
み状に内装することができ、この網体18は上面側が開口
した桶状に金網にて形成されたものであり、例えば50〜
200メッシュの金網で形成されている。この網体18を筒
部15b内に挿着させて、上部よりリング19で固定させ
る。即ち、予めシャワー散水板15の筒部15bの周縁部に
邪魔板17を取り付け、底部にパッキン16を取り付け、さ
らに円筒部15b内に網体18とリング19を取り付けた状態
でシャワー散水板15を中部材4の散水板取付部4bに螺合
させて取り付けることができる。
この取付状態においては、シャワー散水板15の内周面と
散水板取付部4bの壁面間にてシャワー室Sが形成される
こととなり、このシャワー室Sは前記シャワー流入口h2
に連通されたものとなる。又、取付状態においては前記
筒部15bの上面側に前記源水流入口h1が連通状となる。
従って、ハンドル8の回動操作により源水流入口h1が開
放された時には、筒部15b内に水が流入され、流入され
た水は前記網体18に落下して、この網体18内で一但貯留
され、その後に水は前記整流板15cを通り外部に吐出さ
れることとなる。従って、整流板15cにより整流されて
吐出水が飛散することがなく、しかも水は一但網体18で
止められるため、整流板15cの整流機能がより良好化さ
れる。
散水板取付部4bの壁面間にてシャワー室Sが形成される
こととなり、このシャワー室Sは前記シャワー流入口h2
に連通されたものとなる。又、取付状態においては前記
筒部15bの上面側に前記源水流入口h1が連通状となる。
従って、ハンドル8の回動操作により源水流入口h1が開
放された時には、筒部15b内に水が流入され、流入され
た水は前記網体18に落下して、この網体18内で一但貯留
され、その後に水は前記整流板15cを通り外部に吐出さ
れることとなる。従って、整流板15cにより整流されて
吐出水が飛散することがなく、しかも水は一但網体18で
止められるため、整流板15cの整流機能がより良好化さ
れる。
尚、整流効果を更に向上させるために、網体18を二重,
三重に配置しておけば、より良好な効果を得ることがで
きる。
三重に配置しておけば、より良好な効果を得ることがで
きる。
さらに、ハンドル8が90°回動操作されることにより、
源水流入口h1が閉じられて前記シャワー流入口h2が開放
されると、このシャワー流入口h2から水はシャワー室S
内に流入され、その時に流入された水は前記邪魔板17に
妨害され、邪魔板17により良好にシャワー室Sの全域に
均等に水が振り分けられ、均等に振り分けられた水が全
域のシャワー孔15a,15aから均等に外部に噴出される。
従って、シャワー孔15aから噴出される水は均一したも
のとなる。又、本例においては、邪魔板17の支持柱17a,
17aが邪魔板17を強固に支持しているとともに、この各
支持柱17a,17aがシャワー流入口h2の下方に位置した時
にも、シャワー流入口h2からシャワー室S内に流入する
勢いのある水により邪魔板17が僅かに回転されてシャワ
ー流入口h2の下部から支持柱17aが移動され、シャワー
流入口h2は支持柱17aに閉ざされることがなく、常に十
分な流量をシャワー室S内に供給することができる。
源水流入口h1が閉じられて前記シャワー流入口h2が開放
されると、このシャワー流入口h2から水はシャワー室S
内に流入され、その時に流入された水は前記邪魔板17に
妨害され、邪魔板17により良好にシャワー室Sの全域に
均等に水が振り分けられ、均等に振り分けられた水が全
域のシャワー孔15a,15aから均等に外部に噴出される。
従って、シャワー孔15aから噴出される水は均一したも
のとなる。又、本例においては、邪魔板17の支持柱17a,
17aが邪魔板17を強固に支持しているとともに、この各
支持柱17a,17aがシャワー流入口h2の下方に位置した時
にも、シャワー流入口h2からシャワー室S内に流入する
勢いのある水により邪魔板17が僅かに回転されてシャワ
ー流入口h2の下部から支持柱17aが移動され、シャワー
流入口h2は支持柱17aに閉ざされることがなく、常に十
分な流量をシャワー室S内に供給することができる。
尚、さらにハンドル8が90°回動された時には、シャワ
ー流入口h2及び源水流入口h1がそれぞれ閉止され、この
状態では水は回動軸体6の水孔6eを通り前記活性炭カー
トリッジ5内に流入され、この活性炭カートリッジ5内
で浄化されて浄水吐出口4dより吐出されることとなる。
ー流入口h2及び源水流入口h1がそれぞれ閉止され、この
状態では水は回動軸体6の水孔6eを通り前記活性炭カー
トリッジ5内に流入され、この活性炭カートリッジ5内
で浄化されて浄水吐出口4dより吐出されることとなる。
(考案の効果) 本考案は、回動操作することにより整流水とシャワー水
等を切り替えることのできるシャワー装置等における操
作ハンドルにおいて、内周面に所定間隔で係止凹溝を形
成してなる円筒状の回動軸体と、該回動軸体の内周面に
沿って摺動移動し先端が前記係止凹溝内に係入し得る弓
状をなす可撓性の弓板とを備え、前記操作ハンドルの回
動操作により前記回動軸体又は弓板の何れか一方側が回
動され、前記係止凹溝と弓板の先端が係合して節度感を
もって前記操作ハンドルが整流水位置又はシャワー水位
置等で係止されるように構成したことにより、回動軸体
と弓板との簡単な構造により弓板の先端部を回動軸体の
係止凹溝に係入させて良好な節度感をもって操作ハンド
ルの操作を行なうことができ、操作性が極めて良好なも
のとなる効果を有する。
等を切り替えることのできるシャワー装置等における操
作ハンドルにおいて、内周面に所定間隔で係止凹溝を形
成してなる円筒状の回動軸体と、該回動軸体の内周面に
沿って摺動移動し先端が前記係止凹溝内に係入し得る弓
状をなす可撓性の弓板とを備え、前記操作ハンドルの回
動操作により前記回動軸体又は弓板の何れか一方側が回
動され、前記係止凹溝と弓板の先端が係合して節度感を
もって前記操作ハンドルが整流水位置又はシャワー水位
置等で係止されるように構成したことにより、回動軸体
と弓板との簡単な構造により弓板の先端部を回動軸体の
係止凹溝に係入させて良好な節度感をもって操作ハンド
ルの操作を行なうことができ、操作性が極めて良好なも
のとなる効果を有する。
図は本考案の一実施例を示し、第1図は浄水器の正面断
面構成図、第2図は第1図の外観底面図、第3図は第1
図の分解斜視図、第4図(イ)及び(ロ)は回動軸体と
ハンドル間に設けられる部材の分解斜視図である。 1…浄水器、2…上カバー 3…下カバー、4…中部材 4a…蛇口取付部、4b…散水板取付部 4c…カートリッジ取付部 4d…浄水吐出口、4f…回動軸体収納部 5…活性炭カートリッジ、6…回動軸体 6a…基部、6b,6c…弁室 6f…カム軸、6g…係止凹溝 7a,7b…ボール弁、8…ハンドル 9…固定板、10…弓板 10a…係合突起、11…止板 15…シャワー散水板、15a…シャワー孔 15b…筒部、15c…整流板 16…パッキン、17…邪魔板 17a…支持柱、18…網体
面構成図、第2図は第1図の外観底面図、第3図は第1
図の分解斜視図、第4図(イ)及び(ロ)は回動軸体と
ハンドル間に設けられる部材の分解斜視図である。 1…浄水器、2…上カバー 3…下カバー、4…中部材 4a…蛇口取付部、4b…散水板取付部 4c…カートリッジ取付部 4d…浄水吐出口、4f…回動軸体収納部 5…活性炭カートリッジ、6…回動軸体 6a…基部、6b,6c…弁室 6f…カム軸、6g…係止凹溝 7a,7b…ボール弁、8…ハンドル 9…固定板、10…弓板 10a…係合突起、11…止板 15…シャワー散水板、15a…シャワー孔 15b…筒部、15c…整流板 16…パッキン、17…邪魔板 17a…支持柱、18…網体
Claims (1)
- 【請求項1】回動操作することにより整流水とシャワー
水等を切り替えることのできるシャワー装置等における
操作ハンドルにおいて、内周面に所定間隔で係止凹溝を
形成してなる円筒状の回動軸体と、該回動軸体の内周面
に沿って摺動移動し先端が前記係止凹溝内に係入し得る
弓状をなす可撓性の弓板とを備え、前記操作ハンドルの
回動操作により前記回動軸体又は弓板の何れか一方側が
回動され、前記係止凹溝と弓板の先端が係合して節度感
をもって前記操作ハンドルが整流水位置又はシャワー水
位置等で係止されるように構成したことを特徴とする操
作ハンドルの回動係止機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551689U JPH0649648Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 操作ハンドルの回動係止機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8551689U JPH0649648Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 操作ハンドルの回動係止機構 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0325657U JPH0325657U (ja) | 1991-03-15 |
JPH0649648Y2 true JPH0649648Y2 (ja) | 1994-12-14 |
Family
ID=31634695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8551689U Expired - Lifetime JPH0649648Y2 (ja) | 1989-07-20 | 1989-07-20 | 操作ハンドルの回動係止機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0649648Y2 (ja) |
-
1989
- 1989-07-20 JP JP8551689U patent/JPH0649648Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0325657U (ja) | 1991-03-15 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |